JPH0415247B2 - - Google Patents

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JPH0415247B2
JPH0415247B2 JP1062333A JP6233389A JPH0415247B2 JP H0415247 B2 JPH0415247 B2 JP H0415247B2 JP 1062333 A JP1062333 A JP 1062333A JP 6233389 A JP6233389 A JP 6233389A JP H0415247 B2 JPH0415247 B2 JP H0415247B2
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JP
Japan
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comonomer
particles
shell
core
polymer
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JP1062333A
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Chandora Maruhotora Sateitsushu
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EIDP Inc
Original Assignee
EI Du Pont de Nemours and Co
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Publication date
Application filed by EI Du Pont de Nemours and Co filed Critical EI Du Pont de Nemours and Co
Publication of JPH01278506A publication Critical patent/JPH01278506A/ja
Publication of JPH0415247B2 publication Critical patent/JPH0415247B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F259/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of halogen containing monomers as defined in group C08F14/00
    • C08F259/08Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of halogen containing monomers as defined in group C08F14/00 on to polymers containing fluorine
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S525/00Synthetic resins or natural rubbers -- part of the class 520 series
    • Y10S525/902Core-shell

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Graft Or Block Polymers (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、改変されたフイブリル化できる
(fibrillatible)分散製造されたポリテトラフルオ
ロエチレン、及びそれらの分散液に関する。本発
明を要約すれば、溶融加工できない(non−melt
−proceesible)、フイブリル化できるTFEコポリ
マーのペースト押出しのための有利な改変が、コ
ポリマー粒子のシエル中に小量のペルフルオロ
(n−アルキルビニルエーテル)を包含せしめる
ことによつて可能である。
発明の背景 ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)ホモポ
リマーを、小量のコモノマーの繰り返し単位を組
み入れることによつて改変することができること
は、当該技術において公知である。例えば、当該
技術は、テトラフルオロエチレン(TFE)に添
加し重合して、テトラフルオロエチレンの基礎的
なホモポリマーの溶融加工できない性質を失うこ
となしにコポリマーを作ることができる多数のコ
モノマーを開示している。いくつかの有効なコモ
ノマーは、クロロトリフルオロエチレン(CClF
=CF2またはCTFE)、ジクロロジフルオロエチ
レン(CClF=CClFまたはCCl2=CF2)、3〜7
個の炭素原子のベルフルオロアルケン(RfCF=
CF2、ここでRfは1〜5個の炭素のペルフルオロ
アルキルである)、そして3〜7個の炭素原子の
ペルフルオロ(n−アルキルビニル)エーテル
(Rf−O−CF=CF2、ここでRfは既に定義された
通りである)であることが見い出された。
発明の要約 もしテトラフルオロエチレンコポリマー粒子
が、そのコアがクロロトリフルオロエチレン、ジ
クロロジフルオロエチレン、ペルフルオロアルケ
ンまたはそれらの混合物のコモノマー単位を含む
コア−シエル構造に構成され;そしてもし粒子の
シエルが、その他の上記のコモノマーの任意のも
のに加えてコモノマーとしてペルフルオロ(n−
アルキルビニル)エーテルを含むならば、生成す
るコポリマー粒子は、この特定のシエルコモノマ
ーを含まないコポリマーに対して一層低い押出し
圧力を有する。一層低い押出し圧力は、それが、
特に高い縮小比(reduction ratios)が使用され
る場合には、ポリマーを通常のペースト押出し適
用において使用することを可能にするので、一般
に有利である。
さらに詳細には、本発明のコポリマーは、一般
に、粒子中の全コモノマー含量が0.001ないし2
重量パーセントである、溶融加工できないテトラ
フルオロエチレンコポリマー粒子であつて、該コ
ポリマーがコア及びシエル部分から成り、ここで
コア中の該コモノマーが、クロロトリフルオロエ
チレン、ジクロロジフルオロエチレン、3〜7個
の炭素原子のペルフルオロアルケン、及びそれら
の混合物から成る群より選ばれる少なくとも一つ
のコモノマーの繰り返し単位を含有して成り;そ
してシエル中の該コモノマーが、上記の群から選
ばれる少なくとも一つのコモノマーの繰り返し単
位を含有して成ることができそしてまた3〜7個
の炭素原子のペルフルオロ(n−アルキルビニ
ル)エーテルの繰り返し単位を含み;ペルフルオ
ロ(n−アルキルビニル)エーテルの繰り返し単
位が全コポリマー粒子の0.0003ないし0.02重量パ
ーセントを構成し;ただしシエル中のコモノマー
単位の全量が重量でコア中の全量よりも大きく;
そしてシエルが粒子の5ないし50重量パーセント
を構成するコポリマー粒子として述べることがで
きる。
ポリマー粒子のシエル部分中のペルフルオロ
(n−アルキルビニル)エーテル単位(本明細書
中では以後PAVEと呼ぶ)の存在は、シエル中に
PAVEを含まない同様にコモノマーで改変された
テトラフルオロエチレンコポリマーに対して押出
し圧力を低下させることが見い出された。より低
い押出し圧力は、それがポリマーを高い縮小比の
適用に使用することを可能にするので、一般に有
利である。一般に、本発明のコポリマーは、
1600:1の縮小比及び19.2重量パーセントの潤滑
剤水準で225〜400Kg/cm2(22〜39Mpa)の間の
押出し圧力を有する。より低い押出し圧力はまた
ペースト押出しのためのより少ない潤滑剤の使用
を可能にする。
発明の説明 新規な本ポリマーは、新しく生成されるポリホ
ー粒子を水性重合混合物中に分散された形で止め
させるのに充分な分散剤が重合混合物中に存在す
る、溶融加工できないポリテトラフルオロエチレ
ンを製造するための通常の公知の分散方法によつ
て製造される。この水性分散液は、本発明の組成
物の一つの形である。この水性分散液を撹拌また
は化学的処理にかけてポリマー粒子を凝固させる
ことができ、そしてこの固体の凝固したポリマー
粒子が本発明の生成物の第二の形を構成する。
本コモノマーは、それらの存在がポリマーを溶
融加工できるポリマーに変えないほど小さな、ラ
ンダムな繰り返し量でテトラフルオロエチレン
(TFE)ポリマー鎖中に存在する。かくして、コ
モノマーの存在はポリテトラフルオロエチレン
(PTFE)ホモポリマーをいくつかの性質の点で
改変するけれども、それは、ポリマーの溶融加工
できない性質が失われるほどにはポリマーを改変
せず、そして本新規なポリマーは、380℃で1×
108Pa.S以上の溶融粘度を有するであろう。
本コポリマーは、分散型の重合方法によつて製
造される。コア中に存在すべきコモノマーは、前
仕込みとして、あるいは連続的にまたは間欠的に
あるいはこれらの何らかの組み合わせのいずれか
で、重合において初期に添加される。PAVEは粒
子のコアの生成の後で添加される。重合は、一般
に、米国特許第3142665号または米国特許第
3391299号中に述べられたようにして実施される。
TFEを、凝塊生成を抑制するのに充分なパラフ
インワツクス及びポリマー粒子を分散された形に
維持するのに充分な乳化剤と一緒に水及び通常の
非テロゲン性の(non−telogenic)遊離基重合開
始剤を含むオートクレーブ中に圧入する。反応混
合物をゆつくりとかきまぜそして重合を適当な温
度例えば50ないし125℃、好ましくは50ないし100
℃そして適当な圧力例えば5ないし40Kg/cm2
(0.5ないし3.9MPa)で実施する。これらの温度
及び圧力は代表的なものでありどちらも重要では
ない。ポリマー分散液はそのまま使用することも
できるしあるいはもつて高い固体含量に濃縮する
こともできるし、あるいは通常の技術によつて凝
固して固体のポリマーを得ることもできる。
分散液中の粒子サイズは公知の方法によつて制
御することができる。例えば、分散剤の添加は米
国特許第3391099号中に教示されているようにプ
ログラムしてサイズを増すことができる。一般
に、分散液中の生成物粒子サイズは0.1ないし0.5
マイクロメートルであろう。
重合開始剤は、前仕込みとして及び/または増
加させながら、あるいは連続的に、あるいはこれ
らのなんらかの組み合わせで添加してよい。開始
剤は、一またはそれ以上のTFE重合のための通
常の任意の開始剤、例えば過硫酸アンモニウムま
たはカリウム(APSまたはKPS)、二コハク酸ペ
ルオキシド(disuccinic acid peroxide)
(DSP)、過マンガン酸カリウムなどのレドツク
スの組み合わせでよい。
分散剤はTFEの分散重合において使用される
通常の非テロゲン性の分散剤の任意のものでよ
い。この量は、ポリマー粒子を分散液中に安定化
しそして凝塊生成を最小に保つのに充分な量であ
ろう。アンモニウムペルフルオロオクタノエート
(通常はC−8と呼ばれる)が好ましい。水性仕
込みを基にして0.1ないし0.5重量パーセントのC
−8濃度が通常使用される。
試験に関する情報 ポリマーの性質及び本発明の新規なポリマーに
関して得られるその他の関連するデータは、以下
に述べられた方法に従つて測定される: 1 ポリマー中のコモノマー含量の測定 a PPVE含量はフーリエ変換(FT)IR分光法
によつて測定した。995cm-1のC−O−Cバン
ドを使用した。ポリマーの0.3gのサンプルを、
内径が2.86cmの円筒状金型中でアルミニウム箔
の片の間で水平にした。140.9Kg/cm2
(13.6MPa)の圧力を周囲温度で1分間かけた。
次に0.025cm厚さの圧縮されたサンプルをIRに
よつて分析した。サンプルを1040から877cm-1
まで走査した。真つすぐなベースラインが1010
cm-1での吸収最小から889cm-1での吸収最小ま
で引けた。ベースラインから995cm-1での最大
までの吸収とベースラインから935cm-1での最
大までの吸収との比が得られた。実際の重量パ
ーセントPPVEは、検量線からあるいは比に以
下のフアクターを掛けることによつて決定され
た: 吸収比 フアクター 0.01 0.40 0.02 0.30 0.04 0.25 0.08 0.19 b HFP含量はFTIRによつて測定した。983cm
-1での吸収と935cm-1での吸収との比に0.3のフ
アクターを掛けてHFP重量パーセントを得た。
c CTFE含量はFTIRによつて測定した。957cm
-1でのC−Clバンドを使用した。
2 標準比重(SSG) SSGは、ASTM D1457−69に従つて標準の成
形された試験標本の水置換によつて測定した。標
準の成形された物体は、12.0gの粉末を2.86cm径
の成形型中で352Kg/cm2(35MPa)の圧力で予備
成形し、引き続いて予備成形品を、300℃から380
℃まで2℃/分で加熱し、380℃で30分間保持し、
295℃に1℃/分で冷却しそしてこの温度で25分
間保持する焼結サイクルにかけることによつて形
成し、その後で標本を23℃に冷却しそして比重に
関して試験した。
3 生分散(Raw Dispersion)粒子サイズ(平
均) 生分散粒子サイズ(RDPS)は、ベツクマン
DU分光光度計を用いて546ミリミクロンでの希
釈水性サンプルの吸収(散乱)から測定した。そ
してこれは、米国特許第4036802号中に示されて
いるように、分散液の濁り度は粒子サイズが増加
するにつれて増加するという原理に基づいてい
る。
4 押出し圧力(縮小比は1600:1に等しい) 押出し圧力は、ASTM D1457−81A、12.8節
によつてレオメーターで測定した。
5 溶融粘度 溶融粘度は、380℃に保持された焼結された片
の引張りクリープを測定することによつて計算し
た。詳細には、12gの成形粉末を7.6cm径の金型
中の0.152cmのゴムの当て板(cauls)と紙のスペ
ーサーの間に置いた。次に、140.5Kg/cm2
(13.8MPa)の値が得られるまで、圧力をこの金
型にゆつくりとかけた。この圧力を5分間保持し
そして次にゆつくりと放出した。サンプルデイス
クを金型から取り出してそして当て板及び紙のス
ペーサーから分離した後で、それを380℃で30分
間焼結した。次にオーブンを約1℃/分の速度で
290℃に冷却しそしてサンプルを取り出した。割
れのない長方形の細長い片(sliver)を、断面が
ほぼ四角でそして細長い片が少なくとも6cmの長
さであるように、切り出した。寸法を正確に測り
そして断面積を計算した。サンプルの細長い片を
銀を被覆した銅線によつて巻くことによつて各々
の端を石英の棒に取り付けた。巻きの間の距離は
4.0cmであつた。この石英棒−サンプル組みたて
物を管状オーブン中に置き、そこで4cmの試験長
さを380±2℃の温度にしたところ、この温度で
その長さは4.32cmになつた。次に底部の石英棒に
重りを取り付けてサンプルの細長い片から吊され
た約4gの総重量を与えた。伸びの測定−対−時
間を得て、そして30と60分の間の間隔でクリープ
曲線のための最良の平均値を測定した。次に溶融
粘度を以下の関係から計算した: η app=(WLtg)/3(dLt/dt)AT 式中、 η app=せん断における(見かけの)溶融粘
度、ポイズ、 W=サンプルへの引張り荷重、g Lt=(380℃での)サンプルの長さcms(4.32cm) g=重力定数、980cm/sec2 (dLt/dt)=荷重下でのサンプルの伸びの速度
=伸び対時間のプロツトの勾配、cm/sec At=(380℃での)サンプルの断面積、cm2で測
定して(380℃での面積は室温での面積よりも
37%増加する)。
実施例 実施例 1 36250mlの容積及び約1.5対1の長さ−対−径の
比を有しそしてオートクレーブの長さ方向に動く
4枚のブレードの撹拌機を備えた、水平に配置さ
れた円筒状のステンレススチールオートクレーブ
に、20.0Kgの鉱物を除いた水、1000gのパラフイ
ンワツクス、30.7gの(アンモニウムペルフルオ
ロオクタノエート)C−8分散剤、及び1.33gの
DSPを仕込んだ。65℃の温度で、オートクレー
ブを排気しそして窒素でパージし、そして最後の
排気の後で3.1gのCTFEを予備仕込みした。オ
ートクレーブを撹拌しそして8.0Kg/cm2
(0.8MPa)(113.5psig)に加圧しそして85℃に加
熱した。250mlの水中に溶解した0.13gの量の
APS開始剤を、DSPの添加の1時間後に50ml/
minで添加した。開始の後で、圧力を、8.4Kgの
TFEが反応するまで8.0Kg/cm2(0.8MPa)に維持
し、そして次にオートクレーブをベントしそして
85℃で排気した。二ミリリツトル(3.1g)の
PPVE(ペルフルオロプロピルビニルエーテル)
及び30.9gのCTFEを添加しそしてオートクレー
ブを再び撹拌しそして85℃でTFEで8.0Kg/cm2
(0.8MPa)に加圧した。250mlの水中に溶解した
0.13gの付加的な量のAPSを、PPVEによる反応
速度における減少を部分的に補うために50ml/
minで添加した。全部で9.9KgのTFEが反応した
後で、オートクレーブをベントした。全重合時間
は164分であつた。
生成する分散液をオートクレーブから取り出
し、冷却し、そして上澄みのワツクスを取り除い
た。分散液は0.175マイクロメートルのRDPS及
び34.4%の固体濃度をもつていた。分散液を鉱物
を除いた水で15%固体に希釈し、アンモニアで塩
基性にしそしてそれが凝固するまで激しく撹拌し
た。凝固の後で、それをさらに5分間撹拌しそし
て次に150℃で乾燥した。樹脂は2.198のSSG及び
赤外分析によつて0.23%のCTFE含量と0.0145%
のPPVE含量を持つていた。押出し圧力は1600:
1の縮小比で302Kg/cm2(30MPa)であつた。
実施例1は、CTFE改変されたポリマー(比較
例1)の押出し圧力はポリマー粒子の外側におけ
るPPVEの混入によつて低下されることを示す。
比較例 1 実施例1を、PPVEを使用しなかつたことを除
いては、同じ開始剤の量を用いて繰り返した。重
合時間は101分であつた。
分散液は0.165マイクロメートルのRDPS及び
34.7%の固体濃度を持つていた。樹脂は2.203の
SSG及び0.24%のCTFE含量を持つていた。押出
し圧力は482Kg/cm2(47MPa)であつた。
実施例 2 実施例1のオートクレーブを使用した。オート
クレーブに、20.0Kgの鉱物を除いた水、1000gの
パラフインワツクス、及び29.3gのC−8分散剤
を仕込んだ。65℃の温度で、オートクレーブを排
気しそして窒素でパージし、そして最後の排気の
後で2.7gのHFPを予備仕込みした。オートクレ
ーブを撹拌しそしてTFEで8.0Kg/cm2(0.8MPa)
に加圧しそして85℃に加熱した。500mlの水中に
溶解したDSP(4.0g)及びAPS(0.26g)を50
ml/minで添加した。開始の後で、圧力を、7.4
KgのTFEが反応するまで8.0Kg/cm2(0.8MPa)に
維持し、そして次にオートクレーブをベントしそ
して排気した。二ミリリツトル(3.1g)の
PPVE及び38gのHFPを添加しそしてオートク
レーブを再び撹拌しそしてTFEで8.0Kg/cm2
(0.8MPa)に加圧した。全部で9.7KgのTFEが反
応した後で、オートクレーブをベントした。重合
時間は246分であつた。
生成する分散液を実施例1におけるように処理
した。分散液は0.190マイクロメートルのRDPS
及び34.0%の固体濃度をもつていた。凝固した樹
脂は2.211のSSG及び0.13重量パーセントのHFP
含量を持つていた。ポリマーのPPVE含量は、そ
の吸収バンドがHFPの吸収バンドに近いために
IRスペクトルからは定量的に推算することがで
きなかつた。押出し圧力は1600:1の縮小比で
239Kg/cm2(23.4MPa)であつた。
実施例2は、HFP改変されたポリマー(比較
例2)の押出し圧力はポリマー粒子の外側におけ
るPPVEの混入によつて低下されることを示す。
比較例 2 PPVEを使用せずそして第二のHFP注入をベ
ント−再加圧なしで実施したことを除いては、実
施例2を繰り返した。重合時間は147分であつた。
分散液は0.197マイクロメートルのRDPS及び
35.8%の固体濃度を持つていた。樹脂は2.215の
SSG及び0.14重量パーセントのHFP含量を持つて
いた。押出し圧力は392Kg/cm2(38.4MPa)であ
つた。
本発明の主なる特徴及び態様は以下の通りであ
る。
1 粒子中の全コモノマー含量が0.001ないし2
重量パーセントである溶融加工できないテトラ
フルオロエチレンコポリマー粒子であつて、該
コポリマーがコア及びシエル部分から成り、こ
こでコア中の該コモノマーが、クロロトリフル
オロエチレン、ジクロロジフルオロエチレン、
3〜7個の炭素原子のペルフルオロアルケン、
及びそれらの混合物から成る群より選ばれる少
なくとも一つのコモノマーの繰り返し単位を含
有して成り;そしてシエル中の該コモノマー
が、上記の群から選ばれる少なくとも一つのコ
モノマーの繰り返し単位を含有して成ることが
できそしてまた3〜7個の炭素原子のペルフル
オロ(n−アルキルビニル)エーテルの繰り返
し単位を含み;ペルフルオロ(n−アルキルビ
ニル)エーテルの繰り返し単位が全コポリマー
粒子の0.0003ないし0.02重量パーセントを構成
し;ただしシエル中のコモノマー単位の全量が
重量でコア中の全量よりも大きく;そしてシエ
ルが粒子の5ないし50重量パーセントを構成す
ることを特徴とする溶融加工できないテトラフ
ルオロエチレンコポリマー粒子。
2 ポリマーの押出し圧力が、ASTM P1457−
81Aによつて測定して1600:1の縮小比で225
ないし400Kg/cm2である上記1に記載のコポリ
マー粒子。
3 ペルフルオロ(n−アルキルビニル)エーテ
ルがペルフルオロ(n−プロピルビニルエーテ
ル)である上記1または2に記載のコポリマー
粒子。
4 水性分散液中の上記1に記載のコポリマー粒
子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 粒子中の全コモノマー含量が0.001ないし2
    重量パーセントである溶融加工できないテトラフ
    ルオロエチレンコポリマー粒子であつて、該コポ
    リマーはコア及びシエル部分から成り、コア中の
    該コモノマーが、クロロトリフルオロエチレン、
    ジクロロジフルオロエチレン、3〜7個の炭素原
    子のペルフルオロアルケン及びそれらの混合物か
    ら成る群より選ばれる少なくとも一つのコモノマ
    ーの繰り返し単位を含有して成り;そしてシエル
    中の該コモノマーが、上記の群から選ばれる少な
    くとも一つのコモノマーの繰り返し単位を含有し
    て成ることができ、そしてまた3〜7個の炭素原
    子のペルフルオロ(n−アルキルビニル)エーテ
    ルの繰り返し単位を含み;ペルフルオロ(n−ア
    ルキルビニル)エーテルの繰り返し単位が全コポ
    リマー粒子の0.0003ないし0.02重量パーセントを
    占め;ただしシエル中のコモノマー単位の全量が
    重量でコア中の全量よりも大きく;そしてシエル
    が粒子の5ないし50重量パーセントを占めること
    を特徴とする溶融加工できないテトラフルオロエ
    チレンコポリマー粒子。
JP1062333A 1988-03-21 1989-03-16 テトラフルオロエチレンコポリマー粒子 Granted JPH01278506A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US171028 1988-03-21
US07/171,028 US4837267A (en) 1988-03-21 1988-03-21 Tetrafluoroethylene copolymers

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JPH01278506A JPH01278506A (ja) 1989-11-08
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US (1) US4837267A (ja)
JP (1) JPH01278506A (ja)
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