JPH04145768A - 画像データ圧縮及び復元方式 - Google Patents

画像データ圧縮及び復元方式

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JPH04145768A
JPH04145768A JP2269931A JP26993190A JPH04145768A JP H04145768 A JPH04145768 A JP H04145768A JP 2269931 A JP2269931 A JP 2269931A JP 26993190 A JP26993190 A JP 26993190A JP H04145768 A JPH04145768 A JP H04145768A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [概要] 画像データの圧縮及び復元方式に関し、ユニバーサル符
号化による画像データの圧縮率を向上することを目的と
し、 圧縮時には、画像データの複数ラインの同一画素位置の
白黒パターンと同一パターンが連続するランレングスと
の組でなる中間コードを求め、この中間コードをユニバ
ーサル符号化する。また復元時にはユニバーサル符号語
を中間コードに復元した後に中間コードで与えられる白
黒パターンをランレングス分だけ出力する。
[産業上の利用分野] 本発明は、画像データをユニバーサル符号に符号化して
圧縮し、またユニバーサル符号から画像データを復元す
る画像データ圧縮及び復元方式に関する。
近年、OAが発展し、文書が白黒2値の画像情報として
ファクシミリや光デイスクファイル・システム等で扱わ
れるようになっている。文書情報をディジタルデータと
して利用するとき、画像情報のデータ量は、文字画像に
比べ非常に大きく10数〜数10倍になる。従って、蓄
積や伝送等で画像情報を効率良く扱うには、効率的なデ
ータ圧縮を加えデータ量を減らすことが必須となる。
[従来の技術] 従来、ユニバーサル符号は、情報保存型のデータ圧縮方
法として知られており、データ圧縮時に情報源の統計的
な性質を予め仮定しないため、種々のタイプ(文字コー
ド、オブジェクトコード、画像等)のデータに適用する
ことができる。
ここで、ユニバーサル符号について簡単に説明する。ユ
ニバーサル符号の代表的な方法として、XiマーLem
pel符号がある(詳しくは、例えば宗像r f!it
−Lempelのデータ圧縮法」、情報処理、 Vol
26、NO,1,1985年を参照のこと)。
ziv−Lempel符号方式では ■ユニバーサル型、 ■増分分解型(Incremental parsin
g )、の2つのアルゴリズムが提案されている。そこ
で、この2つのアルゴリズムについて述べる。
[ユニバーサル型のアルゴリズム] このアルゴリズムは、演算量は多いが、高圧縮率が得ら
れる。符号化データを、過去のデータ系列の任意の位置
から一致する最大長の系列に区切り(部分列)、過去の
系列の複製として符号化する方法である。
第7図にユニバーサル型Z1マーLempel符号の符
号器の原理図を示す。
第7図において、Pバッファには符号化済みの入力デー
タが格納されており、Qバッファにはこれから符号化す
るデータが入力されている。Qバッファの系列は、Pバ
ッファの系列をサーチし、Pバッファ中で一致する最大
長の部分列をもとめる。そして、Pバッファ中でこの最
大長部分列を指定するため第9図に示すの情報の組を符
号化する。
次にQバッファ内の符号化した系列をPバッファに移し
て新たなデータを得る。以下、同様の操作を繰り返し、
データを部分列に分解して、符号化する。
更に、ユニバーサル型アルゴリズムの改良として、LZ
SS符号がある(T、 C,Be1l、’BeNer 
OPM/L Tut Compression’、 I
EEE Tr@ms、 on CommunVol、 
C0M−34,No、 12. Dec、 1986参
照)。
LZSS符号では、Pバッファ中の最大一致系列の開始
位置、一致する長さの組と、次のシンボルとをフラグで
区別し、符号量の少ない方で符号化する。
[増分分解型アルゴリズム] このアルゴリズムは、圧縮率はユニバーサル型より劣る
が、シンプルで、計算も容易であることが知られている
増分分解型ziv−Lempel符号では、入力シンボ
ルの系列を、 X−aabababaa ・ ・ e とすると、成分系列x=XoX、X2・・・への増分分
解は次のようにする。  −0 Xiを既成分の右端のシンボルを取り除いた最長の列と
し、 x=a・ab@abaIIbIIaa@・−φとなる。
従って、 Xo=λ(字列)、X、=X、a。
X2 =X1 b   、X3=X2 a。
X4 =Xo b    X5 =X+  a、  ・
命・と分解できる。増分分解した各成分系列は既成分糸
列を用いて第9図に示すような組で符号化する。
即ち1、増分分解型アルゴリズムは、符号化パターンに
ついて、過去に分解した部分列の内、最大長一致するも
のを求め、過去に分解した部分列の複製として符号化す
るものである。
さらに、増分分解型アルゴリズムの改良としては、LZ
W符号化がある(T^、Weleh、’A Techn
ique forI(igh−Perlorn+anc
e Date Compression’、C。
mpujer、June 1984参照)。
LZW符号化では、次のシンボルを次の部分列に組み込
むようにして、インデックスのみで符号化できるように
している。
従来のLZW符号による符号化処理フローを第10図に
示し、復号化処理フローを第11図に示す。
まずLZW符号化処理は、書き替え可能な辞書を持ち、
入力文字列の中を相異なる文字列(部分列)に分け、こ
の文字列を出現した順に参照番号を付けて辞書に登録す
ると共に、現在入力している文字列を、辞書に登録しで
ある最長−散文字列の参照番号で表して符号化するもの
である。
第12図に具体的なLZW符号化の説明図を示すと共に
第14図に具体的なLZW復号化の説明図を示し、更に
第13図に符号化及び復号化時に作成される辞書構成例
を示す。尚、第12. 13゜14図では説明を簡単に
するため、abcの3文字の組合せからなるデータを圧
縮、復元する場合の例を取り上げている。
第10図のLZW符号化処理では、まずステップSl(
以下「ステップ」は省略)で予め辞書に全文字につき一
文字からなる文字列を初期値として登録してから符号化
を始める。
Slの符号化は入力した最初の文字Kにより辞書を検索
して参照番号ωを求め、これを語頭文字列とする。
次に82で入力データの次の文字Kを読込み、S3で文
字入力が終了したか否かチエツクした後、S4に進んで
Slで求めた語頭文字列ωに82で読込んだ文字Kを加
えた拡張文字列(ωK)が辞書にあるか否か探す。
S4で文字列(ωK)が辞書になければ、S6に進んで
Slで求めた文字にの参照番号ωを符号語code (
ω)として出力し、また文字列(ωK)に新たな参照番
号を付加して辞書に登録し、更にS2の入力文字Kを参
照番号ωに置き換えると共に辞書アドレスnをインクリ
メントしてS2に戻って次の文字Kを読み込む。
一方、S4で文字列(ωK)が辞書にあればS5で文字
列(ωK)を参照番号ωに置き換え、再びS2に戻って
S4で文字列(ωK)が辞書から探せなくなるまで最大
一致長の検索を続ける。
第12.13図を参照してLZW符号化を具体的に説明
すると次のようになる。
まず第12図の入力データ1nputは左から右へと読
む。最初の文字aを入力した時、辞書には文字aの他に
一致する文字列がないので、0UTPUT C0DE 
1 (参照番号ω)を符号語して出力する。そして文字
aを語頭文字列ωとする。
次に2番目の文字すを入力したとすると、この入力文字
を語頭文字列ωに加えた拡張文字列ωに=abは辞書に
ないことから、文字すの0UTPUT C0DE 2を
符号語として出力する。そして、拡張文字列ωに=ab
に参照番号4を付けて辞書に登録する。実際の辞書登録
は第13図の右側に示すように文字列1bとして登録さ
れる。そして文字すが語頭文字列ωとなる。
続いて3番目の文字aを入力したとすると、文字すに語
頭文字列ωを加えた拡張文字列ωに=ba=2aは辞書
にないことから、文字すの0UTPITCODE 2を
符号語として出力した後、拡張文字列ωに=baを2a
で表わし、参照番号5を付けて辞書に登録する。そして
文字aが新たな語頭文字列ωとなる。
4番目の入力文字すについては拡張文字列ωに=abは
1bの符号語4として既に辞書に登録されているので、
文字列ωKを新たな語頭文字列ωとし、5番目の文字C
を入力して拡張文字列ωに=4 c=a b cを作る
。この拡張文字列ωに=abcは辞書に登録されていな
いことから、文字列ab=1bの0UTPUT C0D
E 4を符号語として出力し、拡張文字列ωに=abc
を辞書に40の形で符号語6として登録する。以下同様
に、この処理を続ける。
第11図の復号化処理は第10図の符号化の逆の操作を
行う。
第11図のLZW復号化では、符号化時と同様に予め辞
書に全文字につき一文字からなる文字列を初期値として
登録してから復号化を始める。
まずSlで最初の符号(参照番号)を読込み、現在のC
0DEを0LDcodeとし、最初の符号は既に辞書に
登録された一文字の参照番号いずれかに該当することか
ら、入力符号C0DHに一致する文字code(K)を
探し出し、文字Kを出力する。
尚、出力した文字には後の例外処理のためFINcha
+にセットしておく。
次に82に進んで次の符号を読込んでC0DEにINc
odeとしてセットする。S3で新たな符号があるか否
か、即ち符号入力の終了の有無をチエツクしてS4に進
み、S3で入力された符号C0DEが辞書に定義(登録
)されているか否かチエツクする。
通常、入力した符号語は前回までの処理で辞書に登録さ
れているため、S5に進んで符号C0DHに対応する文
字列(ode (ωK)を辞書から読出し、S6で文字
Kを一時的にスタックし、参照番号C0DE(ω)を新
な符号C0DEとして再度S5に戻り、このS5.S6
の手順を再帰的に参照番号ωが一文字Kに至るまで繰り
返し、最後に87に進んでS6でスタックした文字をL
 I FO(Last In FastOut)形式で
ポツプアップして出力する。同時に87において、前回
使った符号ωと今回復元した文字列の最初の1文字Kを
組(ωK)と表した文字列に、新たな参照番号を付加し
て辞書に登録する。
第14図を参照してLZW復号化処理を具体的に説明す
ると次のようになる。
まず第14図で最初の入力符号語(INPUT C0D
E)は1であり、−文字a、  b、  cについては
既に参照番号1. 2. 3として第13図に示すよう
に辞書に登録されているため、辞書の参照により符号語
1に一致する参照番号の文字列aに置き換えて出力する
次の符号語2についても同様にして文字すに置き換えて
出力する。このとき前回処理した符号語1と今回復号し
た文字列の1番目の文字すとを組合わせた文字列ωに=
1bに新たな参照番号4を付加して辞書に登録する。
3番目の符号語4は辞書の検索により求めた文字列1b
から文字列abと置き換えて文字列abを出力する。同
時に前回処理した符号語2と今回復号した文字列の1番
目の文字aとの組合せた文字列ωに=2a (=ba)
に新たな参照番号5を付加して辞書に登録する。
以下同様に、この処理を繰り返す。
第14図のLZW復号化では次の例外処理がある。
この例外処理は、第6番目の入力符号語8の復号で生ず
る。符号語8は復号時に辞書に定義されておらず、復号
できない。この場合には、前回処理した符号語5に前回
復号した文字列baの最初の一文字すを加えた文字列5
bを求め、更に5 b=2 a b=b a b と置き換えて出力する例外処理を行う。そして、文字列
の出力後に前回の符号語5に今回復号した文字列の1番
目の文字すを加えた文字列5bに参照番号8を付加して
辞書に登録する。
この例外処理は、第11図の復号化処理フローの34.
S8の処理を通じて行われ、最終的に87で文字列の出
力と新たな文字列に参照番号を付加した辞書への登録が
87で行われる。
尚、第10.11図のLZW復号化は、復号側で符号を
解読しながら辞書をリアルタイムで作り出す場合を説明
したが、符号化の際に作られた辞書をそのまま復号化側
にコピーとして使用することで符号化しても良い。この
場合に復号化側での例外処理は不要になる。
[発明が解決しようとする課題] このようにユニバーサル符号は情報保存型のデータ圧縮
方法であり、データ圧縮時に情報源の統計的な性質を予
め仮定しないため、文字コード、オブジェクトコード、
画像等の種々のタイプのデータに適用することができる
しかし、ユニバーサル符号を使用して2値画像データを
圧縮した場合、ある程度の圧縮率は得られるものの、従
来の2値画像専用の圧縮方式(MMR1予測符号化)の
圧縮率を超えることはできないという問題点があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、画像データのユニバーサル符号化による圧縮率を
向上するようにした画像データ圧縮及び復元方式を提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 第1図は本発明の原理説明図である。
まず第1図(a)に示す2次元配列の画素でなる画像デ
ータを圧縮する画像データ圧縮方式として本発明にあっ
ては、 複数ラインの同一位置の画素を順次入力する画像データ
入力手段10と; 画像データ入力手段により1つ前に入力した同一位置の
画素を保持する保持手段11と;保持手段11に保持し
た1つ前の同一位置の画素と画像データ入力手段10が
入力した現在の同一位置の画素とを比較して一致不一致
を判別する比較手段12と; 比較手段12の一致する比較結果を計数する計数手段1
5と; 保持手段に保持された画素パターンを示す値と計数手段
15から得られた同一画素パターンが連続する長さ(ラ
ンレングス)を示す値の組で表現された中間コードをユ
ニバーサル符号化するユニバーサル符号化手段20と; を備えたことを特徴とする。
ここでユニバーサル符号化手段20は、中間コードをユ
ニバーサル型のユニバーサル符号、或いは増分分解型の
ユニバーサル符号に符号化することを特徴とする。
一方、第1図(b)に示す本発明の画像データ復元方式
にあっては、第1図(a)の圧縮方式により2次元配列
の画素でなる画像データから複数ラインの同一位置の画
素を順次入力して1つ前に入力した同一位置の画素と比
較して一致不一致を判別し、画素パターンを示す値と同
一画素パターンが連続する長さのを示す値の組で表現さ
れた中間コードをユニバーサル符号化した符号語を対象
とし、 ユニバーサル符号化された符号語を中間コードに復号す
るユニバーサル復号化手段30と;ユニバーサル復号化
手段30で復号された中間コードの画素パターンを同一
パターンが連続する値だけ出力する画像復元手段40と
; を備えたことを特徴とする。
ここでユニバーサル復号化手段30は、ユニノく−サル
型のユニバーサル符号化、或いは増分分解型のユニバー
サル符号化で中間コードを復号することを特徴とする。
[作用] このような構成を備えた本発明の画像データ圧縮及び復
元方式によれば、画像データを複数ライン毎にランレン
グス符号化の前処理を施した後、ユニバーサル符号化す
ることにより、2次元の相関をユニバーサル符号に取込
み、その結果、従来のMMRや予測符号化を越える高圧
縮を得ることができる。
[実施例] 第2図は本発明による画像圧縮の一実施例を示した実施
例構成図である。
第2図において、100はランレングス符号化の前処理
を行う前処理回路である。前処理回路100の入力端子
101から入力された画像データは、画像データ入力手
段としてのシフトレジスタ10−1〜10−4に4ライ
ン分が格納される。
即ち、画像データは直列接続されたシフトレジスタ10
−1〜10−4に、それぞれ1ラインずつシフトしなか
ら4ライン分が格納される。
続いてシフトレジスタ10−1〜10−4から並列的に
1画素目が読み出され、それぞれ保持手段としてのレジ
スタ11−1〜11−4にセットされる。
レジスタ11−1〜11−4にセットされた画素は、そ
のときシフトレジスタ10−1〜1〇−4から出力され
ている次の画素と比較される。この比較は排他的論理和
回路(EOR)12−1〜12−4でシフトレジスタ1
0−1〜10−4とレジスタ11−1〜11−4の各々
の排他的論理和をとることで行なわれる。シフトレジス
タ101〜10−4から出力している4ラインの白又は
黒の画素値か、1つ前に読出してレジスタ111〜11
−4に保持している4ライン分の対応する白又は黒の画
素値に一致すれば、排他的論理和回路12−1〜12−
4の中の一致が得られたものからはOが出力され、一致
しなければ1が出力される。
排他的論理和回路12−1〜12−4の出力は論理和回
路(OR)13で取りまとめられた後、否定回路(NO
T)14で反転されて計数手段としてのカンウタ15に
与えられる。
論理和回路13は、4ラインの白黒パターンが以前の4
ラインの白黒パターンに一致すれば論理輸出力0を出力
し、否定回路14で反転されてカウンタ15に加えられ
、カウンタ15を1つカウントアツプさせる。カウンタ
15では計数値が16になるとキャリイ信号を出力し、
キャリイ信号は出力セレクタ回路16を経てユニバーサ
ル符号器20に符号化を指示し、この指示後に出力セレ
クタ回路16はクリア信号を出力してカウンタ15をO
に戻す。
ここで、オール白(OOO)又はオール黒(1111)
となる4ラインの白黒パターンが連続した場合には、パ
ターン一致に基づくカウンタ15の計数値が16に達し
てキャリイ信号が出されても、出力セレクタ回路16は
オール白又はオール黒の判別結果に基づきカウンタ15
からのキャリイ信号を無視し、オール白又はオール黒の
パターンが一致している限りカウンタ15をクリアせず
にカウント動作を継続される。
一方、4ラインの白黒パターンが以前の4ラインの白黒
パターンと一致しなければ、排他的論理和回路12−1
〜12−4の内、少なくとも一つの論理和出力が1にな
り、論理和回路13からは1が出力される。この出力信
号は出力セレクタ回路16を経てユニバーサル符号器2
0に符号化を指示する。
ユニバーサル符号器20には、前処理回路100に設け
たバッファ17−1より例えば第3図に示す中間コード
が与えられ、この中間コードの系列が符号化される。ユ
ニバーサル符号器20の符号化アルゴリズムとしては、
従来技術に示したユニバーサル型の符号語に変換するユ
ニバーサル符号化、あるいは増分分解型の符号語に変換
するユニバーサル符号化が行われる。
第3図の中間コードは、8ビツトからなり上位4ビツト
がレジスタ11−1〜11−4の内容を集めた白黒パタ
ーンの画素値を示し、下位4ビツトが同一パターンの連
続数(ランレングス)を示すカウンタ15の計数値がセ
ットされる。
第4図は第2図の前処理回路100の処理内容を示した
もので、例えば図示の白黒パターンでなる原画の画像デ
ータが入力されたとすると、前処理によって4ビツトの
パターン情報と同一パターンの連続数を示す同じく4ビ
ツトのランレングスRLとの組でなる12個の中間コー
ドに変換される。
但し、4ラインの白黒パターンがオール白又はオール環
の16以上連続する場合には、第5図に示すように拡張
符号を第3図の中間コードに付加して表わす。即ち、ラ
ン数が1−6〜144を2バイト目を付加して表わし、
ラン数145〜32784は3バイトを付加して表わす
。この中間コードに付加する拡張符号は第2図の前処理
回路100に設けたバッファ17−2.17−3及び論
理和回路18で実現される。バッファ17−2は拡張符
号の2バイト目を格納し、またバッファ17−3は拡張
符号の3バイト目を格納する。またバッファ17−2の
1ビツトには第5図の拡張符号に示すように論理和回路
18の出力がセットされ、2バイト目までの拡張で0.
3バイト目の拡張で1となる。
出力セレクト回路16はユニバーサル符号器20に1語
分の中間コードに入力して符号化させた後、カウンタ1
5を0にクリアするよう指示すると共に、レジスタ11
−1〜11−4にシフトレジスタ10−1〜10−4か
ら出力している次の4ライン分の白黒パターンのセット
を指示する。
以下、シフトレジスタ10−1〜10−4の全画素を符
号化するまで同様の処理を繰り返す。4ラインの全画素
の符号化が終了したなら、次の4ラインをシフトレジス
タ10−1〜10−4に入力して、画像全体を符号化す
るまで同様な処理を繰り返す。
第6図は本発明の画像復元の一実施例を示した実施例構
成図であり、第2図の実施例で得られたユニバーサル符
号語から元の画像データを復元する。
第6図において、入力端子102から入力された符号化
データはユニバーサル復号器30により中間データに復
号される。ユニバーサル符号器30により復元された中
間データは、画像復元手段としての後処理回路40に与
えられる。後処理回路40は、中間コードの内容がオー
ル白又はオール環でない場合には、セレクタ41により
パターンを示す上位4ビツトをパターンデータ用バッフ
ァ42にセットすると共に、ラン数を示す下位4ビツト
をカウンタ43にセットする。一方、中間コードの内容
がオール白又はオール環の場合は、中間コードの語数に
応じてラン数をカウンタ43にセットする。このような
バッファ42及びカウンタ43に対するセットが済むと
、カウンタ43にセットされた回数分、バッファ12の
白黒パターンの値を出力するこ吉て画像データを復元す
ることかできる。
勿論、ユニバーサル復号器3oの復号化アルゴリズムと
しては、従来技術に示したユニバーサル型の符号語から
中間コードへの復号、あるいは増分分解型の符号語から
の中間コードへの復号が行われる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、画像の2次元的な
相関を考慮してユニバーサル符号化するため、ユニバー
サル符号化のみで2値画像を圧縮するのに比較して高い
圧縮率を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図: 第2図は本発明の画像圧縮の実施例構成図;第3図は本
発明の中間コードの符号形式説明図;第4図は本発明の
圧縮時の前処理内容説明図;第5図は本発明の中間コー
ドにおけるオール白又はオール黒の拡張符号説明図; 第6図は本発明の画像復元の実施例構成図;第7図はユ
ニバーサル符号化の説明図:第8図はユニバーサル型の
符号形式説明図;第9図は増分分解型の符号形式説明図
;第10図は従来のLZW符号化処理フロー図;第11
図は従来のLZW復号化処理フロー図;第12図は従来
のLZW符号化説明図;第13図は辞書構成例の説明図
; 第14図は従来のLZW復号化説明図である。 図中、 10: 12゜ 12: 画像データ入力手段 1〜10−4:シフトレジスタ 保持手段 1〜12−4 レジスタ 比較手段 12−1〜12−4・排他論理和回路 13.18:論和回路(OR) 14:否定回路(N OT) 15:計数手段(カウンカタ) 16:出力セレクト回路 17−1〜17−3:バッファ 20:ユニバーサル符号化手段 (ユニバーサル符号器) 30、ユニバーサル復号化手段 (ユニバーサル復号器) 40:画像復元手段(後処理回路) 41:セレクタ 42:バッファ 43:カウンタ 100:前処理回路 101、.102:入力端子 (EOR)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2次元配列の画素でなる画像データを圧縮する画
    像データ圧縮方式に於いて、 複数ラインの同一位置の画素を順次入力する画像データ
    入力手段(10)と; 該画像データ入力手段により1つ前に入力した同一位置
    の画素を保持する保持手段(11)と;該保持手段(1
    1)に保持した1つ前の同一位置の画素と前記画像デー
    タ入力手段(10)が入力した現在の同一位置の画素と
    を比較して一致不一致を判別する比較手段(12)と; 該比較手段(12)の一致する比較結果を計数する計数
    手段(15)と; 前記保持手段に保持された画素パターンを示す値と前記
    計数手段(15)から得られた同一画素パターンが連続
    する長さを示す値の表現された中間コードをユニバーサ
    ル符号化するユニバーサル符号化手段(20)と; を備えたことを特徴とする画像データ圧縮方式。
  2. (2)請求項1記載の画像データ圧縮方式に於いて、 前記ユニバーサル符号化手段(20)は、前記中間コー
    ドをユニバーサル型のユニバーサル符号に符号化するこ
    とを特徴とする画像データ圧縮方式。
  3. (3)請求項1記載の画像データ圧縮方式に於いて、 前記ユニバーサル符号化手段(21)は、前記中間コー
    ドを増分分解型のユニバーサル符号に符号化することを
    特徴とする画像データ圧縮方式。
  4. (4)2次元配列の画素でなる画像データから複数ライ
    ンの同一位置の画素を順次入力して1つ前に入力した同
    一位置の画素と比較して一致不一致を判別し、画素パタ
    ーンを示す値と同一画素パターンが連続する長さを示す
    値の組で表現された中間コードをユニバーサル符号化し
    た符号語から画像データを復元する画像データ復元方式
    に於いて、ユニバーサル符号化された符号語を前記中間
    コードに復号するユニバーサル復号化手段(30)と;
    該ユニバーサル復号化手段(30)で復号された中間コ
    ードの画素パターンを同一パターンの連続する値だけ出
    力する画像復元手段(40)と;を備えたことを特徴と
    する画像データ復元方式。
  5. (5)請求項4記載の画像データ復元方式に於いて、 前記ユニバーサル復号化手段(30)は、ユニバーサル
    型のユニバーサル符号化で中間コードを復号することを
    特徴とする画像データ復元方式。
  6. (6)請求項4記載の画像データ復元方式に於いて、 前記ユニバーサル復号化手段(30)は増分分解型のユ
    ニバーサル符号化で中間コードを復号することを特徴と
    する画像データ復元方式。
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