JPH041370Y2 - - Google Patents
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- JPH041370Y2 JPH041370Y2 JP11868286U JP11868286U JPH041370Y2 JP H041370 Y2 JPH041370 Y2 JP H041370Y2 JP 11868286 U JP11868286 U JP 11868286U JP 11868286 U JP11868286 U JP 11868286U JP H041370 Y2 JPH041370 Y2 JP H041370Y2
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- pin
- legs
- ceramic
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Landscapes
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はアルミナ、窒化珪素、ジルコニアなど
のセラミツクで形成した割りピンに関するもので
ある。
のセラミツクで形成した割りピンに関するもので
ある。
従来から、機械要素としての割りピンは主に鉄
鋼、黄銅、ステンレス鋼などの金属材で作られた
ものが多く使用されている。
鋼、黄銅、ステンレス鋼などの金属材で作られた
ものが多く使用されている。
このような金属製の割りピンは任意形状のもの
が造り易いこと、弾性をもつたもの、変形が容易
なものなど任意仕様のものが得られ、使用し易い
などから各種の機器などにおいて広く使用されて
いる。
が造り易いこと、弾性をもつたもの、変形が容易
なものなど任意仕様のものが得られ、使用し易い
などから各種の機器などにおいて広く使用されて
いる。
ところが、上記の如く広く使用されている金属
製の割りピンでは温度の高い雰囲気にて使用する
場合、ピン自体が酸化したり、強度が大幅に低下
するほか、熱膨張に起因した不都合が発生する。
製の割りピンでは温度の高い雰囲気にて使用する
場合、ピン自体が酸化したり、強度が大幅に低下
するほか、熱膨張に起因した不都合が発生する。
また、腐蝕性ガス雰囲気中や酸、アルカリ液中
に浸されり、それらの液が付着すると錆ついて析
損してしまうなど耐久性のないものであつた。
に浸されり、それらの液が付着すると錆ついて析
損してしまうなど耐久性のないものであつた。
そのため、在来の金属製の割りピンを工業炉用
熱処理コンベアベルト、食品加工ライン、化学薬
品処理装置などに使用することができなかつた。
熱処理コンベアベルト、食品加工ライン、化学薬
品処理装置などに使用することができなかつた。
そこで、例えば第3図に示したようなセラミツ
ク材から成るコンベアベルトCを構成すべく、ロ
ーラRを介在させたリングプレートLをバーピン
Bを挿通して連結した後、バーピンBの端部にあ
けたピン孔Hに割りピンPを挿入して組付たもの
がある。この割りピンPの挿入状態を第4図にて
示すが、この場合の割りピンPは一対のピン脚
P1,P2の先端に膨大部を形成してあるものでピ
ン孔H中への挿入時にはピン脚P1,P2間が縮小
し、挿入後は復元して先端膨大部によつてピン孔
Hからの脱落を防止するような割りピンPが使用
されている。
ク材から成るコンベアベルトCを構成すべく、ロ
ーラRを介在させたリングプレートLをバーピン
Bを挿通して連結した後、バーピンBの端部にあ
けたピン孔Hに割りピンPを挿入して組付たもの
がある。この割りピンPの挿入状態を第4図にて
示すが、この場合の割りピンPは一対のピン脚
P1,P2の先端に膨大部を形成してあるものでピ
ン孔H中への挿入時にはピン脚P1,P2間が縮小
し、挿入後は復元して先端膨大部によつてピン孔
Hからの脱落を防止するような割りピンPが使用
されている。
このようなセラミツク製のコンベアベルトCで
はローラR,リングプレートL、バーピンB、割
りピンPに至まですべてセラミツク材で作られて
いる。
はローラR,リングプレートL、バーピンB、割
りピンPに至まですべてセラミツク材で作られて
いる。
ところが、上記セラミツク製割りピンPではピ
ン脚P1,P2間が挿入時に縮小変形し、挿入後は
復元するような弾性を有する必要があるが、セラ
ミツク材は一般に脆性材であることから、ピン孔
H中に挿入すべくピン脚P1,P2間を縮小した時
に非常に折損し易かつた。
ン脚P1,P2間が挿入時に縮小変形し、挿入後は
復元するような弾性を有する必要があるが、セラ
ミツク材は一般に脆性材であることから、ピン孔
H中に挿入すべくピン脚P1,P2間を縮小した時
に非常に折損し易かつた。
そのため、ピン脚P1,P2を肉太にしたり、ピ
ン脚P1,P2間を小さい間隙にすることも考えら
れるが、その場合は弾性変形する度合も小さくな
つてしまい割りピンとして使用できないという不
都合があつた。
ン脚P1,P2間を小さい間隙にすることも考えら
れるが、その場合は弾性変形する度合も小さくな
つてしまい割りピンとして使用できないという不
都合があつた。
上記に鑑みて、本考案では、セラミツク材で割
りピンを構成するとともにピン脚が変形し易くす
るとともに限界以上に屈曲して折損するのを防ぐ
べくピン脚にストツパーとする突起を具備したこ
とを特徴とする 〔実施例〕 以下、図によつて本考案実施例を説明する。
りピンを構成するとともにピン脚が変形し易くす
るとともに限界以上に屈曲して折損するのを防ぐ
べくピン脚にストツパーとする突起を具備したこ
とを特徴とする 〔実施例〕 以下、図によつて本考案実施例を説明する。
第1図は割りピン1の縦断面を示し、この割り
ピン1は全体がセラミツク材より成り基幹部2に
一対のピン脚3,3′を一体的に形成したもので、
これらピン脚3,3′の先端外方に膨大部4,
4′が形成され、またピン3,3′が対向した内側
には、突起5,5′が形成されることによつて割
りピン1が構成されている。
ピン1は全体がセラミツク材より成り基幹部2に
一対のピン脚3,3′を一体的に形成したもので、
これらピン脚3,3′の先端外方に膨大部4,
4′が形成され、またピン3,3′が対向した内側
には、突起5,5′が形成されることによつて割
りピン1が構成されている。
このような割りピン1は例えば第3図、第4図
にて示されたピン孔H中に挿通して着用されたバ
ーピンBに対してリングプレートLを組付けるよ
うな場合、ピン孔H中に挿通するに際し、ピン脚
3,3′の先端に形成した膨大部4,4′を含めた
割りピン1の外径が上記ピン孔Hの孔径より大き
いことからピン脚3,3′は両脚間が縮小するよ
うに変形した状態となつてピン孔H中を通過した
後、膨大部4,4′がピン孔Hより出て開放され
てピン脚3,3′間は拡大し、これら膨大部4,
4′がピン孔Hのエツジ部に係合することにより
抜け防止作用がもたらされる。
にて示されたピン孔H中に挿通して着用されたバ
ーピンBに対してリングプレートLを組付けるよ
うな場合、ピン孔H中に挿通するに際し、ピン脚
3,3′の先端に形成した膨大部4,4′を含めた
割りピン1の外径が上記ピン孔Hの孔径より大き
いことからピン脚3,3′は両脚間が縮小するよ
うに変形した状態となつてピン孔H中を通過した
後、膨大部4,4′がピン孔Hより出て開放され
てピン脚3,3′間は拡大し、これら膨大部4,
4′がピン孔Hのエツジ部に係合することにより
抜け防止作用がもたらされる。
このような割りピン1において、特にピン孔H
へ挿通すべく、ピン脚3,3′間を縮小させる場
合、ピン脚3,3′の対向側に形成された突起5,
5′が互いに衝止することによつて、ピン脚3,
3′は限度以上に縮小することが規制される。
へ挿通すべく、ピン脚3,3′間を縮小させる場
合、ピン脚3,3′の対向側に形成された突起5,
5′が互いに衝止することによつて、ピン脚3,
3′は限度以上に縮小することが規制される。
この結果、ピン脚3,3′が折損したり破壊し
ない範囲内に両脚間が縮小してピン1を所要のピ
ン孔に挿入固定することができる。
ない範囲内に両脚間が縮小してピン1を所要のピ
ン孔に挿入固定することができる。
他の実施例による割りピン1としては第2図に
て示すように、一対のピン脚3,3′のうち一方
のピン脚3のみにストツパーとしての突起5を形
成したものや先端部に限らずほぼ中央部に突起6
を形成したものであつてもよい。
て示すように、一対のピン脚3,3′のうち一方
のピン脚3のみにストツパーとしての突起5を形
成したものや先端部に限らずほぼ中央部に突起6
を形成したものであつてもよい。
ところで、このうよな割りピン1はセラミツク
材で形成されるが、これに適したセラミツク材と
しては耐熱性、耐蝕性、強度などが優れたアルミ
ナ、ジルコニア、窒化珪素質、炭化珪素などが用
いられ、なかでもジルコニアセラミツクが比較的
大きな弾性を併せ持つていることから最適材であ
る。
材で形成されるが、これに適したセラミツク材と
しては耐熱性、耐蝕性、強度などが優れたアルミ
ナ、ジルコニア、窒化珪素質、炭化珪素などが用
いられ、なかでもジルコニアセラミツクが比較的
大きな弾性を併せ持つていることから最適材であ
る。
叙上のように、本考案に係るセラミツク製割り
ピンによれば、ピン脚にストツパーとしての突起
を備えていることから、弾性変形を容易とし、か
つ変形が屈曲限度以上になることを防止すること
から、ピン孔なでへの挿入着装時において折損す
るようなこともない。
ピンによれば、ピン脚にストツパーとしての突起
を備えていることから、弾性変形を容易とし、か
つ変形が屈曲限度以上になることを防止すること
から、ピン孔なでへの挿入着装時において折損す
るようなこともない。
また、本案に係るセラミツク製割りピンによれ
ば、耐熱性、耐蝕性、非磁性、絶縁性などを要す
る各種装置の機械要素として広く利用することが
できる。
ば、耐熱性、耐蝕性、非磁性、絶縁性などを要す
る各種装置の機械要素として広く利用することが
できる。
第1図、第2図はともに本案実施例によるセラ
ミツク製割りピンの縦断面図、第3図は従来のセ
ラミツク製割りピンの使用例を示すためのセラミ
ツク製コンベアベルトの部分平面図、第4図は第
3図におけるY−Y線断面図である。 1……セラミツク製割りピン、3,3′……ピ
ン脚、4,4′……膨大部、5,6……突起。
ミツク製割りピンの縦断面図、第3図は従来のセ
ラミツク製割りピンの使用例を示すためのセラミ
ツク製コンベアベルトの部分平面図、第4図は第
3図におけるY−Y線断面図である。 1……セラミツク製割りピン、3,3′……ピ
ン脚、4,4′……膨大部、5,6……突起。
Claims (1)
- 外方向の膨大部を先端に備えた一対のピン脚を
セラミツク材で一体的に形成するとともに、これ
らピン脚が対向する側に突起を具備したことを特
徴とするセラミツク製割りピン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11868286U JPH041370Y2 (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11868286U JPH041370Y2 (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6324417U JPS6324417U (ja) | 1988-02-18 |
JPH041370Y2 true JPH041370Y2 (ja) | 1992-01-17 |
Family
ID=31005367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11868286U Expired JPH041370Y2 (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH041370Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014189163A (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-06 | Sanwa Tekki Corp | 吊架線保護カバーの止めピン及びこれを用いた吊架線保護カバー |
KR101401793B1 (ko) * | 2013-04-26 | 2014-05-29 | 김형우 | 치과용 임플란트 |
-
1986
- 1986-07-31 JP JP11868286U patent/JPH041370Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6324417U (ja) | 1988-02-18 |
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