JPH04132748U - 出力バツフア回路 - Google Patents

出力バツフア回路

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JPH04132748U
JPH04132748U JP3982091U JP3982091U JPH04132748U JP H04132748 U JPH04132748 U JP H04132748U JP 3982091 U JP3982091 U JP 3982091U JP 3982091 U JP3982091 U JP 3982091U JP H04132748 U JPH04132748 U JP H04132748U
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mos transistor
type mos
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back gate
output buffer
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正晴 高橋
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関西日本電気株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CMOS型の出力バッファ回路のスイッチン
グ速度を制御する。 【構成】 ゲート−ドレイン間を短絡したN型MOSト
ランジスタM4を介してN型MOSトランジスタM12
をグランドに接続し、ゲート−ドレイン間を短絡したP
型MOSトランジスタM3を介して電源VDDに接続し
たP型MOSトランジスタM1とを直列に接続し、この
接続点より出力端子OUTを導出し、入力端子INをM
OSトランジスタM1,M12双方のゲートに並列接続
し、MOSトランジスタM12のバックゲートに独立に
端子VB を設ける。 【効果】 バックゲート端子VB にバイアス電圧を与え
ることにより、MOSトランジスタM12のON抵抗値
を制御することができ、したがって出力電圧の立下り速
度を制御することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は相補型MOS集積回路(以下CMOS−ICと記す)に関し、特に 出力バッファ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の出力バッファ回路は、図5の回路図に示すように、高電位側電 源(VDD)に接続するP型MOSトランジスタM1と、低電位側電源(グラン ド)に接続するN型MOSトランジスタからなる回路となっていた。
【0003】 入力端子INは両トランジスタのゲートに並列接続され、出力端子OUTはP 型MOSトランジスタM1とN型MOSトランジスタM2の直列接続された接続 点より導出されている。
【0004】 なお、通常P型MOSトランジスタM1のバックゲートはVDDに,N型MO Sトランジスタのバックゲートはグランドに接続されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記の従来の出力バッファ回路は、スイッチング速度(立上りの速 度または立下りの速度)を変えられないという欠点があった。
【0006】 一般的にはスイッチング速度は速いほうが好ましいが、出力端子に接続される 負荷の特性によっては速すぎるとオーバーシュートを生じてノイズとなる等の現 象もあり、適正なスイッチング速度が所望される場合がある。
【0007】 また、電源VDDが前段回路の電源と共用される場合に出力端子OUTに接続 する負荷に流れる電流が大きい場合は、出力バッファ回路のスイッチング時間が 速すぎると電源電圧の低下が生じ、前段回路が誤動作する恐れがある。
【0008】 そこで、出力バッファ回路のスイッチング時間を容易に制御もしくは設計する 手段が望まれている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この考案の出力バッファ回路は、電圧降下手段を介して電源の一端に接続され る一導電型チャンネルのMOSトランジスタと電圧降下手段を介し,もしくは介 さずに電源の他端に接続される他の導電型チャンネルのMOSトランジスタとを 直列に接続し、少なくとも前記一導電型チャンネルのMOSトランジスタにはバ ックゲート端子を設け、入力端子を前記両MOSトランジスタのゲートに並列に 接続し、出力端子を前記両MOSトランジスタの直列接続点より導出したことを 特徴とする。
【0010】 前記電圧降下手段は、ゲート−ドレイン間を短絡したMOSトランジスタで構 成できる。
【0011】 さらに前記電圧降下手段はダイオードを順方向に用いても良い。
【0012】 前記バックゲート端子は、集積回路外部端子とすることができる。さらに前記 バックゲート端子には集積回路内部において生成した電圧を与えることもできる 。
【0013】
【作用】
上記の構成によると、バックゲート端子に印加される電圧を変化させることに より、一導電型チャンネルのMOSトランジスタのON抵抗を変化させることが できるので、スイッチングの立上り,もしくは立下りの速度を、もしくは両方の 速度を変化させることができる。
【0014】 なお、バックゲートは他の導電型で形成され、一導電型で形成されるドレイン やソースと逆バイアスの電圧を印加する必要があるが、一導電型チャンネルのM OSトランジスタは電圧降下手段を介して電源の一端に接続されているので、高 電位側電源(VDD)をこえた高電圧や、低電位側電源(グランド)をこえた低 電圧を用意する必要はない。
【0015】 さらに、バックゲート端子を集積回路の外部端子として備えれば、負荷の特性 に応じた電圧を外より与えてスイッチング速度を最適化することができる。負荷 の特性は、定まったものであるならば、集積回路内部に所望の電圧を生成して与 えればよいので、出力バッファ回路の設計は容易である。
【0016】
【実施例】
以下、この考案について図面を参照して説明する。図1はこの考案の一実施例 の出力バッファ回路の回路図でる。この実施例はN型半導体基板にP型MOSト ランジスタを形成し、同基板に形成したPウェル内に形成したN型MOSトラン ジスタよりなるCMOS−ICに本考案を適用したものである。
【0017】 一導電型としてのNチャンネルを有するN型MOSトランジスタM12は電圧 降下手段となるゲート−ドレイン間を短絡したN型MOSトランジスタM4を介 して、電源の一端であるグランドに接続されている。
【0018】 また、他の導電型であるP型MOSトランジスタM1は電圧降下手段であるゲ ート−ドレイン間を短絡したP型MOSトランジスタM3を介して電源の他端で あるVDDに接続されている。MOSトランジスタM1およびM2は直列に接続 され、その接続点から出力端子OUTが導出される。
【0019】 一方、入力端子INは両MOSトランジスタM1およびM12のゲートに並列 に接続されて両トランジスタを制御する。ここにおいて、N型MOSトランジス タ12のバックゲートには独立した端子VB が設けられている。N型MOSトラ ンジスタ12のバックゲートはPウェル部であって、独立に端子を設けることが でき、N型のドレイン,ソースに対し逆方向の(すなわち低い)電圧を与えるこ とによって、N型MOSトランジスタ12のON抵抗値を制御する。従って、出 力電圧の立下り速度を制御する。
【0020】 N型MOSトランジスタM12のソース電極は電圧降下手段M4を介してグラ ンドに接続しているので正の電位であり、バックゲート端子VB に与える電圧を 正の電圧として別に負の電源を用意する必要をなくしている。
【0021】 バックゲート端子VB は、集積回路の外部端子として設けて、出力端子OUT に接続する負荷の特性に応じて電圧を与え、立下りの速度を最適にすることがで きる。接続される負荷が一定ならば、集積回路内部に必要な電圧を生成して印加 すれば、出力電圧の立下り速度予定のごとくすることができるので設計が容易で ある。
【0022】 なお、この実施例におけるP型MOSトランジスタM3は、出力電圧の高・低 レベルのバランスのために設けたもので、立下り速度の制御には関係なく省略す ることができる。
【0023】 また、N型MOSトランジスタM4は複数個としてバックゲートのコントロー ル範囲を拡大できることはいうまでもない。
【0024】 しかしながら、この実施例においては、P型MOSトランジスタのバックゲー トは独立していないので出力電圧の立上り速度をコントロールする手段は有しな い。
【0025】
【実施例2】 前記第1の実施例と同様なCMOS−ICに本考案を適用した他の実施例につ いて、図2の回路図を参照して説明する。
【0026】 図1と異なる点は、電圧降下手段がMOSトランジスタM3,M4よりダイオ ードD1,D2に変わっている点のみであるので、同一部分は符号を同一として 説明を省略する。
【0027】 この実施例においてもダイオードD1,D2を複数としてバックゲートのコン トロール範囲を適当に確保することは当然であるので特に図示はしていない。
【0028】
【実施例3】 前記の実施例とは異なる方式のCMOS−ICに本考案を適用した実施例につ いて図面を用いて説明する。
【0029】 このCMOS−ICはN型基板に形成したPウェル内に形成したN型MOSト ランジスタと、N型基板に形成したPウェル内にさらにNウェルを形成して二重 ウェルとし、その内に形成したP型MOSトランジスタとで形成するものである 。このようなICにおいては、図3に示す回路図のようにPウェル内に形成した N型MOSトランジスタM12のみならず、二重ウェル内に形成したP型MOS トランジスタM11にもそれぞれ独立してバックゲート端子VB2,VB1を設けて 、それぞれ独立に制御することができ、従って出力電圧の立上り速度と立下り速 度とを独立に制御できる。ここで電圧降下手段がMOSトランジスタM4,M1 3に限らず他の手段でもかまわないことはいうまでもない。
【0030】 電圧降下手段M13があるので、バックゲート端子VB1に印加する電圧を電源 電圧VDDにより低い電圧とすることができる点も説明するまでもない。
【0031】
【実施例4】 図4はこの考案の第4実施例の回路図でる。この実施例はP型半導体基板に形 成したN型MOSトランジスタと、P型半導体基板に形成したNウェルに形成し たP型MOSトランジスタにより形成したCMOS−ICに本考案を適用したも のである。前記第1の実施例のバックゲート端子VB がN型MOSトランジスタ M12のバックゲートに接続されていたのに代えて、P型MOSトランジスタM 21のバックゲートに接続されるバックゲート端子VB3となる点を除いては第1 の実施例と同様であるため、その説明を省略する。この実施例では、P型MOS トランジスタM21のON抵抗を変化させるため、立上り速度を制御できるとい う利点がある。
【0032】 同様にP型半導体基板を用いるCMOS−ICにおいて、前記第2,第3の実 施例と同様な変形的適用ができることは容易に理解できると思われるのでそれら の説明は省略する。
【0033】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案はP型MOSトランジスタ,またはN型MOS トランジスタまたは双方のバックゲート電圧を変化させることにより、立上り速 度,または立下り速度または双方を制御できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案の一実施例を示す回路図
【図2】 この考案の第2の実施例を示す回路図
【図3】 この考案の第3の実施例を示す回路図
【図4】 この考案の第4の実施例を示す回路図
【図5】 従来の出力バッファ回路を示す回路図
【符号の説明】
M1,M11,M12,M22 MOS型トランジスタ IN 入力端子 OUT 出力端子 VB ,VB1,VB2,VB3 バックゲート端子 D1,D2,M3,M4,M13,M23,M24 電
圧降下手段

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電圧降下手段を介して電源の一端に接続さ
    れる一導電型チャンネルのMOSトランジスタと、電圧
    降下手段を介しもしくは介さずに電源の他端に接続され
    る他の導電型チャンネルのMOSトランジスタとを直列
    に接続し、少なくとも前記一導電型チャンネルのMOS
    トランジスタにはバックゲート端子を設け、入力端子を
    前記両MOSトランジスタのゲートに並列に接続し、出
    力端子を前記両MOSトランジスタの直列接続点より導
    出したことを特徴とする出力バッファ回路。
  2. 【請求項2】前記電圧降下手段がゲート−ドレイン間を
    短絡したMOSトランジスタであることを特徴とする請
    求項1の出力バッファ回路。
  3. 【請求項3】前記電圧降下手段がダイオードであること
    を特徴とする請求項1の出力バッファ回路。
  4. 【請求項4】前記バックゲート端子が集積回路の外部端
    子として導出されていることを特徴とする請求項1また
    は請求項2または請求項3の出力バッファ回路。
  5. 【請求項5】前記バックゲート端子を集積回路の内部に
    備え、その集積回路内で生成するバイアス電圧が印加さ
    れていることを特徴とする請求項1または請求項2また
    は請求項3の出力バッファ回路。
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