JPH04132612U - デイスクハンドリング用具 - Google Patents

デイスクハンドリング用具

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Publication number
JPH04132612U
JPH04132612U JP3666091U JP3666091U JPH04132612U JP H04132612 U JPH04132612 U JP H04132612U JP 3666091 U JP3666091 U JP 3666091U JP 3666091 U JP3666091 U JP 3666091U JP H04132612 U JPH04132612 U JP H04132612U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic disk
pad
suction
suction pad
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP3666091U
Other languages
English (en)
Inventor
光弘 野村
Original Assignee
茨城日本電気株式会社
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Publication date
Application filed by 茨城日本電気株式会社 filed Critical 茨城日本電気株式会社
Priority to JP3666091U priority Critical patent/JPH04132612U/ja
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  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 吸着パッドをコイルばねを介してシャフトに
対して可撓的に取付け、吸着パッドの底面を磁気ディス
クの表面に密着させて真空吸引によって吸着するように
構成する。 【効果】 シャフトが磁気ディスクの表面に対して傾斜
していても、確実に磁気ディスクを吸着することがで
き、また作業中に磁気ディスクの一部が他の部品に接触
しても、確実に磁気ディスクを保持していることができ
る。従って、磁気ディスク装置の組立て作業の能率と良
品率とを向上させることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、磁気ディスク装置の製造のとき、磁気ディスクの組込みのために使 用するディスクハンドリング用具に関する。
【０００２】
【従来の技術】
磁気ディスク装置の製造のとき、磁気ディスクの組込みのための従来のディス クハンドリング手段は、人手によって行うか、またはシャフトに直結した吸着パ ッドを有するディスクハンドリング用具によっている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
上述の従来のディスクハンドリング用具は、吸着パッドがシャフトに直結され ていて左右方向および上下方向に全く自由度がないため、磁気ディスク装置に磁 気ディスクを組込むときは、垂直上方から磁気ディスクを取付けなければならず 、極めて作業性が悪いという欠点を有している。また、そのとき、磁気ディスク が他の部品に接触すると、ディスクハンドリング用具から脱落してしまうという 欠点もある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本考案のディスクハンドリング用具は、底面において磁気ディスクと密着して 真空吸引によって前記磁気ディスクを吸着する吸着パッドと、一方の端部におい て前記吸着パッドを保持する複数のコイルばねと、前記複数のコイルばねの他方 の端部を固定するパッド保持板と、先端部において前記パッド保持板を保持し側 面に前記吸着パッドの真空吸引の断続を行うためのオンオフスイッチを有するシ ャフトと、前記吸着パッドと接続した真空吸引用の配管とを備えている。
【０００５】
【実施例】
次に、本考案の実施例について図面を参照して説明する。
【０００６】 図１は本考案の一実施例を示す図で、（ａ）は正面図、（ｂ）は底面図である 。
【０００７】 図１において、プラスチック製の円筒状のシャフト１の下端には、シャフト１ の直径よりも大きな直径を有する円筒状のパッド保持板６がねじ固定されている 。パッド保持板６の下端には、４個のコイルばね４の上端部が止めねじ５によっ て固定されており、コイルばね４の下端部には、吸着パッド２の上端部が固定さ れている。吸着パッド２の底面には、断面が四角形の円環状の吸着用溝８が設け られており、この吸着用溝８の一部は、配管３に連結している。シャフト１の側 面には、吸着用溝８に対する吸気の断続を行うためのオンオフスイッチ７が設け てある。
【０００８】 このように構成したディスクハンドリング用具の使用法は、シャフト１を手で 持って磁気ディスクカセットに収容している磁気ディスクのうちの１枚に吸着パ ッド２の底面を密着させる。その状態でオンオフスイッチ７をオンとすると、吸 着用溝８の空気が配管３を介して真空吸引されるため、磁気ディスクは吸着パッ ド２に吸着される。このとき、シャフト１が磁気ディスクの表面に対して傾斜し ていても、吸着パッド２はコイルばね４を変形させて確実に磁気ディスクを吸着 する。このようにして吸着した磁気ディスクを磁気ディスク装置のところに運び 、そのスピンドルに挿入する。この挿入動作のとき、磁気ディスクの一部が他の 部品に接触しても、コイルばね４が変形して外力を吸収する。従って磁気ディス クは吸着パッド２に吸着されたままである。磁気ディスクのスピンドルへの挿入 を完了すると、オンオフスイッチ７をオフとして吸着パッド２による真空吸着を 停止して磁気ディスクを分離する。
【０００９】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のディスクハンドリング用具は、吸着パッドをコ イルばねを介してシャフトに対して可撓的に取付け、吸着パッドの底面を磁気デ ィスクの表面に密着させて真空吸引によって吸着するように構成することにより 、シャフトが磁気ディスクの表面に対して傾斜していても、確実に磁気ディスク を吸着することができ、また作業中に磁気ディスクの一部が他の部品に接触して も、確実に磁気ディスクを保持していることができるという効果がある。従って 、磁気ディスク装置の組立て作業の能率と良品率とを向上させることができると いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の一実施例を示す図で、（ａ）は正面
図、（ｂ）は底面図である。
【符号の説明】
１ シャフト ２ 吸着パッド ３ 配管 ４ コイルばね ５ 止めねじ ６ パッド保持板 ７ オンオフスイッチ ８ 吸着用溝

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 底面において磁気ディスクと密着して真
    空吸引によって前記磁気ディスクを吸着する吸着パッド
    と、一方の端部において前記吸着パッドを保持する複数
    のコイルばねと、前記複数のコイルばねの他方の端部を
    固定するパッド保持板と、先端部において前記パッド保
    持板を保持し側面に前記吸着パッドの真空吸引の断続を
    行うためのオンオフスイッチを有するシャフトと、前記
    吸着パッドと接続した真空吸引用の配管とを備えること
    を特徴とするディスクハンドリング用具。
  2. 【請求項２】 底面において磁気ディスクと密着し円環
    状の溝によって前記磁気ディスクを吸着する吸着パッド
    と、一方の端部において前記吸着パッドを保持する複数
    のコイルばねと、前記複数のコイルばねの他方の端部を
    固定するパッド保持板と、先端部において前記パッド保
    持板を保持し側面に前記吸着パッドの真空吸引の断続を
    行うためのオンオフスイッチを有するシャフトと、前記
    吸着パッドの前記円環状の溝と接続した真空吸引用の配
    管とを備えることを特徴とするディスクハンドリング用
    具。
JP3666091U 1991-05-23 1991-05-23 デイスクハンドリング用具 Pending JPH04132612U (ja)

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JPH04132612U true JPH04132612U (ja) 1992-12-09

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ID=31918576

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