JPH0413213B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0413213B2
JPH0413213B2 JP17027685A JP17027685A JPH0413213B2 JP H0413213 B2 JPH0413213 B2 JP H0413213B2 JP 17027685 A JP17027685 A JP 17027685A JP 17027685 A JP17027685 A JP 17027685A JP H0413213 B2 JPH0413213 B2 JP H0413213B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydrogen peroxide
tank
concentration
aseptic filling
filling machine
Prior art date
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Expired
Application number
JP17027685A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6239431A (ja
Inventor
Sumio Ogawa
Kozo Taneda
Hiroshi Nishama
Tatsuo Tanaka
Hiroshi Nagasawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Snow Brand Milk Products Co Ltd
Original Assignee
Snow Brand Milk Products Co Ltd
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Publication date
Application filed by Snow Brand Milk Products Co Ltd filed Critical Snow Brand Milk Products Co Ltd
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Publication of JPS6239431A publication Critical patent/JPS6239431A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は無菌充填機における過酸化水素濃度自
動測定制御方法とその装置に関するものである。
(従来技術) 従来無菌充填装置の無菌化手段は過酸化水素
(H2O2)、次亜塩酸ソーダ等を用いて充填容器を
無菌化している。とくに過酸化水素を用いる場合
は過酸化水素を加熱しながら噴霧等の塗布手段に
よつて容器等の無菌化を行つていた。
(発明が解決しようとする問題点) 以上のような過酸化水素を加熱しながら噴霧等
の塗布手段によつて容器等の無菌化を行う場合過
酸化水素の濃度が上昇するため運転中あるいは状
況に応じて濃度測定を行い、過酸化水素の濃度調
整が必要であつた。
しかし、この濃度測定は1回あたり約30分間の
時間を要する上、更にこの測定時に濃縮された過
酸化水素の飛散等の問題があるから危険な作業で
あつた。
(問題点を解決するための手段) したがつて、本発明の技術的課題は危険防止と
測定時間の短縮を兼ねた無菌充填機における過酸
化水素濃度自動測定制御方法とその装置を提供し
ようとするもので、この技術的課題を解決する本
発明の技術的手段は、タンクから無菌充填機に導
入される過酸化水素を屈折計に導いてその屈折率
を連続的に測定しながら一定の関係にある屈折率
と濃度との関係を利用して演算制御装置で過酸化
水素濃度に変換し、この測定された濃度に基づき
演算制御装置で純水タンク並びに過酸化水素原液
タンクの各ポンプを制御しながらタンクへの過酸
化水素の供給量を調整しつつ無菌充填機への過酸
化水素の供給を制御することを特徴とする無菌充
填機における過酸化水素濃度自動測定制御方法と
ポンプを介して無菌充填機につながるタンクと、
該タンクから過酸化水素が導入される屈折計と、
屈折計で測定された過酸化水素の屈折率から過酸
化水素の濃度に変換する演算制御装置と、該演算
制御装置で自動制御される純水タンク並びに過酸
化水素原液タンクの各ポンプとからなり、該ポン
プからタンクに供給される純水と過酸化水素の量
を自動制御する無菌充填機における過酸化水素濃
度自動測定制御装置である。
(発明の効果) この技術的手段によれば過酸化水素濃度を屈折
率から自動的に測定することができ、従来のよう
な人手による危険は未然に防止され、又、屈折率
から濃度が自動的に測定されるものであるから測
定時間が短縮され殺菌効果を高めることができ
る。
(実施例) 以下図面に示す実施例について説明する。
本発明者等はオンラインでの測定が可能でかつ
過酸化水素の濃度と相関関係をもつ因子を見つけ
るため次の測定方法で実験を試みた。
屈折計 屈折率と濃度(標準試験方法)の関係を実験
してみたところ後述するようなリニアな関係に
あることが認められたのでプロセス屈折計を用
いればオンラインでの測定が可能であると推測
された。
電気伝動度 電気伝導度による測定では金属イオンの影響
による誤差、過酸化水素の再使用による不純物
含有による誤差等で正確な値がえられない。
沃素法 標準試験法であるが滴定によるので時間がか
かると共にオンラインでの測定は不可能であ
る。
比重計 比重計によりほぼリニアーな関係がえられる
時間がかかると共にオンラインでの測定はでき
ない。
以上の測定法から屈折計を用いて予め各種濃度
の過酸化溶液をつくり、之等の濃度を沃素法を用
いて測定しておき、これらの屈折率をそれぞれ測
定し、それらの値を縦軸に過酸化水素濃度を横軸
に屈折率をとつてプロツトしたところ第1図のよ
うにリニアな関係になることが解つた。そこでこ
の直線から実験式を求めたところXを屈折率と
し、Yを過酸化水素濃度とすると、 Y=1637.08X−2179.39 の関係式がえられた。
そこでこの関係式に基づき、プロセス屈折計を
用いて第2図のようなシステム装置で無菌充填機
の自動制御を行つた。
1,2は無菌充填機であつて、之等にはタンク
5,6からポンプ3,4を介して過酸化水素溶液
が供給される。
回収タンク13とはパイプ9,10とポンプ1
4で過酸化水素溶液がタンク5,6に供給され
る。
各充填機からの過酸化水素はポンプ7,8とパ
イプ11,12を介して回収タンク13に還元さ
れる。
回収タンク13からは過酸化水素溶液がポンプ
15を介して屈折計16に導入され、パイプ25
で回収タンク13に還元されるようになつてい
る。
屈折計16で測定された過酸化水素溶液の屈折
率は演算制御装置17の演算回路で濃度に換算さ
れ、この濃度に基づいてポンプ18,19が自動
制御され、イオン交換を行つた純水が収容されて
いる純水タンク20中の純水と過酸化水素原液タ
ンク21の原液とがパイプ23,24を介して回
収タンク13に供給されるようになつている。
したがつて過酸化水素の屈折率を連続的に測定
しながら演算回路で過酸化水素濃度に変換し、制
御回路によつて純水タンク20並びに過酸化水素
原液タンク21の各ポンプ18,19を制御しな
がら過酸化水素濃度を制御することができるので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は過酸化水素濃度と屈折率との関係を示
すグラフ第2図は本発明にかかるシステム回路図
である。 1,2……充填機、3,4……ポンプ、5,6
……過酸化水素タンク、13……回収タンク、1
6……屈折計、17……演算制御装置、18,1
9……ポンプ、20……純水タンク、21……過
酸化水素原液タンク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 タンクから無菌充填機に導入される過酸化水
    素を屈折計に導いてその屈折率を連続的に測定し
    ながら一定の関係にある屈折率と濃度との関係を
    利用して演算制御装置で過酸化水素濃度に変換
    し、この測定された濃度に基づき演算制御装置で
    純水タンク並びに過酸化水素原液タンクの各ポン
    プを制御しながらタンクへの過酸化水素の供給量
    を調整しつつ無菌充填機への過酸化水素の供給を
    制御することを特徴とする無菌充填機における過
    酸化水素濃度自動測定制御方法。 2 ポンプを介して無菌充填機につながるタンク
    と、該タンクから過酸化水素が導入される屈折計
    と、屈折計で測定された過酸化水素の屈折率から
    過酸化水素の濃度に変換する演算制御装置と、該
    演算制御装置で自動制御される純水タンク並びに
    過酸化水素原液タンクの各ポンプとからなり、該
    ポンプからタンクに供給される純水と過酸化水素
    の量を自動制御する無菌充填機における過酸化水
    素濃度自動測定制御装置。
JP60170276A 1985-08-01 1985-08-01 無菌充填機における過酸化水素濃度自動測定制御方法とその装置 Granted JPS6239431A (ja)

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JPS6239431A JPS6239431A (ja) 1987-02-20
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