JPH04130607U - 壁パネル用目地具 - Google Patents

壁パネル用目地具

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JPH04130607U
JPH04130607U JP4644591U JP4644591U JPH04130607U JP H04130607 U JPH04130607 U JP H04130607U JP 4644591 U JP4644591 U JP 4644591U JP 4644591 U JP4644591 U JP 4644591U JP H04130607 U JPH04130607 U JP H04130607U
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JP
Japan
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joint
panel
wall panels
locking piece
leg piece
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JP4644591U
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English (en)
Inventor
隆桂司 室
Original Assignee
ダイワラクダ工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 目地部への取付けが容易であると共に、目地
部において十分なシール機能を発揮しうる目地具を提供
することを目的とする。 【構成】 目地部22を塞いで表面に露呈する帯状の目
地板部30、該目地板部30の裏面側に一体突設される
脚部片31、及び該脚部片31の先端部から二股状を成
して先広がり状に一体突設される係止部片32からなる
目地具本体29と、前記目地板部30、脚部片31及び
係止部片32で囲繞されて形成される凹所33に装填さ
れるシール部材34と、から構成され、前記係止部片3
2を前記目地部22の内側面に係合させるようにして該
目地部22に取付けられるようになっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建物躯体に建て込み配置されて連結される複数の壁パネル相互間の 目地部に取付けられる目地具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、壁パネル相互間の目地部を塞ぐのに、その目地幅に合うように形成した 角棒状のいわゆる目地棒を使用し、そして目地部への取付けにあたっては、その 目地棒を目地部に挿入し、釘打ち又は接着によって目地部に固定させるようにし ていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような目地棒では、目地部への取付けに非常に手間がかかる上、シール 性が良くなかった。
【0004】 本考案は、目地部への取付けが容易であると共に、目地部において十分なシー ル機能を発揮しうる目地具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成しうる本考案の目地具は、目地部を塞いで表面に露呈する帯 状の目地板部、該目地板部の裏面側に一体突設される脚部片、及び該脚部片の先 端部から二股状を成して先広がり状に一体突設される係止部片からなる目地具本 体と、前記目地板部、脚部片及び各係止部片で囲繞されて形成される凹所に装填 されるシール部材と、から構成され、前記係止部片を前記目地部の内側面に係合 させるようにして該目地部に取付けられるようになっている。
【0006】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明すると、図1は複数枚の壁パネル10を相 互に連結して形成した建物外壁の水平断面図、図2はその垂直断面図であり、こ れらの図から明らかなように、各壁パネル10は、アルミニウム板等の金属板よ りなるパネル表面材11と、木製合板等よりなるパネル裏面材12と、アルミニ ウム押出し型材等よりなる左右のパネル側枠材13,13と、木材等よりなるパ ネル上下部桟14,15と、これらの部材11〜15によって囲繞形成される空 間部に充填された例えば発砲ウレタンよりなるパネル芯材16と、から構成され ている。尚、これらの図において17及び18はそれぞれ目地具、19は建物躯 体の柱、20及び21は建物躯体の壁パネル取付用の上枠及び下枠である。
【0007】 上記壁パネル10の各パネル側枠材13は、互いに他の壁パネル10の相対向 するパネル側枠材13との間、または建物躯体の柱19との間に幅広の目地部2 2,23を形成するように、当該パネル側枠材13の幅方向中央部からパネル表 面材11側端部に到る部分13aが内向き湾曲状に形成されている。また各パネ ル側枠材13の幅方向中央部からパネル裏面材12側端部に到る部分13bには 、図示は省略するが例えばその上下両端部2箇所に、当該パネル側枠材13の幅 3向中央部からパネル裏面材12側端部に向かって下向き傾斜状に延びる打ち込 みガイド溝部が設けられている。
【0008】 上記のような壁パネル10を使用して建物外壁を形成する場合、先ず、所要枚 数の壁パネル10を、建物躯体のパネル取付用上下枠20,21間に一列状に連 続するように建て込んで、各壁パネル10のパネル側枠材13相互を突き合わせ た状態にすると共に、両端の壁パネル10と建物躯体の柱19との間に所要間隙 を設け、しかして各壁パネル10相互間に幅広目地部22を、また両端の壁パネ ル10と柱19の内側面との間に幅広目地部23をそれぞれ形成する。このとき 、各壁パネル10のパネル下部桟15はパネル取付用下枠21上に載置され、パ ネル裏面材12はパネル取付用上下枠20,21の背面側支持枠部20a,21 aにそれぞれ当接された状態となっている(図2参照)。
【0009】 次いで、先端側に楔溝26を形成した平板状の連結金物25を、相隣る両壁パ ネル10,10の突き合わせ端部において、両壁パネル10,10間の幅広目地 部22側より両壁パネル10,10の前記打ち込みガイド溝に沿って両壁パネル 10,10の芯材16,16内へ下向き斜め方向に打ち込む。
【0010】 上記連結金物25は、例えば適当な厚みの鋼板を矩形状に切断し、その先端部 分を略Y字状に切り欠くことにより、先端側に中窄み状に対向するテーパ縁26 a,26aを有する楔溝26を形成すると共に、この楔溝26の内奥部に中溝部 (図示省略)を形成したものである。しかして、この連結金物25を、相隣る両 壁パネル10,10の突き合わせ端部において幅広目地部22側より両壁パネル 10,10の芯材16,16内へ打ち込むと、楔溝26のテーパ縁26a,26 aが両壁パネル10,10の芯材16,16たる発砲ウレタンに食い込んで、こ れらテーパ縁26a,26aの楔作用により両壁パネル10,10が互いに引き 寄せられ、それによって両壁パネル10,10は、相対向するパネル側枠材13 ,13のパネル裏面材側部分13b,13b相互が密着し且つパネル表面材側部 分13a,13a相互がそれらの間に一定の幅広目地部22を形成した状態で互 いに連結されることになる。
【0011】 この場合、連結金物25は、各壁パネル10の下端面が建物躯体のパネル取付 用下枠20上に支持され且つその背面側がパネル取付用上下枠20,21の背面 側支持枠部20a,21aに支持された状態において、両壁パネル10,10の 芯材16,16に対しその手前側から下向き傾斜状に打ち込まれるため、この連 結金物25の打ち込み時に楔溝26のテーパ縁26a,26aは両壁パネル10 ,10を引き寄せるように作用するだけでなく、連結金物25の打ち込みにした がって連結金物25そのものに規制されて両壁パネル10,10は該金物25を 中心としてこれに沿う方向、即ち両壁パネル10,10が互いに面一になる方向 に付勢され、これがために両壁パネル10,10間での不都合な開きが防止され るのみならず、室内外方向の位置ずれ(目違い)が防止される。
【0012】 上記のようにして各壁パネル10を連結金物25により相互連結した後、各壁 パネル10を図2のように建物躯体に対しビス28止めする。それから、各壁パ ネル10相互間の幅広目地部22に目地具17を、また両端の各壁パネル10と 建物躯体の柱19との間の幅広目地部23に目地具18をそれぞれ取付ける。
【0013】 上記目地具17は、図3及び図4に示すように、塩化ビニル樹脂等の合成樹脂 材により一体成形されていて、壁パネル10の高さ寸法に相当する長さをもつ目 地具本体29を有し、この目地具本体29は、幅広目地部22を塞いでその表面 に露呈する帯状の目地板部30と、この目地板部30の裏面側に一体突設された 脚部片31,31と、これらの脚部片の先端部から二股状を成して先広がり状に 一体突設された係止部片32,32とからなる。そしてこの目地具本体29の各 目地板部30と各脚部片31と各係止部片32とに囲繞されて形成された凹所3 3には、水を吸収しない独立気泡構造のスポンジゴムよりなる弾性シール部材3 4が装填されており、このシール部材34の外側面には粘着材よりなる粘着層3 5が設けられている。
【0014】 また目地具18は、上記目地具17とほとんど同じ構造であって、目地具本体 36を有し、この目地具本体36は、目地板部37、脚部片38,38及び係止 部片39,40とからなり、この目地具本体36の各目地板部37と各脚部片3 8と各係止部片39,40とに囲繞形成された凹所に弾性シール部材41が装填 され、このシール部材41の外側面に粘着層が形成されている。
【0015】 しかして、目地具17の取付けにあたっては、目地具本体29の係止部片32 ,32を両側から押えてそれらの幅を狭めるように弾性変形させながら、その係 止部片32,32を幅広目地部22内に押し込んで、目地板部30を壁パネル1 0側の係合段部42に係合させることにより、係止部片32,32が幅広目地部 22における入口側よりも若干幅広い内奥側の湾曲状側面に係止されると共に、 各弾性シール部材34が粘着層35を介して当該幅広目地部22の入口側側面に 弾接状態で粘着される。したがって、幅広目地部22は目地具17によりパネル 表面側から完全に閉塞されることになり、そして一旦この目地部22内に押し込 んだ目地具17は容易に外れ出ることがない。また、この目地具17の目地板部 30が壁パネル10のパネル表面材11と面一状にあるため、外観上の体裁が良 好となる。
【0016】 目地具18の取付けも上記目地具17と同様であって、目地具本体36の係止 部片39,40を両側から押えて弾性変形させながら、これら係止部片39,4 0を幅広目地部23内に押し込んで、目地板部30を壁パネル10側の係合段部 42と柱19側の係合段部43とに亘って係合させることにより、一方の係止部 片39が幅広目地部23の内奥側の湾曲状側面に係止され且つ他方の係止部片4 0が柱19の内側面に当接係合されると共に、各弾性シール部材41が粘着層を 介し当該幅広目地部23の入口側側面に弾接状態で粘着される。
【0017】 この実施例では、各目地具は壁パネル10の高さ寸法に相当する長さをもつ一 本の目地具としているが、複数個に分割するようにしてもよい。また実施例では 、各目地具の脚部片を一対(2本)のものとしているが、これは一本としてもよ い。
【0018】
【考案の作用及び効果】
本考案の壁パネル用目地具は、脚部片の先端部から二股状で先広がり状に突出 した係止部片を両側から押えてその幅を狭めるように弾性変形させた状態で両壁 パネル間の目地部に押し込むことにより、係止部片が目地部の内側面に押圧係合 すると共に、両側部のシール部材が目地部内側面に当接してシール機能を発揮し 、また目地板部は目地部を閉蓋するように作用する。
【0019】 したがって、本考案の壁パネル用目地具よれば、目地部への取付けが簡単容易 であると共に、一旦取付けたならば容易に外れることがなく、その上シール部材 更には粘着層によって目地部に対し十分且つ良好なシール性を確保することがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す水平断面図である。
【図2】同上の垂直断面図である。
【図3】図1の一部拡大図である。
【図4】目地具を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 壁パネル 17 目地具 18 目地具 19 建物躯体の柱 20 建物躯体のパネル取付け用上枠 21 建物躯体のパネル取付け用下枠 22 目地部 23 目地部 29 目地具本体 30 目地板部 31 脚部片 32 係止部片 33 凹所 34 シール部材 35 粘着層 36 目地具本体 37 目地板部 38 脚部片 39 係止部片 40 係止部片 41 シール部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物躯体に建て込み配置されて連結され
    る複数の壁パネル相互間の目地部に取付けられる目地具
    であって、前記目地部を塞いで表面に露呈する帯状の目
    地板部、該目地板部の裏面側に一体突設される脚部片、
    及び該脚部片の先端部から二股状を成して先広がり状に
    一体突設される係止部片からなる目地具本体と、前記目
    地板部と脚部片と各係止部片とに囲繞されて形成される
    凹所に装填されるシール部材とによって構成され、前記
    係止部片を前記目地部の内側面に係合させるようにして
    該目地部に取付けられる壁パネル用目地具。
  2. 【請求項2】 前記シール部材に貼着層を形成し、該貼
    着層を介してシール部材を前記目地部間に貼着するよう
    にしてなる請求項1の壁パネル用目地具。
JP4644591U 1991-05-22 1991-05-22 壁パネル用目地具 Pending JPH04130607U (ja)

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JP4644591U JPH04130607U (ja) 1991-05-22 1991-05-22 壁パネル用目地具

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JP4644591U Pending JPH04130607U (ja) 1991-05-22 1991-05-22 壁パネル用目地具

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5017608U (ja) * 1973-06-12 1975-02-26
JPS57112322A (en) * 1980-05-06 1982-07-13 Bristol Myers Co Low volume slow release theophylline tablet
JPS57112321A (en) * 1980-12-29 1982-07-13 Japan Atom Energy Res Inst Preparation of prolonged release composite

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19961022