JPH04123481U - 紙幣処理装置のカートリツジ着脱構造 - Google Patents

紙幣処理装置のカートリツジ着脱構造

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JPH04123481U
JPH04123481U JP3794791U JP3794791U JPH04123481U JP H04123481 U JPH04123481 U JP H04123481U JP 3794791 U JP3794791 U JP 3794791U JP 3794791 U JP3794791 U JP 3794791U JP H04123481 U JPH04123481 U JP H04123481U
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cartridge
attachment
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trays
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JP3794791U
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Inventor
幸郎 有元
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オムロン株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】運用カートリッジを外部に取出しても、装置を
ダウンさせずに連続運用することができる点。 【構成】装置内部に装備される運用カートリッジ19と
回収カートリッジ18とを引出しトレーを介して装置外
部に取出し許容する紙幣処理装置のカートリッジ着脱構
造であって、前記運用カートリッジ19を装置本体より
単独で引出し許容する運用側専用の引出しトレーと、前
記回収カートリッジ18を装置本体20より単独で引出
し許容する回収側専用の引出しトレーと、前記両トレー
間を着脱する着脱機構と、前記双方のカートリッジ取出
し時に連結させ、運用カートリッジ19の取出し時に、
前記着脱機構を駆動させて両トレー間を離脱させる制御
手段とを備えたことを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば現金自動預金支払機に内部構成されるような紙幣処理装置 に関し、さらに詳しくはカートリッジの着脱性能を高めた紙幣処理装置のカート リッジ着脱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種の紙幣処理装置は、図7に示すように、装置本体71の内部に 運用カートリッジ72と回収カートリッジ73とを引出しトレー74上に載置さ せ、この引出しトレー74毎、両カートリッジ72,73を装置本体71の後面 側より外部に引出し許容して着脱できるように構成している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、紙幣補充等で運用カートリッジのみを取出す場合であっても、引出し トレー上に載置された回収カートリッジも同時に引出されるため、この回収カー トリッジが再セットされるまで装置がダウンして稼動率が低下する問題を有して いた。 そこでこの考案は、運用カートリッジを外部に取出しても、装置をダウンさせ ずに連続運用することができる紙幣処理装置のカートリッジ着脱構造の提供を目 的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、装置内部に装備される運用カートリッジと回収カートリッジとを 引出しトレーを介して装置外部に取出し許容する紙幣処理装置のカートリッジ着 脱構造であって、前記運用カートリッジを装置本体より単独で引出し許容する運 用側専用の引出しトレーと、前記回収カートリッジを装置本体より単独で引出し 許容する回収側専用の引出しトレーと、前記両トレー間を着脱する着脱機構と、 前記双方のカートリッジ取出し時に連結させ、運用カートリッジの取出し時に、 前記着脱機構を駆動させて両トレー間を離脱させる制御手段とを備えたことを特 徴とする。
【0005】
【作用】
この考案によれば、運用カートリッジと回収カートリッジとの両方を取出す時 は、制御手段が着脱機構を連結させたままで引出し許容して両カートリッジを装 置本体から一体に取出し操作させる。一方、運用カートリッジのみを取出す時は 、制御手段が着脱機構を分離させて、運用側専用の引出しトレーを引出し許容し て運用カートリッジのみを装置外部に単独で取出し操作させる。
【0006】
【考案の効果】
このため、両カートリッジを一体的に出入れ操作したり、一方の運用カートリ ッジのみを特定して出入れ操作することができ、これら2つのカートリッジを用 途に応じて適切に取扱うことができる。特に、紙幣処理中であっても回収カート リッジはそのまま稼動させ、運用カートリッジのみを外部に取出して紙幣を装填 できるため、装置をダウンさせることなく連続運用を図ることができ、装置の稼 動率を確実に向上することができる。
【0007】
【実施例】
この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。 図面は紙幣入出金処理装置のカートリッジ着脱構造を示し、この紙幣入出金処理 装置の内部には、図1に示すように、紙幣出入口11の下部に位置して紙幣の出 入れを行なう受入れ部12と、紙幣の真偽判別、金種判別および表裏判別を行な う鑑別部13と、紙幣の表裏を揃える表裏反転部14と、紙幣を一時的に保留す る一時保留部15と、この保留した紙幣を一括して放出および搬送する処理機能 を備えた返却保留部16と、紙幣の集積および繰出し機能を備えた千円、五千円 、万円の金種別に対応する3つのスタッカ17…と、入出金取引時や紙幣補充時 の鑑別不良紙幣および取忘れ紙幣等を回収する回収カートリッジ18と、装置の 運用状態により紙幣を補充および回収して取引を安定維持する取引運用促進機能 を備えた運用カートリッジ19とを配設しており、これら各要素11〜19はル ープ状の搬送ラインLにより接続して、処理項目に応じて紙幣を所定位置に搬送 処理する。 この場合、上述の回収カートリッジ18は、装置本体20より単独で引出し許 容する回収トレー21上に載置して、該回収トレー21と一体に引出し操作され る。また、運用カートリッジ19は、装置本体20より単独で引出し許容する運 用トレー22上に載置して該運用トレー22と一体に引出し操作される。 上述の両カートリッジ18,19の着脱に際しては、図2および図3に示すよ うに、両トレー21,22が装置本体20の前後方向に沿って設置された引出し レール23,24に沿って装置本体20の後面側に引出し許容され、この引出し 方向の内部側に回収カートリッジ18を配設し、外部側に運用カートリッジ19 を配設して、この外部側の運用カートリッジ19を単独で出入れ操作できるよう に、また両カートリッジ18,19を一体に出入れ操作できるように運用カート リッジロック機構25と、回収カートリッジロック機構26とを装備している。
【0008】 運用カートリッジロック機構25は、運用トレー22と対応して装備される運 用ソレノイド27の進退ロッド28に、中間部を傾動支点とする逆L形状の傾動 レバー29を枢着して設け、この傾動レバー29と対応する運用トレー22の内 方側面位置に、中間部を支点ピン30で枢着して、この支点ピン30を傾動支点 に傾動許容するL形状の運用ロックレバー31を付設し、該ロックレバー31は 上端係止部32を既述した傾動レバー29の遊端側と係止対応させ、下端係止部 33を回収トレー21の外方側面位置に突設した運用ロック突起34に係止対応 させている。通常、両カートリッジ18,19が装置本体20の内部に取引待機 状態にセットされている時は、運用ソレノイドOFFで、該運用ロックレバー3 1の係止作用が働いて両トレー21,22間を連結した一体着脱許容状態にあり 、逆に運用ソレノイドONで、該運用ロックレバー31の係止作用を解いて両ト レー21,22間を離脱させ、運用トレー22に載置された運用カートリッジ1 9のみを単独で出入れ操作する単独着脱許容状態にある。 また、回収カートリッジロック機構26は、回収トレー21と対応して装備さ れる回収ソレノイド35の進退ロッド36に、上端部を枢着させて中間部の支点 ピン37を傾動支点に傾動許容するL形状の回収ロックレバー38を設け、該レ バー38は支点ピン37を傾動支点に傾動許容されて下端係止部39を回収トレ ー21の側面に突設した回収ロック突起40に係止対応させている。通常、回収 ソレノイドOFFで、該回収ロックレバー38の係止作用が働いて回収トレー2 1の引出しを規制した引出し規制状態にあり、逆に回収ソレノイドONで、該回 収ロックレバー38の係止作用を解いて回収トレー21の引出しを許容した引出 し許容状態にある。 なお、上述の運用ソレノイド27を動作させるための運用カートリッジスイッ チSW1 と、回収ソレノイド35を動作させるための回収カートリッジスイッチ SW2 とは、装置本体20の後面にそれぞれ装備し、係員がこれらスイッチSW 1 ,SW2 を選択して所望のカートリッジを取出せるようにしている。
【0009】 図4は紙幣入出金処理装置のカートリッジ着脱構造の制御回路ブロック図を示 し、CPU41はROM42に格納されたプログラムに沿って各回路装置を制御 し、その制御データをRAM43で入出力可能に記憶する。 上述のCPU41は、運用カートリッジスイッチSW1 が押下操作されること で、運用ソレノイド27をON動作させ、また回収カートリッジスイッチSW2 が押下操作されることで、回収ソレノイド35をON動作させる。
【0010】 このように構成された紙幣入出金処理装置のカートリッジ着脱構造の処理動作 を図5および図6のフローチャートを参照して説明する。 図5は両カートリッジ引出し時のフローチャートを示し、通常、両カートリッ ジ18,19が装置本体20の内部に取引待機状態にセットされている時は、図 2に示すように、運用ソレノイドOFFで、該運用ロックレバー31の係止作用 が働いて、両トレー21,22間を連結している。このため、両カートリッジ1 8,19を同時に出入れ許容する一体化した着脱許容状態にある。 このセット状態で、係員が回収カートリッジ18と運用カートリッジ19の双 方を外部に取出す目的で回収カートリッジスイッチSW2 を押下操作すると(ス テップ1 )、 CPU41は、取引中でないことを確認して、図2に想像線で示すように、回 収ソレノイド35をON動作させて回収ロックレバー38の係止作用を解き、回 収トレー21の引出し規制を解除させ、この解除状態で係員が引出し操作すると 、両トレー21,22は外部に引出され、引出された両トレー21,22上に載 置された両カートリッジ18,19に対して適切な処理を施す(ステップn2 〜 n3 )。 図6は運用カートリッジ引出し時のフローチャートを示し、今、仮に取引時で あっても、係員が運用カートリッジ19に紙幣を補充する等の目的で運用カート リッジスイッチSW1 を押下操作すると(ステップ11)、 CPU41は、取引時あるいは非取引時に拘らず、図3に想像線で示すように 、運用ソレノイド27をON動作させて運用ロックレバー31の係止作用を解き 、両トレー21,22間を離脱許容させ、運用トレー22側のみを装置外部に単 独で引出し許容する。この状態で係員が運用トレー22を外部に引出し、引出さ れた運用トレー22上に載置された運用カートリッジ19に対して適切な紙幣補 充処理を施す(ステップ12)。
【0011】 上述のように、両カートリッジを一体的に出入れ操作したり、一方の運用カー トリッジのみを特定して出入れ操作することができ、これら2つのカートリッジ を用途に応じて適切に取扱うことができる。特に、紙幣処理中であっても回収カ ートリッジはそのまま稼動させ、運用カートリッジのみを外部に取出して紙幣を 装填できるため、装置をダウンさせることなく連続運用を図ることができ、装置 の稼動率を確実に向上することができる。
【0012】 この考案と、上述の一実施例の構成との対応において、 この考案の運用側専用の引出しトレーは、実施例の運用トレー22に対応し、 以下同様に 回収側専用の引出しトレーは、回収トレー21に対応し、 着脱機構は、運用カートリッジロック機構25と、回収カートリッジロック機 構26とに対応し、 制御手段は、CPU41に対応するも、この考案は上述の一実施例の構成のみ に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の紙幣入出金処理装置の内部構成図。
【図2】この考案の回収トレー側の着脱構造を示す要部
側面図。
【図3】この考案の運用トレー側の着脱構造を示す要部
側面図。
【図4】この考案のカートリッジ着脱構造の制御回路ブ
ロック図。
【図5】この考案の両カートリッジ引出し時の処理動作
を示すフローチャート。
【図6】この考案の運用カートリッジ引出し時の処理動
作を示すフローチャート。
【図7】従来の紙幣処理装置のカートリッジ着脱構造を
示す説明図。
【符号の説明】
18…回収カートリッジ 19…運用カートリッジ 20…装置本体 21…回収トレー 22…運用トレー 25…運用カートリッジロック機構 26…回収カートリッジロック機構 41…CPU

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置内部に装備される運用カートリッジと
    回収カートリッジとを引出しトレーを介して装置外部に
    取出し許容する紙幣処理装置のカートリッジ着脱構造で
    あって、前記運用カートリッジを装置本体より単独で引
    出し許容する運用側専用の引出しトレーと、前記回収カ
    ートリッジを装置本体より単独で引出し許容する回収側
    専用の引出しトレーと、前記両トレー間を着脱する着脱
    機構と、前記双方のカートリッジ取出し時に連結させ、
    運用カートリッジの取出し時に、前記着脱機構を駆動さ
    せて両トレー間を離脱させる制御手段とを備えた紙幣処
    理装置のカートリッジ着脱構造。
JP3794791U 1991-04-23 1991-04-23 紙幣処理装置のカートリツジ着脱構造 Pending JPH04123481U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61234487A (ja) * 1985-04-11 1986-10-18 沖電気工業株式会社 現金取扱いシステム

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61234487A (ja) * 1985-04-11 1986-10-18 沖電気工業株式会社 現金取扱いシステム

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