JPH04119810U - パネル - Google Patents

パネル

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JPH04119810U
JPH04119810U JP2212391U JP2212391U JPH04119810U JP H04119810 U JPH04119810 U JP H04119810U JP 2212391 U JP2212391 U JP 2212391U JP 2212391 U JP2212391 U JP 2212391U JP H04119810 U JPH04119810 U JP H04119810U
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JP
Japan
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panel
frame
mounting groove
panel mounting
curved
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Inventor
芳文 栗田
仁 小林
佐佶 長沢
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日本板硝子株式会社
日鐵建材工業株式会社
石倉金属株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 長手方向に沿ったパネル取付溝Dを側部に有
すると共に、長手方向に沿って湾曲形成し、且つ、複数
立設した支柱1に対し、隣接する一対の支柱1の互いに
対向するパネル取付溝D間に嵌合させるためのパネル本
体2と、そのパネル本体2の周囲を保持する枠3とから
成る。枠3のうち、パネル取付溝Dの内側壁に接当する
部分3Dをパネル取付溝Dの曲がりに合わせた湾曲形状
とすると共に、前記パネル本体2を保持する部分6を、
直線形状としてある。 【効果】 遮音性能の劣化を防止するにあたって、従来
とは異なる形状にする箇所を必要最小限に留め、それ以
外の箇所を従来と同様に構成できるから、全体として、
防音性の低下を阻止できるパネルを、製作が容易でコス
トの安いものとして提供できるようになった。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、長手方向に沿ったパネル取付溝を側部に有すると共に、長手方向に 沿って湾曲形成し、且つ、複数立設した支柱に対し、隣接する一対の前記支柱の 互いに対向するパネル取付溝間に嵌合させるためのパネル本体と、そのパネル本 体の周囲を保持する枠とから成るパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】
冒記の構成のパネルで、従来、平面に形成してあるパネル本体に付設した枠を 、その枠が嵌合する取付溝の曲がりの度合には関係なく、真直に形成していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のパネルでは、下記のような不具合があった。 つまり、パネル取付溝が長手方向に彎曲していて、その内側壁も長手方向に沿 って曲がっているのに反し前記枠が真直な形状であるから、枠をパネル取付溝に 嵌合させている状態では、枠とパネル取付溝の内側壁との接当が全体に亘るもの ではなく、部分的なものとなってしまう。従って、両者が接当できずにいる部分 に隙間ができてしまう。そして、これら隙間を介して音が漏れ易くなる為、防音 には適さない不具合があった。 本考案は上記実情に鑑み為したもので、防音性の低下を阻止できるパネルを提 供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための冒記パネルにおける本考案の特徴構成は、前記枠の うち、前記パネル取付溝の内側壁に接当する部分を、前記パネル取付溝の曲がり に合わせた湾曲形状とすると共に、前記パネル本体を保持する部分を、直線形状 とした点にある。
【0005】
【作用】
すなわち、パネル取付溝の内側壁に接当する枠の部分を、パネル取付溝の曲が りに合わせた彎曲形状にしてあることで、パネルを長手方向に沿って彎曲してい る一対のパネル取付溝に嵌合させると、パネルの枠とパネル取付溝の内側壁との 接当がパネル取付溝方向の全長に亘って完全に行え、従って、枠とパネル取付溝 との間に隙間ができることを防止できる。 しかも、枠のパネル本体を保持する部分は直線形状にしてあり、パネル本体は 彎曲させなくてもよいから、硬質の板ガラス等からなるパネル本体でも取付ける ことができ、取付状態での音の漏れを防止するために、取付溝の内側壁に接当す る枠の部分だけを彎曲形状にするだけで済む。
【0006】
【考案の効果】
すなわち、遮音性能の劣化を防止するにあたって、従来とは異なる形状にする 箇所を必要最小限に留め、それ以外の箇所を従来と同様に構成できるから、全体 として、防音性の低下を阻止できるパネルを、製作が容易でコストの安いものと して提供できるようになった。
【0007】
【実施例】
以下、本考案のパネルの実施例を図面に基づいて説明する。 図3に高速道路の側辺に立設してある塀Wを示している。 この塀Wは、上方側を道路側に彎曲させたH形鋼からなる支柱1に、複数のパ ネルP1,P2 を上下に積み重ねた状態に取付けて構成してある。 前記パネルP1,P2 は、図1、図2及び図4に示すようにポリカーボネイト製 の弾性のある透光板より構成してあるパネル本体2とこのパネル本体2の周囲を 保持する枠3とによりなっている。 前記枠3は、1対の縦枠3A及び1対の横枠3Bを枠組形状に組付けて構成し てある。
【0008】 各パネルの取付構造を詳述すると、図2に示すようにパネル本体2に取付けて ある枠3のうち左右の縦枠3Aを前記支柱1の両フランジ1A間に形成されるパ ネル取付溝Dへ嵌入保持させるとともに、縦枠3Aを支柱1の一方のフランジ1 Aの内側壁に当接させるための付勢力を与える板バネ製のパネル押付具4を、支 柱1の他方のフランジ1Aとの間に介在させてある。 そして、前記縦枠3A及び横枠3Bは中空で、その枠組内方側の面を段違い形 状に形成してあり、図1及び図2に示すように断面全体として略L形を呈してい る。そして、前記段違いの2面をつなぐ繋ぎ面3Cとこの枠組内方側の面にボル ト結合した押縁5との間に形成され前記パネル本体2を保持する部分となる直線 状のパネル本体保持溝6に、シール材7を介してパネル本体2を保持している。
【0009】 図1に示すように支柱1の彎曲部分に嵌合するパネルP1 においては、支柱1 のフランジ1A内側壁と接当する部分となる、縦枠3A外側の接当面3Dを、支 柱1の曲がりに合わせて、長手方向に沿って曲げた構成としてある。 よって、上記構成よりパネルP1 を、彎曲している上方側の部分の支柱1に嵌 合している状態において、パネルP1 の接当面3Dと支柱1のフランジ1A内側 壁との接当が上下全長に亘って完全に行え、従って、縦枠3Aと支柱1との間に 隙間ができることを防止して音を漏れなくしている。 しかも、パネル本体2を保持するパネル本体保持溝6は直線形状に形成してあ り、パネル本体2は彎曲させて取付ける必要がなく、取付状態での音の漏れを防 止するために、支柱1のフランジ1A内側壁に接当する部分である縦枠3Aの接 当面3Dだけを彎曲形状にするだけで済んでいて、その製作を容易なものにして ある。
【0010】 尚、前記枠3の一方である一対の前記縦枠3Aには、上下方向に組立ててある 複数のパネルの崩れ落ちを防止する安全ワイヤを貫通案内するバーリング孔8を 、図3に示すように、この縦枠3Aの内方を通って上下に貫通するよう配設して ある。
【0011】 〔別実施例〕 縦枠3Aの構造としては、上記実施例の図1に示すものに変えて、図5に示す ように、彎曲形状の接当面3Dをなす部位9を直線形状をなす部位とは別体に製 作取付けてある構成とすることも考えられ、そうすると別体に構成した前記部位 9のみを支柱1の曲がりに応じた彎曲形状に製作するだけでよく、残りの大部分 は取付支柱の曲がりに拘らず同一部品を利用できるから、更に一層製作面で有利 にパネルを実現できる。 また、枠のうちで、パネル本体を保持する部分としては、上記実施例では溝6 を用いているが、溝6以外に単なる段でも可能である。すなわち、段にパネル本 体の周部を当付けた後、ボルト等の貫通具によって段にパネル本体を固定するこ とでパネル本体を枠に保持できる。
【0012】
【図面の簡単な説明】
【図1】取付状態にあるパネルの側面図
【図2】取付状態にあるパネルの横断面図
【図3】本考案のパネルを取付けてある塀の斜視図
【図4】パネルの正面図
【図5】別実施例の縦枠の断面図
【符号の説明】
1 支柱 2 パネル本体 3 枠 3D パネル取付溝の内側壁に接当する部分 6 パネル本体を保持する部分 D パネル取付溝
フロントページの続き (72)考案者 小林 仁 千葉県浦安市富岡3―3 D―906 (72)考案者 長沢 佐佶 神奈川県相模原市上鶴間8―7―14

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に沿ったパネル取付溝(D)を
    側部に有すると共に、長手方向に沿って湾曲形成し、且
    つ、複数立設した支柱(1)に対し、隣接する一対の前
    記支柱(1)の互いに対向するパネル取付溝(D)間に
    嵌合させるためのパネル本体(2)と、そのパネル本体
    (2)の周囲を保持する枠(3)とから成るパネルであ
    って、前記枠(3)のうち、前記パネル取付溝(D)の
    内側壁に接当する部分(3D)を、前記パネル取付溝
    (D)の曲がりに合わせた湾曲形状とすると共に、前記
    パネル本体(2)を保持する部分(6)を、直線形状と
    したパネル。
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JP2532272Y2 JP2532272Y2 (ja) 1997-04-09

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH053317U (ja) * 1991-06-28 1993-01-19 大東金属株式会社 自動車騒音防止壁
KR100645234B1 (ko) * 2006-04-19 2006-11-15 에스에이 주식회사 조립식 터널용 방음벽

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04118407A (ja) * 1990-09-10 1992-04-20 Furukawa Electric Co Ltd:The 曲面用遮音パネルおよび防音壁

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