JPH04119589U - 複合サツシ材 - Google Patents

複合サツシ材

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JPH04119589U
JPH04119589U JP3393991U JP3393991U JPH04119589U JP H04119589 U JPH04119589 U JP H04119589U JP 3393991 U JP3393991 U JP 3393991U JP 3393991 U JP3393991 U JP 3393991U JP H04119589 U JPH04119589 U JP H04119589U
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screw
recess
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attachment member
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JP2540079Y2 (ja
Inventor
浩一 八代
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新日軽株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な作業で合成樹脂製添部材を強固に止着
することができ、かつ体裁を良好に保つことのできる複
合サッシ材を提供する。 【構成】 アルミニウム製基部材10の一側面に合成樹
脂製添部材20を止着してなる複合サッシ材であって、
基部材10と添部材20の一端縁に互いに係合する係合
片13と係合溝21を設け、他端縁にネジ止めするネジ
止め部を設ける。基部材のネジ止め部は、連続状のネジ
受け溝14を形成してなり、添え部材のネジ止め部は、
ネジ受け溝14に対応する凹部22を形成してなり、凹
部22の底面からネジ受け溝14にネジ25を螺入し、
凹部22の開口27に他部材との間をタイトするための
気密条片28を装着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、アルミニウム製基部材の一側面に、結露防止や内装化粧のための合 成樹脂製添部材を止着してなる複合サッシ材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ガラス障子等には、アルミニウム製基部材の一側面に合成樹脂製添部材 を止着してなる複合サッシ材が多く用いられている。 このような複合サッシ材においては、基部材の長手方向に沿つて合成樹脂製添 部材を受ける受け部を形成し、この受け部に合成樹脂製添部材をスライド嵌合す るか、あるいは弾発係合させて止着する構造のものと、基部材に対して直接合成 樹脂製添部材をネジ止めして止着する構造のものが一般的であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の複合サッシ材のうち、合成樹脂製添部材をスライド嵌合 あるいは弾発係合して止着する構造のものでは、合成樹脂製添部材の基部材に対 する結合状態が甘く外れやすいという欠点があった。また、長尺状のものをスラ イド嵌合させるのに結構手間がかかるという問題もあった。 一方、合成樹脂製添部材をネジ止めして止着する構造のものでは、ネジが表に 露出するため体裁が悪くなるといった問題があり、かつネジ止めの箇所が多いと 止着作業に手間がかかる問題もあった。 本考案は、上記のような従来の課題を解決するためになされたものであり、簡 単な作業で合成樹脂製添部材を強固に止着することができ、かつ体裁を良好に保 つことのできる複合サッシ材を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記従来の課題を解決する本考案は、アルミニウム製基部材の一側面に合成樹 脂製添部材を止着してなる複合サッシ材において、基部材と添部材の一端縁に互 いに係合する係合部を設け、他端縁にネジ止めするネジ止め部を設け、基部材の ネジ止め部は、連続状のネジ受け溝を形成してなり、添え部材のネジ止め部は、 該ネジ受け溝に対応する凹部を形成してなり、前記凹部の底面から前記ネジ受け 溝にネジを螺入し、凹部の開口に他部材との間をタイトするための気密条片を装 着することを特徴とする。
【0005】
【実施例】
以下、本考案の実施例について図面を用いて詳細に説明する。図1は要部の分 解状態を示す断面図、図2は本考案による複合サッシ材を適用したサッシ窓の縦 断面図、図3はその横断面図である。 このサッシ窓は、建屋開口部に装着した窓枠30に、外側障子1と内側障子2 を摺動自在に建て込んで構成され、その外側障子1と内側障子2は、それぞれ本 考案による複合サッシ材を適用した框3にガラス4を組込んで構成されている。 なお、上記框3のそれぞれが基部材10を構成し、その実際の寸法形状について は、框3の上下左右部分において異なっているが、それぞれ基本的な構造は全く 同じである。
【0006】 上記外側障子1と内側障子2の框3は、図示の如く本体となる基部材10の屋 内側に添部材20を止着してなる複合サッシ材によって組み立てられている。基 部材10は、アルミニウムによる押出し型材によって形成されている。また、添 部材20は、結露防止及び框3の化粧を行なうために設けられるものであり、基 部材10より熱伝導率の小さい合成樹脂によって形成されている。
【0007】 基部材10は、図示の如く両側に凹部11,12を有する断面略H字形状をな している。凹部11の屋内側には、添部材20との係合部となる係合片13が長 手方向にわたって形成されている。凹部12の屋内側には、長手方向に連続して 延びるネジ受け溝14が外側に向けて形成されている。このネジ受け溝14の幅 は、後述するネジ25を螺入することのできる寸法となっている。すなわち、ネ ジ受け溝14の幅をネジ25の外形より僅かに小さくすることにより、ネジ25 を螺入せしめると、自動的にネジ切りされて連結されることになる。 また、凹部11の屋外側の側片15には、ガラス4を保持するガラス固定部材 40を固定するための鈎状の突片17が形成され、また他方の側片16には、気 密部材を装着するための装着部18が形成されている。
【0008】 基部材10の屋内側に止着される添部材20は、図示のごとく基部材10の幅 とほぼ同じ幅を有する中空の方形体状に形成されており、その屋内側は平坦面と なっている。基部材10と向合う添部材20の屋外側には、基部材10の係合片 13と対応する側に基部材10との係合部となる係合溝21が連続状に設けられ 、ネジ受け溝14と対応する側にネジ固定用の凹部22が連続状に設けられてい る。なお、係合溝21及び凹部22は、それぞれ添部材20の屋内側から見えな いように位置している。
【0009】 上記係合溝21は、基部材10の係合片13に係合する部分であり、係合片1 3が隙間なく嵌まる寸法に形成されている。また、添部材20の係合溝21より 外側には、基部材10の突片17と共に反対側からガラス固定部材40を固定す るための突片23が形成されている。 上記ネジ固定用の凹部22は、ネジ25によってネジ受け溝14にネジ止めす るためのものであり、内部にネジ25の頭をすっぽり収めることのできる寸法に 形成され、その底面部分にはネジ25を通すための孔26が所定間隔で複数箇所 に設けられている。 また、ネジ固定用の凹部22の外側部分には、長手方向に連続する開口27が 設けられている。この凹部22の開口27には、窓枠30側に当接する気密条片 28が装着される。
【0010】 基部材10に添部材20を止着するには、まず係合溝21を基部材10の係合 片13に嵌め込み、添部材20の凹部22を基部材10のネジ受け溝14に位置 合せする。その状態で、凹部22の開口27からネジ25を凹部22内に押込み 、孔26を通してネジ受け溝14に螺入する。これで、添部材20の止着が完了 し、その後凹部22の開口27に気密条片28を装着する。また、添部材20を 止着する際に、基部材10の突片17と添部材20の突片23とでガラス4のガ ラス固定部材40を押さえ付けて固定する。
【0011】 図4は互いに当接させて戸締まりするタイプの障子に本考案の複合サッシ材を 適用した実施例を示している。この実施例では、両障子の互いに当接する部分に 左右対称の複合サッシ材を使用している。そして、両複合サッシ材の基部材10 のうち、凹部12の側片16にそれぞれ互いに当接する気密部材35を装着する ための装着部34を設け、かつその装着部34の外側に互いに食い違った状態で 当接する突片36を形成している。その他の構造については、図1から図3に示 した実施例と同じである。
【0012】 以上、好ましい実施例をあげて本考案を説明したが、本考案は上記実施例に限 定されることはない。例えば、基部材10と添部材20の全体形状は、互いに止 着するための係合片13、ネジ受け溝14、係合溝21、凹部22を備えていれ ば、図示の形状に限定されず種々変更可能である。また、基部材10側に係合溝 21を設け、添部材20側に係合片13を設けることもできる。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、基部材と添部材の一端縁を係合し、他端 縁をネジ止めすることにより、従来の弾発係合させる構造に比べ極めて強固に止 着することができる。また、係合とネジ止めを組合わせることにより、これまで のように長尺のものをスライド嵌合する必要がなく、かつネジ止めの箇所を少な くすることができるので、極めて簡単な作業で添部材の止着が行なえる。 しかも、添部材に形成した凹部の底面から基部材のネジ受け溝にネジを螺入す るようにしたので、ネジが凹部内に隠蔽されるようになり、体裁を良好に保つこ とができる。 さらに、凹部の開口に他部材とのタイトを行なう気密条片を装着することによ り、ネジ止め部がタイト材取付部を兼ねるようになり、別個にタイト材取付部を 設ける必要がなく、かつ体裁も良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による複合サッシ材の分解状
態を示す断面図である。
【図2】本考案による複合サッシ材を適用したサッシ窓
の縦断面図である。
【図3】本考案による複合サッシ材を適用したサッシ窓
の横断面図である。
【図4】本考案による複合サッシ材を適用した他の実施
例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 外側障子 2 内側障子 3 框 10 基部材 13 係合片 14 ネジ受け溝 20 添部材 21 係合溝 22 凹部 25 ネジ 27 開口 28 気密条片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウム製基部材の一側面に合成樹
    脂製添部材を止着してなる下記要件を備えたことを特徴
    とする複合サッシ材。 (イ)基部材と添部材の一端縁に互いに係合する係合部
    を設け、他端縁にネジ止 めするネジ止め部を設ける。(ロ)基部材のネジ止め部
    は、連続状のネジ受け溝を形成してなり、添え部材のネ
    ジ止め部は、該ネジ受け溝に対応する凹部を形成してな
    る。 (ハ)前記凹部の底面から前記ネジ受け溝にネジを螺入
    し、凹部の開口に他部材との間をタイトするための気密
    条片を装着する。
JP3393991U 1991-04-15 1991-04-15 複合サッシ材 Expired - Lifetime JP2540079Y2 (ja)

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JPH04119589U true JPH04119589U (ja) 1992-10-26
JP2540079Y2 JP2540079Y2 (ja) 1997-07-02

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016145503A (ja) * 2015-01-31 2016-08-12 三協立山株式会社 断熱サッシ
JP2018003393A (ja) * 2016-06-30 2018-01-11 三協立山株式会社 建具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016145503A (ja) * 2015-01-31 2016-08-12 三協立山株式会社 断熱サッシ
JP2018003393A (ja) * 2016-06-30 2018-01-11 三協立山株式会社 建具

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Publication number Publication date
JP2540079Y2 (ja) 1997-07-02

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