JPH04117535U - 芝刈機のカツターハウジング - Google Patents

芝刈機のカツターハウジング

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Publication number
JPH04117535U
JPH04117535U JP2903591U JP2903591U JPH04117535U JP H04117535 U JPH04117535 U JP H04117535U JP 2903591 U JP2903591 U JP 2903591U JP 2903591 U JP2903591 U JP 2903591U JP H04117535 U JPH04117535 U JP H04117535U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutter
peripheral wall
blade
cutter blade
cutter housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2903591U
Other languages
English (en)
Inventor
隆弘 山本
宏 北條
泰次 橋本
Original Assignee
本田技研工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 本田技研工業株式会社 filed Critical 本田技研工業株式会社
Priority to JP2903591U priority Critical patent/JPH04117535U/ja
Publication of JPH04117535U publication Critical patent/JPH04117535U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 略水平回転するカッターブレード1の端部が
近接するカッターハウジング周壁部15の内周面に、上
下方向に延びる凹条部17と凸条部18を円周方向にわ
たり連続的に交互に形成する。 【効果】 カッターブレード1の回転により、ハウジン
グ周壁部15内周面の上下方向の延びる凹条部17内に
負圧を発生し、これが渦流となって、芝草を立たせるた
めの風速を増すことができる。従ってカッターブレード
1端部による芝刈り性能を向上できるとともに、風速が
増すことから、ブレード回転数をさげて従来の芝刈り性
能を維持しつつ、低騒音化も達成できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、芝刈機のカッターハウジングに関し、特に略水平回転するカッター ブレードを収納するカッターハウジングの周壁部内周面の構造に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
芝刈機において、下面を開放して略円形の周壁部を有するカッターハウジング 内に、その周壁部の内周面に端部が近接して略水平回転するカッターブレードを 収納したものは、実開昭62−99935号公報により公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この種の芝刈機においては、一般に、そのカッターブレードの端部での芝刈り が不十分であり、芝刈り性能を上げるべくブレード回転数を上げると、騒音が増 すといった問題を有していた。
【0004】 そこで本考案の目的は、カッターブレードの端部での芝刈り性能を上げられる とともに、ブレード回転数を下げて低騒音化も図れるようにした芝刈機のカッタ ーハウジングを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決すべく本考案は、下面を開放して略円形の周壁部を有するカ ッターハウジング内に、前記周壁部の内周面に端部が近接して略水平回転するカ ッターブレードを収納した芝刈機において、前記カッターハウジングの前記周壁 部内周面に、上下方向に延びる凹条部と凸条部を円周方向にわたり連続的に交互 に形成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】 カッターハウジング周壁部の内周面に対し、カッターブレードの端部が近接し て回転することにより、ハウジング周壁部内周面の上下方向に延びる凹条部内に 負圧が発生し、これが渦流となって、芝草を立たせるための風速が増すので、カ ッターブレード端部による芝刈り性能が向上する。 また風速が増すため、ブレード回転数が下げられ、低騒音化にも寄与する。
【0007】
【実施例】
以下に本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 本考案を適用した一例としてのカッターハウジング装置を示す図1乃至図3に おいて、1はカッターブレード、10はカッターハウジングであり、Rはブレー ド回転方向を示している。 カッターブレード1は、その側縁に刈刃2を形成して、この刈刃2の回転方向 後側端部を上方への起風片3に形成して成り、中央部をブレードホルダ4を介し て垂直軸5の下端に取り付けられている。 下面を開放した平面視略円形のカッターハウジング10は、その上壁部11に 後部を除いて上方に膨出するスクロール部12を形成するとともに、周壁部15 の一側部に放出口16を形成して成り、上壁部11の中央部には、三個の空気取 入れ口13…が形成されている。
【0008】 このカッターハウジング10内にカッターブレード1が収納されて、その上壁 部11中央上に突出した垂直軸5の上部にプーリ6或いは原動機(図示せず)が 備えられており、カッターブレード1の端部はハウジング周壁部15の内周面に 近接している。 そしてハウジング周壁部15の内周面には、拡大して図4にも示すように、上 下方向に延びる凹条部17と凸条部18とが、円周方向にわたり連続的に交互に 形成されている。
【0009】 次に芝刈り作業について説明する。 カッターブレード1の図示R方向への水平回転により、拡大して図5にも示す ように、その両刈刃2,2の端部がハウジング周壁部15内周面の凸条部18… に近接状態で回転し、その凸条部18…間の凹条部17…内には負圧が発生して 、これが第6図に矢印rで示したように、渦流となってハウジング周壁部15内 周面での風速が増加する。 従って図2に矢印で示した如く芝草を引き上げて立たせる風が得られるため、 図7に示すように、刈刃2の端部による芝刈り性能を上げることができる。
【0010】 またハウジング周壁部15内周面での風速が増すことから、カッターブレード 1の回転数を下げても、芝刈り性能を確保できるため、低騒音化も達成すること ができる。 尚、カッターハウジング10について、実施例では放出口16を有するものと したが、放出口を持たない密閉式のものであっても良いことは勿論である。
【0011】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、略水平回転するカッターブレードの端部が近接 するカッターハウジング周壁部の内周面に、上下方向に延びる凹条部と凸条部を 円周方向にわたり連続的に交互に形成したため、カッターブレードの回転により 、ハウジング周壁部内周面の上下方向に延びる凹条部内に負圧を発生し、これが 渦流となって、芝草を立たせるための風速を増すことができ、従ってカッターブ レード端部による芝刈り性能を向上することができるとともに、風速が増すこと から、ブレード回転数を下げて従来の芝刈り性能を維持しつつ、低騒音化も達成 することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用した一例としてのカッターハウジ
ング装置の内部を示す底面図
【図2】その縦断背面図
【図3】カッターハウジングの斜視図
【図4】その周壁部内面部の一部分の拡大斜視図
【図5】カッターブレード端部との関係を示す部分平面
【図6】負圧による渦流発生の作用説明図
【図7】カッターブレード端部による芝刈りの作用説明
【符号の説明】
1…カッターブレード、2…刈刃、3…起風片、10…
カッターハウジング、15…周壁部、17…凹条部、1
8…凸条部、R…回転方向、r…渦流。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面を開放して略円形の周壁部を有する
    カッターハウジング内に、前記周壁部の内周面に端部が
    近接して略水平回転するカッターブレードを収納した芝
    刈機において、前記カッターハウジングの前記周壁部内
    周面に、上下方向に延びる凹条部と凸条部を円周方向に
    わたり連続的に交互に形成したことを特徴とする芝刈機
    のカッターハウジング。
JP2903591U 1991-04-01 1991-04-01 芝刈機のカツターハウジング Withdrawn JPH04117535U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2903591U JPH04117535U (ja) 1991-04-01 1991-04-01 芝刈機のカツターハウジング

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2903591U JPH04117535U (ja) 1991-04-01 1991-04-01 芝刈機のカツターハウジング

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04117535U true JPH04117535U (ja) 1992-10-21

Family

ID=31912976

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2903591U Withdrawn JPH04117535U (ja) 1991-04-01 1991-04-01 芝刈機のカツターハウジング

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JP (1) JPH04117535U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015188339A (ja) * 2014-03-27 2015-11-02 本田技研工業株式会社 芝刈機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015188339A (ja) * 2014-03-27 2015-11-02 本田技研工業株式会社 芝刈機

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Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19950713