JPH0411538A - 装飾品 - Google Patents

装飾品

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JPH0411538A
JPH0411538A JP11404390A JP11404390A JPH0411538A JP H0411538 A JPH0411538 A JP H0411538A JP 11404390 A JP11404390 A JP 11404390A JP 11404390 A JP11404390 A JP 11404390A JP H0411538 A JPH0411538 A JP H0411538A
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JP
Japan
Prior art keywords
pattern
color
thermochromic substance
thermochromic
coating
Prior art date
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Pending
Application number
JP11404390A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyasu Ito
伊藤 敏安
Yasuhiko Ogisu
康彦 荻巣
Riichi Funahashi
舟橋 利一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP11404390A priority Critical patent/JPH0411538A/ja
Publication of JPH0411538A publication Critical patent/JPH0411538A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は例えば自動車の後部に装着されて文字等を装飾
表示するりャガーニツシュ等の装飾品に関するものであ
る。
[従来技術] 従来より、例えば自動車後部に装着されるリヤガーニッ
シュとしては、透明樹脂からなる基材の外面又は内面に
塗装を施すことにより、車名を示すロゴ、グレード名、
絵柄等の模様を付したちのがある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記した塗装によって模様を付したりャ
ガーニッシュは古(から−船釣に用いられており、意匠
的には新鮮味に欠ける。そこで、これに替わる新規で外
観に優れた模様を有する装飾品の開発が望まれている。
又、塗装によって模様を付すためにはマスキングを施す
必要があり煩雑であるとともに、塗装が終了してマスキ
ングを剥がす際に塗装部分と未塗装部分との境界線(以
下、見切線という)が乱れて不明瞭となり美観を損ねる
ことがある。さらに、マスキングによって形成すること
ができるのは比較的簡明な形状の模様であり、複雑な模
様を形作ることはできないという問題もある。
本発明の目的は、新規で外観的に優れた模様を非常に簡
単な操作で現出することができるとともに、見切線が明
瞭で複雑な形状の模様を現出することができる装飾品を
提供することにある。
[課題を解決するための手段] そこで、上記目的を達成するために本発明は、基材上に
、加熱により変色する不可逆性サーモクロミック物質が
分散された塗膜層が形成され、同塗膜層の加熱により前
記サーモクロミック物質の一部が変色して模様が現出さ
れている装飾品をその要旨とする。
前記不可逆性サーモクロミック物質の変色現象は、アン
モニア、炭酸ガス、水等の発生を伴う熱分解によってサ
ーモクロミック物質の組成そのものが変わることに起因
していると考えられている。
このような不可逆性サーモクロミック物質としては、例
えば以下に示す金属化合物が挙げられる。
これらの金属化合物は加熱によって変色温度を越えると
、(低温時の色)→(高温時の色)で示すように変色す
る。
・Co1.−2(CH2)、N、−8H,0・・・・・
・褐ピンク→緑(変色温度50°C)−NiBrt−2
(CHI)6N4−91120・・・・・・緑→青(変
色温度62°C)・Co(CHsCOO)z−4Hz0 ・・・・・・ピンク→紫(変色温度82℃)・Co(N
C3)z−2(CeHsN)−10820・・・・・・
紫→青(変色温度93°C)・Co51F。
・・・橙ピンク→明るいピンク(変色温度99°C)”
 CD(HCO3)l!−2820 ・・・・・・ピンク→深紫(変色温度116°C)・[
Cr(NH2CH2CH2NH2)3]CI+(1)・
・・・・・黄→赤(変色温度119℃)’ [Cr(N
H2CHzCH,NHz)3](NC3)3(1)・・
・・・・黄→赤(変色温度121°C)・NH4VO3
(1) ・・・・・・白→ピンク(変色温度132°C)・NH
<VOs (n) ・・・・・・ピンク→黒(変色温度162°C)・[C
r(NH2CH2CH2NH2)3](NC3)3(I
II )・・・・・・赤→黒(変色温度252℃)’ 
[Cr(NH2CH2CHzNHz)31c13(I[
)・・・・・・赤→黒(変色温度270°C)又、上記
サーモクロミック物質を配合する塗料としでは、ウレタ
ン系塗料特に二液型ウレタン系塗料、アクリル系塗料、
エポキシ系塗料、ポリエステル系塗料等が使用される。
さらに、この塗料を塗布する基材としては、透明又は不
透明の樹脂基材等が使用される。
[作用コ 前記手段を採用したことにより、基材の塗膜層に分散さ
れたサーモクロミック物質において、加熱された部位は
変色し装飾品の外方からはこの変色部分が模様となって
見える。サーモクロミック物質は不可逆性を備えている
ため、−旦変色した後は温度が下降しても元の色に戻る
ことがな(、模様を所定の色に保ち続ける。
この模様部分とそれ以外の部分との色調は塗膜層中に分
散されたサーモクロミック物質によって得られたもので
あるため、塗装により得られた色調とは異なる。
又、上記した加熱方法としてはレーザ光や赤外線の照射
、或いはホットプレス等があり、このような簡単な操作
で模様が現出される。
さらに、加熱によって模様を現出するため、−塗装で模
様を付したときのようにマスキングを剥がす際に塗装部
分と未塗装部分との見切線が不明瞭となる虞がなく、か
つ、複雑な形状の模様を現出することが可能となる。
[第1実施例] 以下、本発明を自動車の後端部に取付けられるリヤガー
ニッシュに具体化した第1実施例を図面に従って説明す
る。
第1図及び第3図に示すように、本実施例のりャガーニ
ッシュ1の基材2は、自動車3後部における左右のりャ
コンビネーションランプ4間に取付けられるように、合
成樹脂材料により横長板状に形成されている。基材2を
構成する合成樹脂材料としては、PMMA (ポリメチ
ルメタクリレート)、PC(ポリカーボネート)、PS
(ポリスチレン)、PU(ポリウレタン)、エポキシ等
の透明な合成樹脂があり、原料段階で液状のものも使用
できる。
又、前記基材2の裏面側全体には塗装によって塗膜層5
が形成されている。塗装には二液型ウレタン系の透明塗
料が使用され、塗料にはその固形分に対して不可逆性サ
ーモクロミック物質6が1〜40重量%、好ましくは5
〜20重量%重量%柱る。尚、サーモクロミック物質6
の配合割合が1重量%未満ではサーモクロミック物質6
に基づく着色が不充分となり易く、40重量%を越える
と塗料の安定性が悪(なって好ましくない。
本実施例では上記したサーモクロミック物質6として、
NiBr2−2(CH2)sN4−9HzOを用いた。
この物質は低温時には緑色であるが62℃以上に加熱さ
れると青色に変色し、しかも、このように−旦青色に変
色すると元の緑色の状態には戻らないという性質を備え
ている。従って、未加熱時においてサーモクロミック物
質6が配合された塗膜層5は半透明状の緑色を帯びてい
る。そして、このサーモクロミック物質6の一部は後記
するレーザ光りの照射により青色に変色され、その変色
部分が各種模様7として自動車3の後方から基材2を透
過して視認できるようになっている。各種模様7として
は車名等のロゴ、グレード名、絵柄等が挙げられる。
次に、前記のように構成されたりャガーニッシュ1にお
ける模様7の現出方法について第1,2図に従って説明
する。
本実施例では模様7を現出するためにレーザ光を用いた
。レーザ光は非常に高いエネルギ密度を有する光線で、
これを材料の表面に照射すると極めて短時間で同表面を
加熱する能力を備えている。
又、レーザ光はレンズ等の光学系手段を利用することに
より、被加工物の裏面側の塗膜層5に収束した状態で照
射することができるので、複雑な模様7の現出が内部に
容易にできる。前記レーザとしては気体レーザ、液体レ
ーザ、固体レーザの3種類があるが、本実施例では、高
い出力が得られ装置が小型である固体レーザ(Nd−Y
AGレーザ)を用いた。
そして、まず、このレーザ光の照射に先立ち、第2図に
示すように塗装により塗膜層5が裏面に形成された透明
樹脂製の基材2を準備し、これを自動車3後部の所定位
置に取付ける。続いて、Ncl−YAGレーザ加工機を
前記基材2の近傍にセットし、サーモクロミック物質6
において模様7を現出させたい部位にレーザ光りの焦点
を合わせ、1〜30W/rn’の出力で照射する。
上記したようにレーザ光りが基材2に向けて照射される
と、そのレーザ光りは透明な基材2を透過して塗膜層5
中のサーモクコミック物質6に照射される。そして、こ
の照射によりごく短い時間で照射部位のサーモクロミッ
ク物質6の温度が高められ、その結果、第1図に細線で
示すように、照射部分のサーモクロミック物質6が緑色
から青色に変色する。このときの変色部分が目的とする
模様7になる。
このようにして模様7が現出されたりャガーニッシュ1
によると、基材2か透明であるため外部から塗膜層5の
色か視認され、昼間においては模様7部分が青色に、そ
れ以外の部分が緑色に見える。画部分の色調は塗膜層5
中に分散されたサーモクロミック物質6によって得られ
たものであるため、塗装により得られた色調とは異なる
又、上記したようにレーザ光りを照射するという簡単な
操作で所定の形状の模様7が現出され、しかも、基材2
を自動車3後部に取付けたままの状態で模様7を現出可
能となる。
さらに、レーザ光りで模様7を現出するため、塗装で模
様を付したときのようにマスキングを剥がす際に塗装部
分と未塗装部分との見切線Sが不明瞭となる虞がなく、
かつ、複雑な形状の模様7を現出することが可能となる
このように本実施例のりャガーニッシュlにおいては、
基材2上に、加熱により変色する不可逆性サーモクロミ
ック物質6が分散された塗膜層5を形成し、同塗膜層5
に対するレーザ光りの照射により加熱して前記サーモク
ロミック物質6の一部を変色させて模様7を現出させた
従って、レーザ光りを照射するという非常に簡単な操作
により、塗装で模様を付した従来のリアガーニッシュと
は異なる新規で独特な色調を実現することができる。
又、レーザ光りで模様7を現出するため、模様7とその
周囲との見切線Sを非常に明瞭にすることができ、かつ
、複雑な形状の模様7を現出することもできる。
さらに、基材2の表面に塗装を施すだけでサーモクロミ
ック物質6を配合した塗膜層5を形成することができる
ため、複雑な形状の成形品を処理することもできる。又
、レーザ光りを照射するまでは塗膜層5に熱を加えるこ
とがないため、変色時の温度の異なる様々なサーモクロ
ミック物質6を適宜用いることができる。
[第2実施例] 次に、本発明を前記第1実施例と同様のりャガーニッシ
ュに具体化した別の実施例を第4図に従って説明する。
本実施例のりャガーニッシュ11の基材12はABS樹
脂等からなり不透明であり、その基材12の表面側全体
には塗装によって塗膜層14が形成されている。塗装に
は耐候性の優れたアクリル系の透明塗料が使用され、前
記第1実施例と同様に塗料中に不可逆性サーモクロミッ
ク物質13が配合されている。そして、基材12の表面
側からのレーザ光りの照射により塗膜層14中のサーモ
クロミック物質13の一部が変色しており、この変色部
分が模様15となっている。レーザ光し、サーモクロミ
ック物質13は前記第1実施例と同様である。
従って、本実施例によれば前記第1実施例と同様の作用
及び効果を奏し、新規で独特な色調を非常に簡単な操作
で実現することができ、かっ見切線Sが明瞭で複雑な形
状の模様を現出することができる。
尚、本発明は上記実施例の構成に限定されるものではな
く、例えば上記実施例では自動車3用のりャガーニッシ
ュlに具体化したが、バイツや自転車の装飾品、或いは
表札や案内板等に具体化してもよい。
又、上記実施例ではレーザ光りの照射によりサーモクロ
ミック物質6,13を加熱して変色させたが、例えば、
赤外線の照射やホットプレス等によってサーモクロミッ
ク物質6,13を加熱してもよい。
さらに、上記実施例では温度が62℃を越えると緑色か
ら青色に変色する不可逆性サーモクロミック物質6.I
3を用いたが、変色時の温度や色が異なるサーモクロミ
ック物質を用いてもよい。
一方、上記第2実施例では基材12をABS樹脂で構成
したが、例えば、基材12を金属で構成してもよい。
又、上記実施例ではサーモクロミック物質6゜13を配
合する塗料として二液型ウレタン系の透明塗料とアクリ
ル系の透明塗料とを使用したが、エポキシ系塗料やポリ
エステル系塗料を用いてもよい。さらに、第2実施例の
ように基材12の表面側に塗膜層14を形成する場合に
は不透明の塗料を使用してもよい。
[発明の効果] 以上詐述したように本発明の装飾品によれば、新規で外
観的に優れた模様を非常に簡単な操作で現出することが
できるとともに、見切線が明瞭て複雑な形状の模様を現
出することができるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本発明を具体化した第1実施例を示し、第
1図はりャガーニツシュを示す部分拡大断面図、第2図
はレーザ光を照射して模様を現出する状態を示す部分拡
大断面図、第3図は自動車後部にリヤガーニッシュを取
付けた状態を示す部分斜視図、第4図は本発明を具体化
した第2実施例のりャガーニッシュを示す部分拡大断面
図である。 2、】2・・・基材、5,14・・・塗膜層、6,13
・・・サーモクロミック物質、7,15・・・模様、L
・・・レーザ光。 特許出願人   豊田合成株式会社 代理人 弁理士 恩田博宣(ほか1名)第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、基材(2、12)上に、加熱により変色する不可逆
    性サーモクロミック物質(6、13)が分散された塗膜
    層(5、14)が形成され、同塗膜層(5、14)の加
    熱により前記サーモクロミック物質(6、13)の一部
    が変色して模様(7、15)が現出されてなる装飾品。
JP11404390A 1990-04-27 1990-04-27 装飾品 Pending JPH0411538A (ja)

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JP11404390A JPH0411538A (ja) 1990-04-27 1990-04-27 装飾品

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