JPH0411511Y2 - - Google Patents

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JPH0411511Y2
JPH0411511Y2 JP1987018396U JP1839687U JPH0411511Y2 JP H0411511 Y2 JPH0411511 Y2 JP H0411511Y2 JP 1987018396 U JP1987018396 U JP 1987018396U JP 1839687 U JP1839687 U JP 1839687U JP H0411511 Y2 JPH0411511 Y2 JP H0411511Y2
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JP
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plums
plum
bamboo
storing
vinegar
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  • Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業状の利用分野) 本考案は梅酢中にある梅を引き上げて乾燥する
ために梅を整列させるものに関する。
(従来技術) 一般に、梅干しを製造する過程において、塩漬
され梅酢が上がつてきた梅を梅酢から引き上げて
筵や簀子或いはダラ(入れ物)の上に並べ2日2
晩出しつぱなしにして天日と夜露に晒す工程があ
る。
この晒し工程において、梅酢から梅を引き上げ
て筵や簀子の上に並べる場合、従来では梅酢中か
ら梅を一粒づつ引き上げては筵や簀子或いはダラ
の上に整列させるようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) 従来のように梅酢中から梅を一粒づつ引き上げ
ては筵や簀子或いはダラの上に整列させる方法で
は次ぎのような問題があつた。
先ず、梅を一粒づつ掴み上げなくては成らず手
間を要して作業能率が極めて悪く、高価になつて
しまう。
しかも、梅が目見当で整列配置されるので筵や
簀子或いはダラの上に過不足なく均等に並べるの
が難しい。従つて、並べられた梅同士間が広いと
筵や簀子に並べられる梅の個数が少なくなり、筵
や簀子の全面を無駄なく有効に利用することが出
来ないし、逆に、梅同士間を狭くすると隣合う梅
同士が接触してしまい梅全体を均一に天日と夜露
に晒すことが出来ず、出来上がつた梅干しの品質
が低下してしまうという問題があつた。
本考案は上記問題点に鑑み提案されたもので、
簡単な操作で一度に多量の梅を掬い上げ所定の間
隔に整列配置出来るようにした梅干し整列掬い具
をを提供できるようにすることを目的とするもの
である。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するために、略四角形
の板状基板に梅収納用凹部を所定間隔置きに整列
させた状態で形成し、該梅収納用凹部の周壁の少
なくとも一部に液切り用透孔を形成するようにし
たものである。
(作用) 先ず、板状基板を梅酢に入れて沈んでいる梅を
掬い、板状基板を2〜3度揺すると各梅収納用凹
部に夫々一つづつの梅が収納される。
次ぎに、板状基板を梅酢の上方に引き上げる
と、梅とともに梅収納用凹部に掬い込まれた梅酢
は液切り用透孔から流下し、梅収納用凹部には梅
だけになる。
そして、この状態で板状基板を反転させると、
梅収納用凹部の梅は所定間隔置きに規則正しく整
列した状態で載せ変えられるのである。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図に示すように梅酢中の梅を掬い上げる梅干
し整列掬い具1は、略正四角形の枠体2に板状基
板3を張設し、この基板3の上面3aに円形の梅
収納用凹部4を所定間隔置きに整列した状態で凹
設して構成されている。
因に、梅収納用凹部4同士間の間隔は1mm〜1
cmの間で設定されている。
上記梅収納用凹部4は第2図に示すように、深
さDをこれに収納される梅5の大きさHり少し深
く(但し、梅5の大きさHの1/2を越えない程
度)なるように形成されており、梅収納用凹部4
の周壁4a及び底壁4bには液切り用透孔6が多
数透設されている。
上記のように形成された梅干し整列掬い具1の
使用例を第3図A〜Dに基づいて説明する。
塩漬けされて梅酢が上がつた梅5を掬い上げる
場合、梅干し整列掬い具1を梅酢の中に浸漬し、
沈降している梅5を掬い2〜3度前後左右に揺す
ると第3図Aに示すように、各梅収納用凹部4に
は夫々一つづつの梅5が正しく収納される。
この状態で梅干し整列掬い具1を梅酢の上方に
引き上げると梅5とともに各梅収納用凹部4に掬
い込まれた梅酢が液切り用透孔6から流下して各
梅収納用凹部4には梅5だけになる。
次ぎに、第3図Bに示すように各梅収納用凹部
4に夫々梅5が収納された梅干し整列掬い具1の
上方からダラ7を被せてつけ、第3図Cに示すよ
うにダラ7とともに梅干し掬い具1を180°反転さ
せた後、梅干し整列掬い具1だけを引き上げると
第3図Dに示すようにダラ7には梅5が所定間隔
置きに正しく整列した状態で載置されるのであ
る。
尚、上記実施例では梅収納用凹部4を円形にし
てあるが、これを第4図に示すように角形の桝目
状に形成するようにしてもよいことは勿論であ
り、梅収納用凹部4の周壁に形成される液切り用
透孔6は底壁4Bにだけ透設するようにしてもよ
いことはいうまでもないことである。
(考案の効果) 以上に述べたように本考案によれば、板状基板
を梅酢の中に浸漬して梅を掬い上げるだけで一度
に多量の梅を掬い上げることが出来、作業能率を
大幅に向上させて製造コストを低減することがで
きる。
しかも、梅は所定間隔置きに形成された梅収納
用凹部に収納されており、基板を反転させてうめ
を梅収納用凹部から移し変えた時に梅同士の間隔
はそのまま適正に保たれるので筵や簀子或いはダ
ラの上に過不足なく均等に並べることが出来る。
これにより、梅同士が接触したり、晒し斑のな
い程度まで筵や簀子に並べられる梅の個数を最大
限にまで増やして筵や簀子の全面を無駄なく有効
に利用することが出来る。また、梅同士間は所定
の間隔が保たれるので、梅同士が接触してしまい
梅全体を均一に天日と夜露に晒すことが出来ない
ことによる出来上がつた梅干しの品質の低下を防
止することが出来るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
梅干し掬い具の斜視図、第2図は梅収納用凹部の
縦断側面図、第3図A〜Dは使用例を説明するた
めの概略側面図、第4図は梅収納用凹部の変形例
を示す第1図相当図である。 1……梅干し掬い具、3……板状基板、4……
梅収納用凹部、4a……4の周壁、4B……4の
底壁、6……液切り用透孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略四角形の板状基板に梅収納用凹部を所定間隔
    置きに整列させた状態で形成し、該梅収納用凹部
    の周壁の少なくとも一部に液切り用透孔を形成し
    たことを特徴とする梅干し整列掬い具。
JP1987018396U 1987-02-10 1987-02-10 Expired JPH0411511Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987018396U JPH0411511Y2 (ja) 1987-02-10 1987-02-10

Applications Claiming Priority (1)

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JP1987018396U JPH0411511Y2 (ja) 1987-02-10 1987-02-10

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Publication Number Publication Date
JPS63127385U JPS63127385U (ja) 1988-08-19
JPH0411511Y2 true JPH0411511Y2 (ja) 1992-03-23

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JPS63127385U (ja) 1988-08-19

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