JPH04115072A - 車載用のラッチ装置 - Google Patents

車載用のラッチ装置

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JPH04115072A
JPH04115072A JP2232560A JP23256090A JPH04115072A JP H04115072 A JPH04115072 A JP H04115072A JP 2232560 A JP2232560 A JP 2232560A JP 23256090 A JP23256090 A JP 23256090A JP H04115072 A JPH04115072 A JP H04115072A
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case
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lock lever
spring
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、車載用のラッチ装置に関し、特に車両の衝
突時の慣性力により作動し、そのロック装置のロック状
態の解除を防止する安全装置を備えたものである。
[従来の技術] 従来、この種のラッチ装置としては、開口部を有する中
空なケースと、このケース内にスライド可能に保持され
、 ケースの開口部から出入りするラッチ本体と、この
ラッチ本体をケースの開口部から突出する方向に付勢す
る付勢手段と、この付勢手段の付勢力に抗してラッチ本
体をケース内のロック位置にロックすると共に、このロ
ック位置より付勢手段の付勢力に抗して、ラッチ本体が
ケース内の解除位置に押し込まれた際に、前記ロック状
態が解除されるロック装置とを備えたものが知られてい
る(例えば実開昭60−11977号公報、実開昭61
−163870号公報、実開昭61−176373号公
報、特開昭63−199140号公報、実開平1−16
3682号公報)。
又、慣性力が作用したときに、ロック装置のロック状態
の解除を阻止する安全装置を備えた車載用の収納装置も
知られている(例えば特開昭64−41434号公報、
実開平2−25332号公報)。
上記安全装置には、ロック装置の構造の違いにより、2
種類のものかあっ總 前者(特開昭64−41434号公報)のロック装置は
、ハート形のカム溝と、このカム溝の底をトレースする
ロックレバ−とを使用してい?=  そして、当該安全
装置は、慣性力が作用したときに、ロックレバ−の旋回
範囲外から旋回範囲内に突出する応動体と、この応動体
をロックレバ−の旋回範囲外に向かつて付勢するバネ手
段とから構成してい九又、後者(実開平2−25332
号公報)のロック装置には、フック部材と、このフック
部材に引っ掛かるロックビンとを使用してい九 そして
、当該安全装置は、慣性力が作用したときに、フック部
材の旋回範囲外から旋回範囲内に突出する応動体と、こ
の応動体をフック部材の旋回範囲外に向かつて付勢する
バネ手段とから構成してい總 [発明が解決しようとする課題] しかし、上記した従来の安全装置では、いずれもラッチ
装置の小型化が困難であるという問題点かあっt島 すなわち、前者の安全装置(特開昭64−41434号
公報)では、その応動体をロックレバ−の横に並設しな
ければならないので、その分、ラッチ装置の横幅が増加
しまうという欠点があつtも又、ロックレバ−の旋回軸
の下方を、カム溝が通過する構造を採用していたため、
ロックレバ−の旋回軸の設定が困難で、その構造が複雑
になってしまうという欠点があツtも 又、後者のものは(実開平2−25332号公報)は、
フック部材の旋回角度が比較的太きいため、小型のラッ
チ装置には不向きであっt島 そこで、請求項1記載のラッチ装置は、」二記した従来
の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、ロック装置に、ハート形のカム
溝とこのカム溝の底をトレースするロックレバ−とを使
用することで、ロック装置の小型化を図ると共に、ロッ
クレバ−を応動体に軸止することで、構造が簡便で、且
つ小型化が可能なラッチ装置を提供しようとするもので
ある。
又 従来の安全装置では、慣性力により小物入れ等が後
退しようとする力を、前者のものでは、カム溝とロック
レバ−とにより、又、後者のものでは、フック部材とロ
ックビンとにより各々受は止めていtミ  このため、
急激な慣性力が作用すると、カム溝が欠けてしまったり
、又、フック部材が折れたり、或はロックレバ−やロッ
クビンが曲がってしまうことがあり、安全装置が破損し
易いという問題点かあっt島 さらに、従来の安全装置は、いずれも応動体がスライド
する構造を採用していたので、応動体をガタ無くスムー
ズにスライドさせるには何らかのガイド面が必要となり
、このガイド面と応動体との接触面との間の摩擦抵抗が
原因して、その応答性が低下し易いという問題点かあつ
ヘ ス、請求項2記載のラッチ装置の目的とするところは、
前記した請求項1記載のラッチ装置と同様に、構造が簡
便で、且つ小型化が可能であるばかりでなく、応動体を
ケース内に軸止し、応動体によりラッチ本体の後退を直
接的に阻止するようにすることで、ロック装置の破損を
防止し、もって信頼性が高く、しかも慣性力に対する応
答性の良好なラッチ装置を提供しようとするものである
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記した目的を達成するためのものであり、
以下にその内容を図面に示した実施例を用いて説明する
請求項1記載のラッチ装置は、その安全装置(70)を
、ロックレバ−(90)を軸止すると共に、ケース(3
0)内にラッチ本体(40)のスライド方向と同方向に
スライド可能に保持さべ 慣性力が作用したときに、ラ
ッチ本体と同方向に移動する応動体(110)と、この
応動体をラッチ本体に向かつて付勢するバネ手段(例え
ばスプリング120)とから構成したことを特徴とする 請求項2記載のラッチ装置は、その安全装置(70)を
、ケース(30)内に軸止されて、ラッチ本体(40)
に接離する方向に回転すると共に、慣性力が作用したと
きにラッチ本体に当接し、ラッチ本体のロック位置から
解除位置への移動を阻止する応動体(11,0)と、こ
の応動体をラッチ本体から離隔する方向に付勢するバネ
手段(例えばスプリング120)とから構成したことを
特徴とする。
[作 用] したがって、請求項1記載のラッチ装置によれば、ラッ
チ装置(10)に慣性力が作用すると、そのラッチ本体
(40)が、付勢手段(例えば圧縮ばね100)の付勢
力に抗して、そのロック位置から解除位置に向かって後
退する。
このとき同時に、慣性力により、応動体(110)も、
バネ手段(例えばスプリング120)のバネ力に抗して
ラッチ本体と同方向に、ケース(30)内を後退する。
このため、カム溝(80)とロックレバ−(90)との
相対位置が変化しないことから、ロック装置(60)の
ロック状態が維持される。
請求項2記載のラッチ装置によれば、上記した請求項1
記載のラッチ装置と同様に、ラッチ装置(10)に慣性
力が作用すると、そのラッチ本体(40)が、付勢手段
(例えば圧縮ばね100)の付勢力に抗して、そのロッ
ク位置から解除位置に向かって後退しようとする。
このとき同時に、慣性力により、応動体(110)が、
バネ手段(例えばスプリング120)のバネ力に抗して
、ケース(30)との間の軸(例えば軸部116)を中
心に回転して、ラッチ本体に当接する。
このため、ロック位置から解除位置へのラッチ本体の後
退が阻止され、 ロック装置(60)のロック状態か維
持される。
「実施例」 第1〜10図は、本発明の第1実施例を示すものであっ
て、第1図は慣性力が作用した状態を示す要部縦断面図
、第2図は解錠状態を示す要部縦断面は 第3図は同上
の横断面入 第4図はラッチ本体の側面A 第5図は同
上の平面図、第6図は同底面1 第7図は同正面は 第
8図はラッチ装置の施錠状態を示す要部縦断面は 第9
図は同上の横断面欧 第10図は第1図の横断面図を各
々示す。
図中、10は、ラッチ装置を示し、本装置10は、例え
ば自動車のインスールメントパネル(図示せず)に取り
付けられるスライド式の灰皿や小物入れ等に使用され、
 これらの灰皿や小物入れ等のストライカ−20と係合
する。
本ラッチ装置10は、大別すると、第2.3図に示すよ
うに、開口部31を有する中空なケース30と、このケ
ース30内にスライド可能に保持さね、ケース30の開
口部31から出入りするラッチ本体40と、このラッチ
本体40をケース30の開口部31から突出する方向に
付勢する伺勢手段、例えば圧縮ばね50と、この圧縮ば
ね50の圧縮復元力に抗してラッチ本体40をケース3
0内のロック位置(第9.10図参照)にロックすると
共に、このロック位置より圧縮ばね50の付勢力に抗し
て、ラッチ本体40がケース30内の解除位置に押し込
まれた際に、前記ロック状態が解除されるロック装置6
0と、慣性力が作用したとき番へ 前記ロック装置60
のロック状態の解除を阻止する安全装置70とを備える
上記ロック装置60は、第2,3図に示すように、ラッ
チ本体40の上面に刻設されたハート形のカム溝80と
、このカム溝80をトレースするロックレバ−90と、
このロックレバ−90をカム溝80の底に向かって押圧
する押圧手段、例えば押えバネ100とから構成する。
前記安全装置70は、第2,3図に示すように、上記し
たロックレバ−90を軸止すると共Cヘ  ケース30
内にラッチ本体40のスライド方向と同方向にスライド
可能に保持され、 慣性力が作用した際に、ラッチ本体
40と同方向に移動する応動体110と、この応動体1
10をラッチ本体40に向かつて付勢するバ=11 ネ手段、例えばスプリング120とから構成する。
まず、前記したケース30から説明すると、本ケース3
0は、第2,3図に示すように、中空角筒形のケース本
体130と、このケース本体130の開口部31の左右
両側壁外面から張り出した鍔部140とを備え、例えば
適度な剛性と弾性を有する熱可塑性樹脂により一体成形
する。
上記ケース本体130には、第3図に示すように、その
左右側壁外面から鍔部140の裏面に向かって斜め前方
に突出した左右一対の弾性係止片131,131を形成
する。そして、ケース30は、第3図に示すように、上
記画体止片131を使用して、インスールメントパネル
(図示せず)の内部に固定される。
又、ケース本体130内には、第2,3図に示すように
、その中空内部を前後の室a、  bに仕切る仕切壁1
32を形成し、その開口部31に臨む前室aにはラッチ
本体40を、又、後室すには安全装置70の応動体11
0を各々スライド可能に収容する。
上記仕切壁132の前面下半部からは、第2,3図に示
すように、開口部31に向かって途中まで延び1ま たボス部133を形成し、このボス部133に圧縮ばね
50の一端部を通す。
つぎに、前記したラッチ本体40について説明すると、
ラッチ本体40は、第2〜8図に示すように、上面に前
記したカム溝80を刻設した上側のプレート部41と、
このプレート部41の下側後半部に位置し、後面が開放
した口字形枠状を成し、上記した圧縮ばね50の他端部
がはまり込む保持枠42と、この保持枠42を挟んでそ
の両側の前記プレート部41の下面から斜め前方に延出
し、且つケース30の底壁下面より下方に突出し、先端
部が口字形につながった弾性片43とを備え、例えば適
度な剛性と弾性を有する熱可塑性樹脂により一体成形す
る。
」−記プレート部41には、第5.7図に示すように、
その両側縁部に沿って上方に向かって延出した左右一対
の突縁部44.44を形成し、側突縁部44は、第2図
に示すように、ケース本体130の土壁下面に当接する
前記カム溝80は、第5図に示すように、プレート部4
1の上面に、ハート形のハート島81を中心に刻設され
ている。上記ハート島81は、その一端部中央に略々U
字形に窪んだ窪部81aと、他端部に先細状の先細部8
1bとを有し、前記窪部81aをラッチ本体40の前方
に、先細部81bを後方に各々位置させる。
上記カム溝80は、第5図に示すように、ハート島81
の先細部81bに向かって直線的に延びた導入路82と
、この導入路82より徐々に浅くなりながら、ハート島
81の一側に沿って湾曲しながら延びた往路83と、こ
の往路83の最浅端83aより一段深くなり、ハート島
81を越えて前方に短く延び、且つ行き止まった折返部
84と、この折返部84に隣接すると共に、折返部84
よりさらに一段深くなり、ハート島の窪部81aに沿っ
た停止部85と、この停止部85に隣接し、停止部85
よりさらに一段深くなり、ハート島81の他側に向かっ
て延びると共に、前記折返部84と同様に、ハート島8
1を越えて前方に短く延び、且つ行き止まった脱出部8
6と、この脱出部86より徐々に浅くなり、ハート島の
他側に沿って湾曲しながら、前記導入路82に向かって
延び、該導入路82に連通ずると共に、その最浅端87
aが導入路82の底より一段浅くなった復路87とを備
える。
又、上記導入路82の長さの途中からは、第5図に示す
ように、ガイド溝88が分岐する。このガイド溝88は
、その一端部88aがラッチ本体40の後端部端面に開
放し、他端部88bが導入路82の長さの途中に臨むと
共に、前記他端部88bは導入路82の底より一段浅く
なっている。
一方、ラッチ本体40の弾性片43の先端」二面には、
第4図に示すように、斜面を前方に向けた断面鋸歯形に
突出した係止部43aを形成する。これに対し、前記ス
トライカ−20の先端下面には、第2図に示すように、
上記弾性片43の係止部43aに噛み合う、該係止部4
3aと相補的な形状を成す係合部21を形成する。
前記したロックレバ−90は、第2,3図に示すように
、断面円形の金属線材から構成さべ その両端部を各々
下向きに略り字形に折り曲げて、その基端部91を安全
装置70の応動体110に軸止すると共に、他端先端部
92をラッチ本体40の前記したカム溝80に上方より
突入させる。
安全装置70の応動体110は、その慣性重量を増すた
め金属を使用し、第2,3図に示すように、ケース本体
130の後室す内にスライド可能に保持される基部11
1と、この基部111の前面上部から前方に突出し、ロ
ックレバ−90の上記した基端部91を軸止する軸受部
112とを備える。
上記応動体110の基部111には、第2,3図に示す
ように、その上下面に互いに背向して突出し、斜面を各
々前方に向けた断面鋸歯形のガイド突起113a、11
3bを形成すると共に、その後面には、前記したスプリ
ング120の一端部がはまり込む凹部114を形成する
前記軸受部112には、第2,3図に示すよう番へ上下
に貫通すると共に、ロックレバ−90の基端部91より
内径の太い軸孔115を形成する。そして、前記軸孔1
15には、ロックレバ−90の基端部91を上方より通
し、ロックレバ−90を該軸孔115を中心に旋回可能
に、且つ軸孔115内で僅かに傾動できるように軸止す
る。
一方、ケース本体130の後面は、第2,3図に示すよ
うに、開放させ、この開放後面134から後室す内に応
動体110を入れた後、その開放後面134を押えバネ
100により塞ぐようにしている。
ケース本体130の上下壁には、第2.3図に示すよう
に、応動体110の前記した各ガイド突起113a11
3bが各々スライド可能にはまり込む、前後に長い長方
形状のガイド孔135aJ35bを各々形成する。
ケース本体130の土壁には、第2図に示すように、そ
の前室aに開放した窓部136を形成し、この窓部13
6を通して、押えバネ100をロックレバ−90に作用
させる。
ケース本体130内の仕切壁132には、第2,3図に
示すように、その上方中央に応動体110の軸受部11
2がはまり込む連通孔137を形成し、この連通孔13
7を介して前後の両室a、  bを互いに連通させる。
前記した押えバネ100は、金属製で、第2,3図に示
すように、ケース本体130の後部に適合した断面コ字
形を成す。
押えバネ100の上片101には、第2図に示すように
、その先端部にケース本体130の上記した窓部136
を通して前室a内に突出し、ロックレバ−90を下方に
向かった押圧する抑圧部102を形成すると共に、その
長さの途中には、引き起こして形成した係止爪103を
形成する。
押えバネ100の側片104には、第2,3図に示すよ
うに、応動体110の凹部114に対向させて、ケース
30の後室す内に断面コ字形に突出し、スプリング12
0の他端部を外嵌する凸部105を形成する。
押えバネ100の下片106には、第2図に示すように
、その長さの途中に、上片101の係止爪103と同様
に、引き起こして形成した係止爪107を形成する。
一方、ケース本体130の上下壁には、第2図に示すよ
うに、上記した押えバネ100の上下の係止爪1.03
,107が各々引っ掛かる係止段部138a、138b
を各々形成しておく。
安全装置70の前記したスプリング120は、第2図に
示すように、応動体110の凹部114と押えバネ10
0の凸部105とにより保持され、凹部114の底と押
えバネ100の側片104の前面とにより圧縮され、 
その圧縮復元力により、応動体110をケース本体13
0の仕切壁132の後面に向かつて付勢する。応動体1
10が作動する慣性力は、応動体110の材質、形状を
一定にした場合には、スプリング120のバネ常数を変
化することで自由に設定できる。ここでは、応動体11
0が作動する慣性力を、例えば30G程度に設定し、急
発進時や急ブレーキ時には、応動体110を作動させな
いようにしている。
つぎに、上記した構成を有するラッチ装置10の組立手
順を説明する。
まず、応動体110の軸孔115に、ロックレバ−90
の基端部91を上方より通した上、応動体110をケー
ス本体130の開放後面134より後室す内にはめ込む
応動体110をはめ込むと、そのガイド突起113a1
13bが、ケース本体130の開放後面134の縁に係
合し、ここで応動体110を強く押し込むと、ケース本
体130の土壁下面と底壁上面とが両ガイド突起113
a、113bの前向きの各斜面に押されて、ケース本体
130の開放後面134が上下方向に少し拡開し、応動
体110が開放後面134を通る。その後、応動体11
0の両ガイド突起11.3a、113bが、ケース本体
130の上下の各ガイド孔1.35a、135bに達す
ると、ケース本体130が樹脂の弾性により復元するこ
とで、両ガイド突起1.13aj13bがケース本体1
30の各ガイド孔135a、135b内に各々、パチン
とはまり込む(第23図)。
こうして、応動体110をケース本体130の後室す内
にはめ込むと、応動体110は、その両ガイド突起11
3a、113bが、ケース本体130の各ガイド孔13
5a135bに沿って移動することで、ケース本体13
0の後室す内に前後方向にスライド可能に保持される。
そして、応動体110の最前進位置は、第2,3図に示
すように、その前面が仕切壁132の後面に当接するこ
とで規制される。
これに対し、応動体110の最後退位置は、第1゜10
図に示すように、その上下面から突出したガイド突起1
1.3a、113bが、ケース本体130の上下のガイ
ド孔135a、135bの各後端部に当接することで規
制される。
尚、応動体110のスライド量は、ラッチ本体40のオ
ーバーストローク、すなわちラッチ本体40をロック位
置から解除位置にまで押し込むに要する移動距離にほぼ
等しく設定している。
又、ロックレバ−90の先端部91が、第2.3図に示
すように、ケース本体130の連通孔137を通して、
前室a内に突出する。
つぎに、ケース30の前方の開口部31より、圧縮ばね
50を入札 その一端部をボス部133に外嵌する。
その後、ラッチ本体40を、ケース30の開口部31よ
り前室a内にはめ込む。その際に、前室a内に突出して
いるロックレバ−90の先端部91を、ラッチ本体40
の後端部端面に開放したガイド溝88の一端部88aに
位置させる。
こうして、ラッチ本体40を前室a内に押し込むと、ロ
ックレバ−90の先端部91が、ガイド溝88に沿って
相対的に移動し、その他端部88bから導入路82内に
落ち込む。ロックレバ−90の先端部91が、導入路8
2内に落ち込むと、導入路82の底からみると、ガイド
溝88の他端部88bが一段高く成っていることから、
ガイド溝88には戻れなくなる。
又、圧縮ばね50の他端部は、第2図に示すように、ラ
ッチ本体40の保持枠42内にはまり込み、その内部の
後ろ向きの後面とケース本体130内の仕切壁132の
前面との間で圧縮される。このため、ラッチ本体40は
、圧縮ばね50の圧縮復元力により、ケース30の開口
部31より突出する方向に付勢される。
ラッチ本体40の最大突出位置は、第2,3図に示すよ
うに、ロックレバ−90の先端部91がラッチ本体40
の導入路82の後端部に突き当った位置に設定されてい
る。
最後に、先にケース本体130の後室す内にはめ込んだ
応動体110の凹部114内にスプリング120の一端
部をはめ込本 その他端部を押えバネ100の凸部10
5に外嵌して保持しながら、押えバネ100の上下片1
01..106をケース本体130の上壁及び底壁の各
外面に沿わせて、後方よりはめ付ける。押えバネ100
をはめ付けると、その」二下の係止爪103407が、
第2図に示すように、ケース本体130の上下の各係止
段部138a、138bに各々引っ掛かり、ケース本体
130から外れなくなる。
又、押えバネ100の上片101の先端の抑圧部102
は、第2図に示すように、ケース本体130の窓部13
6にはまり込べ そのバネ力でロックレバ−90の先端
部92を、ケース本体130のカム溝80の底に向かっ
て押圧する。
さらに、ケース本体130の開放後面は、第2,3図に
示すように、押えバネ100の側片104により塞がれ
る。
又、スプリング120は、第2図に示すように、応動体
110の凹部114と押えバネ100の凸部105とに
より保持さべ 凹部114の底と押えバネ100の側片
104の前面とにより圧縮さべ その圧縮復元力により
、応動体110をケース本体130の仕切壁132の後
面に向かつて付勢する。
つぎに、上記したようにして組立てたラッチ装置10の
動作を説明する。
まず、第2,3図に示すように、ラッチ装置10の解錠
状態においては、そのラッチ本体40がケース30の開
口部31より前方に突出している。ストライカ−20を
施錠するには、ストライカ−20によりラッチ本体40
をケース本体130内に押し込めばよい。
ラッチ本体40は、第2図に示すように、その保持枠4
2の前面がストライカ−20の先端部により押され、 
前室a内を後退する。
ラッチ本体40の後退に伴い、そのカム溝80の位置が
変位することから、ロックレバ−90の先端部92が導
入路82から往路83に進む。
殊 導入路82の途中に、復路87の最浅端87aが臨
むが、導入路82の底からみると、復路87の最浅端8
7aが一段、高くなっていることから、ロックレバ−9
0の先端部92は導入路82から復路87には進めない
ラッチ本体40かさらに後退すると、ロックレバ−90
の先端部92が、往路83から折返部84に進む。
そして、ラッチ本体40の後面が、ケース本体130内
の仕切壁132の前面に当接することで、ラッチ本体4
0がそれ以」二、押し込めなくなる。このため、ストラ
イカ−20を介してラッチ本体40を押し込む力を釈放
すると、ラッチ本体40は圧縮ばね50の圧縮復元力に
より押し戻される。
このときのカム溝80の変位により、ロックレバ−90
の先端部92が、折返部84を逆進し、折返部84から
停止部85に進む(第8.9図)。尚、ロックレバ−9
0の先端部92が、折返部84を逆進した際に、折返部
84の底からみると、往路83の最浅端83aが一段高
くなっていることから、往路83には戻れない。
ロックレバ−90の先端部92が停止部85に進むと、
第8.9図に示すように、ハート島81の窪部81. 
aに引っ掛かって、該窪部81aにより圧縮ばね50の
圧縮復元力を受は止めることから、ラッチ本体40がロ
ック位置に静止する。
一方、ラッチ本体40がケース本体130内に後退する
際に、ケース30の底壁下面より下方に突出した弾性片
43の下面が、ケース本体130の底壁前縁部下面に押
されて上昇する。このため、ラッチ本体40は、第8図
に示すように、そのプレート部41の下面と弾性片43
の上面との間で、ストライカ−20を上下方向より挟み
込むようにして、ストライカ−20をくわえ込みながら
、ケース本体130の前室a内に引っ込む。又、このと
き、弾性片43が上昇することで、その係止部43aと
ストライカ−20の係合部21とが、第8図に示すよう
に、噛み合い、ストライカ−20が抜けなくなる。
このため、ラッチ本体40がロック位置に静止すること
で、ストライカ−20をラッチ本体40を介してケース
本体130の前室a内に拘束し、ラッチ装置10が施錠
状態となる。
つぎに、ラッチ装置10の施錠状態を解除するには、ス
トライカ−20を介してラッチ本体40をケース本体1
30内にさらに押し込めばよい。
ラッチ本体40が押し込まれると、ラッチ本体40は、
前室内a内を後退し、その際にカム溝80の位置が変位
することから、ロックレバ−90の先端部92が停止部
85からハート島81の他側の脱出部86に向かって進
む。殊 このとき、停止部85からみると、折返部84
の底が一段高くなっていることから、停止部85に進ん
だロックレバ−90の先端部92は、折返部84には戻
れない。
その後、ラッチ本体40の後面か、ケース本体130内
の仕切壁132の前面に当接することで、ラノ千本体4
0がそれ以上、押し込めなくなる。このため、ストライ
カ−20を介してラッチ本体40を押し込む力を釈放す
ると、ラッチ本体40は圧縮ばね50の圧縮復元力によ
り押し戻されて前進する。
このときのカム溝80の変位により、ロックレバ−90
の先端部92は、脱出部86を逆進し、復路87に進む
。尚、このとき、脱出部86の底からみると、停止部8
5の底が一段高くなっていることから、脱出部86を逆
進するロックレバ−90の先端部92は、停止部85に
は戻れない。
その後、ラッチ本体40は、圧縮ばね50の圧縮復元力
により前室a内をさらに前進し、第2,3図に示すよう
に、ケース30の開口部31より前方に再度、突出する
この過程において、ロックレバ−90の先端部92は、
復路87から導入路82に戻って、導入路82の後端部
に突き当って行き止まることで、圧縮ばね50の圧縮復
元力を受は止め、ラッチ本体40を最前進位置に静止さ
せる(第3図)。
又、ラッチ本体40が突出する際に、その弾性片=27
− 43が樹脂の弾性力により復元することで、ストライカ
−20から下方に係脱し、ストライカ−20を釈放する
(第2図)。
つぎに、ラッチ装置10の施錠状態において、ラッチ装
置10及びストライカ−20に、自動車の衝突時に発生
する慣性力が作用した場合の動作について説明する。
慣性力が作用すると、ラッチ本体40自身で、或はスト
ライカ−20に押されて、圧縮ばね50の圧縮復元力に
抗して、ケース本体130の前室a内を後退する(第1
.10図)。
このとき同時に、応動体110にも慣性力が作用するこ
とから、応動体110が、第1.10図に示すように、
スプリング120の圧縮復元力に抗して、ケース本体1
30の後室す内を後退する。応動体110が後退すると
、その軸受部112にロックレバ−90の基端部91が
軸止されていることから、ロックレバ−90の先端部9
2も後退する。
このため、ケース本体130の後退に伴い、カム溝80
の停止部85の位置が後退するのと同時に、応動体11
0の後退に伴い、カム溝80の停止部85に位置するロ
ックレバ−90の先端部92が後退することで、カム溝
80の停止部85とロツクレ)<−90の先端部92と
の両者の相対的位置関係が変化しない(第10図)。
したがって、ケース本体130が後退しても、ロックレ
バー90の先端部92が、第10図に示すように、カム
溝80の停止部85から移動しないため、ロック装置6
0のロック状態が解除されない。
そこで、本ラッチ装置10を、図示しな0が、自動車の
インスールメントパネルに取り付けられるスライド式の
灰皿や小物入れ等に使用すると、これらの灰皿や小物入
れ等が、自動車の衝突時(こ発生する慣性力により、車
室内に突出するのを防Jhすることができ、事故発生時
の安全対策上、有効である。
尚、慣性力としては、例えば30Gを越えた場合に、安
全装置70が初めて作動するように設定され、 通常の
加減速時には、安全装置70を動力1せず、ロック装置
60のロック状態を自由に解除できるようにしている。
第11.12図は、本発明の他の実施例を示すものであ
り、第11図は施錠状態を示す要部縦断面図、第12図
は同上に慣性力が作用した状態を示す要部縦断面図であ
る。
本実施例の特徴点は、その応動体110をケース本体1
30内に軸止し、慣性力が作用した際にラッチ本体40
に当接させ、ラッチ本体40のロック位置から解除位置
への移動を阻止するようにした点にある。
すなわち、第11図に示すように、応動体110を、ケ
ース本体130の後室す内に、その軸部116を中心に
前後方向に回転可能に軸止する。又、応動体110の前
面の上側には、後室す内から連通孔137内に突出し、
ラッチ本体40に当接する当接片117を形成すると共
に、その後面には、当接片117とほぼ同じ高さ位置に
、スプリング120の一端部をはめ込む四部118を形
成する。
又、ケース本体130には、第11図に示すように、そ
の後面の上半部を塞ぐ後壁139を形成し、その後壁1
39には、ロックレバ−90の基端部91を軸止する軸
受部139aを形成すると共に、その前面には、スプリ
ング120の他端部をはめ込む比較的浅い四部139b
を形成する。
スプリング120は、第11図に示すように、応動体1
10の凹部118とケース本体130の凹部139bと
により保持さべ 応動体110の凹部118の底とケー
ス本体130の凹部139bの底とにより圧縮され、 
その圧縮復元力により、応動体110を、その軸部11
6を中心に前方下向きに回転するように付勢する。
応動体110は、第11図に示すように、その当接片1
17の下面がケース本体130内の仕切壁132の上面
に当接することで、それ以上前方下向きに回転しないよ
うになっている。
又、ラッチ本体40の後端部からは、第11図に示すよ
うに、後方に張り出した張出部45を形成する。この張
出部45は、ラッチ本体40の後退時に、ケース本体1
30内の前室す内から連通孔137内に突出するが、こ
のとき、前方下向きに回転している応動体110の当接
片117と上下に行き違うようにし、応動体110の当
接片117に当たらないようにしてい課 本実施例の説
明にあっては、先に説明した第1実施例のものと同一構
成部分については、同一符号を付し、その具体的な構成
の説明を省略する。
つぎに、本実施例のラッチ装置10の施錠状態にあって
、ラッチ装置to及びストライカ−20に、自動車の衝
突時に発生する慣性力が作用した場合の動作について説
明する。
慣性力が作用すると、ラッチ本体40自身で、或はスト
ライカ−20に押されて、圧縮ばね50の圧縮復元力に
抗して、ケース本体130の前室a内を後退しようとす
る(第12図)。
このとき同時j、  応動体110にも慣性力が作用す
ることから、応動体110が、第12図に示すようへス
プリング120の圧縮復元力に抗して、その軸部116
を中心に後方上向きに回転する。応動体110が回転す
ると、その当接片117が、ラッチ本体40の張出部4
5の後退位置に突出する。このため、ラッチ本体40は
、その張出部45の後端端面が応動体110の当接片1
17の先端端面に当接することで、それ以上、後退でき
なくなる。
したがって、ロックレバ−90の先端部92が、ラッチ
本体40のカム溝80の停止部85から脱出部86に至
らず、ロック装置60のロック状態が解除されない。
本実施例によれば、ラッチ本体40の後退を阻止できる
ので、ハート形のカム溝80とロックレバ−90とを使
用したロック装置60に限らず、回転カムを使用したロ
ック装置を備えたラッチ装置(実開昭60−11977
号公報参照)にも使用することができる。
又、ストライカ−20とラッチ本体40との構造は、ラ
ッチ本体40の後退したロック位置においてストライカ
−20を拘束でき、その前進位置においてストライカ−
20を釈放できる構造であればよく、図面に示したもの
に限定されず、例えばラッチ本体40によりストライカ
−20を両側から挾持するように構成したり(実開昭6
0−11977号公報参照)、或はストライカ−20と
ラッチ本体40とを互いに噛み合う鉤形形状としたり(
実開平1−163682号公報参照)、さらには両者の
機械的な結合関係だけでなく、磁気を使用して、ストラ
イカ−20とラッチ本体40とが互いに吸着するように
してもよい。
[発明の効果] 本発明は、以上説明したように構成されているので、つ
ぎに記載されるような効果を奏する。
請求項1記載のラッチ装置によれば、その構造が簡便で
、且つ小型化の可能なラッチ装置を提供することができ
る。
又、請求項2記載のラッチ装置によれば、上記した請求
項1記載のラッチ装置と同様に、構造が簡便で、且つ小
型化が可能であるばかりでなく、応動体をケース内に軸
止し、応動体によりラッチ本体の後退を直接的に阻止す
るようにしているので、ロック装置の破損を防止でき、
信頼性が高く、しかも慣性力に対する応答性の良好なラ
ッチ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜10図は、本発明の第1実施例を示すものであっ
て、第1図は慣性力が作用した状態を示す要部縦断面A
 第2図は解錠状態を示す要部縦断面は 第3図は同上
の横断面図、第4図はランチ本体の側面A 第5図は同
上の平面図、第6図は同底面は 第7図は同正面図、第
8図はラッチ装置の施錠状態を示す要部縦断面A 第9
図は同上の横断面図、第10図は第1図の横断面1第1
1.12図は本発明の他の実施例を示すものであって、
第11図は施錠状態を示す要部縦断面図 第12図は同
上に慣性力が作用した状態を示す要部縦断面図である。 10・・・ラッチ装置、30・・・ケース、31・・・
開口部、40・・・ラッチ本イ札50  付勢手段とし
ての圧縮ばね、60・・・ロック装置、70・・・安全
装置、80・・・カム溝、90・・・ロックレバ−11
0・・応動4;L  116・・・軸部、120・・・
バネ手段としてのスプリング。 代理人  弁理士   黒1)博道 第4図 第 図 第 図 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)開口部を有する中空なケースと、このケース内に
    スライド可能に保持され、ケースの開口部から出入りす
    るラッチ本体と、このラッチ本体をケースの開口部から
    突出する方向に付勢する付勢手段と、この付勢手段の付
    勢力に抗してラッチ本体をケース内のロック位置にロッ
    クすると共に、このロック位置より付勢手段の付勢力に
    抗して、ラッチ本体がケース内の解除位置に押し込まれ
    た際に、前記ロック状態が解除されるロック装置と、慣
    性力が作用したときに、前記ロック装置のロック状態の
    解除を阻止する安全装置とを備え、 前記ロック装置を、ラッチ本体に形成されたハード形の
    カム溝と、このカム溝の底をトレースするロックレバー
    とから構成した車載用のラッチ装置において、 上記安全装置を、前記ロックレバーを軸止すると共に、
    ケース内にラッチ本体のスライド方向と同方向にスライ
    ド可能に保持され、慣性力が作用したときに、ラッチ本
    体と同方向に移動する応動体と、この応動体をラッチ本
    体に向かって付勢するバネ手段とから構成したことを特
    徴とする車載用のラッチ装置
  2. (2)開口部を有する中空なケースと、このケース内に
    スライド可能に保持され、ケースの開口部から出入りす
    るラッチ本体と、このラッチ本体をケースの開口部から
    突出する方向に付勢する付勢手段と、この付勢手段の付
    勢力に抗してラッチ本体をケース内のロック位置にロッ
    クすると共に、このロック位置より付勢手段の付勢力に
    抗して、ラッチ本体がケース内の解除位置に押し込まれ
    た際に、前記ロック状態が解除されるロック装置と、慣
    性力が作用したときに、前記ロック装置のロック状態の
    解除を阻止する安全装置とを備えた車載用のラッチ装置
    において、 上記安全装置を、前記ケース内に軸止されて、ラッチ本
    体に接離する方向に回転すると共に、慣性力が作用した
    ときにラッチ本体に当接し、ラッチ本体のロック位置か
    ら解除位置への移動を阻止する応動体と、この応動体を
    ラッチ本体から離隔する方向に付勢するバネ手段とから
    構成したことを特徴とする車載用のラッチ装置。
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