JPH04113988U - 筆記用具ホルダー - Google Patents

筆記用具ホルダー

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JPH04113988U
JPH04113988U JP6128591U JP6128591U JPH04113988U JP H04113988 U JPH04113988 U JP H04113988U JP 6128591 U JP6128591 U JP 6128591U JP 6128591 U JP6128591 U JP 6128591U JP H04113988 U JPH04113988 U JP H04113988U
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JP
Japan
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sack
magnet
angle
permanent magnet
writing
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Pending
Application number
JP6128591U
Other languages
English (en)
Inventor
幸一 瀧澤
Original Assignee
有限会社滝沢工研
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 筆記用具が机上面等に保持される角度を自由
に変更できると共に、様々なところで場所を取らずに簡
単に設置することができる筆記用具ホルダーを提供する
こと。 【構成】 筆記用具を保持するサック部10と、底部に
永久磁石14を装着して強磁性体面に被着可能な磁石台
部12とを具備し、前記サック部10が、前記磁石台部
12に対して任意の角度に保持されるように、角度調整
機構を介してサック部10と磁石台部12とを連結して
いる。 【効果】 磁石台部に装着された永久磁石によって、様
々なところで場所を取らずに簡単に設置することができ
ると共に、角度調整機構によって、筆記用具が机上面等
に保持される角度を自由に変更できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、筆記用具ホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、様々なデザインから成り、鉛筆等の先端を保護する筆記用具のサッ ク、或いはペン立て等の筆記用具立てが広く利用されている。 また、ペン立てについては、ペンが机上面等に対して保持される角度を自由に 変更できるよう、ペンを保持するサック部がペン立ての基体に対して任意の角度 に保持されるように、サック部とペン立ての基体とが連結されているものがある 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のペン立てによれば、ペン等を机上面等に対して所望の角度に保持するこ とができるため、ペン等を利用する際に便利である。 しかしながら、従来のペン立てにおいては、ペン立てを自在に移動でき、且つ ペン等と共にペン立て自身が倒れないようにするため、ペン立ての基体が十分な 重量を有すること、或いは、ペン等の倒れようとするモーメントに対抗してペン 立て自身が倒れないようにするため、ペン立ての基体がある所定以上の大きさを 有することが必要である。 また、この従来のペン立てにおいては、設置するところが机の上のような水平 面上に限られるという課題があった。
【0004】 そこで、本考案の目的は、筆記用具が机上面等に保持される角度を自由に変更 できると共に、様々なところで場所を取らずに簡単に設置することができる筆記 用具ホルダーを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案者は、前記目的を達成するためには、磁石を筆記用具ホルダーの基体に 設けることが有効であると考えた結果、本考案に到達したのである。
【0006】 すなわち、本考案は、筆記用具を保持するサック部と、底部に永久磁石を装着 して強磁性体面に被着可能な磁石台部とを具備し、前記サック部が、前記磁石台 部に対して任意の角度に保持されるように、角度調整機構を介してサック部と磁 石台部とを連結したことを特徴とする筆記用具ホルダーにある。 また、上記筆記用具ホルダーにおいて、永久磁石の極性の位置関係を変更でき るように磁石台部に装着された永久磁石を着脱可能としたことにもある。 さらに、前記筆記用具ホルダーのサック部が所定の角度に保持されるように、 磁石台部に対して回動する回動方向へ複数位置でクリック係合可能な角度調整機 構を具備することにもある。
【0007】
【作用】
本考案の筆記用具ホルダーによれば、サック部が、永久磁石を装着した磁石台 部に対して、任意の角度に保持されるように連結されている。このため、永久磁 石によって筆記用具ホルダーをスチール等の強磁性体の面上に固定できると共に 、サック部を所望の角度に保持することができる。 さらに、磁石台部に装着された永久磁石を着脱可能とすれば、永久磁石の磁石 台部との極の位置関係を自在に変更できる。このため、本考案による筆記用具ホ ルダー同士を吸着しあったり、机上面等の取り付けられる側に有する磁石の極に 合わせて永久磁石の極を自由に変更することができる。 また、サック部が磁石台部に対して所定の角度に保持されるようにクリック係 合可能な角度調整機構を具備すれば、サック部の角度を所望の角度に確実且つ容 易に保持することができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。 図1は、本実施例の一実施例を示す筆記用具ホルダーの側面図であり、サック 部10に鉛筆20が挿入され、保持されているところを示している。 図2は図1の筆記用具ホルダーの正面図、図3は図1の筆記用具ホルダーの背 面図、図4は図1の筆記用具ホルダーの平面図、図5は図1の筆記用具ホルダー の底面図を示している。 10はサック部であり、鉛筆等の筆記用具を保持すると共に筆記用具の先端を 保護するキャプとしての機能を有する。 12は磁石台部であり、その底部に円盤状のフェライトから成る永久磁石14 が着脱自在に装着されている。 そして、上記のサック部10の先端部が、磁石台部12の溝部に圧入されて連 結されている。このサック部10と磁石台部12との連結部は、角度調整機構と しても機能し、サック部10が、磁石台部12に対して任意の角度に保持される ように連結されているのである。 上記角度調整機構を有するサック部10と磁石台部12との連結部の詳細を、 図6に示す図2のA−A縦断面図および図7に示す図1のB−B縦断面図に基づ いて説明する。 図6および図7に示すように、サック部10の円盤状の先端部の両面中央部に は半球状の突起10aが設けられ、さらに、前記円盤状の中央部から外周部に向 かって複数本の放射線状の突起10bが設けられている。 また、磁石台部12には、永久磁石14の装着部上に前記サック部10の先端 部を挿入できるように溝部が設けられており、この溝部の対抗する両側の内面に 、サック部10の半球状の突起10aが嵌合できるように凹部12aが設けられ ている。さらに、この磁石台部12には、前記サック部10の放射状の突起10 bと噛み合うように前記凹部の中心から外周部に向かって1本の放射状の突起1 2bが設けられている。
【0009】 次に、上記の構成から成る筆記用具ホルダーの使用状態について説明する。 図1に示すように、鉛筆20等の筆記用具がサック部10に挿入された状態の 筆記用具ホルダーを、磁石台部12に装着した永久磁石14の磁力によってスチ ール等の強磁性体の面上に被着・固定する。 このとき、筆記用具ホルダーが永久磁石の吸着力によって固定されるので、従 来のペン立てのように、安定性を得るための重量または大きさは必要ない。この ため、強磁性体の面上に吸着する磁石台部12を、小型に設計でき、様々なとこ ろで場所を取らずに簡単に設置することができる。 上述した如く、サック部10は、磁石台部12の凹部12aに嵌合したサック 部10の半球状の突起10aを中心にして、磁石台部12に対する角度を図8に 示す矢印のように自在に変更することができる。 なお、図8には、サック部10を二点鎖線で示した初期の状態から最大限に倒 した状態を示している。
【0010】 また、上述の如くサック部10の放射状の突起10aと、磁石台部12内部の 1本の放射状の突起12bが噛み合うことによって、サック部10が磁石台部1 2に対して回動する回転方向へクリック係合されている。 このため、上記一方の凸部が他方の凹部に嵌まった場合には、サック部10の 磁石台部12に対する角度が安定した状態で保持される。すなわち、筆記用具の 自重または所定以下の力によっては、サック部10が安定した状態での角度は保 持された状態から変化しない。 そして、所定以上の力をサック部10が回動する方向に負荷すれば、一方の凸 部が他方の凸部を乗り越えることが可能で、これによって、サック部10が磁石 台部12に対する連結角度を変更することができるのである。 図6に示すように、サック部10には複数本の放射状の突起10aが設けられ ているので、サック部10が磁石台部12に対して回転する回転方向へ複数の位 置でクリック係合ができる。 なお、上記実施例では磁石台部12内部に1本の放射線状の突起を設けたが、 噛み合い強さ等の条件によっては複数本としても良い。 また、前記実施例において放射線状の突起は、その突起部を成形するための金 型の関係から、サック部10側に複数本設けたが、磁石台部12に複数本を設け てサック部10に一本を設けても同等の効果を奏するのは勿論である。
【0011】 さらに、本実施例によれば、永久磁石14は磁石台部12に着脱自在に装着さ れているため、永久磁石14の表裏を反対にして永久磁石14の極の磁石台部1 2に対する位置関係を簡単に変更することができる。 図6に示すように、永久磁石14が装着される磁石台部12の磁石装着部には 永久磁石14を保持することができるように突起したツメ部(アンダーカット部 )16が設けられており、永久磁石14が押し込まれて装着されるのである。 また、磁石台部12には、サック部10が連結する連結部と磁石装着部とを貫 通する穴18が設けられている。この穴18を通して棒状の先端部によって、磁 石台部12に装着されている永久磁石14を裏側から押せば、永久磁石14を簡 単に取り外すことができる。 このため、図9に示すように磁石台部12に装着した永久磁石14の極の位置 関係を簡単に反対にすることができ、二つの筆記用具ホルダーを吸着させて一体 にすることができる。 上記実施例では、フェライトによって形成された永久磁石14の装着方法につ いて説明してきたが、本考案はこれに限られるものではなく、樹脂成形によって 製造される永久磁石をネジ状に成形し、磁石台部12と着脱可能とする等、種々 の装着方法がある。
【0012】 上記の実施例によれば、サック部10は磁石台部12に対して角度を平面的に 変更自在としたが、本考案はこれに限定されるものではなく、その角度を三次元 的に変更できるようにしても良い。 また、本考案による筆記用具ホルダーは、スチール等の強磁性体が存在すると ころでは、どこでもその面上に吸着・固定することができるが、木製の机のよう に強磁性体ではないところには、スチール板等を両面テープ等で部分的に貼って おいて、その面上に吸着・固定しても良い。 さらに、強磁性体でないところに被着する際に用いるスチール板等の形状を三 次元的に工夫すれば、本考案にかかる複数の筆記用具ホルダーを様々な形態に被 着できるのは勿論である。
【0013】 上記の実施例の使用状態については筆記用具立てとしての機能を中心に説明し てきたが、本考案による筆記用具ホルダーを着けた筆記用具は、スチール製の筆 箱内に収納する場合には、筆箱内に固定されるので踊ることがない。 勿論、本考案による筆記用具ホルダーを、スチール製の筆箱内に直接立てて利 用することもできる。 また、本考案の筆記用具ホルダーは、書類等をスチール板面などへ張るための ホルダーとしても兼用できる。
【0014】 さらに、本考案の筆記用具ホルダーのサック部10が磁石台部12に対して任 意の角度に変更自在に保持されている。このため、利用者等が不注意によって、 立ててある筆記用具に当たった場合でもサック部10が回動して逃げるため、安 全である。 また、図10に示すように、実施例の筆記用具ホルダーは、永久磁石14が装 着された磁石台部12にサック部10を圧入するだけで組立可能であるため、製 作し易いという特徴もある。 以上、本考案の好適な実施例について種々述べてきたが、本考案は上述の実施 例に限定されるものではなく、考案の精神を逸脱しない範囲で多くの改変を施し 得るのは勿論である。
【0015】
【考案の効果】
本考案の筆記用具ホルダーによれば、磁石台部に装着された永久磁石によって 、様々なところで場所を取らずに簡単に設置することができると共に、サック部 が、磁石台部に対して任意の角度に保持されるように連結されているため、筆記 用具が保持される角度を自由に変更できるという著効を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る筆記用具ホルダーの一実施例を示
す側面図
【図2】図1の実施例を示す正面図
【図3】図1の実施例を示す背面図
【図4】図1の実施例を示す平面図
【図5】図1の実施例を示す底面図
【図6】図1の実施例を示すA−A縦断面図
【図7】図1の実施例を示すB−B縦断面図
【図8】図1の実施例の使用状態を示す説明図
【図9】図1の実施例の使用状態を示す説明図
【図10】図1の実施例の組立方法を示す斜視図
【符号の説明】
10 サック部 10a 半球状の突起 10b 放射状の突起 12 磁石台部 12a 凹部 12b 放射状の突起 14 永久磁石 16 ツメ部 18 穴 20 鉛筆

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筆記用具を保持するサック部と、底部に
    永久磁石を装着して強磁性体面に被着可能な磁石台部と
    を具備し、前記サック部が、前記磁石台部に対して任意
    の角度に保持されるように、角度調整機構を介してサッ
    ク部と磁石台部とを連結したことを特徴とする筆記用具
    ホルダー。
  2. 【請求項2】 磁石台部に装着された永久磁石を着脱可
    能としたことを特徴とする請求項1記載の筆記用具ホル
    ダー。
  3. 【請求項3】 サック部が磁石台部に対して回動する回
    動方向へ複数位置でクリック係合可能な角度調整機構を
    具備することを特徴とする請求項1記載の筆記用具ホル
    ダー。
JP6128591U 1991-03-21 1991-03-21 筆記用具ホルダー Pending JPH04113988U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS486585U (ja) * 1971-06-04 1973-01-25
JPH0715775U (ja) * 1993-08-21 1995-03-17 株式会社エー・エム・テクノロジー 耐アルミニウム溶湯材料

Patent Citations (2)

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