JPH0411056Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0411056Y2 JPH0411056Y2 JP8475587U JP8475587U JPH0411056Y2 JP H0411056 Y2 JPH0411056 Y2 JP H0411056Y2 JP 8475587 U JP8475587 U JP 8475587U JP 8475587 U JP8475587 U JP 8475587U JP H0411056 Y2 JPH0411056 Y2 JP H0411056Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gutter
- eave
- valley
- tip
- gutter receiver
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 28
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 27
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 6
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
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- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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- 239000010454 slate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、折版、波状のスレート板等からなる
屋根の軒先間に、谷樋を簡単に取りつけることが
出来る谷樋受具に関するものである。
屋根の軒先間に、谷樋を簡単に取りつけることが
出来る谷樋受具に関するものである。
(従来の技術)
従来、谷樋を住宅、工場、倉庫などの屋根に取
りつけるには、第2図の如く谷樋受具を相対向す
る両方の屋根材を支持する屋根支持材へ熔接によ
つて、一定の間隔で取りつけ、該谷樋受具に谷樋
を取りつける方法が一般的に採られていた。
りつけるには、第2図の如く谷樋受具を相対向す
る両方の屋根材を支持する屋根支持材へ熔接によ
つて、一定の間隔で取りつけ、該谷樋受具に谷樋
を取りつける方法が一般的に採られていた。
(従来技術の問題点)
しかしながら、従来の熔接による取付法は、谷
樋受具を相対向する両方の屋根支持材へ所定の間
隔で熔接によつて取付けるため、その作業は煩雑
で非能率であるという欠点を有していた。高所で
は特に困難であつた。又、熔接時の高温によつ
て、谷樋受具と屋根支持材の熔接部ならびにその
周辺が変質して、錆が発生し易くなるという問題
点があつた。
樋受具を相対向する両方の屋根支持材へ所定の間
隔で熔接によつて取付けるため、その作業は煩雑
で非能率であるという欠点を有していた。高所で
は特に困難であつた。又、熔接時の高温によつ
て、谷樋受具と屋根支持材の熔接部ならびにその
周辺が変質して、錆が発生し易くなるという問題
点があつた。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、上記問題点を解決するためになされ
たものにして、軒先へ簡単に取りつけ施工ができ
る谷樋受具を提供することを目的とするものであ
り、屋根材の先端を挿入する軒先差込部の下部か
ら樋受部が連接された谷樋受本体と、屋根材の先
端を挿入する別の軒先差込部の下部から連結部が
連接された谷樋受連結体とからなり、両者の軒先
差込部の差込方向が共に外方を向く如く、谷樋受
本体の樋受部と谷樋連結体の連結部が着脱可能に
連結されてなる谷樋受具である。本考案における
谷樋受本体は、中央水平部と該中央水平部の両端
に連設する二つの垂直部と一方の屋根材の軒先端
部を挿入しうる内面を有する一方の軒先差込部を
有するが、これらは全て長尺の金属板を折り曲げ
加工した一体ものであつてもよく、或いは又それ
ぞれ別体であつてもよい。又、一方の軒先差込部
は一方の屋根材の軒先端部の外面形状に合わせた
内面を有し、且つその傾斜角度に合わせられてい
る。
たものにして、軒先へ簡単に取りつけ施工ができ
る谷樋受具を提供することを目的とするものであ
り、屋根材の先端を挿入する軒先差込部の下部か
ら樋受部が連接された谷樋受本体と、屋根材の先
端を挿入する別の軒先差込部の下部から連結部が
連接された谷樋受連結体とからなり、両者の軒先
差込部の差込方向が共に外方を向く如く、谷樋受
本体の樋受部と谷樋連結体の連結部が着脱可能に
連結されてなる谷樋受具である。本考案における
谷樋受本体は、中央水平部と該中央水平部の両端
に連設する二つの垂直部と一方の屋根材の軒先端
部を挿入しうる内面を有する一方の軒先差込部を
有するが、これらは全て長尺の金属板を折り曲げ
加工した一体ものであつてもよく、或いは又それ
ぞれ別体であつてもよい。又、一方の軒先差込部
は一方の屋根材の軒先端部の外面形状に合わせた
内面を有し、且つその傾斜角度に合わせられてい
る。
本考案における谷樋受連結体は、ほぼ垂直にな
される連結部の上端に、他方の屋根材の軒先端部
を挿入しうる内面を有する軒先差込部が連設され
てなるものである。
される連結部の上端に、他方の屋根材の軒先端部
を挿入しうる内面を有する軒先差込部が連設され
てなるものである。
本考案において、一方の軒先差込部及び他方の
軒先差込部を一方若しくは他方の軒先端部に挿入
するには、それぞれの屋根材の波の山部又は谷部
を利用すればよく、従つて、それぞれの軒先差込
部は、その断面形状がそれぞれの屋根材の波の山
部又は谷部のそれに対応した形状にされているの
が好ましい。
軒先差込部を一方若しくは他方の軒先端部に挿入
するには、それぞれの屋根材の波の山部又は谷部
を利用すればよく、従つて、それぞれの軒先差込
部は、その断面形状がそれぞれの屋根材の波の山
部又は谷部のそれに対応した形状にされているの
が好ましい。
(作用)
本考案は、谷樋受本体の一方の軒先差込部を一
方の軒先端部に挿入し、次ぎに谷樋受連結体の他
方の軒先差込部を他方の軒先端部に挿入し、か
つ、該挿入した状態で谷樋受本体と谷樋受連結体
との各々の軒先端部に於ける位置調整を行い、次
いで固定手段を用いて谷樋受本体の樋受部と谷樋
受連結体の連結部とを連結するという施工手段に
より、谷樋受具を相対向する屋根材の軒先間に取
りつけられる。
方の軒先端部に挿入し、次ぎに谷樋受連結体の他
方の軒先差込部を他方の軒先端部に挿入し、か
つ、該挿入した状態で谷樋受本体と谷樋受連結体
との各々の軒先端部に於ける位置調整を行い、次
いで固定手段を用いて谷樋受本体の樋受部と谷樋
受連結体の連結部とを連結するという施工手段に
より、谷樋受具を相対向する屋根材の軒先間に取
りつけられる。
(実施例)
以下、本考案の一実施例について図面により詳
細に説明する。
細に説明する。
図において、1は谷樋受本体であり、樋受部は
中央水平部2の両端が立上げられて左側が左方垂
直部3、右側が右方垂直部4となされている。こ
れら両垂直部3,4の内面には、アルミ合金から
なる柔軟性に富む金属で製せられた樋耳固定具
5,6が取りつけられている。又、両方の垂直部
3,4に設けられる樋耳固定具5,6は、取り付
けられる谷樋18の樋耳の形状に合わせて、樋耳
の上から簡単に折り曲げることができる。7は左
方垂直部3の上端に連設された一方の軒先差込部
であり、一方の屋根材の軒先端部17の山部の断
面形状に対応しうる断面形状となされ、且つ、傾
斜されて左方垂直部3、中央水平部2、右方垂直
部4等と一体に製せられている。
中央水平部2の両端が立上げられて左側が左方垂
直部3、右側が右方垂直部4となされている。こ
れら両垂直部3,4の内面には、アルミ合金から
なる柔軟性に富む金属で製せられた樋耳固定具
5,6が取りつけられている。又、両方の垂直部
3,4に設けられる樋耳固定具5,6は、取り付
けられる谷樋18の樋耳の形状に合わせて、樋耳
の上から簡単に折り曲げることができる。7は左
方垂直部3の上端に連設された一方の軒先差込部
であり、一方の屋根材の軒先端部17の山部の断
面形状に対応しうる断面形状となされ、且つ、傾
斜されて左方垂直部3、中央水平部2、右方垂直
部4等と一体に製せられている。
8は谷樋受連結体であり、垂直になされた連結
部9とその上端に熔接にて取着された他方の軒先
差込部10とを有し、且つ、その下面には蝶ボル
トからなる固定具11が設けられ、他方の軒先差
込部10を他方の屋根材の軒先端部12を挿入し
た状態で取りつけ可能になされている。13は、
固定具手段にして、長孔14と、雌螺子孔15
と、蝶ボルト16とからなり、蝶ボルト16は雌
螺子孔15に螺合可能になされている。
部9とその上端に熔接にて取着された他方の軒先
差込部10とを有し、且つ、その下面には蝶ボル
トからなる固定具11が設けられ、他方の軒先差
込部10を他方の屋根材の軒先端部12を挿入し
た状態で取りつけ可能になされている。13は、
固定具手段にして、長孔14と、雌螺子孔15
と、蝶ボルト16とからなり、蝶ボルト16は雌
螺子孔15に螺合可能になされている。
尚、17は一方の屋根材の軒先端部、18は谷
樋である。
樋である。
叙上の本考案谷樋受具の使用態様を上記実施例
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
先ず一方の軒先差込部7に一方の屋根材の軒先
端部17に挿入し、その状態で保持したまま他方
の軒先差込部10に他方の屋根材の軒先端部12
に挿入する。そして、連結部9を右方垂直部4に
当接し、屋根材の軒先端部17及び12に対する
両方の軒先差込部7及び10の挿入具合や、垂直
片9と右方垂直部4との当接具合を種々調節しな
がら固定手段13を用いて垂直片9と右方垂直部
4とを固定し、つぎに固定具11で他方の軒先端
部12に他方の軒先差込部10を固定する。
端部17に挿入し、その状態で保持したまま他方
の軒先差込部10に他方の屋根材の軒先端部12
に挿入する。そして、連結部9を右方垂直部4に
当接し、屋根材の軒先端部17及び12に対する
両方の軒先差込部7及び10の挿入具合や、垂直
片9と右方垂直部4との当接具合を種々調節しな
がら固定手段13を用いて垂直片9と右方垂直部
4とを固定し、つぎに固定具11で他方の軒先端
部12に他方の軒先差込部10を固定する。
かくして両屋根材に対する取りつけが終了した
谷樋受具に谷樋を挿入して、それぞれの樋耳に対
し樋耳固定具を折り曲げ固定し以上で樋の取りつ
け施工が完了する。
谷樋受具に谷樋を挿入して、それぞれの樋耳に対
し樋耳固定具を折り曲げ固定し以上で樋の取りつ
け施工が完了する。
(効果)
本考案の谷樋受具は、屋根材の先端を挿入する
軒先差込部の下部から樋受部が連設された谷樋受
本体と、屋根材の先端を挿入する別の軒先差込部
の下部から連結部が連設された谷樋受連結体とか
らなり、両者の軒先差込部の差込方向が共に外方
を向く如く、谷樋受本体の樋受部と谷樋連結体の
連結部が上下方向の位置調整可能に当接しうる連
結固定手段を具備するので屋根支持材に対する熔
接加工が一切不要であり、相対向する左右の屋根
材の高さが異なる場合でも、谷樋受本体の樋受部
が水平に保たれるように、谷樋受本体の樋受部と
谷樋連結体の連結部を上下方向に調整するだけで
簡単に、かつ迅速に施工できるので、従来難渋し
た挟隘な施工現場における作業能率が著しく向上
する。
軒先差込部の下部から樋受部が連設された谷樋受
本体と、屋根材の先端を挿入する別の軒先差込部
の下部から連結部が連設された谷樋受連結体とか
らなり、両者の軒先差込部の差込方向が共に外方
を向く如く、谷樋受本体の樋受部と谷樋連結体の
連結部が上下方向の位置調整可能に当接しうる連
結固定手段を具備するので屋根支持材に対する熔
接加工が一切不要であり、相対向する左右の屋根
材の高さが異なる場合でも、谷樋受本体の樋受部
が水平に保たれるように、谷樋受本体の樋受部と
谷樋連結体の連結部を上下方向に調整するだけで
簡単に、かつ迅速に施工できるので、従来難渋し
た挟隘な施工現場における作業能率が著しく向上
する。
第1図は本考案の一実施例をその使用態様と共
に説明する正断面図、第2図は熔接による従来の
谷樋受具の取付法を示す正断面図である。 1は谷樋受本体、2は水平部、3は左方垂直
部、4は右方垂直部、5,6は樋耳固定具、7は
一方の軒先差込部、8は谷樋受連結体、9は連結
部、10は他方の軒先差込部、11は固定具、1
2は他方の屋根材の軒先端部、13は固定手段、
14は長孔、15は雌螺子、16は雄螺子、17
は一方の屋根材の軒先端部、18は谷樋、19は
谷樋受具、20,21は屋根材、22,23は屋
根支持材、24,25は熔接部。
に説明する正断面図、第2図は熔接による従来の
谷樋受具の取付法を示す正断面図である。 1は谷樋受本体、2は水平部、3は左方垂直
部、4は右方垂直部、5,6は樋耳固定具、7は
一方の軒先差込部、8は谷樋受連結体、9は連結
部、10は他方の軒先差込部、11は固定具、1
2は他方の屋根材の軒先端部、13は固定手段、
14は長孔、15は雌螺子、16は雄螺子、17
は一方の屋根材の軒先端部、18は谷樋、19は
谷樋受具、20,21は屋根材、22,23は屋
根支持材、24,25は熔接部。
Claims (1)
- 屋根材の先端を挿入する軒先差込部の、下部か
ら樋受部が連接された谷樋受本体と、屋根材の先
端を挿入する別の軒先差込部の下部から連結部が
連接された谷樋受連結体とからなり、両者の軒先
差込部の差込方向が共に外方を向く如く、谷樋受
本体の樋受部と谷樋受連結体の連結部が着脱可能
に連結されてなる谷樋受具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8475587U JPH0411056Y2 (ja) | 1987-05-30 | 1987-05-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8475587U JPH0411056Y2 (ja) | 1987-05-30 | 1987-05-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63195023U JPS63195023U (ja) | 1988-12-15 |
JPH0411056Y2 true JPH0411056Y2 (ja) | 1992-03-18 |
Family
ID=30939541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8475587U Expired JPH0411056Y2 (ja) | 1987-05-30 | 1987-05-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0411056Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-05-30 JP JP8475587U patent/JPH0411056Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63195023U (ja) | 1988-12-15 |
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