JPH04109261A - 画像処理装置、画像処理完了報知装置および 画像処理装置システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野］ 本発明は、複写機やファクシミリ等において画像の処理
完了をオペレータに報知する画像処理装置およびこの画
像処理装置と画像処理完了報知装置とからなる画像処理
装置システムに関する。

〔従来の技術〕

例えば複写機においては、複数の原稿を載置台に順次自
動的に供給する自動原稿送り装置（ＡＤＦ）が公知であ
り、したがって、このＡＤＦを用いて大量の原稿を自動
的に複写することができる。

また、ファクシミリ等においても同様に、複数の送信原
稿を順次自動的に供給することができ、したがって、オ
ペレータは送信中にファクシミリ等に付き添う必要がな
い。

しかしながら、複数の原稿を順次自動的に供給する装置
では、原稿の処理時間が長い場合、オペレータが原稿の
処理完了を見計らって複写機やファクシミリ等の場所に
戻ってこなければならないので、種々の報知装置が提案
されている。

従来、この種の報知装置は、実開昭６２−２０１７５８
号公報に示すように、複写機の複写所要時間や複写終了
予定時刻を複写開始前に表示するように構成され、また
、他の従来の報知装置は、特開昭６３１５５０５７公報
に示すように、複写機に紙詰まり等の異常が発生した場
合や複写が終了した場合に、予め設定された電話番号の
電話機に自動発信し、異常発生や複写終了を電話回線を
介して音声で報知するように構成されている。

また、複写機において１枚又は複数の原稿を多数複写す
る場合や、ファクシミリ等において１枚の原稿画像を複
数の宛先に同報する場合にも処理時間が長いので、類似
の報知装置として、特開昭６２−２０４２７３号公報に
示すように、原稿枚数と複写枚数に応じた所要時間を表
示したり、特開昭６２−２９４２６５号公報に示すよう
に、画像の再生動作前に用紙サイズと再生枚数に応じた
再生完了時間を表示するものが提案されている。

［発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、実開昭６２−２０１７５８号公報、特開
昭６２−２０４２７３号公報や特開昭６２−２９４２６
５号公報に示す報知装置では、複写機に処理時間や処理
完了時刻を表示するので、複写機から離れたオペレータ
が常にその時間を気にしなければならず、煩わしさによ
り他の仕事に専念することができないという問題点があ
る。

また、特開昭６３−１５５０５７公報に示す装置では、
電話機を介して報知するので、上記問題点を少しは解決
することができるが、電話回線がオペレータの近傍まで
配設されていなければ不可能であり、実際的ではない。

本発明は上記従来の問題点に鑑み、簡単な構成でオペレ
ータの作業を軽減することを可能にする画像処理装置と
この画像処理装置を用いた画像処理装置システムを提供
することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、原稿を装置本体の原稿載置台に自動的に給
送する自動原稿給送装置と、少なくとも原稿枚数と原稿
処理部数を入力する入力手段と、原稿の給送時間と転写
紙の給紙から排紙までに要する時間を予め記憶した記憶
手段と、入力手段からの入力結果および記憶手段からの
記憶結果に基づいて画像処理時間を算出する算出手段と
、この算出手段によって算出された算出結果から対象と
なる原稿の画像形成処理終了予定時刻を算出し、外部記
憶媒体に記憶させる制御手段とから画像処理装置を構成
した第１の手段によって達成される。

また、上記目的は、第１の手段に係る画像処理装置と、
この画像処理装置とは別体に設けられ、前記外部記憶媒
体に記憶された情報を読み取る読取手段と読み取った画
像形成終了予定時刻をオペレータ等に報知する報知手段
とを備えた画像処理完了報知装置とによって画像処理装
置システムを構成した第２の手段によっても達成される
。

〔作　用〕

上記第１の手段によれば、自動原稿給送装置に載置され
た原稿の枚数や部数に応じ、算出手段が記憶手段の記憶
結果を参照して原稿処理終了予定時間を算出する。この
算出された原稿処理終了予定時間は制御手段によって外
部記憶手段に記憶させられる。したがって、この外部記
憶手段を使用して、終了時間に告知などを他の機器を介
して行わせることが可能になり、オペレータ等が常に画
像形成終了時間を気にする必要がないようにすることが
できる。

また、上記第２の手段によれば、第１の手段によって画
像終了予定時刻を記憶した外部記憶手段を、画像処理完
了報知装置にかけ、記憶させた情報を読取手段によって
読み取らせる。これにより、画像処理完了報知装置は表
示やブザーなどの報知手段によって画像形成終了予定時
刻を報知する。

この報知によってオペレータなどは画像形成終了を目安
として知ることができ、特に画像形成装置の傍にいる必
要がなくなる。

〔実施例〕

以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。第１図
は、本発明に係る画像処理装置システムにおける画像処
理装置としての複写機本体の電気系を示すブロック図、
第２図は、本発明に係る画像処理装置システムの画像処
理完了報知装置としてのプログラマを示すブロック図で
ある。

第１図において、画像処理装置である複写機本体１と、
複写機本体】の複写終了時刻を報知する手段であるプロ
グラマ３は、例えばＩＣカート、磁気カード、磁気ディ
スク等の持ち運び可能な外部記憶媒体２との間でデータ
を入出力可能であり、外部記憶媒体２には、例えば複写
部数、複写倍率、両面又は片面複写モード、スタックや
ソータの選択、複写濃度等の各種複写モードや、原稿枚
数、原稿サイズ等のデータを記憶可能である。

第１図において、複写機本体１は、後述するように各種
の複写制御を行う複写機制御部１１と入出カバネル１２
を備え、入出カバネル１２は、用紙サイズ等を設定した
り、スタートボタンを有する入力部と、この入力部を介
して入力したデータや、複写終了時刻等の複写機の各種
状態を表示等するための出力部より構成されている。

複写機本体１はまた、外部記憶媒体２から読み取られた
データを格納したり、予め用紙サイズ毎の複写所要時間
を記憶するメモリ１３と、実時刻を参照するためのタイ
マ１４と、外部記憶媒体２との接続を行うためのインタ
ーフェイス１５と、複写機構の各種モータを接続したり
、電源を制御したり、紙詰まり等を検出するための各種
センサの検出信号を取り込むＩ１０インターフェイス１
６を有する。

尚、図示省略されているが、複写機本体１は、原稿画像
を走査するための光学系と、この光学系により走査され
た画像を露光するための感光トラム、この感光ドラムを
帯電するだめの帯電器、感光ドラム上に形成された静電
潜像をトナーにより可視像化するための現像器、感光ド
ラム上のトナーを用紙に転写するための転写器、用紙に
転写されたトナーを定着する定着器等と用紙の搬送機構
等を有する。

第２図において、プログラマ３は、後述するように、プ
ログラマ３全体の制御を行う制御部２１と入出カバネル
２２を有し、入出カバネル２２は、外部記憶媒体２に各
種データを設定するための入力部と、この入力部を介し
てデータや、複写終了時刻等を表示等するための出力部
より構成されている。

プログラマ３はまた、入出カバネル２２を介して入力し
たデータ等を格納するためのメモリ２３と、実時刻を参
照するためのタイマ２４と、外部記憶媒体２との接続を
行うためのインタフェース２５と、複写機制御部の複写
終了を報知するためのブザー２６等を有する。

次に、上記実施例の動作とオペレータの作業手順を説明
する。

先ず、複写機本体１により複写作業を行うオペレータ、
又はこのオペレータに複写作業を依頼する依頼者は、例
えば複写部数、複写倍率、両面又は片面複写モード、ス
タックやソータの選択、複写濃度等の各種複写モードや
、原稿枚数、原稿サイズ等のデータをプログラマ３を介
して外部記憶媒体２に記憶させる。

この場合、プログラマ３０制御部２１は、上記データが
入出カバネル２２を介して入力すると、この入力データ
をメモリ２３に一旦格納して入出カバネルに表示させ、
確認操作が行われるとインターフェイス２５を介して外
部記憶媒体２に記憶させる。

次いで、オペレータがこの外部記憶媒体２（及び原稿）
を複写機本体１にセットすると、複写機制御部１１は、
外部記憶媒体２に記憶された上記データをインタフェー
ス１５を介して読み込み、メモリ１３に記憶する。なお
、この例ではプログラマ１３を介して複写モード、原稿
枚数、原稿サイズ等のデータを外部記憶媒体２に記憶さ
せるようになっているが、複写機本体１側の入力手段を
介して種々の複写条件を設定するこ七ができることはい
うまでもない。

複写機制御部１１はまた、メモリ１３に記憶された各種
複写モードの複写部数と原稿枚数と原稿サイズと、用紙
サイズ毎の複写所要時間により複写完了までの時間を算
出する。次いで、入出カバネル１２のスタートボタンが
押されると、メモリ１３に記憶された各種複写モードに
応じて機構を起動するとともに、タイマ１４の実時間に
より複写完了時刻を算出し、この複写完了時刻を入出カ
バネル１２に表示させるとともに外部記憶媒体２に記憶
させる。

次いで、オペレータが複写機本体１の起動や入出カバネ
ル１２の複写完了時刻を確認した後、オペレータ、又は
オペレータから外部記憶媒体２を返却された依頼者が外
部記憶媒体２をプログラマ３にセットすると、プログラ
マ３の制御部２１は、外部記憶媒体２に記憶された複写
完了時刻をインタフェース２５を介して読み込み、メモ
リ２３ムこ記憶させた後入出カバネル２２に表示させる
。

プログラマ３の制御部２１はまた、メモリ２３に記憶さ
れた複写完了時刻とタイマ２４の実時刻を比較し、一致
するとブザー２６を駆動する（アラーム音）。また、オ
ペレータ又は依頼者がこのアラーム音を確認し、入出カ
バネル２２を操作すると、ブザー２６を停止させる。

したがって、上記実施例によれば、プログラマ３をオペ
レータ又は依頼者の近傍に配置することにより複写終了
を報知することができるので、オペレータ等は時間を有
効に活用して他の仕事に専念することができる。

尚、上記実施例では、複写機を例にして説明したが、フ
ァクシミリ等において、複数の原稿を送信する場合や、
１又は複数の送信原稿を回報する場合にも通用すること
ができる。

（発明の効果〕 これまでの説明で明らかなように、請求項１記載の発明
によれば、外部記憶媒体に画像形成終了予定時刻を記憶
させて、外部記憶媒体を他の機器に装着できるように構
成されているので、当該機器を介して予め設定された処
理を行え、これによりオペレータ等の作業の軽減を可能
にすることができる。

また、請求項２記載の発明によれば、外部記憶媒体を画
像処理完了報知装置にかけ、記憶された画像形成終了予
定時刻を読み取って報知するため、特に画像形成装置の
傍にいなくとも画像形成終了を知ることができ、オペレ
ータ等の作業の軽減を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係る画像処理装置の一実施例におけ
る複写機本体の電気系を示すブロック図、第２図は、本
発明に係る画像処理装置システムにおける画像処理完了
報知装置の一実施例にかかるプログラマを示すブロック
図である。 １・・・・・・・・・複写機本体（画像処理装置）、２
・・・・・・・・・外部記憶媒体、３・・・・・・・・
・プログラマ（画像処理完了報知装置）、１１・・・・
・・・・・複写機制御部、１２２２・・・・・・・・・
入出カバネル、１５．２５・・・・・・・・・インタフ
ェース、２１・・・・・・・・・制御部、２６・・・・
・・・・・ブザ第１図 第２図 、可

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）原稿を装置本体の原稿載置台に自動的に給送する
   自動原稿給送装置と、少なくとも原稿枚数と原稿処理部
   数を入力する入力手段と、原稿の給送時間と転写紙の給
   紙から排紙までに要する時間を予め記憶した記憶手段と
   、入力手段からの入力結果および記憶手段からの記憶結
   果に基づいて画像処理時間を算出する算出手段と、この
   算出手段によつて算出された算出結果から対象となる原
   稿の画像形成処理終了予定時刻を算出し、外部記憶媒体
   に記憶させる制御手段とを備えた画像処理装置。
2. （２）請求項１記載の画像処理装置と、この画像処理装
   置とは別体に設けられ、前記外部記憶媒体に記憶された
   情報を読み取る読取手段と読み取つた画像形成処理終了
   予定時刻をオペレータ等に報知する報知手段とを備えた
   画像処理完了報知装置とからなる画像処理装置システム
   。