JPH04107389U - ドア体における化粧モール取付け具の固定構造 - Google Patents
ドア体における化粧モール取付け具の固定構造Info
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- JPH04107389U JPH04107389U JP1713191U JP1713191U JPH04107389U JP H04107389 U JPH04107389 U JP H04107389U JP 1713191 U JP1713191 U JP 1713191U JP 1713191 U JP1713191 U JP 1713191U JP H04107389 U JPH04107389 U JP H04107389U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 化粧モール取付け具の固定作業を著しく簡略
化して大幅なコストダウンを計る。 【構成】 ドア面板1aに、一対一組の取付け孔1bを
穿設し、取付け具3には、一方の取付け孔1bに挿入さ
れる挿入片3cと、該挿入片3cの変形抵抗力を受けな
がら他方の取付け孔1bに係止される係止片とを形成す
る。
化して大幅なコストダウンを計る。 【構成】 ドア面板1aに、一対一組の取付け孔1bを
穿設し、取付け具3には、一方の取付け孔1bに挿入さ
れる挿入片3cと、該挿入片3cの変形抵抗力を受けな
がら他方の取付け孔1bに係止される係止片とを形成す
る。
Description
【0001】
本考案は、マンシヨンドア等のドア体における化粧モール取付け具の固定構造
に関するものである。
【0002】
一般に、この種ドア体のなかには、高級化を計るべくドア体面板に化粧モール
を施したものがあるが、該化粧モールを直接ドア体面板に取付ける場合の取付け
作業は非常に手間がかかるため大幅なコストアツプとなる不都合があつた。そこ
で従来では、化粧モールを、ドア体面板に予め固定した取付け具に対して取付け
るようにすることで取付け作業の簡略化を計つていたが、上記取付け具は、ドア
体面板に対してリベツト固定されていたため、作業に熟練を要する許りか、依然
として取付け作業に時間がかかつて有効なコストダウンを計り得ないのが実状で
あつた。
【0003】
本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を一掃することができるドア体
における化粧モール取付け具の固定構造を提供することを目的として創案された
ものであつて、化粧モールを、ドア体面板に固定される取付け具に対して取付け
てなるドア体において、前記面板の取付け具固定位置に、少なくとも一対の取付
け孔を形成する一方、取付け具には、一方の取付け孔に挿入される挿入片と、該
挿入片の変形抵抗力を受けながら他方の取付け孔に挿入係止される係止片とを設
けたことを特徴とするものである。
【0004】
そして本考案は、この構成によつて、取付け具の固定作業を著しく簡略化して
大幅なコストダウンを計ることができるようにしたものである。
【0005】
【実施例】
次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図面において、1はドア
体であつて、該ドア体1の面板1aには、後述する化粧モール2が取付けられる
が、面板1aの化粧モール2取付け位置には、所定間隔を存して一対一組の取付
け孔1bが複数穿設されている。
【0006】
3は前記面板1aの取付け孔1bに固定取付けされる取付け具であつて、該取
付け具3には、所定間隔を存して対向する一対の挟持片3aが形成され、該挟持
片3aによつて前記化粧モール2を支持するようになつている。つまり、断面略
冂字状に形成される化粧モール2の下面には、挟持片3aに挟持される一対の被
挟持片2aが垂下状に形成されるが、さらに被挟持片2aの先端部には、挟持片
3aに形成される係止部3bに抜け止め状に係止される係合爪2bが形成されて
いる。
【0007】
さらに、3cは取付け具3の一端に延長形成される挿入片であつて、該挿入片
3cは、対応する一対の取付け孔1bの一方に挿入されるべく取付け孔1bの径
Rよりも僅かに狭い幅Aに形成されるが、その基端部には必要以上の挿入を傾斜
辺3dで規制するための規制突起3eが幅方向外方に向けて突設されている。
【0008】
一方、3fは取付け具3の他端に底側に向けて折曲形成される係止片であつて
、該係止片3fは、対応する一対の取付け孔1bの他方に挿入されるべく挿入片
3cと同様に幅Aに形成されるが、このものは中間部が折曲したV字形状に形成
されると共に、先端部には、先端側を幅狭にする段差部3gと、該段差部3gよ
りも先端側を先細り状にする傾斜辺3hが形成されている。即ち、係止片3fは
、取付け孔1bへの挿入に際しては、先端部側が基端部側に近づく様に弾性変形
しながら押し込まれ、そして所定位置まで押し込まれると、先細り状に形成され
る先端部側が拡開して取付け孔1bの端部に食い込み状に係合するようになつて
いる。
【0009】
叙述の如く構成された本考案の実施例において、化粧モール2の取付けに先立
つて面板1aに固定取付けされる取付け具3は、まず挿入片3cを一方の取付け
孔1bに挿入し、次いで挿入片3cを弾性変形させながら他方の取付け孔1bに
係止片3fを押し込み状に挿入することにより面板1aにガタ付き無く取付けら
れることになる。従つて、取付け具3を、従来の様に熟練を要し、しかも取付け
作業に時間のかかるリベツト固定をすることなく、工具等を何ら使用せずに極め
て簡単に面板1aに固定取付けできることになり、この結果、取付け具3の固定
取付け作業を著しく簡略化して大幅なコストダウンを計ることができる。
【0010】
しかも、係止片3fは、単独で弾性的に係止される許りでなく、常に挿入片3
cの変形抵抗力を受けて食い込み状に係止されることになるため、取付け具3を
ガタ付き無く面板1aに固定することができる。
【0011】
さらに、挿入片3c並びに係止片3fの取付け孔1bに対する接当部分は傾斜
辺3d、3hに形成されているため、面板1aの板厚変更や取付け孔1bの加工
誤差にも対応することができる。またさらに、上記傾斜辺3dは取付け孔1bと
の接当によつて取付け具3を矢印B方向に押圧する力を受けるので、係止片3f
をさらに取付け孔1bに食い込むように係止せしめて強固な固定構造とできる。
【0012】
尚、本考案は、前記実施例に限定されないものであることは勿論であつて、例
えば、取付け具3を、図5に示す他例の如く枠材5と面板1aの重合部に固定す
るようにすることもでき、そしてこの場合には、取付け具3を枠材5と面板1a
固定具に兼用できて極めて都合が良い。
【0013】
以上要するに、本考案は叙述の如く構成されたものであるから、化粧モールを
取付けるために予めドア体面板に固定されるものでありながら、取付け具は、ま
ず挿入片を一方の取付け孔に挿入した後、挿入片の変形抵抗力を受けながら他方
の取付け孔に係止片を挿入係止することにより面板に取付けられることになる。
つまり、取付け具は、取付け作業に熟練を要し、かつ時間もかかるリベツト固定
によつて取付けることなく、工具を使用しない極めて簡単な取付け作業で面板に
固定取付けされることになる。この結果、取付け具の固定取付け作業を著しく簡
略化して大幅なコストダウンを計ることができる。
【0013】
しかも、取付け孔に係止された係止片は、常に挿入片の変形抵抗力を受けて取
付け孔に弾性的に係止されることになるため、取付け具をガタ付き無く面板に固
定することができる。
【図1】ドア体の正面図である。
【図2】化粧モールの断面図である。
【図3】図3の(A)は取付け具の平面図、(B)は同
前正面図、(C)は同前側面図、(D)は同前要部側面
図である。
前正面図、(C)は同前側面図、(D)は同前要部側面
図である。
【図4】図4の(A)、(B)はそれぞれ取付け具の取
付け手順を示す作用説明図である。
付け手順を示す作用説明図である。
【図5】他例を示す要部斜視図である。
1 ドア体
1a 面板
1b 取付け孔
2 化粧モール
3 取付け具
3c 挿入片
3f 係止片
Claims (1)
- 【請求項1】 化粧モールを、ドア体面板に固定される
取付け具に対して取付けてなるドア体において、前記面
板の取付け具固定位置に、少なくとも一対の取付け孔を
形成する一方、取付け具には、一方の取付け孔に挿入さ
れる挿入片と、該挿入片の変形抵抗力を受けながら他方
の取付け孔に挿入係止される係止片とを設けたことを特
徴とするドア体における化粧モール取付け具の固定構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1713191U JP2546983Y2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | ドア体における化粧モール取付け具の固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1713191U JP2546983Y2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | ドア体における化粧モール取付け具の固定構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04107389U true JPH04107389U (ja) | 1992-09-16 |
JP2546983Y2 JP2546983Y2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=31903948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1713191U Expired - Fee Related JP2546983Y2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | ドア体における化粧モール取付け具の固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2546983Y2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07271865A (ja) | 1994-04-01 | 1995-10-20 | Mitsubishi Corp | データベース著作権管理方法 |
US7302415B1 (en) | 1994-09-30 | 2007-11-27 | Intarsia Llc | Data copyright management system |
EP0715241B1 (en) | 1994-10-27 | 2004-01-14 | Mitsubishi Corporation | Apparatus for data copyright management system |
US6424715B1 (en) | 1994-10-27 | 2002-07-23 | Mitsubishi Corporation | Digital content management system and apparatus |
US8595502B2 (en) | 1995-09-29 | 2013-11-26 | Intarsia Software Llc | Data management system |
US7801817B2 (en) | 1995-10-27 | 2010-09-21 | Makoto Saito | Digital content management system and apparatus |
-
1991
- 1991-02-28 JP JP1713191U patent/JP2546983Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2546983Y2 (ja) | 1997-09-03 |
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