JPH04101061U - 多段変速機のシフト装置 - Google Patents
多段変速機のシフト装置Info
- Publication number
- JPH04101061U JPH04101061U JP391891U JP391891U JPH04101061U JP H04101061 U JPH04101061 U JP H04101061U JP 391891 U JP391891 U JP 391891U JP 391891 U JP391891 U JP 391891U JP H04101061 U JPH04101061 U JP H04101061U
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- Japan
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- shift
- guide groove
- select
- shift lever
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- Pending
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims abstract description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 241000257465 Echinoidea Species 0.000 description 1
Landscapes
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、多段変速機のシフト装置に関し、
シフト操作を簡単にし、L−H切換を間違わないように
し、装置の小型化を図ることを目的とする。 【構成】 各シフトガイド溝の先端又はセレクトガイド
溝の各セレクト位置に、低レンジと高レンジに切換える
低レンジガイド溝と高レンジガイド溝を形成した。
シフト操作を簡単にし、L−H切換を間違わないように
し、装置の小型化を図ることを目的とする。 【構成】 各シフトガイド溝の先端又はセレクトガイド
溝の各セレクト位置に、低レンジと高レンジに切換える
低レンジガイド溝と高レンジガイド溝を形成した。
Description
【0001】
本考案は、車両用の多段変速機のシフト装置に関する。
【0002】
従来、車両用の多段変速機のシフト装置は、図6に示すようにシフトタワー1
1にシフトレバー12をセレクト方向に移動するセレクトガイド溝13と、シフ
ト方向に移動して各シフト段(R,1速,2速,3速,4速,5速)に切換える
シフトガイド溝14が形成され、また前記シフトレバー12の先端上部15にL
−H切換スイッチ16が設けられている。
【0003】
また、図7に示すように、シフトタワー11にセレクト方向に長いセレクトガ
イド溝13を形成し、そのセレクトガイド溝13に各シフト段に切換える全ての
シフトガイド溝14が形成されたシフト装置になっている。
【0004】
然し乍ら、前者の変速操作は、シフトレバー11の位置を移動し、L−H切換
スイッチ16を切換え、クラッチペダルを切った状態で行われるので、シフト操
作が複雑になる。また、L−H切換スイッチ16のスイッチ状態が判りにくいた
め、間違い易い問題がある。
【0005】
一方、後者は、装置が左右方向に長くなるので、大型になると共に操作しにく
い問題がある。
本考案は上記に鑑みてなされたもので、シフト操作を簡単にし、L−H切換を
間違わないようにし、また装置の小型化が図れる多段変速機のシフト装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、シフトレバーを操作して各シフト段に切換える多段変速機のシフト
装置において、上記シフトレバーをシフト方向に移動する各シフトガイド溝の先
端又はセレクト方向に移動するセレクトガイド溝の各セレクト位置に、低レンジ
と高レンジに切換える低レンジガイド溝と高レンジガイド溝を形成したことを特
徴とする。
【0007】
シフトレバーをセレクトガイド溝又はシフトガイド溝に沿って移動し、シフト
ガイド溝の先端又はセレクトガイド溝の各セレクト位置の所望の低レンジガイド
溝又は高レンジガイド溝に移動すれば、シフトレバー操作のみで所望のシフト段
が選択できる。
【0008】
以下、図により本考案を詳細に説明する。
図1は、本考案に係る多段変速機のシフト装置の一実施例を示したものである
。
図において、1はシフトタワーで、シフトタワー1にはセレクト方向にセレク
トガイド溝2が形成されている。また、シフトタワー1には、シフト方向にシフ
トガイド溝3a,3b,3c,3d,3e,3fが形成されている。各シフトガ
イド溝3a,3b,3c,3d,3e,3fの先端には、シフト方向と異なる方
向、例えば、直角方向に低レンジガイド溝4と高レンジガイド溝5がそれぞれ形
成されている。
【0009】
上記ガイド溝内には、セレクトガイド溝2,シフトガイド溝3a,3b,3c
,3d,3e,3f及び低レンジガイド溝4又は高レンジガイド溝5を移動して
所望のシフト段を選択するシフトレバー6が設けられている。
そして、各低レンジガイド溝4,高レンジガイド溝5には、図2に示すうよに
シフトレバー位置センサ7とクラッチペダルスイッチ8がコントロールユニット
9の入力側に接続されて各シフト段に切換え操作が行われるようになっている。
【0010】
尚、シフトレバー6は各シフト段、即ち各低レンジガイド溝4,高レンジガイ
ド溝5でロックされ、他の位置、即ちセレクトガイド溝2に自動的に復帰するよ
うになっている。
そして、シフトレバー6を操作して、所望のシフト段に切換える場合、例えば
Nから2Lへシフトする場合には、クラッチを切って図3に示すようにシフトレ
バー6をNの位置からシフトガイド溝3cに沿って移動し、更に低レンジガイド
溝4へ移動すればよい。また、2Hへシフトする場合には、LからHへ移動すれ
ばよい。
【0011】
上記多段変速機のシフト装置によれば、シフトガイド溝3a,3b,3c,3
d,3e,3fに低レンジと高レンジに切換える低レンジガイド溝4と高レンジ
ガイド溝5が形成されているので、L−H切換スイッチを必要とせず、シフトレ
バー6の操作のみにより各シフト切換が行われる。
従って、シフト操作が簡単になり、L−H切換が間違うことがなくなる。また
、装置の左右の長さは従来のL−H切換スイッチをシフトレバーに設けた装置と
ほぼ同じなので、装置の小型化も図れる。
【0012】
図4は、本考案に係る多段変速機のシフト装置の他の実施例である。
この実施例は、シフトタワー1にセレクト方向に長いセレクトガイド溝2を形
成し、セレクトガイド溝2の各セレクト位置10に低レンジと高レンジに切換え
る低レンジガイド溝4と高レンジガイド溝5を形成したものである。
この場合も、例えばNから2Lへシフトする場合には、クラッチを切って、図
5に示すうよにシフトレバー6をNから2速のセレクト位置10に移動し、低レ
ンジガイド溝4へ移動すればよく、そこから2Hへシフトする場合はLからHへ
移動すればよい。
【0013】
以上説明したように本考案は、L−H切換スイッチを必要とせず、シフトレバ
ー操作のみで変速操作が行われ、シフト操作が簡単になり、L−H切換が間違わ
なくなり、また装置の小型化にもなるという効果が発揮される。
【図1】本考案の一実施例の平面図である。
【図2】本考案の一実施例のブロック図である。
【図3】本考案の一実施例の2速のL,Hに切換える場
合の説明図である。
合の説明図である。
【図4】本考案の他の実施例の平面図である。
【図5】本考案の他の実施例の2速のL,Hに切換える
場合の説明図である。
場合の説明図である。
【図6】従来の装置の斜視図である。
【図7】従来の他の装置の平面図である。
1 シフトタワー
2 セレクトガイド溝
3a,3b,3c,3d,3e,3f シフトガイド溝
4 低レンジガイド溝
5 高レンジガイド溝
6 シフトレバー
10 セレクト位置
Claims (1)
- 【請求項1】 シフトレバーを操作して各シフト段に切
換える多段変速機のシフト装置において、上記シフトレ
バーをシフト方向に移動する各シフトガイド溝の先端又
はセレクト方向に移動するセレクトガイド溝の各セレク
ト位置に、低レンジと高レンジに切換える低レンジガイ
ド溝と高レンジガイド溝を形成したことを特徴とする多
段変速機のシフト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP391891U JPH04101061U (ja) | 1991-02-05 | 1991-02-05 | 多段変速機のシフト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP391891U JPH04101061U (ja) | 1991-02-05 | 1991-02-05 | 多段変速機のシフト装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04101061U true JPH04101061U (ja) | 1992-09-01 |
Family
ID=31733271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP391891U Pending JPH04101061U (ja) | 1991-02-05 | 1991-02-05 | 多段変速機のシフト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04101061U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07190179A (ja) * | 1993-12-01 | 1995-07-28 | Deere & Co | トランスミッションのシフトレバー組立体 |
-
1991
- 1991-02-05 JP JP391891U patent/JPH04101061U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07190179A (ja) * | 1993-12-01 | 1995-07-28 | Deere & Co | トランスミッションのシフトレバー組立体 |
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