JPH0396795A - 管交叉部の表面防食用シート - Google Patents

管交叉部の表面防食用シート

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JPH0396795A
JPH0396795A JP1234203A JP23420389A JPH0396795A JP H0396795 A JPH0396795 A JP H0396795A JP 1234203 A JP1234203 A JP 1234203A JP 23420389 A JP23420389 A JP 23420389A JP H0396795 A JPH0396795 A JP H0396795A
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pipe
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康史 根本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、一般には管を交叉状に連結した部分における
表面防食用シートに関するものであり、さらに詳しくは
、熱収縮性を有する耐食性のシートを使用した管交叉部
の表面防食用シートに関するものてある。
n4管等の腐食性材料からなる管を使用したパイプライ
ン敷設工事等において、管表面の防食を必要とする場合
は、例えばポリエチレンライニンクのような表面防食加
工管を使用するか、管を交叉連結するとき使用する管継
手は裸管であるのて、この管継手を含む管交叉部の表面
防食加工を必要とする。
「従来の技術」 管交叉部の防食加工に適する表面防食用シートとして、
所定形状に加工した熱収縮性を有する耐食性シートを使
用することは、例えは特開昭59−222312号公報
(特公昭62−25493号)に開示されているように
公知である。
第17図〜第20図を参照して,前記公報に記載されて
いる防食用シートを説明する。
第l7図及び第18図の防食用シートは、熱収縮性を有
する耐食性シートからなるシート主体Cに,絞り加工に
より筒状の突起部C1を形成し、この突起部C1の外側
(第17図)又は内側(第l8図)に、熱収縮性を右す
る耐食性シ一トカ)らなるチューブdの端部な嵌め合せ
て接合部eを形戊したものである。
この防食用シートは、管交叉部にお(ナる枝管を前記チ
ューブdに挿入し、シート主体Cを主管部分へ粘着して
全体な熱収縮させることにより、管交叉部を防食加工す
るものである。
第19図及び第20図の防食用シートは、熱収縮性を有
する耐食性シートからなるシート主体Cに孔C2を形成
し、この孔c2の径とほぼ同し内径(第19図)、又は
ほぼ同じ外径(第20図)の熱収縮性を有する耐食性シ
ートからなるチューブd分の一端部を、加熱しながら外
周方向に広げて鍔d1を形成し、この鍔d1を前記シー
ト主体Cの孔c2の上面(第19図)又は下面(第20
図)に重畳し、両者を加熱圧着して製造したものである
この防食用シートによる管交叉部の防食加工要領は、第
17図及び第18図の防食用シートの場合とほぼ同様で
ある。
「発明が解決しようとする課題」 前述の第17図及び第18図の防食用シ一トCよ、筒状
の突起部clが絞り加工によるため、力a熱収縮時に突
起部C1かシート主体C方向により大きく収縮して短尺
化し、しかもシート主体Cの収縮力か突起部clとチュ
ーブdとの接合部eに大きく作用することから、当該接
合部eが熱収縮時に剥離し易く、枝管の付け根部の防食
か不完全になり易い。
さらに突起部c1の絞り加工により、当該突起部c1に
おける収縮量とチューブdの収縮量か異なり,接合部e
の収縮か不完全になり易く,かつ製造に手間かかかる欠
点かあった。
前述の第19図及び第20図の防食用シートは、チュー
フdの一端部か製造過程で一度加熱されているのて,当
該端部かその限度て硬直化しており、管交叉部への被着
に出って加熱したとき当該部分の収縮か不完全又は収縮
しないこともあり、特に、枝管と主管の管径の差か小さ
いとき枝管の付け根部にシートか密着しにくく、当該部
分の防食か不完全になり易い。
また、製造に手間かかかりコスト高になる。
本発明の目的は、前述のような欠点を解消すること、特
に、枝管の付け根部をより容易に防食できる管交叉部の
表面防食用シートを提供することにある。
「課題を解決するための手段」 本発明に係る表面防食用シートの第1は、前述の百的を
達成するため、裏面に粘着層ないし接着層を形成した熱
収縮性を有する耐食性シートに、主管と交叉連結する枝
管の外周長より大きな周長の平面長孔状、スリット状又
は切り裂き状の案内孔を形成している。
この防食用シートは,主管の表面に巻き着け得る程度の
サイズでもよいし、枝管の付け根部周辺における主管表
面を被覆てきる程度のサイズであってもよい。
本発明に係る表面防食用シートの第2は、前述の目的を
達成するため、それぞれ裏面に粘着層ないし接R層を形
成した熱収縮性を有する耐食性シートであって、主管と
交叉連結された枝管の外周長より大きな周長の平面長孔
状,スリ・ント状又Cよ切り裂き状の案内孔を形成した
付け根部被覆シートと、前記枝管の外周長より大きな内
周長を有するチューブ状の枝管部被覆シートと、前記枝
管を挿通し得る大きさの案内孔を有し、前記主管の外周
長より広い幅を有する主管部被覆シートとを備えたもの
である。
本発明に係る表面防食用シートの第3は、前述の目的を
達戒するため、それぞれ裏面に粘着層ないし接着層を形
成した熱収縮性を有する耐食性シ一トてあって、主管と
交叉連結する枝管の外周長より大きな周長の平面長孔状
,スリット状又は切り裂き状の案内孔を形成し、かつ前
記主管の外周長より広い幅を有する主管部被覆シートと
、前記枝管の外周長より大きな内周長を有するチューブ
状の枝管部被覆シートとを備えたものである。
前記各シートにおいては、使用されるまでは粘着層ない
し接着層はセパレータ(剥敲紙)で被覆しておく。
「作用」 本発明に係る管交叉部における表面防食用シートの第1
は、シートの裏面のセ/<レータを剥力{し、邑該シー
トの案内孔に、当該案内孔の長径力く主管の管軸と交叉
する状態で枝管を通し、当該シートを前記枝管の付け根
部から浮上させた状態で,当該シートの前記案内孔長径
方向に沿う両端部を前記主管の表面へ粘着ないし接着し
、この状態で当該シートを加熱収縮させると、この収縮
により、当該シートの前記案内孔周辺が枝管に沿って盛
り上った状態で密着するとともに,当該シートの他の部
分か主管の表面へ密着状に粘着ないし接着される。
本発明に係る管交叉部の表面防食用シートの第2におい
て、付け根部被覆シートは,前述の表面防食用シートと
同じ要領で熱収縮させて主管と枝管の付け根部へV.着
させることかできる。枝管部被覆シートは、裏面のセバ
レータを剥がして当該チューブ状のシート内に枝管を通
し、その一端部が枝管の付け根部に達するまで移動させ
た状態て当該シートを加熱収縮させると、当該シ一トζ
よ管交叉部の枝管部分に密着した状態て粘着又Cよ接着
される.また、主管部被覆シートは、当該シートの裏面
のセバレータを剥がし、その案内孔に枝管を通して主管
部に巻き、当該シートの両端部相互を粘着ないし接着し
てチューブ状に形成し、この状態て当該シートを加熱収
縮させると、当該シートは管交叉部の主管部分へ密着し
た状態で粘着ないし接着する. 前記第2の表面防食用シートにおいて,付け根部被覆シ
ート,枝管部被覆シート及び主管部被覆シートを使用し
て行なう表面防食加工は、通常前述の順序て行なうのか
好ましいが,この順序は配管の状態その他具体的な条件
により適宜変更して行なう。
前記の要領で管交叉部の表面防食加工をすることにより
、付け根部被覆シートと枝管部被覆シートは枝管の根元
部分で重なり合い、付け根部被覆シートと主管部被覆シ
ートは,付け根部付近における主管部表面で重なり合い
.管交叉部か一定範囲で隙間なく被覆される。
本発明に係る管交叉部の表面防食用シートの第3におい
て、主管部被覆シートは、裏面の七ノ<レークを剥がし
、当該シートの案内孔に、当該案内孔の長径か主管の管
軸と交叉する状態で枝管を通し、当該シートを前記枝管
の付け根部力)ら浮上させた状態で,当該シ一トを主管
部分に巻いてチューブ状に形成(両端部を粘着ないし接
着する)し、当該シートを加熱収縮させると、当該シー
トの前記案内孔の周辺部か枝管に沿って盛り上った状態
で付け根部に密着し、他の部分は主管部分に巻き着いた
状態で密着する。第3の表面防食用シートの枝管部被覆
シートは、前記第2の表面防食用シートにおける枝管部
被覆シートと同し要領て加熱収縮させる, この第3の表面防食用シートにおいて、主管部被覆シー
トと枝管部被覆シートを使用して行なう表面防食加工の
順序は、現場の情況等に応じて適宜選択する。
前記の表面防食加工により、主管部被覆シートと枝管部
被覆シートは、枝管の根元の部分て重なり合い、管交叉
部分か一定範囲で隙間なく被覆される。
「実施例」 第1図,第6図〜第11図は,本発明に係る表面防食用
シートの一例と、当該シートを使用した管交叉部におけ
る表面防食加工の施工手順の一例を説明するための図で
ある。
第1図において、aは鋼製で突合せ溶接式の径違いT形
管継手てあり、主管連結部1aには両端に同径の主管1
.1か連結され、枝管連結部2aには同径の枝管2が連
結されている。
この実施例の管継手aは、主管連結部1aの外径か21
6.3allI1、主管連結部1aの長さが355.6
mm、枝管連結部2aの外径がl14jmm .枝管連
結部2aの長さが47.5mmのサイズである。
この実施例における管1.2には、表面防食加工’!1
4vCポリエチレンライニング鋼管)か使用され、主管
連結部1a,枝管連結部2aとのそれぞれの連結側端部
は、ライニングされた防食層を適当長さ分剥がして裸管
部11.21に形成されている。
3は枝管2の付け根部bとその周辺部を被覆する付け根
部被覆シート、4は枝管連結部2aを含む枝管2の端部
を被覆する枝管部被覆シート、5は主管連結部1aを含
む主管1,1の端部を被覆する主管部被覆シ一トてあり
、この各被覆シート3,4.5はそれぞれ熱収縮性を有
する耐食性ジートて構威されている。
この実施例の各被覆シー}−3.4.5は、第5図のよ
うに、架橋ポリエチレンシ一トからなる基材3a (4
a、5a)の裏面にゴム・アスファルト混和物からなる
粘着剤(接着剤)を定着して粘着層3b (4b、sb
)を形成したもので,粘着層3b (4b、sb)はセ
パレータ(剥離紙)3c (4c.5c)で被覆されて
いる.付け根部被覆シ一ト3は,管継手aの枝管連結部
2aの付け根部bとその周辺部を被覆するに充分なよう
に、第2図のとおり交叉部分における管径に合せて所定
の広さWと長さ文をもち、枝管2の外周長よりやや長い
周長の長孔状(楕円状)の案内孔31か.@Wの方向に
沿って形成されている。シ一ト3の基剤3aか、製造時
に一軸延伸されたものである場合は、幅W方向と延伸方
向(収縮方向)とを一致させるのか好ましい。
枝管部被覆シ一ト4は、枝管2の外周長より大きな内周
長を宥するチューブ状に戒形されており、第3図のよう
に、下端部が主管連M部1aの外形に適合し易いように
、下端部の両側に切り欠き部41.41が形成されてい
る。このシ一ト4の基剤4aか、製造時に一軸延伸され
たものてある場合は、その周方向と延伸方向(収縮方向
)とを一・致させるのか好ましい。
主管被覆シ一ト5は、第4図のように、主管連結部1a
を含む主管1.1の一部へ充分巻き着け得るような幅W
と、主管連結部1aと両側の継ぎ目12.12(第1図
)をカバーするに必要な長さLをもち,長さし方向中央
部に枝管2を通す案内孔51か形成されている。このシ
一ト5の基材5aか、製造時に一軸延神されたものであ
る場合は、幅W方向と延伸方向(収縮方向)とを一致さ
せるのか好ましい。
この実施例で使用されている各被覆シート3,4.5の
サイズは次の表−1のとおりてある。
(木頁以下余白) 表−1(#食性シートサイズ)(単位I)以下、この実
施例に係る表面防食用シートを使用して行なう、管交叉
部における表面防食加工の一例を説明する。
管継手aの枝管連結部2aに枝管2を溶接する前に、第
1図のように、主管部被覆シ一ト5の案内孔51、枝管
部被覆シ一ト2、着け根部被覆シ一ト3の案内孔31へ
順に枝管2を通し、これらのシート3,4.5を溶接に
よる熱の影響を受けないよう管継手aより充分離してお
く。
次いで、管継手aの枝管連結部2aへ枝管2の端部を溶
接し,各継ぎ目12.22における溶接ビートを削除す
るとともに当該部分表面を平滑になるよう加工した後、
管継手aを含む交叉部分の表面を拭き、表面の水滴,泥
,砂,油その他の異物を除去し、当該交叉部分の所定範
渡を60℃程度に予備加熱する。
枝管2へ前述のように装着されている付け根部被覆シ一
ト3を管継手aの方向へ移動し,当該シ一ト3の裏面の
セパレータを剥離し、第6図のように、案内孔31の長
径方向か主管連結部1aの管軸と交叉し、かつ、案内孔
31の部分が主管連結部1aから50mm程度離れて浮
き上った状悪て、当該付け根部被覆シ一ト3の幅方向両
端部32.32を主管連結部1aの表面へ粘着し、邑該
シ一ト3を図示しないガスハーナその他の加熱手段で加
熱(120’C以上)収縮させる。
このようにシ一ト3を加熱収縮させると、当該シ一ト3
は第7図のように案内孔3lの周辺部か収縮によって盛
り上り、付け根部bとそれに連続する枝管連結部2a及
び主管連結部1aの一部へ密着した状態で粘着する。若
し、シ一ト3の周縁部にめ〈れかあるような場合は、当
該部分を図示しないローラ等で押えて圧着する。
次に、チューブ状の枝管部被覆シ一ト4を第8図のよう
に枝管2の付け根部bに移動させ、当該シ一ト4の裏面
のセパレー夕を剥ぎ取り,その端部が付け根部被覆シ一
ト3の上から主管連結部1aに適合する状態にし、この
状態で図示しなレ\加熱手段により当該シ一ト4を加熱
収縮させる。このとき、第8図において当該シ一ト4の
上端部分を先に加熱収縮させ、この段階てシ一ト4の下
端部が浮上しているときは当該シ一ト4を主管連結部1
aに向けてよく押し付け、同図の上から下へ他の部分を
順次加熱収縮させる。
このように、チューブ状の枝管部被覆シ一ト4を加熱収
縮させると、このシ一ト4は第9図のように、下端部か
付け根部被覆シ一ト3の表面に密着し、その上部は第1
図の裸管部2lを含む枝管2の端部表面へ密着した状態
て粘着する。
次いで、主管部被覆シ一ト5を主管連結部1aの方向に
移動させ、裏面のセパレー夕を剥ぎ取り、第10図のよ
うに管継手aの主管連結部1aと主管1.1の端部にま
たがるように巻き着け、当該シ一ト5の両端52を粘着
してチューブ状にし,図示しない加熱千段てこれを加熱
収縮させる.この7IIT熱収縮により、第11図のよ
うに、当該シ一ト5は主管連結部1aと主管1,Lの端
部の表面へ密着した状態で粘着される。
第11図の状態では、主管連結部1aの表面において、
付け根部bの左右部分ては被覆シート3,5が部分的に
重なり、付け根部bの前後の部分では被覆シ一ト4,5
が部分的に重なり、また、枝管連結部2aの表面ては被
覆シ一ト3.4か重なり合い、V間かなく剥敲し難い状
態となる。
この実施例では、同図のように主管1.1の端部の裸管
部11にまだ露出部分があるので、被覆シート3,4.
5と同様な構威てチューフ状の主管部被覆補助シ一ト6
,6を、前もって主管1,1に通しておき、これを前記
裸管部11をカハする位置に移動させて加熱収縮させ、
当該裸管部11を含む部分へ密着した状態で粘着させる
ことにより、主管lと枝管2との交叉部分を、隙間かな
いよう完全に表面防食加工する。
主管部被覆シ一ト5の長さしが充分長い場合には、勿論
第11図のような主管部被覆補助シ一ト6,6は不用に
なる。
前記のように被覆シート3,4.5を使用して表面防食
加工をした管交叉部において、防食層厚みは2.0 〜
3.5mm ,衝撃強さ(Lkvビンオールデイテクタ
による検出)は1.0 kg−i、水中浸漬後の体積抵
抗率(6ケ月)はlO″Ω−cmであり、その施工所要
時間は25分程度であった。
この実施例の表面防食用シートを構成する各被覆シート
3,4.5は、製作段階で絞りや熱等を加えていないの
で、基材の特性に応じて完全に収縮し、加熱収縮により
管の所要の表面へ密着状に粘着ないし接着する。しかも
製作に手間がかからない。
また、各被覆シート3,4.5を主管と枝管との交叉部
に前述のように被着させることにより、被覆シート3,
4.5か当該部分の表面に密着して優れた防食効果を発
揮し、かつ耐久性があり,施工にもさほど手間がかから
ない。
前記実施例ては、管の交叉連結部に対して付け根部被覆
シート3、枝管部被覆シ一ト4、主管部被覆シ一ト5の
順に収縮粘着してあるか、この順序は逆てもよいし、あ
るいは、枝管部被覆シ一ト4を最初に収縮粘着させても
差し支えなレ\。つまり、収縮状態で粘着する順序はど
のような1@序でも実施することができる。
また、付け根部被覆シ一ト3の案内孔3lは,前述のよ
うな楕円状の長孔に代えて、例えば第12図のように長
方形に形成しても、あるいは第13図のように切り裂き
状(又はスリット状)に形成してもよい.これらの場合
,案内孔3lの端部に角があったり切れ目があったりす
ると、シ一ト3が収縮時の応力で裂けることもあり得る
ので、案内孔31を長方形に形成する場合には第12図
のように隅角の部分を円弧状に形成し,案内孔3lを切
り裂き状又はスリット状に形成する場合は、第13図の
ようにその両端を円弧状に形戒するのが好ましい。
第l4図〜第16図は本発明に係る表面防食用シートの
他の実施例を説明するための図であってこの実施例では
、前記実施例における付け根部被覆シ一ト3を省いてい
る。
この実施例の主管部被覆シ一ト5は,管継手aの主管連
結部1aとこれに連結された主管1.1の端部の必要な
部分を覆うに充分な長さし(第14図)と、当該部分に
巻き着けるに充分な幅Wに裁断され、長さ方向中央部の
適当な位置に長孔状(又はスリット状,切り裂き状等)
の案内孔51を形成しておく。
第1図におけると同様に、枝管2を枝管連結部2aへ連
結する前に、枝管部被覆シ一ト4とこの主管部被覆シ一
ト5とを枝管2へ通しておき、枝管2を管継手aの枝管
連結部2aと連結し、当該連結部(継ぎ目)を平滑にす
るとともにきれいに拭いた後、第15図のように主管部
被覆シ一ト5を管継手aの方に移動させ、主管連結部1
aとそれに連結されている主管1,1の所要部分に巻き
、その幅方向の両端52.52を重ねて粘着することに
よりチューブ状にし、前記案内孔51の部分か主管連結
部1aから離れて浮上した状態で,当該シ一ト5を加熱
収縮させ、第16図のように当該シ一ト5を管継手aの
主管連結部1aと主管1,1の所要の部分及び付け根部
bを含む枝管連結部2aの部分に密着した状態で粘着さ
せる。
次いて、第3図におけると同様な枝管部被覆シートを枝
管2の基端部に移動させて加熱収縮させればよい。
この実施例において、主管部被覆シ一ト5と枝管部被覆
シートは、前記施工により付け根部bにおいて重なった
状態になる。
この実施例における作用は、前記実施例の防食構造とほ
ぼ同様なのて説明を省略する.この実施例においても、
主管部被覆シ一ト5と枝管部被覆シートを管の交叉連結
部に収縮状態て粘着させる順序は逆ても差し支えない。
本発明に係る表面防食用シートは、第2図における付け
根部被覆シ一ト3、又は第14図〜第l6図における主
管部被覆シ一ト5のみても実施することができる。すな
わち、第2図の付け根部被覆シ一ト3又は第14図の主
管部被覆シ一ト5は、第6図と第7図で説明した施工要
領、又は第l5図及び第16図で説明した施工要領によ
って表面防食加工をすることにより、管交叉部におレ\
て最も表面防食加工が困難な枝管の付け根部bを含むそ
の周辺部分を、容易にかつ充分に防食することかできる
からである。
この場合には、第7図又は第16図の状態に付け根部被
覆シ一ト3又は主管部被覆シ一ト5を収縮状態て付け根
部bとその周辺部に粘着させ、他の部分には公知の適当
な手段によって防食加工をすればよい。
前記各実施例では、いずれもT形の管継手を使用した管
交叉部の表面防食についてのみ説明したが、本発明に係
る表面防食用シートは,y,y形その他のタイプの′f
継手を使用した管交叉部についても防食加工をすること
かできる. また、主管連結部と枝管連結部の径が異なる管継手を使
用したか、両者の径か同じ場合でも同様に実施すること
ができる. さらに、枝管部被覆シ一ト4は第1図において上下の部
分に分割されいる場合でも実施することかてきる。
本発明に係る管交叉部の表面防食用シートは、前述の実
施例のみに限定されず、特許請求の範囲に記載された要
旨を変更しないかぎり細部を適宜変更して実施すること
かてきる。
「発明の効果」 本発明に係る管交叉部の表面防食用シートによれば、シ
ートの基材に絞りや熱を加えていないのて、加熱収縮時
に基材がその特性に応じて完全に収縮して密着し易く,
特に、従来充分な防食か困難であった枝管の付け根部と
その周辺部おける防食かより完全かつ容易になる. また、絞りや加熱,圧着等の加工手段を必要としないた
め、製造が極めて簡単でより低コストて提供することが
できる.
【図面の簡単な説明】
第l図は,本発明に係る一実施例の表面防食用シート使
用して防食加工をする前の管交叉部の平面図、第2図は
付け根部被覆シートの平面図、第3図はチューフ状の枝
管部被覆シートの斜視図、第4図は主管部被覆シートの
平面図、第5図ζよ付け根部被覆シート,枝管部被覆シ
ート及び主管部被覆シートの部分拡大断面図、第6図C
よ付↓ナ根部被覆シートを加熱収縮させる直前の状態を
示す管交叉部の斜視図、第7図は付け根部被覆シートを
加熱収縮状態て枝管の付け根部及びその周辺部に粘着し
た状態の平面図、第8図は枝管部被覆シートを加熱収縮
させる直前の状態を示す管交叉部の平面図、第9図は枝
管部被覆シートを加熱収縮状態で枝管の基端部に粘着し
た状態を示す平面図、第10図は主管部被覆シートを加
熱収縮させる直前の状悪を示す管交叉部の平面図,第1
1図は主管部被覆シートを加熱収縮状態で所要部分に粘
着させた状悪を示す平面図、第12図及び第l3図の枝
管連結部、bは枝管の付け根部、lは主管、2は枝管、
11.21は継ぎ目、3は付け根部被覆シート、31は
案内孔、4は枝管部被覆シ一ト5は主管部被覆シート、
51は案内孔である。 Wは主管部被覆フィルムの幅、Lはその長さ、Wは付け
根部被覆フィルムの幅、文はその長さを例における主管
部被覆シートの平面図、第15図は第14図の主管部被
覆シートを加熱収縮させる直前の状態を示す管交叉部の
側断面図、第16図はその主管部被覆シートを加熱収縮
状態で管の付け根部を含む主管部分へ粘着した状態の平
面図、第17図〜第20図はそれぞれ従来の管交叉部の
表面防食用シートを示す部分断面図である.図中主要符
号の説明 aは管継手,laはその主管連結部、2aCよそ第7母 第1図 第8図 第2図 第6図 第11図 第15図 ] 第17図 第19図 C C2 d 第16図 第18図 第20図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、裏面に粘着層ないし接着層を形成した熱収縮性
    を有する耐食性シートに、主管と交叉連結する枝管の外
    周長より大きな周長の平面長孔状、スリット状又は切り
    裂き状の案内孔を形成したことを特徴とする、管交叉部
    の表面防食用シート。
  2. (2)、それぞれ裏面に粘着層ないし接着層を形成した
    熱収縮性を有する耐食性シートであって、主管と交叉連
    結された枝管の外周長より大きな局長の平面長孔状、ス
    リット状又は切り裂き状の案内孔を形成した付け根部被
    覆シートと、前記枝管の外周長より大きな内周長を有す
    るチューブ状の枝管部被覆シートと、前記枝管を挿通し
    得る大きさの案内孔を有し前記主管の外周長より広い幅
    を有する主管部被覆シートとを備えたことを特徴とする
    、管交叉部の表面防食用シート。
  3. (3)、それぞれ裏面に粘着層ないし接着層を形成した
    熱収縮性を有する耐食性シートであって、主管と交叉連
    結する枝管の外周長より大きな周長の平面長孔状、スリ
    ット状又は切り裂き状の案内孔を形成し、かつ前記主管
    の外周長より広い幅を有する主管部被覆シートと、前記
    枝管の外周長より大きな内周長を有するチューブ状の枝
    管部被覆シートとを備えたことを特徴とする、管交叉部
    の表面防食用シート。
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