JPH0390105A - ムートン寝具 - Google Patents
ムートン寝具Info
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- JPH0390105A JPH0390105A JP22462589A JP22462589A JPH0390105A JP H0390105 A JPH0390105 A JP H0390105A JP 22462589 A JP22462589 A JP 22462589A JP 22462589 A JP22462589 A JP 22462589A JP H0390105 A JPH0390105 A JP H0390105A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holes
- shearling
- mouton
- wool
- skin part
- Prior art date
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- Pending
Links
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Landscapes
- Bedding Items (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ムートン(羊の毛皮〉を素材とする敷きふと
んまたは掛けふとん等の寝具に関するものである。
んまたは掛けふとん等の寝具に関するものである。
(従来の技術)
ムートンを寝具として利用し始めたのは、中世の初期か
らであり、北欧などの寒冷地において特に多く利用され
ていた。
らであり、北欧などの寒冷地において特に多く利用され
ていた。
わが国においては、近年になってムートンの寝具として
の利用が散見されるが、未だ広く利用される状況には至
っていない。
の利用が散見されるが、未だ広く利用される状況には至
っていない。
〈発明が解決しようとする課題〉
ムートンをそのままの状態で寝具として利用する観点か
ら検討すると、羊毛自体は、柔軟で軽量である上に、保
温性および吸放湿性が良好であるから、寝具としての物
理的特性に優れている。
ら検討すると、羊毛自体は、柔軟で軽量である上に、保
温性および吸放湿性が良好であるから、寝具としての物
理的特性に優れている。
これに対して毛皮は、重量が大で、かつ柔軟性が乏しい
ため、掛けふとんにした場合は重い上に、身体にフィツ
トしにくいというドレープ性に欠けるという欠点がある
。
ため、掛けふとんにした場合は重い上に、身体にフィツ
トしにくいというドレープ性に欠けるという欠点がある
。
そして比較的温暖であるわが国で使用すると、就寝中の
ふとん内の湿度が高くなりすぎ、通気性が悪いためむれ
を生じ、その結果、人体に有害な各種雑菌の繁殖源にな
りかねないなどという問題点があった。
ふとん内の湿度が高くなりすぎ、通気性が悪いためむれ
を生じ、その結果、人体に有害な各種雑菌の繁殖源にな
りかねないなどという問題点があった。
(課題を解決するための手段〉
上述の問題点を解決するため本発明においては、ムート
ンの皮部に多数の孔を分布して配設し、その孔を通して
羊毛の一部を皮部の裏側に引き出し、このムートンの毛
皮を寝具として所要の平面形状に形成してムートン寝具
を構成する。
ンの皮部に多数の孔を分布して配設し、その孔を通して
羊毛の一部を皮部の裏側に引き出し、このムートンの毛
皮を寝具として所要の平面形状に形成してムートン寝具
を構成する。
(作 用〉
上述のように本発明においては、ムートンの皮部に多数
の孔を分布して配設したから、通気性がよくなると共に
、皮部の柔軟性が増大してドレープ性がよくなり身体に
よくフィツトするようになる。その上に多数の孔あけ部
分の重量が軽減されるから、重量も軽くなる。
の孔を分布して配設したから、通気性がよくなると共に
、皮部の柔軟性が増大してドレープ性がよくなり身体に
よくフィツトするようになる。その上に多数の孔あけ部
分の重量が軽減されるから、重量も軽くなる。
また多数の孔を通して羊毛の一部を皮部の裏側に引き出
すようにしたから、この毛皮は皮部の表裏両側に羊毛が
存在することになり、その結果、−枚の毛皮としての厚
さが増大して、クツション性が向上すると共に、毛皮の
両面とも羊毛によって覆われるため、表裏とも柔軟な感
触が得られる。
すようにしたから、この毛皮は皮部の表裏両側に羊毛が
存在することになり、その結果、−枚の毛皮としての厚
さが増大して、クツション性が向上すると共に、毛皮の
両面とも羊毛によって覆われるため、表裏とも柔軟な感
触が得られる。
したがって本発明のムートンを使用すれば、従来皮部の
裏面側に必要とした他のクツション材が不用になるか、
少なくともその使用量を減少させることができる。
裏面側に必要とした他のクツション材が不用になるか、
少なくともその使用量を減少させることができる。
(実施例〉
以下、図面について本発明の一実施例を説明する。
第1図は本発明に係る寝具の使用例を示す断面図で、図
中1は本発明のムートン寝具である掛けふとん、2は敷
きふとん、3は枕、4は人体である。
中1は本発明のムートン寝具である掛けふとん、2は敷
きふとん、3は枕、4は人体である。
第2図は本発明のムートン寝具の素材であるムートン(
羊の毛皮〉を示すもので、5はその皮部、6はその羊毛
である。
羊の毛皮〉を示すもので、5はその皮部、6はその羊毛
である。
本実施例においては、第3図および第4図に示すように
、ムートンの皮部5に多数の孔7を分布して配設し、つ
ぎに第5図および第6図に示すように、その孔7を通し
て羊毛6の一部を皮部5の裏側に引き出し、このムート
ンの毛皮を寝具として所要の平面形状に形成してムート
ン寝具を構成する。
、ムートンの皮部5に多数の孔7を分布して配設し、つ
ぎに第5図および第6図に示すように、その孔7を通し
て羊毛6の一部を皮部5の裏側に引き出し、このムート
ンの毛皮を寝具として所要の平面形状に形成してムート
ン寝具を構成する。
第7図は、本発明のムートン寝具を掛けふとんにした例
を示すもので、この場合は、第5.6図に示したムート
ンの羊毛6側を掛けふとんの下面とし、その上面をカバ
ー布8によって覆ったものである。
を示すもので、この場合は、第5.6図に示したムート
ンの羊毛6側を掛けふとんの下面とし、その上面をカバ
ー布8によって覆ったものである。
第8図は、本発明のムートン寝具を敷きふとんにした例
を示すもので、この場合は、第5.6図に示したムート
ンの羊毛6側を敷きふとんの上面とし、その下面をカバ
ー布8によって覆ったものである。
を示すもので、この場合は、第5.6図に示したムート
ンの羊毛6側を敷きふとんの上面とし、その下面をカバ
ー布8によって覆ったものである。
なお、この場合、第1図に示すように、敷きふとん2の
皮部5の下側には、必要に応じて合成線等の他のクツシ
ョン材9を介挿してもよい。
皮部5の下側には、必要に応じて合成線等の他のクツシ
ョン材9を介挿してもよい。
第9図は、ムートンの表面積の23%の開口面積に相当
する多数の孔7をあけた本発明のムートンへと、孔あけ
をしない従来のムートンBとを、−旦水中に浸漬した後
、同一条件で乾燥した場合の乾燥時間曲線を示すもので
、縦座標に湿度(%)をとり、横座標に時間をとって示
しである。
する多数の孔7をあけた本発明のムートンへと、孔あけ
をしない従来のムートンBとを、−旦水中に浸漬した後
、同一条件で乾燥した場合の乾燥時間曲線を示すもので
、縦座標に湿度(%)をとり、横座標に時間をとって示
しである。
すなわち本発明のムートンは曲線Aで示すように、湿度
が約2.5時間で97%から40%になるのに対して、
従来のムートンでは曲線Bで示すように、湿度が徐々に
しか低下せず、約5時間後にょうや<40%近くになっ
ている。
が約2.5時間で97%から40%になるのに対して、
従来のムートンでは曲線Bで示すように、湿度が徐々に
しか低下せず、約5時間後にょうや<40%近くになっ
ている。
したがって本発明のムートン寝具は、天日に約2.5時
間程あてればよく乾燥し、雑菌類も30分以内でほぼ死
滅する。
間程あてればよく乾燥し、雑菌類も30分以内でほぼ死
滅する。
また第10図は、前述したように孔あけした本発明のム
ートン寝具Aと、孔あけしない従来のムートン寝具Bと
を使用して行った実験結果である就寝中におけるふとん
内の湿度曲線を示すものである。
ートン寝具Aと、孔あけしない従来のムートン寝具Bと
を使用して行った実験結果である就寝中におけるふとん
内の湿度曲線を示すものである。
これは、縦座標にふとん内の湿度(%)をとり、横座標
に就寝経過時間をとっである。
に就寝経過時間をとっである。
就寝気候は、ふとん内の温度が約37℃で、湿度が30
〜50%が最もよいとされているが、本発明のムートン
寝具を使用した場合は、曲線Aで示すように、約2.5
時間後に湿度が50%近くの良い状態になることがわか
る。
〜50%が最もよいとされているが、本発明のムートン
寝具を使用した場合は、曲線Aで示すように、約2.5
時間後に湿度が50%近くの良い状態になることがわか
る。
これに対して従来のムートン寝具を使用した場合は、曲
線Bで示すように、約4時間経過しても湿度が60%程
度にしかならないため寝苦しい状態が続くことがわかる
。
線Bで示すように、約4時間経過しても湿度が60%程
度にしかならないため寝苦しい状態が続くことがわかる
。
(発明の効果〉
上述のように本発明においては、ムートンの皮部に多数
の孔を分布して配設したから、通気性がよくなると共に
、皮部の柔軟性が増大してドレープ性がよくなり身体に
よくフィツトするようになる。その上に多数の孔あけ部
分の重量が軽減されるから、重量も軽くなる。
の孔を分布して配設したから、通気性がよくなると共に
、皮部の柔軟性が増大してドレープ性がよくなり身体に
よくフィツトするようになる。その上に多数の孔あけ部
分の重量が軽減されるから、重量も軽くなる。
また多数の孔を通して羊毛の一部を皮部の裏側に引き出
すようにしたから、この毛皮は皮部の表裏両側に羊毛が
存在することになり、その結果、−枚の毛皮としての厚
さが増大して、クツション性が向上すると共に、毛皮の
両面とも羊毛によって覆われるため、表裏とも柔軟な感
触が得られる。
すようにしたから、この毛皮は皮部の表裏両側に羊毛が
存在することになり、その結果、−枚の毛皮としての厚
さが増大して、クツション性が向上すると共に、毛皮の
両面とも羊毛によって覆われるため、表裏とも柔軟な感
触が得られる。
したがって本発明のムートンを使用すれば、従来皮部の
裏面側に必要とした他のクツション材が不用になるか、
少なくともその使用量を減少させることができる。
裏面側に必要とした他のクツション材が不用になるか、
少なくともその使用量を減少させることができる。
上述のように本発明によれば、ムートンを使用して実用
上すぐれた寝具を容易に得ることができるという効果が
得られる。
上すぐれた寝具を容易に得ることができるという効果が
得られる。
第1図は本発明のムートン寝具の使用状態を示す断面図
、 第2図は加工途中のムートンの一部を示す斜視図、 第3図はそのムートンに多数の孔を分布して配設した状
態を示す斜視図、 第4図はその部分断面図、 第5図は羊毛の一部を多数の孔から裏側に引き出した状
態を示す斜視図、 第6図はその部分断面図、 第7図は本発明のムートン寝具を掛けふとんにした状態
を示す斜視図、 第8図は同じく敷きふとんにした状態を示す斜視図、 第9図は乾燥時間比較特性図、 第1O図は就寝中のふとん内湿度の比較特性図である。 l・・・掛けぶとん 2・・・敷きふとん3・・
・枕 4・・・人体5・・・ムートンの
皮部 6・・・羊毛7・・・孔 8・
・・カバー布9・・・クツション材 第1図 第2図 ノ ロ(羊毛) 第5図 第6図 第7図 第8図
、 第2図は加工途中のムートンの一部を示す斜視図、 第3図はそのムートンに多数の孔を分布して配設した状
態を示す斜視図、 第4図はその部分断面図、 第5図は羊毛の一部を多数の孔から裏側に引き出した状
態を示す斜視図、 第6図はその部分断面図、 第7図は本発明のムートン寝具を掛けふとんにした状態
を示す斜視図、 第8図は同じく敷きふとんにした状態を示す斜視図、 第9図は乾燥時間比較特性図、 第1O図は就寝中のふとん内湿度の比較特性図である。 l・・・掛けぶとん 2・・・敷きふとん3・・
・枕 4・・・人体5・・・ムートンの
皮部 6・・・羊毛7・・・孔 8・
・・カバー布9・・・クツション材 第1図 第2図 ノ ロ(羊毛) 第5図 第6図 第7図 第8図
Claims (1)
- 1、ムートンの皮部に多数の孔を分布して配設し、その
孔を通して羊毛の一部を皮部の裏側に引き出し、このム
ートンの毛皮を寝具として所要の平面形状に形成してな
るムートン寝具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22462589A JPH0390105A (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | ムートン寝具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22462589A JPH0390105A (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | ムートン寝具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0390105A true JPH0390105A (ja) | 1991-04-16 |
Family
ID=16816640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22462589A Pending JPH0390105A (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | ムートン寝具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0390105A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040027234A (ko) * | 2002-09-27 | 2004-04-01 | 박기수 | 유아용 양모침구 |
-
1989
- 1989-09-01 JP JP22462589A patent/JPH0390105A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040027234A (ko) * | 2002-09-27 | 2004-04-01 | 박기수 | 유아용 양모침구 |
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