JPH0389203A - 染料系偏光膜 - Google Patents

染料系偏光膜

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JPH0389203A
JPH0389203A JP22695189A JP22695189A JPH0389203A JP H0389203 A JPH0389203 A JP H0389203A JP 22695189 A JP22695189 A JP 22695189A JP 22695189 A JP22695189 A JP 22695189A JP H0389203 A JPH0389203 A JP H0389203A
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岡田 豊和
Koji Azuma
浩二 東
Shinjiro Kawasaki
川崎 伸二郎
Hiroshi Nishii
西井 寛
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Taoka Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高性能で高耐久の染料系偏光膜に関する。
〔従来技術及び発明が解決しようとする課題〕現在、偏
光膜は延伸配向したポリビニルアルコール又はその誘導
体、あるいはポリ塩化ビニルフィルムの脱塩酸又はポリ
ビニルアルコール系フィルムの脱水によりポリエンを生
成して配向せしめたポリエン系のフィルムに偏光素子と
してよう素や二色性染料を吸着せしめて製造するのが一
般的である。
このうち偏光素子としてよう素を用いた偏光膜は、初期
偏光性能には優れるものの、水および熱に対して弱く、
高温・高温の状態で長期間使用する場合にはその耐久性
に問題がある。耐久性を向上させるために、ホルマリン
あるいはホウ酸を含む水溶液での処理を強固にしたり、
又保護膜として透湿度の低い高分子フィルムを用いる方
法等が考えられているが、高温・高温の状態では耐久性
不充分である。
また、偏光素子として二色性染料を用いた偏光膜は、よ
う素を用いた偏光膜に比べて、水および熱に対する耐久
性はあるものの、よう素を用いた偏光膜に比べ偏光性能
が劣る。さらに使用する染料によっては高温の状態で大
きく変色を起こすものがある。
本発明は、従来の技術が持つ以上のような課題を解決し
、高温の状態においても変色を起こしに<<、かつ高性
能な偏光膜を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは上記の課題を解決するために鋭意検討した
結果、特定、の位置に置換基を有し、かつ遷移金属を含
む染料が優れた特性を示すという事実を見出し、本発明
に至ったものである。
即ち本発明は、高分子フィルムに二色性染料を吸着配向
させてなる染料系偏光膜において、二色性染料が、置換
基Xをアゾ基に対してパラの位置に有し、かつ銅、又は
ニッケル、又は亜鉛、又は鉄を含有する一般式(■°)
で示される水溶性ジスアゾ系直接染料であることを特徴
とする染料系偏光膜、又は該染料の少なくとも一種類と
特定の波長領域に吸収をもつ有機系直接染料を併用する
ことを特徴とする中性色を示す染料系偏光膜に関するも
のである。
(式中、Xは、アゾ基に対してパラの位置にある置換基
であり、C,−C,のアルキル基、低級アルコキシ基、
カルボン酸基、スルホン酸基、スルホンア〈ド基、アミ
ノ基、アシルアミノ基、ハロゲン、ニトロ基を示し、Y
は、水素原子、CI−Caのアルキル基、低級アルコキ
シ基を示す、Meは、遷移金属原子であって、銅(Cu
)、又はニッケル(N i )、又は亜鉛(Zn)、又
は鉄(Fe)を示す。
Rは該遷移金属と錯結合している水酸基の隣接位置にお
いてアゾ基と結合しており、更に置換基として、スルホ
ン酸基、スルホンアミド基、アミノ基、アシルアミノ基
、アリルアミノ基、アゾ基に隣接しない水酸基を有する
ことのできる1−ナフトール、又は2−ナフトール残基
を示す、更に、式(1)は1〜3ケのスルホン酸基を有
するものとする。)置換基Xをアゾ基に対してパラの位
置に有し、かつ銅、又はニッケル、又は亜鉛、又は鉄を
含有する該ジスアゾ系直接染料は、従来のジスアゾ系直
接染料に比較して可視光線波長領域即ち400 nm〜
700 nmにおいて光の吸収領域が広いのみならず吸
収領域における偏光性能が高く、又高温状態における変
色も起こさないため、高い偏光性能でかつ高耐久の偏光
膜を得ることができる。特に中性色を示す偏光膜の製造
には、きわめて有用である。
本発明に用いる置換基Xをアゾ基に対してパラの位置に
有し、かつ銅、又はニッケル、又は亜鉛、又は鉄を含有
するジスアゾ系直接染料は、例えば、以下に遣る方法に
よって容易に製造することが出来る。
式(A) (式中、Xは、アミノ基に対してパラの位置にある置換
基であり、一般式(1)に示したものと同じ)で示され
る化合物を常法によってジアゾ化し、式(B) (式中、R+ は、水素原子、又は低級アルキル基を示
し、Yは一般式(1)に示したものと同じ)で示される
化合物とカップリングさせる。
次いでpツブリング生成物を常法によりジアゾ化し、式
(C)又は(D) (式中、R2−R6は、水素原子、スルホン酸基、スル
ホンアミド基、アミノ基、アジルアξ)基、アリルアミ
ノ基、水酸基を示す。ただし、式(C)のR3および式
(D)のR1は水酸基を除く)で示される化合物とカッ
プリングさせてジスアゾ系直接染料を得る。
本発明に使用する式(A)の化合物としては、例えばパ
ラ−ニトロアニリン、パラ−トルイジン、スルファニル
酸、パラ−アニシジン、パラ−アミノアセドアニライド
などが挙げられる。
式(B)の化合物としては、例えば0−アミノフェノー
ル、0−アニシジン、P−クレシジン、2.5−ジメト
キシアニリンなどが挙げられる。
(C)の化合物としては、例えばα−ナフトール、NW
酸、AW酸、AW酸アξド、イプシロン酸、T酸、フェ
ニルT酸、J酸、フェニルJ酸、ベンゾイルJ酸、アセ
チルJ酸、H酸、N−アセチルH酸、N−ベンゾイルH
酸、クロモトロープ酸などが挙げられる0式(D)の化
合物としては、例えばβ−ナフトール、シエファー酸、
シェファー酸アミド、R酸、G酸などが挙げられる。
本発明に用いる水溶性銅含有ジスアゾ系染料は、次のよ
うにして得ることができる。即ち、鋼錯化すべきジスア
ゾ系直接染料を水中、又はおよび親水性溶媒、例えばエ
チレングリコール、メチルセルソルブ類と水との混合溶
媒中に溶解又は分散し、アルカリ性において、好ましく
はアンモニア、又はモノエタノールアミン、ジェタノー
ルアミンの存在下、50°C〜100°C好ましくは9
0°C以上の温度において硫酸銅、又は塩化銅、又は酢
酸銅の水溶液、好ましくはテトラアンミン銅を作用させ
ることによって銅含有ジスアゾ系直接染料を得ることが
できる。
また、本発明に用いる水溶性ニッケル含有ジスアゾ系直
接染料、および亜鉛含有ジスアゾ系直接染料、および鉄
含有ジスアゾ系直接染料は、次の様にして得ることがで
きる。即ち、錯化すべきジスアゾ系直接染料を水中、又
はおよび親水性溶媒、例えばエチレングリコール、メチ
ルセルソルブ類と水との混合溶媒中に溶解又は分散し、
アルカリ性において、好ましくはアンモニア、又はモノ
エタノールアミン、ジェタノールアミンの存在下、50
°C〜100°C好ましくは90″C以上の温度におい
て、硫酸ニッケル、塩化ニッケル、酢酸ニッケル、硫酸
亜鉛、塩化亜鉛、硫酸鉄、又は塩化鉄の水溶液を作用さ
せることによって目的とする水溶性ニッケル含有ジスア
ゾ系直接染料、および亜鉛含有ジスアゾ系直接染料、お
よび鉄含有ジスアゾ系直接染料を得ることができる。あ
るいは、前述の方法によって得た銅含有ジスアゾ系直接
染料を例えば希塩酸中、加熱脱銅処理して得た金属不合
のO10″ジヒドロキシ系ジスアゾ染料を用い、上記の
ようにしてニッケル錯化、又は亜鉛錯化、又は鉄錯化を
行う方法により、目的とするニッケル、又は亜鉛、又は
鉄含有ジスアゾ系直接染料を得ることができる。
このようにして得られる置換基Xをアゾ基に対してバラ
の位置に有し、かつ銅、又はニッケル、又は亜鉛、又は
鉄を含有する式(1)に示される水溶性ジスアゾ系染料
の具体的な例を式([) () 式 (II) においてM は、 銅 (Cu) 又はニ ッケル(Ni ) 又は亜鉛 (Zn) 又は鉄 (Fe) を示す。
Hx S O,N a 式(V)においてMeは、w4(Cu)、又はニッケル
(N i ) 、又は亜鉛(Zn)、又は鉄(Fe)を
示す。
式(IX)においてMeは、銅(Cu)、又はニッケル
(Ni)、又は亜鉛(Zn)、又は鉄(Fe)を示す。
又、本発明において一般式(I)で示される染料と特定
の波長領域に吸収を有する有機系直接染料を併用するこ
とにより色相の修正ならびに偏光性能の向上が達成され
る。この場合に用いる有機系直接染料としては、本発明
に用いる置換基Xがアゾ基に対してパラの位置に有り、
かつ銅、又はニッケル、又は亜鉛、又は鉄を含有するジ
スアゾ系直接染料の吸収波長領域と異なる波長領域に吸
収特性を有する染料であって、二色性の高いものであれ
ば、いかなる染料を用いてもよいが、一般にはアゾ系染
料のなかから選択される。
本発明に用いられる有機系直接染料としては、カラー・
インデックス・ジェネリック・ネーム(C,1,Gen
e r i c  Name)と商品名にて表わして、
次のようなものが例示される。
シー・アイ・ダイレクト・イエロー12(C,1,Di
rect Yellow 12−−−クリソフェニン) シー・アイ・ダイレクト・イエロー28(C,I、Di
rect Yellow 28−−−スミライト・スブ
ラ・イエロー BCコンク) シー・アイ・ダイレクト・イエロー44(C,1,Di
rect Yello1144−−−ダイレクト・ファ
ースト・イエロー GC) シー・アイ・ダイレクト・イエロ″−142(C,1,
Direct Yellow 142 −−スもライト
・イエローGR) シー・アイ・ダイレクト・ブルー1 (C,1,Direct Blue 1ダイレクト・ス
カイ・ブルー6B ) シー・アイ・ダイレクト・ブルー15 (C,1,Direct Blue 15−−−ダイレ
クト・スカイ・ブルー5B ) シー・アイ・ダイレクト・ブルーフ1 (C,1,Direct Blue 71−−−スミラ
イト・スブラ・ブルーBRRコンク) シー・アイ・ダイレクト・プルーフ8 (C,1,Direct Blue 78−−−スミラ
イト・スブラ・ブルーG コンク) シー・、アイ・ダイレクト・ブルー98(C,1,Di
rect Blue 9El−−スミライト・スプラ・
ブルーFBGL ) シー・アイ・ダイレクト・ブルー−168(C,1,D
irect Blue 168 −−−ダイレクト・カ
ッパー・ブルー2B ) シー・アイ・ダイレクト・ブルー202(C,1,Di
rect Blue 202 −−−スミライト・スブ
ラ・ブルー 3GS) シー・アイ・ダイレクト・レッド2 (C,1,Direct Red  2 −−−ペンゾ
パーブユリン 4B ) シー・アイ・ダイレクト・レッド31 (C,1,Direct Red 31 −−− ニー
)ボン・ファースト・・レッド BB  コンク)シー
・アイ・ダイレクト・レッド81 (C,1,Direct Red 81 −−−スミラ
イト・レッド 4B ) シー・アイ・ダイレクト・レッド240(C,1,Di
rect Red 240−−−ニラポン・ボルドー 
GSA ) シー・アイ・ダイレクト・レッド′247(C,1,D
Lrect Red 247−−−ジャパノール・ファ
ース・レッドFA )シー・アイ・ダイレクト・オレン
ジ6 (C,1,Direct Orange 6 −−−ニ
ラポン・オレンジGG’) シー・アイ・ダイレクト・オレンジ26(C,1,Di
rect Orange 26−−−ダイレクト・ファ
ースト オレンジS)シー・アイ・ダイレクト・オレン
ジ39(C,1,Direct Orange 39−
−−スミライト・スプラ・オレンジ 2GL ) シー・アイ・ダイレクト・オレンジ107(C0I、D
irect Orange 107−−ス主ライト・ス
プラ・オレンジ GOエクストラ コンク)シー・アイ
・ダイレクト・バイオレット9(C,1,Direct
 Violet 9−−−ニラポン・ブリリアント・バ
イオレット BK  コンク)シー・アイ・ダイレクト
・バイオレット51(C,1,Direct Viol
et 51−−−スミライト・バイオレットBB ’) シー・アイ・ダイレクト・ブラウン106(C,1,D
irect Brown 106−−−スミライト・ス
ブラ・ブラウンG コンク) 本発明で用いる高分子フィルムは、ポリビニルアルコー
ルおよびその誘導体、これらをエチレン、プロピレン等
のオレフィンやクロトン酸、アクリル酸、メタクリル酸
、マレイン酸等で変性したもの、EVA(エチレン−ビ
ニルアセテート樹脂)、ケン化EVA樹脂、ナイロン樹
脂、ポリエステル樹脂等からなるものが利用される。
なかでもポリビニルアルコールおよびその誘導体からな
るフィルムは染料が吸着・配向しやすいので本発明には
特に有用な高分子フィルムである。
本発明において、置換基Xをアゾ基に対してバラの位置
に有し、かつ銅、又はニッケル、又は亜鉛、又は鉄を含
有する上記ジスアゾ系直接染料等の有機系直接染料を高
分子フィルムに吸着・配向させる方法としては、該ジス
アゾ系直接染料等の有機系直接染料を水中に溶解し、高
分子フィルムを染色する方法を一般的に採用しうる。そ
の際に染色液中の芒硝濃度を2%〜10%と高くし、又
染色温度を50゛C〜70″Cとすることにより好まし
い染色性が得られる。
高分子フィルムに吸着された二色性染料の配向は、吸着
前又は後に該フィルムを延伸することによって行われる
。ポリビニルアルコール又はその誘導体からなるフィル
ムを延伸する方法としては、湿式法にて行う方法、乾式
法にて圧縮延伸を行う方法等のいずれの方法を用いて行
ってもよい。
高分子フィルムに上記置換基Xをアゾ基に対してパラの
位置に有し、かつ銅、又はニッケル、又は亜鉛、又は鉄
を含有するジスアゾ系直接染料等の有機系直接染料を吸
着・配向させた後で必要に応じて、ホウ酸処理等の後−
処理を実施すると、偏光膜の光線透過率と偏光度が向上
する等の点で一層効果的である。永つ酸処理の条件とし
ては、用いる高分子フィルムの種類、及び用いる本発明
のジスアゾ系直接染料等の有機系直接染料の種類によっ
て異なるが、一般的にはホウ酸濃度としては1〜15%
好ましくは5〜10%、又処理温度としては30〜80
°C好ましくは50〜75゛Cの範囲にあることが望ま
しい、ホウ酸濃度が1%以下、温度が30 ’C以下の
場合は処理効果が小さく、又ホウ酸濃度が15%以上、
温度80°C以上の場合は、偏光膜がもろくなり好まし
く、ない。さらに必要に応じて、カチオン系高分子化合
物を含む水溶液でフィックス処理を併用して行ってもよ
い。
又、このようにして得られた染料系偏光膜は、その片面
あるいは両面に光学的透明感と機械的強度に優れた保護
膜を貼合して、偏光板として使用される。
保護膜を形成する材料としては゛、従来から使用されて
いるセルロースアセテート系フィルム、アクリル系フィ
ルムの他、47フ化エチレン−67ツ化プロピレン系共
重合体等のフッ素系フィルム、ポリエステル樹脂やポリ
オレフィン樹脂あるいはポリアミド系樹脂からなるフィ
ルムを一軸に延伸配向処理したフィルム等が用いられる
〔発明の効果〕
このようにして得られた染料系偏光膜は、よう素を用い
た偏光膜に匹敵する程の高い偏光性能を有するのみなら
ず、従来の染料系偏光膜に比べ高温の状態でも長時間に
わたり高耐久性を示すので、各種液晶表示体、なかでも
高い偏光性能と耐久性を必要とする車載用途、各種環境
で用いられる工業計器類の表示用途等に好適である。
〔実施例〕
以下実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、こ
れらは例示的なもので−あり、本発明は、これらに限定
されるものではない。
なお、本発明における光線透過率とは、偏光膜1枚の光
線透過率測定(測定器:日立製作所UV−330型分光
光度計)においての特定吸収波長での光線透過率T、あ
るいはJIS−Z8701(XYZ表色系、及びX、。
Y、。Zl。表色系による色の表示方法)に従って算出
した視感度補正光線透過率Yの値であり、偏光度とは、
偏光膜2枚を重ねた状態で上記光線透過率を測定し、次
の式により求めたものである。
(1)特定吸収波長における偏光度(P)(2)視感度
補正偏光度(Py) ここでT 11およびY Ifは、2枚のサンプル重ね
合わせ時において、偏光膜の配向方向が同一方向になる
ように重ね合わせた状態で測定した光線透過率(平行透
過率と呼ばれている)から求めたTおよびYの値であり
、T工およびY□は、2枚のサンプルの重ね合わせ時に
おいて、偏光膜の配向方向が、直交するように重ね合わ
せた状態で測定した光線透過率(直交透過率と呼ばれて
いる)から求めたTおよびYの値である。偏光度は、実
施例1〜8および比較例1〜3では特定吸収波長で求め
たP、実施例9〜10および比較例4〜5では視感度補
正偏光度pyにて表示する。
又、本発明におけ名耐久性は以下に示すΔE”にて表示
する。即ちΔE0は、偏光膜の光線透過率を測定しく測
定器二大塚電子MCPD−100分光光度計)、L* 
  a*   beの値をJIS−Z8729 (L”
 a” b”表色系およびL” u“71表色系による
物体色の表示方法)により計算し、以下の式から求めら
れた値である。
(ΔE”  )  i、  j =(((ΔL”)i、j)”+((Δa”)i、j)”
+((Δb”  )i、  j)”)”雪ただし くΔL“)i、 j−(L” ) 1−(L” ) j
(Δa”)i、jx(a” )i−(a” )j(Δb
”)i、j=(b” )i−(b” )ji−耐久テス
ト前 j−耐久テスト後 この値が1を越えると、初期のものと比較して変色が目
立ち、品質の安定性の上から問題である。
実施例 l 厚さ75μmのポリビニルアルコールフィルム(クラレ
ビニロン@#7500)を縦−軸に4倍の延伸を実施し
、偏光膜基材とした。このポリビニルアルコールフィル
ムをg 弧状FJに保ったまま、式(If)に示す銅含
有ジスアゾ系直接染料を0.15 w t%、染色助剤
である芒硝を2、 Ow t%の濃度とした60″Cの
水溶液に20分間浸漬し、さらにホウ酸を7.5 w 
t%の濃度とした65℃の水溶液に10分間浸漬後、2
0゛Cの水で30秒洗浄を行い、偏光膜を得た。この偏
光膜の偏光特性、および100″C−ドライの恒温槽内
に500時間放置した時のΔE1の値を表1に示す。
実施例 2 実施例1と同様の方法により、ポリビニルアルコールフ
ィルムを、式(I[)に示すニッケル含有ジスアゾ系直
接染料を0. O25w t%、芒硝を2. Ow t
%の濃度とした60°Cの水溶液に5分間浸漬し、さら
にホウ酸を7.5 w t%の濃度とした65°Cの水
溶液に10分間浸漬後、20°Cの水で30秒洗浄を行
い、偏光膜を得た。
この偏光膜の偏光特性、および100″C−ドライの恒
温槽内に500時間放置した時のΔE*の値を表1に示
す。
実施例 3 実施例1と同様の方法により、ポリビニルアルコールフ
ィルムを、式(II)に示す亜鉛含有ジスアゾ系直接染
料を0. O25w t%、芒硝を2.0wt%の濃度
とした60″Cの水溶液に7分間浸漬し、さらにホウ酸
を7.5 w t%の濃度とした65°Cの水溶液に1
0分間浸漬後、20℃の水で30秒洗浄を行い、偏光膜
を得た。この偏光膜の偏光特性、および100″C−ド
ライの恒温槽内に500時間放置した時のΔE0の値を
表1に示す。
実施例 4 実施例1と同様の方゛法により、ポリビニルアルコール
フィルムを、式(II)に示す鉄含有ジスアゾ系直接染
料を0.025 w t%、芒硝を2.0wt%の濃度
とした60°Cの水溶液に9分間浸漬し、さらにホウ酸
を7.5 w t%の濃度とした65°Cの水溶液に1
0分間浸漬後、20″Cの水で30秒洗浄を行い、偏光
膜を得た。この偏光膜の偏光特性、および100 ’C
−ドライの恒温槽内に500時間放置した時のΔE0の
値を表1に示す。
実施例 5 実施例1と同様の方法により、ポリビニルアルコールフ
ィルムを、式CDI)に示す銅含有ジスアゾ系直接染料
を0.050 w t%、芒硝を2、0 w t%の濃
度とした60°Cの水溶液に9分間浸漬し、さらにホウ
酸を7.5 w t%の濃度とした65°Cの水溶液に
10分間浸漬後、20°Cの水で30秒洗浄を行い、偏
光膜を得た。この偏光膜の偏光特性を表1に示す。
比較例1 実施例1と同様の方法により、ポリビニルアルコールフ
ィルムを、以下の式(X)に示すジスアゾ系直接染料を
0.04 w t%、芒硝を1.0wt%の濃度とした
60°Cの水溶液に5分間浸漬し、さらにホウ酸を7.
5 w t%の濃度とした65°Cの水溶液に10分間
浸漬後、20°Cの水で30秒洗浄を行い、偏光膜を得
た。この偏光膜の偏光特性、および100″C−ドライ
の恒温槽内に500時間放置した時のΔE0の値を表1
に示す。
実施例6 実施例1と同様の方法により、ポリビニルアルコールフ
ィルムを、式(IV)に示す銅含有ジスアゾ系直接染料
を0.15 w t%、芒硝を2.0wt%の濃度とし
た60°Cの水溶液に13分間浸漬し、さらにホウ酸を
7.5 w t%の濃度とした65°Cの水溶液にl0
分間浸漬後、20°Cの水で30秒洗浄を行い、偏光膜
を得た。この偏光膜の偏光特性、および100°C−ド
ライの恒温槽内に500時間放置した時のΔE”の値を
表1に示す。
比較例2 実施例1と同様の方法により、ポリビニルアルコールフ
ィルムを、式(XI)に示すジスアゾ系直接染料を0.
24 w t%、芒硝を2.0 w t%の濃度とした
60″Cの水溶液に15分間浸漬し、さらにホウ酸を7
.5 w t%の濃度とした65℃の水溶液に10分間
浸漬後、20 ”Cの水で30秒洗浄を行い、偏光膜を
得た。この偏光膜の偏光特性、および100°C−ドラ
イの恒温槽内に500時間放置した時のΔE0の値を表
1に示す。
(XI) 実施例7 実施例1と同様の方法により、ポリビニルアルコールフ
ィルムを、式(V)に示す銅含有ジスアゾ系直接染料を
0.15 w t%、芒硝を2.0wt%の濃度とした
a o ’cの水溶液に7分間浸漬し、さらにホウ酸を
7.5 w t%め濃度とした65°Cの水溶液に10
分間浸漬後、20 ’Cの水で30秒洗浄を行い、偏光
膜を得た。この偏光膜の偏光特性を表1に示す。
実施例8 実施例工と同様の方法により、ポリビニルアルコールフ
ィルムを、式(V)に示すニッケル含有ジスアゾ系直接
染料を0.15 w t%、芒硝を2.0w1%の濃度
とした60°Cの水溶液に10分間浸漬し、さらにホウ
酸を7.5 w t%の濃度とした65°Cの水溶液に
10分間浸漬後、20°Cの水で30秒洗浄を行い、偏
光膜を得た。
この偏光膜の偏光特性を表1に示す。
比較例3 実施例1と同様の方法により、ポリビニルアルコールフ
ィルムを、式(XII)に示すジスアゾ系直接染料を0
.15 w t%、芒硝を2.0 w t%の濃度とし
た60″Cの水溶液に3分間浸漬し、さらにホウ酸を7
.5 w t%の濃度とした65°Cの水溶液に10分
間浸漬後、2o″Cの水で30秒洗浄を行い、偏光膜を
得た。この偏光膜の偏光特性を表1に示す。
実施例9 実施例1と同様の方法により、ポリビニルアルコールフ
ィルムを、式(II)に示す亜鉛含有ジスアゾ系直接染
料を0.055 w t%、シー・アイ・ダイレクト・
レッド2 (C,r、Direct Red2)を0.
08 w t%、お゛よび芒硝を2. Ow t%の濃
度とした60″Cの水溶液に4分間浸漬し、ホウ酸処理
を行って中性色を示す染料系偏光膜を得た。この偏光膜
の偏光特性を表1に示す。
実施例10 実施例1と同様の方法により、ポリビニルアルコールフ
ィルムを、式(n)に示すニッケル含有ジスアゾ系直接
染料を0.075 w t%、シー・アイ・ダイレクト
・レッド81(C,I。
Direct Red 81)を0.15 w t%、
シー・アイ・ダイレクト・イエロー12 (C,1,D
irect Yellow12)を0.007 w t
%、シー・アイ・ダイレクト・ブルー2.02 (C,
1,Direct Blue 202)を0、03 w
 t%、および芒硝を2.0w1%の濃度とした60°
Cの水溶液に5分間浸漬し、ホウ酸処理を行って中性色
を示す染料系偏光膜を得た。
この偏光膜の偏光特性を表1に示す。
比較例4゜ 実施例1と同様の方法により、ポリビニルアルコールフ
ィルムを、゛シー・アイ・ダイレクトブラック17 (
C,1,Direct Black 17 )を0、0
3 w t%、および芒硝を1.0w1%の濃度とした
60°Cの水溶液に20分間浸漬し、ホウ酸処理を行っ
て中性色の偏光膜を得たが、偏光性能は本発明の偏光膜
に比べ劣るものであった。
この偏光膜の偏光特性を表1に示す。
比較例5 実施例1と同様の方法により、ポリビニルアルコールフ
ィルムを、シー・アイ・ダイレクトイエロー12  (
C,1,Direct Yellow 12 )  を
0、 OO4w t%、シー・アイ・ダイレクト・ブラ
ック17  (C,1,D 1rect Black 
17)をO,OSwt%、シーアイ・ダイレクト・ブル
ー1  (C。
T、Diect Blue 1)をO,OO8w t%
、および芒硝を1.0 w t%の濃度とした60″C
の水溶液に8分間浸漬し、ホウ酸処理を行って中性色の
偏光膜を得たが、偏光性能は本発明の偏光膜に比べ劣る
ものであった。この偏光膜の偏光特性を表1に示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高分子フィルムに二色性染料を吸着・配向させて
    なる染料系偏光膜において、二色性染料が、置換基Xを
    アゾ基に対してパラの位置に有し、かつ銅、又はニッケ
    ル、又は亜鉛、又は鉄を含有する一般式( I )で示さ
    れる水溶性ジスアゾ系直接染料であることを特徴とする
    染料系偏光膜。 ( I )▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Xは、アゾ基に対してパラの位置にある置換基
    であり、C_1〜C_4のアルキル基、低級アルコキシ
    基、カルボン酸基、スルホン酸基、スルホンアミド基、
    アミノ基、アシルアミノ基、ハロゲン、ニトロ基を示し
    、Yは、水素原子、C_1〜C_4のアルキル基、低級
    アルコキシ基を示す。Meは、遷移金属原子であって、
    銅(Cu)、又はニッケル(Ni)、又は亜鉛(Zn)
    、又は鉄(Fe)を示す。 Rは該遷移金属と錯結合している水酸基の隣接位置にお
    いてアゾ基と結合しており、更に置換基として、スルホ
    ン酸基、スルホンアミド基、アミノ基、アシルアミノ基
    、アリルアミノ基、アゾ基に隣接しない水酸基を有する
    ことのできる1−ナフトール、又は2−ナフトール残基
    を示す。更に、式( I )は1〜3ヶのスルホン酸基を
    有するものとする。)
  2. (2)高分子フィルムに二色性染料を吸着・配向させて
    なる染料系偏光膜において、二色性染料が、置換基Xを
    アゾ基に対してパラの位置に有し、かつ銅、又はニッケ
    ル、又は亜鉛、又は鉄を含有する一般式( I )で示さ
    れる水溶性ジスアゾ系直接染料の少なくとも1種類と特
    定の波長領域に吸収を持つ有機系直接染料を併用するこ
    とを特徴とする中性色を示す染料系偏光膜。 ( I )▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Xは、アゾ基に対してパラの位置にある置換基
    であり、C_1〜C_4のアルキル基、低級アルコキシ
    基、カルボン酸基、スルホン酸基、スルホンアミド基、
    アミノ基、アシルアミノ基、ハロゲン、ニトロ基を示し
    、Yは、水素原子、C_1〜C_4のアルキル基、低級
    アルコキシ基を示す。Meは、遷移金属原子であって、
    銅(Cu)、又はニッケル(Ni)、又は亜鉛(Zn)
    、又は鉄(Fe)を示す。 Rは該遷移金属と錯結合している水酸基の隣接位置にお
    いてアゾ基と結合しており、更に置換基として、スルホ
    ン酸基、スルホンアミド基、アミノ基、アシルアミノ基
    、アリルアミノ基、アゾ基に隣接しない水酸基を有する
    ことのできる1−ナフトール、又は2−ナフトール残基
    を示す。更に、式( I )は1〜3ヶのスルホン酸基を
    有するものとする。)
  3. (3)高分子フィルムが、ポリビニルアルコール又はそ
    の誘導体からなるフィルムである 請求項1、又は請求項2記載の染料系偏 光膜。
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