JPH0385330A - 蒸気注入型ガスタービンエンジン - Google Patents

蒸気注入型ガスタービンエンジン

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JPH0385330A
JPH0385330A JP22099189A JP22099189A JPH0385330A JP H0385330 A JPH0385330 A JP H0385330A JP 22099189 A JP22099189 A JP 22099189A JP 22099189 A JP22099189 A JP 22099189A JP H0385330 A JPH0385330 A JP H0385330A
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JP
Japan
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steam
pressure
air
duct
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JP22099189A
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Shinichi Kajita
眞市 梶田
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は燃焼器の内部に高圧蒸気を導入する蒸気注入
型ガスタービンエンジンに関するものである。
[従来の技術] 従来より、ガスタービンの圧縮機とタービンとの間の空
気もしくは燃焼ガスの通路に、高圧蒸気を注入する蒸気
注入型ガスタービンエンジンがある。この種のガスター
ビンエンジンは、ポンプで昇圧された水を、ガスタービ
ンの排ガスを利用した排ガスボイラで加熱して、高圧蒸
気を作り、この高圧蒸気を、たとえば燃焼器の内部に注
入することにより、周知のようじ、熱効率が向上する(
特開昭54−130715号公報参照)。
ここで、蒸気注入型ガスタービンエンジンにおいては、
燃焼器の外筒に、燃焼器の外部から燃焼器内筒の希釈空
気孔を貫通する蒸気の注入ノズルを固定し、この注入ノ
ズルの先端を内筒内に臨ませたものがある。
[発明が解決しようとする課題] ところが、運転時に高温な内筒が、低温な外筒に比べ軸
方向に大きく膨張することから、外筒に固定された注入
ノズルと内筒に形成された希釈空気孔との干渉を防止す
るためには、上記希釈空気孔と注入ノズルとの間に大き
なりリアランスを設ける必要がある。そのため、希釈空
気孔と注入ノズルとの間から余分な空気が内筒内に入る
ので、たとえば、燃焼用空気の割合が減少して、ばい煙
の発生が増加する。
かかる不都合を解決する手段として、燃焼器内筒と別体
の蒸気の注入ダクトを設けることが考えられている。こ
れを第3図を用いて説明する。
343図において、燃焼器1の内筒2と外筒3との間に
は、図示しない圧縮機からの高圧空気Aが供給される空
気通路4が設けられている。上記内筒2の内部(は、燃
焼室5が形成されている。この燃焼室5は、燃料ノズル
6から噴射された燃料Fを、空気通路4から燃焼用空気
孔2aおよびスワーラ7を経て導入された高圧空気Aで
燃焼させる。上記内筒2における燃焼ガスGの出口端部
には、内筒2と別体の蒸気の注入ダクト8が嵌合されて
いる。上記注入ダクト8の周方向には、複数の注入ノズ
ル9が孔11を貫通する状態で配設されて、高圧蒸気H
が注入ダクト8内に注入される。また、注入ダクト8の
周方向には、複数の支持ピン10が配設されて、この支
持ピン10によって、注入ダクト8が外筒3に支持され
る。
ここで、この燃焼器1は、上記支持ピン10を注入ノズ
ル9と同一の横断面上に配置することによって、低温の
外筒3に固定された上記注入ノズル9と、高圧の内筒2
に形成された孔11との、熱膨張量の差に起因する干渉
を防止して、注入ダクト8が熱により膨張するのを許容
する。ところが、このように、注入ノズル9と支持ピン
10とが同一の横断面上にあると、この横断面における
空気通路4の断面積が小さくなるので、高圧空気Aの圧
力損失が増加1)、また、支持ピン10によって高圧空
気Aの流れが乱れる。したがって、ガスタービンの出力
および効率が低下するなどの不都合を招く。
そこで、支持ピン10を設けないで、注入ノズル9を上
記孔11に嵌合させて、注入ノズル9によって、注入ダ
クト8を支持することも考えられる。しかし、こうする
と、一般に燃焼ガスGの温度が低いエンジンの起動時に
は、高圧蒸気Hを注入することができないので、注入ダ
クト8円の圧力が、注入ノズル9円の圧力よりも高くな
るから、燃焼ガスGが注入ノズル9内に逆流して、注入
ノズル9を焼損する場合がある。
この発明は上記不都合に鑑みてなされたもので、出力と
熱効率の向上を図り得るとともに、注入ノズルの焼損を
防止し得る蒸気注入型ガスタービンエンジンを提供する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、この発明は、まず、内筒に
嵌合された注入ダクトにおける同一横断面上に、外筒に
固定された複数の注入ノズルが配置され、この注入ノズ
ルの先端部で注入ダクトが支持されている。上記注入ノ
ズルにおける空気通路に臨む部分には、空気通路と注入
ノズル円の蒸気通路とを連通させる小孔が設けられてい
る。
[作用] この発明によれば、注入ノズルによって注入ダクトが支
持されているから、別途、注入ダクトを支持する支持ピ
ンを設ける必要がない。
また、注入ノズルには小孔が設けられて、空気通路と注
入ノズル円の蒸気通路とが連通しているので、蒸気注入
を行なわない起動時などには、注入ノズル円の圧力が空
気通路円の圧力と同程度になるのに対し、注入ダクト円
の圧力は圧力損失によって空気通路円の圧力よりも低い
。したがって、注入ダクト円の圧力が注入ノズル円の圧
力よりも低くなるから、燃焼ガスが注入ノズル内に逆流
するのを防止できる。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図面にしたがって説明する
第1図において、注入ダクト8の同一の横断面上には、
外筒3を貫通する注入ノズル9Aが、たとえば4つ配置
されている。この注入ノズル9Aは、そのフランジ9a
が外筒3のフランジ3aに、ボルト(図示せず)&:よ
って固定されているとともに、その先端部9bが注入ダ
クト8の孔11に嵌合されて、上記先端部9bで、注入
ダクト8を支持している。なお、上記注入ダクトの孔1
1の周囲には、補強板12が溶着されている。
第2図は第1図のII −II線断面図である。この図
において、上記注入ノズル9Aにおける空気通路4に臨
む部分には、たとえば4つの小孔9cが形成されている
。この小孔9cは、空気通路4と注入ノズル9A円の蒸
気通路9dとを連通させている。
なお、第1図の注入ノズル9Aの上流には、バルブ13
が設けられている。その他の構成は、第3図の燃焼器1
と同様であり、同一部分または相当部分に同一符号を付
して、その詳しい説明な省略する。
つぎに、ガスタービンの運転Cついて説明する。
起動時に、まず、図示しないスタータモータを回転させ
ると、圧縮機から第1図の空気通路4に高圧空気Aが供
給され、スワラ−7および燃焼用空気孔2aから燃焼室
5内に導入された高圧空気Aにより、燃料Fが燃焼して
燃焼ガスGが生成される。一方、高圧空気Aは、第2図
の注入ノズル9Aの小孔9Cから蒸気通路9dにも導入
され、この蒸気通路9d円の圧力を、空気通路4と同程
度の高圧に保持する。
ここで、燃焼温度の低い起動時には、バルブ13が閉止
されて、高圧蒸気Hの供給がなされないが、注入ダクト
8円の圧力は、圧力損失により、空気通路4の圧力、つ
まり注入ノズル9A円の蒸気通路9dの圧力よりも低く
なるので、高圧空気Aが矢印Bのように小孔9Cから蒸
気通路9d内を通って、注入ダクト8内に流入する。上
記矢印Bで示す圧力空気Aの流れによって、燃焼ガスG
が注入ノズル9A内に矢印Cのように逆流するのを防止
できる。したがって、注入ノズル9Aの焼損を防止でき
る。
一方、定格運転時には、バルブ13が開弁されて、注入
ノズル9Aの先端から高圧蒸気Hが注入ダクト8内に注
入される。上記高圧蒸気Hの圧力は、蒸気注入を円滑に
行なうために、燃焼ガスGの圧力および高圧空気Aの圧
力よりも高く設定されるから、注入ノズル9A円の圧力
が、空気通路4円の圧力よりも高くなるので、上記小孔
9cから空気通路4に高圧蒸気Hが流出することが考え
られる。しかし、圧力損失により空気通路4よりも注入
ダクト8円の圧力のほうが低いうえに、注入ノズル9A
内には、矢印りのように、注入ダクト8内へ向う速い蒸
気の流れが存在するので、高圧蒸気Hは、小孔9Cから
殆ど流出せず、注入ノズル9Aの先端から、注入ダクト
8内に注入される。この高圧蒸気Hの注入により、周知
のようじ、熱効率の向上を図り得る。
また、この発明では、注入ノズル9Aによって、注入ダ
クト8を支持しているので、別途、第3図のような支持
ビン10を設ける必要がない。
したがって、支持ビン10の分だけ空気通路4の断面積
が大きくなるので、高圧空気Aの圧力損失が減少すると
ともに、支持ビン10による高圧空気Aの乱れも生じな
い、その結果、やはり、ガスタービンの出力の向上など
を図り得る。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、燃焼器の内筒
に嵌合する注入ダクトを、蒸気の注入ノズルによって支
持するとともに、この注入ノズルに小孔を形成して、空
気通路と注入ノズル内とを連通させたから、ガスタービ
ンの熱効率および出力が向上するととも(、注入ノズル
の焼損を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例にかかる燃焼器の概略縦断
面図、第2図は第1図のII −II線断面図、第3図
はこの発明に含まれない燃焼器の縦断面図である。 1・・・燃焼器、2・・・内筒、3・・・外筒、4・・
・空気通路、5・・・燃焼室、8・・・注入ダクト、9
A・・・注入ノズル、9 b−・・先端部、9c・・・
小孔、9d・・・蒸気通路、A・・・高圧空気、F・・
・燃料、G−・・燃焼ガス、H・・・高圧蒸気。 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧縮機とタービンとの間に設けられた燃焼器の内
    部に高圧蒸気を導入する蒸気注入型ガスタービンエンジ
    ンであつて、 上記燃焼器の内筒と外筒との間に形成され上記圧縮機か
    らの高圧空気が供給される空気通路と、上記内筒の内部
    に形成され上記空気通路から導入された高圧空気で燃料
    を燃焼させる燃焼室と、上記内筒における燃焼ガスの出
    口端部に嵌合された蒸気の注入ダクトと、この注入ダク
    トの周方向に複数配設されて、上記高圧蒸気を燃焼器の
    外部から上記注入ダクト内へ注入する注入ノズルとを備
    え、 上記複数の注入ノズルは、上記注入ダクトの同一横断面
    上に配置されて上記外筒に固定され、上記注入ノズルの
    先端部で上記注入ダクトを支持し、上記注入ノズルにお
    ける上記空気通路に臨む部分に、上記空気通路と上記注
    入ノズル円の蒸気通路とを連通させる小孔が設けられて
    なる蒸気注入型ガスタービンエンジン。
JP22099189A 1989-08-28 1989-08-28 蒸気注入型ガスタービンエンジン Expired - Lifetime JPH0613856B2 (ja)

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JPH0385330A true JPH0385330A (ja) 1991-04-10
JPH0613856B2 JPH0613856B2 (ja) 1994-02-23

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014178105A (ja) * 2013-03-13 2014-09-25 General Electric Co <Ge> 希釈孔を有する移行部品並びに移行部品に結合された燃料噴射システムを備えたターボ機械

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014178105A (ja) * 2013-03-13 2014-09-25 General Electric Co <Ge> 希釈孔を有する移行部品並びに移行部品に結合された燃料噴射システムを備えたターボ機械

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JPH0613856B2 (ja) 1994-02-23

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