JPH0377251A - フラットディスプレイ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、電子ビームによってデイスプレィパネルの蛍
光体を励起して画像を表示するフラットデイスプレィに
関するものである。

（従来技術） ハイビジョン用大画面の壁掛けＴＶを０指して、各種方
式のフラットデイスプレィが研究されている。ところで
、従来よりデイスプレィとして一般に使用されているＣ
ＲＴは、高速の電子ビームが蛍光体を照射して励起する
から、画質の点から考えると最も優れている。しかし、
４０インチ以上のハイビジョンＴＶ用のＣＲＴに於いて
は、重量が１７０ｋｇ、奥行が８５Ｏｎ＋ｍを越えるた
め、一般家庭用としては受は入れ難い。

そこで、カソードから高速電子ビームを放射し、これを
ＸＹマトリクス電極の制御によって、蛍光面の所定アド
レスを叩く様にした電子ビーム方式のフラットデイスプ
レィが提案されている　（米国特許第４７１９３８８号
及び特開昭６ｌ−２４２４８９）。

第５図は上記米国特許に係るフラットデイスプレィの槽
底を示している。これはデイスプレィの内部空間に向け
て蛍光面を具えた前面パネル（１０）と内面にバック電
極（７２）を具えた背面パネル（ＴＯ）とによって形成
した扁平な空間に、ライン状フィラメントカソード（８
０）とアドレス電極基板（１２）を配備すると共に、フ
ィラメントカソード（８０）とアドレス電極基板（１２
）との間に、これ等と平行にグリッド状の加速電極（９
）を配備したものである。

アドレス電極基板（１２）は、基体（５０）に多数のア
パチャー（５３）をマトリクス状に開設すると共に、該
アパチャー（５３）を交叉点として、基体（５０）の両
面に第１アドレス電極（４０〉と第２アドレス電極（６
０）とを互いに直交する向きに形成している。

該装置に於いては、選択された２本のアドレス電極（４
０）　（６０）に同時にプラス電圧が印加されると。

これらの電極の交叉点に位置するアパチャー（５３）か
ら電子ビームが引き出され、高電圧に印加された前面パ
ネル（１０）の蛍光面を照射し発光させるのである。

この方式は基本的にはＣＲＴと同じ原理であるから、フ
ラットデイスプレィの他方式、例えばプラズマデイスプ
レィパネル（ＰＯＰ）方式、液晶デイスプレィ（ＬＣＤ
）方式、蛍光表示管（ＶＦＤ）方式等と比べて高画質が
得られる。

尚、第５図に示すアドレス電極基板（１２）の第１及び
第２アドレス電極（４０）（６０）は、真空蒸着法等の
薄膜形成技術を用いて形成されており、その蒸着源とし
ては、第８図に示す如く点状或は線状の蒸着源（１０１
）が使用されていた。

（解決しようとする課題） ところが、従来のフラットデイスプレィに於いて、アド
レス電極基板（１２）のアパチャー（５３）から出射さ
れる電子ビームの断面形状を観察したところ、第６図に
示す如く電子ビーム（１０３）の断面形状が円形ではな
く、変形を生じていることが明らかとなった。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　内面に蛍光面を具えた前面パネル（１）と背面パネ
   ル（７）との間の扁平な空間に、背面パネル側にカソー
   ド（８）、前面パネル側にアドレス電極基板（１２）を
   配置すると共に、アドレス電極基板（１２）は、基体（
   ５）の両面に、ＸＹマトリクスの一方の要素となる第１
   アドレス電極（４）と、ＸＹマトリクスの他方の要素と
   なる第２アドレス電極（６）とを蒸着膜によって形成し
   、両アドレス電極（４）（６）の交叉領域には、電子を
   通過せしめるためのアパチャー（５２）を夫々開設し、
   該アパチャー（５２）の内周面には、両端部の円筒面領
   域に、各アドレス電極（４）（６）と連続させてこれら
   の電極と同一資材からなる蒸着膜（４ａ）（６ａ）が夫
   々設けられ、これらの蒸着膜（４ａ）（６ａ）は、前記
   円筒面領域の周方向に沿って略均一な幅に形成されてい
   ることを特徴とするフラットディスプレイ。