JPH0368965B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0368965B2 JPH0368965B2 JP14389583A JP14389583A JPH0368965B2 JP H0368965 B2 JPH0368965 B2 JP H0368965B2 JP 14389583 A JP14389583 A JP 14389583A JP 14389583 A JP14389583 A JP 14389583A JP H0368965 B2 JPH0368965 B2 JP H0368965B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soil
- arc
- flat plate
- bearing capacity
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002689 soil Substances 0.000 claims description 40
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 claims description 5
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 5
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 8
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 4
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D27/00—Foundations as substructures
- E02D27/26—Compacting soil locally before forming foundations; Construction of foundation structures by forcing binding substances into gravel fillings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Paleontology (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
建築、土木構造物の築造に際し、現地々盤の地
耐支持力の不足は、常に施工技術者を困却させる
事柄であり、この地耐支持力の不足を補うため従
来より杭工法、置換工法、そして(土質)地盤改
良工法等が用いられている。
耐支持力の不足は、常に施工技術者を困却させる
事柄であり、この地耐支持力の不足を補うため従
来より杭工法、置換工法、そして(土質)地盤改
良工法等が用いられている。
本発明は前記在来工法のうち地盤改良工法の改
良に関するものであり、特に本発明は現地々盤の
必要と思われる部位と容量を土壌硬化剤、硬化液
等を用い、底面が弧型をなすように任意の硬さに
硬化せしめ、その硬化した土壌とその硬化体に接
する周囲土壌との摩擦力及び硬化体底面よりの支
持力を利用し、地盤の地耐支持力の増強を図る地
盤改良工法を提供しようとするものである。
良に関するものであり、特に本発明は現地々盤の
必要と思われる部位と容量を土壌硬化剤、硬化液
等を用い、底面が弧型をなすように任意の硬さに
硬化せしめ、その硬化した土壌とその硬化体に接
する周囲土壌との摩擦力及び硬化体底面よりの支
持力を利用し、地盤の地耐支持力の増強を図る地
盤改良工法を提供しようとするものである。
今本発明の実施の一例を図に就いて詳細に説明
するに、一般構築物の基礎部または底部の直下の
土壌を土壌硬化剤、硬化液等を用いて硬化せしめ
て改良土壌層1とすると共に、該改良土壌層1の
底面を凹部2を有する弧型底面3に形成し、現地
盤4との接触面とする。この弧型底面3は第2図
に示すように単条に、或いは第3図に示すように
複数条に施工するが、その施工に際しては第4図
aに示すような縦型回転撹拌機5に於いては、そ
の撹拌爪6を第4図bに示すように前記予め設定
された弧型底面3の径、湾曲度に合せて弧状に形
成したものを使用し、また第5図aに示すような
トレンチヤー型撹拌機7に於いても、その撹拌爪
8を第5図bに示すように前記予め設定された弧
型底面3の径、湾曲度に合せて弧状に形成したも
のを使用することにより、土壌硬化剤、硬化液等
を土壌と完全混合すると共に、弧型底面3に形成
することができるのである。
するに、一般構築物の基礎部または底部の直下の
土壌を土壌硬化剤、硬化液等を用いて硬化せしめ
て改良土壌層1とすると共に、該改良土壌層1の
底面を凹部2を有する弧型底面3に形成し、現地
盤4との接触面とする。この弧型底面3は第2図
に示すように単条に、或いは第3図に示すように
複数条に施工するが、その施工に際しては第4図
aに示すような縦型回転撹拌機5に於いては、そ
の撹拌爪6を第4図bに示すように前記予め設定
された弧型底面3の径、湾曲度に合せて弧状に形
成したものを使用し、また第5図aに示すような
トレンチヤー型撹拌機7に於いても、その撹拌爪
8を第5図bに示すように前記予め設定された弧
型底面3の径、湾曲度に合せて弧状に形成したも
のを使用することにより、土壌硬化剤、硬化液等
を土壌と完全混合すると共に、弧型底面3に形成
することができるのである。
そして、上記のように処理された改良土壌層1
は、荷重が上載されたとき、在来の水平的底面を
有する場合は先ず鉛直方向に荷重が伝達され、そ
して次に外側へ土を移動させる力が働くのに対
し、本発明工法による弧型底面3はアーチをなし
ているために、第6図の矢線で示されるように荷
重はアーチの原理に従い弧型底面3の周壁に沿つ
て弧型底面3の両端に向け伝達され、外側へ向け
移動しようとする応力と相殺され、必要な地耐支
持力を生ずるのである。また、ある範囲を囲むよ
うに施工する場合は、その囲まれた内部の土壌の
外側方向への移動を拘束するため、上部構造物の
不同沈下を防止すると同時に、地耐支持力を生じ
せしめる有効な工法である。
は、荷重が上載されたとき、在来の水平的底面を
有する場合は先ず鉛直方向に荷重が伝達され、そ
して次に外側へ土を移動させる力が働くのに対
し、本発明工法による弧型底面3はアーチをなし
ているために、第6図の矢線で示されるように荷
重はアーチの原理に従い弧型底面3の周壁に沿つ
て弧型底面3の両端に向け伝達され、外側へ向け
移動しようとする応力と相殺され、必要な地耐支
持力を生ずるのである。また、ある範囲を囲むよ
うに施工する場合は、その囲まれた内部の土壌の
外側方向への移動を拘束するため、上部構造物の
不同沈下を防止すると同時に、地耐支持力を生じ
せしめる有効な工法である。
なお、本発明者は前記弧型底面3の地耐支持力
の増強を裏付けるために、第7図、第8図に示す
ように弧型平板Aと水平型平板Bを用いて載荷試
験をした処、その加圧結果は場所により多少の異
つた値を示したが、大体水平型平板1に対し、弧
型平板は2.2〜2.3倍の値の値耐支持力を得た。こ
れは、水平型平板Bに比して弧型平板Aは接地面
積が大であるため、荷重を分散させることがで
き、その結果地耐支持力を増強することができた
のであるが、更に第8図に於いて矢印で示すよう
に水平型平板Bの場合は荷重は鉛直方向へ伝達さ
れて土壌は左右方向へ移動するが、弧型平板Aの
場合は第7図に於いて矢印で示すように荷重は弧
型平板Aの下面両端方向に向け伝達され、その内
部にある土壌の移動を拘束するからである。
の増強を裏付けるために、第7図、第8図に示す
ように弧型平板Aと水平型平板Bを用いて載荷試
験をした処、その加圧結果は場所により多少の異
つた値を示したが、大体水平型平板1に対し、弧
型平板は2.2〜2.3倍の値の値耐支持力を得た。こ
れは、水平型平板Bに比して弧型平板Aは接地面
積が大であるため、荷重を分散させることがで
き、その結果地耐支持力を増強することができた
のであるが、更に第8図に於いて矢印で示すよう
に水平型平板Bの場合は荷重は鉛直方向へ伝達さ
れて土壌は左右方向へ移動するが、弧型平板Aの
場合は第7図に於いて矢印で示すように荷重は弧
型平板Aの下面両端方向に向け伝達され、その内
部にある土壌の移動を拘束するからである。
また、現地盤の地耐支持力が均一でなくばらつ
きがある場合は、表面土層から弧型底面3までの
改良深度を上下方向に自由に変えることによつて
地耐支持力の均一化を図ることができる。これは
期待支持力の平均化と同時に改良側底面の接触面
の増大、すわち地耐支持力を分散せしめる結果と
もなるのである。
きがある場合は、表面土層から弧型底面3までの
改良深度を上下方向に自由に変えることによつて
地耐支持力の均一化を図ることができる。これは
期待支持力の平均化と同時に改良側底面の接触面
の増大、すわち地耐支持力を分散せしめる結果と
もなるのである。
本発明は上述のように、土壌を土壌硬化剤、或
いは硬化液等を用いて混合して現地土層と接する
改良土層の底面を凹部を有する弧型底面にしたか
ら、弧型底面が及ぼす物理的な地中応力により、
必要とする地耐支持力を得ることができると共
に、地震時等の水平動にも耐え得ることができる
のであり、弧型底面はその径及び湾曲度を予め設
定し、それに合せた撹拌爪を有する縦型回転撹拌
機或いはトレンチヤー型撹拌機を用いることによ
り極めて簡単に形成することができ、また本工法
は特に住宅等の軟弱地盤対策工法として低単価、
短時間でできる利点を有するのである。
いは硬化液等を用いて混合して現地土層と接する
改良土層の底面を凹部を有する弧型底面にしたか
ら、弧型底面が及ぼす物理的な地中応力により、
必要とする地耐支持力を得ることができると共
に、地震時等の水平動にも耐え得ることができる
のであり、弧型底面はその径及び湾曲度を予め設
定し、それに合せた撹拌爪を有する縦型回転撹拌
機或いはトレンチヤー型撹拌機を用いることによ
り極めて簡単に形成することができ、また本工法
は特に住宅等の軟弱地盤対策工法として低単価、
短時間でできる利点を有するのである。
図は本発明の実施の一例を示すものにして、第
1図は改良土壌層と現地盤の縦断面図、第2図は
弧型底面が単条の場合の斜視図、第3図は弧型底
面が複数条の場合の斜視図、第4図aは本工法に
使用する縦型回転撹拌機の側面図、第4図bは同
撹拌爪部分の拡大正面図、第5図aは本工法に使
用するトレンチヤー型撹拌機の側面図、第5図b
は同撹拌爪部分の拡大正面図、第6図は荷重の伝
達状態を示す説明図、第7図は弧型平板を用いて
平板載荷試験をした時の荷重の伝達状態を示す説
明図、第8図は水平型平板を用いて平板載荷試験
をしたときの荷重の伝達状態を示す説明図であ
る。 1……改良土壌層、2……凹部、3……弧型底
面、4……現地盤。
1図は改良土壌層と現地盤の縦断面図、第2図は
弧型底面が単条の場合の斜視図、第3図は弧型底
面が複数条の場合の斜視図、第4図aは本工法に
使用する縦型回転撹拌機の側面図、第4図bは同
撹拌爪部分の拡大正面図、第5図aは本工法に使
用するトレンチヤー型撹拌機の側面図、第5図b
は同撹拌爪部分の拡大正面図、第6図は荷重の伝
達状態を示す説明図、第7図は弧型平板を用いて
平板載荷試験をした時の荷重の伝達状態を示す説
明図、第8図は水平型平板を用いて平板載荷試験
をしたときの荷重の伝達状態を示す説明図であ
る。 1……改良土壌層、2……凹部、3……弧型底
面、4……現地盤。
Claims (1)
- 1 土壌を土壌硬化剤、或いは硬化液等を用いて
混合して現地土層と接する改良土層の底面を凹部
を有する弧型底面にしたことを特徴とする地盤改
良工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14389583A JPS6037324A (ja) | 1983-08-08 | 1983-08-08 | 地盤改良工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14389583A JPS6037324A (ja) | 1983-08-08 | 1983-08-08 | 地盤改良工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6037324A JPS6037324A (ja) | 1985-02-26 |
JPH0368965B2 true JPH0368965B2 (ja) | 1991-10-30 |
Family
ID=15349542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14389583A Granted JPS6037324A (ja) | 1983-08-08 | 1983-08-08 | 地盤改良工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6037324A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0639780B2 (ja) * | 1986-09-03 | 1994-05-25 | 積水ハウス株式会社 | 建物用地盤改良工法 |
JP2539119B2 (ja) * | 1991-09-04 | 1996-10-02 | 鹿島建設株式会社 | 改良地盤部の構造 |
US5234290A (en) * | 1991-11-04 | 1993-08-10 | Rodney B. Stewart | Prestressed caisson bearing pier and structural foundation device |
JP5026830B2 (ja) * | 2007-03-22 | 2012-09-19 | 鹿島建設株式会社 | 補強コンクリートブロック造壁体 |
-
1983
- 1983-08-08 JP JP14389583A patent/JPS6037324A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6037324A (ja) | 1985-02-26 |
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