JPH0364225B2 - - Google Patents

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JPH0364225B2
JPH0364225B2 JP56037142A JP3714281A JPH0364225B2 JP H0364225 B2 JPH0364225 B2 JP H0364225B2 JP 56037142 A JP56037142 A JP 56037142A JP 3714281 A JP3714281 A JP 3714281A JP H0364225 B2 JPH0364225 B2 JP H0364225B2
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Moritoshi Nagasaka
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/06Arrangements or circuits for starting the arc, e.g. by generating ignition voltage, or for stabilising the arc
    • B23K9/073Stabilising the arc

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は電源電圧や温度の変動などの外乱に対
して出力変動がほとんどなく、しかも溶接中の短
絡とアークとの組り返しによる負荷の急激な変動
に対してもすぐれた過渡応答特性を発揮する直流
溶接電源に関するものである。
<従来の技術> 従来の直流溶接電源には、フイードバツクルー
プを構成しないオープンループ方式と、設定電圧
に出力電圧を帰還し差電圧により出力を決定する
フイードバツクループ方式とが知られている。そ
して、前者のオープンループ方式の電源において
は出力が設定値により一義的に決定されるので負
荷の影響を全く受けることはない。したがつてア
ーク溶接におけるように短絡とアークとの繰り返
しによる急激な負荷変動がある場合においても良
好な過渡応答特性が得られる。しかし電源電圧が
変動するとそれに比例して出力が変動してしま
い、また温度変化によつても制御回路の温度ドリ
フトの影響がそのまま出力に現われるので正確な
出力の制御は期待できない。
これに対して後者のフイードバツク方式におい
ては電源電圧や周囲温度の変化に対しては出力を
常に正確に保つことができるが前述のアーク溶接
におけるような急激な負荷の変動に対しては出力
が不安定になる欠点がある。
短絡とアークとが最も頻繁に繰り返されるシヨ
ートアーク溶接について上記欠点を説明する。第
1図はシヨートアーク溶接時の溶接電圧波形を示
す図であつて同図に示されたAの期間はアークが
発生している期間であり、Bは電極が被溶接物に
短絡している期間であつて短絡電流によつて電極
が加熱されるに従い短絡時の電圧はゆつくり上昇
する。このような変化を示す負荷においてフイー
ドバツク方式の制御を行うと、短絡期間Bにおい
ては出力電圧が極端に低くほぼ零となるので設定
電圧と出力電圧との差は最大、即ち出力過小の信
号を発することになり最大出力に近い値にまで増
大させるべく動作する。このため出力回路には過
大な短絡電流が流れることになり溶接が非常に不
安定となる。これを防ぐ方法として、出力検出回
路にフイルター回路を接続し第1図に示す溶接電
圧波形を平滑して出力の平均値を得てこれを設定
電圧と比較して行うもの、あるいは設定電圧との
比較は第1図に示すような電圧にて行ない、両電
圧の差電圧をフイルター回路を介して平滑化する
方法が提案されている。しかしこのような方法に
おいては、フイルター回路にコンデンサなどの一
次遅れ要素が含まれるために過渡応答がオープン
ループ方式に比べて悪くなり、出力変動時に回復
が遅れてアークが不安定となる。
本発明者は先に上記の欠点を解消し、オープン
ループ方式の過渡特性の良好さと、フイードバツ
クループ方式の電源電圧または温度の変動などの
外乱に対する安定性との両方の長所を備えた直流
溶接電源を提案した。(特公昭51−33511号、特開
昭51−16256号) 第2図は本発明者が先に提案した直流溶接電源
の例を示す構成図である。同図において1は溶接
用電力を得るための第1の出力回路であり、図示
を省略した交流電流から溶接に適した電圧の出力
を得る変圧器11、変圧器11の出力を整流し直
流に変換する整流回路12、整流回路12の出力
をON−OFF制御して出力を調整するトランジス
タやサイリスタなどのスイツチング素子13およ
びこのスイツチング素子13によりパルス状にチ
ヨツパ制御された出力を平滑して脈動分を除去す
るため平滑回路14から構成されている。第1の
出力回路の出力は図示しない制御装置により所定
の速度で溶接部に送給される電極3および被溶接
物4に供給されて溶接アーク5を生ずる。2は第
1の出力回路1と同構成であるが容量の小さな第
2の出力回路であり、第1の出力回路と同様に変
圧器21、整流回路22、スイツチング素子23
および平滑回路24からなる。6は第2の出力回
路に接続されたモデル負荷であり固定の抵抗器が
望ましい。7は出力電圧を設定するための基準電
圧設定回路であり、8はモデル負荷6の端子電圧
を検出するための電圧検出回路である。9は基準
電圧設定回路7の出力と電圧検出回路8の出力と
を比較し差信号を出力する比較器であり、10は
比較器9の出力に対応したパルス幅のパルスを比
較的高い例えば数kHzから10kHz程度の一定の周
波数で発振するパルス幅変調器を利用したスイツ
チング素子13および23の導通量を制御する駆
動回路である。
第2図の装置において、第2の出力回路2は、
クローズドループ方式のフイードバツクループ制
御系を構成している。モデル負荷6の電圧検出回
路8の出力電圧efがフイードバツクされて基準電
圧設定回路7の設定電圧erと比較器9で比較さ
れ、差電圧(er−ef)を得る。駆動回路10はこ
の差電圧によつて定まる幅のパルスを発生しスイ
ツチング素子23をON−OFF制御する。この結
果、平滑回路24を経た出力は基準電圧設定回路
7の設定値に正しく比例する値に保持される。一
方、第1の出力回路には何らフイードバツク系を
有せず、第2の出力回路によつて定まる駆動回路
の出力パルスによりスイツチング素子13の導通
量が定まる。いま駆動回路10の出力パルスによ
つてスイツチング素子23のON時間がt1、OFF
時間がt2であるときスイツチング素子23の出力
電圧の平均値Es2は、整流回路22の出力電圧を
E2とすると、 Es2=t1/t1+t2・E2 となる。ここで平滑回路24によつて定まる定数
をK2としたとき第2の出力回路2の出力電圧
Ed2は、 Ed2=K2・Es2 =K2・t1/t1+t2・E2 ……(1) となる。このとき、第1の出力回路1のスイツチ
ング素子13も同じ駆動回路10の出力パルスで
駆動されるから整流回路12の出力電圧をE1と
したときスイツチング素子13による平均出力電
圧Es1は、 Es1=t1/t1+t2・E1 となる。平滑回路14によつて定まる定数をK1
とすれば、第1の出力回路1の出力電圧Ed1は、 Ed1=K1・ES1=K1・t1/t1+t2・E1 ……(2) となる。(1)および(2)式より Ed1=K1/K2・E1/E2・Ed2 ……(3) となる。
(3)式においてE1/E2は変換器11および21
の出力電圧で決定される。したがつて変圧器11
および21の入力を共通の交流電源から電力を得
るかまたは変圧器21のかわりに変圧器11に変
圧器21にかわる補助巻線を設ければその比であ
るE1/E2は入力電圧の変動には無関係の一定の
値となる。またK1/K2の値は平滑回路14およ
び24の構造により一定である。したがつて第1
の出力回路の出力である溶接電圧Ed1は正しく基
準電圧設定回路7の設定値に比例することにな
る。しかもこの出力電圧は電源電圧や温度が変動
しても第2の出力回路2の特質上、その影響は十
分に補正され、かつ第1の出力回路1自体はオー
プンループ方式の制御系であるため、負荷の急激
な変動に対してもすぐれた応答性が得られる。こ
の結果、総合的に応答性がよく、しかも外乱に対
しても安定した出力特性を有する電源が実現でき
る。
ここでスイツチング素子を用いる理由について
説明する。従来の直流溶接電源においてはその出
力の制御はサイリスタを用いて商用交流電源を位
相制御により調整することが行なわれている。こ
のような位相制御による場合は出力にリツプル分
が非常に多く含まれており、これを溶接に支障の
ない程度に減少させるためにはサイリスタの出力
側に近い遮断周波数のローパスフイルタを設ける
必要がある。そしてこのフイルタ回路を簡略にす
るために三相全波整流、六相半波整流などの多相
整流回路が用いられている。しかし多相整流回路
を用いても商用交流を位相制御する限りはリツプ
ルの存在は皆無にはできず、また制御可能な最少
単位が商用交流波形の半波あるいは多相整流とし
たときはこの数分の1の期間であるので、微細な
出力の調整が困難であつた。また出力電圧をフイ
ードバツクする際にもこのリツプル分が誤差とし
て含まれるので、これを除去するためにフイルタ
ーを用いると、先にシヨートアーク溶接において
クローズドループ制御を行う場合の欠点として述
べたと同様にフイルターに含まれる遅れ要素のた
めに応答性の悪い制御系となつてしまう。
これに対して商用交流を一旦直流に交換した後
にスイツチング素子13および23によりチヨツ
パ制御すると出力の応答性はスイツチング素子以
降の応答性にのみ関係し、これより前、即ち商用
交流から直流を得る間の応答速度とは無関係とな
る。したがつて整流回路12および22には十分
低い遮断周波数のローパスフイルタ設けることが
可能となり、かつまた整流回路自体も単なるダイ
オードによる全位相にわたる整流を行うためリツ
プル分をほとんど含まない直流出力が容易に得ら
れる。もちろんこの整流回路を三相あるいは六相
などの多相整流回路にすればさらに完全な直流が
得られる。しかもこのようにして得られた直流電
圧はスイツチング素子により商用交流の周波数よ
りも十分に高い周波数のパルスでチヨツパ制御さ
れるので、その出力電圧にはこの高い周波数のリ
ツプル分しか含まれない。したがつて平滑回路1
4および24は極く簡単なフイルタで十分にリツ
プルの除去が可能である。さらにこのような簡単
なフイルタ回路は遅れ要素が極めて小であるの
で、フイードバツク制御系を構成する第2の出力
回路の制御系においても何ら影響を与えないか
ら、負荷が固定のモデル負であることとともにフ
イードバツクループ方式の制御にもかかわらず極
めて優れた応答性を有するようになる。
<発明が解決しようとする問題点> ところでスイツチング素子にトランジスタを用
いた場合には過電流に弱く、一度でも最大定格を
越えると永久破壊されることはよく知られてい
る。しかも本発明が対象とするアーク溶接におい
ては、出力端子が実質上短絡される機会が極めて
多く、特にシヨートアーク溶接法においてこの短
絡とアークとが常態的にくりかえされる。またこ
のシヨートアーク溶接法においては短絡発生時の
出力電流の立上り速度および最大電流の値には使
用する電極ワイヤによりそれぞれ適値があり、こ
れがあまり急速であつたり過大な電流となつたり
するとスパツターの発生が増加して溶接が不安定
となるばかりでなくブローホールの発生など溶接
結果に悪影響を及ぼすことが知られている。従来
これらの決定のためには出力回路に直列にリアク
トルを接続し、このリアクトルのインピーダンス
を適当に選定することによつて行なわれていたが
その選定は段階的でありかつその変更も簡単には
行えなかつた。
<問題点を解決するための手段> 本発明においては、これを容易にかつ連続的に
行い得るようにしたもので、上限電流設定回路と
出力電流検出回路とを設けて出力電流が設定値よ
り大となつたときにはこれを検出して電流が過大
となるのを抑制せんとするものである。
<実施例> 第3図は本発明の実施例を示す構成図である。
同図において、1〜24は第2図に示した従来装
置と同様の機能を有するものを示す。31は第1
の出力回路1の出力電流を検出する電流検出器、
32な出力電流の上限値を設定する上限電流設定
回路である。33は電流検出器31の出力Ifと上
限電流設定回路32の出力Irとを比較しIr<Ifと
なつたときに差出力Ir−If=iを発生する電流比
較器である。また9′は基準電圧設定回路7の出
力Erとモデル負荷の端子電圧検出回路8の出力
Efとを比較し差出力Er−Ef=eを得る電圧比較
器である。102は電圧比較器9′の出力に対応
して第2のスイツチング素子23を駆動するため
の第2の駆動回路である。101は電圧比較器
9′の出力eと電流比較器33の出力iとを受け
て両入力信号の合成信号に対応した信号によりス
イツチング素子13の導通量を決定するパルスを
発生する第1の駆動回路である。第2の出力回路
2は第2図に示した実施例と同様に出力電圧Ef
と基準電圧設定器7の設定電圧Erとが比較され
差電圧eにより第2のスイツチング素子23の導
通量が制御されて出力電圧Efを常に設定電圧Er
に比例した値に維持するように動作する。
一方、第1の出力回路1も出力電流Ifが上限電
流設定値Irを超えない間は、電流比較器33から
は何も出力されないから第2図に示した従来装置
と同様に第2のスイツチング素子23と対応した
導通量となるように第1のスイツチング素子13
が制御されて出力電圧を基準電圧設定器7の設定
値Erに比例した値に保つ。
次に出力電流Ifが上限電流設定値Irより大とな
つたときを考える。このとき電流比較器33は両
者の差信号Ir−If=iを出力する。この出力信号
iは電圧比較器9′の出力eお第1の駆動回路1
01において合成される。この合成に際してiの
比率をeに対して十分大としておくか、または電
圧比較器9′の出力eによりスイツチング素子1
3を導通させるパルスの平均流通時間を調整し、
かつ電流比較器33の出力iによりパルスの振幅
を調整するようにしておけば、第1の駆動回路1
01はその内部において略iに対応したパルスを
発生するので第1の出力回路の出力は常に上限設
定器32の設定値Irに比例した値を越えることは
なく、設定電流付近では略定電流特性となる。こ
のときの外部特性を出力電流に横軸に、出力電圧
を縦軸にして第4図のイに示す。
ところで先に説明したような短絡とアークとを
繰り返す行うシヨートアーク溶接法においては必
らずしもこの外部特性が設定値において完全な定
電流特性に近い法がよいとは限らない。即ち短絡
の前後において電圧・電流特性に若干の傾斜を設
けた方が溶接の安定性に有利な場合がある。この
ような場合には、第1の駆動回路101に電圧比
較器9′の出力eおよび電流比較器33の出力i
にそれぞれ零以外の係数aおよびbを乗じて合成
信号(ae+bi)なる信号を得る演算回路を設け
て、この演算結果をパルス幅変調器に入力して第
1のスイツチング素子13を駆動するパルスを得
るようにすればよい。この場合、係数aおよびb
の選定により第4図のロおよびハに示すように出
力電流が上限設定値を越えるまでは完全な定電圧
特性を示すが、出力電流が上限設定値を越えた後
は傾きが(−b/a)を有してスロープ状に変化
する外部出力特性となる。このとき出力電流の最
大値、即ち特性曲線の電流軸との交点Imaxは、
つぎのようにして求めることができる。
制御系のゲインガ十分大であれば、 ae+bi =a(Er-Ef)+b(Ir-If) ≒0 ……(4) となるから、上記(4)式においてEf=0としてお
けば、 Imax=1/b・(aEr+bIr) ……(5) となる。
したがつて係数a、bを適宜に定めることによ
り任意の傾きの外部特性曲線が得られ、そのとき
の短絡電流の値は上記(5)式によつて求められる。
この場合、短絡電流Imaxの値をスイツチング素
子13の安全定格電流以内に定めることはもちろ
んである。
上記第3図の実施例においては、スイツチング
素子の駆動回路101および102は入力信号に
対応した幅のパルスを圧定周波数で発生するパル
ス幅変調器を利用するものとして説明したがこれ
ら駆動回路は上記に限られるものではなく、パル
ス幅は一定で入力信号に対応した周波数のパルス
を発生する電圧制御発振器を利用しても同様の目
的は達成できる。また、これら駆動回路の第1の
スイツチング素子との間をフオトカプラにより光
電的に結合すれば強電流回路である第1の出力回
路と弱電流回路である第2の出力回路との唯一の
接合点を完全に絶縁することができるので外部ノ
イズの影響を皆無にできる。またこのようにする
ことによつて弱電流回路への強電流信号の混入を
完全に防止でき安全性および信頼性を飛躍的に向
上させることができる。
さらに溶接条件は使用する溶接電極に対応して
一義的に定まることが多いので出力電流の上限値
を制限する機能をも兼ね備えた本発明において
は、上限電流値を他の溶接条件例えば出力電圧の
設定値に連動させたり、または電極の送給速度に
よつて溶接電流が定まることから溶接電極の送給
速度設定値に連動させることによつて出力設定動
作の一元化が可能となる。この場合、上限電流設
定器は基準電圧設定値や溶接電極の送給速度設定
器の出力を受けてこれに対応した出力を得る係数
器を上限電流設定回路として用いればよい。
<発明の効果> 以上のように本発明の直流溶接電源において
は、負荷の急変に対する過渡特性はオープンルー
プ方式の特長である優れた応答性を有し、電源電
圧、温度その他の外乱に対してはフイードバツク
ループ方式の特長である優れた精度を有し、しか
も出力の調整を商用交流を整流回路により直流に
変換した後、スイツチング素子によりON−OFF
制御するチヨツパ制御により行うので、このチヨ
ツパ周波数の商用交流の周波数にくらべて十分高
い値に設定することにより出力の平滑が極めて容
易に行えるので出力中のリツプルの除去は容易に
行える。しかもこの平滑のための回路の時定数は
極く短いもので十分であるのでフイードバツクル
ープの応答性も通常の商用周波を位相制御する従
来例に比べて極めて良好となる。さらに設定され
た上限値以上に出力電流が増加したときは、上限
値に制限されるかまたは一定のスロープで出力電
圧電流特性が垂下するので、出力短絡が頻繁に発
生するアーク溶接においてもスイツチング素子が
過電流で破壊されることがなく、またアーク溶接
に適した短絡時の電流変化特性を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1はシヨートアーク溶接時の溶接電圧の変化
の様子を示す図、第2図は従来の装置の例を示す
構成図、第3は本発明の実施例を示す構成図、第
4図は第3図の実施例によつて実現される本発明
の溶接電源の外部出力特性図である。 1……第1の出力回路、2……第2の出力回
路、6……モデル負荷、7……基準電圧設定回
路、8……電圧検出器、9……比較器、9′……
電圧比較器、10……駆動回路、11,21……
変圧器、12,22……整流回路、13,23…
…スイツチング素子、31……電流検出器、32
……上限電流設定回路、33……電流比較器、1
01……第1の駆動回路、102……第2の駆動
回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 交流電源から溶接に適した電圧の出力を得る
    変圧器と、前記変圧器の出力を整流して直流出力
    を得る整流回路およびスイツチング素子を用いて
    溶接負荷に電力を供給する第1の出力回路と、前
    記第1の出力回路と同構成で略固定のモデル負荷
    に出力を供給する小容量の第2の出力回路と、前
    記第2の出力回路の出力電圧を設定するための基
    準電圧設定回路と、前記モデル負荷の端子電圧を
    検出する電圧検出回路と、前記基準電圧設定回路
    の出力電圧と前記電圧検出回路の出力電圧とを比
    較し差電圧eを得る電圧比較器と、出力電流の最
    大値を設定する上限電流設定回路と、出力電流検
    出器と、前記出力電流検出器の出力信号が前記上
    限電流設定回路の出力信号を超えて大となつたと
    きに両信号の差に応じた信号iを出力する電流比
    較器と、前記電圧比較器の出力と電流比較器の出
    力との合成信号に対応した信号により前記第1の
    出力回路のスイツチング素子の導通量を制御する
    第1の駆動回路と、前記電圧比較器の出力信号に
    より前記第2の出力回路のスイツチング素子の導
    通量を制御する第2の駆動回路とを具備した直流
    溶接電源。 2 前記第1の駆動回路と前記第1の出力回路の
    スイツチング素子とは、フオトカプラにより結合
    した特許請求の範囲第1項に記載の直流溶接電
    源。 3 前記第1および第2の駆動回路は、入力信号
    に対応した幅のパルスを一定周期で発生するパル
    ス幅変調器である特許請求の範囲第1項または第
    2項に記載の直流溶接電源。 4 前記第1および第2の駆動回路は、入力信号
    に対応した周波数のパルスを一定のパルス幅で発
    生する電圧制御発振器である特許請求の範囲第1
    項または第2項に記載の直流溶接電源。 5 前記第1の駆動回路には、前記電圧比較器の
    出力eに係数a(ただしaは零以外の任意の数)
    を乗じ、前記電流比較器の出力iに係数b(ただ
    しbは零以外の任意の数)を乗じ、合成出力
    (ae+bi)を得る演算回路を含む特許請求の範囲
    第1項ないし第4項のいずれか一つに記載の直流
    溶接電源。 6 前記上限電流設定回路は、前記基準電圧設定
    器の出力信号を受けて設定信号に対応した信号を
    出力する回路である特許請求の範囲第1項に記載
    の直流溶接電源。 7 前記上限電流設定回路は、別途用意される溶
    接電極送給速度制御装置から送給速度設定信号を
    受けて設定信号に対応した信号を出力する回路で
    ある特許請求の範囲第1項に記載の直流溶接電
    源。
JP3714281A 1981-03-13 1981-03-13 Dc welding electric power source Granted JPS57152370A (en)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5116256A (ja) * 1974-07-31 1976-02-09 Osaka Transformer Co Ltd Chokuryuaakuyosetsudengen

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5116256A (ja) * 1974-07-31 1976-02-09 Osaka Transformer Co Ltd Chokuryuaakuyosetsudengen

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