JPH0354904Y2 - - Google Patents

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JPH0354904Y2
JPH0354904Y2 JP12092584U JP12092584U JPH0354904Y2 JP H0354904 Y2 JPH0354904 Y2 JP H0354904Y2 JP 12092584 U JP12092584 U JP 12092584U JP 12092584 U JP12092584 U JP 12092584U JP H0354904 Y2 JPH0354904 Y2 JP H0354904Y2
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JP
Japan
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sheet
steel pipe
stopper
head
steel
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JP12092584U
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JPS6135829U (ja
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、道路標識、ガードレール、ガードポ
ール、灯具などの鋼製支柱およびパイプラインな
どの防食被覆に関するものである。
従来技術 一般に、道路標識、ガードレールなどの鋼製支
柱は、その外面に防食塗装が施され、下部が基礎
のコンクリートに埋め込み固定されている。
従来技術の問題点 しかし、この鋼製支柱は路上に暴露されている
ために、接触、衝突、衝撃等によつて塗膜に傷を
受けやすく、また、コンクリートとの境界付近は
マクロセル腐食が生じやすいという欠点があり、
これらが鋼製支柱の美感を損うとともに寿命を短
縮する原因ともなつていた。
本考案の目的 本考案は、このような問題点に立脚し、防食層
と保護層との組み合せにより、長期にわたつて鋼
製支柱の機能を維持させるとともに、特製の止具
を用いて保護カバーの取付をきわめて簡単にした
被覆鋼製パイプを提供することを目的とするもの
である。
本考案の構成及び作用 本考案の実施例を図面を基に説明する。
第1図は本考案パイプの一つである道路標識用
鋼製支柱の部分概略図である。1は鋼製支柱であ
り、基礎コンクリート2に埋め込み固定されてい
る。この支柱1の下部外周には、防食層3が施こ
され、さらにその外周には保護層4が巻装され、
止具5によつて鋼製支柱1に固定されている。6
は、コンクリート2と保護層4との隙間を埋める
防食充填材である。
保護層4には、柔軟でかつ弾性を有する材質、
たとえば、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ABS樹脂などのプラスチツクのシート4′が用い
られ、その厚さは■5〜2mmが適当である。
上記シート4′は第2図に示すように、両端部
7,8が互に反対方向に折り曲げられ、それぞれ
貫通用の孔9,10が設けられ、さらに、端部
7,8に相対するシートにもそれぞれ貫通用の孔
11,12が設けられている。これら孔9,1
0,11,12は、止具5の頭部より小さく、頭
部が最小に変形した状態より大き孔径を有するこ
とが必要である。
防食層3には、粘着性、揆水性、不透水性など
の防食性ならびに電気絶縁性を有する防食材3′
たとえばペトロラタム系、シリコン系のものが用
いられる。
防食層3′は、ペースト状あるいはシート状と
して、鋼製パイプに直接塗布あるいは貼着するこ
ともできるが、シート4′の内側に予め塗布ある
いは貼着する方が好ましい。
止具5は、シート4′と同様な弾性を有する材
質のものが選ばれ、その形状は第3図に示すよう
に半球状の頭部13とその下部の内側に連続した
胴部14とこれらを支える円板状の基部15とか
ら構成され、頭部13の中央から胴部14にかけ
てスリツト16が設けられている。
つぎに、第4図を用いて本考案パイプの被覆方
法について説明する。予めペトロラタム系防食材
3′が塗布された厚さ、1.0mmのポリエチレンシー
ト4′の一方の貫通孔11(径13mm)に、1.5mm幅
のスリツトが十字状に設けられた頭部(径14mm)
を有するポリエチレン製の止具5を嵌め込み、こ
のシート4′を直径100mm鋼製支柱1にかぶせた
後、シート4′の両端に設けられた折り曲げ部7,
8をかみ合わせると共に、止具5の頭部13を貫
通孔10,9,12で押圧して、変形貫通される
ことによつて、シート4′を支柱1に締め付け固
定する。
本考案パイプは、道路標識用支柱の他に、ガー
ドレール、ガードポール、灯具などの鋼製支柱お
よびパイプラインなども含まれる。
本発明の効果 本考案の被覆パイプは長期にわたつて防食効果
が優れていることはもちろん、保護シートの締付
部がフランジ式に比べて突起部分がきわめてすく
ないので、足をぶつけたり、衣服を引つかけたり
することがなく、また、ボルトを用いる場合より
作業が敏速に行なえるので作業時間が短縮され、
路上作業員の危険度が減少する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案パイプの部分概略図、第2図
は、保護シートの概略図、第3図は、止具の概略
図、第4図イは締付部分の締付前の部分断面図、
第4図ロは、その締付後の部分断面図である。 1……鋼製ポール、3……防食層、3′……防
食材、4……保護層、4′……保護シート、5…
…止具、7,8……保護シートの両端折り曲げ
部、9,10,11,12……貫通用孔、13…
…止具の頭部、16……スリツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 両端部が互に反対方向に折り曲げられた保護
    シートを鋼製パイプに防食層を介して被覆し、
    これら折り曲げ部を互にかみあせると共に、折
    り曲げ部とその対面部の上記シートにそれぞれ
    設けられた貫通孔に、頭部が変形可能な止具を
    貫通させることによつて上記シートが固定され
    た被覆鋼製パイプ。 2 保護シートがプラスチツクである実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の被覆鋼製パイプ。 3 止具の頭部に十字状のスリツトが設けられた
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の被覆鋼製
    パイプ。
JP12092584U 1984-08-08 1984-08-08 被覆鋼製パイプ Granted JPS6135829U (ja)

Priority Applications (1)

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JP12092584U JPS6135829U (ja) 1984-08-08 1984-08-08 被覆鋼製パイプ

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JP12092584U JPS6135829U (ja) 1984-08-08 1984-08-08 被覆鋼製パイプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6135829U JPS6135829U (ja) 1986-03-05
JPH0354904Y2 true JPH0354904Y2 (ja) 1991-12-05

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JP12092584U Granted JPS6135829U (ja) 1984-08-08 1984-08-08 被覆鋼製パイプ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4992915B2 (ja) * 2008-10-02 2012-08-08 泰夫 柿崎 防食処理を施して支柱を固定する方法と防食処理に使用する筒状スリーブ
ES2543372B1 (es) * 2015-02-11 2016-03-01 Juan RUIZ GALLEGO Método de reparación y protección de fustes metálicos de mobiliario urbano

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JPS6135829U (ja) 1986-03-05

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