JPH03505658A - 斜方向の画像アーティファクトを減じるためのテレビジョン信号処理システム - Google Patents

斜方向の画像アーティファクトを減じるためのテレビジョン信号処理システム

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JPH03505658A JP1503291A JP50329189A JPH03505658A JP H03505658 A JPH03505658 A JP H03505658A JP 1503291 A JP1503291 A JP 1503291A JP 50329189 A JP50329189 A JP 50329189A JP H03505658 A JPH03505658 A JP H03505658A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 斜方向の画像アーティファクトを減じるためのテレビジョン信号処理システム (発明の背景) この発明は、例えばフレーム内信号処理技法を採用したシステムによって表示さ れる画像中の不所望な斜方向の(ダイアゴナル)画像アーティファクトを大幅に 減少させ、あるいは、排除するための装置に関する。 従来のテレビジョン受像機1例えば米国その他で採用されているNTSC放送方 式に従う受像機では、アスペクト比(表示画面の輻対高さの比)が4対3である 。最近、テレビジョン受像機に2対l、16対9あるいは5対3というような高 いアスペクト比を採用することに関心が高まっているが、これは、従来のテレビ ジョン受像機の4対3のアスペクト比よりも、上記のようなより高いアスペクト 比の方が人間の目のアスペクト比にほぼ近似あるいは等しいためである。5対3 のアスペクト比を持つビデオ情報信号は、この比が映画フィルムのアスペクト比 に近似し、従ってこのような信号が画像情報を切詰めることなく送受信すること ができる。しかし、従来のシステムに比して大きなアスペクト比の信号を伝送す るだけのワイドスクリーン・テレビジョン・システムは通常のアスペクト比の受 像機と両立せず、これがワイドスクリーン・システムの普及を困難にしている。 従っ′C2通騎のテレビジョン受像機と両立する(コンパチブルな)ワイドスク リーン・システムを得ることが望まれている。このようなシステムの1つが、1 988年11月1日付けてエム・ニー・イスナルディ(M、A、 l5nard i)氏に発行された「ワイドスクリーン・テレビジョン・システムにおける高周 波数端部情報を処理するための装ji(Apparatus for Proc essing High Frequency  EdgeInformati on  in  A  Widescreen  Te1evision  S ystem)J  という名称の米国特許第4,782,383号に開示されて いる。 さらに、このような両立性ワイドスクリーン・システムに1表示画像の鮮明度を 高めあるいは良好にする手段を設けて、画像細部を高めるようにすることが望ま れる。 例えば、高鮮明度テレビジョン(HDTV)システムに、順次に走査される画像 (順次走査画像)を供給する装置を含ませることかてきる。この形式のシステム は、アイ・イー・イー・イー トランザクション・オン・ブロードカースティン グ(1,E、 E、 E、 Transactions onBroadcas ting)第B C−33巻、第4号、1987年12月、116〜123頁の エム・ニー・イスナルデー((M、 A、 l5nardi)氏姓による論文r ACTVシステムにおけるコンパチビリティと再生性とを得るような符号化法( Encoding forCompatibility and Recove rabiliLy in The ACTVJに開示されている。このイスナル ディ氏外によって開示されたシステムては、信号を時間圧縮し、また、中央パネ ル及び側部パネルの画像情報をフレーム内処理している。 ビデオ画像情報をフレーム内処理すると、対角線方向の端部解像度か低下し、ま た、不所望な鋸歯状の(jagged)斜方向アーティファクトが生じることが 観察されている。この発明の原理によれば、斜方向の画像アーティファクトを減 少させる装置が開示される。 (発明の概要) この発明の原理による装置は1例えばフレーム内信号処理のために不所望な鋸歯 状対角線方向アーティファクトを呈する可能性のあるビデオ信号を適応処理する (adaptively process)するための手段を含んでいる1例示 したこの発明の推奨実施例においては、エンコーダにおいて、動き(運動)を持 つ画像を表わす情報が、例えば、1.5 MHz以上のある与えられた周波数範 囲にわたワてフレーム内平均(intraframe average)される 、動き(運動)のない画像を表わす情報は、ある与えられた周波数範囲にわたっ てフィールド繰返し処理を施される。 デコーダにおいては、動きのない画像を表わす情報は上記与えられたフィールド 繰返し周波数範囲にわたってフレーム繰返し処理され、一方、動きのある画像を 表わす情報はそのままとされる。エンコーダとデコーダにおける動きのある画像 情報と動きのない画像情報の適応処理は、フィールド差情報を含みかつ画像の動 きの力無を表わす補助信号成分に応答して制御される。 ここに開示する装置は、フレーム内信号処理、例えば平均技法を採用した両立性 ワイドスクリーン高鮮明度テレビジョン・システムによって記述されている。ワ イドスクリーン高鮮明度テレビジョン信号は、中央パネル情報と時間圧縮された 側部パネル情報とを含む主たる第1の成分と、側部パネル情報とを含んでいる補 助の第2成分とを含む複数の成分を有する。主成分においては、中央パネル情報 のみがフレーム内処理される。開示した両立性ワイドスクリーン高鮮明度テレビ ジョン・システムでは1元の高解像度順次走査ワイドスクリーン信号は4つの成 分を含むように符号化される。これら4つの成分は別々に処理された後に単一の 信号伝送チャンネル中て再組合わせされる。 第1の成分は、4対3の標準アスペクト比を持つ主たる2対l飛越走査型信号で 2この成分は4対3のアスペクト比の有効線時間のほぼ全部を占めるように時間 伸張されたワイドスクリーン信号の中央部と、左右の水平画像過走査(オーバス キャン)領域中に時間圧縮されて標準テレビジョン受像機においては表示面の視 野から隠される側部パネル水平低周波数情報とを含む、この成分の中央部のみが 、ある与えられた周波数以上でフレーム内平均される。 第2の成分は、それぞれ有効線時間の半分に時間伸張された左右の側部パネル高 周波数情報を含む補助の2対l飛越信号で、このように伸張された側部パネル情 報は実質的に全有効線時間を占める。この成分は、第1の成分の中央部と同じ期 間を占めるように「マツピング(map) Jされ、フレーム内平均される。 第3の成分は、ワイドスクリーン信号源から引出され、約5.0 MHzないし 6 、0 M I(zの高周波数水平ルミナンス細部情報を含む補助の2対1飛 越信号である。この成分も、第1の成分の中央部と同一の期間を占めるように「 マツピング」され、フレーム内平均されている。フレーム内平均された第2と第 3の成分は、フレーム内平均された第1の成分と合成される位相制御された交番 副搬送波を直角変調する。 第4の成分は、ワイドスクリーン高鮮明度テレビジョン受像機における失われた 情報の再構成を助けるための、時間的フィールド差ルミナンス細部情報を含む補 助の2対1飛越「ヘルバ」信号である。この第4の成分は、ここに開示する適応 影信号処理装置が応答して、不要な斜方向画像アーティファクトを減じるように 働く画像情報を含んでいる。 ワイドスクリーン高鮮明度テレビジョン受像機でけ、上記4成分を含む合成信号 がその構成要素の4成分に復号され、その復号された成分は各別に処理されて高 解像度の画像表示ワイドスクリーン信号の発生に用いられる。 第1図はこの発明による装置を含む両立性ワイドスクリーン高鮮明度テレビジョ ン・エンコーダ・システムの概略図である。 第1a図はここに開示したシステム用のエンコーダの詳細ブロック図である。 第ib図ないし第1e図はここに開示したシステムの動作の理解を助ける図面を 含む。 第2図ないし第5図はここに開示したシステムの動作の理解を助ける信号波形お よび図面を示す。 第13図はワイドスクリーン高鮮明度テレビジョン受像機のデコーダ装置の一部 のブロック図である。 第6図ないし第12図および第14図ないし第27図はここに開示したシステム の種々相を詳細に示す。 例えば5対3の大アスペクト比の画像を例えばNTSC方式のような標準の放送 チャンネルを通じて送信しようとするシステムは、4対3の標準アスペクト比の 表示で観測される画質の低下を大幅に減じ、または除去しつつ、ワイドスクリー ン受像機による高品質の画像表示を達成する必要がある0画像の側部パネルに信 号圧縮技法は標準のNTSCテレビジョン受像機表示の水平過走査領域を利用す るものであるか、再構成されたワイドスクリーン画像の側部パネル領域の画像解 像度が犠牲になる可能性かある0時間の圧縮は周波数域の拡張をもたらすから、 ワイドスクリーン信号に要する帯域幅より狭い帯域幅を示す標準のテレビジョン チャンネルの処理では、低周波数成分だけか生き残る。従って、両立性ワイドス クリーン信号の圧縮された側部パネルかワイドスクリーン受像機で伸張されると 、対策を講じない限り、表示されたワイドスクリーン画像の中央部と側部パネル の間に解像度または高周波数成分に顕著な差が生しる。この顕著な差は低周波数 の側部パネル情報は回復されるが、ビデオチャンネルの帯域制限作用により高周 波数情報が失われるためである。 第1図のシステムでは、第1a図に示す更に詳細なシステムと共通の素子を同じ 参照番号で表わしである。第1図に示すように、左右と中央のパネル情報を持つ もとの順次走査型ワイドスクリーン信号は、4つの個別符号化成分を発生するよ うに処理される。これ等の4成分は上述したが、第1図には絵図的に示されてい る。第1成分(時間伸張された中央部情報と時間圧縮された側部の低周波数情報 を含む)の処理は、得られるルミナンス帯域幅がこの例では4.2 MHzのN TSCルミナンス帯域幅を超えないようにする。この信号は標準NTSCフォー マットで色符号化され、そのルミナンス成分とクロミナンス成分は(例えば、フ ィールド櫛型濾波器を用いて)予め適当に濾波され、標準NTSC受像機とワイ ドスクリーン受像機の双方のルミナンス・クロミナンス分離を改善する。 第2の成分(側部パネルの高周波数情報)の時間伸張は、その水平帯域幅を約1 .16 M)Izに減少させる。この成分は、主信号(第1t、分)と空間的に 関係付けられていない(非相間々係にある)ので、後述のように標準NTSC受 像機においてはそれが見えないようにマスクするため特別の注意が払われる。 第3成分の伸張された5、0乃至6.0 MHzの高周波数ルミナンス情報は、 さらに処理される前に、先ず0ないし1.0 MHzの周波数範囲まで、引下げ るように周波数変移させる。 第4成分(時間フィールド差ヘルバ))は、これを主信号成分に関係付けてその 標準NTSC受像機での可視性をマスクするために、標準4対3フオーマツトに マツプされ、帯域幅が水平に750 KHzまで制限される。 後で詳しく述べるように、第1、第2および第3の成分はフレーム内平均器38 .64および76(垂直一時間(V−T)フィルタ型)によって処理され、ワイ ドスクリーン受像機における主信号成分と補助信号成分との間のV−T漏話をな くする。第1成分の中央パネル情報は約1.5 MHz以上においてフレーム内 平均化処理される。第2および第3のフレーム内平均化された成分XおよびZは 、ブロック80で、フィールド交番(反転)位相を持つ3.108 MHzの交 番副搬送波ASCを直角変調する前に、非線形に振幅圧縮される。このブロック 80からの変調された信号Mは加算器40で、フレーム内平均された第1成分N と加算される。得られた信号は帯域幅4.2 Mtlzのベースバンド信号NT SCFで、フィルタ79からの低域濾波された750にHzの第4rIt分YT Nと共にブロック57でRF画像搬送波を直角変調して、標準帯域幅の単一放送 チャンネルを介して標準N T S C受像機または順次走査型ワイドスクリー ン受像機に伝送し得るNTSCvq用RF信号を生成する。 第1成分に時間圧縮を行なうと、低周波数の側部パネル情報を完全に標準NTS C信号の水平過走査領域に押込むことが出来る。第2成分の高周波数の側部パネ ル情報と第3成分の高周波数ルミナンス細部情報は、後述のようにブロック80 に関係する交番副搬送波直角変調技法を用いることにより標準受像機には無縁な 形で、ビデオ伝送チャンネル内で標準NTSC信号とスペクトルを共有する。標 準NTSC受像機で受像したときは、主信号(第1成分)の中央パネル部分だけ が見られる。第2j5よび第3の成分は低振幅の干渉パターンを生成することが あるが、そのパターンは通常の観測距離において、画像制御器を通常の設定状態 にした場合には感知されない。第4成分は同期ビデオ検波器を持つ受像機では完 全に除去される。包結線検波器を持った受像機では、この第4成分は処理される が、主信号と相関されるので感知されない。 主信号(第1成分)は約52マイクロ秒の標準NTSC有効水平線期間を持って いる。この成分の約1.511Hzより上の高周波数情報だけがフレーム内平均 される。この成分の時間圧縮された側部パネル低周波数情報はフレーム内平均化 処理を受けない、主成分に上記の様な選択的なフレーム内処理を行なうと、主信 号の圧縮された側部パネル情報をフレーム内平均したときに再構成画像中に生成 される。ジャギーとも呼ばれる不都合な斜方向の鋸歯状のアーティファクトを除 去されて、斜方向の側部パネル画像情報の解像度が改善される。 この点に関して、主信号成分の側部パネル低周波数情報は、約6の側部圧縮係数 (SCF)で時間圧縮されていることに注意すべきである。もしこの様に時間圧 縮されている情報を、画像構成のため受像機で時間伸張される前にフレーム内平 均すると、再構成された側部パネル画像情報は鋸歯状の対角線を呈する。その理 由は、フレーム内平均化が始まる水平周波数が中央部パネルのそれよりも大体S CF倍低くなるからである。フレーム内平均化作用か行なわれる周波数が減少す るにつれて、対角線(斜)の画像情報の歪(鋸歯状化)は増大する。たとえば、 もし主信号が1.58 Mtlzより上の周波数でフレーム内平均されかつ第1 成分の側部パネル低周波数情報がSCF値6で時間圧縮されていると、側部パネ ル情報のフレーム内平均はより低い周波数250 KHz  (L、S MHz  / 5CF)で開始され、そのため斜方向に鋸歯状歪が生ずることになる。こ の斜方向の鋸歯状歪は再構成された側部パネル領域では可成り目立つものである 。第1成分は時間圧縮された側部パネル領域てはフレーム内平均されないから、 それらの領域にお4フる元の全周波数域(0〜700KHz )は、斜方向の鋸 歯状アーティファクトによる歪かなく、充分な縦方向解像度を維持している。し かし、中央パネル領域において成分lに対して施されるフレーム内平均は、成分 2と3に対して行われるフレーム内平均と同様に、不所望な鋸歯状の斜方向のア ーティファクトを生じる可能性かあるが、この斜め方向のアーティファクトは後 述するように、減じられる。 左右の側部パネル高周波数情報を含んでいる成分2は、第1成分の中央部パネル 部分と同じ時間期間を占めるようにマツプされる。従って、この左右側部パネル の高周波数情報(highS)は中央部パネル領域全体を満たすように時間伸張 され、そのため第2成分は、第1成分の中央パネル部分の水平走査期間に一致す る約50マイクロ秒の有効水平走査期間を呈する。この目的のために、その側部 伸張係数(SEP)の値は、第2成分の左右側部パネル情報を52マイクロ秒の 全有効線時間に伸張するに必要なSEF値約4.49に比べて、約4.32であ る。 主成分である第1成分と補助成分である第2および第3成分にフレーム内処理が 行なわれているので、第2と第3の成分は共に中央パネル領域中にマツプされる 6次に説明するが、フレーム内平均化は、2つの予め組合わされている信号成分 、この例でいえば主信号Nと補助の変調された信号Mのような成分、の分離を容 易にする処理である。第1成分のフレーム内処理の範囲は50マイクロ秒の中央 パネル領域のみに及ぶように狭められているので、変riJ成分2と3(第2成 分と第3成分)のマツピングはそれと同様に中央パネル領域たけに及ぶように変 形される。 前述のように、第3成分は、拡がっている水平ルミナンス情報を50マイクロ秒 に線形時間圧縮することによって、中央部パネル期間と一致するようにマツプさ れる。 第3成分を52マイクロ秒から50マイクロ秒に時間圧縮することは、主成分( 第1成分)との空間的な相関性を成程度犠牲にするが、より大事なことは再構成 される画像の中央および側部パネル領域か確実に同様な水平解像度を呈すること になるという点である。第1成分と第3成分の空間的相関性は、交番副搬送波と 主信号との間の漏話による作用をマスクするために望ましいことであるが、交番 副搬送波は第2成分の形の非相関情報を既に含んでいるので、第3成分の完全な 空間的相関性を維持することの重要性は低くなっている。第3成分で放棄した空 間的相関性の量は、無視できる程度のものであり、また中央および側部パネルの 水平解像度か同程度になるという結果から見て余り問題になる程のものではない 。第4成分はフレーム内平均されず従って変化を受けない状態を維持し、主信号 と同じ52マイクロ秒の有効線時間を示す。 デコーダにおいては、第13図に関連して後述するように、信号MとNを分離す るために中央部パネル領域についてのみフレーム内処理が行なわれる。成分Mを 復調して構成JR1分である第2と第3成分を得た後、第2、第3の青成分はそ の元の時間帯にマツプされる。すなわち52マイクロ秒の全有効期間を占めるよ うにされる。 第1b図は、ここに開示された高鮮明度ワイドスクリーンテレビジョン・システ ムの補助情報を含むRFスペクトルを標準NTSC方式のRFスペクトルと比較 して示す。ここに開示したシステムのスペクトルでは、側部パネルの高周波数情 報と余分の高周波水平ルミナンス細部情報が、3.108 MHzの交番副搬送 波(ASC)周波数のそれぞれの側に約1.16 KHz広がる。垂直一時間ヘ ルバ信号情報(第4成分)は主信号の画像搬送波周波数のそれぞれの側に750  KHz広がる。 順次走査型ワイドスクリーン受像機はもとの順次走査型ワイドスクリーン信号を 再構成する装置を含んでいる。標準のNTSC信号に比して、この再構成された ワイドスクリーン信号は標準のNTSC解像度をもつ左右の側部パネルと、とく に画像の静止部におい“C優れた水平垂直のルミナンス細部情報を持つアスペク ト比4対3の中央部パネルを有する。 第1.第2、第3および第4の信号成分の発生と処理に関する信号処理技法は2 つの基本的な条件に支配される。その条件とは、現存の受像機との両立性と、そ の受像機における再現性である。 完全な両立性とは、現存の標準受像機が特別な付属設備なしで高鮮明度ワイドス クリーン・テレビジョン信号を受信して標準の表示を生じるような、受像機と送 信機の両立性を意味する。この意味での両立性は、例えば。 送信機の画像走査フォーマットが受像機の画像走査フォーマウドと実質的に等し いかその許容公差内にあることを要求する。また、両立性は、標準の受像機で表 示したとき、余分の非標準成分が物理的または知覚的に隠されねばならぬことを 意味する。この後者の意味での両立性を達成するため、開示したシステムは次の 技法を用いて補助成分を隠している。 上述のように、側部パネルの低周波数成分は物理的に標準の受像機の通常の水平 過走査領域内に隠蔽される。 この側部パネルの低周波数成分に比して低エネルギの成分である第2成分と通常 は低エネルギの高周波数細部信号である第3成分は振幅圧縮され、飛越周波数( 水平線周波数の1/2の奇数倍)である1、108 MHzの交番副搬送波上に 直角変調される。その交番副搬送波の周波数、位相及び振幅は、変調された交番 副搬送波信号の可視度か1例えば、交番副搬送波の位相が、クロミナンス副搬送 波と異なり、隣接フィールド間て180度交番するようにその位相を制御するこ とにより、出来るだけ減じられるように選ばれる。変調された交番副搬送波成分 は完全にクロミナンス通過帯域(2,0〜4.2 MHz )内にあるか、正常 レベルの色飽和度では人間の目に知覚されないフィールド周波数の相補色フッツ カとして表示されるから、知覚的には隠されている。また、振幅変調前の変調成 分の非線形振幅圧縮は、瞬時振幅オーバーシュートをより低い許容レベルまで減 じる利点かある。 第3成分は、第1成分の中央情報部分に対して空間的に相関しているか、第1成 分の左右情報部分に対する空間的相関度はこれより幾分か少ない、これは後述の ようにフォーマット・エンコーダにより行われる。 第4成分即ち「ヘルバ」信号も、標準の4対37オーマウトと合うように中央パ ネル情報を時間伸張して、その第4成分を主信号と空間的に相関させることによ り、隠蔽される。第4成分は、同期検波器を持つ標準の受像機ては除去され、ま た第4成分は主信号と空間的に相関しているのて包絡線検波器を持つ標準の受像 機では隠蔽される。 順次走査型ワイドスクリーン受像機における第1、第2および第3の成分の再生 (リカバリー)は、送信機と受像機におけるフレーム内平均化処理を利用するこ とによって達せられる。この処理は、第1図および第1a図の送信機系の素子3 8.64.76に関連し、また後述のように受像機の関連素子に関係する。フレ ーム内平均は、後で、例えばフィールド記憶装置により、画像表示信号の場合は 運動かあるときでも垂直一時間(V−T)漏話なく、効率よく正確に再生するこ とが出来るように組合わせるように、視覚的相関性を持つ2つの信号を調整する 信号調節技法の1つである。 この目的に使用される信号調節技法の形式は、基本的に、フィールドを基準とし て2つの信号を同一にすること、すなわち1フイールド離れて同一値を持つ2つ のサンプルを生成することを含むものである。フレーム内平均は、上記の目的を 達成するのに便利な方法であるが、また別の方法を使うこともできる。フレーム 内平均化処理は、基本的には、線形の時間変化デジタル前N1!波処理と後段濾 波処理であって、可視的に相関する2つの合成された信号を確実に正確に再生す る技法である。水平漏話は、送信機エンコーダの水平前置濾波器と、受信機デコ ーダの後置濾波器の間の保護帯により防止される。 フレーム内平均処理は、対をなす(グループを形成する)画素処理の1形態であ る0時間域におけるフレーム内乎均処理は第1c図に略示されるが、ここでは、 互いに262H離れた画素(A、BおよびC,D)を平均することにより、対を なすフィールドが同一にされているゆ6対をなすグループ毎にもとの値がこの平 均値に置換されている。第1d図は第1図のシステムに関するフレーム内平均処 理を示している。第2成分および第3成分から始まって、!フレーム内で互いに 262H離れた画素の対が平均化され、もとの画素値の代りに平均値(例えば、 Xl、X3およびZl、Z3)が用いられる。この垂直時間(V−T)平均化処 理は一つのフレーム内で起こり、フレーム相互の境界線を跨ぐことはない、第1 成分の場合は、より低周波数の垂直細部情報を損なわないように、約1.5 M Hz以上の中央パネル情報だけについてフレーム内平均が行われる。第1成分と 第2成分の場合には、全クロミナンス帯域を通じてルミナンス成分yとクロミナ ンス成分Cを含む合成信号についてフレーム内平均か行われる。 252H離れ た画素は色副搬送波に対して「同相」であるから、合成信号のクロミナンス成分 はフレーム内平均化処理において生残る。新しい交番副搬送波の位相は262H 離れた画素に対して完全に離相するように制御されているから、クロミナンス副 搬送波の位相とは異なっている。従って、第2成分と第3成分が(直角変調後) ユニット40て第1成分に加えられると、262H離れた画素は、1.5 MH z以上の主合成信号のサンプルをM、補助変調信号のサンプルをAとするとき、 (M+A)と(M−A)の形を持つ。 フレーム内平均により、運動のあるときても垂直時間漏話が実際上なくなる。こ のように、フレーム内平均化処理は262H離れて同一のサンプルを生成する。 受像機において、後述のようにフレーム内で262H離れた画素サンプルを処理 することにより、これ等のサンプルの内容を正確に、即ち漏話なく再生して主信 号と補助信号の情報を再生することは簡単なことである。視覚的に高度に相関す るもとの情報はフィールド間で実質的に同じに作られているから、受像機のデコ ーダ内ではフレーム内平均されたもとの情報を、フレーム内平均化および差引き 処理を利用することにより実質的に完全に再生することが出来る。 また、受像機では、RFチャンネルが同期RF検波器を用いて直角変調され、こ れにより第4成分が他の3成分から分離される。第13図について後述するよう に、第1成分を変調されている第28よび第3の成分から分離するにはフレーム 内処理が用いられ、また第2成分と第3成分を分離するには直角復調が用いられ る。 4成分が再生されると1合成信号がNTSC方式に復号され、ルミナンス信号と クロミナンス信号に分離される。全成分について逆マツピングを行なってワイド スクリーンのアスペクト比が回復され、側部パネル高周波数情報が低周波数情帷 と組合わされて全側部パネルの解像度を回復する。伸張された高周波ルミナンス 細部情報はそのもとの周波数範囲に移動され、時間的内挿法とヘルパ信号を用い て順次走査フォーマットに変換されたルミナンス信号に加えられる。クロミナン ス信号は独力時間的内挿法により順次走査フォーマットに変換される。最後に、 順次走査型ワイドスクリーン表示装置て表示するため、ルミナンス及びクロミナ ンス順次走査信号がアナログ形式に変換され、マトリクス処理されてRGBカラ ー画像信号を生成する。 エンコーダで施されるフレーム内平均の処理によって、特に明暗の遷移か顕著な ψ城において階段状のギザギザの形で不所望な鋸歯状斜方向画像アーティファク トか生ずる可能性がある。これらのアーティファクトの可視性は、画像の動き( N動)の有無に応してエンコーダてユニット38.64.76によって施される フレーム内平均処理を適応修正することにより大幅に減じられる。鋸歯状斜方向 アーティファクトを減少させるための中央及び側部パネル情報の適応形処理は、 第25図と第26図によって解説される。 第25図は、左から右に、元の形のビデオ信号、動きのある画像の情報が存在す る時の処理されたビデオ信号、及び、静止画像情報が存在する時の処理されたビ デオ信号の各一部を示す、これらは、すべてエンコーダにおけるものである。第 26図は、デコーダにおいて、静止画像情報の存在する時のビデオ信号の処理の 態様を示す。 元の形及び処理された形のビデオ信号は、各々が奇数フィールド(1)と偶数フ ィールド(2)とを有する奇数フレーム及び偶数フレームについて示されている 。奇数及び偶数角フレーム中の奇数フィールドには、それぞれ。 画素AI、CI及びA2.C2か含まれている。 動きのある画像がある時は、第1図の回路網38.64及び76は、第25図の 中央の図に示されているよううに約1.5 MHz〜4.2 MHzの周波数範 囲にゎたつてビデオ信号をフレーム内平均する。フレーム内平均のプロセスにつ いて、既に詳細に説明した。静止画像情報がある時には9回路網38.67及び 76は、約1.5 MHz 〜3.1 MMHz (7)周波数範囲にわたって 、フィールド繰返し置換を行う。 すなわち、この例においては、奇数フレームについては、奇数フィールドの画素 サンプルが、 262H隔たった対として伝送され、奇数フィールド画素値(例 えばAIとCI)が対応する偶数フィールド画素値(例えばBlとDI)に置換 して用いられている0元の画素値を黒丸で、置換される画素値を白丸で示す、同 様に、偶数フレームについては、偶数フィールドの画素値が262H隔たった対 として伝送され、偶数フィールドの画素値(B2と02)か対応する奇数フィー ルド画素値(A2とC2)にそれぞれ置換して用いられる。 デコーダにおいては、第25図に示したように、静止画像の場合は、フレーム繰 返しtaが行われる。しかし、動きのある画像の場合は、エンコーダからのフレ ーム内平均された信号はデコーダにおいてそのままである。W9止画像について は、エンコーダ側でフィールド繰返し置換か行われた周波数範囲(1,51Nl z −3,1Ml(z )と同じ周波数範囲にわたっでフレーム繰返し置換が行 われる。 実線矢印で示したように、元の各画素値1例えばAI。 C1,B2.B2を、 525HIれた次のフレーム中の同じ空間位置へ送って 繰返させることにより、静止した画像領域で全垂直細部が回復される。あるいは 、元の偶数フィールドの画素値(例えばB2、B2)を2点線矢印で示したよう に、先行フィールド中の同一の空間位置へ繰返し用いることもできる。この場合 は、フレーム繰返し置換は、4つの連続するフィールド内で完成する。これは、 例えばフィルムやテープの編集のためには便利である。第4成分のヘルバ信号の 情報内容は、上述した適応形処理の動作を制御するための画像の動きの有無の検 出にうまく用いることができる。 クロミナンス情報帯域が500 KHzにM隈されており。 フレーム内平均、フィールド繰返し及びフレーム繰返し処理が上述した周波数範 囲にわたって施される時は、!!!歯状斜方向アーティファクトは3.1 MH zまで減少あるいは排除され、クロミナンス信号処理によるアーティファクトは ほとんど観察されず、クロミナンス帯域内でのフィールド平均処理により、デコ ーダにおいて良好なルミナンス・クロミナンス間の分離が生じる。 また、鏝歯状斜方向画像アーティファクトは、非適応形信号処理によっても減じ ることは可能であるが、その場合には、その処理自身によりアーティファクトが 入ってくる可能性がある。非適応形技法では、第1図のブロック3B、64及び 76の代りに、第25図の右側の図に示すフィールド繰返し置換のみを行うブロ ックを用いる。偶数フレームについては、偶数フィールドサンプルが対をなして 送られ、奇数フレームに関しては、奇数フィールドサンプルが対として送られる 。平均処理は行われず、また、デコーダにおいて、第26図に示されているフレ ーム繰返し置換法を用いることにより、静止領域において全垂直細部を回復する ことができる。 非適応形技法は標準NTSC受像機にSいて遅動アーティファクトを生じさせる 可能性がある。しかし、このような運動アーティファクトの発現は、元のワイド スクリーン順次走査信号のV−T濾波、例えば、第1a図のシステム中のV−T フィルタ回路網16によるV−T濾波により減少させることができる。必要とあ れば、画素値の相補線形合成を用いることにより、標準NTSC受像機における 運動アーティファクトとワイドスクリーン受像機における鋸歯状斜方向アーティ ファクトとのより良好なトレードオフを行うようにすることかできる0例えば9 フィールド繰返し置換処理では、偶数フレームについて、偶数フィールド画素値 の75%と、262H隔たった奇数フィールド画素値の25%が伝送でき、奇数 フレームについては、偶数フィールド画素値の25%と、262H隔たった奇数 フィールド画素値の75%とが伝送できる。 非適応形技法はワイドスクリーン画像の静止部分では全垂直解像度を回復させる が、ワイドスクリーン画像の動きのある(運動)部分ては運動アーティファクト を生じさせる可能性がある。前述したようなエンコーダにおける運動適応形処理 は、標準NTSC及びワイドスクリーン受像機の双方において運動表現を改善す る。 第1a図の両立性ワイドスクリーン符号化システムを論する前に、第2図の信号 波形A、Bを参照する。信号Aはアスペクト比5対3のワイドスクリーン信号で 、信号Bとして示されるアスペクト比4対3の標準NTSC両立性信号に変換さ れるべきものである。ワイドスクリーン信号Aは1区間TCを占める1次画像情 報に関係する中央パネル部と、区間TSを占め、2次画像情報に関係する左右の 側部パネル部とを含む。この例では、左右の側部パネルかそれらの真中に置かれ た主要な中央パネルのアスペクト比より小さくて互いに実質的に等しいアスペク ト比を呈する。 ワイドスクリーン信号Aは、ある側部パネル情報を期間Toに相当する水平過走 査領域内に完全に圧縮することにより、NTSC信号Bに変換される。標準NT SC信号は、過走査領域TOを含む有効線期間TA(持続時間的52.6マイク ロ秒)と、表示すべきビデオ情報を含む表示期間TDと、持続時間63.556 マイクロ秒の総水平線期間THを有する0期間TAとTHはワイドスクリーンと 標準NTSCの両信号において相等しい、殆ど全ての家庭用のテレビジョン受像 機は総有効水平線期間TAの少なくとも4%、即ち左右両側で各2%を占める過 走査区間を持っていることが分っている。4fsc(但しfscは色副搬送波周 波数)の飛越しサンプリング周波数では、各水平線期間が910個の画素を含み 、その754個か表示すべき有効水平線画像情報を構成している。 第1a図はワイドスクリーン高鮮明度テレビジョン・システムを詳細に示してい る。第に図において、走査線数525本、フィールド周波数毎秒6oのワイドス クリーン順次走査型カメラ1oはR,G、Hの各成分を有し、この例では5対3 の広いアスペクト比を持つワイドスクリーン・カラー信号を発生する。飛越走査 信号源を用いることもできるが、順次走査信号源の方か優れた結果をもたらす、 ワイドスクリーン・カメラは標準NTSCカメラに比してアスペクト比が大きく 、またビデオ帯域幅か広い、このワイドスクリーン・カメラのビデオ帯域幅は各 因子の中でもそのアスペクト比と1フレーム当りの給線数との積に比例する。こ のワイドスクリーン・カメラにより定速度走査を行なうものと仮定すると、その アスペクト比の増大によりビデオ帯域幅の対応した増大を生じ、また、その信号 をアスペクト比4対3の標準のテレビジョン受像機で表示すると1画像情報の水 平圧縮を生じる。その様な理由で、このワイドスクリーン信号を完全にNTSC 方式と両立性のあるものに変形することが必要となる。 第1図のエンコーダ・システムで処理されるカラービデオ信号はルミナンス信号 とクロミナンス信号の両成分を含み、ルミナンス信号とクロミナンス信号は高周 波数情報と低周波数情報の双方を含んでいる。以下の説明では、これらの各情報 をそれぞれ高および低という6カメラ10からの広帯域幅のワイドスクリーン順 次走査型カラービデオ信号は、ユニット12でマトリクス処理されてカラー信号 R,G、Bからルミナンス成分Yと色差信号成分1.Qが取出される。このワイ ドスクリーン順次走査型信号Y、1.Qは、AD変換(ADC)ユニット14の 各別のAD変換器によりクロミナンス副搬送波周波数の8倍(8fsc)てサン プリングされて、それぞれアナログ形式からデジタル(2進)形式に変換された 後、それぞれ浦波ユニット16の各別の垂直一時間(V−T)低域濾波器により 個別に濾波されて、濾波信号YF、IP、QFを生じる。これ等の信号はそれぞ れ第2図に波形Aで示される形式のものである。上記各別の濾波器は、後述のよ うに、第’、Od’5’、;示す形式の3×3線形時間不変濾波器であ・−17 −P、ご一時間解像度特にq角線(斜方向)V−T解像度を幾分減じて、順次走 査から飛越走査への変換後の主信号(第1図の成分l)中の飛越走査による不都 合なアーティファクト(フリッカ、ぎざぎざ輪郭その他のエーリアシングに関係 した効果)を防ぐ、これ等の濾波器は画像の静止部分においてほぼ完全な垂直解 像度を維持する。 中央部パネル拡張率(CEF)はワイドスクリーン受像機で表示される画像の輻 と標準受像機で表示される画像の幅との差の関数である。アスペクト比5対3の ワイドスクリーン表示の画像幅はアスペクト比4対3の標準表示の画像幅より1 ,25倍の大きい、この1.25倍という率は、標準受像機の過走査領域を生じ ると共に、後述のように中央部と側部の各パネル間の境界領域の僅かな意図的型 なりを生じるように調節すべき仮りの中央パネル拡張率である。このような条件 により、1.19というCEFが得られる。 濾波回路網16からの順次走査型信号は0〜14.32 MHzの帯域幅を示し 、第22図および第23図について詳細に後述する順次走査CP)−飛越走査( I)変換器17a、17b 、 1.1cにより、それぞれ2対1の飛越走査型 信号に変換される。これ等の変換器17a〜17cからの出力信号I F’ 、 QF’及びYF’は、飛越走査型信号の水平走査周波数が順次走査型信号のそれ の1/2であるから。 0〜7゜16 MHzの帯域幅を示す、順次走査型信号は変換過程で、得られる 画像サンプルの172をとって2次サンプリングされて、2対lの飛越走査型主 信号を生成する。即ち、各フィールドで奇数または偶数番目の線を保持し、保持 された画素を4 fsc (14,32MHz)の周波数で読み取ることにより 、それぞれの順次走査型信号か2対lの飛越型フォーマットに変換される。これ 以後の飛越型信号のデジタル処理はすべて4 fscの周波数で行なわれる。 回路網17cはまた誤差予測回路網を含む0回路網17cの一方の出力YF’は 前置濾波済み順次走査成分の2次サンプリングされた飛越走査型ルミナンス信号 であり、他方の出力(ルミナンス)信号YTは1画像フィールド差情報から引出 された時間情報から成り、後述のように受像機で「欠落した」ルミナンスサンプ ルの実際の値と予測値との間の時間的予測誤差、即ち時間的内挿誤差を・表わす 、この予測は受像機で得られる「前」と「後」の画素の振幅の時間平均に基いて いる。受像機での順次走査型信号の再構成を助けるルミナンス「ヘルバ」信号Y Tは、受像機か非静止画像信号について生じさせることか予想される誤差を木質 的に説明し、受像機におけるこのような誤差の消去を容易にする。この誤差は画 像の静止部分では零であるから、受像機では完全な再構成かなされる0人間の目 はクロミナンスの垂直細部即ち時間細部の欠落にあまり敏感でないからクロミナ ンス「ヘルバ」信号は実際問題として必要なく、ルミナンス「ヘルパ」信号で充 分良い結果が得られることか分った。第2a図はヘルパ信号YTの発生に用いる 演算を示す。 第2a図において、順次走査型信号中の画素A、X。 Bは1つの画像内で同し空間位置を占めている。A、Bのような黒画素は主信号 として伝送され、受像機で利用されるが、Xのような白画素は伝送されず、フレ ーム時間平均(A+B)/2により予測される。即ち、エンコーダにおいて、「 前」と「後」の画素AとBの振幅を平均することにより、「欠落した」画素Xの 予測がなされる。予測値、(A+B)/2は実際の値Xから差引かれてヘルバ信 号に対応し、式X−(A+B)/2で表わされる振幅の予測誤差信号を生じる。 この式はフレーム時間平均情報に加えてフィールド時間型情報を規定する。 ヘルバ信号は750 KHz低域濾波器により水平に低域濾波され、ヘルバ信号 YTと1ノて伝送される。このヘルバ信号の750 KHzへの帯域制限は、こ の信号がRF画像搬送波上に変調された後で、次に低い周波数のRFチャンネル に干渉するのを防ぐために必要である。受を機では、サンプルA、Hの平均を用 いることにより、欠落した画素の同様の予測が行なわれ、その予測に予測誤差が 加えられる。即ち、時間平均(A+B)/2に予測誤差X−(A+B)/2を加 えることによりXか回復される。このようにして、ヘルパ信号は飛越走査から順 次走査への走査フォーマット変換を容易にする。 ここに開示された時間的予報演算法によりうまく生成されるヘルバ信号は、19 87年8月発行のアイ・イー・イー・イー・トランザクションズ・オン・コンシ ューマ・エレクトロニクス(IEEE Transactior+s on C onsumerElectronics)第CE −33巻第3号第146−1 .53頁掲載の論文rENTSC2チャンネル両立性)IDTVシステム」にチ ンバーブ(M、 Tsinberg)氏により記載されたように線類信号の生成 に用いられるような他のアルゴリズムにより生成された予測信号に比べて低エネ ルギ信号である。画像の静止領域では予測が完全であるから誤差エネルギは零で ある。ヘルパ信号のエネルギ内容は、ビデオ信号が静止画像あるいは運動画像情 報を含んでいるか否かを示す、低エネルギヘルバ信号状態は(レボータが静止背 景の中に立9ているニュース放送のような)静止したまたは実質的に静止した画 像より現われる。 開示したアルゴリズムは、受像機における画像の再構成後発生ずる目障りなアー ティファクトが最も少なく。 これによって生成されたヘルバ信号は約750 KHzに制限(濾波)された後 もその有用性を維持することが分った。このアルゴリズムで生成されたヘルバ信 号は、静止画像情報があるとき零エネルギを呈するという利点があり、従フて静 止画像に関連するヘルバ信号は濾波作用に影響されない。 この時間予測方式は標準線周波数より高い線周波数を持つ順次走査型と飛越走査 型の双方の方式に有用であるが、1つの画像内の同じ空間位置を占める画素A、 X。 Bを有する順次走査型信号源と共に用いる時に最も良好に働き、静止画像に対し て完全な予測をもたらす、もとのワイドスクリーン画像か飛越走査型信号源から のものであれば、この時間的予測は画像の静止部分においてさえも不完全になり 、このような場合はヘルバ信号のエネルギが高くなり、再構成画像の静止部分に いくらかのアーティファクトを誘発する。実験によると、飛越信号源を用いたと きの結果は、アーティファクトが厳密な点検によってのみ認知し得る程度で容認 可能であるが、順次走査型信号ではその欠陥が更に少なく、良好な結果を生じる ことが分っている。 第1a図に戻り、変換器17a 、 17b 、 17cからの飛越走査型ワイ ドスクリーン信号I F’ 、QF’ 、YF’はそれぞれ水平低域濾波器19 a 、 19b 、 19cにより濾波されて帯域幅0−600 Kl(zの信 号IF’″、帯域幅0−600KHzの信号QF′および帯域幅0−5 MHz の信号YF”を生成する。次にこれ等の信号はフォーマット符号化処理を行なわ れ、側部−中央部信号分離器処理器ユニット]8に付随するフォーマット符号化 装置によりそれぞれ4対3のフォーマットに符号化される。略言すると、各ワイ ドスクリーン線の中央部が時間伸張されてアスペクト比4対3の有効線時間の表 示部中にマツプされる。この時間伸張により帯域幅が減少して、もとのワイドス クリーン飛越走査周波数が標準のNTSC帯域幅と適合するようになる。側部パ ネルは、カラー高周波情報成分■。 Qが83−600 KHz  (第7図の信号IHで示す)の帯域輻を示し、ル ミナンス高周波数情報成分Yか700 KH7,−5,0MHz  (第6図の 信号YHで示す)の帯域幅を示すような水平周波数帯域に分割される。側部パネ ル低周波数情報、即ち第6図、第7図に示すように発生された信号YO,l01 QOはDC成分を含み、時間圧縮されて各線上の左右の水平画像過走査領域にマ ツプされる0両側部パネル高周波数情報は各別に処理される。このフォーマット 符号化処理を以下に説明する。 次の符号化の詳細を考察するとき、表示された中央部および側部のパネル情報に 関連して、成分1.2.3゜4を符号化する過程を示した第1s図も考察すると 便利である。鑓波済みの飛越走査型信号IF”、QF”、YF〜は側部−中央部 パネル信号分離処理器!8により処理されて3組の出力信号YE、IE、QEと 、YO1■o、QOと、YH,IH,QHとを生成する。最初の2組の信号(Y E、IE、QEと、YOlIO,QO)は処理されて完全帯域幅の中央部パネル 成分と、水平過走査領域に圧縮された側部パネルのルミナンス低周波数情報とを 含む信号を生成する。第3組の信号(YH,IH,QH)は処理されて側部パネ ル高周波数情報を含む信号を生成する。これ等の信号か組合わされてアスペクト 比4対2のNTSCと両立性のあるワイドスクリーン信号が生成される。ユニッ ト18を含む回路の詳細は第6図、第7図および第8図について図示説明する。 信号YE、IE、QEは、完全な中央部パネル情報な含み、第3図に信号YEに より示したものと同じフォーマットを示す、略言すれば、信号YEは信号YF″ ″から次のようにして引出される。ワイドスクリーン信号YF″″は側部パネル と中央パネルの情報を含むワイドスクリーン信号の有効線期間中に生じる画素1 −754を含む、広帯域の中央部パネル情報(画素75−680 )は時間デマ ルチプレックス処理により中央部パネルのルミナンス信号YCとして引出される 。この信号YCは中央部パネル拡張率1.19 (即ち、5.0 MHz÷4. 2 M)lz )だけ時間伸張されてNTSC両立性中央部パネル信号YEを生 成する。この信号YEは1.19倍の時間伸張によりNTSC両立性帯域幅(0 −4,2voz )を示す。信号YEは両道走査領域To(第2図)相互間の画 像表示期間TDを占める。信号IEとQEはそれぞれ信号IF−とQF−から引 出され、信号YEと同様に処理される。 信号YO,l01QOは左右の水平過走査領域に挿入される低周波数の側部パネ ル情報(低)を供給する。この信号YO,l02QOは第3図の信号YOのフォ ーマットと同じフォーマットを示す、略言すれば、信号YOは信号YF″″から 次のようにして引出される。ワイドスクリーン信号YF〜は画$1−84に関連 する左パネル情報と画素671−754に関連する右パネル情報を含む。 後述のように、信号YF−は低域濾波されて帯域幅0−700 KHzのルミナ ンス低周波数情報信号を生成し、それから左右の側部パネル低周波数信号(第3 図の信号YL’)が時間デマルチプレックス処理により引出される。このルミナ ンス低周波数信号YL’は時間圧縮されて、画素1−14と741−754に関 連する過走査領域に圧縮された低周波数の情報を持つ側部パネル低周波数信号Y Oを生成する。この圧縮側部パネル低周波数信号はその時間圧縮の量に比例する 帯域幅の増大を示す。信号IOとQOはそれぞれ信号IF’″とQF−から取出 され、信号YOの方法と同様に処理される。 信号YE、IE、QEとYO1■0、QOは側部−中央部信号合成器28、例え ば時間マルチプレクサにより組合わされて、NTSC両立性帯域幅と4対3のア スペクト比を持つ信号YN、IN、QNを生成する。これ等の信号は第3図に示 す信号YNの形式のものである。合成器28はまた組合わされる信号の転送時間 を等しくするための適当な信号遅延器を含み、そのような信号遅延器はその装置 で信号転送時間を等しくする必要のある所にも含まれている。 変調器30、帯域濾波器32、H−V−T帯域阻止濾波器34および合成器36 は進歩したNTSC信号エンコーダ3Iを構成する。クロミナンス信号INとQ Nは、変調a30により公称3.58MHzのNTSCクロミナンス副搬送波周 波数をもつ副搬送波SC上に直角変調されて変調された信号CNを生成する 変 調器゛10は通常設計のもので、第9図について後述する一変渭された信号CN は、r越走査型りilミ+、 、;F /−;−L′、 、、・−7,げ謬コロ の々ロミ千ン7.?目入力に信号CPとして印加される前に、それに含まれてい る漏話型アーティファクトを取除く2次元(V−T) it!波器32により垂 直(V)と時間(T)の次元で帯域濾波される。ルミナンス信号YNは合成器3 6のルミナンス入力に信号YPとして印加される前に、水平(H)、垂直(V) および時間(T)の次元で3次元H−V−T帯域阻止濾波器34により帯域阻止 濾波される。ルミナンス信号YNとクロミナンス色差信号IN、QNに対する濾 波処理は次のN T S C符号孔径確実にルミナンス・クロミナンス漏話な著 しく減じる働きをする。第1図のH−V−T濾波器34やV−T濾波器32のよ うな多次元空間時間濾波器は、後述の第10図に示すような構造を有する。 第1図のH−V−T帯域阻止濾波器34は第10a図の構成を有し、ルミナンス 信号YNから上向に移動する対角線周波数成分を除去する。この周波数成分は外 観がクロミナンス副搬送波成分に似ており、除去されて周波数スペクトル中に変 調クロミナンスが挿入されることになる、□穴を作る。ルミナンス信号YNから 上向に移動する対角線周波数成分を除去することは、このような周波数成分に人 間の目が実質的に不感性であると分ったので。 表示画像に可視的な劣化を生じない、il!波器34はルミナンス垂直細部情報 を損じないように約1.5 MHzの遮断周波数を示す。 V、−■1通過濾波器32は、変調クロミナンス側部パネル’、Q % M 8  @器34により!II;ナンス・−マベクトルに作られた穴に入り得るように 、クロミナンス帯域幅を減じる。また、この濾波器32はクロミナンス情報の垂 直時間解像度を低下させて、静止および運動中の輪郭を僅かにぼやけさせるが、 この効果はそれに対する人間の目の不感性により殆どまたは全く問題にならない 。 合成器36からの出力中央部/側部パネル低周波数情報信号C/SLは、ワイド スクリーン信号の中央部パネルから引出された表示すべきNTSC両立性情報、 並びにワイドスクリーン信号の側部パネルから引出されてNTSC受像機の表示 器上ては見えない左右の水平過走査領域に置かれた(ルミナンスとクロミナンス の双方の)圧縮側部パネル低周波数情報を含む。この過走査領域の圧縮側部パネ ル低周波数情報はワイドスクリーン表示用の側部パネル情報の一構成成分を表わ す、他方の構成成分である側部パネル高周波数情報は後述のように処理器18か ら生成される。側部パネル高周波数情報信号YH(ルミナンス高周波数情報)、 IH(I高周波数情報)およびQH(Q高周波数情報)は第4図に示されている 。第6図、第7図および第8図は後述のようにこれ等の信号を発生する装置を示 す。第4図において、信号YH,IH,QHは左パネル画素1−84に関連する 左パネル高周波数情報と、右パネル画素671−754に関連する右パネル高周 波数情報を含む。 信号C/SLの中央パネル部は前述した適応形フレーム内処理器38により処理 されて加算器40の人力に印加される信号Nを生じる。このフレーム内処理され た信号Nは、信号C/SLのフレーム内画像情報の高度の視覚的相関性により、 本質的にその信号C/SLと同じである0画像に働きがある時は、処理器38は 約1.5 M)lz以上の信号C/SLを平均して、主信号と補助信号との間の 垂直一時間漏話を減少または消去する助けをする。処理器38か動作する1、5  MHz以上の高域通過周波数範囲は。 2 MHz以上の情報に確実に完全なフレーム内平均化処理を行なって、フレー ム内平均化処理によりルミナンス垂直細部情報か劣化しないように選ばれたもの である。水平漏話は、エンコーダ31においてフレーム内平均器38に関連する 濾波器と、第13図のデコーダにおいてフレーム内処理ユニットに関連する濾波 器との間のZOOKHzの保護帯域により消去される。第11b図は高周波数情 報のフレーム内処理器38の詳細を示す、第11b図および第13図を次に説明 する。 信号IH1QH,YHはエンコーダ31と同様のNTSCエンコーダ60により NTSCフォーマットにされる。 即ち、エンコーダ60は第9図に示す形式の装置、並びに3.58MHzの側部 パネルのルミナンス高周波数情報に側部パネルクロミナンス高周波数情報を直角 変調する装置を含み、NTSCフォーマットの側部パネル高周波数情報である信 号NTSCHを生成する。この信号を第5図に示す。 NTSCエンコーダ3】、60に3ける多次元帯域通過濾波を用いると、受像機 かルミナンス情報とクロミナンス情報を分離するための相補多次元濾波手段を含 むとき、ルミナンス成分とクロミナンス成分を受像機で実質的に漏話なく分離し 得るという利点がある。ルミナンス・クロミナンス符号化と復号に相補濾波器を 用いることは共働処理と呼ばれ、1986年8月発行のニス・エム・ビー・ティ ”イー・ジャーナル(SMP丁E Journal)第95巻第8号第782− 789頁記載のストロール(C,H,5trolle)氏の論文「進歩したクロ ミナンス・ルミナンス分離用共働処理」に詳述されている0通常のノツチフィル タや練梅型濾波器を用いる標準の受像機ても、エンコーダにこのような多次元画 濾波技法を用いるとクロミナンス・ルミナンス漏話が減じるという利点がある。 信号NTSCHはユニット62により時間伸張されて、標準NTSC有効線期間 の約52ト秒より短い50pL秒の有効水平線期間を持つ伸張側部パネル高周波 数情報信号を生成する。評言すれば、伸張は第5図に示すように信号NTSCH の左パネル画素1−84を信号E S Hの画素位置15−377にマツプする 「マツピング」処理により行なわれ、即ち信号NTSCHの左側部パネル高周波 数情報が信号ESHの線期間のほぼ】/2を占めるように伸張される。信号NT SCHの右側部パネル部分(画素671−574)も同様に処理される。この時 間伸張処理はは信号ESHを含む情報の水平帯域幅を(信号NTSCHに比して )  363784の率で減じる9時間伸張を行なうマ・ンビング処理は第12 図ない
【ノ第12d図に図示し後述する形式の装置により実現することが出来る 。信号ES)Iは第11a図に示す形式の回路網64により前述したように適応 形フレーム内処理されて、第5図に示す信号Xを生成する。フレーム内平均信号 Xは、信号ESHのフレーム内画像情報と高度の視覚的相関性を持つから、その 信号FSHと木質的に同じである。信号Xは直角変調器80の信号入力に印加さ れる。 信号YF’はまた通過帯域幅5−6.0 MHzの水平帯域濾波器70により濾 波される。その濾波器70の出力信号、水平ルミナンス高周波数情報は振幅変調 器72に印加されて5 M)lzの搬送波信号fcを振幅変調する。変調器72 は遮断周波数的1.0 M)lzの出力低域濾波器を含み、その出力に通過帯域 0−1.011Hzの信号を得る。この変調処理により生成された(エリアシン グされた)上部側波帯(5,0−6,0MHz)は1.0 M)lzの低域濾波 器により除去される。 この振幅変調処理とそれに続く低域濾波処理の結果。 5.0−6.0 IH2の水平ルミナンス高周波数はO−1,0M)Izの範囲 に実効的に変移される。 1.0 M)lxの低域濾波器による濾波処理後も、 もとの信号振幅が保持されるように、搬送波振幅は充分大きいことを要する。即 ち、振幅を損なわない周波数変移が行なわれる。 ユニット72からの周波数変移された水平ルミナンス高周波数情報信号は、フォ ーマットエンコーダ74により符号化(時間圧縮)される、即ちエンコーダ74 は、周波数変移された水平ルミナンス高周波数情報を、第6図ないし第8図によ り説明する技法を用いて、標準NTSC有効線期間SZ:6.秒より短い有効線 期間50ト秒を呈するように符号化する。エンコーダ74への入力がエンコーダ 74により時間圧縮されると、エンコーダ74の出力において、その帯域幅は約 1.0 MHzからf、I MHzに増加する。 エンコーダ74からの信号は、前述したように第11a図に示すものと同様の装 置76により適応形フレーム内処理された後、信号Zとしてユニット80に印加 される。このフレーム内平均信号Zは、エンコーダ74からの信号のフレーム内 画像情報の高度の視覚的相関性から、そのエンコーダ74からの信号と木質的に 同じである。変調用信号Xとルミナンス情報とクロミナンス情報を含む合成信号 と変調用信号Zは実質的に約0−1.1 M)lzの同じ帯域幅を示す。 第24図について後述するようにユニット80は、2つの補助信号X、Zが交番 副搬送波信号ASCを変調する前に、これ等の補助信号の大きな振幅の振れに非 線形のガンマ関数振幅圧縮を行なう。ガンマとして0.7を用いることによって 、各サンプルの絶対値は0.7乗され、かつもとのサンプル値の符号か乗算され る。エンコーダに用いられるガンマ関数の逆関数は予測可能であり、受像機のデ コーダて容易に実施し得るから、ガンマ圧縮は現在の受像機上における可干渉性 の変調信号の大きな振幅の振れの可視度を減し、ワイドスクリーン受像機におけ る予測可能な再生を可能ならしめる。 振幅圧縮された信号は次に水平線周波数の1/2の奇数倍(395X H/ 2  )の:1.]075MHzの位相制御された交番副搬送波ASCに直角変調さ れる。交番副搬送波の位相は、クロミナンス副搬送波と異なり、隣接フィールド 間で180度変えられる。この交番副搬送波のフィールド交番位相により、信号 x、Zの補助変調用情報のクロミナンス情報との重なりが可能になり、変調補助 信号の相補位相を有する補助情報成分A1、−AtとA3.−A3を生成する。 これにより受像機で、比較的複雑てないフィールド記憶装置を用いた補助情報の 分離が容易になる。直角変調された信号Mは加算器40で信号Nに加算され、得 られる信号NTSCFは、 4.2 M)IzのNTSC両用信号となる。 エンコーダに用いられる上記非線形ガンマ関数は大振幅圧縮用で、非鰺形圧縮伸 張(コンバンディング)システムの一部である。このシステムは、下記のように 、ワイドスクリーン受像機のデコーダにも振幅伸張用の相補ガンマ関数を含んで いる。上記の非線形圧縮伸張システムはノイズ効果による画像の可視的劣化を起 こさずに標準情報に対する補助の非標準情報の影響を著しく減じることが分った 。上記の圧縮伸張システムは、非線形ガンマ関数を用いてエンコーダで補助の非 標準ワイドスクリーン高周波数情報の大振幅振動を瞬時に圧縮し、これに対応し て、相補非線形ガンマ関数を用いてデコーダでその高周波数情報を伸張する。こ の結果、非標準の補助ワイドスクリーン情報が圧縮伸張すべき低周波数と高周波 数の部分に分割される上記両用ワイドスクリーン・システムにおいて、大振幅の 補助高周波数情報がひき起こす、そのときの標準ビデオ情報との干渉の量が減少 する。デコーダでは圧縮された高周波数情報の非蜂形振輻伸張によって、知覚さ れるノイズが余分に発生することはない、即ち、一般に大振幅の高周波数情報は コントラストの高い画像縁部に付帯するもので、このような縁部では人間の目が ノイズに感じない、この圧縮伸張法は。 交番副搬送波とクロミナンス副搬送波間の漏話生成物を減じることができ、それ に伴9て、可視ビートの生成も減じるという利点がある。ルミナンス細部信号Y Tは7.16MHzの帯域幅を示し、フォーマットエンコーダ78によって(例 えば、第6図に示すようにして)4対3のフォーマットに符号化され、濾波器7 9によフて750 K11zまで水平に低域濾波され、@号YTNとなる。この 側部は1時間圧縮前に、第6図の装置の入力濾波器610に相当するが遮断周波 数が125にHzのフォーマットエンコーダの入力低域濾波器により、125  K)Izまで低域濾波される。側部パネル高周波数情報は廃棄され、このように して信号YTNは主信号C/ S Lと空間的に相関性が与えられる。 信号YTNとNTSCFはそれぞれDA変換器(DAC)53.54によりデジ タル(2進)形式からアナT1グ形式に変換された後、RF直角変調器57に印 加されてテレビジョンRF信号を変調する。変調されたRF倍信号後に送信機5 5に印加されてアンテナ56から放送される。 変調器80に関連する交番副搬送波ASCは水平同期され、その周波数は、側部 と中央部の情報が確実に適切な分離(たとえば20〜30db)が与えられ、標 準NTSC受像機による表示に顕著な影響が出ないように選ばれている。このA SC周波数は、好ましくは、表示画像の品質を落とすような干渉を生じないよう に、水平線周波数の1/2の奇数倍の飛越周波数とすべきである。 ユニット80により与えられるような直角変調は2つの狭帯域幅信号を同時に送 信を可能にするという利点をもつ、変調用の高周波数情報信号を時間伸張すると 、直角変調の狭帯域幅条件に合うように帯域幅の減少が生じる。帯域幅が減少す るほど、搬送波と変調用信号の干渉が生じ難くなる上、側部パネル情報の典型的 な高エネルギDC成分は、変調用信号として用いられずに過走査領域内に圧縮さ れ、このようにして、変調用信号のエネルギ、従ってその信号の干渉が著しく減 じられる。 符号化されたNTSC両立性ワイドスクリーン信号のアンテナ56による放送は 、第13図に示すように、NTSC受像機とワイドスクリーン受像機の双方によ り受信されることを意図している。 第13図において、放送された両立性ワイドスクリーン高群明度飛越走査型テレ ビジョン信号はアンテナ1310で受信されて、NTSC受像機1312のアン テナ久方に印加される。受像機1312は両立性ワイドスクリーン信号を普通に 処理して、そのワイドスクリーン側部パネル情報を、その一部(即ち、低周波数 情報)は視聴者の見えない水平過走査領域内に圧縮し、一部(即ち、高周波数情 報)を標準受像動作を損なわない変調交番副搬送波信号に含めてアスペクト比4 対3の画像表示を行なう。 アンテナ1310て受信された両立性ワイドスクリーン高鮮明度テレビジョン信 号は、例えば5対3の広いアスペクト比でビデオ画像を表示し得るワイドスクリ ーン順次走査型受像機1320にも印加される。受信されたこのワイドスクリー ン信号は、無線周波数(RF)同調増幅回路、ベースバンドビデオ信号を生成す る同期映像復調器(直角復調器)および2進形式のベースバンドビデオ信号(N TSCF)を生成するAD変換器(ADC)を含む入力ユニ・ント1322で処 理される。AD変換回路はクロミナンス副搬送波周波数の4倍(4fsc)のサ ンプソング率で動作する。 信号NTSCFは、]、、7 MHz以上て各フレーム内で252H離れた画像 線を処理して実質的にV−丁漏話なしに主信号Nと直角変調補助信号Mを再生す るフレーム内処理ユニットl324に印加される。ユニット1324の下限動作 周波数1.7 MHzと第1a図のエンコーダのユニット38の下限動作周波数 1.5 MHzの間にはZOOK)lzの水モ漏話保護帯域が設けられている。 再生された信号Nは第1a図のエンコーダでフレーム内処理されたもとの主信号 C/SLのフレーム内画像の視覚的相関性が高いことにより、主信号C/SLの 画像情報と本質的に視覚上同じ情報を含んでいる。 、  信号Mは直角復調娠輻伸張ユニット1326に結合され。 第1a図について論じた信号ASCと同様のフィールド交番位相を持つ交番副搬 送波ASCに応じて補助信号XとZを復調する。復調された信号XとZは第1a 図のエンコーダによりフレーム内処理された信号ESHとユニット74の出力信 号の高い視覚的フレーム内画像相関性により、これ等の信号の画像情報と視覚上 本質的に同じ情報を含んでいる。ユニット1326はまた、交番副搬送波周の1 .5 MHzの低域濾波器と、逆ガンマ関数(ガンマ=110.7 =1.42 9)即ち、第1a図のユニット8oの用いた非線形圧縮関数の逆関数を用いて( 前に圧縮された)復調信号を伸張するための振幅拡張器を含んでいる。 ユニット1328は色符号化された側部パネル高周波数情報を時間圧縮して、こ れがそのもとの時間区間(スロット)を占めるようにすることにょワ、信号NT SCHを再生する。ユニット1328は、第1a図のユニット62が信号NTS CHを時ttn伸張した量と同じだけ、信号NTSCHを時間圧縮する。 ルミナンス(Y)高周波数情報デコーダ133oはルミナンス水平高周波数情報 信号Zを第17図に示すように、ここに記述するマツピング技法を用いて、第1 a図のエンコーダにおける対応する成分の時間圧縮と同じ量たけ時間伸張するこ とによりワイドスクリーン・フォーマットにする。 変調器1332はデコーダ1330からの信号を5.0 MHzの搬送波fc上 に振幅変調する。この振幅変調された信号は更に遮断周波数5.0 MHzの濾 波器1334により高域濾波されて下部側波帯を除去する。濾波器1334の出 力信号には5.0−6.0 MHzの中央部パネル周波数が再生され、5.0− 6.0 MHzの側部パネル周波数が再生されている。濾波器1334からの信 号は加算器1336に印加される。 圧1ma】328b’うcQ信%NT SCHハ、:Lニット1340ニ印加さ れ、クロミナンス高周波数情報からルミナンス高周波数情報を分離して信号YH 2IH,QHを生成する。 これは第18図の回路により行なうことが出来る。 ユニット1324からの信号Nは、分離器l340と同様でよく、かつ第18図 に示す形式の装置を使用し得るルミナンス・クロミナンス分離器1342によっ て、信号Nを構成するルミナンスおよびクロミナンス成分YN、IN、QNに分 離される。 信号YH,IH,QHとYN、IN、QNは、Y−I−Qフォーマツトゲコータ 1344に入力として供給され、そのデコーダはそのルミナンスおよびクロミナ ンス成分をワイドスクリーン・フォーマットに復号する。側部パネル低周波数情 報が時間伸張され、中央部パネル情報が時間圧縮され、側部パネル高周波数情報 か側部パネル低周波数情報に加算され、第14図の原理を用いて両側部パネルが 中央部パネルに10画素の重なり部分で連結される。デコーダ1344の細部は 第19図に示す。 信号YF’は加算器1336に印加され、ここで濾波器1334からの信号と加 算される。この処理によって、再生された伸張高周波数水平ルミナンス細部情報 が復号されたルミナンス信号YF’に加算される。加算器1336からの出力信 号は、運動を表わすヘルパ信号YTにも応答する適応形フレーム繰返し回路網1 337を介して、飛越−順次走査変換器(I−P変換器) 1350に伝送され る0回路網1337は加算器1336からの出力信号を、信号YTの状態により 示されているように画像に運動がある時は、そのまま変換器1350に送る。し かし、静止画像情報の下では、回路網1337は、ビデオ信号を変換器1350 に供給する前に、1.78〜3.7 MHzのワイドスクリーン・フォーマット 周波数についてこのビデオ信号に対してフレーム繰返し動作を行う、前述したよ うに、このフレーム繰返し処理は第26図に示されている0回路網1337の詳 細は第27図に示されている。 信号YF’ 、I F’ 、QF’はそれぞれ変換器!350.1352.13 54により飛越走査型から順次走査型のフォーマットに変換される。ルミナンス 順次走査変換器1350は。 また符号化された「ヘルバ」信号YTNを復号するフォーマットデコーダ136 0からの「ヘルバ」ルミナンス信号YTに応動する。デコーダ1360は信号Y TNをワイドスクリーン・フォーマットに復号するもので、第17図と同様の構 成を示す。 ■およびQ変換器1352.1354はlフレーム離れた線を時間平均して欠落 した順次走査線情報を生成することにより、飛越走査信号を順次走査信号に変換 する。これは第20図に示す形式の装置により行なうことが出来る。 ルミナンス順次走査変換ユニット1350は、信号YTが第21図の構成で示さ れるように加算されること以外、第20図に示すものと同様である。このユニッ トでは、「ヘルパ」信号サンプルYTが時間平均に加算され、失われた順次走査 画素サンプルの再構成を助ける。符号化された線類信号(符号化vk750にH z )に含まれる水平周波数の帯域内で全時間細部情報か回復される。この水平 周波数信号の帯域から上てはYTか零であるから、失われたサンプルは時間平均 で再構成される。 ワイドスクリーン順次走査信号YF、IF、QFはDA変換器1362によって アナログ形式に変換された後、ビデオ信号処理マトリックス増幅ユニット136 4に印加される。このユニット1364のビデオ信号処理素子は、信号増幅用、 直流レベル変移用、ピーキング用、輝度制御用、コントラスト制御用およびその 他の通常のビデオ信号処理用の回路を含み、マトリックス増幅器1364はルミ ナンス信号YFを色差信号IF、QFと合成してカラー画像表示ビデオ信号R, G、Bを生成する。これ等のカラー信号はユニット1364中の表示器駆動増幅 器により、ワイドスクリーン・カラー画像表示装置1:170.例えばワイドス クリーン映像管を直接駆動するに適したレベルまで増幅される。 第6図は、第1a図の処理ユニット18に含まれて広帯域のワイドスクリーン信 号YFから信号YE、YO,YHを生成する装置を示す。信号YF−は遮断周波 数700K)(zの入力濾波器510により水平に低域濾波されて、減算型合成 器612の一方の入力に印加される低周波数のルミナンス信号YLを生成する。 信号YF−は2濾波器610の信号処理の遅れを補償するためにユニット614 により遅延された後、合成器612の他方の入力と時間デマルチブレックス装3 1616に印加される。遅延された信号YF−と濾波された信号YLを組合わす ことにより、合成器612の出力に高周波数のルミナンス信号YHが生しる。 遅延信号YF−と信号YH,YLはそれぞれ信号YF”、YH,YLを処理する ためのデマルチプレクサ(D E M U X ) ・:L ニー ット5i1 1 、620 、521を含むデマルチプレックス装置616の名別の入力に印 加される。デマルチブレックス装M616の詳細は第8図について説明する。デ マルチプレックス・ユニット618 、620 、621はそれぞれ、第3図お よび第4図に示すような全帯域幅の中央部パネル信号YC1側部パネル高周波数 情報信号YHおよび側部パネル低周波数情報信号YL’を引出信号YCは時間伸 張器622により時間伸張されて信号YEを生成する。信号YCは左右の水平過 走査領域に対する余裕を残すに充分な中央部伸張率で時間伸張される。この中央 部伸張率(1,19)は、第3図に示すように、信号YE(画素15−740) の目標幅と信号YC(画素75−680)の幅の比である。 信号YL’は時間圧縮器628により側部圧縮率で圧縮されて信号YOを生成す る。側部圧縮率(6,0)は、第3図に示すように、信号YL’の対応部分(例 えば左画素1−84)の幅と信号YO(例えば左画素1−14)の目標幅との比 である0時間伸張器622 、624 、626と時間圧縮器628は後述のよ うに第12図に示す形式のものでよい。 信号IE、iH,10とQE、QH,QOは、それぞれ信号IF”とQF−から 第6図の装置により信号YE、YH,YOを生成したのと同様にして生成される 。 これに関連して、信号IF′から信号XE、IH,10を生成する装置を示す第 7図を参照する。@号QE、QH,QOは信号QF”から同様にして生成される 。 第7図において、広帯域ワイドスクリーン信号IF’″は、ユニ・ント714に より遅延された後、デマルチプレックス装置置716に結合されると共に、減算 型合成器712中で低域濾波器710からの低周波数信号NLと減算的に組合わ されて高周波数信号■ドを生成する。遅延信号■F″″と信号IH,ILはそれ ぞれデマルチプレックス装置iH6ニ付ff1t6デマルチプレクサ718 、 720 、7211.mよりデマルチプレッ・クス処理されて信号IC,IH, IL′を生成する。信号ICは伸張器722により時間伸張されて信号IEを生 成し、信号IL’は圧縮器728により時間圧縮されて信号IOを生成する。信 号ICは上述のように信号YCに使用されたものと同様の中央部伸張率により伸 張され、信号IL’は信号YL’に使用されたものと同様の側部圧縮率により圧 縮される。 第8図は第6図の装置616や第7図の装置716に使用し得るようなデマルチ プレックス装置1816を示す、第8図の装置は第6図のデマルチプレクサ61 6に関連して示されている。入力信号YF’″は画像情報を規定する754個の 画素を含んでいる0画素1−84は左パネルを規定し、画素671−754は右 パネルを規定し、画素75−680は左右のパネルと僅かに重なる中央部パネル を規定する。信号IF−とQF−は同じ重なりを示す、後述のように、このパネ ルの重なりは受像機における中央部と側部のパネルの合成(連結)を容易にして 境界部の不自然さを実質的になくすることが分っている。 デマルチプレックス装置816はそれぞれ左、中央および右のパネル情報に関連 する第1、第2および第3のデマルチプレクサ(DEMUX)−Lニット810 .812.814を含んでいる。各デマルチプレクサ・ユニットは信号YHYF 〜、YLがそれぞれ印加される入力Aと、ブランキング信号(BLK)か印加さ れる入力Bを有する。ブランキング信号は例えば論理Oレベルまたは接地レベル のものである。 ユニット810は、左側パネルの画素1−84と右側パネルの画素571−75 4の存在を示す計数比較器817からの第】の制御信号をその信号選択入力(S EL)に受けている限り入力信号YHから左右の高周波数情報を含む出力信号Y Hを引出す、別の時点で、計数比較器817からの第2の制御信号によって、入 力Aの信号YHでなく入力Bの信号BLKがユニット810の出力に結合される 。 ユニット814と計数比較器820は同様に動作して、信号YLから側部パネル 低周波数情報信号YL’を引出す。 ユニット812は、計数比較器818からの制御信号が中央部パネルの画素75 −680の存在を示したときに限り、信号YF″をその入力Aからその出力に結 合し、中央部パネル信号YCを生成する。 計数比較器817 、818 、820は、クロミナンス副搬送波周波数の4倍 (4fsc)のクロック信号とビデオ信号YF−から引出された水平線同期信号 Hとに応動する計数器822からのパルス出力信号によりビデオ信号YF’″に 同期されている。計数器822からの各出力パルスは水平線に沿う画素位置を示 し、この計数器822は1時点TH8の負向き水平同期パルスの始点から水平線 表示期間の始めに画素rlJが生じる水平ブランキング期間の終点までの100 画素に相当する計数−100の初期偏移を持つている。従って、計数器822は 線表示期間の始めに計数「1」を示すか、その他の計数器構成も使用することが 出来る。デマルチブレックス装置816か使用している原理は、また第1a図の 側部−中央部パネル合成器28が行なうような逆信号合成動作を行なうマルチプ レックス装置にも適用することが出来る。 第9図は第1a図のエンコーダ31.60内の変調器30の細部を示す。第9図 において、信号INとQNがクロミナンス副搬送波周波数の4倍で生じ、それぞ れラッチ910 、912の信号入力に印加される。ラッチ910 、912は また、信号IN、QNを送り込むための4 fscのクロック信号と、ラッチ9 10の反転スイッチング信号入力とラッチ912の非反転スイッチング信号入力 に印加される2 fscのスイッチング信号を受ける。ラッチ!110 、91 2の信号出力は1つの出力線路に結合され、ここに信号■、Qが交番で現われて 非反転ラッチ914と反転ラッチ9】6の信号入力に印加される。これ等のラッ チは4 fscの周波数でクロッキングされ、それぞれその反転入力と非反転入 力にクロミナンス副搬送波周波数fgcのスイッチング信号を受ける。非反転ラ ッチ914は正極性の信号1、Qか交番する一連の出力を生成し、反転ラッチ9 16は負極性の1.Q信号即ち−1.−Qが交番する一連の出力を生成する。ラ ッチ914 、916の出力は1つの出力線路に結合され、ここに互いに反対極 性の対の1.Q信号対部ちI、Q、−1,−Q等が順次交互に現われて信号CN を構成する。この信号は濾波器32て濾波された後、ユニット36でルミナンス 信号YNの濾波されたものと組合わされてY+1.Y+Q、Y−I、Y−Q、Y +I、Y+Q、・・・・の形のNTSC符号化符号化信号C/S酸する。 第1O図は5重み係数al−a9を調節することによりV−T帯域通過型、V− T帯域阻止型またはV−T低域通過型となり得る垂直一時間(V−T)濾波器を 示す。 第10a図の表はここに開示したシステムに使用されるV−T帯域通過型とV− T帯域阻止型に関連する重み係数を示す。第1a図の濾波器34のようなH−V −T帯域阻止濾波器と、第13図のデコーダ系に含まれるようなH−V−T帯域 通過濾波器は、それぞれ第10b図に示すように水平低域濾波器1020とV− T帯域阻止濾波器1021の組合わせと、第10c図に示すように水平帯域通過 濾波器l030とV−T帯域通過濾波器1031の組合わせから成っている。 第]Ob図のH−V−T帯域阻止濾波器では、水平低域濾波器1020が所定の 遮断周波数を呈し、濾波済みの低周波数信号成分を生成する。この信号は合成器 1023で遅延ユニット1022からの入力信号の遅延されたものと減算的に組 合わされて、高周波数信号成分を生成する。その低周波数成分は回路網1024 によりlフレームだけ遅延されて加算的合成器1025に印加され、H−V−T 帯域阻止濾波された出力信号を生成する。V−Tfi波器1021は第10a図 に示すV−T帯域阻止濾波係数を呈する。第13図のデコーダに含まれるような H−V−T帯域通過濾波器は、第10c図に示すように、第10a図の表に示す V−T帯域通過濾波係数を持つV−T帯域濾波器1031に縦続接続された所定 遮断周波数の水平帯域濾波器1030を含んでいる。 第1θ図の濾波器は、それぞれのタップtl−t9に逐次信号遅延を与えて濾波 器全体の遅延を生成する複数個の縦続メモリユニット(M)I旧0a−1010 hを含む、各タップに生じる信号はそれぞれ乗算器1012a−1012+の一 方の入力に印加される。各乗算器の他方の入力は行なうべき濾波処理の内容に応 じた規定の重み係数al−a9を受ける。その濾波処理の内容はまたメモリユニ ット1010a−1010hにより与えられる遅延を指定する。 水平次元濾波器は画素記憶メモリ素子を使用して濾波器全体の遅延が1水平画像 線の時間(11()より短くなるようにしている。また、垂直次元濾波器は線記 憶メモリ素子だけを使用し、時間次元濾波器はフレーム記憶メモリ素子だけを使 用している。従って、H−V−T  3D濾波器は、画素(<IH)、線(IH )、フレーム(> I H)の記憶素子を含むが、V−T濾波器は後者の2形式 の記憶素子だけを含む、素子1012a−1012iからの重み付けされて各タ ップから取出される(互いに遅延された)信号は加算器1015で組合わされて 濾波出力信号を生成する。 このような濾波器は非再帰有限インパルス応答(FIR)フィルタである。記憶 素子の与える遅延の内容は濾波される信号の形式と、この例ではルミナンス信号 、クロミナンス信号および側部パネル高周波数信号の間の許容漏話の量に依存す る。1i!波器の遮断特性の尖鋭度は縦続記憶素子の数を増すことにより増強さ れる。 第10d図は第1a図の回路網16の個別濾波器の1つを示すものて、縦続接続 のメモリ(遅延)ユニット]040a−+040dと、それに関連してそれぞれ 指定の重み係数al〜a5を持ち、信号タップtl−t5から信号を受ける乗算 器1042a −]042eを含むと共に、また各乗算器al〜a5からの重み 付は出力信号を合計して出力信号を生成する信号合成器1045を含む。 第11a図は、第1a図のユニット64と76として使用するのに適した運動( 動き)適応形フレーム内処理器を示す。入力合成ビデオ信号は、それぞれ入力、 出力及び中央タップ端子a、C及びbを有する262H遅延素子1102と11 04を含む遅延回路網に供給される。端子a、b、cからの信号はフィールド繰 返しマルチプレクサ(MUX)1106のそれぞれの信号入力に供給され、端子 aとCからの信号はフィールド平均マルチプレクサ(MUX)1108のそれぞ れの信号入力に供給されている。マルチプレクサ1108は、入力合成ビデオ信 号に付随する垂直期間同期パルスに応答して垂直同期化された30Hzのスイッ チング信号SWに応答して、フィールド周波数て切換えられる。マルチプレクサ 1106はスイッチング制御信号SWIとSW2に応答して、その入力(0、l 、2で示す)をその出力にスイッチする。信号SWlとSW2は通常設計のフィ ールド識別論理制御回路から引出されて、フィールドlと4が存在する時、マル チプレクサ1106の入力“l”がその出力に供給され、フィールド2がある時 に入力“0″が出力に供給され、フィールド3の時に入力“2″が出力に供給さ れるようになっている。マルチプレクサ1106からの出力信号と端子すからの 中央タップ信号は、それぞれ+1と−1の重み係数で重み付けされた後、回路網 1110で加算される。マルチプレクサ1108の出力と中央タップ信号は、+ l/2と−172の平均係数て重み付けされた後5回路網1112で組合わされ る。これらの重み係数は、合成回路網内の適当なマトリクス回路網、あるいは1 合成回路網の入力信号路中に設けた信号乗算器によって与えることができる。 合成器11.10と1112からの出力信号はマルチプレクサ(MUX) 11 15の信号入力に供給される。マルチプレクサ1115は、また、そのスイッチ ング制御入力に運動適応形処理制御信号MARを受ける0合成器】120が、1 .5〜3.1 MHzの通過帯域を持つ帯域通過濾波器1116で濾波されたマ ルチプレクサ1115からの出力信号と、3.1 MHzの遮断周波数を持つ高 域通過症波器1118により濾波された合成器1112の出力信号とを加算する 。合成器1120からの出力信号は、遅延素子1127で遅延を受けた端子すか らの中央タップ信号と回路網1125によって加算される。遅延素子1127は 回路網1125により組合わされる信号の通過時間を等しくするものである。 第11a図の装置は、マルチプレクサ1115に供給される制御信号MAPに応 じて、動きのある画像の場合にはフィールド平均動作を行い、静止画像の場合は フィールド繰返し動作を行う。制御信号MAPは好ましくは2進信号で、−例と して、「ヘルバ」信号YTの大きさが画像の動きを示している時を検出するため の信号条件及び閾値比較回路を含む検出器1130によって信号YTから取出さ れる。信号MAPが静止画像の存在を示すと、マルチプレクサ1115が付勢さ れ、フィールド繰返し動作が行われる。信号MARが所定量の画像の動きの存在 を示す時は、マルチプレクサ1115が消勢されて、フィールド・フレーム内平 均が行われる。 第11b図は第1a図のユニット38として使用するに適した運動適応形フレー ム内処理器を示す、第11b図の装置は、1.5 MHzの水平高域通過濾波器 1140、電子的ゲー)−1144及び合成器1146が付加されている点を除 けば第11a図の装置と同じである0合成器1125からの出力信号は、15  MHz水平高域通過濾波器】140で濾波されてから、電子的伝送ゲート114 4に供給される。ゲート1144はスイッチング制御信号に応答して、主信号( 第1成分)の中央部の期間中のみ、濾波器1140の出力からの高周波数信号を 通過させる。この時ゲート1144は開いて(導通して)いる、ゲー)−114 4は主信号の時間圧縮側部パネル部分の期間中1例えば、図示した制御信号の正 のパルスの期間中、閉じる(非導通となる)、ゲート1144からの出力信号は 合成器1146において、中央タップ端子すからの遅延した合成ビデオ信号と加 算される。ゲート制御信号は入力合成ビデオ信号に伴う垂直期間同期パルスに応 答して垂直同期化されている。また、ゲート制御信号は水平同期もとられている 。水平同期は、入力合成ビデオ信号の水平同期パルス成分に応答し、各水平線同 期パルスに続くゲート制御信号の正パルス成分のタイミングを決定する画素カウ ンタを含む手段によって行わせることができる。水平線同期パルスと第1の画素 との間に所定の時間の期間を設定することは容易にできる。 第12図は第6図3よび第7図の時間伸張器および時間圧縮器に使用し得るラス タ・マツピング装置を示す、これに関連して、そのマツピング過程を示す第12 a図の波形を参照する。第12a図は画素84と670の間の中央部を時間伸張 処理により出力波形Wの画素位置1−754にマツプしようとする入力信号波形 Sを示す、波形Sの端部点画素lと670はそのまま波形Wの端部点画素1と7 54にマツプする。その中間の画素は時間伸張のために直ちに1対lにはマツプ せず、多くの場合整数的にはマツプしない、後者の場合1例えば入力波形Sの画 素位置85.33が出力波形Wの整数画素位置3に対応する。従ワて、信号Sの 画素位置85.33は整数部(85)と小数部DX(13)を含み、波形Wの画 素位置3は整数部(3)と小数部(0)を含む。 第12図において、周波数4 fscで動作する画素計数器1210は出力ラス タ上の画素位置(1・・・・754)を表わす出力「書込みアドレス」信号Mを 生成する。信号Mは、実行されるラスタ・マツピングの内容、例えば圧縮または 伸張に応じたプログラム値を含むルックアップ・テーブルを有するプログラミン グ可能のり−ト・オンリ・メモリF ROM +212に印加される。 FRO M+212はこの信号Mに応して整数を表わす出力「読取りアドレス」信号Nと 、零に等1ノいかそれより大きいかlより小さい小数を表わす出力信号DXを生 成する。6ビツト信号DX(2’ =64) ノ場合、信!DXl;i小数部分 0.  l/64゜2/64.3/64、・・・・6:l/64を示す。 F ROM 1212はビデオ入力信号Sの信号Nの記憶値の関数としての伸張 または圧縮を許容する。このようにして、読取りアドレス信号Nのプログラム値 と小数部信号DXのプログラム値か画素位置信号Mの整数値に応じて与えられる 。例えば、信号の伸張を行なうために、FROM +212は信号Mより小さい 割合いで信号Nを生成するようになっており、逆に、P ROM 12]2は信 号の圧縮を行なうために信号Mより大きい割合いて信号Nを生成する。 ビデオ入力信号Sは縦続画素遅延素子!214a 、 1214b、1214c により遅延されてビデオ入力信号の相互に遅延した信号であるビデオ信号S ( N+2)、S (N+1)、5(N)を生じる。これ等の信号は周知のような各 双対端子メモリ1216a−121Sdのビデオ信号入力に印加される。信号M は各メモリ1216a −1216dの書込みアドレス入力に印加され、信号N は各メモリ1216a−1216dの読取りアドレス入力に印加される。信号M は入来ビデオ信号情報が各メモリのどこに書込まれるかを決定し、信号Nは各メ モリからどの値が読取られるかを決定する。各メモリは1つのアドレスに書込む と同時に他の1つのアドレスから読取ることが出来る。メモリ1216a −1 216dの出力信号S (N−1)、 S (N)、 S (N+1)、 S( N+2)は、FROM1212がどのようにプログラミン取り/書込み動作に応 じて時間伸張または時間圧縮のフォーマットを呈する。 メモリ1215a−1216dからの信号5(N−1)、5(N)、S (N+ 1)、S (N+2)は、第12b図および第12c図に細部を示す、ピーキン グ濾波器1220.1222から成る4点線形内神器、PROM1225gよび 2点線形内挿器1230により処理される。ピーキング濾波器1220.122 2は図示のように信号S (N−1)、 S (N)、 S(N+1)、S ( N+2)を含む信号群から3つの信号を受けると共に、ピーキング信号Pxを受 ける。ピーキング信号PXの値は12d図に示すように信号DXの値の関数とし て0から1まで変り、信号DXに応じてPROM 1225から供給される。F ROM1225はルックアップ・テーブルを有し、DXの所定値に応じてPXの 所定値を生成するようにプログラミングされている。 ピーキング濾波器1220.1222はそれぞれ、別に信号DXを受ける2点線 形内挿器1230にピーキングされた互いに遅延するビデオ信号S ’(N ’ )とS’(N+1)を供給する。内挿器1230は(圧縮または伸張された)次 式で表わされるビデオ出力信号Wを生成する。 W=S’(N)+DX IS’(N+ 1)−5’(N)]上記の4点内挿器と ピーキング関数は高解像度の高周波数細部情報を持つ(sinX ) / Xの 内挿関数に近似するという利点がある。 第12b図はピーキング濾波器1220.1222および内挿器1230の細部 を示す。第tzb図において、信号S (N−1)、S (N)、S (N+1 )がピーキング濾波器1220内の重み付は回路1240に印加され、それぞれ ピーキング係数−1/4.1/2、−1/4で重み付けされる。第12c図に示 すように、重み付は回路1240はそれぞれ信号S (N−1)、S (N)、 S (N+1)にピーキング係数−1/4.1/2、−1/4を乗じる乗算器1 241a −1241cを含んでいる。乗算器1241a −IZ41eの出力 信号は加算器1242で合計されてピーキング済みの信号P(N)を生じる。こ の信号は乗算器1234で信号PXを乗じられてピーキング済みの信号を生成し 、その信号は加算器1244で信号S (N)と合計されてピーキング済みの信 号S ’(N )を生成する。ピーキング濾波器1222は同様の構造と動作を 示す。 2点内挿器1230においては、信号S ’(N )は減算器1232て信号S ’(N+1.)から差引かれて差信号を生じ、これが乗算器1234で信号DX に乗じられる1乗算器12コ4の出力信号は加算器1236で信号S’(N)に 加算されて、出力信号Wを生成する。 第15図に、第13図のフレーム内処理器1324の詳細を示す。 第15図の処理器J324への入力合成ビデオ信号は例えば、第1のフィールド に信号成分子Y1+cIJと「M1+AIJを含んでおり、統〈2番目のフィー ルドには成分子Y2+C2JとrM 1−A I Jを含んでいる。成分Yl+ C1,Ml及びY2+C2,Mlはフレーム内処理器38により与えられる成分 である。成分+AIと−Alは、それぞれ後続のフィールドに対する、ユニット 64と76からの成分2と成分3のフレーム内処理された情報て変調された交番 副搬送波信号を表わす、この点については、特に第1図、第1a図及び第1d図 を参照する。 マルチプレクサ(MUX)1525が位Mlにある時1合成器1528の出力に フィールド差成分が得られる。高域通過濾波器1530による濾波処理とユニッ ト1532によるゲート作用により、成分−AIが生じ、この成分は合成器15 34で信号Y1+Ci、M1+AIと組合わされると、変調された補助副搬送波 成分(+AI)を相殺して、再生主信号Yl+C1,Mlを生じさせる。再生主 信号の成分Yl+CIは高域通過濾波器1530の遮断周波数1.7MHz以下 ては変化させられず、また、成分Mlは約1.7MHz以上のフレーム内処理さ れた中央パネル情報を表わす、利得lの増幅器1535による反転を受けたフィ ールド差相殺項(−A I )が再生された変調された補助信号A1である。 再生主信号Y1+C1,Mlは第13図の信号Nに相出し、前述したように、回 路網1342によってさらに処理される。再生補助信号AIは第13図の信号M に相当し、回路網1326によって復調される。 第16図は、次に続く画像フィールドについての第15図に示した回路網132 4の動作を説明する。この場合、信号Y2+C2、Ml−AIが遅延素子152 0と1522の間に生成され、マルチプレクサ1528は位置2をとって信号Y 1+C1,M1+AIを受ける。再生主信号Y2+C2、Mlは合成器1534 の出力に生成され、逆位相の変調された補助信号−AIか再生される。 第18図において、第toe図の構成と3.58±0.5閣Hzの通過帯域を有 するH−V−T帯域濾波器1810が、信号NTSCHを減算型合成器1814 に供給する。信号NTSCHはまた転移時間等化用遅延素子1812を介して合 成器1814に供給される。分離されたルミナンス高周波数情報信号YHか合成 器1814の出力に現われる。濾波器1810からの濾波済み信号NTSCHは 復調器1816によりクロミナンス副搬送波信号SCに応じて直角復調され、ク ロミナンス高周波数情報信号IH,QHを生成する。 第19図において、信号YN、IN、QNは、側部−中央部パネル信号分離器( 時間デマルチプレクサ) 1940により、圧縮側部パネル低周波数情報信号Y 0.10.QOと伸張中央部パネル情報信号YE、IE、QEとに分離される。 デマルチプレクサ1940は前述の第8図のデマルチプレクサ816の原理を用 いることか出来る。 信号YO1IO1QOは時間伸張器1942により(第1a図のエンコーダの側 部パネル圧縮率に対応する)側部パネル伸張率で時間伸張され1回復された側部 パネル低周波数情報信号YL、IL、QLで示されるように、ワイドスクリーン 信号内に側部パネル低周波数情報のもとの空間的関係を回復する。同様に、側部 パネルに対する余裕を作るために、中央部パネル情報信号YE、IE。 QEは時間圧縮器1944により(第1a図のエンコーダの中央部パネル伸張率 に対応する)中央部パネル圧縮率で時間圧縮され、回復された中央パネル信号Y C,IC1QCで示されるように、ワイドスクリーン信号内に中央部パネル信号 のもとの空間的関係を回復する。圧縮器1944と伸張器1942は前述の第1 2図の形式のものでよい。 空間的に回復された側部パネル高周波数情報信号YH,IH,QHは、合成器1 946により、空間的に回復された側部パネル低周波数情報信号YL、IL、Q Lと組合わされて再構成された側部パネル信号YS、IS、QSを生成する。こ れ等の信号は重ね継ぎ器l960により。 再構成された中央部パネル信号YC,IC,QCと連結され、完全に再構成され たワイドスクリーン・ルミナンス信号YF’と完全に再構成されたワイドスクリ ーン色差信号IF’、QF’を生成する。側部パネルと中央部パネルの信号成分 の重ね継ぎは、第14図の重ね継ぎ器1960についての下記説明から分るよう に、側部パネルと中央部パネルの境界に肉眼で分る継目が実際上現われないよう に行なわれる。 第20図において、飛越走査信号IF’(またはQ F ’)は素子2010で 263H遅延された後、双対端子メモリ2020に印加される。この遅延信号は 更に素子2012により262H遅延された後、加算器2014で入力信号と加 算される。加算器20】4の出力信号は2分割回路2016を介して双対端子メ モリ2018の入力に印加される。メモリ2020と2018はデータを周波数 8 fscで読取り、4fscで書込む。メモリ2020と2018の出力は゛ マルチプレクサ(MUX)2022に印加されて出力順次走査信号IF(QF) を生成する。飛越走査入力信号(画素サンプルC,Xを持つ2木の線)と画素サ ンプルC,Xを含む順次走査出力信号との、両波形も示されている。 第21図は第13図の信号YF’用の変換器1350として用いるに適する装置 を示す、飛越走査信号YF’は素子2110と2112により遅延された後5図 示のように加算器2114で合成される。素子211Oからの遅延信号は双対端 子メモリ2120に印加される。加算器2114の出力信号は2分割回路211 6に印加され、その出力は加算器2118で信号7丁に加算される。加算器21 18の出力は双対メモリ2122に印加される。メモリ2120.2122は周 波数4.fscで書込み、8 fscて読取り、順次走査信号YFを生成するマ ルチプレクサ2124に出力信号を供給する。 第14図は例えば第19図の重ね継ぎ器1960として用いるに適する側部−中 央部パネル重ね継ぎ装置を示す。第14図において、重ね継ぎ器は、g!4部パ ネルルミナンス信号成分YSと中央部パネルルミナンス信号成分YCから全帯域 幅ルミナンス信号YF’を生成する回路網1410.並びに回路網1410と構 造および動作が同様の■信号重ね継ぎ器1420とQ信号重ね継ぎ器1430を 含むものとして示されている。中央部パネルと側部パネルはわざと数画素分例え ば10画素たけ重ねられている。従って、中央部パネル信号と側部パネル信号は 重ね継ぎ前の信号符号化伝送過程を通じて重複した数個の画素を共有している。 ワイドスクリーン受像機では、中央部パネルと側部パネルがそれぞれの信号から 再構成されるが、パネル信号に対して施される時間伸張1時間圧縮および濾波の ため、中央部パネルと側部パネルの境界の数画素が劣化または変形される。この 重なり領域(OL)と劣化画素(CP、明示のため幾らか誇張されている)が第 14図に信号YS、YCに関連する波形で示されている。各バネルに重なり領域 かなければ、劣化画素か互いに衝合してその継目か目で見えるが、10画素幅の 重なり領域は劣化境界画素3個ないし5個を補償するに足る幅を持つことか分っ た。 重複した画素は重なり領域における側部パネルと中央部パネルの融合を許容する 利点かある0乗算器1411は関連波形で示すように重なり領域において側部パ ネル信号YSに重み関数Wを乗した後、信号合成器1415に印加する。同様に 、乗算器1412は重なり領域において中央部パネル信号に相補重み関数(1− W)を乗じた後、信号合成器1415に印加する。これ等の重み関数は重なり領 域で線形傾斜型特性を示し、0ないしlの値を含む0重み付は後側部パネルと中 央部パネルの画素は合成器1415により合計され、各再構成画素か側部パネル 画素と中央部パネル画素の線形組合わせとなっている。 重み関数は重なり領域の最内側境界付近で1に近付き最外側境界付近て0に近付 くことが望ましい、これによって劣化画素による再構成のパネル境界への影響か 比較的少なくなる。開示した線形傾斜型重み関数はこの条件を満足するか、重み 関数は線形である必要はなく、lと0の重み点付近で曲線形または丸味のある端 部を持つ非線形の重み間数も使用することか出来る。このような重み関数は上記 形式の線形傾斜型重み関数を濾波することにより容易に得ることか出来る。 重み関数W、1−Wは、画素位置を示す入力信号に応動するルックアップテーブ ルを含む回路網と減算型合成器により容易に発生し得る。側部と中央部の画素の 重なり位置は既知であり、それに応じて、ルックアップテーブルは入力信号に応 して重み関数Wに対応し、0から1までの出力値か生じるようにプログラミング される。その入力信号は各水平線同期パルスにより同期された計数器による等の 種々の方法で発生することが出来る。相補重み関数l−Wは重み間数Wを1から 差引くことにより生成し得る。 第22図は第1a図の信号YF用の順次走査飛越走査変換器17cとして用いる に適する装置を示す。第22図はまた第2a図にも示される垂直(V)時間(T )平面上のサンプルA、B、C,Xを示した、順次走査入力信号YFの一部を示 す、順次走査信号YFは素子22IO12212によりそれぞれ525Hの遅延 を与えられてサンプルBから相対的に遅れたサンプルX、Aを生成する。サンプ ルB、Aは加算器2214で合計されて2分割回路2216に印加される0回路 2216からの出力信号は回路網2218でサンプルXと減算的に結合され、信 号YTを生成する。信号YTは双対端子メモリ2222の入力に加えられ、遅延 素子2210の出力からの信号YFが双対端子メモリ2223の入力に加えられ る。メモリ2222と2223は両方共、4 fSCの周波数で読取られ、8f 、cの周波数で書込まれて、それぞれの出力に飛越走査形式の信号YF’とYT とを生成する。 第23図は第1a図の変換器17a 、 17bとして用いるに適する装置を示 す、第23図において、順次走査信号IF(またはQF)が525H遅延素子2 3IOに印加された後、読取り周波数4fsc、書込み周波数8 fscの双対 端子メモリ2312に印加されて飛越走査出力信号IF’(またはQF’)を生 じる。サンプルC,Xを含む第1および第2の線を持つ順次走査入力信号と飛越 走査出力信号(サンプルCを含む第1の線が2倍に拡張されている)を表わす波 形も図示されている。y、対端子メモリ23】2は入力信号の第1の線のサンプ ル(C)だけを拡張された形で出力する。 第24図はユニット80の細部を示す。信号X、Zはそれぞれ非線形振幅圧縮器 2410.2412のアドレス入力に印加される。圧縮器2410.2412は それぞれ所要の非線形ガンマ圧縮関数に対応するプログラム値を含むルックアッ プテーブルを具えたプログラミング可能のリード・オンリ・メモリ(PR6OM )である、この関数はユニット2412の隣に瞬時入出力応答特性により表わさ れている。ユニット2410.2412の出力データからの圧縮信号X、Zはそ れぞれ信号乗算器2414.2415の信号入力に印加される。 乗算器2414.2416の基準入力は互いに直角位相関係にある各交番副搬送 波信号ASCを受ける。即ち信号ASCは正弦と余弦の形式にある9乗算器24 14.24I6からの出力信号は合成器2420で加算されて直角変調された信 号Mを生成する。第13図のデコーダ装置では、圧縮された信号X、Zか通常の 直角復調技法て再生され、P R,OM2410.2412の値と相補の値でプ ログラミングされたルックアップテーブルを持つ関連するFROMでこれ等の信 号の相補非線形振幅拡張が行なわれる。 第27図は第13図の適応形フレーム繰返しユニット1337の詳細を示す。第 13図のブロック1336からの入力信号は遅延ユニット2710とマルチプレ クサ(MUX)2714の一方の信号入力とに供給される。マルチプレクサ27 14の他方の入力には入力信号をユニット271oと2712て遅延させたもの が供給される。マルチプレクサ2715はその一方の入力にマルチプレクサ27 14からの出力信号を受け、他方の入力に、遅延ユニット2710と2712の 間の点から得られる中央タップ信号を受ける。中央タップ信号とマルチプレクサ 2715からの出力信号はそれぞれ濾波器273oと2732に供給される。濾 波器2730と2732の出力信号は組合わされて、第13図の回路網1350 に供給される出力信号が生成される。 濾波器2730は直流から1.78 MHzまでの周波数に対しては低域通過応 答特性を足し、3.7 MHzから5.0 MToまでの周波数に対しては帯域 通過応答特性を示す、濾波器2732は、1.78 M)!zか63.78 M )Izまでの周波数に対しては帯域通過応答特性を、5.0 MHz以上の周波 数に対しては高域通過応答特性を呈する。ワイドスクリーン・7オー・マットに おいては、これらの周波数応答特性は、標準のアスペクト比のフォーマットで伝 送するように符号化された信号を処理する第11b図と第11c図のエンコーダ 構成牛の濾波器の周波数応答特性のゆえに必要なものである。 マルチプレクサ2715の切換は、論理ANDゲー)−2720からマルチプレ クサ2715の入力SELに供給される出力信号に応して制御される。ANDゲ ート2720は論理ORゲート2722の出力と検出器2724によってルミナ ンス・ヘルバ信号YTから取出された運動適応形処理信号MAPとに応答する。 ORゲート2722はフィールド2識別信号F2とフィールド34別信号F3と に応答する。識別信号F2はマルチプレクサ2714の切換制御入力SELにも 供給される。マルチプレクサ2715は、ANDゲート2720が「1」出力論 理レベルを呈している時は、そのrXJ信号入力をその出力に結合する。これは 、信号MAPがrlJ論理レベルを呈する画像を運動がなく、またフィールド2 または3か存在して識別信号F2またはF3のいずれかか「1」論理レベルを呈 している時に、生じる。フィールド識別信号を生成するに適した装置は、例えば 、米国オレゴン州ビーバトンのテクトロニクス社(Tektronix、 In c、)から出されているイーストマン(Ge−rald A、 Eastman )氏による教程木r C1rcuit ConceptsJ第88〜92頁に説 明されているように容易に作ることかてきる。 子エコ釣            子 −夾YF’ F” 0r Flに、 2 FIG、 8’ FIG、10b FIG、 10c J4−17−’j本鍬JL及4遥も 1210         +212 −一−DX(,331 Flに、 72a +241a OL−e、l l−−I 5−OL 叶)+に++ FIG、 77 FIG、 19 補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成2年8月四日 l 特許出願の表示 PCT/US89100461 、発明の名称 斜方向の画像アーティファクトを減じるためのテレビジョン信号処理システム 3 特許出願人 住所 アメリカ合衆国 ニューヨーク州 12345スケネクタデイ リバー・ ロード 1 名称  ゼネラル エレクトリック カンパニイ4代理人 郵便番号651 住所 神戸市中央区雲井通7丁目1番1号(jagged)斜方向アーティファ クトか生じることが観察されている。この発明の原理によれば、斜方向の画像ア ーティファクトを減少させる装置が開示される。 (発明の概要) この発明の原理による装置は、例えばフレーム内信号処理のために不所望な鋸歯 状対角線方向アーティファクトを呈する可能性のあるビデオ信号を処理するため の手段を含んでいる。例示したこの発明の推奨実施例においては、エンコーダに おいて、動き(M動)を持つ画像を表わす情報が、例えば、 1.5 MHz以 上のある与えられた周波数範囲にわたってフレーム内平均(intrafram eaverage)される、動き(運動)のない画像を表わす情報は、ある与え られた周波数範囲にわたってフィールド繰返し処理を施される。ワイドスクリー ン画像のための別の非適応形のエンコーダの実施例では、主パネル及び側部パネ ル情報がフレーム内でフィールド繰返し処理されて、組合わされる。デコーダに おいては、動きのない画像を表わす情報はフレーム繰返し処理され、一方、動き のある画像を表わす情報はそのままとされる。エンコーダとデコーダにおける動 きのある画像情報と動きのない画像情報の適応処理は、フィールド差情報を含み かつ画像の動きの有無を表わす補助信号成分に応答して制御される。 ここに開示する装置は、フレーム内信号処理、例えば平均技法を採用した両立性 ワイドスクリーン高鮮明度テレビジョン・システムによって記述されている。ワ イドスクリーン高鮮明度テレビジョン信号は、中央パネル情請求の範囲 (1)テレビジョン形信号に応答してlこのテレビジョン信号の画像運動含有量 を示す制御信号を供給する制御手段を有し、特徴として、 上記制御信号(YT)に応答して、(a)所定量の運動を含んだ画像が存在する 時上記テレビジョン信号をフレーム内処理し、(b)上記所定量よりも相当少な い画像運動が存在する時上記テレビジョン信号をフレーム内でフィールド繰返し 処理する適応手段(38,64,76)を含む、テレビジョン形信号を符号化す るためのシステム。 (2)上記適応手段(38)が、垂直細部画像情報により占められる周波数帯域 より高い信号周波数範囲で上記フレーム内処理及び上記フィールド繰返し処理を 行い。 上記適応手段(38)が上記フィールド繰返し処理を実質的に運動のない画像が 存在する時に行うことを特徴とする請求項(1)に記載のシステム。 (3)上記フィールド繰返し処理が上記フレーム内処理が行われる周波数範囲よ りも低い周波数範囲で行われることを特徴とする請求項(2)に記載のシステム 。 (4)画像運動が存在する時、上記適応手段(38,64,76)が、各グルー プ内で同じ値を持つような互いに排他的なフレーム内画像情報画素からなるグル ープを供給することを特徴とする請求項(1)に記載のシステム。 (5)上記適応手段(38,64,76)が画像運動が存在する時、上記テレビ ジョン信号をフレーム内平均することを特徴とする請求項(1)に記載のシステ ム。 (6)上記テレビジョン信号か、標準的なテレビジョン画像よりも大きなアスペ クト比を持ちかつ主画像パネル情報と側部パネル画像情報とを含んでいるワイド スクリーン画像を表わすものであり、 上記適応手段が、(a)上記主パネル画像情報と上記制御信号とに応動して、所 定量以上の画像運動が存在する時上記主パネル情報をフレーム内でフレーム内処 理し、上記所定量以下の画像運動か存在する時上記主パネル情報をフレーム内で フィールド繰返し処理する第1の適応手段(38)と、(b)上記側部パネル画 像情報と上記制御信号とに応動して、所定量以上の画像運動が存在する時上記側 部パネル情報をフレーム内でフレーム内処理し、上段(64)とを含み、 さらに、上記第1と第2の適応手段からの出力信号を組合わせる手段(40)を 含むことを特徴とする請求項(1)に記載のシステム。 (7)垂直細部画像情報周波数の範囲を除く周波数範囲で、上記第1 (38) と第2 (64)の適応手段は1画像運動が存在する時フレーム内でフレーム内 平均処理を行い、画像運動か存在しない時フレーム内でフィールド繰返し処理を 行うことを特徴とする請求項(6)に記載のシステム。 (8)フレーム内処理されたテレビジョン形信号を受信するためのシステムであ って。 上記テレビジョン信号の画像運動含有量を表わす制御信号(YT)を供給する手 段(1360)と、上記制御信号と上記テレビジョン信号に応答して、所定量の 画像運動か存在する時上記テレビジョン信号を実質的にそのまま通過させ、上記 所定量より相当に少ない運動が存在する時上記テレビジョン信号にフレーム繰返 し処理を施す適応手段(1337)と、上記適応手段からの出力信号に応答する 画像信号処理手段(1364)と、 を含むことを特徴とするシステム。 (9)上記適応手段(1337)が上記所定量の画像運動が存在する時上記テレ ビジョン信号を実質的にそのまま通過させることを特徴とする請求項(8)に記 載のシステム。 (10)上記適応手段(1337)が垂直細部情報によりて占められる周波数範 囲より高い周波数範囲で上記フレーム繰返し処理を行うことを特徴とする請求項 (8)に記載のシステム。 (11)上記受信されたテレビジョン信号が、標準的なテレビジョン画像よりも 大きなアスペクト比を持ちかつ符号化された主パネル及び側部パネル画像情報を 含んているワイドスクリーン画像を表わすものであることを特徴とする請求項( 8)に記載のシステム。 (12) i記テレビジョン信号が飛越走査形式であり、上記システムか上記飛 越走査信号を順次走査形式に変換する手段(1:150)を含み、 上記適応手段(1:l:17)か上記テレビジョン信号を上記変換手段に結合す ることを特徴とする請求項(11)に記載のシステム。 (13)ベースバンド・ルミナンス及びクロミナンス情報で変調され、標準的な テレビジョン画像より大きなアスペクト比を持ち主パネル及び側部パネル情報を 含むワイドスクリーン画像を表わすテレビジョン信号を受信するシステムであっ て、上記ワイドスクリーン・テレビジョン信号を復調して上記ベースバンド信号 を再生する手段を含み、特徴として、 実質的に動きのない画像が存在する時上記ベースバンド・ルミナンス情報をフレ ーム繰返し処理する手段を含んでいる、請求項(8)に記載のシステム。 (14)上記受信されたテレビジョン信号が実質的に動きのない画像の存在する 時に、フレーム内てフィールド繰返し処理されている信号であることを特徴とす る請求項(13)に記載のシステム。 (15)標準的なテレビジョン画像よりも大きなアスペクト比を有し、主パネル 情報と側部パネル情報とを含むワイドスクリーン画像を表わすテレビジョン信号 を符号化するためのシステムであって、 上記主パネル情報をフレーム内で非適応形フィールド繰返し処理する第1の手段 (38)と、上記側部パネル情報をフレーム内で非適応形フィールド繰返し処理 する第2の手段(64)と、上記第1と第2の手段からの出力信号を組合わせる 手段(40)とを含むことを特徴とするシステム。 (16)上記第1 (38)と第2 (64)の手段が、奇数フレームについて は、第1のフィールド中の空間位置からの情報を上記第1のフィールドから26 2日離れた第2のフィールド中の空間位置へ繰返し配置し、偶数フレームについ ては、第2のフィールド中の空間位置からの情報をこの第2のフィールドから2 628Iすれた第1のフィールド中の空間位置へ繰返して配置することを特徴と する請求項(15)に記載のシステム。 国際調査報告 11、。、わ。1.A、ユ+ta++。、、、 PCT/υS 8910046 1国際調査報告

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)テレビジョン信号に応答して、このテレビジョン信号の画像運動含有量を 表わす制御信号を供給する制御手段を含み、特徴として、 上記制御信号に応答して、(a)所定量の運動を含む画像が存在する時、上記テ レビジョン信号をフレーム内処理し、(b)画像運動が上記所定量よりも相当に 少ない場合に、フレーム内で上記テレビジョン信号をフィールド繰返し処理する 適応手段(38)を備えてなる、テレビジョン形信号を処理するためのシステム 。
  2. (2)上記適応手段が、垂直細部画像情報により占められる周波数帯域より高い 信号周波数範囲で上記フレーム内処理及び上記フィールド繰返し処理を行い、上 記適応手段が上記フィールド繰返し処理を実質的に運動のない画像が存在する時 に行うことを特徴とする、請求項(1)に記載のシステム。
  3. (3)上記フィールド繰返し処理が上記フレーム内処理が行われる周波数範囲よ りも低い周波数範囲で行われることを特徴とする、請求項(2)に記載のシステ ム。
  4. (4)画像運動が存在する時、上記適応手段が、各グルーブ内で同じ値を持つよ うな互いに排他的なフレーム内画像情報画素からなるグルーブを供給することを 特徴とする、請求項(1)に記載のシステム。
  5. (5)上記適応手段が画像運動が存在する時、上記テレビジョン信号をフレーム 内平均することを特徴とする、請求項(1)に記載のシステム。
  6. (6)上記テレビジョン信号が、標準的なテレビジョン画像よりも大きなアスペ クト比を持ちかつ主画像パネル情報と側部パネル画像情報とを含んでいるワイド スクリーン(38)画像を表わすものであり、 上記適応手段が,(a)上記主パネル画像情報と上記制御信号とに応動して、所 定量以上の画像運動が存在する時上記主パネル情報をフレーム内でフレーム内処 理し、上記所定量以下の画像運動が存在する時上記主パネル情報をフレーム内で フィールド繰返し処理する第1の適応手段と、(b)(64)上記側部パネル画 像情報と上記制御信号とに応動して、所定量以上の画像運動が存在する時上記側 部パネル情報をフレーム内でフレーム内処理し、上記所定量以下の画像運動が存 在する時上記側部パネル情報をフレーム内でフィールド繰返し処理する第2の適 応手段とを含み、 さらに、上記第1と第2の適応手段からの出力信号を組合わせる手段(40)を 含むことを特徴とする、請求項(1)に記載のシステム。
  7. (7)垂直細部画像情報周波数の範囲を除く周波数範囲で、上記第1と第2の適 応手段は、画像運動が存在する時フレーム内でフレーム内平均処理を行い、画像 運動が存在しない時フレーム内でフィールド繰返し処理を行うことを特徴とする 、請求項(6)に記載のシステム。
  8. (8)フレーム内処理されたテレビジョン形信号を受信するためのシステムであ って、 上記テレビジョン信号の画像運動含有量を表わす制御信号(YT)を供給する手 段(1360)と、上記制御信号と上記テレビジョン信号に応答して、所定量の 画像運動が存在する時上記テレビジョン信号にある処理を施し、上記所定量より 相当に少ない運動が存在する時上記テレビジョン信号にフレーム繰返し処理を施 す適応手段(1337)と、 上記適応手段からの出力信号に応答する画像信号処理手段(1364)と、 を含むことを特徴とするシステム。
  9. (9)上記適応手段が上記所定量の画像運動が存在する時上記テレビジョン信号 を実質的にそのまま通過させることを特徴とする、請求項(8)に記載のシステ ム。
  10. (10)上記適応手段が垂直細部情報によって占められる周波数範囲より高い周 波数範囲で上記フレーム繰返し処理を行うことを特徴とする、請求項(8)に記 載のシステム。
  11. (11)上記受信されたテレビジョン信号が、標準的なテレビジョン画像よりも 大きなアスペクト比を持ちかつ符号化された主パネル及び側部パネル画像情報を 含んでいるワイドスクリーン画像を表わし、かつ、フレーム内処理が施されてい るものであることを特徴とする、請求項(8)に記載のシステム。
  12. (12)上記テレビジョン信号が飛越走査形式であり、上記システムが上記飛越 走査信号を順次走査形式に変換する手段(1350)を含み、 上記適応手段(1337)が上記テレビジョン信号を上記変換手段に結合するこ とを特徴とする、請求項(11)に記載のシステム。
  13. (13)標準的なテレビジョン画像よりも大きなアスペクト比を有し、主パネル 情報と側部パネル情報とを含むワイドスクリーン画像を表わすテレビジョン信号 を処理するためのシステムであって、 上記主パネル情報をフレーム内でフィールド繰返し処理する第1の手段(38) と、 上記側部パネル情報をフレーム内でフィールド繰返し処理する第2の手段(64 )と、 上記第1と第2の手段からの出力信号を組合わせる手段(40)とを含むことを 特徴とするシステム。
  14. (14)上記第1と第2の手段が、奇数フレームについては、第1のフィールド 中の空間位置からの情報を上記第1のフィールドから262H離れた第2のフィ ールド中の空間位置へ繰返し配置し、偶数フレームについては、第2のフィール ド中の空間位置からの情報をこの第2のフィールドから262H離れた第1のフ ィールド中の空間位置へ繰返して配置することを特徴とする、請求項(13)に 記載のシステム。
  15. (15)ベースバンド・ルミナンス及びクロミナンス情報で変調され、標準的な テレビジョン画像より大きなアスペクト比を持ち主パネル及び側部パネル情報を 含むワイドスクリーン画像を表わすテレビジョン信号を受信するシステムであっ て、上記ワイドスクリーン・テレビジョン信号を復調して上記ベースバンド信号 を再生する手段を含み、特徴として、 上記ワイドスクリーン信号がフレーム内処理を受ける形式のものであり、また、 実質的に動きのない画像が存在する時上記ベースバンド・ルミナンス情報をフレ ーム繰返し処理する手段を含んでいるシステム。
  16. (16)上記受信されたテレビジョン信号が実質的に動きのない画像の存在する 時に/フレーム内でフィールド繰返し処理されている信号であることを特徴とす る、請求項(15)に記載のシステム。
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