JPH03501039A - 搬送装置を備えた保管システム、特に車輛の駐車システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 搬送装置を備えた保管システム、特に 車輌の駐車システム 本発明は、特に車輌を自動駐車しかつ出車するための多階層駐車場にて、入口個 所に置かれた重い物品を互いに上下に隣接した少なくとも１つの階層に配置され た保管用空間まで搬送すると共に各保管用空間から出口個所まで搬送するための 搬送装置を備え、さらに保管システムの全高さにわたって延在しかつ水平案内部 に沿って移動しうる少なくとも１個のタワー状枠体と、このタワー状枠体に配置 されかつ垂直案内部に沿って上下移動しうる受人装置と、互いに平行して走行し かつ前記受入装置内の対向側に配置されると共にタワー状フレームの水平案内部 に対し垂直に位置する２個のローラレールと、個々の保管用空間に配置された固 定ローラレールとよりなるリフトシステムを備え、これにより受入装置のローラ レールを整列させうる保管システムに関するものである。

多階層駐車場につき設計された公知の保管システムにおいては、液圧作動式のリ フトプラットフォームが設けられる。このブラシトフォームには別個の輸送ワゴ ンを配置して水平方向に移動させることができる。入口個所に駐車した車輌は移 送装置を用いて輸送ワゴン上に載置され、次いでこれをリフトプラットフォーム により、各場合につき所定レベルまで垂直方向に搬送する。所定レベルに到達し た後、輸送ワゴンをリフトプラットフォームから外しかつ各保管用空間まで水平 方向に移動させ、ここで車輌を輸送ワゴンから各空間中へ押し込む。この公知の 駐車システムの構造は極めて高価であり、個々の駐車および出車操作には相当な 時間を要する。

冒頭に記載した種類の保管システムは他にも知られており（ドイツ公開公報第１ ．８１１．６３５号）、これは受入トラフを用いて槽群を搭載しかつ荷下ろしす るよう作用する。搭載および荷下はチェーン駆動部を用いて行なわれ、このチェ ーン駆動部は両方向に駆動しうると共に旋回フックを介し受入トラフに連結する ことができる。この種の保管システムは、簡単な保管物質（たとえば棒鉄）にし か通していない。

本発明の目的は、大型かつ鋭敏な物品でさえ高い正確度かつ信顛性を以て収容し うると共に、低コストにて迅速に搭載しかつ受入れうる保管システムを提供する ことにある。

本発明によれば、この目的は、保管すべき物品を搬送するための可動輸送パレッ トをローラレール上に案内し、少な（とも１個の移送装置を受入装置上でローラ レール間に配置して移送に際し各輸送パレットを移動させると共に輸送パレット を受入装置での搬送に際し固定し、各輸送パレットの少なくとも下側にはほぼ中 心かつその長手方向に延在して案内レールを固定し、その案内部分を下方向に指 向させると共に、移送装置に属する把持ホイールを案内部分の両側に配置して、 この案内部分の対向側に対し施しかつそこから再び上昇させて選択的に駆動させ かつ一緒に固定しうるよう構成することにより達成される。

本発明による保管システムにおいては、保管すべき物品を種々異なる入口個所か ら任意所望の保管用空間まで輸送し、次いで種り異なる出口個所まで輸送するこ とが可能である。さらに、１つの保管用空間から他の保管用空間まで物品の再配 置を容易に行なうこともできる。水平方向および垂直方向の両輸送運動は、極め て簡単な構造としうる単一のフレームを用いて行なわれる。水平方向の搬送運動 と垂直方向の搬送運動とを重ねることにより、物品を最短の直接的経路により空 間から空間まで保管システム内で搬送することができる。これら物品を同様に保 管用空間に残存する輸送パレットにて搬送するので、極めて簡定支持床を必要と せず、寧ろ支持構造の１部としうる個々の支持レールよりなるシステムだけで充 分である。受入装置から各保管用空間への輸送パレットの移送またはその逆の移 送は特に簡単であって、輸送パレットの案内レールに対し施しうる把持ホイール を使用する。固定状態において、把持ホイールは同時にブレーキとして作用する と共に１つの保管用空間から他の保管用空間への移動に際し輸送パレットを固定 する。

把持ホイールは、有利には受入装置の長手方向に変位自在な保持システムに装着 される。

保持システムは、輸送パレットの平面の下で受入装置上に配置されたスピンドル 駆動型シリンダ装置を介し変位させることができる。

互いに対向位置する把持ホイールは、それぞれ有利にはこの保持システム上に位 置する旋回レバー装置に装着される。２個の対向把持ホイールの旋回レバー装置 は、この場合、他の２個の接続レバーを介して二重ナックル継手に接続すること ができ、これら２個の接続レバーの支持点と保持システムとの間に共通の固定駆 動部が得られる。スピンドル駆動型シリンダ装置は、固定駆動部として設けるこ とができる。

搬送装置の低い騒音および円滑な作動を達成するため、把持ホイールはゴムタイ ヤ型とすることができる。

保管用空間を２つの対向垂直面の間に収容すると共に搬送装置をこれら２つの平 面間に配置する保管システムにおいて、受入装置は対向側部に配置された保管用 空間のそれぞれにつき別個の移送装置を備えることができ、したがって各輸送パ レットを一方の側から他方の側まで選択的に搬送することができる。

同時に、対向側部からの輸送パレットを受入装置上へ選択的に載せることができ る。

本発明による構成はあらゆる保管システム、特に比較的重い物品を保管室に保管 すべき場合は何時でも、いわゆる迷路保管システムにつき使用することができる 。本発明による保管システムは、さらに多階層の駐車場にも容易に適用すること ができる。

しかしながら多階層の駐車場の場合、特に車庫入れおよび車庫出し階層における 自由空間には可能であれば常にパレットを設けて自動車に対する事故および損傷 を防止すべきであるという特定の要求が存在する。この目的で、第２対のローラ レールをタワー状フレーム内で案内される受入装置に上記ローラレールから垂直 方向の間隔で配置して交換輸送パレットを支持することができ、この交換輸送パ レットは自動車により占拠された輸送パレットが除去された後にその個所に挿入 される。この交換輸送パレットは、他の輸送パレットと同じ特徴を有する。

好ましくは、移送装置を互いに上下位置するローラレール対の間に配置し、かく して両輸送パレットの選択移送につき使用することができる。

有利には、さらに案内部が上方向に指向する他の案内レールを少なくとも下側輸 送バレントの上側にその中央かつ下側に設けられた案内レールに対し平行して設 け、移送装置はさらに２個の下側に位置する把持ホイールを備えてこれらを上側 把持ホイールと同じ車軸に装着すると共に、各下側輸送パレットにおける上側案 内レールの上方向に指向した案内部分の両側に対し施すことができる。この点に 関し、駆動システムは、何ら特定の余計な出費なしに２個のパレットを移動させ かつ固定するための同じ計画で設計される。

把持ホイールは、カップリングを介し駆動軸に対して選択的に連結しかつ連結解 除することができる。

他の具体例は、上側対の把持ホイールと下側対の把持ホイールとの間の垂直距離 を上側支持パレットの下側案内レールと下側支持パレットの上側案内レールとの 間の垂直距離よりも短くし、さらに両側における旋回レバー装置を上下移動させ て各案内レールに連結しうることを特徴とする。

この目的で、旋回レバー装置は好ましくは保持システムにおける把持ホイールに より垂直方向変位自在に案内され、その高さをリフト駆動部によって調節するこ とができる。有利には、クッション型シリンダをリフト駆動部として設ける。

輸送パレットがその上側と下側との両者に案内レールを備えれば特に有利である 。かくして、必要に応じ輸送パレットを上側パレットもしくは下側パレットのい ずれかとして選択的に挿入することが可能である。

以下、添付図面を参照して本発明を実施例により詳細に説明する： 第１図は搬送装置を備えた自動保管システムを有する多階層駐車場の部分断面図 であり、 第２図は搬送装置の拡大図であり、 第３図は第２図に示した受入装置の拡大断面図であり、第４図は第２図と同様で あるが他の実施例の同様な図面であり、 第５図は第４図に示した受入装置の拡大断面図であり、第６図は第２図と同様な 他の実施例の図面である。

図面の第１〜３図によれば、多階層駐車場１には保管システムを装着し、この保 管システムは道路レベル２より上および下の幾つかのレベルに車輛４のための保 管用空間３を備える。これら保管用空間３は、２つの対向する垂直階Ｎ５および ６にて上方にかつ互いに隣接して配置される。

多階層駐車場の内部は、支持用分割床に分ける必要がない。

それぞれ個々の保管用空間３につき２個の固定ローラレール７を設けるスチール 構造にて充分である。ローラレール７は輸送パレット８を受入れるよう作用し、 パレットのそれぞれに車輛４を載置しかつ輸送することができる。

保管用空間３０２つの垂直列５および６０間で移動しうる１個もしくはそれ以上 のリフト９を備えたシステムは、搭載された或いは搭載されてない輸送パレット ８を輸送するのに役立つ。

リフト９を特に第２図に詳細に示す。このリフトは実質的にタワー状フレーム１ ０よりなり、このフレームは多階層駐車場の全高さにわたって延在すると共に最 上部および最下部の保管用空間に到達することができる。

タワー状フレーム１０は、支持レール１２上で案内されるりラブ１１から懸垂し て配置される。支持レール１２は多階層駐車場ｌの屋根１３の下にて短距離で走 行し、したがって多階層駐車場の全高さを積層させると共に保管用空間３を密充 填式に配置することができる。

クラブ１１は矩形の剛性支持フレーム１４で構成されて、その４隅を支持レール １２上に走行ホイールを介し支持する。図面には詳細に示さない走行ホイールは 、同期的に電動モータ１５により駆動することができる。

案内カラム１６を支持レール１２の内側にて４隅部でクラブ１１の支持フレーム １４に固定すると共に、垂直下方向に懸垂させ、かつ多階層駐車場１の床１７近 くまで延在させる。案内カラム１６は、それぞれ対として配置され、より正確に はクラブ１１の移動方向に対し横方向に位置する平面に配置される。

各カラム対の案内カラム１６の下端部は機材１８により互いに連結される。

受入装置１９は垂直案内カラム１６上に装着されて、上下移動することができる 。受入装置１９は主として２個のローラレール２０よりなり、これらをクラブの 水平移動方向に対し垂直に配置すると共に輸送パレット８を受入れるよう作用さ せる。

これら２個のローラレール２０はそれぞれＵ−ビーム２１の上側リムに固定され 、これらビームを横ウェブ２２により互いに堅固に接続する。

詳細には図示しない案内ロールは受入装置１９を垂直案内カラム１６上で案内す るよう作用する。

個々の各ローラ案内部の案内ローラを共通の支持装着部３０に位置せしめ、この 装着部３０を受入装置１９に対し横方向に固定する。

支持装着部３０のそれぞれは、ブロックおよびタンクル状リフト機構のための弛 緩プーリー３１を同時に収容して、受入装置】９を上下移動させるよう作用する 。

４個のリフト機構は、図示した実施例においてチェーンブロックおよびタックル システム３２として設計される。チェーン３３を外側垂直案内カラム１６のそれ ぞれに横方向固定点３４に位置せしめ、そこから固定プーリー３５を介し上方向 に走行させ、ここで１８０″′偏向させて各弛緩プーリー３１まで延在させ、こ のプーリー３１を各支持装着部３０に収容し、さらにそこから再び上方向へ第２ の固定された電磁式制動ブー１１−３６まで延在させ、ここからチェーン３３を 水平方向に偏向させ、クラブ１１の支持フレーム１４の中心に到らしめる。全部 で４個のチェーン３３の共通駆動部３７を支持フレーム１４の中央領域に設ける 。この駆動部３７は電動モータ３８で構成されて、その速度をワームギヤ３９を 介しシャフト４０に伝達する。第２図に示したように、シャフト４０にはその左 側端部から短距離にギヤホイール４１を設けて、平行シャフト４３のギヤホイー ル４２と噛合させる。

２本シャフト４０および４３にはその外側端部に全部で４個のチェーンホイール ４４を設け、これらはブロックおよびタックルシステムの４個のチェーン３３を 駆動させる。共通駆動部３７により、完全な同期が確保される。

構造体を装着する際に４個のチェーン３３を調節すると共に所定時間後にこれら をリセットするため、チェーンの絶対長さをリセットしうる緊張ネジ４５をチェ ーンの４個の固定点３４に設ける。

勿論、代案としてチェーン３３の代わりにローブを設けることも可能であり、こ の場合はチェーンプーリーのそれぞれをローブプーリーとして設計せねばならな い。

リフト駆動部の共通駆動部３７０作動により、受入容器１９はリフト９にて上下 移動することができ、さらにリフト９の水平方向移動の際にも同時に移動するこ とができる。したがって、プーリー８は最短経路により各駐車空間まで直接移動 することができる。

受入装Ｗ１９のローラレール２０が個々の保管用空間３の固定ローラレール７と 整列した際、リフトに位置する輸送パレット８をそれぞれの場合に保管用空間３ 中に挿入し或いは輸送パレットを保管用空間からリフトの受入装置１９まで移動 させることができる。

リフトの受入装置１９に堅固に固定された２個の移送装置４６および４７は、輸 送パレット８を駆動させるよう作用する。

右側輸送袋２４７は輸送パレット８をリフトの受入装置１９から右側に位置する 保管用空間まで変位させると共に、輸送パレットをこの保管用空間から受入装置 まで変位させるよう作用する。左側に配置された移送装置４６は、左側に位置す る保管用空間を処理するよう作用する。

輸送パレット８のそれぞれは、その下側にてその変位方向の中央に断面Ｔ−ビー ム状の案内レール４８を備え、その案内部分４９（すなわち自由ウェブ）は下方 向に指向すると共に、ウェブの対向側部にそれぞれ配置された２個のゴムタイヤ 型把持ホイール５０および５１のための摩擦表面として作用する。各移送装置に 属する把持ホイール５０および５１は、選択的に駆動されかつ固定される。固定 状態においてこれらは輸送パレット８をリフトの受入装置１９上に固定し、かつ 駆動状態においては輸送パレット８を保管用空間中まで搬送し、或いは保管用空 間から受入装置１９まで搬送する。

把持ホイール５０および５１が保管用空間におけるパレットに到達しうるよう、 これらを受入装置１９の長手方向に変位自在に装着された保持システム５２に固 定する。保持システム５２はスピンドル駆動型シリンダ装置５３を介し前後方向 に押圧することができ、シリンダ装置５３は電気作動させることができかつ輸送 パレット８の平面の下にて受入装置１９に配置される。スピンドル駆動型シリン ダ装置５３は主として電動モータ５４よりなり、この電動モータはチェーン駆動 部５５とシリンダ５６内に配置されたボールネジとによりコンロッド５７を前後 方向に押圧する。シリンダ５６を２個の■−ビーム５８間に保持し、これらビー ムを受入装置１９の横ウェブ２２に固定する。

把持ホイール５０および５１用の保持システム５２をコンロッド５７の端部に位 置せしめる。スピンドル駆動型シリンダ装置５３の突出重量をそれぞれ移送装置 ４６および４７の延長状態でさえ支持しうるよう、コンロッド５７の周囲に同一 の角度間隔で配置された３個もしくはそれ以上の案内チューブ５９を他の保持装 置として設けると共に、一方の側を保持システム５２に固定しかつ他方の側を案 内ブシュ６０を介しシリンダ５６のハブフラング６１中に案内する。

移送装置４７の案内チューブは移送装置４６の対応案内チューブと正確に整列し て、整列した各案内チューブ５９を案内チューブ５９中に入れ予成に挿入された 案内ロッド６２を介して接続しうるようにする。案内チューブ５９の内側にて、 案内ロッド６２は螺旋圧縮バネ（図示せず）に当接して、比較的長い案内チュー ブ５９のための安定な装着が各操作状態にて得られる。

それぞれ２個の移送装置４６および４７の保持システム５２は肉厚ブロック６３ よりなり、ここに２個の垂直車軸６４を収納する。それぞれ上側旋回レバー６５ および６６並びにそれぞれ下側旋回レバー６７および６８を、車軸６４の下端部 および上端部に対称配置する。２個の旋回レバー６５および６７は把持ホイール ５０の垂直車軸を支持すると共に、旋回レバー６６および６８は他方の把持ホイ ール５１０車軸７０を支持する。

把持ホイール５０および５１を駆動させる電気ギヤモータ７１を、それぞれの場 合、下側旋回レバー６７および６８に配置する。

スピンドル駆動型シリンダ装置７４にて離間端部を関節状にしたそれぞれリム７ ２および７３をそれぞれ把持ホイール５０および５１の車軸７０および７１と蝶 着する。スピンドル駆動型シリンダ装置７４のコンロッド７５は保持システム５ ２のブロック６３の中央前部に係合する。スピンドル駆動型シリンダ装置７４を 作動させることにより、把持ホイール５０および５１をＴ−レール４８のウェブ ４９に対し押圧し、或いはこれを上昇離間させることができる。

リム７２および７３はその中央領域がターンバックルとして設計され、把持ホイ ール５０および５１の開放移動を設定し、かつ所定時間後に所望に応じリセット することができる。

したがってリフトが輸送パレット８上に保管用空間に位置する車輌を集める際、 リフト９における受入装置１９のローラレール２０は各保管用空間の対応する固 定ローラレール７と整列する０次いで、各移送装置４６もしくは４７はスピンド ル駆動型シリンダ装置５３の作動により前方向に移動する一方、把持ホイール５ ０および５１は僅かに離間移動する。移送装置の伸長状態において、把持ホイー ル５０および５１はスピンドル駆動型シリンダ装Ｗ７４の作動により一緒に移動 し、かつこれらホイールは同時にギヤモータ７１の作動によって駆動され、各輸 送パレット８がリフト９の受入装置１９の方向に移動する。

スピンドル駆動型シリンダ装置５３の反対方向の作動により、移送装置４７は同 時にその後退位置まで復帰する。輸送パレット８が受入装置１９におけるその最 終位置に到達すると、把持ホイール５０および５１０回転運動が停止される一方 、Ｔ−レールのウェブ４９に加えられた把持ホイールの圧力が継続維持されて、 輸送パレット８を受入装置１９上に固定保持する。さらに支持するため、第２移 送装置４６の把持ホイールをウェブ４９と堅固に係合させることもできる。

リフトの受入装Ｗ１９から保管用空間への輸送パレット８の荷下しは、完全に反 対な方向で行なわれる。

第１〜３図に示した上６記構造は、比較的大きい物品の保管および多階層駐車場 に関する任意の種類の保管システムに同等に適している。

第４図および第５図に示した改変実施例は特に多階層駐車場につき設計されたも のである。以下、第１〜３図に示した実施例とは異なる特徴につき説明する。簡 明にするため、同一部材については同一の参照符号で示す。

第１実施例におけると同様に、タワー状フレーム１０をこの場合にも設け、これ は第１〜３図に示したフレームと全ての詳細な点において一致する。

受入装Ｗ１９、並びに移送装置４６および４７のみが相違点を示す。

先ず最初に、他の２個のローラレール７６をローラレール２０の下に所定間隔に て支持装着部３０に対し横方向に固定し、さらに４個の支持装着部３０の上に配 置する。下側ローラレール７６は交換輸送バレン）８ａを受入れるよう作用し、 このパレット８ａはモータ車輛により占拠された輸送パレットが保管用空間から 引出されると直ちに、残存する空き空間に挿入することができる。

第１〜３図に説明した移送装置とほぼ同一である移送装置４６および４７は、バ レント８および８ａを選択的に排除しかつ固定するよう作用する。

第４図および第５図に示した移送装置４６および４７は上側把持ホイール５０お よび５１の他に２個の下側に位置する把持ホイール７９および８０をも備え、こ れらを上側把持ホイールと同じ車軸６９および７０に位置せしめる。しかしなが ら、この実施例において、上側および下側対の把持ホイールは、特にそれぞれ電 磁作動式カンブリング８０および８１並びに８３および８４により被動シャフト ６９および７０から選択的に連結解除することができる。かくして、上側輸送パ レット８または下側交換輸送バレン）８ａのいずれかを作動させることができる 。

輸送バレント８および８ａの両者は、その上側の中央かつ下側に設けられたＴ− レール４８に平行して、さらにＴ−レール７７をも備え、その自由ウェブ７８を 上方向に指向させる。下側把持ホイール７９および８０は、輸送パレットが交換 パレットとして下側ローラレール７６上に位置する際に、このウェブ７８に当接 する。

入口レベルにおける対応の駐車空間に入車されたモータ車輛を集めるべ（、交換 輸送パレット８ａのみを載置したタワー状フレーム１０は対応する保管用空間ま で移動し、上側ローラレール２０が保管用空間の対応ローラレール７と整列する 。車輌を位置せしめた輸送パレット８が受入装置１９中へ導入された後、この受 入装置１９は下側ローラレール７６が保管用空間のローラレール７と整列するま で僅か上方向に移動する。交換輸送パレットを次いで自由保管用空間に押入れで 、得られた自由空間が直ちに再び覆われて他の車輌を導入することができる。

次いでリフトが自由保管用空間まで移動し、ここに車輌を載置する。これを行な うため、先ず最初に下側ローラレール７６を保管用空間のローラレール７と整列 させて、そこに位置する輸送パレットを交換輸送バレン）８ａとして受入装置１ ９中へ導入しうるようにする。次いで、受入装置１９を上側ローラレール２０が ローラレール７と整列するまで僅か下降させて、車輌を載せた輸送パレット８を 自由ローラレール７上に導入しうるようにする。次いで、さらに除去操作を行な うべ（リフトを準備する。

１列のみのローラを受入装置１９０ローラレール２０および７６のそれぞれに配 置する一方、２個のローラ８６および８７を個々の保管用空間の各ローラレール ７に相対回転しうるよう装着する。このようにして、半数のみのローラレール７ しが保管用空間に必要とされない。何故なら、それぞれの場合、２個の隣接する 保管用空間につき１個のローラレール７を使用しうるからである。

第６図に示した実施例は、第５図に示した実施例の変形である。一層明瞭にする ため、同一参照符号を前記実施例におけると同じもしくは均等な部材につき使用 する。

第６図に対応する実施例において、図面の右側に示した移送装置４７と反対側に 配置された移送装置４６（図示せず）との両者は、それぞれの場合、２個のパレ ットで取扱うよう、すなわちたとえばモータ車輛を載せた上側パレット８および 下側交換パレット８ａにつき選択される。

コンロッド５７を保持システム５２に接続したスピンドル駆動型シリンダ装置５ ３は、この場合も各移送装置を駆動させるよう作用する。保持システム５２はほ ぼ正方形の支持プレート８８よりなり、ここに４個のブラケットアーム８９をコ ンロッド５７に平行して配置すると共に堅固に固定する。支持プレート８８は、 案内ブシュ６０および６０ａ中に延在する４本の案内チューブ５９により案内さ れる。２個の案内ブシュ６０および６ａはかくして各案内チューブ５９に対し整 列し、保持システム５２に関し極めて安定な案内が得られる。

それぞれ２対の把持ホイール５０および５１、並びに７９および８０を、それぞ れ対向する旋回プレート９０〜９３に位置せしめる。右側に配置された旋回プレ ート９２および９３は共各パレットを上側パレットおよび下側パレットとして使 用しう通の垂直旋回車軸９４を介して装着され、この車軸を２木の右側ブラケッ トアーム８９に固定する一方、２個の左側旋回プレート９０および９１を共通の 旋回車軸９５に位置せしめ、これを２本の左側ブラケットアーム８９の間に固定 する。互いに接続された旋回プレート対のそれぞれは車軸６９および７０をそれ ぞれ支持し、ここに把持ホイールを固定する。カップリングにより中断しえない 車軸６９および７０は、ギヤモータ７１により駆動される。

それぞれ上側把持ホイール５０および５１とそれぞれ下側把持ホイール７９およ び８０との間の垂直間隔は、上側支持パレット８の下側案内レール９６と下側支 持バレッ）８ａの上側案内レール９８との間の距離よりも短くなるよう設計する 。把持ホイールをそれぞれ支持する旋回プレート９０および９１並びに９２およ び９３の対は回転自在であるだけでなく、それぞれ旋回車軸９４および９５にて 垂直方向変位自在に装着される。

その結果、それぞれ把持ホイール５０および５１並びに７９および８００対は、 所望に応じ案内レール９６および９７と接触することができる。

第６図において把持ホイールは、これらが案内レール９６にも案内レール９７に も接触しない中央の非活動位置で示されている。

端板９９および１００がそれぞれ上側および下側ブラケットアーム８９に固定さ れたクッション型シリンダ９８は、把持ホイールを支持する旋回プレート対を垂 直駆動するよう作用する。

全ての支持パレット８および８ａを案内レール９７を有する上側に設けると共に 案内レール９６を有する下側にも設けて、参皿狂号図説所 るようにする、第６図に示した実施例において、案内レールは箱状の輪郭を存す る。

第６図に示した受入装置１９０１回のサイクルは次の通りである：　スピンドル 駆動型シリンダ装置５３が、そこに把持ホ１　多Ｐ片ノ曽肚早ろ１　２　追正６ レベル３　保管用空間　４　車輛 ５　垂直階層　６　垂直階層 ７　固定ローラレール　８　輸送パレット５５　チェーン駆動部　５６　シリン ダ５７　コンロッド　５８　１−ビーム ５９　案内チューブ　６０　案内ブシュ６０ａ　Ｅ内ブシュ　６１　ハブフラン ジ６１、　ａ　ハブフランジ　６２　案内ロンドロ３　ブロック　６４　車軸 ６５　上側旋回レバー　６６　上側旋回レバー６７　下側旋回レバー　６８　下 側旋回レバー６９　車軸　７０　車軸 ７１　ギヤモーフ　７２　リム ７５　コンロッド　７６　ローラレール７７　案内レール　７８　ウェブ ７９　把持ホイール　８０　把持ホイール８１　カップリング　８２　カップリ ング８３　カップリング　８４　カップリング８５　ローラー　８６　ローラー ８７　ローラー　８８　支持プレート ８９　ブラケットアーム　９０　旋回プレート９１　旋回プレート　９２　旋回 プレート９３　旋回プレート　９４　旋回車軸 ９５　旋回車軸　９６　案内レール ９７　案内レール　９８　クッション型シリンダ９９　端板　１００　端板 国際調査報告 ＋Ｉ！ｍ５６ＬＩ１１＾””””’−ＰＣＴ／ＤＥ　８８１０Ｏ’７ｉ９国際調 査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．特に車輌を自動駐車しかつ出車するための多階層駐車場にて、入口個所に直 かれた重い物品を互いに上下に隣接した少なくとも１つの階層に配置された保管 用空間まで搬送すると共に各保管用空間から出口個所まで搬送するための搬送装 置を備え、さらに保管システムの全高さにわたって延在しかつ水平案内部に沿っ て移動しうる少なくとも１個のタワー状枠体と、このタワー状枠体に配置されか つ垂直案内部に沿って上下移動しうる受入装置と、互いに平行して走行しかつ前 記受入装置内の対向側に配置されると共にタワー状フレームの水平案内部に対し 垂直に位置する２個のローラレールと、個々の保管用空間に配置された固定ロー ラレールとよりなるリフトシステムを備え、これにより受入装置のローラレール を整列させうる保管システムにおいて、保管すべき物品を搬送するための可動輸 送パレット（８）をローラレール（２０、７）上に案内し、少なくとも１個の移 送装置（４６、４７）を受入装置（１９）上でローラレール（２０）間に配置し て移送に際し各輸送パレットを移動させると共に輸送パレット（８）を受入装置 （１９）での搬送に際し固定し、各輸送パレット（８）の少なくとも下側にはほ ぼ中心かつその長手方向に延在して案内レール（４８、９６）を固定し、その案 内部分（４９）を下方向に指向させると共に、移送装置（４６、４７）に属する 把持ホイール（５０、５１）を案内部分（４９）の両側に配置して、この案内部 分（４９）の対向側に対し施しかつそこから再び上昇させて選択的に駆動させか つ一緒に固定しうるよう構成したことを特徴とする保管システム。 ２．把持ホイール（５０、５１）を、受入装置（１９）の長手方向に変位自在な 保持システム（５２）に位置せしめたことを特徴とする請求の範囲第１項記載の 保管システム。 ３．保持システムが、輸送パレット（８）の平面の下にて受入装置（１９）上に 配置されたスピンドル駆動型シリンダ装置（５３）を介し変位自在であることを 特徴とする請求の範囲第２項記載の保管システム。 ４．互いに対向位置する把持ホイール（５０、５１）を、保持システム（５２） 上に位置した旋回レバー装置（６５、６７；６６、６８）にそれぞれ装着したこ とを特徴とする請求の範囲第２項または第３項記載の保管システム。 ５．２個の対向する把持ホイール（５０、５１）の旋回レバー装置（６５、６７ ；６６、６８）を他の２個の接続レバー（７２、７３）を介して二重ナックル継 手に接続すると共に、共通の固定駆動部（７４）を２個の接続レバー（７２、７ ３）の支持個所と保持システム（５２）との間に配置したことを特徴とする請求 の範囲第４項記載の保管システム。 ６．スピンドル駆動型シリンダ装置（７４）を固定駆動部として設けたことを特 徴とする請求の範囲第１項〜第５項のいずれか一項に記載の保管装置。 ７．把持ホイール（５０、５１）がゴムタイヤ型であることを特徴とする請求の 範囲第１項〜第６項のいずれか一項に記載の保管装置。 ８．保管用空間が２つの対向垂直面に配置されてなり、受入装置（１９）が対向 側に配置された保管用空間（３）のそれぞれにつき別々の移送装置（４６、４７ ）を備えたことを特徴とする請求の範囲第１項〜第７項のいずれか一項に記載の 保管システム。 ９．交換輸送パレット（８ａ）を支持するための第２対のローラレール（７６） を、ローラレール（２０）から垂直間隔で受入装置（１９）上に配置したことを 特徴とする請求の範囲第１項〜第８項のいずれか一項に記載の保管システム。 １０．移送装置（４６；４７）を互いに上下配置されたローラレール（２０）対 の間に配置すると共に、２個の輸送パレット（８、８ａ）の一方を選択的に移送 するよう設けたことを特徴とする請求の範囲第９項記載の保管システム。 １１．少なくとも下側輸送パレット（８ａ）の上側には、その中央かつ下側に設 けられた案内レール（４８；９６）に対し平行して他の案内レール（７７；９７ ）を設け、その案内部分（７８）を上方向に指向させ、さらに移送装置（４６； ４７）がその２個の下側に位置する把持ホイール（７９、８０）を備えてこれら を上側把持ホイール（５０、５１）と同じ車軸（６９、７０）に装着すると共に 、各下側輸送パレット（８ａ）における上側案内レール（７７；９７）の上方向 に指向した案内部分（７８）の両側に対し施しうることを特徴とする請求の範囲 第１０項記載の保管システム。 １２．把持ホイール（５０、５１、７９、８０）を、カップリング（８１、８２ 、８３、８４）を介し駆動軸（６９、７０）に対して選択的に連結および連結解 除しうることを特徴とする請求の範囲第１１項記載の保管システム。 １３．上側対の把持ホイール（５０、５１）と下側の把持ホイール（７９、８０ ）との間の垂直距離を、上側支持パレット（８）の下側案内レール（９６）と下 側支持パレット（８ａ）の上側案内レール（９７）との間の垂直距離よりも短く し、さらに両側における旋回レバー装置（それぞれ９０、９１、および９２、９ ３）を上下移動させて各案内レール（それぞれ９６および９７）を捕らえうるこ とを特徴とする請求の範囲第１１項記載の保管システム。 １４．旋回レバー装置（それぞれ９０、９１、および９２、９３）を保持システ ム（５２）における把持ホイールにより垂直方向変位自在に案内し、かつその高 さをリフト駆動部により調節しうることを特徴とする請求の範囲第１３項記載の 保管システム。 １５．クッション型シリンダ（９８）をリフト駆動部として設けたことを特徴と する請求の範囲第１４項記載の保管システム。 １６．輸送バレット（８、８ａ）がその上側と下側との両者に案内レール（それ ぞれ９６および９７）を備えたことを特徴とする請求の範囲第９項〜第１５項の いずれか一項に記載の保管システム。