JPH0348349Y2 - - Google Patents

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JPH0348349Y2
JPH0348349Y2 JP14056285U JP14056285U JPH0348349Y2 JP H0348349 Y2 JPH0348349 Y2 JP H0348349Y2 JP 14056285 U JP14056285 U JP 14056285U JP 14056285 U JP14056285 U JP 14056285U JP H0348349 Y2 JPH0348349 Y2 JP H0348349Y2
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JP14056285U
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  • Panels For Use In Building Construction (AREA)
  • Floor Finish (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、枠組の上面に添設した下地板に下地
桟を介して表面材を敷設し、表面材の水濡れによ
る反りを防止した床パネルに関する。
〔背景技術〕
床体、壁体などを床パネル、壁パネル等の建築
用パネルを用いて形成する乾式工法の建物が多用
されている。
このような床パネルは、従来、第4図に略示す
るごとく、溝形鋼からなる枠材を矩形に接合した
枠組Bの上面に鋼板からなる下地板Cを添着しか
つ該下地板C上に木質の表面材Dを敷設してい
た。
従つてこのような従来の床パネルPは、例えば
建築途上、保管中などにおいて表面材Dが雨水等
によつて水濡れした際には、裏面が下地板Cに覆
われているため、該裏面は乾燥が不充分となり又
それに反して表面は乾燥するため該表面材Dに反
りを生じる。
〔考案の目的〕
本考案は、下地板に下地桟を介して表面材を敷
設し、前記問題点を解決しうる床パネルの提供を
目的としている。
〔考案の開示〕
以下本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。
図において床パネル1は、枠材2,2,3,3
を矩形に接合した枠組4の上面に下地板5を添設
するとともに、該下地板5上に並設される下地桟
6…を介して木質の表面材7を敷設している。
枠材2,3は、ウエブ11の上下にフランジ1
2,12を形成した溝形の形鋼材からなり、枠材
2の両端部には巾狭部15,15を形成し、又枠
材3は枠材2より長尺に設定されている。
枠組4は、前記枠材2,2,3,3を各溝部を
向き合わせかつ枠材2の巾狭部15,15を枠材
3のフランジ12,12間に挿入し、例えば溶着
により矩形に接合している。又枠材2,2間には
溝形鋼材からなる中の枠材17がその両端に設け
た巾狭部15を該枠材2の上下のフランジ12,
12間に挿入することによつて枠材3と平行に架
け渡されている。又巾狭部15により、枠材2,
3及び枠材17の上下面は斉一する。
又枠組4の上面には鋼板製の下地板5が添設さ
れる。なお下地板5は、枠組4と同寸の矩形をな
し例えば枠組4に溶着することによつて枠組4に
揃えて添設される。
又枠組4の側面には取付用の透孔21…が穿設
されかつ該透孔21の内端にはナツト22が溶着
されている。
下地桟6は、角材等の木質材からなり、本例で
は、下地板5の長辺に沿つて配する巾広の下地桟
6A,6Aとその間に平行に配する巾寸度が小な
る下地桟6B…とを含む。又下地桟6…は例えば
30cm程度の一定ピツチでタツピングビスからなる
ビス24により前記下地板5に固定される。
表面材7は、本例ではパーテイクルボードから
なる枠組4より小なる矩形の平板体であり、下孔
27に頭部を沈めた釘26…により前記下地桟6
に釘止めされる。又表面材7は、取付けにより下
地桟6A上面にその側面から内方へ控える控え部
29が形成され、又さらに各下地桟6A,6Bの
端部にもその上面に端面から内方に控える控え部
30…が形成される。
なお表面材7として、パーテイクルボードの
他、ベニヤ、合板、フアイバーボード、集成材な
どを用いることもできる。
然して、下地桟6…は、表面材7と下地板5と
の間に通気路31を形成でき、表面材7下面が該
通気路31に露出する。従つて表面材7が水濡れ
した際には上面と同様に下面も乾燥し、その反り
を防止しうる。
又枠組4は、第3図に示すごとく、床梁33上
にボルト止めした逆T字状の固定金具35の立片
37に透孔21を挿通しナツト22に螺合するボ
ルトによつて固定できる。なお固定金具35の床
梁33から突出する水平片39は床パネル1の取
付けに際しその端部を仮置きするのに用いる。
又並置された床パネル1,1の各向き合う控え
部29,29又は控え部30,30は、目板41
の端部を載置し、架け渡すことによつて該目板4
1を取付けできる。
又下地桟6…の高さ寸度を調節することによつ
て床面の高さを調節できる。
なお表面材7に反りが生じた際にも釘26…で
取付けているため容易に張替えができる。
なお下地桟6は、下地板5に設けた透孔を下面
から遊挿する木ネジによつて取付けることもでき
る。又表面材7は、釘26にかえネジを用いるこ
ともでき又接着剤を用いることもできる。又形鋼
材として溝形鋼の他、H形鋼、Y形鋼などを用い
ることもできる。
〔考案の効果〕
叙上のごとく本考案の床パネルは、枠組の上面
に鋼板製の下地板を添設するとともに、該下地板
上に並設される下地桟を介して木質の表面材を敷
設したものであるため、表面材下面が露出する通
気路が形成され、その結果乾燥が促進され水濡れ
による表面材の反りを防ぎ施工精度を向上しう
る。又厚みが増すことによつて防音効果、断熱効
果を向上しうるとともに剛性を増すなど多くの効
果を奏しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図はその部分断面図、第3図はその取付状態を示
す断面図、第4図は従来の床パネルを示す部分断
面図である。 2,3……枠材、4……枠組、5……下地板、
6,6A,6B……下地桟、7……表面材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 形鋼材からなる枠材を矩形に接合した枠組の上
    面に鋼板製の下地板を添設するとともに、該下地
    板上に並設される下地桟を介して木質の表面材を
    敷設してなる床パネル。
JP14056285U 1985-09-12 1985-09-12 Expired JPH0348349Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14056285U JPH0348349Y2 (ja) 1985-09-12 1985-09-12

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JP14056285U JPH0348349Y2 (ja) 1985-09-12 1985-09-12

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JPS6247643U JPS6247643U (ja) 1987-03-24
JPH0348349Y2 true JPH0348349Y2 (ja) 1991-10-16

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JP14056285U Expired JPH0348349Y2 (ja) 1985-09-12 1985-09-12

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JP2012102505A (ja) * 2010-11-09 2012-05-31 Haikibutsu Saishigenka Kenkyukai 音低減用のパネル構造体

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JPS6247643U (ja) 1987-03-24

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