JPH0347868Y2 - - Google Patents
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- JPH0347868Y2 JPH0347868Y2 JP13402983U JP13402983U JPH0347868Y2 JP H0347868 Y2 JPH0347868 Y2 JP H0347868Y2 JP 13402983 U JP13402983 U JP 13402983U JP 13402983 U JP13402983 U JP 13402983U JP H0347868 Y2 JPH0347868 Y2 JP H0347868Y2
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- JP
- Japan
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- roller
- plate member
- heating plate
- support bracket
- pair
- Prior art date
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Links
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Landscapes
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈従来技術〉
本考案は、カードまたは文書等に透明プラスチ
ツクフイルムの被膜を形成するため、ハウジング
と、このハウジングの2個の側板間にカードまた
は文書等の移送方向に互いに離して回転自在に支
承した上側ローラおよび下側ローラよりなる2対
のフイードローラ対と、これら2個のフイードロ
ーラ対間に配置した上側加熱板部材およびこの上
側加熱板部材に対して垂直方向に僅かに離間する
下側加熱板部材と、各フイードローラ対における
上側ローラまたは下側ローラの少なくとも一方を
同期駆動する駆動手段と、各フイードローラ対の
側方で、互いに同一平面上に配置したカードまた
は文書挿入および取出用の2個の水平テーブルと
を具えるラミネータに関するものである。
ツクフイルムの被膜を形成するため、ハウジング
と、このハウジングの2個の側板間にカードまた
は文書等の移送方向に互いに離して回転自在に支
承した上側ローラおよび下側ローラよりなる2対
のフイードローラ対と、これら2個のフイードロ
ーラ対間に配置した上側加熱板部材およびこの上
側加熱板部材に対して垂直方向に僅かに離間する
下側加熱板部材と、各フイードローラ対における
上側ローラまたは下側ローラの少なくとも一方を
同期駆動する駆動手段と、各フイードローラ対の
側方で、互いに同一平面上に配置したカードまた
は文書挿入および取出用の2個の水平テーブルと
を具えるラミネータに関するものである。
この種のラミネータとしては、例えば特公昭51
−28672号に記載のものがある。一般的に従来の
ラミネータは、定期券、運転免許証、身分証明
書、写真、文書等の単一のシート状の材料を2枚
重ねのラミネータフイルム間に挿入した積層サン
ドイツチをラミネータのフイードローラ対間に導
入し、加熱板部材間で加熱し、積層を熱封着して
取出す。
−28672号に記載のものがある。一般的に従来の
ラミネータは、定期券、運転免許証、身分証明
書、写真、文書等の単一のシート状の材料を2枚
重ねのラミネータフイルム間に挿入した積層サン
ドイツチをラミネータのフイードローラ対間に導
入し、加熱板部材間で加熱し、積層を熱封着して
取出す。
このように従来のラミネータは、単一のシート
状の材料をラミネータすることだけを目的として
おり、小冊子のように綴丁してある紙面に写真等
の他の材料を積層させ、この積層にプラスチツク
フイルムで被膜を形成することは対象外であつ
た。
状の材料をラミネータすることだけを目的として
おり、小冊子のように綴丁してある紙面に写真等
の他の材料を積層させ、この積層にプラスチツク
フイルムで被膜を形成することは対象外であつ
た。
これまで小冊子の紙面に他の材料を積層させ、
この積層をプラスチツクフイルムでカバーするに
は、粘着プラスチツクシールを貼付するのが一般
的であり、この粘着シールで事が足り、このよう
な用途にラミネータを使用することは全く考慮し
ていなかつた。
この積層をプラスチツクフイルムでカバーするに
は、粘着プラスチツクシールを貼付するのが一般
的であり、この粘着シールで事が足り、このよう
な用途にラミネータを使用することは全く考慮し
ていなかつた。
しかし、このような粘着シールは手にくつつき
易く、取扱いが面倒であり、位置決めを注意深く
行わないと、しわや気泡が残り、仕上りがきれい
にならないという欠点がある。
易く、取扱いが面倒であり、位置決めを注意深く
行わないと、しわや気泡が残り、仕上りがきれい
にならないという欠点がある。
〈考案の目的、構成および効果〉
従つて本考案の目的は、小冊子の紙面に他の材
料を積層させて透明プラスチツクフイルムで熱封
着することができるラミネータを得るにある。
料を積層させて透明プラスチツクフイルムで熱封
着することができるラミネータを得るにある。
この目的を達成するため、本考案ラミネータ
は、前記2個の側板をローラの長さの少なくとも
2倍の距離だけ離してハウジングに設け、前記上
側加熱板部材の僅かに上方で2個の側板間にロー
ラの軸線方向に平行に平坦バー部材を張り渡し、
この平坦バー部材には、各フイードローラ対の上
側ローラの一方の軸端部および上側加熱板部材の
一方の端部を支持する上側支持ブラケツトを設
け、この上側支持ブラケツトに、前記水平テーブ
ルに平行であり、各フイードローラ対の上側ロー
ラおよび下側ローラの圧着面よりも上方に位置す
る表面を有する案内上面部材を設け、またハウジ
ングの底面には、各フイードローラ対の下側ロー
ラの一方の軸端部および下側加熱板部材の一方の
端部を支持する下側支持ブラケツトを設け、この
下側支持ブラケツトには、前記水平テーブルの上
面よりも下方のレベルに位置する表面を有しかつ
水平テーブルの平行な案内テーブルを設けたこと
を特徴とする。
は、前記2個の側板をローラの長さの少なくとも
2倍の距離だけ離してハウジングに設け、前記上
側加熱板部材の僅かに上方で2個の側板間にロー
ラの軸線方向に平行に平坦バー部材を張り渡し、
この平坦バー部材には、各フイードローラ対の上
側ローラの一方の軸端部および上側加熱板部材の
一方の端部を支持する上側支持ブラケツトを設
け、この上側支持ブラケツトに、前記水平テーブ
ルに平行であり、各フイードローラ対の上側ロー
ラおよび下側ローラの圧着面よりも上方に位置す
る表面を有する案内上面部材を設け、またハウジ
ングの底面には、各フイードローラ対の下側ロー
ラの一方の軸端部および下側加熱板部材の一方の
端部を支持する下側支持ブラケツトを設け、この
下側支持ブラケツトには、前記水平テーブルの上
面よりも下方のレベルに位置する表面を有しかつ
水平テーブルの平行な案内テーブルを設けたこと
を特徴とする。
この構成により、小冊子の或る紙面に他の材
料、例えば写真を積層させて透明プラスチツク被
膜を形成すべき紙面を小冊子の一方の片側に配置
し、残りの部分を折返して他方の片側に配置し、
被膜を形成すべき紙面に写真と熱封着プラスチツ
クフイルムをセツトし、この紙面を挿入側のフイ
ードローラ対間に、小冊子の残りの部分を案内テ
ーブルと案内上面部材との間に導入通過させるこ
とができ、取出し側から取出すことができる。
料、例えば写真を積層させて透明プラスチツク被
膜を形成すべき紙面を小冊子の一方の片側に配置
し、残りの部分を折返して他方の片側に配置し、
被膜を形成すべき紙面に写真と熱封着プラスチツ
クフイルムをセツトし、この紙面を挿入側のフイ
ードローラ対間に、小冊子の残りの部分を案内テ
ーブルと案内上面部材との間に導入通過させるこ
とができ、取出し側から取出すことができる。
従つて、本考案によれば透明プラスチツクフイ
ルムはラミネータに導入する前には粘着性を示さ
ないため、手にくつつくことがなく、セツトがし
やすい。またローラで均一に積層部分を圧縮する
ため、しわになつたり、内部が気泡が残つたりす
ることがなく、仕上りがきれいになる。また粘着
シールの場合、裏側から蒸気等をあてることによ
りきれいにはぎとることができるが、本考案の場
合、熱封着プラスチツク材料であるため一度熱封
着してしまうと蒸気をあててもきれいにはぎとる
ことはできない。従つて、小冊子形式になつてい
る海外旅行用パスポートの証明写真のシールに本
考案によるラミネータを適用すれば、パスポート
の偽造、改ざん等を完全に防止することができ
る。
ルムはラミネータに導入する前には粘着性を示さ
ないため、手にくつつくことがなく、セツトがし
やすい。またローラで均一に積層部分を圧縮する
ため、しわになつたり、内部が気泡が残つたりす
ることがなく、仕上りがきれいになる。また粘着
シールの場合、裏側から蒸気等をあてることによ
りきれいにはぎとることができるが、本考案の場
合、熱封着プラスチツク材料であるため一度熱封
着してしまうと蒸気をあててもきれいにはぎとる
ことはできない。従つて、小冊子形式になつてい
る海外旅行用パスポートの証明写真のシールに本
考案によるラミネータを適用すれば、パスポート
の偽造、改ざん等を完全に防止することができ
る。
更に、本考案によれば、小冊子だけでなく、従
来通り単一のシート状材料のラミネータにも使用
することができること勿論である。
来通り単一のシート状材料のラミネータにも使用
することができること勿論である。
〈実施例〉
次に図面につき、本考案の実施例を説明する。
ラミネータ1のハウジング(図示せず)の底壁2
に2個の支持用側板3a,3bを設ける。これら
側板のうちの一方、例えば図面の右側の側板3a
に、カードまたは文書等の移送方向に互いに離し
て配置した2対のフイードローラ対4,4′の
各々における各ローラの一方の軸受端部と、これ
ら2対のフイードローラ対4,4′間に配置した
1対の上側加熱板部材5aおよび下側加熱板部材
5bの一方の端部と、上側加熱板部材5aの上方
に配置した断熱板部材6の一方の端部とを支持す
る。フイードローラ対4は上側ローラ4aと下側
ローラ4bとよりなりフイードローラ対4′は上
側ローラ4′aと下側ローラ4′bとよりなる。上
側加熱板部材5aおよび下側加熱板部材5bは垂
直方向に互いに等間隔離して対向配置する。ロー
ラの軸受端部の支持は、側板3aに形成した軸受
を収容しうる垂直方向に延びる細長の溝孔7,
7′により行う(第4図参照)。各フイードローラ
対4,4′における上側ローラ4a,4′aをそれ
ぞれ下側ローラ4b,4′bに圧着させるため、
ばね8の両端を上側ローラ4a,4′aの軸受に
図示のように巻掛けるとともに、ばね端部により
各軸受を下方に押圧する偏倚力が発生するようば
ねを撓ませるピン9に掛合させる。上側加熱板部
材5aおよび下側加熱板部材5bは、これら加熱
板部材に取付けた断熱取付部材10a,10bを
第4図に示すように、やはり側板3aに形成した
切欠11,11′に配置することによつて側板に
支持する。これら断熱取付部材10a,10bは
1対の引張ばね12,12′により連結し、上側
加熱板部材5aと下側加熱板部材5bが一定の間
隔を保持し得るようにする。断熱板部材6は、や
はり側板3aに形成した段付切欠18に配置して
支持する。
ラミネータ1のハウジング(図示せず)の底壁2
に2個の支持用側板3a,3bを設ける。これら
側板のうちの一方、例えば図面の右側の側板3a
に、カードまたは文書等の移送方向に互いに離し
て配置した2対のフイードローラ対4,4′の
各々における各ローラの一方の軸受端部と、これ
ら2対のフイードローラ対4,4′間に配置した
1対の上側加熱板部材5aおよび下側加熱板部材
5bの一方の端部と、上側加熱板部材5aの上方
に配置した断熱板部材6の一方の端部とを支持す
る。フイードローラ対4は上側ローラ4aと下側
ローラ4bとよりなりフイードローラ対4′は上
側ローラ4′aと下側ローラ4′bとよりなる。上
側加熱板部材5aおよび下側加熱板部材5bは垂
直方向に互いに等間隔離して対向配置する。ロー
ラの軸受端部の支持は、側板3aに形成した軸受
を収容しうる垂直方向に延びる細長の溝孔7,
7′により行う(第4図参照)。各フイードローラ
対4,4′における上側ローラ4a,4′aをそれ
ぞれ下側ローラ4b,4′bに圧着させるため、
ばね8の両端を上側ローラ4a,4′aの軸受に
図示のように巻掛けるとともに、ばね端部により
各軸受を下方に押圧する偏倚力が発生するようば
ねを撓ませるピン9に掛合させる。上側加熱板部
材5aおよび下側加熱板部材5bは、これら加熱
板部材に取付けた断熱取付部材10a,10bを
第4図に示すように、やはり側板3aに形成した
切欠11,11′に配置することによつて側板に
支持する。これら断熱取付部材10a,10bは
1対の引張ばね12,12′により連結し、上側
加熱板部材5aと下側加熱板部材5bが一定の間
隔を保持し得るようにする。断熱板部材6は、や
はり側板3aに形成した段付切欠18に配置して
支持する。
各ローラの駆動は第2および第3図に示すよう
に電動モータ14および歯車列よりなる駆動手段
により、各フイードローラ対4,4′の下側ロー
ラ4b,4′bを同一方向に同期駆動する。図示
の実施例では同期駆動は歯車列によつて行つてい
るが、チエーン−スプロケツトホイールにより行
うこともできる。各フイードローラ対の側方に
は、互いに同一平面上に配置したカードまたは文
書の挿入および取出用の水平テーブル15,1
5′を設ける。これら水平テーブルの上面は各フ
イードローラ対4,4′の上側ローラ4a,4′a
と下側ローラ4b,4′bとの圧着面よりも僅か
に下方の位置に存在するよう水平テーブルをハウ
ジングの底面に設ける。
に電動モータ14および歯車列よりなる駆動手段
により、各フイードローラ対4,4′の下側ロー
ラ4b,4′bを同一方向に同期駆動する。図示
の実施例では同期駆動は歯車列によつて行つてい
るが、チエーン−スプロケツトホイールにより行
うこともできる。各フイードローラ対の側方に
は、互いに同一平面上に配置したカードまたは文
書の挿入および取出用の水平テーブル15,1
5′を設ける。これら水平テーブルの上面は各フ
イードローラ対4,4′の上側ローラ4a,4′a
と下側ローラ4b,4′bとの圧着面よりも僅か
に下方の位置に存在するよう水平テーブルをハウ
ジングの底面に設ける。
本考案によれば、各フイードローラ対における
各ローラの他方の軸受端部、上側加熱板部材およ
び下側加熱板部材ならびに断熱板部材の他方の端
部を他方の側板3bには支持しない。
各ローラの他方の軸受端部、上側加熱板部材およ
び下側加熱板部材ならびに断熱板部材の他方の端
部を他方の側板3bには支持しない。
本考案によれば、他方の側板3bは、側板3a
から少なくともローラの両軸受端部間の長さの2
倍の距離だけ離して配設する。このように配設し
た側板3a,3b間に、この両者間の距離に対応
する長さを有する平坦バー部材16を、断熱板部
材6の僅かに上方でローラの軸線に平行に張り渡
す。この平坦バー部材16の両端における側板3
a,3bでの支持は、これら側板に形成した切欠
に配置することにより行う。この平坦バー部材1
6の中間部に、各フイードローラ対4,4′の上
側ローラ4a,4′aの他方の軸受端部並びに断
熱板部材6および上側加熱板部材5aの他方の端
部を支持するための上側支持ブラケツト17を設
ける。更に、この上側支持ブラケツトには、水平
テーブル15,15′に平行であり、各フイード
ローラ対の上側ローラおよび下側ローラの圧着面
よりも上方に位置する表面を有する案内上面部材
18を設ける。図示の実施例では、上側支持ブラ
ケツト17と案内上面部材18は、それぞれ薄形
の中空箱形部材19の側壁および底壁により構成
する。この箱形部材19の頂壁をフイードローラ
対の上側ローラに並置させて平坦バー部材16の
下側に取付ける。
から少なくともローラの両軸受端部間の長さの2
倍の距離だけ離して配設する。このように配設し
た側板3a,3b間に、この両者間の距離に対応
する長さを有する平坦バー部材16を、断熱板部
材6の僅かに上方でローラの軸線に平行に張り渡
す。この平坦バー部材16の両端における側板3
a,3bでの支持は、これら側板に形成した切欠
に配置することにより行う。この平坦バー部材1
6の中間部に、各フイードローラ対4,4′の上
側ローラ4a,4′aの他方の軸受端部並びに断
熱板部材6および上側加熱板部材5aの他方の端
部を支持するための上側支持ブラケツト17を設
ける。更に、この上側支持ブラケツトには、水平
テーブル15,15′に平行であり、各フイード
ローラ対の上側ローラおよび下側ローラの圧着面
よりも上方に位置する表面を有する案内上面部材
18を設ける。図示の実施例では、上側支持ブラ
ケツト17と案内上面部材18は、それぞれ薄形
の中空箱形部材19の側壁および底壁により構成
する。この箱形部材19の頂壁をフイードローラ
対の上側ローラに並置させて平坦バー部材16の
下側に取付ける。
上側支持ブラケツト17をなす箱形部材19の
側壁には、上側ローラ4a,4′aの他方の軸受
端部、断熱板部材6の他端、および上側加熱板部
材5aの他端に取付けた断熱取付部材10′aの
端部をそれぞれ収容支持する切欠20,20′,
20aを形成する。上側ローラ4a,4′aの他
方の軸受端部はやはりばね8′および突出部9′に
より下方に偏倚させる。この突出部9′は箱形部
材19の底壁を切欠いて突出部9′が残るように
する。
側壁には、上側ローラ4a,4′aの他方の軸受
端部、断熱板部材6の他端、および上側加熱板部
材5aの他端に取付けた断熱取付部材10′aの
端部をそれぞれ収容支持する切欠20,20′,
20aを形成する。上側ローラ4a,4′aの他
方の軸受端部はやはりばね8′および突出部9′に
より下方に偏倚させる。この突出部9′は箱形部
材19の底壁を切欠いて突出部9′が残るように
する。
ハウジングの底壁2には、側板3a,3b間で
U字状断面の溝形ステー部材21を、U字状の開
放部分を上向きにして、各フイードローラ対の下
側ローラ4b,4′bおよび下側加熱板部材5b
を収容するよう配設する。この溝形ステー部材2
1は側板3a,3bに対し溶接により取付けるこ
ともできる。この溝形ステー部材21の中間部に
おいて、下側ローラ4b,4′bの他方の軸受端
部および下側加熱板部材5bの他端に取付けた断
熱取付部材10′bの端部を支持する下側支持ブ
ラケツト22に取付ける。この下側支持ブラケツ
ト22には下側ローラの軸受端部および断熱取付
部材10′bの端部をそれぞれ収容する切欠23,
23′および溝孔24を形成する。
U字状断面の溝形ステー部材21を、U字状の開
放部分を上向きにして、各フイードローラ対の下
側ローラ4b,4′bおよび下側加熱板部材5b
を収容するよう配設する。この溝形ステー部材2
1は側板3a,3bに対し溶接により取付けるこ
ともできる。この溝形ステー部材21の中間部に
おいて、下側ローラ4b,4′bの他方の軸受端
部および下側加熱板部材5bの他端に取付けた断
熱取付部材10′bの端部を支持する下側支持ブ
ラケツト22に取付ける。この下側支持ブラケツ
ト22には下側ローラの軸受端部および断熱取付
部材10′bの端部をそれぞれ収容する切欠23,
23′および溝孔24を形成する。
案内上面部材18をなす箱形部材19の底壁に
平行に対向するよう、U字状溝形ステー部材21
の開放部分の上端縁に案内テーブル25を取付け
る。この取付テーブル25の側端縁により下側ブ
ラケツト部材22の切欠の開放部分を塞ぎ、下側
ローラ4b,4′bの軸受端部の移動を制限する。
この案内テーブルの上面はカードまたは文書挿入
および取出用の水平テーブル15,15′の上面
よりも下方に位置するよう構成配置する。この構
成により案内テーブル25と案内上面部材18と
の間に比較的大きな自由空間を生ずる。
平行に対向するよう、U字状溝形ステー部材21
の開放部分の上端縁に案内テーブル25を取付け
る。この取付テーブル25の側端縁により下側ブ
ラケツト部材22の切欠の開放部分を塞ぎ、下側
ローラ4b,4′bの軸受端部の移動を制限する。
この案内テーブルの上面はカードまたは文書挿入
および取出用の水平テーブル15,15′の上面
よりも下方に位置するよう構成配置する。この構
成により案内テーブル25と案内上面部材18と
の間に比較的大きな自由空間を生ずる。
本考案ラミネータの使用にあたり、小冊子26
の或る紙面に透明プラスチツク被膜を形成する場
合、この紙面を片側に配置し、他の残りの部分を
他方の片側に折返して重ね合せ、紙面上に積層す
べき材料、例えば写真27と熱封着プラスチツク
フイルム28を積層させ、この全体を熱伝導シー
ト29により挟み込んだサンドイツチを形成する
(第1図参照)。このサンドイツチを挿入側の水平
テーブル15上に、また小冊子の残りの折返し重
ね合せ部分を案内テーブル25上に配置する。サ
ンドイツチをフイードローラ対間に導入すると小
冊子全体が前進し、サンドイツチはフイードロー
ラ対間および加熱板部材間を通過し、残りの部分
は案内テーブルと案内上面部材間の空間を通過す
ることができ、この通過中に熱封着プラスチツク
フイルムによる写真および紙面上への封着被膜が
形成される。
の或る紙面に透明プラスチツク被膜を形成する場
合、この紙面を片側に配置し、他の残りの部分を
他方の片側に折返して重ね合せ、紙面上に積層す
べき材料、例えば写真27と熱封着プラスチツク
フイルム28を積層させ、この全体を熱伝導シー
ト29により挟み込んだサンドイツチを形成する
(第1図参照)。このサンドイツチを挿入側の水平
テーブル15上に、また小冊子の残りの折返し重
ね合せ部分を案内テーブル25上に配置する。サ
ンドイツチをフイードローラ対間に導入すると小
冊子全体が前進し、サンドイツチはフイードロー
ラ対間および加熱板部材間を通過し、残りの部分
は案内テーブルと案内上面部材間の空間を通過す
ることができ、この通過中に熱封着プラスチツク
フイルムによる写真および紙面上への封着被膜が
形成される。
このように本考案によれば、従来のように単一
のシート状のカードおよび文書のラミネートだけ
でなく、複数の紙面を綴り合せた小冊子の或る紙
面へのラミネートも行うことができる。更に本考
案によれば側板間に平坦バー部材を張り渡したた
め、横方向の強度が増大するという利点も得られ
る。
のシート状のカードおよび文書のラミネートだけ
でなく、複数の紙面を綴り合せた小冊子の或る紙
面へのラミネートも行うことができる。更に本考
案によれば側板間に平坦バー部材を張り渡したた
め、横方向の強度が増大するという利点も得られ
る。
上述したところは本考案の一例を示したに過ぎ
ず請求の範囲において種々の変更を加えることが
できること勿論である。
ず請求の範囲において種々の変更を加えることが
できること勿論である。
第1図は本考案の線図的斜視図、第2図は本考
案ラミネータの実施例の一部切除した正面図、第
3図は本考案ラミネータの一部切除した平面図、
第4図は第2図の−線から見た断面図、第5
図は第2図の−線上の断面図である。 1……ラミネータ、2……底壁、3a,3b…
…側板、4,4′……フイードローラ対、5a,
5b……加熱板部材、6……断熱板部材、7,
7′……溝孔、8,8′……ばね、9……ピン、1
0a,10′a,10b,10′b……断熱取付部
材、11,11′,13……切欠、12,12′…
…引張ばね、14……電動モータ、15,15′
……水平テーブル、16……平坦バー部材、17
……上側支持ブラケツト、18……案内上面部
材、19……中空箱形部材、20,20′,20
a……上側支持ブラケツトの切欠、21……溝形
ステー部材、22……下側支持ブラケツト、2
3,23′……下側支持ブラケツトの切欠、24
……下側支持ブラケツトの溝孔、25……案内テ
ーブル、26……小冊子、27……写真、28…
…熱封着プラスチツク、29……熱伝導シート。
案ラミネータの実施例の一部切除した正面図、第
3図は本考案ラミネータの一部切除した平面図、
第4図は第2図の−線から見た断面図、第5
図は第2図の−線上の断面図である。 1……ラミネータ、2……底壁、3a,3b…
…側板、4,4′……フイードローラ対、5a,
5b……加熱板部材、6……断熱板部材、7,
7′……溝孔、8,8′……ばね、9……ピン、1
0a,10′a,10b,10′b……断熱取付部
材、11,11′,13……切欠、12,12′…
…引張ばね、14……電動モータ、15,15′
……水平テーブル、16……平坦バー部材、17
……上側支持ブラケツト、18……案内上面部
材、19……中空箱形部材、20,20′,20
a……上側支持ブラケツトの切欠、21……溝形
ステー部材、22……下側支持ブラケツト、2
3,23′……下側支持ブラケツトの切欠、24
……下側支持ブラケツトの溝孔、25……案内テ
ーブル、26……小冊子、27……写真、28…
…熱封着プラスチツク、29……熱伝導シート。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 カードまたは文書等に透明ブラスチツクフイル
ムの被膜を形成するため、ハウジングと、このハ
ウジングの2個の側板間にカードまたは文書等の
移送方向に互いに離して回転自在に支承した上側
ローラおよび下側ローラよりなる2対のフイード
ローラ対と、これら2個のフイードローラ対間に
配置した上側加熱板部材およびこの上側加熱板部
材に対して垂直方向に僅かに離間する下側加熱板
部材と、各フイードローラ対における上側ローラ
または下側ローラの少なくとも一方を同期駆動す
る駆動手段と、各フイードローラ対の側方で、互
いに同一平面上に配置したカードまたは文書挿入
および取出用の2個の水平テーブルとを具えるラ
ミネータにおいて、 前記2個の側板をローラの長さの少なくとも2
倍の距離だけ離してハウジングに設け、前記上側
加熱板部材の僅かに上方で2個の側板間にローラ
の軸線方向に平行に平坦バー部材を張り渡し、こ
の平坦バー部材には、各フイードローラ対の上側
ローラの一方の軸端部および上側加熱板部材の一
方の端部を支持する上側支持ブラケツトを設け、
この上側支持ブラケツトに、前記水平テーブルに
平行であり、各フイードローラ対の上側ローラお
よび下側ローラの圧着面よりも上方に位置する表
面を有する案内上面部材を設け、またハウジング
の底面には、各フイードローラ対の下側ローラの
一方の軸端部および下側加熱板部材の一方の端部
を支持する下側支持ブラケツトを設け、この下側
支持ブラケツトには、前記水平テーブルの上面よ
りも下方のレベルに位置する表面を有しかつ水平
テーブルに平行な案内テーブルを設けたことを特
徴とするラミネータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13402983U JPS6041223U (ja) | 1983-08-30 | 1983-08-30 | ラミネ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13402983U JPS6041223U (ja) | 1983-08-30 | 1983-08-30 | ラミネ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6041223U JPS6041223U (ja) | 1985-03-23 |
JPH0347868Y2 true JPH0347868Y2 (ja) | 1991-10-14 |
Family
ID=30302129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13402983U Granted JPS6041223U (ja) | 1983-08-30 | 1983-08-30 | ラミネ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6041223U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63112706A (ja) * | 1986-10-27 | 1988-05-17 | ユニ・チヤ−ム株式会社 | 着用物品 |
JPH0651354B2 (ja) * | 1986-12-05 | 1994-07-06 | 昭二 松本 | ラミネ−タ |
JPH01162808A (ja) * | 1987-12-19 | 1989-06-27 | Uni Charm Corp | 使い捨てオムツの製造方法 |
-
1983
- 1983-08-30 JP JP13402983U patent/JPS6041223U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6041223U (ja) | 1985-03-23 |
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