JPH0347777Y2 - - Google Patents

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JPH0347777Y2
JPH0347777Y2 JP1986050204U JP5020486U JPH0347777Y2 JP H0347777 Y2 JPH0347777 Y2 JP H0347777Y2 JP 1986050204 U JP1986050204 U JP 1986050204U JP 5020486 U JP5020486 U JP 5020486U JP H0347777 Y2 JPH0347777 Y2 JP H0347777Y2
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JP
Japan
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tool holder
drawbar
ball
pull stud
receiving
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JP1986050204U
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JPS6313635U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ドリル、タツプ等の工具を装着する
工具ホルダがドローバーによつて取付けブロツク
に迅速に着脱されるようにした工具ホルダ着脱装
置に関する。
(従来の技術) 従来、この種の工具ホルダ着脱装置としては、
例えば、偏心ピンおよびボールを利用した特開昭
59−224226号公報、ボールを利用した実公昭48−
30779号公報などが開示されている。
そして、前者の機構は、偏心ピンの回動によつ
て、工具ホルダをテーパー穴内で着脱するため、
引寄せ時には確実な密着が得られる。しかしなが
ら、取外し時において、プルスタツド8を突き出
すような機構がないため、取外しにくいことがあ
る。また、後者の機構は、工具ホルダのテーパー
部分が長く、連結ロツドのピンによるプルスタツ
ドの押出しでは、取外しにくいものであつた。
(考案が解決しようとする問題点) このようなことから、この種の工具ホルダ着脱
装置では、テーパー嵌合およびプルスタツドの突
き出し機構を改善することにより、その取外し操
作が確実に行なえる着脱機構の開発が問題点とな
つている。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述の点に鑑みなされたもので、取
付けブロツクの受入れ穴内には、ボールを備えた
ドローバーが嵌挿され、このドローバーによつて
工具ホルダのプルスタツドを引寄せることにより
取付けるものであり、また工具ホルダの取外しに
あたつては、プルスタツドに対してドローバーが
突き当てられるような機構にしたものである。
すなわち、前記取付けブロツクの受入れ穴の開
口端には、テーパー部分を形成して、その奥側に
は、前記ボールに対する内周カム面を備えたブツ
シユが配置されるようにして、プルスタツドの取
付けを可能にしたものである。
また、前記ドローバーは、工具ホルダ側の一端
に抜け止めフランジ、前記プルスタツドを受入れ
る中央穴および前記ボールを受入れる側開口を備
えるようにしたものである。そして、この中央穴
の底面が前記プルスタツドの端面に対する突当面
として形成されるようにしたものである。
さらに、前記工具ホルダ3は、シヨートテーパ
ーシヤンクが備えられるように構成したものであ
る。
(実施例) 以下、本考案工具ホルダ着脱装置における一実
施例について説明する。
第1図乃至第3図において、1は直方体状をな
す取付けブロツクであり、その長手方向には、ド
ローバー2および工具ホルダ3を組込む受入れ穴
4が貫通するように設けられている。
前記工具ホルダー3は、省略図示された一端に
ドリル、リーマなどの工具を装着するもので、そ
の他端に設けられたシヨートテーパーシヤンク5
が受入れ穴4のテーパー部分6に嵌合される。そ
して、この工具ホルダ3の取付けは、ドライブキ
ー7によつて位置決めされた後、シヨートテーパ
ーシヤンク5に設けられたプルスタツド8がドロ
ーバー2のけん引により行なわれる。
このドローバー2は、前記工具ホルダ3側の一
端に抜け止めフランジ9、前記プルスタツド8を
受入れる中央穴10およびボール11を受入れる
側開口12が備えられる。
また、前記受入れ穴4は、前述したようにテー
パー部分6を備えるが、その奥側には、内周カム
面13を形成したブツシユ14が配置される。そ
して、このブツシユ14の内周カム面13は、ド
ローバー2の軸方向移動に伴なつて前記側開口1
2内にあるボール11の径方向の出入りを可能に
している。この結果、工具ホルダ3のシヨートテ
ーパーシヤンク5がテーパー部分6内に取付けら
れる。この場合、シヨートテーパーシヤンク5に
は、抜け止めフランジ9を受入れる環状溝5aが
形成され、プルスタツド8には、ボール11を受
入れる外周係止溝8aが形成されている。
すなわち、第1図では、前記ドローバー2が拡
大穴部分15にある皿バネ16によつてけん引さ
れ、これに伴なつて前記ボール11を介してプル
スタツド8が引き寄せられる。これに対し、第3
図では、ドローバー2が矢印で示されているよう
に工具ホルダ3側に、油圧等によつて押圧され、
前記ボール11の係止を解除している。この場
合、前記中央穴10の底面は、プルスタツド8の
端面に対する突当面10aとなり、工具ホルダ3
の突き出しを可能にしている。この結果、工具ホ
ルダ3の取外しが容易に行なわれる。これは、工
具ホルダ3のシヨートテーパーシヤンク5による
構成も大きい意義を有しているものである。
なお、前記ドローバー2は、その軸部分に、係
止フランジ17を備えたカラー18およびねじ部
分19に螺合する調整ナツト20が配置され、前
記皿バネ16のスプリング機能が確保されてい
る。また、取付けブロツク1の他端には、カバー
21が取付けられるとともに、ドローバー2の軸
方向移動が、プランジヤー22およびスペーサリ
ング23により規制されるようになつている。し
かしながら、ドローバー2に対するけん引機構
は、図示のものに限られることなく、各種の変形
が可能である。
(考案の効果) 本考案は、以上説明したように、工具ホルダ3
に備えられたプルスタツド8がボール11を備え
たローバー2によつてけん引されるようにすると
ともに、工具ホルダ3の突き出し機構およびシヨ
ートテーパーシヤンク5による取付け機構を備え
るようにしたものであるから、工具ホルダ3の着
脱が確実にしかも迅速に行なわれるという利点を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案は、工具ホルダ着脱装置にお
ける一実施例を示す断面図、第2図は、取付けブ
ロツクの側面図、第3図は、工具ホルダの突き出
し状態を示す断面図である。 1……取付けブロツク、2……ドローバー、3
……工具ホルダ、4……受入れ穴、5……シヨー
トテーパーシヤンク、5a……環状溝、6……テ
ーパー部分、8……プルスタツド、8a……外周
係止溝、9……抜け止めフランジ、10……中央
穴、11……ボール、12……側開口、13……
内周カム面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 取付けブロツク1には、開口端にテーパー部分
    6を備えた受入れ穴4が穿設されるようになつて
    いるとともに、この受入れ穴4内には、弾発力を
    付与されたドローバー2が嵌挿され、またテーパ
    ー部分6内には、工具ホルダ3のシヨートテーパ
    ーシヤンク5が嵌合され、しかもこのシヨートテ
    ーパーシヤンク5に設けられたプルスタツド8が
    径方向に出入り可能なボール11を備えた前記ド
    ローバー2によつてけん引固定されるようにした
    工具ホルダ着脱装置において、 前記取付けブロツク1に穿設されたテーパー部
    分6の奥側には、ブツシユ14が配置されるとと
    もに、このプツシユ14には、前記ボール11の
    径方向の出入りを可能にする内周カム面13が形
    成されており、 前記ドローバー2は、工具ホルダー3側の一端
    に抜け止めフランジ9、前記プルスタツド8を受
    入れる中央穴10および前記ボール11を受入れ
    る側開口12が備えられるとともに、前記中央穴
    10の底面が前記プルスタツド8の端面に対する
    突当面10aとして形成され、 前記工具ホルダー3は、シヨートテーパーシヤ
    ンク5には、ドローバー2による突出て時に抜け
    止めフランジ9を受入れる環状溝5aが形成さ
    れ、プルスタツド8には、ドローバー2のけん引
    時に前記ブツシユ14の内周カム面13により移
    動するボール11を受入れ、しかも係止できるよ
    うにした外周係止溝8aが形成されるようにした
    ことを特徴とする工具ホルダ着脱装置。
JP1986050204U 1986-04-03 1986-04-03 Expired JPH0347777Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986050204U JPH0347777Y2 (ja) 1986-04-03 1986-04-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986050204U JPH0347777Y2 (ja) 1986-04-03 1986-04-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6313635U JPS6313635U (ja) 1988-01-29
JPH0347777Y2 true JPH0347777Y2 (ja) 1991-10-11

Family

ID=30873345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986050204U Expired JPH0347777Y2 (ja) 1986-04-03 1986-04-03

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JP (1) JPH0347777Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4830779U (ja) * 1971-08-19 1973-04-14

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4830779U (ja) * 1971-08-19 1973-04-14

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JPS6313635U (ja) 1988-01-29

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