JPH034730A - イーストケーキの加工紙包装体 - Google Patents

イーストケーキの加工紙包装体

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JPH034730A
JPH034730A JP13842089A JP13842089A JPH034730A JP H034730 A JPH034730 A JP H034730A JP 13842089 A JP13842089 A JP 13842089A JP 13842089 A JP13842089 A JP 13842089A JP H034730 A JPH034730 A JP H034730A
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JP
Japan
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paper
processed paper
permeability
yeast cake
yeast
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Pending
Application number
JP13842089A
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English (en)
Inventor
Akio Sato
明男 佐藤
Kazuo Nakayama
一夫 中山
Shizuyoshi Majima
間島 静愿
Nobuaki Nakagawa
信明 中川
Hajime Kadokura
門倉 一
Shiyoujirou Hara
詳治郎 原
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Toyo Jozo KK
Original Assignee
Toyo Jozo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、パン製造等に用いられるイーストケーキの加
工紙包装体およびその製造法に関する。
更に詳しくは、保存安定性に冨み、シミの発生を防止す
ることができるイーストケーキの加工紙包装体およびそ
の製造法に関する。
〔従来の技術〕
イーストは、パン等の製造に用いられ、種々の形態によ
り提供されている0例えば、必要により安定性を増すた
めの安定剤等を入れ、乾燥し、顆粒状にしたドライイー
スト等や、半乾燥状態とした製品が知られているが、製
パン業界向けに出荷流通されているイーストは、安価で
あることから一般にイーストケーキとして用いられてい
る。このイーストケーキは、従来、培養後濾過脱水工程
を経て得られたイーストの含水状ケーキをそのままポリ
フィルム袋に充填して梱包するか、あるいはエクストル
ダー型整形機にてケーキ状に固め、所定重量をロウ紙で
包装して提供されていた。
しかしながら、上記イーストケーキは、保存、流通過程
において、力価の低下やベタつきを生じ易いものであっ
た。
本発明者らは、イーストを界面活性剤と練合し、かつ気
体透過性の大きい包装材で密封包装することにより、イ
ーストの力価の低下を防止することを見出した(特開昭
62−126968号公報)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、イーストケーキには、もう一つの大きな
問題としてシミの発生が起きやすいことが挙げられる。
このシミとは、ベトつきと力価の低下を伴う変色とは明
確に区別され、力価の低下は生じないで単にイースト表
面が褐色味を帯びるものであるが、商品としての品質を
著しく低下させるものである。このシミの発生は、従来
方法ばかりでなく、特開昭62−126968号公報の
方法によっても完全に防止することはできず、大きな問
題となっている。
〔問題点を解決するための手段] 本発明者らは、上記問題点について鋭意研究の結果、力
価の保存安定性に冨み、シミの発生を防止することがで
きるイーストケーキの加工紙包装体について完成した。
すなわち、本発明は、イーストケーキの包装において、
包装材料が、少なくともプラスチック層と紙層で構成さ
れ、片面または両面は紙面であり、かつCO,透過度が
45 (1〜2000cc/mthr−atom、Ot
透過度が120〜500cc/mm2hr−ato−お
よび透湿度が200〜1700cc/I11!−hrで
ある物性を有する加工紙であって、該加工紙の紙面でイ
ーストケーキを包装してなるイーストケーキの加工紙包
装体およびそのイーストケーキの加工紙包装体の製造法
である。
本発明に用いられる加工紙は、包装用に使用しうるもの
であり、少なくともプラスチック層と紙層で構成され、
片面または両面は紙面であり、かつCOz透過度が45
0〜2000cc/mm2 ・hr−a tom、0!
透過度が120〜500cc/mm2 −hr−a t
owおよび透湿度が200〜1700cc/la” −
hrである物性を有するものなら特に限定されない。
本発明に用いられる加工紙の構造として、加工紙の片面
または、両面が紙であればよく、複数のプラスチック層
および複数の紙層が存在してもよいが、調製が容易であ
ることから、−のプラスチック層と−の紙層とから調製
することが好ましい。
該加工紙は、例えば、プラスチックを溶融後、紙の上に
塗布、押出塗布又は吹きつけ等により溶着する方法や、
紙にプラスチックフィルムを接着剤等を用いて接着する
方法(湿式、乾式、ホットメルトラミネーション法)等
により調製される。
前述の加工紙を構成するプラスチック層および紙層は、
上述の物性を有する加工紙が調製されうるちのなら、特
に限定されないが、プラスチック層に用いられるプラス
チックとしては、熱可塑性の合成プラスチックが好まし
く、例えばポリエチレン(低、中、高密度)、無延伸ポ
リプロピレン等が挙げられる。プラスチックには、必要
に応じて安定化剤、可塑化剤等を添加してもよい。また
、プラスチック層としては、上記プラスチックを紙等に
含浸したものであっても゛よい。
プラスチック層の厚さは、包装するに際し柔軟性等にお
いて適当となる厚さであればよく、5〜30μmが好ま
しい例として挙げられる。
また、紙層に用いられる紙としては、特に限定されない
が、加工紙の外面となる紙面は平坦であることが好まし
く、紙質としては、上質紙、クラフト紙、晒クラフト紙
、アート紙、模造紙、和紙等が例示される。また、加工
紙の製造において、溶着および接着を容易にするために
、プラスチッり層と接する紙の表面は、コロナ放電処理
やチタン、ポリウレタン等の塗布を予め行うと更に好ま
しい。
紙の厚さは、包装するに際し柔軟性等において適当とな
る厚さであればよく、5〜lOOμmが好ましい例とし
て挙げられる。
本発明のイーストケーキの加工紙包装体を製造するに当
たっては、上記の加工紙の少なくとも片面に存在する紙
面でイーストケーキを包装する。
本発明のイーストケーキの積層紙包装体は、流通過程の
損傷等を考慮して、ロウ祇や種々の加工紙等で更に包装
、する方法が好ましい。
〔実施例] 次いで本発明の実施例を挙げるが、本発明はこれらによ
って何ら限定されるものではない。
参考例  イーストケーキの製法 100m”タンクにて、炭素源としてサトウキビ廃糖蜜
、窒素源として尿素、硫酸アンモニウム、リン酸アンモ
ニウム、リン源として75%リン酸液、リン酸アンモニ
ウムの添加された培養液で好気的に培養されたパン酵母
(東洋醸造社製)をプロスアウト後、イーストセパレー
ターにて集菌、洗浄、濃縮して得られたイーストクリー
ムをさらにデバイトレーターにて濾過脱水して常法によ
り脱水パン酵母を得た。
次いで得られた脱水パン酵母に、大豆油、エマゾールS
−10F、ソルビタンモノステアリン酸エステルを添加
練合した後、エクルトルーダ型成形機にて、500gの
イーストケーキ(6,5X6゜5X13Cm)を調製し
た。
実施例1  イーストケーキの加工紙包装体低密度ポリ
エチレンフィルム(厚さ;10μm)と上質紙(厚さ;
80μm)との加工紙(厚さ;90μm、大きさ;16
X29cm、Co、透過度; 1680cc/mm2 
−hr−atom (24°Cdry)、O2透過度;
 450cc/mm2 −hr−atom(24℃dr
y)および透湿度; 1100cc/mm2 ・hr)
を用いて、参考例で得られたイーストケーキを包装し、
イーストケーキの加工紙包装体を得た。
なお、COt透過度およびOt透過度はASTM(米国
材料試験協会)D1434−58測定法により測定した
。また、透湿度はJIS  Z  0208測定法によ
り測定した。
実施例2 実施例1に用いた加工紙を、低密度ポリエチレンフィル
ム(厚さ;20μm)と上質紙(厚さ;100μm)か
らなる加工紙(厚さ;120μm)と替え、その他は実
施例1と同様にしてイーストケーキの加工紙包装体を得
た。
実施例3 実施例1に用いた加工紙を、低密度ポリエチレンフィル
ム(厚さ;30μm)と上質紙(厚さ;50μm)から
なる加工紙(厚さ;80μm)と替え、その他は実施例
1と同様にしてイーストケーキの加工紙包装体を得た。
実施例4 実施例1に用いた加工紙を、中密度ポリエチレンフィル
ム(厚さ;30μm)と上質紙(厚さ;50μm)から
なる加工紙(厚さ;80μm、 C02透過度; 78
0cc/mm2 −hr−atom (24°Cdry
)、0.透過度; 210cc/mm2 −hr−at
om(24°Cdry)および透湿度+ 720cc/
mm2 −hr)と替え、その他は実施例1と同様にし
てイーストケーキの加工紙包装体を得た。
実施例5 実施例1に用いた加工紙を、高密度ポリエチレンフィル
ム(厚さ;30μm)と上質紙(厚さ;50μm)から
なる加工紙(厚さ;80μm、 COt透過度; 65
6cc/mm2 ・hr−atom (24°Cdry
)、O2透過度; 153cc/mm2 −hr−at
om(24°Cdry)および透湿度; 260cc/
mm2 −hr)と替え、その他は実施例1と同様にし
てイーストケーキの加工紙包装体を得た。
実施例6 実施例1に用いた加工紙を、無延伸ポリプロピレンフィ
ルム(厚さ;30μm)と上質紙(厚さ;50μm)か
らなる加工紙(厚さ;80μm、CO2透過度; 51
0cc/mm2 −hr−atom (24°Cdry
)、O2透過度; 1 B 7cc/mm2 −hr−
atom(24°Cdry)および透湿度; 520c
c/mm2 −hr)と替え、その他は実施例1と同様
にしてイーストケーキの加工紙包装体を得た。
比較例1 実施例1に用いた加工紙の代わりに、低密度ポリエチレ
ンフィルム(厚さ;30μm、大きさ;16X29cm
、CO,透過度; 1680cc/mm2 −hr−a
tom (24°Cdry)、0.透過度; 450 
cc/mm2hr−atom(24’Cdry)および
透湿度; 1100cc/m2・hr)で包装した。
比較例2 実施例1に用いた加工紙の代わりに、上質紙(厚さ;1
00μm、大きさ; 16X29 c m )で包装し
た。
比較例3 実施例1に用いた加工紙の代わりに、塩化ビニリデンフ
ィルム(厚さ;30μm、大きさ;16X29cm、C
o、透過度; 205cc/I11” ・hr−ato
m(24°Cdry)、Ot透過度; 0. 8cc/
mm2 ・hr−atos (24°(: dry)お
よび透湿度; 52cc/mm2 ・hr)で包装した
試験例 実施例1〜6および比較例1〜3をロウ紙(大昭和紙工
社製、20X5Bcm)で包装し、冷蔵(5°C)7日
間保存後、高糖生地醗酵力と表面のシミの発生を測定し
た。その結果は、第1表に示す通りである。
第1表 注)表中事項の説明 l)高糖生地醗酵力 ガラグラフ法(小麦粉30g、砂糖27g、10%食塩
水1.5cc、10w/v%パン酵母液9cc、30°
C水34.5cc)1.5時間目のガス発生量値(ガソ
グラフ単位)により行った。
保存開始前の高糖生地醗酵力は、52.0mfである。
2)シミの測定 ;シミなし ±:はんのわずかに有り +ニジミ有り ++ニジミ多い 〔発明の効果〕 本発明のイーストケーキの加工紙包装体は、力価の保存
安定性に富み、シミの発生を防止することができるもの
であり、従来の紙のみで包装するものや、ポリビニール
等で包装したイーストケーキの包装体に比べ、シミの発
生の問題を良好に改善したイーストケーキの加工紙包装
体を提供するものである。
手続補正書 平成 2年り月/7日 平成1年特許願第138420号 Z 発明の名称 イーストケーキの加工紙包装体 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 静岡県田方郡大仁町三福632番地の1自  発 5、 補正により増加する請求項の数 6、 補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 7、補正の内容

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)イーストケーキの包装において、包装材料が、少
    なくともプラスチック層と紙層で構成され、片面または
    両面は紙面であり、かつCO_2透過度が450〜20
    00cc/mm^2・hr・atom、O_2透過度が
    120〜500cc/m^2・hr・atomおよび透
    湿度が200〜1700cc/m^2・hrである物性
    を有する加工紙であって、該加工紙の紙面でイーストケ
    ーキを包装してなるイーストケーキの加工紙包装体。
  2. (2)プラスチックフィルムが、ポリエチレン、無延伸
    ポリプロピレンである請求項第1項記載のイーストケー
    キの加工紙包装体。
  3. (3)紙の厚さが、5〜100μmである請求項第1項
    記載のイーストケーキの加工紙包装体。
  4. (4)プラスチックフィルムの厚さが、5〜30μmで
    ある請求項第1項記載のイーストケーキの加工紙包装体
  5. (5)イーストケーキの包装において、包装材料が、少
    なくともプラスチック層と紙層で構成され、片面または
    両面は紙面であり、かつCO_2透過度が450〜20
    00cc/m^2・hr・atom、O_2透過度が1
    20〜500cc/m^2・hr・atomおよび透湿
    度が200〜1700cc/m^2・hrである物性を
    有する加工紙であって、該加工紙の紙面でイーストケー
    キを包装することを特徴とするイーストケーキの加工紙
    包装体の製造法。
JP13842089A 1989-05-31 1989-05-31 イーストケーキの加工紙包装体 Pending JPH034730A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0757130A2 (en) 1995-08-04 1997-02-05 Oriental Yeast Co., Ltd. Packing paper for baker's yeast
US6112711A (en) * 1996-11-18 2000-09-05 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Valve performance control apparatus for internal combustion engines
JP2010533627A (ja) * 2007-07-18 2010-10-28 ルサフル、エ、コンパニ 液体製品用の新規な包装
JP2015507553A (ja) * 2011-12-14 2015-03-12 ルサッフル・エ・コンパニーLesaffre Et Compagnie 酵母貯蔵のための材料およびパッケージ

Cited By (6)

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EP0757130A3 (en) * 1995-08-04 1997-06-04 Oriental Yeast Packaging paper for baker's yeast
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