JPH0341652Y2 - - Google Patents

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JPH0341652Y2
JPH0341652Y2 JP1986078751U JP7875186U JPH0341652Y2 JP H0341652 Y2 JPH0341652 Y2 JP H0341652Y2 JP 1986078751 U JP1986078751 U JP 1986078751U JP 7875186 U JP7875186 U JP 7875186U JP H0341652 Y2 JPH0341652 Y2 JP H0341652Y2
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JP
Japan
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wedge
round blade
blade
grip
round
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JP1986078751U
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JPS62192365U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 型紙の制作ないしは生地の裁断、その他切紙細
工又はこれに類する手工などで、作業台上に展げ
た、紙、布、フイルム、合成樹脂薄シートの如き
を切断しようとするとき、丸刃カツタはその回転
による切れ刃の更新の下で裂断が進行し、しかも
その状況の注視確認に妨げがない点に特色がある
ところ、切断加工が施される上記のような資材の
固有性質によつて、丸刃カツタの回転に制限を加
えることが実際上必要で、その微妙な調節を、時
宜に適して簡便、的確に実現することができるよ
うにした丸刃カツタの開発成果に関し、以下に述
べる。
(従来の技術) 特公昭57−57158号公報には、にぎり部分を有
する保持器に軸受支持した円形刃体の円周付近の
一部に、弾性体を介し、圧力を加えて、円形刃体
の回転を摩擦制御することが、また実開昭60−
30773号公報には、円形刃を皿状に湾曲変形させ
るねじ手段を支持軸に設けて同様に摩擦制御する
ことが、それぞれ開示されているが、何れの場合
も調節つまみが、にぎり部を持替えてからでない
と操作できないので、微妙な調整に不向きな点に
難があつた。
(考案が解決しようとする問題点) グリツプを握つたままの指先きで簡便容易に、
このグリツプに軸支した丸刃ブレードに対する制
動トルクを、くさびによつて調整するようにし
た、丸刃カツタを与えることがこの考案の目的で
ある。
(問題点を解決するための手段) この考案は、グリツプの一端にて丸刃ブレード
を回転自在に軸支した丸刃カツタにおいて、グリ
ツプと丸刃ブレードとの間で丸刃ブレードの半径
方向に進退可動のくさびを設け、このくさびの進
退により丸刃ブレードの制動トルクを調整可能と
し、丸刃ブレードをその側面とグリツプの間に挟
み込んだくさびにより制動してなる、丸刃カツタ
である。
ここにくさびを丸刃ブレードの回転軸を挟むフ
オーク状にすること、またくさびの移動の方向に
傾斜した溝底を有するくさび溝内に配置するこ
と、さらにくさびが、くさび溝壁に形成したセレ
ーシヨン歯と係合する弾性片をその側面部に有す
るものであることが実施の面でより有利である。
第1図a,b,cに、この考案による丸刃カツ
タの正面側面及び背面を示し、第2図a,bに
て、くさびの不作動、作動両位置について示し
た。
図中1はグリツプ、2は丸刃ブレード、3は枢
軸、4はくさび、5はくさび溝、そして6は止め
ナツトである。また第2図にて7はくさび溝5の
側壁に刻んだセセレーシヨン歯、8はセレーシヨ
ン歯7とかみ合うくさび4の先端突起であり、9
は枢軸3の受孔、10はその回り止め部である。
(作用) くさび4は丸刃ブレード2の半径方向に、グリ
ツプ1と丸刃ブレード2との間で進退可能なの
で、例えば第2図aの不作動位置から第2図bの
ような作動位置へ、グリツプ1を握つた手の指先
きによつて動かすこきとができ、そのくさび4の
利き具合いで丸刃ブレードの回転に対する制動ト
ルクを調節し得るのは明らかである。
(実施例) グリツプ1の一端正面側にて受孔9と同心に、
丸刃ブレード2の外径よりやや大き目の円弧で、
丸刃ブレード2の厚みを同等な段差部11を境界
し、この段差部11により丸刃ブレード2をその
余分な切れ刃を保護するように納め、枢軸3を丸
刃ブレード2の取付け穴からグリツプ1の受孔9
に挿込み、グリツプ1の背面側にて止めナツト6
を締めることによつて丸刃ブレード2を回転自在
に軸支した。なお枢軸3は、受孔9の回り止め1
0に適合する平行切落し部12によつて、枢軸3
の鍔状頭部13と段差部との間に丸刃ブレード2
の厚みよりやや広目のすき間を形成して、丸刃ブ
レード2の回転を自在にする。
グリツプ1には、その段差部11にわたつて、
この例では枢軸3をまたいで、のびるコの字のく
さび溝5を設け、これに二又フオーク状のくさび
4を適合させる。
くさび溝5はその溝底に傾斜を付し、その浅く
なる向きでのくさび4の移動で、丸刃ブレード2
に対するくさび力を強めることができる。
このくさび4の移動の度合いを指先の感触で加
減するのに便宜なようにくさび溝5の側壁にセレ
ーシヨン歯を刻み、くさび4の先端突起と係合さ
せて、その弾性によるクリツク止めに利用するを
可とする。
くさび4を強く利かせ制動トルクを大きくする
と厚物の切断に適する一方、逆にくさび4を緩め
て制動トルクを小さく調整することによつてガー
ゼのような薄物の切断の際にも織糸の引きつれを
伴わない切断が可能となつた。
(考案の効果) この考案は、丸刃ブレードによつて切断をしよ
うとする資料の固有な性能やブレートの切り味な
どによつて個々に調節を必要とする、丸刃ブレー
ドに負荷すべき制動トルクの調節が、グリツプを
握つたままの手の指先きでくさびを操作すること
によつて容易に行えるので、微妙な調整位置が的
確に実現され得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は丸刃カツタの外観図、第2図は要部の
詳細図である。 1……グリツプ、2……丸刃ブレード、4……
くさび。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 グリツプ1の一端にて丸刃ブレード2を回転
    自在に軸支した丸刃カツタにおいて、 グリツプ1と丸刃ブレード2との間で丸刃ブ
    レード2の半径方向に進退可動のくさび4を設
    け、 このくさび4の進退により丸刃ブレード2の
    制動トルクを調整可能とし、丸刃ブレード2を
    その側面とグリツプ1の間に挟み込んだくさび
    4により制動してなる、丸刃カツタ。 2 くさび4が丸刃ブレード2の回転軸を挟むフ
    オーク状である、実用新案登録請求の範囲1項
    記載のカツタ。 3 くさび4が、その移動の方向に傾斜した溝底
    を有するくさび溝5内に配置された実用新案登
    録請求の範囲1又は2項記載のカツタ。 4 くさび4が、くさび溝壁5に形成したセレー
    シヨン歯7と係合する弾性片をその側面部に有
    するものである、実用新案登録請求の範囲3項
    記載のカツタ。
JP1986078751U 1986-05-27 1986-05-27 Expired JPH0341652Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986078751U JPH0341652Y2 (ja) 1986-05-27 1986-05-27

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JP1986078751U JPH0341652Y2 (ja) 1986-05-27 1986-05-27

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Publication Number Publication Date
JPS62192365U JPS62192365U (ja) 1987-12-07
JPH0341652Y2 true JPH0341652Y2 (ja) 1991-09-02

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ID=30927976

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JP1986078751U Expired JPH0341652Y2 (ja) 1986-05-27 1986-05-27

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JP (1) JPH0341652Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS601032A (ja) * 1983-06-17 1985-01-07 Mazda Motor Corp 自動車の定速走行装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS601032A (ja) * 1983-06-17 1985-01-07 Mazda Motor Corp 自動車の定速走行装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62192365U (ja) 1987-12-07

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