JPH034040Y2 - - Google Patents

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JPH034040Y2
JPH034040Y2 JP6091084U JP6091084U JPH034040Y2 JP H034040 Y2 JPH034040 Y2 JP H034040Y2 JP 6091084 U JP6091084 U JP 6091084U JP 6091084 U JP6091084 U JP 6091084U JP H034040 Y2 JPH034040 Y2 JP H034040Y2
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heat
wiring
board
plate
heat dissipation
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JP6091084U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はICを偏平な絶縁基板にパツケージン
グしてなるIC基板の放熱装置を具備させてなる
ICソケツトに関する。
フラツト形ICパツケージあるいはリードレス
形ICパツケージと呼称されるIC基板は通常基板
中央部にIC本体を保有し、該IC本体の周囲基板
部分にICの配線部あるいはICの外部接点を保有
している。
斯るIC基板においてはICソケツトに搭載し使
用に供した場合、高温に発熱することが知られて
いる。該発熱はIC基板におけるIC本体部及び配
線部において生じ、殊にIC本体部における発熱
が著しくそこから配線部へと熱伝導し、IC基板
全体を高温ならしめ、その性分や寿命に悪影響を
及ぼす。
本考案は上記の如きIC基板における発熱を効
率的に除去し得るようにしたICソケツトにおけ
る放熱装置を提供するものである。
以下本考案を図示の実施例に基いて詳述する。
同実施例はフラツト形ICパツケージやリード
レス形ICパツケージに適用されるIC押さえカバ
ー付きICソケツトの典型を代表例として図示し
ている。
同ICソケツトはコンタクト2を具有するソケ
ツト基板1を母体とし、その一端にIC押さえカ
バー3が回動ヒンジ4にて回動自在に取付けられ
ソケツト基板1に対し開閉可となされ、ソケツト
基板1の他端にロツクレバー5が回動ヒンジ6に
て回動可に取付けられ、ソケツト基板1上に閉合
されたIC押さえカバー3の自由端に該ロツクレ
バー5を係合して上記閉合を保持する構成となつ
ている。
他方7はIC基板であり、その中央部にIC本体
8を保有し、その周囲基板部に該IC本体8から
延びる高密度の導電パターンから成る配線部9を
有し、該導電パターンの端末にICの外部接点を
有している(導電パターン及び外部接点図示省
略)。
該IC基板7を上記ソケツト基板1上に搭載し、
そのIC外部接点をコンタクト2上に載接させた
上でIC押さえカバー3を閉合しロツクレバー5
でロツクすることによりIC基板7の上面を押さ
えつけ、接触を保持する。
上記の如くなされたIC押さえカバー3にIC基
板7のIC本体部8を冷却するIC放熱板A1と、
IC基板7の配線部9を冷却する配線部放熱板A
2とを具備させる。
上記IC放熱板A1及び配線部放熱板A2は共
に、矩形の金属板をコ字形に曲げ加工して形成し
たものであつて、斯して曲げ加工された放熱板A
1の中央金属板部分をIC本体部吸熱板10aと
すると共に、放熱板A2の中央金属板部分を配線
部吸熱板10a′とし、更に放熱板A1の上記IC本
体部吸熱板10aの両端縁から折曲された一対の
対向金属板部をIC本体部放熱フイン10bとす
ると共に、上記放熱板A2の上記配線部吸熱板1
0a′の両端縁から折曲された対向金属板部を配線
部吸熱フイン10b′とする。
上記の如くIC放熱板A1にIC本体部吸熱板1
0aを具備させ、該IC本体部吸熱板10aを前
記IC押さえカバー3の内面にその表面が露出す
る如く布設すると共に、上記配線部放熱板A2に
具備させた配線部吸熱板10a′を前記IC押さえカ
バー3の内面にその表面が露出する如く布設し、
該配線部吸熱板10a′と上記IC本体部吸熱板10
aとをIC基板7のIC本体部8と配線部9とに
夫々別々に接触する如く離間して設ける。
更に前記の如くして放熱板A1にプレス曲げ加
工によつてIC本体部放熱フイン10bを具備さ
せ、該IC本体部放熱フイン10bをIC押さえカ
バー3を貫通させて同カバー3の背面から突出さ
せると共に、上記配線部放熱板A2にプレス曲げ
加工された配線部放熱フイン10b′を具備させ、
該配線部放熱フイン10b′を上記IC押さえカバー
3を貫通させて同カバー背面から突出させ、該配
線部放熱フイン10b′と上記IC本体部放熱フイン
10bとをIC押さえカバー背面に直立する如く
互いに離間して並設する。
上記の如くして、IC放熱板A1がIC押さえカ
バー3の中央部にIC本体部8と対応して配置さ
れ、配線部放熱板A2が該IC放熱板A1の左側
に配線部9とを対応し間隔を置いて並設された状
態が形成され、該両放熱板A1,A2を担持せる
IC押さえカバー3を閉合することによつて、IC
放熱板A1の吸熱板10aがソケツト基板1に搭
載されたIC基板7のIC本体部8上面に接し、同
時に配線部放熱板A2の吸熱板10a′がIC本体部
左右側の配線部9に接することとなる。IC本体
吸熱板10aはIC押さえカバー3の内面より落
とし込んで上部にIC本体8を嵌合する凹所11
を形成する。
斯くしてIC本体部吸熱板10aはその接触面
を介してIC基板7のIC本体部8の上面より直接
熱を奪い、この熱をIC押さえカバー外表面(背
面)に並立する放熱フイン10bを介し大気中に
放熱する。
同様に配線部吸熱板10a′はその接触面を介し
てIC基板7の配線部8より直接熱を奪い、この
熱をIC押さえカバー外表面に並立する放熱フイ
ン10b′を介し大気中に放散する。
既に述べたように、IC本体部8は絶縁基板の
極部(通常中央部)に担持されており、その周囲
基板部へ該IC本体からの配線が展開され、その
端部にソケツト基板1のコンタクト2と接し得る
ように外部接点が設けられており、IC通電時の
発熱はIC基板7のIC本体部8及び配線部9の
夫々において生ずるが、殊にIC本体部8におけ
る発熱が顕著で同所から周囲配線部9へと熱伝導
拡散しIC基板7全体を高温にする。
而して本考案は上記IC本体部8で発生した高
熱を同IC本体部専用の放熱板A1(吸熱板10
a)にて直ちに吸収しこれを専用の放熱フイン1
0bを介し速やかに放熱すると共に、IC基板7
の配線部9領域で発生した熱を同配線部専用の放
熱板A2(吸熱板10a′)にて吸収しこれを専用
の放熱フイン10b′にて放熱し、IC基板7のIC本
体部8及び配線部9における発熱を両放熱板A
1,A2の配置によつて極めて効率的に放熱し、
従つて冷却することができる。
両放熱板A1,A2を上記IC押さえ板A1に
設け、閉合時上記の如くIC基板7の各部へ接触
させることによつて、放熱板A1はIC基板7の
IC本体部8を押さえ、放熱板A2は同基板の配
線部9を押さえる。このように放熱板A1,A2
はIC本体部8と配線部9とを個別に押さえIC押
さえ機能を果す。通常IC本体部8はIC基板7の
表面より突出しており、上記IC放熱板A1と、
配線部放熱板A2の配置はこのような場合に良好
なIC基板7の押さえ機能を果しつつ、同時に既
述した放熱効果を発揮する。
又本考案は製造面において、各放熱板A1,A
2を単なる鈑金加工にて製造できる利点を有す
る。既に述べたようにIC放熱板A1と配線部放
熱板A2とは吸熱板10a,10a′と放熱フイン
10b,10b′とがコ形を成しており、矩形の板
材を打抜きし、単に曲げ加工するのみで、前記吸
熱板10a,10a′と放熱フイン10b,10
b′を有する放熱板A1,A2の提供が可能であ
り、低コストで容易に製造できるものである。
又IC本体部放熱フイン10bと配線部放熱フ
イン10b′とをIC押さえカバー3の背面から突出
させ、両者10b,10b′をIC押さえカバー背面
に並立させているので、通風効果が極めて良好で
あり、前記放熱板A1,A2による放熱効果を極
めて良好なものとする。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はICソ
ケツトの斜視図、第2図はIC基板を搭載したIC
ソケツトの斜視図、第3図は同IC押さえカバー
を閉合した状態のICソケツト斜視図、第4図は
ICソケツト平面図、第5図は同一部切欠して示
すICソケツト側面図、第6図はIC基板を搭載し
たICソケツト平面図、第7図は同一部切欠して
示す側面図、第8図は同一部切欠して示すIC押
さえカバー閉合状態の側面図である。 1……ソケツト基板、2……コンタクト、3…
…IC押さえカバー、7……IC基板、8……IC本
体部、9……配線部、A1……IC放熱板、A2
……配線部放熱板、10a……IC本体部吸熱板、
10a′……配線部吸熱板、10b……IC本体部放
熱フイン、10b′……配線部放熱フイン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ICソケツトにおけるIC押さえカバーにIC基板
    のIC本体部を冷却するIC放熱板とIC基板の配線
    部を冷却する配線部放熱板とを具備させ、上記
    IC放熱板にIC本体部吸熱板を具備させ、該IC本
    体部吸熱板を上記IC押さえカバーの内面にその
    表面が露出する如く布設すると共に、上記配線部
    放熱板に配線部吸熱板を具備させ、該配線部吸熱
    板を上記IC押さえカバーの内面にその表面が露
    出する如く付設し、該配線部吸熱板を上記IC基
    板の配線部に、上記IC本体部吸熱板を上記IC基
    板のIC本体部に夫々接触する如く互いに離間し
    て設け、更に上記IC放熱板に上記IC本体部吸熱
    板の両端縁から略直角に折曲加工されたIC本体
    部放熱フインを具備させ、該IC本体部放熱フイ
    ンをIC押さえカバーを貫通させて同カバーの背
    面から突出させると共に、上記配線部放熱板に上
    記配線部吸熱板の両端縁から略直角に折曲加工さ
    れた配線部放熱フインを具備させ、該配線部放熱
    フインを上記IC押さえカバーを貫通させて同カ
    バーの背面から突出させ、該配線部放熱フインと
    上記IC本体部放熱フインとをIC押さえカバー背
    面に並立する如く互いに離間して並設したことを
    特徴とするICソケツトにおける放熱装置。
JP6091084U 1984-04-24 1984-04-24 Icソケツトにおける放熱装置 Granted JPS60172350U (ja)

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JP6091084U JPS60172350U (ja) 1984-04-24 1984-04-24 Icソケツトにおける放熱装置

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JP6091084U JPS60172350U (ja) 1984-04-24 1984-04-24 Icソケツトにおける放熱装置

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JPS60172350U JPS60172350U (ja) 1985-11-15
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JPH0644049Y2 (ja) * 1988-04-25 1994-11-14 第一精工株式会社 Icソケット

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JPS60172350U (ja) 1985-11-15

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