JPH0340109A - Ncデータ編集方式 - Google Patents

Ncデータ編集方式

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JPH0340109A
JPH0340109A JP17409089A JP17409089A JPH0340109A JP H0340109 A JPH0340109 A JP H0340109A JP 17409089 A JP17409089 A JP 17409089A JP 17409089 A JP17409089 A JP 17409089A JP H0340109 A JPH0340109 A JP H0340109A
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JP
Japan
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command
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transformation
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JP17409089A
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Maki Seki
関 真樹
Takashi Takegahara
竹ヶ原 隆史
Takeshi Aragaki
新垣 剛
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、NCデータ編集方式、特に、3次元および2
次元で与えられたNCデータに対し各種の変換処理を施
してNCデータを自動編集するNCデータ編集方式に関
する。
従来の技術 従来、予め作成されたNCデータに対して各種の編集を
行う場合、例えば、デジタイザを使用して作成されたN
Cデータの位置ずれを位置変換補正して加工用のNCデ
ータを編集したり、既に作成されたNCデータにミラー
変換を施して新たなNCデータを編集するような場合に
は、予め作成されたNCデータおよび該NCデータの位
置ずれ量やミラーの設定位置等に応じ、NCデータ中に
定義された点の移動先を手計算で算出し、算出された移
動先の値をNCデータとして再設定することによって編
集作業を行っている。
発明が解決しようとした課題 上記従来技術ではNCデータを編集する際に複雑な手計
算が必要とされ、特に、多数のサブプログを供えたNC
データでは、その編集作業に多大な時間を要し、また、
手計算の段階で誤りが生じやすいため、編集されたNC
データの信頼性が低いといった欠点がある。
本発明の課題は、これら従来技術の欠点を解消し、予め
作成されたNCデータに基いて迅速かつ正確に、しかも
、大量のNCデータを容易に編集することのできるNC
データ編集方式を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明は、NCデータ中で定義された点を指定位置に変
換する位置変換指令を設け、該位置変換指令を上記NC
データ中に予めプログラムしておき、該プログラムより
上記位置変換指令が読まれると、位置変換のための変換
行列を求めると共に、該変換行列が定義された後は、変
換解除指令が読まれるまでの間、NCデータ中で定義さ
れた点を上記変換行列で位置変換してNCデータを編集
することにより上記課題を解決した。
例えば、予め作成されたNCデータを位置変換補正して
加工用のNCデータを編集する場合には、位置変換指令
コード、および、任意の点とその移動先のデータとによ
って構成される位置変換指令により、上記任意の点およ
びその移動先のデータ数をNCデータの次元数と一致さ
せて予めプログラムしておき、該プログラムより位置変
換補正のための変換行列を求め、NCデータ中で定義さ
れた点を上記変換行列で位置変換してNCデータを編集
する。
また、既に作成されたNCデータにミラー変換を施して
新たなNCデータを編集する場合には、2点の中間点に
配置され該2点を結ぶ直線と直交するミラーによるミラ
ー変換コード、および、上記2点のデータによって構成
される位置変換指令を予めプログラムしておき、該プロ
グラムよりミラー変換のための変換行列を求め、NCデ
ータ中で定義された点を上記変換行列でミラー変換して
NCデータを編集する。
更に、NCデータ中に位置変換指令が複数個プログラム
されている場合には、それぞれの位置変換指令によって
変換行列が求められる毎にこれらの変換行列を順次積算
して変換行列を再定義すると共に、変換解除指令が読ま
れる毎に、上記変換行列を現時点の変換行列より1つ積
算前の変換行列に再定義し、NCデータ中で定義された
点を上記再定義された変換行列で順次位置変換してNC
データを編集する。
また、既に作成されたNCデータ中にサブプログラムが
設定されている場合には、NCデータのメインプログラ
ム中に位置変換指令をプログラムして変換行列を定義し
、変換解除指令が読まれるまでの間、以降のメインプロ
グラムおよびそのサブプログラムによって定義されるす
べての点に対して位置変換を実施するか、または、各サ
ブプログラム毎に位置変換指令をプログラムしてサブプ
ログラム毎の変換行列を定義し、サブプログラム毎に位
置変換を実施してNCデータを編集する。
作用 NCデータ編集時に実行すべき変換処理を規定する位置
変換指令を予め作成されたNCデータ中にプログラムす
る。
自動プログラミング装置は、NCデータにプログラムさ
れた位置変換指令に基いて位置変換のための変換行列を
求め、該変換行列が定義された後は、変換解除指令が読
まれるまでの間、NCデータ中で定義された点を上記変
換行列で位置変換してNCデータを編集する。
また、NCデータ中に位置変換指令が複数個プログラム
されている場合には、それぞれの位置変換指令によって
変換行列が求められる毎にこれらの変換行列を順次積算
し、各位置変換指令による位置変換を合成した変換行列
を再定義すると共に、変換解除指令が読まれる毎に、上
記変換行列を現時点の変換行列より1つ積算前の変換行
列に再定義して最新の位置変換指令による位置変換を解
除し、NCデータ中で定義された点を上記再定義された
変換行列で順次位置変換してNCデータを編集する。
サブプログラムが設定されたNCデータの場合、NCデ
ータのメインプログラム中に位置変換指令がプログラム
されていれば、以降のメインプログラムおよびそのサブ
プログラムによって定義されたすべての点が上記変換行
列によって位置変換され、また、NCデータのサブプロ
グラム中に位置変換指令がプログラムされていれば、各
サブプログラム毎に、それぞれの位置変換指令に対応し
た変換処理が実行される。
実施例 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第3図は本発明の方式を実施する一実施例の自動プログ
ラミング装置の要部を示すブロック図であり、図中1は
プロセッサ(以下、CPUという)、2は該自動プログ
ラミング装置を制御する制御プログラムが格納されたR
OM、3はロードされたシステムプログラムを格納する
格納領域とCPU1による演算処理の結果等を記憶する
記憶領域を備えたRAM、4はロードされたNCデータ
や編集されたNCデータを記憶するNCデータ記憶メモ
リ、5はキーボード、6はディスクコントローラ、7は
グラフィックデイスプレィ(以下、CRTという)であ
り、これら各要素1〜7はバス8で接続されている。
FLI、FL2は外部記憶装置としてのフロッピーディ
スクであり、フロッピーディスクF i、 tには各種
のシステムプログラムが格納され、フロッピーディスク
FL2には既に作成されたNCデータ等が保存されてい
る。上記フロッピーディスクFLIには、NCデータの
作成・修正を実行する従来通りの各種プログラムの他、
本発明の方式を実施するためのプログラム、即ち、rN
Cデータ編集処理プログラム」 (第1図、第2図参照
)がシステムプログラムとして格納されている。
以下、rNCデータ編集処理プログラム」の概要を示す
フローチャート第1図および第2図に基いて本方式の一
実施例を説明する。
自動プログラミング装置に電源を投入し、フロッピーデ
ィスクFLIをディスクコントローラ6にセットすると
、ROM2の制御プログラムに従って駆動されるCPU
Iが、CRT7の表示画面にシステムプログラムを選択
するための初期画面を表示する。
オペレータは初期画面を参照し、「システムプログラム
」を選択するためのキーを操作して、フロッピーディス
クFLIに格納された「システムプログラム」をRAM
3に格納し、また、編集の対象となるNCデータのプロ
グラム番号をキーボード5を介してCPUIに設定する
。なお、編集の対象となるNCデータがNCデータ記憶
メモリ4内に記憶されていない場合は、当該NCデータ
を保存したフロッピーディスクFL2をディスクコント
ローラ6にセットする。
RAM3に格納された「システムプログラム」に従って
処理を開始したCPUIは、設定されたプログラム番号
に基き、編集の対象となるプログラム番号を有するNC
データをNCデータ記憶メモリ4もしくはフロッピーデ
ィスクFL2から読込んで元データとしてRAM3に格
納しくステップSIO↓)、元データの修正が必要であ
るか否かを問う旨のメツセージをCRT7の表示画面に
表示し、オペレータの判断および該判断に基くキー人力
を待つ待機状態に入る(ステップS 102)。元デー
タの修正が必要であると判断され、修正実行キーが操作
された場合には、データ変換処理が実行された時にセッ
トされるフラグFをリセットシ(ステップS王03)、
該自動プログラミング装置のエディタ機能により、従来
と同様、通常のデータ修正処理を実行して元データを修
正し、修正された元データをRAM3に再格納しくステ
ップS1.04)、再度、ステップ5102に復帰して
、オペレータの判断およびキー人力を待機する。元デー
タの修正が更に必要であれば、再度、修正実行キーを操
作し、元データの修正が完了するまでステップ5101
のデータ修正処理を繰り返し実行する。
元データの修正が完了した場合、および、ステップ51
01でRAM3に格納された元データに修正の必要がな
い場合、元データを修正するかの問いに対し、rNJキ
ーが操作された場合には、ステップ5105に移行して
、データ変換処理が実行された時にセットされるフラグ
Fが既にセットされているか否かを判別するが、現段階
ではフラグFがセットされていないので、次いでスップ
5106に移行し、元データを編集するためのデータ変
換処理を開始する。
以下、元データの修正が完了した段階で、最終的に、第
4図に示されるようなNCデータが元デタとしてRAM
3に格納されているものとして説明を続ける。
1 第4図はRAM3に格納された元データとしてのNCデ
ータの一例を示す概念図であり、該NCデータのプログ
ラム番号は、ro]、2345Jで示される。rGOI
Jは従来通りの直線補間コードでありX−Y−23次元
座標系上の2点間の直線補間を定義し、X Y Z て
設定された移動指令ブロックに対してモーダルに適用さ
れる。
「G98・・・」は位置変換指令を規定するコードであ
り、この内rG98PIJ〜rG98P3Jは位置変換
補正のための回転および平行移動を示す位置変換指令コ
ード(以下、位置変換指令コードという)であって、変
換処理を具体化するためにX Y Z でNCデータ中
にプログラムされた任意の点(以下、基準点という)を
I  、J  Kで設定された移動先(以下、対応点と
いう)に移動させることを定義し、また、rG98PO
Jはミラー変換のための位置変換指令コード(以下、ミ
ラー変換コードという)であって、変換処理を具体化す
るためにX  Y Z およびIJK でNCデータ中
にプログラムされた任意の21゜Z 点の中間点に配置され該2点を結ぶ直線と直交するミラ
ーによるミラー変換を定義する。「G99jは変換解除
指令を構成する変換解除指令コードであり、位置変換指
令によって定義された1つの変換処理を解除する機能を
有する。
「NCデータ編集処理プログラム」の一部であるデータ
変換処理を開始したCPUIは、まず、メモリMに単位
行列Eをセットし、指標iにOをセットして初期化しく
ステップS20↓)、RAM3に格納された元データを
1ブロック読み込んで(ステップ5202)、今回読込
んだ1ブロツクのデータが元データの終了を示すブロッ
クであるか否かを判別する(ステップS 203)。第
4図に示される例では、まず、プログラム番号を示すr
o 12345Jが読込まれ、元データの終了を示すブ
ロックではないから、次いでステップ5204に移行し
て変換指令ブロックであるか否か、即ち、rG98Jの
指令コードを有するブロックであるか否かが判別される
が、変換指令ブロックではないから、次いでステップ5
205に移行して移動指令ブロックであるか否かが判別
される。
移動指令ブロックではないから、更に、ステップ820
6に移行して変換指令キャンセルブロックであるか否か
、即ち、rG99Jの指令コードを有するブロックであ
るか否かが判別されるが、変換指令キャンセルブロック
ではないから、今回読込んだ1ブロツクのデータ、即ち
、プログラム番号であるro 12345Jがデータ変
換処理実行後のデータとして、RAM3の変換後データ
記憶領域に直接書込まれる(ステップ5207)。
次いで、CPUIは、RAM3に格納された元データの
次の1ブロツクを読み込んで(ステップ5202)、今
回読込んだ↓ブロックのデータが元データの終了を示す
ブロックであるか否かを判別する(ステップ3203)
。第4図に示される例では、rG98PIXxaYya
ZxaIiaJjaKkajが読込まれ、元データの終
了を示すブロックではないから、次いでステップ520
4に移行して変換指令ブロックであるか否か、即ち、r
G98Jの指令コードを有するブロックであるか否かが
判5 別される。当該ブロックは「G98Jの指令コードを有
する変換指令ブロックであるから、ステップ5208に
移行して、当該ブロックにおける「G98」の指令コー
ドに「PO」の修飾が付されているか否か、即ち、ミラ
ー変換コードであるか否かを判別する。当該ブロックの
指令コードにはIPOrの修飾が付されておらずミラー
変換コードではないから、ステップ5209に移行し、
当該ブロックの指令コードに「P3」の修飾が付されて
いるか否かを判別するが、当該ブロックの指令コードに
は「P3」の修飾が付されていないので、ステップ52
10に移行して、当該変換指令ブロック、即ち、位置変
換指令コード「G98Pljと該コードによる位置変換
処理を具体化するためのデータである第1基準点の座標
「xa、 yaz8」、および、該第1基準点を移動さ
せる対応点である第1対応点の座標ria、 ja、 
kaJをレジスタに一時記憶する。
次いで、CPUIは、RAM3に格納された元データの
次の1ブロツクを読み込んで(ステップ C 3202)、今回読込んだ1ブロツクのデータが元デー
タの終了を示すブロックであるか否かを判別する(ステ
ップ8203)。第4図に示される例では、rG 98
 P 2 XxbYybZxb I ibJ jbKk
blが読込まれ、元データの終了を示すブロックではな
いから、次いでステップ5204に移行して変換指令ブ
ロックであるか否か、即ち、rG98Jの指令コードを
有するブロックであるか否かが判別される。当該ブロッ
クはrG98jの指令コードを有する変換指令ブロック
であるから、ステップ5208に移行して、当該ブロッ
クにおける「G98Jの指令コードに「PO」の修飾が
付されているか否か、即ち、ミラー変換コードであるか
否かを判別する。当該ブロックの指令コードにはrPO
Jの修飾が付されておらずミラー変換コードではないか
ら、ステップ5209に移行し、当該ブロックの指令コ
ードに「P3」の修飾が付されているか否かを判別する
が、当該ブロックの指令コードには「P3」の修飾が付
されていないので、ステップ5210に移行して、当該
変換指令ブロック、即ち、位置変換指令コード「698
P2Jと該コードによる位置変換処理を具体化するため
のデータである第2基準点の座標rxb、 yb。
zb」、および、該第2基準点を移動させる対応点であ
る第2対応点の座標rib、 jb、 kbJをレジス
タに一時記憶する。
次いで、CPUIは、RAM3に格納された元データの
次の1ブロツクを読込んで(ステップ5202)、今回
読込んだ1ブロツクのデータが元データの終了を示すブ
ロックであるか否かを判別する(ステップ5203)。
第4図に示される例では、rG98P3XxcYycZ
zcIicJjcKkcJが読込まれ、ステップ520
3,5204,5208から、ステップ5209に移行
し、当該ブロックの指令コードに「P3」の修飾が付さ
れているか否かを判別する。当該ブロックの指令コード
には「P3」の修飾が付されており、これは、3次元に
おける回転および平行移動を示す1つの変換行列を定義
するための各種データがすべて読込まれ記憶されている
ことを意味する。そこで、CPUlはステップ5211
に移行して、これまでの処理で各レジスタに記憶された
データ、即ち、今回読込んだ1ブロツクの位置変換指令
ブロック、rG98P3XxcYycZZcIicJj
cKkcJに基づいて、1一つの変換行列Maを算出す
る。
即ち、ステップS2↑1の処理では、元データにプログ
ラムされた第↑基準点「xil、ya、 zaJを第1
対応点「ia、  ia、 kajに移動させ、第2基
準点rxb、 yb、 zbJを第2対応点rib、 
ib、 kbJに移動させ、かつ、第3基準点rxc、
 yc、 ZCJを第3対応点rfc、 jc、 kc
Jに移動させるための変換行列Maが定義される。第5
図は変換行列Maの作用を簡単に説明する概念図であり
、該変換行列MaはX−Y−23次元座標系上の前記3
つの基準点をこれに対応する3つの対応点に1対1対応
させて移動する変換行列であって、基準点と対応点との
位置関係を示す平行移動および回転移動によって一義的
に定義される。従って、上記X−Y↑9 23次元座標系上の任意点を示すNCデータlx、y、
ZJと該任意点に上記変換行列Maを乗じて得た移動点
「x′、 yI、 zJとの関係は上記基準点と対応点
との関係に等しい。
このようにして変換行列Maを定義したCPU1は、変
換行列Maを指標iによって示されるメモリM i、即
ち、メモリMOに記憶しくステップ5212)、メモリ
Mの行列にメモリMOの変換行列を積算した変換行列を
メモリMに再記憶しくステップ5213)、指標iの値
をインクリメントして、次ぎに定義される変換行列を記
憶するメモリMiを確保する(ステップ5214)。メ
モリMの初期値は単位行列Eであるから、現在、メモリ
Mには変換行列Maが記憶されていることになる。
次いで、CPU↑は、RAM3に格納された元データの
次の1ブロツクを読み込んで(ステップ5202)、今
回読込んだ土ブロックのデータが元データの終了を示す
ブロックであるか否かを判別する(ステップ8203)
。第4図に示される0 例では、rG98POXtdYydZzdIidJjd
KkdJが読込まれ、元データの終了を示すブロックで
はないから、次いでステップ5204に移行して変換指
令ブロックであるか否か、即ち、rG98Jの指令コー
ドを有するブロックであるか否かが判別される。当該ブ
ロックはrG98Jの指令コードを有する変換指令ブロ
ックであるから、ステップ5208に移行して、当該ブ
ロックにおけるrG98Jの指令コードにrPOJの修
飾が付されているか否か、即ち、ミラー変換コードであ
るか否かを判別する。当該ブロックの指令コードはrP
OJの修飾が付されたミラー変換コードを有するから、
CPU↑はステップ5214に移行して、今回読込んだ
変換指令ブロック、rG98POXxdYydZzd 
I idJ jdKkdJに基づいて、ミラー変換のた
めの変換行列Mbを算出する。
即ち、ステップ5215の処理では、元データにプログ
ラムされた任意の2点rxd、 yd、 zdJとri
d、 id、 kdJの中間点に配置され該2点を結ぶ
直線と直交するミラーによるミラーのための変換行列M
bが定義される。第6図は変換行列Mbの作用を簡単に
説明する概念図であり、該変換行列Mbは)’−Y−Z
3次元座標系上の任意の2点rxd、 yd、 +dJ
とrid、 id、 kdJの中間点に配置され該2点
を結ぶ直線と直交する平面πを基準としたミラヲ変換を
示し、第6図に示される例では点(xl’、 、 Yl
’ 、 21’ )が点(xIII、 Y1+1. Z
il+)に変換され、点(12’ 、 Y2’ 、  
Z2’ )が点(X2”Y2I1. z2+1)に変換
され、かつ、点(13’ 、 Y3’23′)が点(X
3″I Y3”+ 23″)に変換されることとなる。
変換行列Mbは平面πによって一義的に定義される変換
行列である。
このようにして変換行列Mbを定義したCPU1は、変
換行列Mbをインクリメントされた指標iによって示さ
れるメモリM1、即ち、メモリM1に記憶しくステップ
S2↑6)、メモリMの変換行列にメモリM1の変換行
列を積算した変換行列をメモIJ Mに再記憶して変換
行列Mを再定義しくステップ5213)、指標1の値を
インクリメントして、次に定義される変換行列を記憶す
るメモリを確保する(ステップ821.4)。従って、
現在、メモリMには位置変換補正のための変換行列Ma
とミラー変換のための変換行列Mbとを積算した変換行
列が記憶され、位置変換補正とミラー変換が同時に定義
されたことになり、また、指標iの値は2に更新された
ことになる。
次いで、CPIJIは、RAM3に格納された元データ
の次のlブロックを読み込んで(ステップ5202)、
今回読込んだ1ブロツクのデータが元データの終了を示
すブロックであるか否かを判別する(ステップS 20
3)。第4図に示される例では、r G OI Xxl
YylZ zIJが読込まれ、元データの終了を示すブ
ロックではないから、次いでステップ5204に移行し
て変換指令ブロックであるか否か、即ち、rG98Jの
指令コードを有するブロックであるか否かが判別される
が、変換指令ブロックではないから、次いでステップ5
205に移行して移動指令ブロックであるか否かが判別
される。当該ブロックは移動指令ブロックであるから、
ステップ5217に移行して、今3 回読込んだ1ブロツクによって定義された移動指令点、
即ち、点rxl、 yl、 zlJに対して変換処理を
実行する。即ち、CPUIは、元データに設定された移
動指令点データrxl、 yl、 zlJにメモリMに
記憶されている変換行列を乗じて変換後の位置rxl″
、 71″、  zl”Jを求める。メモリMに記憶さ
れている変換行列は位置変換補正のための変換行列Ma
とミラー変換のための変換行列Mbとを積算した変換行
列であるから、点「xl、 yl、 21Jに対し位置
変換補正とミラー変換が同時に実行されることとなる。
第7図はメモリMに記憶されている変換行列によって実
行される変換処理を概念的に示す図であり、点r、x1
. yl、 zl」は変換行列Maによって点rll’
 I 、+l l  Zl’ j (7)位置に位置変
換されると共に、点「xl’ 、 y1’ 、 zi’
 、Jの位置から、更に、平面πを基準としたミラー変
換のための変換行列Mbによって点rxl”+ yl″
21”Jの位置に変換されることとなる。但し、CPU
Iの作業においては、メモリMに予め変換行列Maと変
換行列Mbとを積算した変換行列が記憶 4 憶されているため、移動指令点データrxl、 yl。
ZIJとメモリMに記憶された変換行列とに基づき変換
後の位置rxl”、 yl”、 2+”Jが直ちに算出
される。
今回読込んだlブロックによって定義された移動指令点
rxl、 yl、 ZIJに変換処理を施して変換後の
位置rxl”、 yl″、 zl”Jを算出したCPU
1は、変換後の位置「xIIt、 Y]Il、 zII
IJを変換処理実行後の編集データとして、RAM3の
変換後データ記憶領域に書込む(ステップS 207)
次いで、CPUIは、元データの次の1ブロツクを読込
み(ステップ5202)、上記と同様、ステップ520
2−ステップ5203−ステップ5204−ステップ5
205−ステップ521−7ステツプ5207の処理を
実行し、元データに設定された移動指令点データrx2
. y2. z2jおよびrx3.−y3. z3Jの
変換後の位置「X2.’ l 、 y2+ 1z2”J
およびrx3″、 、73″、  23” Jを算出し
くステップ321.7)、変換処理実行後の編集データ
として、RAM3の変換後データ記憶領域に書込む(ス
テップS 207)。第8図はRAM3の変換後データ
記憶領域に書込まれた編集データを示す概念図であり、
現段階において、上記変換後データ記憶領域には、変換
されずに元データのまま書込まれたプログラム番号r0
12345J、直線補間コードである「GOl」、およ
び、ステップ5217の処理によって元データから変換
された点の位置rxl”、 71″、 zl”J 、 
 rx2”、 72″Z2” j +  rx3”、 
y3’Z 23”Jが書込まれている。
次いで、CPUl−は、RAM3に格納された元データ
の次の1ブロツクを読み込んで(ステップ5202)、
今回読込んだ1ブロツクのデータが元データの終了を示
すブロックであるか否かを判別する(ステップ8203
)。第4図に示される例では、rG99Jが読込まれ、
元データの終了を示すブロックではないから、次いでス
テップ5204に移行して変換指令ブロックであるか否
か、即ち、rG98Jの指令コードを有するブロックで
あるか否かが判別されるが、変換指令ブロックではない
から、次いでステップ5205に移行して移動指令ブロ
ックであるか否かが判別される。
移動指令ブロックではないから、更に、ステップ820
6に移行して変換指令キャンセルブロックであるか否か
、即ち、rG99Jの指令コードを有するブロックであ
るか否かが判別される。当該ブロックはrG99Jの指
令コードを有する変換指令キャンセルブロックであるか
ら、ステップ5218に移行して、メモリMに記憶され
た変換行列に指標iで示されるメモリM(i−1,)、
即ち、現在はメモリM1であって、1つの変換行列を記
憶した最新のメモリに記憶された変換行列の逆行列、即
ち、ミラー変換のための変換行列Mbの逆行列を積算し
、得られた変換行列をメモIJ Mに再記憶して該変換
行列を1つ変換前の変換行列に再定義する。従って、現
在メモリMに記憶されている変換行列は、M a * 
M b * M b −’ = M aとなり、ミラー
変換のための定義が解除されたことを意味し、変換行列
Maによる回転および平行移動のための定義のみが有効
となる。従って、メモリM1にミラー変換のための変換
行列Mbを記憶させて7 おく必要はなく、CPUIは、指標iの値をディクリメ
ントシて1=1とし、メモリM1を、次に定義される変
換行列のためのメモリとして確保する(ステップ521
9)。
次いで、CPUIは、RAM3に格納された元データ、
即ち、rG99Jを読込み(ステップ5202)、上記
と同様にして、ステップ5203ステツプ5204−ス
テップ5205−ステップ8206の判別処理を実行し
た後、再度、ステップ5218の処理を実行する。即ち
、CPUIは、メモリMに記憶された変換行列に指標i
で示されるメモリM(i−1)、即ち、現在はメモリM
Oであって、王っの変換行列を記憶した最新のメモリに
記憶された変換行列の逆行列、即ち、回転および平行移
動のための変換行列Maの逆行列を積算し、得られた変
換行列をメモリMに再記憶して該変換行列を1−っ変換
前の変換行列に再定義する。従って、現在メモリMに記
憶されている変換行列は、Ma*Ma−1=Eとなり、
ミラー変換のための定義に引続いて回転および平行移動
のための定義が解除されたことを意味し、メモリMの値
は単位行列Eとなって初期状態に復帰する。従って、メ
モリMOに変換行列Maを記憶させておく必要はなく、
CPUIは、指標jの値をディクリメントしてi=0と
し、メモリMOを、次に定義される変換行列のためのメ
モリとして確保する(ステップ5219)。
以下、CPUIは、上記と同様にして、RAM3に格納
された元データの次の■ブロックを順次読込み(ステッ
プ5202)、当該ブロックが元データの終了を示すも
のであるか否かを判別しくステップ5203)、読込ま
れたブロックが変換指令ブロック1G98・・・」であ
り(ステップ5204)、かつ、位置変換指令コードr
G98PIJ、  rG98P2J、  rG98P3
Jを有するブロックであれば、第1基準点と第↑対応点
、および、第2基準点と第2対応点、並びに、第3基準
点と第3対応点を順次読込んで記憶し、これらの点のデ
ータから回転および平行移動のための変換行列Maを算
出して位置変換を定義しくステップ5211)、また、
ミラー変換コード「698POJを有するブロックであ
れば、元データに設定された任意の2点に基づいてミラ
ー変換のための変換行列Mbを算出してミラー変換を定
義しくステップ5215)、定義された変換行列を順次
新規のメモリMiに記憶すると共に(ステップS 21
2.ステップ8216)、初期値が単位行列Eであるメ
モリMに上記定義された変換行列を積算して再記憶する
ことにより、定義された変換行列の数や種類に関わりな
く、これらの変換行列を合成したものと同値な変換行列
Mを作成して変換行列を再定義しくステップ5213)
、指標iの値をインクリメントしくステップS 214
)、移動指令ブロックを示すrGOIJの指令コードが
読込まれた段階で(ステップ5205)、該指令コード
rGOIJに続く元データの定義点データに上記変換行
列Mを乗じて変換処理を施しくステップ821.7) 
、RAM3の変換後データ記憶領域に順次書込む一方(
ステップ5207)、変換指令キャンセルブロックが読
込まれたときには上記変換行列Mに最新の変換行列を記
憶するメモリM(i−1)の逆行列を積算して該メモリ
Mに再記憶することにより、定義された最新の変換行列
のみを解除した変換行列を再定義しくステップ3218
)、また、読込まれた1−ブロックの元データが変換指
令ブロックでも移動指令ブロックで色変換指令キャンセ
ルブロックでもない場合には、読込まれた↑ブロックの
元データを変換処理実行後の編集データとして直接RA
M3の変換後データ記憶領域に書込むこととなる(ステ
ップ8206、ステップS 207)。
また、第9図は元データの別の例を示す概念図であり、
ミラー変換コード「698PO」が設定されていない点
が第4図の例とは異なる。
この場合、データ変換処理においては、元データにプロ
グラムされた第1基準点rxa、 ya、 zajを第
↑対応点ria、 ja、 kaJに移動させ、第2基
準点rxb、 yb、 zbjを第2対応点rib、 
jb、 kbJに移動させ、かつ、第3基準点「xc、
 yc、ZCJを第3対応点ric、 jc、 kcJ
に移動させるための変1 換行列Maのみが定義され、第7図に示されるような位
置変換Maにより、RAM3の変換後データ記憶領域に
はプログラム番号r012345J、直線補間コードで
ある「GOl」、および、元データに変換行列Maを乗
じて変換した点の位置rxl’ 、 yl’ 、 21
’ J 、  rx2’ 、 y2’ 、 Z2’ J
 。
rx3’ 、 y3’ 、 z3’ Jが編集データと
して書込まれることとなる(第10図参照)。
また、第土1図に示されるように、位置変換指令コード
rG98PIJ〜rG98P3Jがプログラムされてい
ない元データにおいては、任意の2点rxd、 yd、
 zdJとrid、 id、 kdJの中間点に配置さ
れ該2点を結ぶ直線と直交する平面πを基準としたミラ
ー変換のみが定義され、第6図に示されるようなミラー
変換Mbにより、RAM3の変換後データ記憶領域には
プログラム番号「012345J、直線補間コードであ
るrGOIJ、および、元データにミラー変換のための
変換行列Mbを乗じて変換した点の位置「xl″、  
Y+1yl″J、  rx2”、 y2”、  y2”
l、  rx3”、 y、3″ 9 Z3”Jが書込まれることとなる(第12図参照)。
第13図は複数のサブプログラムを備えた元データを示
す一例であり、元データのメインプログラムは、概略、
プログラム番号ro0011、rG98P王」〜rG9
8P3Jの位置変換指令コード、および、これら位置変
換指令コードに対応してプログラムされた基準点と対応
点の座標値(図示せず)、並びに、サブプログラムを指
定して呼び出すためのコードrM98jとこれに対応す
るサブプログラムのプログラム番号(P 002〜F’
 004)によって構成され、メインプログラムのプロ
グラムエンドを示すコード「M2O」の前には、変換解
除指令コードrG99jが書込まれている。各サブプロ
グラムには複数の移動指令ブロック(図示せず)とサブ
プログラムの終了を示すコードrM99Jが書込まれて
いる。なお、第14図に各サブプログラムのプログラム
番号に対応させて、夫々のサブプログラムの移動指令ブ
ロックによって定義される工具軌跡の例を示す。
この場合、データ変換処理においては、ます、元データ
のメインプログラムにプログラムされた位置変換指令コ
ードrG98PIJ〜1TG98P3J、および、これ
ら位置変換指令コードに対応して設定された基準点と対
応点(図示せず)に基づいて変換行列Mal(この場合
平行移動)が定義され、以下、コードrM98Jによっ
て呼び出されるサブプログラムroo02j 、r00
03j 。
ro 004Jのすべての移動指令ブロックに対して、
順次、変換行列Malによる位置変換が施されることと
なり(第15図参照)、夫々のサブプログラムの元デー
タによって定義された工具軌跡は、第16図に示される
ように、一定の相互関係を保ったまま同時に平行移動さ
れる。即ち、メインプログラム中で変換行列を定義すれ
ば、変換解除指令コードrG99Jが読込まれるまでの
間、上記メインプログラムによって呼び出されるすべて
のサブプログラムが同様に位置変換されることとなり、
夫々のサブプログラムの移動指令ブロックによって定義
される工具軌跡、例えば、部品形状の組等を同時に任意
位置に移動させることができる。メインプログラム中で
ミラー変換を定義した場合、および、ミラー変換と位置
変換を合成した変換行列を定義した場合もこれと同様で
ある。
また、第17図は複数の移動指令ブロック(図示せず)
を備えた複数のサブプログラムを有する元データにおい
て、各サブプログラム毎にrG98P1」〜rG 98
 P 3jの位置変換指令コード、および、これら位置
変換指令コードに対応する基準点と対応点の座標値(図
示せず)をプログラムした例を示す図であり、各サブプ
ログラムのプログラムエンドを示すコードl’−M99
Jの前には、変換解除指令コードrG99jが書込まれ
ている。
なお、第19図に各サブプログラムのプログラム番号に
対応させて、夫々のサブプログラムの移動指令ブロック
によって定義される工具軌跡の例を示す。この場合、デ
ータ変換処理においては、まず、メインプログラムにプ
ログラムされたコードrM98Jによってサブプログラ
ムro O02Jが呼び出され、このサブプログラムに
プログラムされた位置変換指令コードrG98PIJ〜
「G9 ら 98P3」、および、これら位置変換指令コードに対応
して設定された基準点と対応点(図示せず)に基づいて
変換行列Ma2(この場合平行移動)が定義され、以下
、このサブプログラムの移動指令ブロックに対し、変換
解除指令コードrG99Jが読込まれるまでの間、順次
、変換行列Ma2による位置変換が施される(第18図
参照)。次いで、メインプログラムにプログラムされた
コードrM98Jによってサブプログラムroo03J
が呼び出され、上記と同様、このサブプログラムにプロ
グラムされた位置変換指令コード「G98P1」〜「G
98P3」に基づいて変換行列Ma3(この場合回転と
平行移動の合成)が定義され、各移動指令ブロックに対
し、変換解除指令コードrG99Jが読込まれるまでの
間、順次、変換行列Ma3による位置変換が施される(
第18図参照)。次いで、メインプログラムにプログラ
ムされたコード「M98Jによってサブプログラムro
 004Jが呼び出され、上記と同様にして変換行列M
a4(この場合平行移動)が定義され、サブプログラム
ro 004Jの各移動指令ブロックに対し、変換解除
指令コードrG99jが読込まれるまでの間、順次、変
換行列Ma4による位置変換が施される(第18図参照
)。第20図は夫々のサブプログラムの元データによっ
て定義された工具軌跡の移動例を示す図であり、各サブ
プログラムの元データによって定義された工具軌跡は、
各サブプログラムで定義された変換行列Ma2〜Ma4
に基づき、サブプログラム毎に位置変換されている。従
って、サブプログラム中で変換行列を定義すれば、夫々
のサブプログラムの移動指令ブロックによって定義され
る工具軌跡を、例えば、部品形状毎に任意位置に移動さ
せることができ、予め作成された元データを利用して効
率のよい部品配置等を設定することができる。サブプロ
グラム中でミラー変換を定義した場合、および、ミラー
変換と位置変換を合成した変換行列を定義した場合もこ
れと同様である。
そして、最終的に、元データの終了を示すブロック、例
えば、rMO2J等のプログラムエンドコードが読込ま
れ、設定されたプログラム番号に対応する元データの全
てのブロックに対して上記データ変換処理が実行される
と、CPUIは、連のデータ変換処理が完了したことを
示すフラグFをセットして(ステップ5220)、Nc
デタ編集処理のステップ5107に移行する。
NCデータ編集処理のステップ5107に移行したCP
UIは、RAM3の変換後データ記憶領域に書込まれた
変換処理実行後のデータに基づいてCRT7の表示画面
上に工具軌跡を描画し、キーボード5の編集終了キーも
しくはりトライキーが操作されるのを待つ待機状態に入
る(ステップS 108)。
オペレータは描画された工具軌跡を見て、NCデータ編
集処理のステップ5104で実行したデータ修正処理お
よび上記データ変換処理によって実行された位置変換や
ミラー変換によって所望のNCデータ、即ち、工具軌跡
が得られたか否かを判断し、所望のNCデータではない
と判断したならば、キーボード5のリトライキーを操作
する。
CPUJ−はステップ5102に移行して元データの修
正が必要であるか否かを問う旨のメツセージをCRT7
の表示画面上に表示し、オペレータの判断および該判断
に基づくキー人力を待つ待機状態に入る(ステップS 
102)。
元データの修正が必要であると判断され修正実行キーが
操作された場合には、データ変換処理の実行に際してセ
ットされたフラグFをリセットしくステップ5103)
、該自動プログラミング装置のエディタ機能により、従
来と同様、通常のデータ修正処理を実行して元データを
修正し、修正された元データをRAM3に再格納しくス
テップ5104)、再度、ステップ5102に復帰して
、オペレータの判断およびキー人力を待機する。元デー
タの修正が更に必要であれば、再度、修正実行キーを操
作し、元データの修正が完了するまでステップ5104
のデータ修正処理を繰り返し実行する。
元データの修正が完了した場合にはキーボード5のエス
ケープキーを操作し、ステップS L O5に移行して
フラグFがセットされているか否かを判別する。データ
修正処理を実行した場合にはフラグFがリセットされて
いるので、CPU1はステップ8106に移行し上記と
同様にして該修正された元データに対し一連のデータ変
換処理を実行した後、該データ変換処理の実行によって
RAM3の変換後データ記憶領域に書込まれたデータに
基づき、再度、CRT7の表示画面上に工具軌跡を描画
し、キーボード5の編集終了キーもしくはりトライキー
が操作されるのを待つ待機状態に入る(ステップS 1
08)。
一方、データ変換処理終了直後のステップ5102にお
いて、元データの修正が不要であると判断されエスケー
プキーが操作された場合には、ステップ5105に移行
してフラグFがセットされているか否かを判別するが、
この場合フラグFがセットされたままであるので、次い
でステップ5109に移行し、RAM3の変換後データ
記憶領域に書込まれたデータ、即ち、変換処理実行後の
データに対してデータ修正が必要であるか否かを9 問う旨のメツセージをCRT7の表示画面上に表示し、
オペレータの判断および該判断に基づくキー人力を待つ
待機状態に入る。
変換処理実行後のデータに対して修正が必要であると判
断され修正実行キーが操作された場合には、ステップ5
104に移行して、該自動プログラミング装置のエディ
タ機能により変換処理実行後のデータに対して通常のデ
ータ修正処理を実行しRAM3の変換後データ記憶領域
に書込まれたデータを修正した後、元データの修正が必
要であるか否かを問う旨のメツセージをCRT7の表示
画面上に表示し、オペレータの判断および該判断に基づ
くキー人力を待つ待機状態に入る(ステップ5102)
。通常、データ変換処理終了直後のステップ5102に
おいて、元データの修正が不要であると判断された場合
には、CRT7の表示画面上に描画された工具軌跡が所
望のNCデータに近似していることを意味し、この段階
で元データに修正を加える必要は無く、オペレータはエ
スケープキーを操作する。CPU1はステップS1 U 05に移行してフラグFがセットされているか否かを判
別するが、この場合元データの修正は実行されておらず
フラグFがセットされたままであるので、次いでステッ
プ109に移行し、変換処理実行後のデータに対してデ
ータ修正が必要であるか否かを問う旨のメツセージをC
RT7の表示画面上に表示し、再度、オペレータの判断
および該判断に基づくキー人力を待つ待機状態に入る。
変換処理実行後のデータに対して更に修正が必要であれ
ば、再度、修正実行キーを操作し、変換処理実行後のデ
ータの修正が完了するまでステップ5104のデータ修
正処理を繰り返し実行する。そして、変換処理実行後の
データの修正が完了したならば、オペレータはエスケー
プキーを操作する。
CPUIはステップ5107に移行し、該修正された変
換処理実行後のデータ(RAM3の変換後データ記憶領
域に書込まれている)に基づいてCRT7の表示画面上
に工具軌跡を描画し、キーボード5の編集終了キーもし
くはりトライキーが操作されるのを待つ待機状態に入る
(ステップS108)。
このようにして、元データに修正を加えたり(ステップ
S1.02.ステップ5104)、変換処理実行後のデ
ータに修正を加えたり(ステップS 109. ステッ
プ5104)LながらCRT7の表示画面上に工具軌跡
を描画させる間に(ステップ5107)、所望のNCデ
ータが得られたと判断したならば(ステップ5108)
、−キーボド5の編集終了キーを操作し、RAM3の変
換後データ記憶領域に書込まれたNCデータをNCデー
タ記憶メモリ4もしくはディスクコントローラ6を介し
てフロッピーディスクFL2に出力し、編集後のNCデ
ータとして格納した後(ステップ5110)、フラグF
を初期化して(ステップ5111)、NCデータ編集処
理を終了する。
以上に述べたように、本実施例のNCデータ編集処理に
よれば、元データに定義された定義点に所望のデータ変
換処理を施してNCデータを編集した後、編集されたN
Cデータに基づいてCRT7の表示画面上に工具軌跡を
描画させ、編集されたNCデータが適当なものであるか
否かをオペレータの目で判断し、工具軌跡が不適なもの
であれば、元データおよび編集されたNCデータのいず
れに対しても適宜修正を加え、再度NCデータを編集す
ることができ、NCデータの編集作業を非常に円滑に行
うことができる。
そして、元データの変換を実行するデータ変換処理にお
いては、予め作成されたNCデータ、即ち、元データに
、位置変換指令コード「G98P↑」〜「G98P3」
、および、これらの位置変換指令コードを具体化するた
めの基準点と対応点をプログラムすることにより、簡単
に位置変換を定義することができ、予め作成されたNC
データに位置ずれがあるような場合であっても個々のブ
タを手計算によって修正する必要は無く、また、ミラー
変換を行う場合にはミラー変換コード「G98PO」、
および、該ミラー変換コードを具体化するための任意の
2点をプログラムするだけで良く、複雑な演算処理を必
要としない。
更に、定義された位置変換やミラー変換の種類 3 や個数に関わりなく、自動プログラミング装置によって
容易に所望の変換処理を実施してMCデータを編集する
ことができる。
また、変換解除指令となる指令コードrG99Jは定義
された最新の変換指令のみを解除するものであるから、
変換行列が複数定義された場合には、一部の変換指令の
みを解除することもできる。
そして、サブプログラムを備えたNCデータにおいては
、メインプログラム中で変換行列を定義することにより
、夫々のサブプログラムの元データで定義された工具軌
跡を一定の相互関係を保ったまま同時に位置変換させた
り、また、ザブプログラム中で変換行列を定義すること
により、夫々のサブプログラムで定義された工具軌跡を
部品形状毎に移動させることができ、予め作成された元
データを利用して効率のよい部品配置等を設定すること
ができる。
以上、一実施例として、予め作成されたNCデータ、即
ち、元データが3次元NCデータである場合について説
明したが、元データが2次元NCデータである場合にも
上記とほぼ同様であり、位置変換指令コードが2つとな
ること、および、位置変換指令コードを具体化するため
の基準点と対応点の組が2つとなること、上記基準点と
対応点およびミラー変換コードを具体化するための任意
の2点が2次元配列でプログラムされることのみが本実
施例と異なる。
なお、rG98PIJ、  rG98P2J、rG98
 P 3J等の位置変換指令コードは、必ずしも、基準
点と対応点の数に応じて複数個設定する必要はなく、直
線補間を示す従来の指令コード「Gol」等のようにモ
ーダルで作用するようにしてもよい。
発明の効果 本発明のNCデータ編集方式によれば、予め作成された
NCデータに、NCデータ中で定義された点を指定位置
に変換する位置変換指令をプログラムするだけで、平行
移動や回転移動のための変換行列やミラー変換のための
変換行列が自動的に定義され、予め作成されたNCデー
タによって定義された点にこれらの変換行列を乗じるこ
とによって、自動プログラミング装置が自動的にNCデ
ータを編集するので、NCデータの編集に際して従来の
ような複雑な手計算が必要とされることはなく、編集作
業のための時間が短縮され、編集されたNCデータ自体
の信頼性が高いものとなり、さらに、元データのサブプ
ログラムで定義された工具軌跡を一定の相互関係を保っ
たまま同時に位置変換させたり、夫々のサブプログラム
で定義された工具軌跡を部品形状毎に移動させることが
でき、予め作成された元データを利用して効率のよい部
品配置を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方式の一実施例におけるNCデータ編
集処理を示すフローチャート、第2図は同実施例のNC
データ編集処理の一部であるデータ変換処理を示すフロ
ーチャート、第3図は本発明の方式を実施する一実施例
の自動プログラミング装置の要部を示すブロック図、第
4図は元データとしてのNCデータの一例を示す概念図
、 第5図は同実施例における位置変換行列の作用を概念的
に説明する図、 第6図は同実施例におけるミラー変換行列の作用を概念
的に説明する図、 第7図は同実施例における位置変換行列とミラー変換行
列が同時に定義されたときの作用を概念的に説明する図
、 第8図は第4図の元データに対応して編集されたデータ
を示す概念図、 第9図は元データとしてのNCデータの他の一例を示す
概念図、 第10図は第9図の元データに対応して編集されたデー
タを示す概念図、 第11図は元データとしてのNCデータの更に別の一例
を示す概念図、 第12図は第11図の元データに対応して編集されたデ
ータを示す概念図、 第13図は複数のサブプログラムを備えた元データを示
す一例、 4  ’/ 第14図は第13図に示されるサブプログラムによって
定義される工具軌跡を例示する図、第15図は第13図
の元データに対応して編集されたデータを示す概念図、 第16図は第15図に示されるサブプログラムによって
定義される工具軌跡を例示する図、第17図は複数のサ
ブプログラムを備えた元データを示す別の例、 第18図は第17図の元データに対応して編集されたデ
ータを示す概念図、 第19図は第17図に示されるサブプログラムによって
定義される工具軌跡を例示する図、第20図はグ第18
図に示されるサブプログラムによって定義される工具軌
跡を例示する図である。 1・・・プロセッサ(CPU) 、2・・・ROM。 3・・・RAM、4・・・NCデータ記憶メモリ、5・
・・キーボード、6・・・ディスクコントローラ、7・
・・グラフィックデイスプレィ(CRT) 、8・・・
バス、FLY、FL2・・・フロッピーディスク。  d の−OL+ 〉、〉)〉) rN′rY−1 NNN Σ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自動プログラミング装置によるNCデータ編集方
    式において、NCデータ中で定義された点を指定位置に
    変換する位置変換指令を設け、該位置変換指令を上記N
    Cデータ中に予めプログラムしておき、該プログラムよ
    り上記位置変換指令が読まれると、位置変換のための変
    換行列を求めると共に、該変換行列が定義された後は、
    変換解除指令が読まれるまでの間、NCデータ中で定義
    された点を上記変換行列で位置変換してNCデータを編
    集することを特徴としたNCデータ編集方式。
  2. (2)上記位置変換指令は位置変換指令コード、および
    、任意の点とその移動先のデータとによって構成され、
    上記任意の点およびその移動先のデータ数はNCデータ
    の次元数と一致している請求項1記載のNCデータ編集
    方式。
  3. (3)上記位置変換指令は2点の中間点に配置され該2
    点を結ぶ直線と直交するミラーによるミラー変換を定義
    するミラー変換コード、および、上記2点のデータによ
    って構成されている請求項1記載のNCデータ編集方式
  4. (4)NCデータ中にプログラムされた位置変換指令に
    よって変換行列が求められる毎にこれらの変換行列を順
    次積算して変換行列を再定義すると共に、変換解除指令
    が読まれる毎に、上記変換行列を現時点の変換行列より
    1つ積算前の変換行列に再定義し、NCデータ中で定義
    された点を上記再定義された変換行列で順次位置変換し
    てNCデータを編集することを特徴とした請求項1、請
    求項2または請求項3記載のNCデータ編集方式。
  5. (5)NCデータのメインプログラム中で変換行列を定
    義し、変換解除指令が読まれるまでの間、上記メインプ
    ログラムおよびそのサブプログラム中のNCデータで定
    義された点をすべて上記変換行列で位置変換してNCデ
    ータを編集することを特徴とした請求項1、請求項2、
    請求項3または請求項4記載のNCデータ編集方式。
  6. (6)NCデータのサブプログラム中で変換行列を定義
    し、各々のサブプログラム中のNCデータで定義された
    点を各サブプログラム毎の変換行列で順次位置変換して
    NCデータを編集することを特徴とした請求項1、請求
    項2、請求項3または請求項4記載のNCデータ編集方
    式。
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