JPH0339299Y2 - - Google Patents

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JPH0339299Y2
JPH0339299Y2 JP16916685U JP16916685U JPH0339299Y2 JP H0339299 Y2 JPH0339299 Y2 JP H0339299Y2 JP 16916685 U JP16916685 U JP 16916685U JP 16916685 U JP16916685 U JP 16916685U JP H0339299 Y2 JPH0339299 Y2 JP H0339299Y2
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JP
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power supply
gap
rotor
shutter
supply rail
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JP16916685U
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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は高架軌道を走行して荷物を運搬する高
架式搬送装置における軌道間隙調整装置に関す
る。
〈従来の技術〉 この種の搬送装置は、特にガラス基板や半導体
ウエハ等の振動・衝撃に弱く、塵埃等の少ないク
リーンな環境での取り扱いを必要とする物品の搬
送用として利用される。
かかる高架式搬送装置は、第6図及び第7図に
示すように、例えば天井に懸架した高架式のレー
ル1に配設した給電レール2に、搬送車3側に設
けた集電子としての集電ローラ4を圧接させ、該
集電ローラ4から取り入れた電力によつて搬送車
3に内蔵させたモータを駆動して搬送車3を走行
させることによつて、クリーンルーム間の荷物の
搬送を行う。5は走行ローラ、6は荷物捕捉用の
ハンドを示す。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところで、このような高架式搬送装置の場合、
建物の適所に配置される防火シヤツタ7の部分で
は、レール1をシヤツタ7が十分通過できるだけ
の間隙(5mm以上)を設けて設置する必要があ
る。
このため、径の大きな走行ローラ5はあまり問
題はないが、径が小さく(約20mm)、しかも給電
レール2に圧接される集電ローラ4は、給電レー
ル2の間隙部通過時にこの間隙に落ち込み、こ
の際に、集電ローラ4のローラ面が給電レール2
の端縁部に衝突する。その結果、集電ローラ4が
損傷し易く、また発塵及び騒音が発生するという
問題を有していた。
本考案は上記の実情に鑑みてなされたもので、
高架式のレールの間隙は従来と同様に設定し防火
シヤツタの昇降動作に支障を及ぼさないようにす
る一方、防火シヤツタが上昇位置にあるときは間
隙を見掛け上縮小することによりレール間隙部分
での発塵・騒音を防止し集電子の寿命を向上する
ことを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 このため本考案では、間隙を挟んで互いに対向
する給電レールのどちらか一方に軸支され、先端
が他方の給電レールに対して、防火シヤツタが上
昇位置にあるときは間隙を縮小すべく接近しその
下面が給電レール下面と略面一となり、防火シヤ
ツタ降下時はその降下力により離間する回転子
と、この回転子を前記接近方向に常時回動付勢す
る弾性部材とを設けるようにした。
〈作 用〉 上記の構成によれば、防火シヤツタが上昇位置
にあるときは回転子が弾性部材の弾性力によつて
自動的に間隙を縮小するので、集電子の間隙への
落ち込みを防止でき、一方、防火シヤツタが降下
するときは、防火シヤツタにより回転子が押され
て下方に回動し防火シヤツタの降下動作を妨げな
い。
〈実施例〉 以下、本考案の一実施例を第1図〜第5図に基
づいて説明する。
図において、図示しない天井等に縣架した高架
式のレール11には、絶縁板12を介して中空状
の給電レールが配設されている。これらレール1
1及び給電レール13は、防火シヤツタ14部分
において当該防火シヤツタ14の昇降動作に支障
がないよう十分な間隙を設けてある。
そして、間隙を挟んで互いに対向する給電レ
ール13の一方には、給電レール13の両側に貫
通させて固定したピン15を介して回動自由に軸
支された樹脂製の回転子16と、該回転子16を
常時上方向に回動付勢する弾性部材としてのコイ
ルスプリング17が設けられている。前記回転子
16は、防火シヤツタ14が図示のように上昇位
置にあるときは、コイルスプリング17の弾性力
によつてその先端が他方の給電レール13に対し
て接近する方向(上方向)に回動され間隙を縮
小する。このとき、基端側の段付面16aが給電
レール13の下面内壁に当接して係止され、この
状態で回転子16の下面16bが給電レール13
の下面外壁面中央部と面一となる。また、コイル
スプリング17は第4図及び第5図に示すように
両側がコイル状になつており、中央部をコ字状に
折曲して、第1図に示すように回転子16の傾斜
面を挟むようにして回転子16と係合している。
18は各給電レール13の端部下面に形成した切
欠部である。尚、互いの給電レール13は防火シ
ヤツタ14を迂回させたケーブルを介して電気的
に接続されている。
かかる構成において、防火シヤツタ14が上方
にあるときには、コイルスプリング17の弾性力
によつて第1図の実線で示すように回転子16の
先端が対向する給電レール13の切欠部18内に
臨み間隙を見掛け上縮小する。また、回転子1
6の下面16bが両給電レール13の下面の集電
ローラとの接触面と面一となる。そして、搬送車
がレール11の間隙部分を走行する際に、回転子
16の下面16bが集電ローラを案内する。従つ
て、集電ローラが間隙に落ち込むことがなく、
集電ローラと給電レール13との衝突を防止で
き、集電ローラの損傷を防止できると共に、前記
衝突に伴う騒音及び発塵を防止できる。
一方、防火シヤツタ14が降下するときは、防
火シヤツタ14によつて回転子16が下方に押さ
れ第1図中鎖線で示す位置までコイルスプリング
17の弾性力に抗して回動する。また、防火シヤ
ツタ14の上昇動作に伴い回転子16は、コイル
スプリング17の弾性力によつて自動的に第1図
中実線の位置に復帰して集電ローラの案内作用を
果たす。従つて、従来と同様、防火シヤツタ4の
昇降動作に支障を及ぼすことはなく確実に動作さ
せることができる。
〈考案の効果〉 以上述べたように本考案によれば、搬送車移動
時には、間隙幅を見掛け上縮小できる一方、防火
シヤツタ降下時には、シヤツタの降下力を利用し
て間隙幅が通常状態に戻る構成としたので、間隙
への落ち込みによる集電子と給電レール端部との
衝突を防止できる。従つて、集電子の損傷を防止
できその寿命を向上できると共に、騒音・発塵を
抑制できクリーンルーム等での使用に最適であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側面断面図、
第2図は同上実施例の正面図、第3図は同上実施
例の底面図、第4図は同上実施例に使用したコイ
ルスプリングの正面図、第5図は同上スプリング
の側面図、第6図は高架式搬送装置を示す図、第
7図は搬送装置の高架軌道部分を示す図である。 11……高架式レール、13……給電レール、
14……防火シヤツタ、15……ピン、16……
回転子、16a……段付面、16b……回転子下
面、17……コイルスプリング、……間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 防火シヤツタ通過用の間隙を有する高架軌道に
    配設された給電レールに集電子を圧接し、該集電
    子を介して電力を取り入れて高架軌道を走行して
    荷物を搬送する高架式搬送装置において、前記間
    隙を挟んで互いに対向する給電レールのどちらか
    一方に軸支され、先端が他方の給電レールに対し
    て、防火シヤツタが上昇位置にあるときは前記間
    隙を縮小すべく接近しその下面が給電レール下面
    と略面一となり、防火シヤツタ降下時はその降下
    力により離間する回転子と、該回転子を前記接近
    方向に常時回動付勢する弾性部材とを設けて構成
    したことを特徴とする高架式搬送装置の軌道間隙
    調整装置。
JP16916685U 1985-11-05 1985-11-05 Expired JPH0339299Y2 (ja)

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JP16916685U JPH0339299Y2 (ja) 1985-11-05 1985-11-05

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JP16916685U JPH0339299Y2 (ja) 1985-11-05 1985-11-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6277027U JPS6277027U (ja) 1987-05-16
JPH0339299Y2 true JPH0339299Y2 (ja) 1991-08-19

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