JPH0339170A - アテローム除去用カテーテル - Google Patents
アテローム除去用カテーテルInfo
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- JPH0339170A JPH0339170A JP1175122A JP17512289A JPH0339170A JP H0339170 A JPH0339170 A JP H0339170A JP 1175122 A JP1175122 A JP 1175122A JP 17512289 A JP17512289 A JP 17512289A JP H0339170 A JPH0339170 A JP H0339170A
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Landscapes
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野J
この発明は、医療分野において、特に冠状動脈等の血管
内に生じるアテロームを除去するために使用されるアテ
ローム除去用カテーテルに関する。
内に生じるアテロームを除去するために使用されるアテ
ローム除去用カテーテルに関する。
「従来の技術」
上記アテロームは、血管内面を覆っている内膜細胞の下
にある基底膜に、コレステロールおよびそのエステルな
どを主体とする脂質が沈着したものであり、これが生じ
ると局部動脈硬化や血管閉塞等の原因ともなってしまう
。
にある基底膜に、コレステロールおよびそのエステルな
どを主体とする脂質が沈着したものであり、これが生じ
ると局部動脈硬化や血管閉塞等の原因ともなってしまう
。
従来、このアテロームによる血管狭窄などを治療するた
めの方法としては、血管拡張用のバルーン付きカテーテ
ルを用いたバルーン拡張術や、レーザー光照射によるア
テロームの蒸散等の方法を用いて、患部切開手術を行わ
ずに治療する方法が実用化されつつある。
めの方法としては、血管拡張用のバルーン付きカテーテ
ルを用いたバルーン拡張術や、レーザー光照射によるア
テロームの蒸散等の方法を用いて、患部切開手術を行わ
ずに治療する方法が実用化されつつある。
第4図および第5図は、従来方法のうちのバルーン拡張
法を説明するための図である。この方法では、血管l内
にバルーン付きカテーテル2を挿入して、カテーテル先
端のバルーン3を、血管■内のアテローム4の位置に合
わせ、次いでカテーテル1内のルーメンを通して先端の
バルーン3内に生理的食塩水などの流体を送り込んで、
第4図に示すようにバルーン3を膨張させる。血管■内
のアテローム4は、バルーン3の膨張によって外方に押
され、この結果、アテローム4の部分の血管lが拡張さ
れ血液の流れが良くなる。
法を説明するための図である。この方法では、血管l内
にバルーン付きカテーテル2を挿入して、カテーテル先
端のバルーン3を、血管■内のアテローム4の位置に合
わせ、次いでカテーテル1内のルーメンを通して先端の
バルーン3内に生理的食塩水などの流体を送り込んで、
第4図に示すようにバルーン3を膨張させる。血管■内
のアテローム4は、バルーン3の膨張によって外方に押
され、この結果、アテローム4の部分の血管lが拡張さ
れ血液の流れが良くなる。
また第6図は、従来方法のうちのレーザー光蒸散法を説
明するための図である。この方法では、血管l内に、石
英系大口径ファイバ5を挿入し、このファイバ5にYA
Gレーザ−Arレーザーエキシマレーザ−などのレーザ
ー光6を入射して、ファイバ先端からアテローム4にレ
ーザー光6を照射し、アテローム4を蒸牧除去する方法
である。
明するための図である。この方法では、血管l内に、石
英系大口径ファイバ5を挿入し、このファイバ5にYA
Gレーザ−Arレーザーエキシマレーザ−などのレーザ
ー光6を入射して、ファイバ先端からアテローム4にレ
ーザー光6を照射し、アテローム4を蒸牧除去する方法
である。
「発明が解決しようとする課題」
しかしながら、上述の従来方法では、次のような問題が
あった。
あった。
上記バルーン拡張法は、アテローム4の有る血管1をバ
ルーン3の膨張力で局部的に拡張させ、血液の流れを良
好にする方法であるが、血管lを局部的に膨張させるこ
とによって、拡張部分の血管の真皮を庸め易い問題があ
った。また血管1内のアテローム4を血管lに押し付け
て血管1の流れを良好化する方法なので、血管l内には
アテローム4が除去されずに残り、このアテローム4の
残存する治療部分(拡張部分)の再狭窄が起こるために
根治治療とはならなかった。
ルーン3の膨張力で局部的に拡張させ、血液の流れを良
好にする方法であるが、血管lを局部的に膨張させるこ
とによって、拡張部分の血管の真皮を庸め易い問題があ
った。また血管1内のアテローム4を血管lに押し付け
て血管1の流れを良好化する方法なので、血管l内には
アテローム4が除去されずに残り、このアテローム4の
残存する治療部分(拡張部分)の再狭窄が起こるために
根治治療とはならなかった。
また、上記レーザー光蒸散法は、レーザー光6を極めて
正確にアテローム4に照射する必要かあるために、レー
ザー光6を伝送するファイバ5に血管内視鏡用イメージ
ファイバを備えた血管内視鏡を添設し、この内視鏡によ
って血管1内を観察しつつファイバ5の先端を照射位置
に移動させるが、この方法ではレーザー光6を正確にア
テローム4に照射することが困難であり、またそのため
に要する時間も長くかかる等の問題があった。
正確にアテローム4に照射する必要かあるために、レー
ザー光6を伝送するファイバ5に血管内視鏡用イメージ
ファイバを備えた血管内視鏡を添設し、この内視鏡によ
って血管1内を観察しつつファイバ5の先端を照射位置
に移動させるが、この方法ではレーザー光6を正確にア
テローム4に照射することが困難であり、またそのため
に要する時間も長くかかる等の問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、血管真皮
を傷めることなく、迅速にアテロームを除去することが
できるアテローム除去用カテーテルの提供を目的として
いる。
を傷めることなく、迅速にアテロームを除去することが
できるアテローム除去用カテーテルの提供を目的として
いる。
「課題を解決するための手段」
上記問題を解決するために、本発明のアテローム除去用
カテーテルは、カテーテル先端部に2つのバルーンが形
成され、かつこれら各バルーンの間に、アテローム溶解
薬液を吐出するどともにアテローム溶解物などを吸入す
る液体流通口を形成して構成したものである。
カテーテルは、カテーテル先端部に2つのバルーンが形
成され、かつこれら各バルーンの間に、アテローム溶解
薬液を吐出するどともにアテローム溶解物などを吸入す
る液体流通口を形成して構成したものである。
「作用 」
上記アテローム除去用カテーテルを血管内に挿入し、血
管内のアテロームがカテーテル先端部の2つのバルーン
の間に入るように位置調整を行い、次いでバルーン内に
外部から流体を送り込み、各バルーンを血管内壁に達す
るまで膨張させてアテロームの有る部分を2つのバルー
ンで閉塞状態とし、次いでアテローム溶解薬液を外部か
ら送り込んで液体流通口から吐出してアテロームを溶解
させ、次いで液体流通口からアテローム溶解物などを吸
引することによって、血管内のアテロームを除去する。
管内のアテロームがカテーテル先端部の2つのバルーン
の間に入るように位置調整を行い、次いでバルーン内に
外部から流体を送り込み、各バルーンを血管内壁に達す
るまで膨張させてアテロームの有る部分を2つのバルー
ンで閉塞状態とし、次いでアテローム溶解薬液を外部か
ら送り込んで液体流通口から吐出してアテロームを溶解
させ、次いで液体流通口からアテローム溶解物などを吸
引することによって、血管内のアテロームを除去する。
「実施例」
第1図および第2図は、本発明の一実施例を示す図であ
って、この図中符号11はアテローム除去用カテーテル
(以下、カテーテルと略記する)である。
って、この図中符号11はアテローム除去用カテーテル
(以下、カテーテルと略記する)である。
このカテーテルI+は、カテーテル本体12と、このカ
テーテル本体12の先端部に離間して配設された2つの
バルーンl:3.14と、カテーテル本体12の上記2
つのバルーン13.14の間に形成された液体流通口I
5と、カテーテル本体12内に形成された複数のルーメ
ン16,1.7.I8.I9とから構成されている。
テーテル本体12の先端部に離間して配設された2つの
バルーンl:3.14と、カテーテル本体12の上記2
つのバルーン13.14の間に形成された液体流通口I
5と、カテーテル本体12内に形成された複数のルーメ
ン16,1.7.I8.I9とから構成されている。
上記カテーテル本体12は、血管に挿入される医療用器
具であることから、テフロン、ウレタン、シリコーン等
の生体に対して安全性が高い材料からなるプラスチック
製チューブで、細長く、かっ可撓性に富み、屈曲可能と
なっている。
具であることから、テフロン、ウレタン、シリコーン等
の生体に対して安全性が高い材料からなるプラスチック
製チューブで、細長く、かっ可撓性に富み、屈曲可能と
なっている。
上記バルーン13.14は、カテーテル本体12の先端
部に取り付けられた袋体であって、カテーテル本体+2
と同様fこテフロン、ウレタン等の弾性材料で作られて
いる。このバルーン13.14は、ルーメン16を通し
て外部から送り込まれた生理的食塩水が注入されること
によって膨張し、血管を閉塞して血液の流れを止めるこ
とができるようになっている。
部に取り付けられた袋体であって、カテーテル本体+2
と同様fこテフロン、ウレタン等の弾性材料で作られて
いる。このバルーン13.14は、ルーメン16を通し
て外部から送り込まれた生理的食塩水が注入されること
によって膨張し、血管を閉塞して血液の流れを止めるこ
とができるようになっている。
上記ルーメン1.6.17.18.19は、カテーテル
本体12の中心線に沿ってカテーテル本体12を貫通す
る貫通孔であって、このカテーテル本体12では、バル
ーン用ルーメン16、ガイドワイヤー用ルーメン17、
血管内視鏡用ルーメン18、アテローム溶解薬液用ルー
メン19の4本のルーメンがカテーテル本体(2内に形
成されている。
本体12の中心線に沿ってカテーテル本体12を貫通す
る貫通孔であって、このカテーテル本体12では、バル
ーン用ルーメン16、ガイドワイヤー用ルーメン17、
血管内視鏡用ルーメン18、アテローム溶解薬液用ルー
メン19の4本のルーメンがカテーテル本体(2内に形
成されている。
またカテーテル本体12の両端部においてガイドワイヤ
ー用ルーメン17および血管内視鏡用ルーメン18の2
つのルーメンは開口している。またバルーン用ルーメン
16は、カテーテル本体12後端が開口し、先端側は、
各バルーン13.14に対応した位置に設けられた開口
部20で開口している。またアテローム溶解薬液用ルー
メン19は、カテーテル本体12の後端が開口し、先端
側は、&ハ/l/−ン13.14間の肢体流通口15.
15で開口している。
ー用ルーメン17および血管内視鏡用ルーメン18の2
つのルーメンは開口している。またバルーン用ルーメン
16は、カテーテル本体12後端が開口し、先端側は、
各バルーン13.14に対応した位置に設けられた開口
部20で開口している。またアテローム溶解薬液用ルー
メン19は、カテーテル本体12の後端が開口し、先端
側は、&ハ/l/−ン13.14間の肢体流通口15.
15で開口している。
これら4本のルーメン16.1?、18.19はそれぞ
れ異なる役割を持つ。すなわちガイドワイヤー用ルーメ
ン17は、カテーテル本体12を、目的部位(患部)に
誘導ためのガイドワイヤーを通すためのものである。
れ異なる役割を持つ。すなわちガイドワイヤー用ルーメ
ン17は、カテーテル本体12を、目的部位(患部)に
誘導ためのガイドワイヤーを通すためのものである。
また上記血管内視鏡用ルーメン18は、カテーテル本体
12に、イメージファイバと光源用ファイバとからなる
血管内視鏡を設置するためのちのてあって、この血管内
視鏡をカテーテル本体12に設置することによって、カ
テーテル本体12先端の画像をイメージファイバを通し
て外部に送り、直管内部を外部から監視するためのもの
である。
12に、イメージファイバと光源用ファイバとからなる
血管内視鏡を設置するためのちのてあって、この血管内
視鏡をカテーテル本体12に設置することによって、カ
テーテル本体12先端の画像をイメージファイバを通し
て外部に送り、直管内部を外部から監視するためのもの
である。
また上記バルーン用ルーメン16は、このバルーン用ル
ーメン16を通して外部から送り込まれる流体を各バル
ーン13.14内に吐出させ或いはバルーン13.14
内の流体をバルーン用ルーメン16内に吸入することに
よって、各バルーン13.14を膨張させ或いは膨張状
態にある各バルーン13.14を収縮させることができ
るようになっている。
ーメン16を通して外部から送り込まれる流体を各バル
ーン13.14内に吐出させ或いはバルーン13.14
内の流体をバルーン用ルーメン16内に吸入することに
よって、各バルーン13.14を膨張させ或いは膨張状
態にある各バルーン13.14を収縮させることができ
るようになっている。
また上記アテローム溶解薬液用ルーメン19は、外部か
ら送り込まれるアテローム溶解薬液を2つのバルーン1
3.14間に形成された液体流通口15.15から吐出
し、また2つのバルーン13.14間にある肢体を肢体
流通口15.15からアテローム溶解薬液用ルーメン1
9内に吸入するためのものである。
ら送り込まれるアテローム溶解薬液を2つのバルーン1
3.14間に形成された液体流通口15.15から吐出
し、また2つのバルーン13.14間にある肢体を肢体
流通口15.15からアテローム溶解薬液用ルーメン1
9内に吸入するためのものである。
このアテローム溶解薬液としては、ウロキナーゼ等を含
むものが好適に使用される。
むものが好適に使用される。
このようlこ構成されたカテーテル11を用いて、血管
1内のアテローム4を除去するには、まず、各バルーン
13.14を収縮状態とし、かつガイドワイヤーと血管
内視鏡とを各々ルーメン17.18内に設置したカテー
テル+1を、血管1内に挿入する。
1内のアテローム4を除去するには、まず、各バルーン
13.14を収縮状態とし、かつガイドワイヤーと血管
内視鏡とを各々ルーメン17.18内に設置したカテー
テル+1を、血管1内に挿入する。
そして血管内視鏡の画像を観察しながらガイドワイヤー
を用いてカテーテル11を移動させて血管1内のアテロ
ーム4を検出する。アテa−ム4の位置にカテーテル1
1先端が達した後、2つのバルーン13.14の中間に
アテローム4が位置するようにカテーテル11の位置を
調整する。
を用いてカテーテル11を移動させて血管1内のアテロ
ーム4を検出する。アテa−ム4の位置にカテーテル1
1先端が達した後、2つのバルーン13.14の中間に
アテローム4が位置するようにカテーテル11の位置を
調整する。
この後、バルーン用ルーメン16を通して外部から生理
的食塩水を送り込み、開口部20からこの生理的食塩水
をバルーン13.14内に吐出し、各バルーン13.1
4を膨張させる。このバルーン1314の膨張度合は、
血管lの内壁に膨張したバルーン13.14が当接して
血管lをバルーン13.14で閉塞できる程度とし、血
管1を過度に拡張させるのは好ましくない。
的食塩水を送り込み、開口部20からこの生理的食塩水
をバルーン13.14内に吐出し、各バルーン13.1
4を膨張させる。このバルーン1314の膨張度合は、
血管lの内壁に膨張したバルーン13.14が当接して
血管lをバルーン13.14で閉塞できる程度とし、血
管1を過度に拡張させるのは好ましくない。
この2つのバルーン13.14を膨張させることによっ
て、第3図に示すようにアテローム4の血管部分が閉塞
された状態となり、アテローム4前後の血液の流れが停
止される。
て、第3図に示すようにアテローム4の血管部分が閉塞
された状態となり、アテローム4前後の血液の流れが停
止される。
次に、アテローム溶解薬液用ルーメン19を通して外部
からアテローム溶解薬液を送り込み、液体流通口15.
15から上記閉塞部分に吐出する。アテローム4は、ウ
ロキナーゼ等の溶解剤の作用によって次第にゾル状に崩
壊し、血管l内壁からはがれ落ちていく。またこのとき
、カテーテル11を前後に移動させてバルーン13.1
4をアテロームに接触させることによりアテロームの崩
壊を促進させることが望ましい。
からアテローム溶解薬液を送り込み、液体流通口15.
15から上記閉塞部分に吐出する。アテローム4は、ウ
ロキナーゼ等の溶解剤の作用によって次第にゾル状に崩
壊し、血管l内壁からはがれ落ちていく。またこのとき
、カテーテル11を前後に移動させてバルーン13.1
4をアテロームに接触させることによりアテロームの崩
壊を促進させることが望ましい。
アテロームが十分にゾル化されたと推定された時点で、
各バルーン13.14間の液体を液体流通口15.15
からアテローム溶解薬液用ルーメン19内に吸入する。
各バルーン13.14間の液体を液体流通口15.15
からアテローム溶解薬液用ルーメン19内に吸入する。
この吸入動作によって、ゾル状となったアテローム溶解
物は、液体流通口15.15からアテローム溶解薬液用
ルーメン19を通って外部に排出される。
物は、液体流通口15.15からアテローム溶解薬液用
ルーメン19を通って外部に排出される。
この後、バルーン用ルーメン16を通して各バルーン1
3.14内の生理的食塩水を吸入して各バルーン13.
14を徐々に収縮させる。次に、カテーテル11を血管
l内から抜き出す。
3.14内の生理的食塩水を吸入して各バルーン13.
14を徐々に収縮させる。次に、カテーテル11を血管
l内から抜き出す。
以上の各操作によって、血管l内のアテローム4を除去
することができる。
することができる。
この実施例によるカテーテル11は、カテーテル本体1
2に、2つのバルーン13.14を設け、これら2つの
バルーン13.14間に液体流通口15を設けて構成し
、このカテーテル12を血管l内に挿入し、血管l内の
アテローム4かカテーテル先端部の2つのバルーン13
.14の間に入るように位置調整を行い、次いで各バル
ーン13.14内に外部から流体を送り込んで各バルー
ン13.14を膨張させてアテローム4の有る部分を2
つのバルーン13゜14で閉塞状態とし、次いでアテロ
ーム溶解薬液を液体流通口15.15から各バルーン1
3.14間の閉塞部分に吐出してアテローム4を溶解さ
せ、次いで液体流通口15.15からアテローム溶解物
などを吸入することによって、血管内のアテロームを除
去することができ、血管lの真皮を傷つけることなく確
実にアテローム4の除去を行うことができる。
2に、2つのバルーン13.14を設け、これら2つの
バルーン13.14間に液体流通口15を設けて構成し
、このカテーテル12を血管l内に挿入し、血管l内の
アテローム4かカテーテル先端部の2つのバルーン13
.14の間に入るように位置調整を行い、次いで各バル
ーン13.14内に外部から流体を送り込んで各バルー
ン13.14を膨張させてアテローム4の有る部分を2
つのバルーン13゜14で閉塞状態とし、次いでアテロ
ーム溶解薬液を液体流通口15.15から各バルーン1
3.14間の閉塞部分に吐出してアテローム4を溶解さ
せ、次いで液体流通口15.15からアテローム溶解物
などを吸入することによって、血管内のアテロームを除
去することができ、血管lの真皮を傷つけることなく確
実にアテローム4の除去を行うことができる。
またアテローム溶解薬液を送り込んでアテローム4を溶
解除去するので、従来のレーザー光蒸散法に比べ、装置
を簡略化することができる。また所要時間も短くするこ
とができる。
解除去するので、従来のレーザー光蒸散法に比べ、装置
を簡略化することができる。また所要時間も短くするこ
とができる。
なお、先の実施例では、カテーテル本体12にバルーン
用ルーメン16、ガイドワイヤー用ルーメン17、血管
内視鏡用ルーメンI8、アテローム溶解薬液用ルーメン
19の4つのルーメンを形成したが、ルーメンの形成本
数はこれに限定されることなく、カテーテル11の機能
に対応させて所望の本数に設定することができる。
用ルーメン16、ガイドワイヤー用ルーメン17、血管
内視鏡用ルーメンI8、アテローム溶解薬液用ルーメン
19の4つのルーメンを形成したが、ルーメンの形成本
数はこれに限定されることなく、カテーテル11の機能
に対応させて所望の本数に設定することができる。
例えばバルーン用ルーメン16を2本備え、2つのバル
ーン1314を別個に膨張、収縮させることもできる。
ーン1314を別個に膨張、収縮させることもできる。
またアテローム溶解薬液用ルーメン19を2本として、
アテローム溶解液吐出用ルーメンとアテローム溶解物吸
入用ルーメンとに機能を分けることもできる。更に血管
内視鏡の視野を確保するために、血管内視鏡先端に生理
的食塩水を噴出(フラッシュ)するためのフラツンユ用
ルーメンを形成しても良い。
アテローム溶解液吐出用ルーメンとアテローム溶解物吸
入用ルーメンとに機能を分けることもできる。更に血管
内視鏡の視野を確保するために、血管内視鏡先端に生理
的食塩水を噴出(フラッシュ)するためのフラツンユ用
ルーメンを形成しても良い。
「発明の効果」
以上説明したように、本発明によるカテーテルは、カテ
ーテル先端部に2つのバルーンを形成し、かつこれら各
バルーンの間に、アテローム溶解薬液を吐出するととも
にアテローム溶解物などを吸入する肢体流通口を形成し
たものなので、カテーテルを血管内に挿入し血管内のア
テロームが2つのバルーンの間に入るように移動させた
後に各ノくルーノを膨張させ、アテロームの有る部分を
2つのバルーンで閉塞状態とした後、アテローム溶解液
を液体流通口から吐出してアテロームを溶解させ、次い
で肢体流通口からアテローム溶解物などを吸引すること
によって、血管内のアテロームを除去することができる
ので、血管の真皮を傷つけることなく、確実にアテロー
ムの除去を行うことができる。
ーテル先端部に2つのバルーンを形成し、かつこれら各
バルーンの間に、アテローム溶解薬液を吐出するととも
にアテローム溶解物などを吸入する肢体流通口を形成し
たものなので、カテーテルを血管内に挿入し血管内のア
テロームが2つのバルーンの間に入るように移動させた
後に各ノくルーノを膨張させ、アテロームの有る部分を
2つのバルーンで閉塞状態とした後、アテローム溶解液
を液体流通口から吐出してアテロームを溶解させ、次い
で肢体流通口からアテローム溶解物などを吸引すること
によって、血管内のアテロームを除去することができる
ので、血管の真皮を傷つけることなく、確実にアテロー
ムの除去を行うことができる。
またアテローム溶解薬液を送り込んでアテロームを溶解
除去するために、従来のレーザー光蒸散法に比べ、装置
を簡略化することができる。また所要時間も短くするこ
とができる。
除去するために、従来のレーザー光蒸散法に比べ、装置
を簡略化することができる。また所要時間も短くするこ
とができる。
第1図および第2図は、本発明の一実施例を示す図であ
って、第1図はカテーテルの側面図、第2図は、第1図
の■−■線断面図、第3図は第1図に示すカテーテルを
用いたアテローム除去方法の一例を説明するための側面
図、第4図および第5図は、従来のバルーン拡張法を説
明するための側面断面図、第6図は、従来のレーザー蒸
散法を説明するための側面断面図である。 l・・・血管、4・・・アテローム、11・・・カテー
テル(アテローム除去用カテーテル)、12・・・カテ
ーテル本体、13.14・・・バルーン、15・・・液
体流通口、16.+7.18.19・・・ルーメン。
って、第1図はカテーテルの側面図、第2図は、第1図
の■−■線断面図、第3図は第1図に示すカテーテルを
用いたアテローム除去方法の一例を説明するための側面
図、第4図および第5図は、従来のバルーン拡張法を説
明するための側面断面図、第6図は、従来のレーザー蒸
散法を説明するための側面断面図である。 l・・・血管、4・・・アテローム、11・・・カテー
テル(アテローム除去用カテーテル)、12・・・カテ
ーテル本体、13.14・・・バルーン、15・・・液
体流通口、16.+7.18.19・・・ルーメン。
Claims (1)
- カテーテル先端部に2つのバルーンが形成され、かつこ
れら各バルーンの間に、アテローム溶解薬液を吐出する
とともにアテローム溶解物などを吸入する液体流通口を
形成してなるアテローム除去用カテーテル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1175122A JPH0339170A (ja) | 1989-07-06 | 1989-07-06 | アテローム除去用カテーテル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1175122A JPH0339170A (ja) | 1989-07-06 | 1989-07-06 | アテローム除去用カテーテル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0339170A true JPH0339170A (ja) | 1991-02-20 |
Family
ID=15990667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1175122A Pending JPH0339170A (ja) | 1989-07-06 | 1989-07-06 | アテローム除去用カテーテル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0339170A (ja) |
-
1989
- 1989-07-06 JP JP1175122A patent/JPH0339170A/ja active Pending
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