JPH0337954Y2 - - Google Patents

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JPH0337954Y2
JPH0337954Y2 JP16821883U JP16821883U JPH0337954Y2 JP H0337954 Y2 JPH0337954 Y2 JP H0337954Y2 JP 16821883 U JP16821883 U JP 16821883U JP 16821883 U JP16821883 U JP 16821883U JP H0337954 Y2 JPH0337954 Y2 JP H0337954Y2
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JP
Japan
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linear body
printing
cylinder
shaft
impression cylinder
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JP16821883U
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JPS6075036U (ja
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  • Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 従来例えば証券類の印刷においては印刷絵柄中
に番号を印刷する場合が多い。このような番号印
刷は例えば、第1図に示すように印刷用紙1に印
刷された絵柄2の中に番号印刷領域3に番号が印
刷される。枚葉印刷方式にて印刷する場合に特に
オフセツト印刷機を用いた場合に、この印刷機に
番号胴を取り付けて番号印刷部となし、一台の印
刷機にて絵柄と番号を印刷させ工程省力及び能率
向上を目的としているものがある。第2図及び第
3図はこのような印刷機の例の説明図であり、第
2図の場合には版胴10、ブランケツト胴11、
圧胴12からなる印刷ユニツト20で絵柄の印刷
を行なつた後に渡し胴13で印刷用紙を次の印刷
ユニツト21にて圧胴14と番号胴15にて番号
印刷が行なわれデリバリーチエーン16にて排紙
される。この場合印刷ユニツト21が番号印刷部
となる。
第3図は最終印刷ユニツト22を番号印刷部と
した場合の図であり、版胴10、ブランケツト胴
11、圧胴12にて絵柄の印刷を行なつた後に、
同一の圧胴12に取付けられた番号胴15にて番
号印刷が行なわれ、デリバリーチエーン16にて
排紙される。このような番号印刷において用いら
れる番号胴15は第4図に示す如くシヤフト30
の囲りのマウントリング31に取付けられた番号
器32にて番号を印刷するようになつており、こ
の番号器32は第1図の番号印刷領域3に対応す
る位置に配置されている。このような番号印刷胴
の番号器32は胴表面から突出しているために、
番号印刷部において番号胴は印刷用紙1にはこの
突出部分のみで接するようになり印刷用紙1には
部分的に圧力が加わることになる。このため次の
如き不都合が生ずる。
まず、第2図に示した如き印刷機で番号印刷す
る場合には印刷ユニツト20では印刷用紙にブラ
ンケツト胴11からインキを転写する点Cにおい
てはブランケツト胴11と圧胴との間に横巾全体
に圧力が加わつているために印刷用紙がここで均
一に伸ばされているため問題はない。しかるに次
の印刷ユニツト21では番号胴15を圧胴14と
が接する点Bに印刷用紙が送り込まれた段階では
渡し胴13から圧胴14への咥がえ点Aより印刷
用紙の尻部は離れており、印刷用紙は圧胴から浮
き上る。一方番号胴15による印刷用紙への圧力
は部分的でありかつ圧力の加わる部分が少ないた
めに均一に印刷用紙を押えながら印刷することが
できず尻部が固定されない状態となつた印刷用紙
の圧胴からの浮上り現象と相俟つて印刷物の汚れ
やダブリ印刷の原因となる。
更に第3図に示した如き印刷機で番号印刷する
場合であつても、印刷用紙の尻部がブランケツト
胴11と圧胴14の接触点Dから離れると、前述
の第2図の印刷機と同様に、番号胴による圧力が
部分的であるために印刷用紙の圧胴からの浮き上
り現象と相俟つて印刷物の汚れやダブリ印刷の原
因となる。
このような印刷用紙の浮き上り防止策としては
従来は例えば第5図に示す如く圧胴14の咥爪1
7で先端部を咥えられた印刷用紙18をブラシ2
5で押える方法や又は第6図に示す如く同様に先
端部を咥えられた印刷用紙18をコロ26で押え
る方法が採用されていた。このような方法におい
ては番号印刷の直前で絵柄の印刷が行なわれたば
かりであるためにブラシ25やコロ26で押える
部分はこのような絵柄のない部分を選ぶ事が必要
である。しかしながら絵柄のない部分には見当合
せ用のトンボマーク27が印刷されていることが
多く、このトンボマーク27のインキによる汚れ
がブラシ25やコロ26によつて発生する。従つ
てこのトンボマークの部分のインキによる汚れを
少くする必要が生ずる。一方絵柄のない部分の巾
dは10mm程度以下の場合が多く、前記のトンボマ
ークのインキによる汚れを少くするためにブラシ
やコロで押える巾は極めて狭くせざるを得ず、印
刷用紙を押える力も弱くなつてしまう。
このようにブラシやコロの巾を狭くしても前記
インキの汚れを完全に除去することは困難であ
る。更にコロの場合には、圧胴の咥爪17がこの
コロ26に当たると機械破損の原因となる為にコ
ロ26を設置する位置としては咥爪17の部分を
避けなければならない。このためにコロを設置す
る位置は更に限定されてしまい、場合によつては
コロによつて印刷用紙を押えることが不可能とな
る事態も生ずる。
本考案は以上の如き従来の不都合な点を除去し
て、番号印刷部において印刷用紙を充分に押える
ことができ、しかもインキによる汚れの発生しな
い紙押え装置を提供しようとするものである。
すなわち、本考案の紙押え装置は枚葉印刷機の
番号印刷部において、圧胴と番号胴との接触部を
はさんだ両側にそれぞれ配置された前記圧胴の軸
に平行なシヤフトと該シヤフトに沿つて移動及び
固定可能なそれぞれのシヤフトに取付けられた線
状体保持ブラケツトと該線状体保持ブラケツト間
を連結し前記それぞれのブラケツトに保持されて
いる線状体とを有し前記線状体が前記圧胴を押圧
する如く前記シヤフト及び線状体保持ブラケツト
が位置していることを特徴とするものである。
第7図は本考案の装置の1実施例の説明図であ
り、圧胴14と番号胴15との接触部Nをはさん
だ両側に前記圧胴14の軸に平行なシヤフト4
0,41が配置されており、該シヤフト40,4
1のそれぞれには線状体保持ブラケツト42,4
3が取付けられている。この線状体保持ブラケツ
ト42,43は一部切損部44,45を有し、こ
の切損部を慣通するボルト46,47を締め付け
たり緩めたりすることで前記シヤフト40,41
の所定の位置に固定されたり又は前記シヤフト4
0,41に沿つて移動させたりすることができ
る。この線状体保持ブラケツト42,43は線状
体48によつて連結されている。線状体48は線
状体保持ブラケツトの線状体係止具49,50に
よつて保持される。
この場合、線状体保持ブラケツト42,43の
うちの少なくとも1つは前記シヤフトの軸を中心
として回転させることができるようにしておき、
所定の回転位置で固定可能としておけば、線状体
の張力を調整することができるので便利である。
また、シヤフト40,41及び線状体保持ブラ
ケツト42,43は線状体48が圧胴14を押圧
するようにその位置が調整されている。
なお、前記線状体48としては線径0.1〜0.5mm
程度のピアノ線、ステンレス線等の金属線であつ
て折れ曲り難いものが使いられるが、金属線のみ
に限定されるものではなく本考案の目的を達成で
きるものであればその材質は何でも良いことは当
然である。
本考案の装置は以上の如き構成であるため以下
の如き効果を有する。
すなわち、本考案の装置によれば線状体で印刷
用紙を押えるものであるために絵柄のない部分で
しかもトンボマークが印刷されていない部分が極
めて狭い巾しかない場合であつても印刷用紙を汚
すことなく押えることができる。
更に本考案の装置によれば前記トンボマークの
部分にて印刷用紙を押えなければならないような
場合であつても第8図に示すようにトンボマーク
27をわずかに削つて印刷されない部分をわずか
に形成させ、その部分に線状体48を通すように
すれば印刷用紙を汚すことなくしかもトンボマー
クの機能を損なうことなく押えることができる。
更に本考案によれば線状体48は圧胴14の軸
方向に沿つて移動させることができるために、絵
柄のない部分でしかもトンドも印刷されていない
部分がどこに位置していても、容易にその部分を
押えることができる。
更に本考案の装置では細い線状体を用いるため
に印刷用紙の咥爪にこれが当つても爪をひどくい
ためることもない。
更に線状体保持ブラケツトのうちの少なくとも
1つはシヤフトの軸を中心として回転させること
により線状体の張力を変化させることができるよ
うにしておけば、印刷用紙の厚さ等の変化に対応
して押圧を調整できるので便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は番号印刷をされた印刷物の説明図、第
2図、第3図は番号印刷をする枚葉印刷機の説明
図、第4図は番号胴の説明図、第5図、第6図は
従来の紙押え装置の説明図、第7図は本考案の紙
押え装置の説明図、第8図はトンボマークを一部
削つた場合の線状体との関係の説明図をそれぞれ
示す。 1,18……印刷用紙、2……絵柄、3……番
号印刷領域、10……版胴、11……ブラケツ
ト、12,14……圧胴、13……渡し胴、15
……番号胴、16……デリバリーチエーン、17
……咥爪、20,21……印刷ユニツト、25…
…ブラシ、26……コロ、27……トンボマー
ク、32……番号器、40,41……シヤフト、
42,43……線状体保持ブラケツト、44,4
5……一部欠損部、46,47……ボルト、48
……線状体、49,50……線状体係止具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 枚葉印刷機の番号印刷部において、圧胴と番
    号胴との接触部をはさんだ両側にそれぞれ配置
    された前記圧胴の軸に平行なシヤフトと該シヤ
    フトに沿つて移動及び固定可能なそれぞれのシ
    ヤフトに取付けられた線状体保持ブラケツトと
    該線状体保持ブラケツト間を連結し前記それぞ
    れのブラケツトに保持されている線状体とを有
    し前記線状体が前記圧胴を押圧する如く前記シ
    ヤフト及び線状体保持ブラケツトが位置してい
    ることを特徴とする番号印刷部における紙押え
    装置。 (2) 前記線状体保持ブラケツトの少なくとも1つ
    は前記シヤフトの軸を中心として回転し所定の
    回転位置にて固定可能となつていることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の装
    置。 (3) 前記線状体はピアノ線、ステンレス線等の金
    属線であることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の装置。
JP16821883U 1983-10-29 1983-10-29 番号印刷部における紙押え装置 Granted JPS6075036U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16821883U JPS6075036U (ja) 1983-10-29 1983-10-29 番号印刷部における紙押え装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16821883U JPS6075036U (ja) 1983-10-29 1983-10-29 番号印刷部における紙押え装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6075036U JPS6075036U (ja) 1985-05-25
JPH0337954Y2 true JPH0337954Y2 (ja) 1991-08-12

Family

ID=30367817

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16821883U Granted JPS6075036U (ja) 1983-10-29 1983-10-29 番号印刷部における紙押え装置

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JP (1) JPS6075036U (ja)

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JPS6075036U (ja) 1985-05-25

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