JPH0337060B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0337060B2 JPH0337060B2 JP60284052A JP28405285A JPH0337060B2 JP H0337060 B2 JPH0337060 B2 JP H0337060B2 JP 60284052 A JP60284052 A JP 60284052A JP 28405285 A JP28405285 A JP 28405285A JP H0337060 B2 JPH0337060 B2 JP H0337060B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- link
- center
- link chain
- concave
- inner circle
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
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- 235000015203 fruit juice Nutrition 0.000 description 1
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
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- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Disintegrating Or Milling (AREA)
- Chain Conveyers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、物品の破砕、圧搾、輸送等を行うた
めのリンクチエンに関するものである。
めのリンクチエンに関するものである。
[従来技術]
従来のリンクチエンは、リンクプレートとロー
ラーリンクプレートをピンにより無端帯状に連結
したものである。
ラーリンクプレートをピンにより無端帯状に連結
したものである。
[従来技術の課題]
このような従来のリンクチエンは、そのプロケ
ツトを含めて加工精度が高く、極めて高価であ
る。又、リンクチエンそのものは、動力の伝達が
目的で、物品の破砕とか圧搾用には使用されてい
ないし、使用することもできない。
ツトを含めて加工精度が高く、極めて高価であ
る。又、リンクチエンそのものは、動力の伝達が
目的で、物品の破砕とか圧搾用には使用されてい
ないし、使用することもできない。
本発明は、物の破砕、圧搾、輸送等を行うこと
のできるリンクチエンを提案するのが目的であ
る。
のできるリンクチエンを提案するのが目的であ
る。
[課題を解決するための手段]
本発明の構成は次のとおりである。
リンクは偏平で同一中心から成る内円と外円か
ら成る円弧状を呈し、かつその断面は上縁を左右
に突出させたT字形であること、 リンクの一端には中心にピン孔を設けた半円形
の二岐状の凹状連結部が形成され、他端には前記
凹状連結部に嵌合してピンにより連結される中心
にピン孔を設けた半円形の凸状連結部が形成され
ていること、 リンクチエンは、リンクの凹状連結部と凸状連
結部をピンにより無端帯状に連結し、かつリンク
の内円側が外側に位置するようにして連結されて
いること、 リンクの内円の中央部分は凹状と凸状連結部の
ピン孔の中心を直線で結ぶ線よりも内円の中心側
に位置していること、 前記チエンを並べて帯状に掛け渡すためのロー
ターには、その外周面にリンクの外円と同曲率か
ら成る凹状円弧係合部が形成されていること、 特徴とするリンクチエン。
ら成る円弧状を呈し、かつその断面は上縁を左右
に突出させたT字形であること、 リンクの一端には中心にピン孔を設けた半円形
の二岐状の凹状連結部が形成され、他端には前記
凹状連結部に嵌合してピンにより連結される中心
にピン孔を設けた半円形の凸状連結部が形成され
ていること、 リンクチエンは、リンクの凹状連結部と凸状連
結部をピンにより無端帯状に連結し、かつリンク
の内円側が外側に位置するようにして連結されて
いること、 リンクの内円の中央部分は凹状と凸状連結部の
ピン孔の中心を直線で結ぶ線よりも内円の中心側
に位置していること、 前記チエンを並べて帯状に掛け渡すためのロー
ターには、その外周面にリンクの外円と同曲率か
ら成る凹状円弧係合部が形成されていること、 特徴とするリンクチエン。
なお、リンクチエンは、圧搾用の場合、断面T
字状のリンクの上縁に逃げ角をつけて液切れを良
くする。
字状のリンクの上縁に逃げ角をつけて液切れを良
くする。
[作用]
上記リンクチエンは、横方向に並べて帯状つま
りベルト状に形成し、これをローターに掛け渡
し、駆動するもので、このリンクチエン帯にロー
ラーを圧接し、この間に物品を送入すると、物品
はローラーとリンクチエン帯間において圧迫さ
れ、破砕、圧搾等が行われる。
りベルト状に形成し、これをローターに掛け渡
し、駆動するもので、このリンクチエン帯にロー
ラーを圧接し、この間に物品を送入すると、物品
はローラーとリンクチエン帯間において圧迫さ
れ、破砕、圧搾等が行われる。
物品が例えば果汁搾りとか廃気物、汚泥の脱水
である場合には、圧迫により搾り出された水は並
列している隣り合うリンクの上面の隙間から内側
に流下する。この際、上面の両端には逃げ角がつ
けてあるため、水切れがよく、よつて圧搾効率を
高めている。
である場合には、圧迫により搾り出された水は並
列している隣り合うリンクの上面の隙間から内側
に流下する。この際、上面の両端には逃げ角がつ
けてあるため、水切れがよく、よつて圧搾効率を
高めている。
[実施例]
第1,2図において、1はリンクの断面を示
し、このリンク1は同心円の内円(凹曲面)2と
外円(凸曲面)3から成る偏平な円弧状で、その
断面は上縁を水平方向に突出させたT字形から成
り、一端には中心にピン孔5を形成した半円形の
凸状連結部4を形成し、他端にはこの凸状連結部
4が嵌合するピン孔7を中心に設けた半円形の二
岐状の凹状連結部6が形成されている。
し、このリンク1は同心円の内円(凹曲面)2と
外円(凸曲面)3から成る偏平な円弧状で、その
断面は上縁を水平方向に突出させたT字形から成
り、一端には中心にピン孔5を形成した半円形の
凸状連結部4を形成し、他端にはこの凸状連結部
4が嵌合するピン孔7を中心に設けた半円形の二
岐状の凹状連結部6が形成されている。
又、リンク1の上面両端縁には第2図ロに示す
ように逃げ角Qが形成されている。
ように逃げ角Qが形成されている。
なお、リンク1の両連結部4,6のピン孔5,
7を結ぶ中心線Pに対し、内円2の中央はL分外
側(円の中心側)にずれている。
7を結ぶ中心線Pに対し、内円2の中央はL分外
側(円の中心側)にずれている。
上記リンク1は、第3,4図に示すように、ピ
ン8を用いて連結され、第5,6図に示すように
無端帯状のチエンに形成して使用されるもので、
周面にリンク1の外円(円弧)3と同曲率の円弧
係合部11を形成したローター9,10間に掛け
渡される。
ン8を用いて連結され、第5,6図に示すように
無端帯状のチエンに形成して使用されるもので、
周面にリンク1の外円(円弧)3と同曲率の円弧
係合部11を形成したローター9,10間に掛け
渡される。
この第5,6図の状態において、例えば第7図
に示すようにホツパーを配して輸送用に供する
と、物品はリンク1の内円2(凹曲面)によつて
保持されるため、急勾配輸送が可能である。
に示すようにホツパーを配して輸送用に供する
と、物品はリンク1の内円2(凹曲面)によつて
保持されるため、急勾配輸送が可能である。
又、第8図において、左右のローター9,10
間には無端帯状に配列されたリンクチエンが中間
を垂るませて掛け渡されており、これには上方か
らリンク1の内円2の半径と同一かこれに近い半
径の圧接ローラー12が圧接している。このよう
にして圧接ローラー12をリンクチエン面に圧接
すると、リンクチエンはピン8を中心として波形
の連続面から同心円に近い円曲面に変化する。こ
の結果、圧接ローラー12は変化したリンクチエ
ンの円曲面に対して内接円の状態となり、圧接面
が広くなる。13はガイドローターを示す。な
お、脱水機として本発明に係るリンクチエンを利
用する場合には、第2図ロに示すように逃げ角Q
をつけ、更に隣りとの間に小さな間隙Pをつける
とよい。
間には無端帯状に配列されたリンクチエンが中間
を垂るませて掛け渡されており、これには上方か
らリンク1の内円2の半径と同一かこれに近い半
径の圧接ローラー12が圧接している。このよう
にして圧接ローラー12をリンクチエン面に圧接
すると、リンクチエンはピン8を中心として波形
の連続面から同心円に近い円曲面に変化する。こ
の結果、圧接ローラー12は変化したリンクチエ
ンの円曲面に対して内接円の状態となり、圧接面
が広くなる。13はガイドローターを示す。な
お、脱水機として本発明に係るリンクチエンを利
用する場合には、第2図ロに示すように逃げ角Q
をつけ、更に隣りとの間に小さな間隙Pをつける
とよい。
[本発明の効果]
本発明は以上のように、円弧状のリンクをピン
により連結して連結し、リンクチエンとしたの
で、次の如き効果が期待できる。
により連結して連結し、リンクチエンとしたの
で、次の如き効果が期待できる。
a リンクは一枚のボデイーから成るため、ダイ
キヤスト、鋳物、機械加工などにより簡単に製
造できる。
キヤスト、鋳物、機械加工などにより簡単に製
造できる。
b リンクをピンにより連結するだけでリンクチ
エン或いは無端帯に構成できるため、リンクチ
エン或いは無端帯チエンとして製作が容易であ
ると共にコストも非常に安い。
エン或いは無端帯に構成できるため、リンクチ
エン或いは無端帯チエンとして製作が容易であ
ると共にコストも非常に安い。
c 全体が円弧状のリンクを連結して無端帯とな
し、これをコンベアーに適用するとき、コンベ
アー面に連続した波形の凹曲面が形成されるの
で、物品の搬送効率が向上すると共に急角度の
物品搬送も容易である。
し、これをコンベアーに適用するとき、コンベ
アー面に連続した波形の凹曲面が形成されるの
で、物品の搬送効率が向上すると共に急角度の
物品搬送も容易である。
d コンベアーのローターはその外周面に円弧状
係合部を形成するだけで駆動力をリンクチエン
に伝えることができるので、ローターの加工が
簡単である。
係合部を形成するだけで駆動力をリンクチエン
に伝えることができるので、ローターの加工が
簡単である。
e リンクの内円を左右のピン孔の中心よりも外
側に位置させることにより、引張りに対して強
くなる。
側に位置させることにより、引張りに対して強
くなる。
f リンクチエンを無端帯状となし、リンクの内
円に内接する圧接ローラーを圧接して咬砕機或
いは脱水機、圧搾機などとして使用することが
でき、この際リンクチエンの変形により圧接面
が拡大するので、破砕或いは圧搾効率が向上す
ると共に第8図においてQ′が小さくなり、よ
つて銜え込み率も向上する。
円に内接する圧接ローラーを圧接して咬砕機或
いは脱水機、圧搾機などとして使用することが
でき、この際リンクチエンの変形により圧接面
が拡大するので、破砕或いは圧搾効率が向上す
ると共に第8図においてQ′が小さくなり、よ
つて銜え込み率も向上する。
g リンクの左右縁に逃げ角をつけることによ
り、脱水した場合に液切れが大変よくなる。
り、脱水した場合に液切れが大変よくなる。
第1図は本発明に係るリンクチエンのリンクを
示す正面図、第2図イは第1図の側面図、ロはA
−A線断面図、第3図はリンクを連結した状態の
平面図、第4図は第3図の側面図、第5図はリン
クチエンを動力伝達装置に適用した実施例図、第
6,7図はリンクチエンをコンベアーに適用した
実施例図、第8図はリンクチエンを破砕機に適用
した実施例図である。 1……リンク、2……内円、3……外円、4…
…凸状連結部、5……ピン孔、6……凹状連結
部、7……ピン孔、8……ピン、9,10……ロ
ーター、11……円弧状係合部、12……圧接ロ
ーラー。
示す正面図、第2図イは第1図の側面図、ロはA
−A線断面図、第3図はリンクを連結した状態の
平面図、第4図は第3図の側面図、第5図はリン
クチエンを動力伝達装置に適用した実施例図、第
6,7図はリンクチエンをコンベアーに適用した
実施例図、第8図はリンクチエンを破砕機に適用
した実施例図である。 1……リンク、2……内円、3……外円、4…
…凸状連結部、5……ピン孔、6……凹状連結
部、7……ピン孔、8……ピン、9,10……ロ
ーター、11……円弧状係合部、12……圧接ロ
ーラー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 リンクは偏平で同一中心から成る内円と外円
から成る円弧状を呈し、かつその断面は上縁を左
右に突出させたT字形であること、 リンクの一端には中心にピン孔を設けた半円形
の二岐状の凹状連結部が形成され、他端には前記
凹状連結部に嵌合してピンにより連結される中心
にピン孔を設けた半円形の凸状連結部が形成され
ていること、 リンクチエンは、リンクの凹状連結部と凸状連
結部をピンにより無端帯状に連結し、かつリンク
の内円側が外側に位置するようにして連結されて
いること、 リンクの内円の中央部分は凹状と凸状連結部の
ピン孔の中心を直線で結ぶ線よりも内円の中心側
に位置していること、 前記チエンを並べて帯状に掛け渡すためのロー
ターには、その外周面にリンクの外円と同曲率か
ら成る凹状円弧係合部が形成されていること、 を特徴とするリンクチエン。 2 断面T字状のリンクの上縁には逃げ角がつけ
てあることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載のリンクチエン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28405285A JPS62141338A (ja) | 1985-12-16 | 1985-12-16 | リンクチエン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28405285A JPS62141338A (ja) | 1985-12-16 | 1985-12-16 | リンクチエン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62141338A JPS62141338A (ja) | 1987-06-24 |
JPH0337060B2 true JPH0337060B2 (ja) | 1991-06-04 |
Family
ID=17673667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28405285A Granted JPS62141338A (ja) | 1985-12-16 | 1985-12-16 | リンクチエン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62141338A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2100828B1 (de) | 2008-03-14 | 2010-05-12 | RuD Ketten Rieger & Dietz GmbH u. Co. KG | Gabellasche mit Verschleißmarke |
EP2100829B1 (de) | 2008-03-14 | 2012-08-01 | RUD Ketten Rieger & Dietz GmbH u. Co. KG | Gewichtsreduzierte Gabellasche für eine Gabellaschenkette |
JP5612847B2 (ja) * | 2009-11-13 | 2014-10-22 | カヤバ工業株式会社 | 粉砕装置 |
FI20106342A0 (fi) * | 2010-12-20 | 2010-12-20 | Finnketju Invest Oy | Menetelmä ja laitteisto ketjukäyttöön |
DE102013018093B3 (de) | 2013-12-03 | 2014-12-24 | Johannes Bohnert | Pressvorrichtung |
-
1985
- 1985-12-16 JP JP28405285A patent/JPS62141338A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62141338A (ja) | 1987-06-24 |
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