JPH0335894B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0335894B2
JPH0335894B2 JP57199853A JP19985382A JPH0335894B2 JP H0335894 B2 JPH0335894 B2 JP H0335894B2 JP 57199853 A JP57199853 A JP 57199853A JP 19985382 A JP19985382 A JP 19985382A JP H0335894 B2 JPH0335894 B2 JP H0335894B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
milk
mixture
acid
nucleotides
lactose
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP57199853A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58216647A (ja
Inventor
Jiru Anjeru
Baruderude Ruisu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Union Ind I Aguro Ganadera SA Uniasa
Original Assignee
Union Ind I Aguro Ganadera SA Uniasa
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=8483230&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH0335894(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Union Ind I Aguro Ganadera SA Uniasa filed Critical Union Ind I Aguro Ganadera SA Uniasa
Publication of JPS58216647A publication Critical patent/JPS58216647A/ja
Publication of JPH0335894B2 publication Critical patent/JPH0335894B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23CDAIRY PRODUCTS, e.g. MILK, BUTTER OR CHEESE; MILK OR CHEESE SUBSTITUTES; MAKING THEREOF
    • A23C9/00Milk preparations; Milk powder or milk powder preparations
    • A23C9/20Dietetic milk products not covered by groups A23C9/12 - A23C9/18
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23CDAIRY PRODUCTS, e.g. MILK, BUTTER OR CHEESE; MILK OR CHEESE SUBSTITUTES; MAKING THEREOF
    • A23C11/00Milk substitutes, e.g. coffee whitener compositions
    • A23C11/02Milk substitutes, e.g. coffee whitener compositions containing at least one non-milk component as source of fats or proteins
    • A23C11/04Milk substitutes, e.g. coffee whitener compositions containing at least one non-milk component as source of fats or proteins containing non-milk fats but no non-milk proteins
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23CDAIRY PRODUCTS, e.g. MILK, BUTTER OR CHEESE; MILK OR CHEESE SUBSTITUTES; MAKING THEREOF
    • A23C9/00Milk preparations; Milk powder or milk powder preparations
    • A23C9/152Milk preparations; Milk powder or milk powder preparations containing additives
    • A23C9/1526Amino acids; Peptides; Protein hydrolysates; Nucleic acids; Derivatives thereof
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S426/00Food or edible material: processes, compositions, and products
    • Y10S426/801Pediatric

Description

【発明の詳細な説明】 人乳は、新生児にとつて代替できない食品であ
る。しかしながら、多くの場合、母親の病気、悪
い母乳分秘性、或いは特別の社会的及び(又は)
経済的要因のために、新生児は、量の点でも質の
点でも人乳に類似するようにしたミルク処方物で
養育されるべきである。 1978年に発行されたEuropean Paediatrics
Society for Gastroenterology and Nutrition
(EPSGAN)は、幼児を養育するための人工ミル
ク処方物が従わねばならない規則を定めている。
同様にAmerican Academy of Paediatrics
(AAP)は、1976年に、人乳の代替物としてのベ
ビーフードを処方するための規準を発行した。 この規準は、健康な幼児の養育ための人工ミル
ク処方物中のたん白質、脂質、糖質、無機塩及び
ビタミンの最高及び最低含有量を述べている。同
様に、EPSGANは、牛乳や乳製品より主として
製造されるこの種の人工ミルクが、人乳中に見出
されるものと類似している約40:60のカゼイン/
ラクトアルブミン比を持つていなければならない
ことを規定した。また、それらミルクは、人乳に
見出されるものと量的にも質的にも最も類似して
いる脂肪酸パターンを持つていなければならな
い。 今日までになされたあらゆる科学的努力にもか
かわらず、人乳と同じ組成を有する製品を見出す
ことは不可能であつた。これは、主として、各人
によつて異なることがある人乳中の特定の微量成
分の存在のためである。これらの成分の一例は、
各母親の母乳に多くの病気に対する特異的抗体を
与える分秘特性の免疫グロブリンである。これら
の抗体は、幼児の生命のうちの最初の数ケ月間、
母親がわずらつたものと同じ病気から幼児を保護
している。 人乳の微量成分の中には、未知の構造及び生理
機能を有する他の物質が存在する。 ヌクレオチドは、個々の遺伝学的負荷の原因化
合物である核酸の構造単位であるので生存のため
の基本物質である。しかし、ヌクレオチドが多く
の生化学的反応に加わるときでも、その乳汁中の
機能は依然として未知のままである。各種の動物
の乳汁のヌクレオチド組成を見出すためになされ
た数少ない研究があるが、いくつかの個々の試料
のクロマトグラフイー分析に限られ、誤差なしで
結論を導くことはできないようなものである。 ここで、詳述する前に、本明細書で用いる用語
の間の若干の同義性を示すのが都合がよいであろ
う。しかして、「人工ミルク」とは人乳に類似す
るように人工的に処理されたミルク(適合ミル
ク)と解され、また「母乳」は「人乳」と同義で
ある。 各種のヌクレオチドの識別については、それぞ
れの頭文字で作られた省略名を用いる。 AMP=アデノシン一りん酸 CMP=シチジン一りん酸 GMP=グアノシン一りん酸 IMP=イノシン一りん酸 UMP=ウリジン一りん酸 ADP=アデノシン二りん酸 CDP=シチジン二りん酸 UDP=ウリジン二りん酸 ATP=アデノシン三りん酸 UTP=ウリジン三りん酸 NAD=ニコチンアデニンジヌクレオチド UDPG=ウリジンジホスフエートグルコース UDPGa=ウリジンホスフエートガラクトース UPP−N−AG=ウリジンジホスフエート−N−
アセチルグルコサミン UDP−N−AGa=ウリジンジホスフエート−N
−アセチルガラクトサミン GDPMan=グアノシンジホスフエートマンノー
ス GDPFuc=グアノシンジホスフエートフコース 人乳と他種の動物の分秘する乳汁との間の質的
及び量的相違は、それらの生化学的、微生物学
的、免疫学的及び食品学的観点での絶えざる研究
の対象である。どの時点でも、これらの相違は、
小児科的観点から評価され、したがつて牛乳から
通常作られる人工ミルクと人乳との間のより密接
な適合の必要性が工業的に理解されていた。 乳生化学の最も知られていない観点の一つは、
これらの生体分子が中間代謝においてもエネギー
変換反応においても必須であるという事実にもか
かわらず、そのヌクレオチド組成である。 人乳も含めて数種の動物の乳汁のヌクレオチド
組成を明らかにするために行われた研究は、評価
を困難ならしめ且つ誤差の恐れを有する数個の試
料のクロマトグラフイー分析に限られていた。 乳腺のヌクレオチド成分についての最初の研究
は1952年に行われ、W.J.Rutter−R.G.Hansen両
氏は、J.Biol.Chem.202、323(1953)においてラ
ツトの乳腺にUDPGが存在することを証明した。
1956年にW.Manson氏は、Biochim.Biophys.
Acta19、398(1956)で、授乳期における牛及び
山羊の乳腺に存在するヌクレオチドを研究し、そ
してこれら二種属の間には質的相違は存在しない
が、それらの量の点で大いに異なることを証明し
た。このような相違は、多分、いろいろな授乳段
階で組織抽出物が得られるという事実のためであ
つたであろう。AMP、CMP、GMP、IMP、
NAD、CDP、ADP、UDP、ATP及びUTPは別
として、UDP−N−AG及びUDPGは、高濃度
(組織100gにつき15〜40μモル)で同定された。
しかし、オロチン酸は痕跡量でしか見出されなか
つた。 用いられた各種の分析方法及び試料の不足のた
めに統計的解析の応用は可能でなかつたが、これ
らの著者のいずれも、乳腺のヌクレオチド組成が
その生理学的状態、懐胎/授乳に依存すること、
授乳中の最も豊富なヌクレオチドがアデニン、グ
アノシン及びイノシン誘導体であるが懐胎中はウ
リジン誘導体が最も豊富(全ヌクレオチド画分の
60%)なものであることを結論している。乳腺の
NAD+含有量は分秘段階で4倍となるが、これ
はP.McLean氏によりラツトの乳腺について得ら
れた結果と一致する(Biochim.Biophys.Acta30
316(1958))。UDPGaは誕生前に蓄積し、授乳期
間中を通じて低くなるものと思われる。他方、
UDP−N−アセチルヘキソサミンは誕生直前ま
で特に豊富になる。数種の動物の乳腺及び乳汁の
ヌクレオチド組成についてのいくつかの報告か
ら、乳腺の酸可溶性ヌクレオチドの含有量は分秘
された乳汁と質的及び量的観点で異なつていると
推測できよう。 オロチン酸は1904年に最初に発見され、それ以
来それは反すう動物の乳汁の典型的成分であると
推測されてきた。しかしながら、文献に述べられ
た値は、多分、各種の微生物学的及び化学的分析
方法(むしろ特殊でなかつた)の結果として広く
バラツイている。それにもかかわらず、最も一般
的で流布している見解は、牛の乳汁のみが羊の乳
汁(0.8〜1mg/100ml)及び人乳(実質上欠いて
いる)とは逆に多量のオロチン酸(6mg/100ml
まで)を含有するということである。 牛の乳腺細胞中に見出されるオロチン酸の値
は、他の動物の組織及び器官の値と類似してお
り、このことは、多量のオロチン酸が牛乳に特有
のものであることを思わしめるものである。牛乳
中の高オロチン酸濃度の存在は、非常に有益であ
る。なぜならば、新生児のためのミルク処方物
は、牛乳及び何らかのその誘導製品の利用に基づ
くものであり、またダイエツト中の1%のオロチ
ン酸濃度が脂肪肝を誘発させる(J.L.Robinson
氏、J.of Dairy Sci.63865(1980))ことが示され
たからである。しかし、各種の動物の乳汁中のオ
ロチン酸及びヌクレオチドの生理学的役割は、今
日まで未知のままである。 便物質の細菌学的研究に定量的方法を適用する
ことより通常の腸細菌相の組成についての初期の
考えが完全に変えられた。これらの考えは、便の
好気性培養物から得られる単なる定性的結果に基
いていたのである。人や数種の動物の便中の
Escherichia coliの一般的属性は一般に受入れら
れていた。しかし、健康な母乳を与えられた幼児
の便の細菌含有量に適用される唯一の原因があつ
た(この場合には、Tissier氏により発見された
が、Bifidobacterium bifidum Tiが支配的で、
ほとんど独占的であつた)。 H.Werner−H.P.R.Seeliger両氏(Ann.lnst.
Pasteur103、911(1963))及びE.H.Spaulding氏
他(J.Bact.83、968(1962))により行われた研究
は、腸の細菌相の組成についての考えを変えさせ
た。嫌気性細菌が成人の培養可能な菌相の90〜95
%を占める。E.coli及びEnterococciの百分率は
全細菌数の1〜5%であり、そしてLactobacilli
は6%を越えない。胞子形成した孔気性細菌、
Staphylococci及びPseudomonas sppのような他
の群及び種属は一般に存在せず、数値的に重量で
ない。 人の腸内の謙気性細菌の量は、胞子形成しない
グラム腸性細菌及びグラム陰性細菌からなる。後
者は、Gen.Bacteroidesに属するたん白質分解及
び糖類分解細菌の異種体系群を成し、これは培養
条件に応じて成人の全培養可能細菌の40〜80%に
達しよう。同様に、胞子形成しないグラム陽性細
菌は正常な成人で10〜60%に達しよう。 成人とは逆に、専ら母乳で育てられた幼児の便
は、絶対的優位量のグラム陽性嫌気性細菌により
特徴づけられ、グラム陰性嫌気性細菌は通常存在
しない。 1974年にGen.Bifidobacteriumの最終的分類の
前に、強い論争が起つた。なぜならば、多くの著
者はbifidobacteriaをGen.Lactobacillus、特に種
属L.bifidusに属するものとして考えたからであ
る。 bifidobacteriaについての知識は、J.Dehnert氏
の研究(Zentbl.Bakt.Parasitenk.、Abt.I.Orig.
16966(1957))により相当に向上した。彼は、種
属と生化学的種類とを区別するための最初の実用
的方法を考案したが、主として炭水化物発酵に基
づくものである。 1963年にG.Reuter氏(Zentbl.Bakt.
Parasitenk.、Abt.I.Orig.、191、486(1963))は
B.adolescentis、B.longum、B.breve、B.
parvulorum、B.infantis、B.liberorum.及びB.
lactentisを命名したが、この一連の微生物はB.
bifidumの純型として考えられていた。 また、主としてWerner−Seeliger両氏(前述)
により行われた研究は、便からの嫌気性グラム腸
性細菌の大部分がGen.Bifidobacteriumに包含さ
れることを示している。最後には、また
corynebacteriaを見出すことも可能であるが、こ
れらは恒定的でも持続的でもなく、そして存在す
るときでもその数は便1gにつき104個を越えな
い。 全細菌数に対するbifidobacteriaの数及びその
種又は生化学的種類の分布は、年令及び食事に依
存する。人乳で専ら育てられた幼児の便中には
bifidobacteriaは109〜1011/gであつたが、この
数は他の存在する種、主としてE.coliよりも高か
つた。人工ミルク処方物で育てられた幼児の便中
には、類似した濃度のbifidobacteriaを見出すこ
とが可能であるが、enterococci以外のグラム陰
性の好菌性及び嫌気性細菌はbifidobacteriaの数
と等しくなるまで増加する。成人の便中には
bifidobacteriaは依然存在するが、その数の増加
する種属の中でもグラム陰性細菌が最も重要であ
る。このことは、数種の細菌純型の増殖は成人の
細菌相においてbifidobacteriaを消失させないと
いうOrla・Jensen及びHaenel両氏の仮説(S.
Oria・Jensen氏他、「老年と腸菌相」K.Danske
Vidensk.Selssk.Biol.Skrift.、44(1945))(H.
Haenel氏、Zentbl.Bakt.Parasitenk.、Abt.I.
Orig・、170、323(1957))を確認するものであ
る。 母乳で育てた幼児におけるbifidobacteriaは、
適合ミルク処方物で育てた幼児及び成人に存在す
る種と相異している。ドイツ人の母乳で育てた幼
児に存在する最も優勢な生化学種は、B.infantis
(Groups及び、Dehnert opus cit.)である
が、またB.bidum(Groups 及び、Dehnert)
を単離することも可能である。人乳と人工処方物
を基にした混合乳で育てた幼児の便中の
bifidobacteriaは、人乳で専ら育てた幼児と異な
らない(F.Petuley氏他、Zentbl.Bakt.
Parasitenk.、Abt.I.Orig.、195、347(1965))。 bifidobacteriaは複雑な栄養学的要件を持つて
いる。それらの増殖は炭水化物及び有機窒素に依
存する。他方、無水炭酸はbifidobacteriaの増殖
を促進させるのに必須である。これらの細菌は厳
格な嫌気性細菌であつて、好気性新培地中ではす
ぐに死んでしまう。bifidobacteriaは乳汁を酸性
化し、システインを添加するとそれを凝固に至ら
しめる。 H.J.Gyllenberg氏他によれば(J.Gen.Micrcb.
21、371(1959))、塩基性bifidobacteria増殖因子
は、種属に左右され、group(Dehnert)は増
殖するのにシステイン、ビオチン及びパントテン
酸を必要とし、group及びはシステイン、パ
ンテチン及びリボフラビンを必要とし、そして
groupは、主として単離中にアミノ糖と共に上
記と同じ因子を必要としよう。また、増殖が通常
のbifidobacteria増殖因子と共にポリ不飽和脂肪
酸、デオキシリボシド及びビタミンB12に左右さ
れるB.bifidumのいくつかの菌株が報告された。 他方、腸内の種類の質と量は、人乳又は人工ミ
ルク処方物で育てられた幼児におけるこれらの
bifidobacteriaの種類及び数に影響しよう。 P.Gyo¨rgy氏他(Paediatrics11、98(1951)及
びArch.Biochem.and Biophys.48、193(1954))
は、幼児の便及び妊産婦の膣分秘物から変種
PennsylvanicusというB.bifidum株を単離した。
この菌株はその増殖を確保するのに人乳を要求し
たが、その依存性は時間の経過につれて元に戻つ
た。牛乳よりも人乳中に50倍以上に濃縮されて存
在するこの増殖因子は、N−アセチルラクトサミ
ンとして同定されたが、B.bifidum var.
Pennsylvanicsの増殖を確保させるのに活性なN
−アセチルグルコサミンから誘導される多くの化
学物が存在する。こねbifidobacteriumの増殖の
単位は、Gyo¨rogy氏他(上述)により0.06mlの人
乳(5〜6mgの全乳固形分)に等価なものと規定
された。しかしながら、この単位は、J.A.abezas
氏他(Rev.Esp.de Fisiol.24、2、85(1968))が
立証したように、初乳及び人乳中のシアリン酸含
有量が授乳時間によつて大きく変わるために維持
することができない。 ここで、これらの全ての知識の工業的応用に関
して、下記の特許が考慮された。 米国特許第3274003号は、Lactobacillus
bifidum var.Penn.に対して促進増殖活性を示す
化合物を幼児のミルク処方物に配合することを記
載している。これらの物質は、グルコサミン誘導
体(N−オクタノイル、N−ベンゾイル又はN−
カルボキシエトキシ−d−グルコサミン)であ
る。 米国特許第3231385号は、人乳中に存在するヌ
クレオチドが牛乳に添加されたときには、それら
が促進し、味と香りが良くなり、その凝集張力を
減少させ、良好な消化性を得るのを可能にするこ
とを記載している。これらの目的と共に、この特
許の出願人は、ヌクレオチドと共にしよ糖及び可
溶性多糖類を含有するインスタントミルク処方物
を作つている。 米国特許第3338719号は、牛乳が0.05〜0.1mg/
mlの酵素範囲の結晶ムラミダーゼにより30℃で3
時間の反応時間にわたり処理されるならば、最終
生成物がLactobaccllus bifidumの増殖を促進
し、人乳効果を平等にすることを述べている。 概略的にいえば、関連する特許は、グルコサミ
ンから誘導される数種の化合物又は数種の酵素、
即ちムラミダーゼがBifidobacterium bifidum
var.Pennsylvanicusの増殖を促進する能力並びに
ベビーフードの香り、味及び消化性を高めるため
のヌクレオチドの使用の点で一致している。 本発明は、幼児に飲ませるためのヌクレオチド
を添加した人工ミルクを得るための組成物及び方
法を提供するものであつて、この目的は、幼児の
腸においてB.bifidum var.Penn.ではなくB.
bifidum Ti菌株(これは、先に記載したように
母乳を飲ませた幼児の便における全ビフイドバク
テリアの80%に達するバクテリアである)の増殖
を促進させることである。 他方、本発明の人工ミルクは、それを飲ませた
幼児において人乳を飲ませた幼児に似た血清脂肪
酸パターンを助成する。 長期間にわたつて、本発明者等は、人乳と反す
う動物特に乳牛からの乳汁との間における酸可溶
性ヌクレオチド含量の差異を研究してきた。この
目的に対して、イオン交換クロマトグラフによつ
て酸可溶性ヌクレオチドを測定する慣用法のみな
らず、AMP、CMP、GMP、IMP、UMP並びに
アデニン、シチジン、グアノシン及びウリジンの
ヌクレオチドの酵素測定に基づく新しい分析法が
使用された。 この研究の結果として、次の結論に到達した。 (1) 初乳のヌクレオチド含量は極めて幅が広く、
そしてこれは試験したすべての種類の乳汁にお
いて量的に同じである。同様のことが牛乳を除
くミルクでも起こる。牛乳では、オロチン酸が
多量に堆積されそしてヌクレオチドの数がずつ
と少なくなる。 (2) 授乳期における牛、ヤギ及び羊の乳汁のヌク
レオチド組成の展開は、出産からその48〜120
時間後までにおけるヌクレオチドの濃度の急速
な増加によつて特徴づけられる。最大値に一旦
達すると、これは徐々に減少し始める。この減
小には15〜30日を要するが、この期間は種類毎
に異なる。他方、人乳のヌクレオチド含量は、
授乳期において一定である。 (3) 牛乳では、ウリジン誘導体が特に豊富であつ
て、それらは出産後24〜48時間で全ヌクレオチ
ドの85〜90%に達する場合がある。多量に見い
出されるウリジンヌクレオチドは、UDP−N
−AG、UDP−N−AGa、UDPG及びUDPGa
である。上記指摘したように、オロチン酸を除
く牛乳中のすべてのヌクレオチド成分の濃度
は、出産からその48時間まで大きく増大する。
その後、CMP及びAMPは授乳期の終りまで
徐々に減少し、そしてウリジンヌクレオチド含
量は授乳期の1ケ月後に消失まで極めて急速に
減少する。牛乳中のグアニン誘導体は量的には
重要でなく、そして授乳期におけるこれらの展
開はウリジン誘導体と全く同様である。授乳期
におけるオロチン酸の含量は、すべてのヌクレ
オチドの全量の90%に達する。 (4) 羊の乳汁は多量のヌクレオチドを有し、これ
らの濃度は牛乳中よりも約5〜7倍高い。ウリ
ジン誘導体、主にグルコース、ガラクトース、
N−アセチルグルコサミン、N−アセチルガラ
クトサミン及びグルコロン酸の如き炭水化物に
結合されたものが主要なものである。他方、グ
アニン誘導体も高い含量で存在するが、そのう
ちでGDPMan及びGDPFucが最とも重要なも
のである。羊の乳汁には、牛乳中の濃度の約4
倍に達する濃度でCMP及びAMPが通常見られ
る。羊の乳汁の全ヌクレオチドの濃度は、出産
からその48時間後まで極めて急速に増大する。
その後、ヌクレオチドの含量は、それが授乳期
の約15〜30日目にほゞ一定になるまで減少す
る。 (5) ヒツジの乳汁では、全ヌクレオチドの数は、
同様の授乳期において牛乳よりも2〜3倍多く
そして羊の乳汁の約半分である。この期間では
グアニンヌクレオチドが極めて豊富で、これら
の濃度は羊の乳汁に見られる濃度に極めて近
い。シトシン及びアデニン誘導体の中では、
CMP及びAMPが全授乳期のおける最とも多い
ヌクレオチドである。ヒツジの乳汁にはオロチ
ン酸も存在するが、その割合は牛乳よりも3倍
少なく、他方、その濃度は授乳期においてそれ
程急速には変化しない。 (6) 人乳は牛の初乳並びに羊やヤギの乳汁と量的
には同様のヌクレオチド組成を有するけれど
も、これは牛乳とは全く異なる。量の面に関し
て言えば、羊やヤギの乳汁ではヌクレオチドの
含量が僅か20μモル/100mlであるので有意の
差異がある。人乳中に存在するすべてのヌクレ
オチドの大部分は、ウリジン誘導体(UMP、
UDP−N−AG)である。この乳汁中にはグア
ニン誘導体が通常存在するけれども、これらの
濃度はどちらかと言えば低い。GDPFucの存在
は証明することができなかつたけれども、これ
は羊やヤギの乳汁中の共通したヌクレオチドで
ある。他方、GMPは、全授乳期を通しての人
乳中の典型的な化合物である。人乳中のシチジ
ン及びアデノシン誘導体は、全ヌクレオチドの
約25%に相当する。従つて、これらの化合物
は、本発明で分析した他の種類の乳汁中よりも
相対的にずつと豊富である。人乳は、その中か
らオロチン酸を全く測定できないという事実に
かんがみ牛、羊及びヤギの乳汁とは全く異なる
ことに留意すべきである。 (7) 異なる種類からそして異なる授乳期で取つた
乳汁のヌクレオチド組成について得た結果の比
較統計学的分析によると、各々の変動原因で見
られる差異は危険率によるものではないことが
判明したが、このことは実に全く意義のあるこ
とであつて、オロチン酸の場合と同じように単
一種で実施した発見についてしばしばなされる
あらゆる種類の一般化を無にするものである。 新生児及び幼児についての他の基本的な面は、
その消化生理機能の維持である。かくして、人乳
を飲ませると、ビフイドバクテリアは幼児の腸内
のミクロフロラに優ることができる。この優勢的
なミクロフロラは、E.coli及びSalmonellaの如き
病原菌の発生を妨げる。人工乳を飲ませる結果と
して、幼児の腸でビフイドバクテリアが減少し、
これは胃腸の病気を引き起す可能性がある。 この研究のもう1つの結論は、人乳中に存在す
るヌクレオチドを適当な濃度で牛乳に添加する
と、これらのヌクレオチドがビフイドバクテリア
の増殖を促進することである。 ビフイドバクテリアの増殖の刺激物質を決定す
るために実施された内外の研究の大半は、従来技
術の説明で先に述べたように、グルコサミンの合
成能力を失つたBifidobacterium bifidum(B.
bifidum)var.Pannsylvanicusの使用を開示する
に過ぎなかつた。この結果は、Gen.
Bifidobacterium種の残部に対してしばしば一般
化された。しかしながら、最近の10年間におい
て、人乳を人工乳と混合して又はそれと一緒に飲
ませた幼児の便に存在するこのビフイドバクテリ
アは、幼児の便から分離した全ビフイドバクテリ
アの15%に過ぎないことが分つた。 本発明者が実施した研究によれば、“試験管内
では“B.bifidum Tiは、母乳を飲ませた幼児の
便から分離したB.bifidum種の80%までを占める
ことが分つた。これらの増殖は、牛乳を基にした
増殖培地にモノホスフエードヌクレオチドである
AMP、CMP、GMP、IMP及びUMPの混合物を
以下の表に記載の割合で添加すると、有意義に
刺激される。 AMP、CMP、GMP、IMP又はUMPの別個の
添加も亦B.bifidum Ti.の“試験管内”増殖を刺
激するが、しかしこれらのヌクレオチドのすべて
が増殖培地に同時に存在するとき程ではない。 上記ヌクレオチドのうちの2種、3種又は4種
のすべての組合せを添加しても同様にB.bifidum
Ti.の増殖を刺激するが、しかし最とも大きい刺
激は、AMP、CMP、GMP、UMP及びIMPがそ
れぞれ1:1:1:3:0.5のモル比で同時に存
在するときに得られる。 UDPG、UDPGa、UDP−N−AG及びUDP−
N−AGaの如き人乳中の他のヌクレオチドは、
もしアデニン、シトシン、グアニン、ウラシル及
びイソシンのモスホスフエートヌクレオチド誘導
体が増殖培地に予め添加されると、B.bifidum
Ti.の“試験管内”増殖を刺激しない。 本発明者等が行なつた臨床実験によれば、本発
明の製品を飲ませた新生児の便では、ビフイドバ
クテリアのレベルは、ヌクレオチドを処方中に含
有しない人工乳を飲ませた幼児の便中に見られる
ものと比較して有意に増大されていることが確認
された。 人乳及びヌクレオチドが添加された人工乳を飲
ませた新生児の便中で調べたビフイドバクテリア
の濃度及び種類は全く同じであるが、これに対し
てヌクレオチドを添加していない人工乳を飲ませ
た幼児の場合には調べたビフイドバクテリアの絶
対数及び数種はかなり異なる。 人乳及びヌクレオチドを添加した人工ミルクを
飲ませた幼児では、ビフイドバクテリアの主な種
類はB.adolescentis及びB.bifidum並びに比較的
高割合のB.breveである。また、他の種類(B.
infantis、B.liberorum、B.lactentis及びB.
asteroides)を少割合で存在する。 ヌクレオチドを添加していない人工ミルクを飲
ませた新生児の便では、すぐ上に述べたビフイド
バクテリアのうちのある種のものも存在するとき
でさえも、主要な種はB.infantisである。 それ故に、本発明者等が実施した研究によれ
ば、人乳中に存在する特定のヌクレオチドを適当
な濃度で人工処方物中に添加すると、これは、母
乳を飲ませた幼児で生じると同じレベルに達する
まで新生児の腸内でのビフイドバクテリアの増殖
を刺激することが分つた。 その結果、飽和脂肪酸(パルミチン酸、パルミ
トレイン酸及びオレイン酸)の血清レベルは、子
供が生まれそしてミルクを飲ませるのを開始して
から7日〜30日で徐々にかなり低下する。人乳で
も又は人工ミルクでも差異はない。これらの脂肪
酸の減少は、人乳又はヌクレオチドを添加した人
工ミルクを飲ませた幼児では量的に低い。 不飽和血清脂肪酸について言えば、プラズマリ
ノレート(plasma linoleate)のレベルはミルク
を飲ませ始めた後にかなりの増大を示すが、しか
しこの増大はヌクレオチドを添加していない人工
ミルクを飲ませた幼児では高い。他方、アラキド
ン酸の血清レベルは、人乳又はヌクレオチドを添
加した人工ミルクを飲ませた幼児ではそのまゝで
あり、そしてヌクレオチドを添加していない人工
ミルクを飲ませた幼児では低下する。更に、アラ
キドン酸/リノレン酸比及びトリエノイツク酸/
テトラエノイツク酸は、それぞれ、人乳及びヌク
レオチドを添加した人工ミルクを飲ませた幼児で
はかなり増大しそして減少する。 従つて、これらの結果は、人乳中に存在するヌ
クレオチドの重要な生理学的役割を示唆してい
る。これらのヌクレオチドは、血清脂肪酸に関連
する脂肪組成に、従つて気泡膜の構造及び透過性
に重要な影響を及ぼす。 このデータのすべてから、EPSGAN及びAAP
基準を満たすことの他に、質的且つ量的に人乳に
おけると同じ特定のヌクレオチドを含有する人工
ミルクを得るための組成物及び方法が考案され
た。 本発明の製品(人工ミルク)の目的は、それを
飲ませた幼児で得られる結果と完全に一致し、そ
して 人乳により近づけること、 幼児の腸内ミクロフロアを良好に調節するこ
と、 及び 母乳を飲ませた幼児で見られると同様の血清脂
肪酸パターンを定めること、 を挙げることができる。 本発明の人工ミルク組成物は、本発明の一部分
を構成する方法の結果として、2つの異なる態様
で即ちインスタント粉末製品として又は液体製品
として製造又は提供することができる。後者は通
常の態様で殺菌されそしてびん詰にされ、又はこ
れは超高温(UHT)で殺菌されそして無菌包装
される。 本発明の組成物及び方法を更によく理解するた
めに、用いる材料をそれらの状態調節(コンデイ
シヨニング)又は変性と一緒に記載する。 3.1%の脂肪及び8.2%の非脂肪固形分を含みそ
して抗生物質及びミルクに対する他の異物を含ま
ない牛乳。 電気透析によつて得られた65%のたん白質を含
む脱鉱物ホエー。 ヤシ油の精製から得られた中間鎖トリグリセリ
ド(MCT)30%、パーム油のオレイン酸留分19
%、トウモロコシ油26%及び大豆油25%によつて
構成される植物油の混合物。 ラクトース(薬剤的量)。 燐酸二カリウム。 クエン酸三カリウム。 アスコルビン酸ナトリウム。 ビタミン。 ヌクレオチド(AMP、CMP、GMP、IMP及
びUMP)。 鉱物(Fe、Mn、Cu、I)。 人工乳の主原料である牛乳は、その生物学的価
値及び消化性を向上させ且つそれを幼児の特別な
要求に対して好適にするために脱鉱物ホエー、植
物油、ラクトース、ビタミン、鉱物及びヌクレオ
チドの添加によつて変性される。 添加されたヌクレオチドは、母乳を飲ませた幼
児で見られると同様の腸内ミクロフロラ及び血清
脂肪酸パターンの発生を可能にする。EPSGAN
及びAAP基準によれば、カゼイン/ラクトアル
ブミン比は、人乳(40:60)と同様にするまでホ
エーの添加によつて調節される。ヌクレオチドを
添加した人工乳のたん白量は2.3g/100カロリー
である。 人乳の脂肪及び牛乳の脂肪を比較すると、前者
は、2つの基本的な利益、 高い吸収度、及び 必須脂肪酸(EFA)の高い含量、 を有する。 その結果、牛乳脂は、幼児の滋養物に用いると
きにはその吸収度及びそのEFA含量を増すこと
によつて変性されなければならない。 これらの基準により、本発明のヌクレオチド添
加人工ミルクにおける乳脂肪は、植物油、主に中
鎖のトリグリセリド(MCT)、ヤシ油、トウモロ
コシ油および大豆油の混合物を加えることによつ
て変性されている。 MCTを、夫々10%未満および20%未満濃度の
ステアリン酸およびパルミチン酸と一緒に存在さ
せると、本発明の人工ミルクは高い吸収度を示す
ようになる。また、ポリ不飽和脂肪酸に富むトウ
モロコシ油および大豆油を加えると、生成物は、
幼児の発育上重要なEFAが富化されるため高い
生物値を示すことになる。 本発明のヌクレオチド添加人工ミルクの脂肪含
量は5.5g/100カロリーであり、またリノール酸
含量は1.32g/100カロリーである。更に、炭水
化物含量は約7g/100mlで、その主成分はラク
トースである(EPSGAN規格)。無機質含量は人
乳のそれと同じで、K+/Na+比は3に等しく、
Ca/P比は1.9に等しい。 ヌクレオチドの存在は、既述した特殊な理由か
ら本発明製品の基本的特徴と認められる。ビタミ
ン含量は、幼児に、各種ビタミンの1日当りの最
小限摂取量を保証するという特性に適合する。同
様に、無機質含量は、幼児の標準的な発育ないし
成長に必要な微量成分の適切な摂取を保証する。 次表に、本発明に従つたヌクレオチド添加人工
ミルクの代表的な組成を示す: 表 水 分 2.5% たん白質 12.2% 脂 質 29.5% 糖 質 53.7% 無機塩 2.1% カロリー含量 530Kcal% 表 脂肪酸含量(脂肪100g当りのg数) 酪 酸 0.6% カプロン酸 0.5% カプリル酸 11.2% カプリン酸 7.6% ラウリン酸 1.1% ミリスチン酸 3.0% パルミチン酸 19.0% ステアリン酸 5.6% パルミトレイン酸 0.7% オレイン酸 24.2% リノレン酸 1.9% リノール酸 24.0% アラキドン酸 0.6% 表 無機塩含量 Ca 370mg P 190mg Na 175mg K 495mg Cl 330mg Mg 55mg Fe 6mg Zn 1.5mg Cu 0.3mg Mn 0.006mg I 0.03mg 表 ビタミン類(生成物100g当りの量) A 1600U.I. P3 300U.I. B1 0.40mg B2 0.45mg B6 0.20mg B12 1.1μg C 40mg E 5mg 葉 酸 45μg パントテン酸カルシウム 5.5mg ニコチンアミド 6.7mg ビオチン 1.5μg K1 60μg 【表】 ム塩
液状生成物の組成は、該生成物が、粉末状生成
物に相当する固形分13%を有する液体であること
を考慮するための粉末状生成物と同じである。 而して、液状ミルクのヌクレオチド組成は、
UMP4.4mg/、GMP1.9mg/、AMP1.7mg/
、CMP1.5mg/及びIMP0.6mg/である。 粉末形状のための製造方法は二つのよく分化さ
れた工程、すなわち粉末状生成物のベースを得る
第一工程と、該ベースを組成物の全ラクトースの
部分およびビタミン類とよく混ぜ合わせる第二工
程よりなる。得られた生成物は顆粒状にされ、イ
ンスタント用につくられて包装される。 粉末状生成物のための上記ベースは、諸成分を
溶解することにより全固形分11%の液状生成物か
ら取得される。 製造方法は次の如くである:塩分の低い水(10
%)にラクトース(2.66%)を高速撹拌機によつ
て溶かす。溶液のPHは、水酸化カリウムで7.5に
調整する。PHの調整は、本方法で基本的な工程で
ある。なぜなら、最終生成物の安定性がPHに依存
しており、而して他の方法により取得される別の
人工ミルクとは有意に異なる要素といえるからで
ある。 ラクトースの溶液は、りん酸カリウム(0.48
%)、くえん酸カリウム(0.02%)、アスコルビン
酸ナトリウム(0.03%)および無機質複合体
(0.00001%)を溶解させた水(48.1%)で予め希
釈せる脂肪3.2%、非脂肪固形分8.20%の牛乳
(34.25%)とよく混ぜ合わせられる。 この混合物において、ホエーは、液体混合物を
吸い込む高吸引性遠心ポンプのある循環路に斗
を連通させてなる特別な装置によつ散布される。
斗のすぐ下に置かれた管状チツプを介して、ベ
ンチユリ効果がもたらされ、かくしてホエーが漸
次導入されて、液状の乳白色混合物(牛乳、水、
ラクトースおよび無機質)とよく混ぜ合わされ
る。 上記装置を用いてホエーが分散溶融せしめられ
たなら、植物油の混合物(3.52%)を斗を通し
て加える。この場合、遠心ポンプは、高速均質化
用撹拌機を備えた槽内に生成物を引き入れ、その
ようにして乳化剤を加えずに植物油と液状生成物
の残部とを乳化させることができる。これは、今
日市販されている人工ミルクに往々みられる遊離
脂肪の全くない生成物を製造するのに不可欠な工
程である。 液体ベースを65℃にまで加熱し、200Kg/cm2
圧力で均質化したのち、これを95〜100℃低温殺
菌し、二重若しくは三重効用かんにより、全固形
分が45〜50%になるまで蒸気再圧縮を以て混合物
を蒸発させる。蒸発処理した生成物は、水平型又
は垂直型スプレードライヤー内で乾燥されるが、
その際脱水手段として熱気流を用いる。その結
果、本発明のヌクレオチド添加人工ミルクのベー
スが得られる。 ヌクレオチドは、低温殺菌し或は蒸発させたあ
とのベースに直ちに加えられる。これは、適切な
生成物を得るのに基本的な工程である。なぜな
ら、ヌクレオチドを原料乳に加えた場合該原料乳
のアルカリ性ホスフアターゼにより多量のヌクレ
オチドが破壊されるからである。 ヌクレオチドが加えられた粉末状ベースは、ラ
クトースおよびビタミン複合物と、夫々73%、
26.9%および0.1%の割合でよく混合せしめられ
る。この混合物はインスタント用につくられ、在
来の水平型トンネルでアグロメレートされる。こ
のように処理された生成物はそのまゝ包装に付さ
れる。 生成物を液体形状で取得する方法も上に記した
方法とほゞ同じで、唯一の相違点は、既述の如く
固形分の割合である。 くり返しの繁雑さを避けるために、液体形状の
生成物取得工程を以下に要約する: −ラクトース(5.5%)を水(20%)に溶かし、
PHを水酸化カリウムで7.5に調整、 −牛乳(30.60%)と、水(39.80%)、りん酸カ
リウム(0.10%)、くえん酸カリウム(0.02
%)、アスコルビン酸ナトリウム(0.03%)、ビ
タミン複合物および無機質類(0.013%)との
混合物を調製、 −上記ラクトース溶液と上記牛乳/水/ビタミ
ン/無機質分散体とを混合、 −得られた混合物に脱イオンホエー(1.10%)を
分散、 −このホエーを分散させたものに植物油混合物
(2.91%)を乳化、 −65℃に予備加熱し、200Kg/cm2で均質化したの
ち、135℃で15秒間殺菌し、次いで30℃にまで
冷却、 −殺菌したものに30℃でヌクレオチドを添加、 −高密度ポリエチレン製のびんに入れ、連続殺菌
塔内121℃で二度目の殺菌。 乳化した生成物はまた、UHT(150℃、2〜4
時間)で殺菌したのち無菌状態で包装することが
できた。この場合、ヌクレオチドは殺菌直前に加
えられる(粉末状生成物)か、或はホスフアター
ゼを不活性にすべく予備低温殺菌乳が用いられる
(液状生成物)。而して、殺菌は、再組成ないし植
物油の乳化後どの時点でも実施される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 牛乳、脱イオンホエー、植物油、ラクトー
    ス、りん酸二カリウム、くえん酸三カリウム、ア
    スコルビン酸ナトリウム、ビタミン類及び無機質
    を含み且つヌクレオチドすなわちAMP(アデノシ
    ン一りん酸)、CMP(シチジン一りん酸)、GMP
    (グアノシン一りん酸)、UMP(ウリジン一りん
    酸)及びIMP(イノシン一りん酸)のすべてを
    1:1:1:3:0.5のモル比で含む粉末ないし
    液体形状のヌクレオチド富化人工ミルクにして、
    粉末形状の場合前記ヌクレオチドが、AMP1.32
    mg/100g、CMP1.12mg/100g、GMP1.49mg/
    100g、UMP3.42mg/100g及びIMP0.45mg/100
    gの正確な量比で存在し、また液体形状の場合前
    記ヌクレオチドが、AMP1.7mg/、CMP1.5
    mg/、GMP1.9mg/、UMP4.4mg/及び
    IMP0.6mg/の正確な量比で存在するヌクレオ
    チド富化人工ミルク。 2 乾燥生成物100gにつき たんぱく質 12.2% 脂 質 29.5% ラクトース 53.7% 無機塩 2.1% 水 分 2.5% カロリー含量 530Kcal を含み、脂肪酸含量が脂肪100g当り 酪 酸 0.6% カプロン酸 0.5% カプリル酸 11.2% カプリン酸 7.6% ラウリン酸 1.1% ミリスチン酸 3.0% パルミンチン酸 19.0% ステアリン酸 5.6% パルミトレイン酸 0.7% オレイン酸 24.2% リノレン酸 1.9% リノール酸 24.0% アラキドン酸 0.6% であり、また乾燥生成物100gにつき人工ミルク
    の無機含量が Ca 370mg P 190mg Na 175mg K 495mg Cl 330mg Mg 55mg Fe 6mg Zn 1.5mg Cu 0.3mg Mn 0.006mg I 0.03mg であり、また乾燥生成物100gにつきビタミン含
    量が A 1600U.I. D3 300U.I. B1 0.40mg B2 0.45mg B6 0.20mg B12 1.1μg C 40mg E 5mg 葉 酸 45μg パントテン酸カルシウム 5.5mg ニコチンアミド 6.7mg ビオチン 15μg K1 60μg である、特許請求の範囲第1項記載のヌクレオチ
    ド富化人工ミルク。 3 牛乳、脱イオンホエー、植物油、ラクトー
    ス、りん酸二カリウム、くえん酸三カリウム、ア
    スコルビン酸ナトリウム、ビタミン類及び無機質
    を含み且つ下記ヌクレオチドすべてを下記正確な
    量比:AMP1.32mg/100g、CMP1.12mg/100g、
    GMP1.49mg/100g、UMP3.42mg/100g及び
    IMP0.45mg/100gで含む粉末形状ヌクレオチド
    富化人工ミルクの調製方法にして、 塩類含量の低い水にラクトースを高速撹拌機で
    溶かすことによりラクトース溶液を形成し、 得られた溶液を水酸化カリウムで7.5にPH調節
    し、 牛乳、水及び無機質の混合物を調製し、 該調製物に前記ラクトース溶液の一部分を混合
    し、 該混合物上に脱イオンホエーを散布し、而して
    該散布は漸次緩徐に行い、 植物油の混合物をホエー含有混合物に加えて該
    ホエー含有混合物中に植物油を乳化させ、 該植物油を含有する乳化混合物を予熱し、 該予熱した植物油含有混合物を加圧下で均質化
    し、低温殺菌し且つ蒸発させ、 この均質化し、低温殺菌し且つ蒸発させた混合
    物にヌクレオチドを加え、 該ヌクレオチドを含有する混合物をスプレー乾
    燥機により乾燥して乾燥ベースを得、 該乾燥ベースと前記ラクトースの残り部分とを
    混合し、そして このベースとラクトースとの混合物にビタミン
    類を加えて最終乾燥粉末生成物を得る方法。 4 特許請求の範囲第3項記載の粉末形状ヌクレ
    オチド富化人工ミルクの調製方法にして、乳化混
    合物を超高温(UHT)で殺菌し、このUHT殺
    菌工程の直後にヌクレオチドを添加し、次いで蒸
    発と、スプレー乾燥並びに、乾燥ベース、ラクト
    ース及びビタミン類の混合を行う方法。 5 牛乳、脱イオンホエー、植物油、ラクトー
    ス、りん酸二カリウム、くえん酸三カリウム、ア
    スコルビン酸ナトリウム、ビタミン類及び無機質
    を含み且つ下記ヌクレオチドすべてを下記正確な
    量比:AMP1.7mg/、CMP1.5mg/、
    GMP1.9mg/、UMP4.4mg/及びIMP0.6mg/
    で含む液体形状ヌクレオチド富化人工ミルクの
    調製方法にして、 ラクトースを水に溶かし且つ水酸化カリウムで
    PH調節することによりラクトース溶液を形成し、 牛乳、水、ビタミン類及び無機質の混合物を調
    製し、 該牛乳混合物を前記ラクトース溶液に混合し、 このラクトース溶液と牛乳混合物上に脱イオン
    ホエーを散布し、 該ホエー含有混合物に植物油混合物を加えて乳
    化させ、 該乳化混合物を予熱し且つ均質化した後、最初
    の殺菌及び冷却に付し、 該冷却した混合物にヌクレオチドを加え、 このヌクレオチド含有溶液を高密度ポリエチレ
    ン製びんにびん詰めし、 そして該びん詰めした溶液を第二の殺菌に付し
    て液体形状の最終生成物を得ることを含む方法。 6 特許請求の範囲第5項記載の液体形状ヌクレ
    オチド富化人工ミルクの調製方法にして、水、ラ
    クトース、ビタミン類及び無機質の混合物中に予
    備低温殺菌した牛乳を用い、次いで該混合物への
    ヌクレオチドの添加、脱イオンホエーの散布、植
    物油の混合、UHTでの殺菌並びに無菌包装を行
    うことを含む方法。
JP57199853A 1981-11-16 1982-11-16 ヌクレオチド添加人工ミルクとその製造方法 Granted JPS58216647A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
ES507187A ES507187A0 (es) 1981-11-16 1981-11-16 Procedimiento de obtencion de una leche humanizada adiciona-da de nucleotidos con destino a la alimentacion infantil.
ES507187 1981-11-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58216647A JPS58216647A (ja) 1983-12-16
JPH0335894B2 true JPH0335894B2 (ja) 1991-05-29

Family

ID=8483230

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57199853A Granted JPS58216647A (ja) 1981-11-16 1982-11-16 ヌクレオチド添加人工ミルクとその製造方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US4544559A (ja)
JP (1) JPS58216647A (ja)
DE (1) DE3242372A1 (ja)
ES (1) ES507187A0 (ja)
FR (1) FR2516355B1 (ja)
GB (1) GB2112623B (ja)
NL (1) NL8204447A (ja)
SE (1) SE457501B (ja)

Families Citing this family (61)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL8205030A (nl) * 1982-12-29 1984-07-16 Johannes Franciscus Laimboeck Voedingsmiddel-en met anti-carieswerking, alsmede werkwijze voor de bereiding daarvan.
NL8403433A (nl) * 1984-11-09 1986-06-02 Holland Melkunie Voedingssuppletiepreparaat op basis van melkbestanddelen.
JPS61224932A (ja) * 1985-03-30 1986-10-06 Agency Of Ind Science & Technol ガンマリノレン酸成分添加ミルク
JPH0669340B2 (ja) * 1986-01-31 1994-09-07 明治乳業株式会社 育児用調製粉乳の製造法
AU769645B2 (en) * 1987-05-29 2004-01-29 Abbott Laboratories Nourishing products enriched with nucleosides and/or nucleotides for infants and adults and processes for their preparation
ES2007350A6 (es) * 1987-05-29 1989-06-16 Ganadera Union Ind Agro Productos alimenticios enriquecidos con nucleosidos yno nucleotidos para la nutricion infantil y de adultos, y procedimiento para su preparacion.
US5795611A (en) * 1989-12-20 1998-08-18 Slattery; Charles W. Human infant formulas containing recombinant human alpha-lactalbumin and beta-casein
ES2033193B1 (es) * 1990-10-30 1994-01-16 Ganadera Union Ind Agro Mezcla grasa para nutricion infantil y de adultos.
BR9205526A (pt) * 1991-01-24 1994-04-19 Martek Corp Sociedade Norte Am Misturas de oleos microbianos e usos dos mesmos
FR2699370B1 (fr) * 1992-12-17 1995-01-13 Cedilac Sa Procédé pour la fabrication d'un lait infantile liquide prêt à l'emploi longue conservation et anti-régurgitation, et lait ainsi obtenu.
US5602109A (en) * 1994-01-10 1997-02-11 Abbott Laboratories Method to enhance the immune system of a human
US5492899A (en) * 1994-01-10 1996-02-20 Abbott Laboratories Infant nutritional formula with ribo-nucleotides
US5700590A (en) * 1994-01-10 1997-12-23 Abbott Laboratories Nutritional formula with ribo-nucleotides
US5488039A (en) * 1994-01-10 1996-01-30 Abbott Laboratories Method for the production of an enteral formula containing ribo-nucleotides
US6136858A (en) 1994-01-10 2000-10-24 Abbott Laboratories Infant formula and methods of improving infant stool patterns
US20030026782A1 (en) 1995-02-07 2003-02-06 Arthur M. Krieg Immunomodulatory oligonucleotides
US6207646B1 (en) 1994-07-15 2001-03-27 University Of Iowa Research Foundation Immunostimulatory nucleic acid molecules
ATE193636T1 (de) * 1996-09-24 2000-06-15 Nestle Sa Milchaustauschprodukt und verfahren zu dessen herstellung
DE69932717T2 (de) 1998-05-22 2007-08-09 Ottawa Health Research Institute, Ottawa Methoden und produkte zur induzierung mukosaler immunität
US6787348B1 (en) * 1998-08-26 2004-09-07 Chr. Hansen Liquid starter cultures having improved storage stability and use thereof
ES2337322T3 (es) 1998-12-23 2010-04-22 Mount Sinai School Of Medicine Of New York University Inhibidores de la respuesta al sabor amargo.
US6120814A (en) * 1999-02-22 2000-09-19 Nature's One, Inc. Organic nutritional formula
EP1038951A1 (en) * 1999-03-23 2000-09-27 Societe Des Produits Nestle S.A. Synthetic medium for cultivating lactobacillus and/or bifidobacteria
US6977245B2 (en) 1999-04-12 2005-12-20 The United States Of America As Represented By The Department Of Health And Human Services Oligodeoxynucleotide and its use to induce an immune response
EP1048215B2 (en) * 1999-04-30 2008-07-23 Societe Des Produits Nestle S.A. Enhanced growth of lactic acid bacteria in milk
US7314716B2 (en) * 1999-11-19 2008-01-01 Mount Sinai School Of Medicine Gustducin γ subunit materials and methods
EP1322655B1 (en) * 2000-01-14 2007-11-14 The Government of the United States of America, as represented by the Secretary of the Department of Health and Human Services Oligodeoxynucleotide and its use to induce an immune response
US6511696B2 (en) 2000-12-13 2003-01-28 Novartis Nutrition Ag Infant formula with free amino acids and nucleotides
GB2383515B (en) * 2001-02-13 2005-08-03 Lakeland Dairy Proc Ltd Process for producing a fat-filled milk powder
EP1572871A4 (en) * 2001-04-20 2007-11-14 Sinai School Medicine T1R3, A NEW TASTE RECEPTOR
US7803982B2 (en) 2001-04-20 2010-09-28 The Mount Sinai School Of Medicine Of New York University T1R3 transgenic animals, cells and related methods
US6942874B2 (en) * 2001-05-25 2005-09-13 Linguagen Corp. Nucleotide compounds that block the bitter taste of oral compositions
US20040192638A1 (en) * 2001-07-02 2004-09-30 Oaks John A. Method and composition for prolonging the residence time of drugs in the gut
CA2451360A1 (en) * 2001-07-02 2003-01-16 Wisconsin Alumni Research Foundation Method and composition for prolonging the residence time of drugs in the gut
US7666674B2 (en) 2001-07-27 2010-02-23 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Department Of Health And Human Services Use of sterically stabilized cationic liposomes to efficiently deliver CPG oligonucleotides in vivo
US7354909B2 (en) 2001-08-14 2008-04-08 The United States Of America As Represented By Secretary Of The Department Of Health And Human Services Method for rapid generation of mature dendritic cells
NL1019368C2 (nl) * 2001-11-14 2003-05-20 Nutricia Nv Preparaat voor het verbeteren van receptorwerking.
AU2002366710A1 (en) 2001-12-20 2003-07-09 The Government Of The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Department Of USE OF CpG OLIGODEOXYNUCLEOTIDES TO INDUCE ANGIOGENESIS
US8466116B2 (en) 2001-12-20 2013-06-18 The Unites States Of America As Represented By The Secretary Of The Department Of Health And Human Services Use of CpG oligodeoxynucleotides to induce epithelial cell growth
US20030166866A1 (en) * 2002-01-28 2003-09-04 Land O' Lakes, Inc. Method of processing a proteinaceous material to recover K-casein macropeptide and polymers of a-lactalbumin and B-lactoglobulin
BR0309127A (pt) * 2002-04-09 2005-02-01 Otsuka Pharma Co Ltd Composição para proliferação de células
US7326424B2 (en) * 2002-06-19 2008-02-05 Can Technologies, Inc. Animal feed composition
US8263091B2 (en) 2002-09-18 2012-09-11 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Department Of Health And Human Services Method of treating and preventing infections in immunocompromised subjects with immunostimulatory CpG oligonucleotides
OA13141A (en) * 2002-10-10 2006-12-13 Wyeth Corp Infant formula containing nucleotides.
CN1829452B (zh) * 2003-06-23 2012-02-29 雀巢技术公司 婴儿或较大婴儿配方代乳品
CA2541584C (en) * 2003-10-08 2013-02-26 Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. Composition for promoting collagen production comprising a purine nucleic acid-related substance and a pyrimidine nucleic acid-related substance
WO2005072683A1 (en) * 2004-01-21 2005-08-11 3M Innovative Properties Company Dental compositions and kits containing bitterness inhibitors, and related methods
US7156911B2 (en) 2004-05-17 2007-01-02 3M Innovative Properties Company Dental compositions containing nanofillers and related methods
US7649029B2 (en) * 2004-05-17 2010-01-19 3M Innovative Properties Company Dental compositions containing nanozirconia fillers
DE602005025510D1 (de) * 2004-09-09 2011-02-03 Nestec Sa Herstellungsmethoden für nahrungsmittel mit verbesserter qualität
US20070114476A1 (en) * 2005-11-04 2007-05-24 Williams Christopher P Low radiocarbon nucleotide and amino acid dietary supplements
PL1800675T4 (pl) 2005-12-23 2012-02-29 Nutricia Nv Kompozycja zawierająca wielonienasycone kwasy tłuszczowe, białka, mangan, i/lub molibden oraz nukleozydy/nukleotydy do leczenia otępienia
US20080089981A1 (en) * 2006-10-17 2008-04-17 N.V. Nutricia Ketogenic diet
EP2158462A4 (en) 2007-05-03 2010-05-05 Radiocarb Genetics Inc FOOD SUPPLEMENTS WITH LITTLE RADIO CARBON AND MANUFACTURING METHOD THEREFOR
DE102008020429B4 (de) * 2008-04-24 2012-02-02 Südzucker AG Mannheim/Ochsenfurt Verfahren zur Elektroporation von Rübenschnitzeln und Vorrichtung zur Durchführung dieses Verfahrens
US8498729B2 (en) 2008-08-29 2013-07-30 Smp Logic Systems Llc Manufacturing execution system for use in manufacturing baby formula
JP5335601B2 (ja) * 2009-07-30 2013-11-06 ビーンスターク・スノー株式会社 栄養組成物
CN102481009A (zh) * 2009-08-13 2012-05-30 雀巢产品技术援助有限公司 包含外源性核苷酸的营养组合物
US8183227B1 (en) 2011-07-07 2012-05-22 Chemo S. A. France Compositions, kits and methods for nutrition supplementation
WO2013012313A1 (en) 2011-07-18 2013-01-24 N.V. Nutricia Use of a nucleotide for improving the heat stability of an aqueous micellar casein composition
US8168611B1 (en) 2011-09-29 2012-05-01 Chemo S.A. France Compositions, kits and methods for nutrition supplementation

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS553721A (en) * 1978-06-21 1980-01-11 Morinaga Milk Ind Co Ltd Production of powder of colostrum

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3231385A (en) * 1960-12-29 1966-01-25 Takeda Chemical Industries Ltd Dairy products
DE1214075B (de) * 1960-12-29 1966-04-07 Takeda Chemical Industries Ltd Verfahren zur Herstellung eines verbesserten Kindernaehrmittels auf Kuhmilchgrundlage
US3201256A (en) * 1963-04-10 1965-08-17 American Home Prod Method of preparing liquid infant formula
NL6403541A (ja) * 1963-04-10 1964-10-12
US3320072A (en) * 1963-12-13 1967-05-16 American Home Prod Infant's formula made with electrodialyzed milk
GB1132322A (en) * 1965-10-18 1968-10-30 Yamasa Shoyu Kk Nutrient-fortified foods and animal feeds and methods of producing and using the same
DE1692291C3 (de) * 1966-12-16 1979-09-06 Allgaeuer Alpenmilch Ag, 8000 Muenchen Verfahren zur Herstellung einer flüssigen sterilen Säuglingsnahrung auf SüBmUchbasis
US3901979A (en) * 1971-08-30 1975-08-26 Morinaga Milk Industry Co Ltd Process for preparing a low sodium infant formula mixture
CH621048A5 (ja) * 1977-04-27 1981-01-15 Nestle Sa

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS553721A (en) * 1978-06-21 1980-01-11 Morinaga Milk Ind Co Ltd Production of powder of colostrum

Also Published As

Publication number Publication date
ES8301593A1 (es) 1983-01-01
US4544559A (en) 1985-10-01
GB2112623A (en) 1983-07-27
NL8204447A (nl) 1983-06-16
SE8206446L (sv) 1983-05-17
SE457501B (sv) 1989-01-09
FR2516355B1 (fr) 1987-07-10
SE8206446D0 (sv) 1982-11-12
JPS58216647A (ja) 1983-12-16
FR2516355A1 (fr) 1983-05-20
DE3242372A1 (de) 1983-07-14
GB2112623B (en) 1985-07-17
ES507187A0 (es) 1983-01-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0335894B2 (ja)
US6451584B2 (en) Lactobacillus bifidus growth promoting composition and use thereof
CA1338427C (en) Nourishing products enriched with nucleosides and/or nucleotides for infants and adults and processes for their preparation
RU2405351C2 (ru) Молочная смесь для грудных детей
DE60012524T2 (de) Verfahren zur herstellung eines milchproduktes mit immunstimulierender wirkung und dessen verwendung
US20060246146A1 (en) Method of increasing the salivary sialic acid content in a mammal
EP0705539B1 (en) A food for pregnant and lactating women
EP1549158B1 (en) Infant formula containing nucleotides
JPH10225263A (ja) 鉄分を強化した発酵乳およびその製造方法
JP3173859B2 (ja) 液状または流動状の食品
US2710806A (en) Food compositions
JP2706277B2 (ja) 食品とその製造方法
CN109258815A (zh) 一种复合益生菌乳糖酶调制乳粉
US2697663A (en) Infant feeding compositions
JPH1070954A (ja) 乳幼児用乳糖含有食品組成物
EP0915668B1 (en) Drinkable, acid nutrient composition with long shelf life and health-promoting action
Heine et al. LACTOSE AND PROTEIN ABSORPTION FROM BREAST MILK AND COW'S MILK PREPARATIONS AND ITS INFLUENCE ON THE INTESTINAL FLORA Investigations on two Infants with an Artificial Anus
Hazra et al. Nutritive value and health benefit of fermented milks
KR20120007262A (ko) 유청분말과 혼합탈지분유의 가수분해물 및 베타카제인을 함유한 영유아용 조제유 조성물 및 조제유
LT4266B (en) Milk product enriched with ground eggshell
US2708165A (en) Food compositions
JP3789146B2 (ja) オリゴ糖含有栄養組成物
SU1329743A1 (ru) Композици дл производства молочного продукта дл детского и диетического питани
Novhorodska Sour milk drink with prebiotic properties
EP3897213B1 (en) Protein compositions with high isoelectric proteins