JPH0335512Y2 - - Google Patents
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- JPH0335512Y2 JPH0335512Y2 JP1986152499U JP15249986U JPH0335512Y2 JP H0335512 Y2 JPH0335512 Y2 JP H0335512Y2 JP 1986152499 U JP1986152499 U JP 1986152499U JP 15249986 U JP15249986 U JP 15249986U JP H0335512 Y2 JPH0335512 Y2 JP H0335512Y2
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- dust collection
- work table
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- collection duct
- duct
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Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は、レーザ加工装置、プラズマ加工装置
等の熱切断加工装置に係り、さらに詳細には、箱
状のワークテーブル内に進入せしめて設けた集塵
ダクトとワークテーブルとの間にワークが介在す
ることによる不都合を防止し得る熱切断装置に関
する。
等の熱切断加工装置に係り、さらに詳細には、箱
状のワークテーブル内に進入せしめて設けた集塵
ダクトとワークテーブルとの間にワークが介在す
ることによる不都合を防止し得る熱切断装置に関
する。
従来、例えば、熱切断加工装置の1例としての
レーザ加工装置においては、レーザビーム照射用
の加工ヘツドの下方位置で水平移動する箱状のワ
ークテーブルの上部に適宜の間隔てせ複数配設し
た例えば桟状のワーク支持部材上に、ワークを水
平に載置し、そのワークをレーザビームで熱切断
を行つている。
レーザ加工装置においては、レーザビーム照射用
の加工ヘツドの下方位置で水平移動する箱状のワ
ークテーブルの上部に適宜の間隔てせ複数配設し
た例えば桟状のワーク支持部材上に、ワークを水
平に載置し、そのワークをレーザビームで熱切断
を行つている。
上記構成のごとき熱切断加工装置においては、
集塵ダクトを設けるとしても、ワークテーブルが
移動するために、効率の良い集塵作用は期待でき
ないものであつた。
集塵ダクトを設けるとしても、ワークテーブルが
移動するために、効率の良い集塵作用は期待でき
ないものであつた。
そこで出願人は、加工ヘツドの下方位置で、か
つワークの加工装置に近接して集塵作用を行うべ
く、箱状のワークテーブル内へ側方から集塵ダク
トを進入せしめた形式の熱切断加工装置を開発し
ている。
つワークの加工装置に近接して集塵作用を行うべ
く、箱状のワークテーブル内へ側方から集塵ダク
トを進入せしめた形式の熱切断加工装置を開発し
ている。
この開発中の熱切断加工装置においては、前記
集塵ダクトが片持式に支持されているために、切
断されたワークが大きく、前記集塵ダクトに寄掛
るようにして落着き、その後、にワークテーブル
が移動すると、ワークテーブルと集塵ダクトとの
間に挟まれた態様となり、ワーク、集塵ダクト等
を変形せしめる虞れがあつた。
集塵ダクトが片持式に支持されているために、切
断されたワークが大きく、前記集塵ダクトに寄掛
るようにして落着き、その後、にワークテーブル
が移動すると、ワークテーブルと集塵ダクトとの
間に挟まれた態様となり、ワーク、集塵ダクト等
を変形せしめる虞れがあつた。
本考案は、このような問題点に鑑みてなされた
もので、熱切断加工したワークが箱状のワークテ
ーブルの底部に確実に落下しない状態で、ワーク
テーブルを、移動させたとき、ワークがワークテ
ーブルと集塵ダクトに挟まれたことを検知し、ワ
ーク、集塵ダクト等の変形及び損傷を防止できる
ようにした熱切断加工装置を提供することを目的
とする。
もので、熱切断加工したワークが箱状のワークテ
ーブルの底部に確実に落下しない状態で、ワーク
テーブルを、移動させたとき、ワークがワークテ
ーブルと集塵ダクトに挟まれたことを検知し、ワ
ーク、集塵ダクト等の変形及び損傷を防止できる
ようにした熱切断加工装置を提供することを目的
とする。
上記目的を達成するために、本考案は、X軸、
Y軸方向へ移動自在なワークテーブルの上方位置
に、上記ワークテーブルに支持されたワークの熱
切断加工を行なう加工ヘツドを配置してなり、か
つ上記熱切断加工時に生じるスパツタやガスの吸
引作用を行なう集塵ダクトを熱切断加工装置の壁
部に支持して設けると共に、上記集塵ダクトの先
端部を前記ワークテーブル内に挿入しかつ前記加
工ヘツドの下方位置に配置してなる熱切断加工装
置にして、前記壁部に対して前記集塵ダクトを長
手方向へ移動可能かつ長手方向に対して交差する
方向へ移動可能に支承して設け、熱切断加工によ
り前記ワークから切断分離されて落下した切断片
が上記集塵ダクトに作用して、集塵ダクトが前記
壁部に対して前記長手方向あるいは前記交差する
方向へ変位されたことを検出する変位検知装置を
設けてなるものである。
Y軸方向へ移動自在なワークテーブルの上方位置
に、上記ワークテーブルに支持されたワークの熱
切断加工を行なう加工ヘツドを配置してなり、か
つ上記熱切断加工時に生じるスパツタやガスの吸
引作用を行なう集塵ダクトを熱切断加工装置の壁
部に支持して設けると共に、上記集塵ダクトの先
端部を前記ワークテーブル内に挿入しかつ前記加
工ヘツドの下方位置に配置してなる熱切断加工装
置にして、前記壁部に対して前記集塵ダクトを長
手方向へ移動可能かつ長手方向に対して交差する
方向へ移動可能に支承して設け、熱切断加工によ
り前記ワークから切断分離されて落下した切断片
が上記集塵ダクトに作用して、集塵ダクトが前記
壁部に対して前記長手方向あるいは前記交差する
方向へ変位されたことを検出する変位検知装置を
設けてなるものである。
先ず、第1図乃至第4図に基づいて、熱切断加
工装置の1例としてのレーザ加工装置の概略構造
を説明する。
工装置の1例としてのレーザ加工装置の概略構造
を説明する。
レーザ加工装置におけるベース1の上部一側に
はレーザビームを発振するレーザ発振装置3が設
けてある。このレーザ発振装置3には、後述する
ワークテーブル上に載置したワークWにレーザビ
ームを照射する加工ヘツド5が適宜に接続されて
いる。
はレーザビームを発振するレーザ発振装置3が設
けてある。このレーザ発振装置3には、後述する
ワークテーブル上に載置したワークWにレーザビ
ームを照射する加工ヘツド5が適宜に接続されて
いる。
前記ベース1にはX軸ガイドレール7が水平に
取付けてある。このX軸ガイドレール7上には、
X軸キヤリツジ9が移動自在に支承されている。
取付けてある。このX軸ガイドレール7上には、
X軸キヤリツジ9が移動自在に支承されている。
前記X軸キヤリツジ9の上部には、X軸ガイド
レール7と直行する方向に水平に延伸したY軸ガ
イドレール11が取付けてある。このY軸ガイド
レール11には、前記ワークWを支持する箱状の
ワークテーブル13が移動自在に支承されてい
る。
レール7と直行する方向に水平に延伸したY軸ガ
イドレール11が取付けてある。このY軸ガイド
レール11には、前記ワークWを支持する箱状の
ワークテーブル13が移動自在に支承されてい
る。
第2図〜第3図に示されるように、前記ワーク
テーブル13のテーブル本体15は上部を開口し
た態様の箱形状をしており、底部15aにはY軸
方向に各々引出すことのできる製品取出し用引出
し17が設けてある。さらに、前記テーブル本体
15の上部にはX軸方向に延伸した適数本の桟1
9がY軸方向に間隔を保持して互に平行に配設し
てある。前記各桟19上にはX軸方向に所定の間
隔で先端円錐状のワーク支持柱21が複数本立設
してある。
テーブル13のテーブル本体15は上部を開口し
た態様の箱形状をしており、底部15aにはY軸
方向に各々引出すことのできる製品取出し用引出
し17が設けてある。さらに、前記テーブル本体
15の上部にはX軸方向に延伸した適数本の桟1
9がY軸方向に間隔を保持して互に平行に配設し
てある。前記各桟19上にはX軸方向に所定の間
隔で先端円錐状のワーク支持柱21が複数本立設
してある。
前記ベース1の第1図の一側面には、前記レー
ザ発振装置3と、前記X軸キヤリツジ9及び前記
ワークテーブル13を移動駆動するサーボモータ
(図示省略)と、の動作制御を行うNC装置23
が設けてある。
ザ発振装置3と、前記X軸キヤリツジ9及び前記
ワークテーブル13を移動駆動するサーボモータ
(図示省略)と、の動作制御を行うNC装置23
が設けてある。
レーザ発振装置3の垂直壁1a(第1図参照)
には、後に詳細に説明する変位検知装置25(第
5図、第6図に図示)が設けてあり、その変位検
知装置25にはワーク加工時に発生するスパツタ
やガスを吸引するための集塵ダクト27がX軸方
向に貫通している。
には、後に詳細に説明する変位検知装置25(第
5図、第6図に図示)が設けてあり、その変位検
知装置25にはワーク加工時に発生するスパツタ
やガスを吸引するための集塵ダクト27がX軸方
向に貫通している。
その集塵ダクト27は、断面長方形の筒状をし
ており、その先端部(第3図においてX2側)は、
テーブル本体15の側壁15bに形成されたY軸
方向に細長い長孔29(第4図)を経て、ワーク
テーブル13内に進入し、前記桟19と、テーブ
ル本体15の底部15aとの間に位置している。
又、その基部側はレーザ加工装置に備えられた集
塵装置(図示省略)に設けた後述する蛇腹(第1
図乃至第4図には図示省略)に接続されている。
さらに、その集塵ダクト27は、X軸キヤリツジ
9に立設した支柱31に設けられたローラ33に
よつて下から支持されている。
ており、その先端部(第3図においてX2側)は、
テーブル本体15の側壁15bに形成されたY軸
方向に細長い長孔29(第4図)を経て、ワーク
テーブル13内に進入し、前記桟19と、テーブ
ル本体15の底部15aとの間に位置している。
又、その基部側はレーザ加工装置に備えられた集
塵装置(図示省略)に設けた後述する蛇腹(第1
図乃至第4図には図示省略)に接続されている。
さらに、その集塵ダクト27は、X軸キヤリツジ
9に立設した支柱31に設けられたローラ33に
よつて下から支持されている。
上記構成において、ワークテーブル13上のワ
ークテーブル支持柱21にワークWを載置した
後、NC装置23の制御により加工ヘツド5から
レーザビームをワークWに照射しながら、ワーク
テーブル13をY,X軸方向に移動することによ
りそのワークWの熱切断加工が行なわれる。
ークテーブル支持柱21にワークWを載置した
後、NC装置23の制御により加工ヘツド5から
レーザビームをワークWに照射しながら、ワーク
テーブル13をY,X軸方向に移動することによ
りそのワークWの熱切断加工が行なわれる。
熱切断加工の際、発生するスパツタやガス等
は、集塵ダクト27を介して集塵装置により吸引
除去される。
は、集塵ダクト27を介して集塵装置により吸引
除去される。
次に、集塵ダクト27の変位を検知する変位検
知装置25の構造を平面図である第5図、側面図
である第6図に基づいてさらに詳細に説明する。
知装置25の構造を平面図である第5図、側面図
である第6図に基づいてさらに詳細に説明する。
前記垂直壁1aに穿設した孔35には、断面長
方形で筒状をした支持体37が、垂直壁1aに水
平かつX軸方向に延伸して設けてある。その支持
体37には前記集塵ダクト27の基部が貫通して
いる。集塵ダクト27の基部端部は蛇腹39に接
続してある。その蛇腹39は集塵装置(図示省
略)に設けた固定ダクト41に接続してある。
方形で筒状をした支持体37が、垂直壁1aに水
平かつX軸方向に延伸して設けてある。その支持
体37には前記集塵ダクト27の基部が貫通して
いる。集塵ダクト27の基部端部は蛇腹39に接
続してある。その蛇腹39は集塵装置(図示省
略)に設けた固定ダクト41に接続してある。
支持体37と対応する、集塵ダクト27の上面
と、側面とには、集塵ダクト27を補強する上面
補強板43と側面補強板45とが取付けてある。
と、側面とには、集塵ダクト27を補強する上面
補強板43と側面補強板45とが取付けてある。
支持体37の上面には、リミツトスイツチ47
が板材を直角に折曲げて形成した取付け金具49
によつて取付けてある。
が板材を直角に折曲げて形成した取付け金具49
によつて取付けてある。
前記集塵ダクト27の上面に取付けてある上面
補強板43の蛇腹39側端部には、前記リミツト
スイツチ47に対抗する位置まで延長した作動片
51が設けてある。
補強板43の蛇腹39側端部には、前記リミツト
スイツチ47に対抗する位置まで延長した作動片
51が設けてある。
前記側面補強板45と、支持体37の一側面3
7a(第5図においてY2側)とには、集塵ダクト
27を支持体37の他側面37b(第5図におい
てY1側)に押圧する第1及び第2の押圧装置5
3a,53bがX軸方向に適宜の距離離間して設
けてある。
7a(第5図においてY2側)とには、集塵ダクト
27を支持体37の他側面37b(第5図におい
てY1側)に押圧する第1及び第2の押圧装置5
3a,53bがX軸方向に適宜の距離離間して設
けてある。
前記、第1及び第2の押圧装置53a,53b
は同一構成であるので、第1押圧装置53aのみ
を説明する。尚、同一機能を奏する構成部材に対
して、第1押圧装置においてはa、第2押圧装置
においてはbの補助符号を参照番号に付ける。
は同一構成であるので、第1押圧装置53aのみ
を説明する。尚、同一機能を奏する構成部材に対
して、第1押圧装置においてはa、第2押圧装置
においてはbの補助符号を参照番号に付ける。
前記側面補強板45が第1、第2の押圧装置5
3a,53bに対応した位置には円錐状の窪部5
5aが形成してある。支持体37の一側面37a
上には前記窪部55aと対応して孔57aが穿設
してある。その孔57aには円筒状の筒部材59
aがY2方向に延伸して設けてある。
3a,53bに対応した位置には円錐状の窪部5
5aが形成してある。支持体37の一側面37a
上には前記窪部55aと対応して孔57aが穿設
してある。その孔57aには円筒状の筒部材59
aがY2方向に延伸して設けてある。
その筒部材59aの端部には調節ねじ61aが
螺合している。又、筒部材59aの内部には、一
端が前記調節ねじ61aの先端に当節するコイル
スプリング63aが嵌入してある。そのスプリン
グ63aの他端と前記窪部55aとの間には、前
記孔57aと、筒部材59a内とに臨んでいる鋼
球65aが介在する。その鋼球65aは前記スプ
リング63aにより常時窪部55aに係合するよ
うに押圧されている。その押圧力は、集塵ダクト
27を第2図、第5図のY1方向に平行移動させ、
集塵ダクト27の一側面27a(第5図において
Y1側)を支持体37の他側面37bに押圧し、
側面補強板45と、支持体37の一側面37aと
の間に隙間Aを生ぜしめている。
螺合している。又、筒部材59aの内部には、一
端が前記調節ねじ61aの先端に当節するコイル
スプリング63aが嵌入してある。そのスプリン
グ63aの他端と前記窪部55aとの間には、前
記孔57aと、筒部材59a内とに臨んでいる鋼
球65aが介在する。その鋼球65aは前記スプ
リング63aにより常時窪部55aに係合するよ
うに押圧されている。その押圧力は、集塵ダクト
27を第2図、第5図のY1方向に平行移動させ、
集塵ダクト27の一側面27a(第5図において
Y1側)を支持体37の他側面37bに押圧し、
側面補強板45と、支持体37の一側面37aと
の間に隙間Aを生ぜしめている。
前記押圧力は、調節ねじ61a,61bを筒部
材59a,59bに対して出没させて、スプリン
グ63a,63bの圧縮長さを可変することによ
り、調節できる。
材59a,59bに対して出没させて、スプリン
グ63a,63bの圧縮長さを可変することによ
り、調節できる。
上記構成において、熱切断加工が行われたワー
ク(この場合は、ワークWから切断分離された切
断片を意味する)がテーブル本体15の底部15
aに倒れるように落下した場合は、ワークテーブ
ル13は何等支承なく移動し、集塵ダクト27に
何等外力が作用しない。
ク(この場合は、ワークWから切断分離された切
断片を意味する)がテーブル本体15の底部15
aに倒れるように落下した場合は、ワークテーブ
ル13は何等支承なく移動し、集塵ダクト27に
何等外力が作用しない。
したがつて、第5図に示すように第1、第2の
押圧装置53a,53bにより前記隙間Aを有し
て集塵ダクト27の一側面27aが支持体37の
他側面37bに圧接された状態が保持されている
ので、リミツトスイツチ47と作動片51との相
対位置関係に何等変化が生じること無くリミツト
スイツチ47は作動しない。
押圧装置53a,53bにより前記隙間Aを有し
て集塵ダクト27の一側面27aが支持体37の
他側面37bに圧接された状態が保持されている
ので、リミツトスイツチ47と作動片51との相
対位置関係に何等変化が生じること無くリミツト
スイツチ47は作動しない。
次に、熱切断加工の行われたワーク(この場合
は、ワークWから切断分離された切断片を意味す
る)が大きい場合、ワークテーブル13内の落下
し、第2図と第4図中Waとして図示したように
集塵ダクト25にY軸のY1方向に寄掛り、且つ
ワークWaの一部分が桟19の間に位置した状態
に落着くことがある。このような状態で、ワーク
テーブル13を第2図、第4図において、Y1方
向に移動させると、ワークWaが桟19と集塵ダ
クト27との間に挟まれ、集塵ダクト27には第
2図、第4図、第7図においてY1方向の外力F1
が加わる。
は、ワークWから切断分離された切断片を意味す
る)が大きい場合、ワークテーブル13内の落下
し、第2図と第4図中Waとして図示したように
集塵ダクト25にY軸のY1方向に寄掛り、且つ
ワークWaの一部分が桟19の間に位置した状態
に落着くことがある。このような状態で、ワーク
テーブル13を第2図、第4図において、Y1方
向に移動させると、ワークWaが桟19と集塵ダ
クト27との間に挟まれ、集塵ダクト27には第
2図、第4図、第7図においてY1方向の外力F1
が加わる。
外力F1を受けた集塵ダクト27は支持体37
の他側面37bの左端(第7図においてX2側)
37cを中心として、主としてスプリング63b
に抗し、時計方向に回動する。その際、鋼球65
bが窪部55bより多少押圧された状態になる。
の他側面37bの左端(第7図においてX2側)
37cを中心として、主としてスプリング63b
に抗し、時計方向に回動する。その際、鋼球65
bが窪部55bより多少押圧された状態になる。
この結果、集塵ダクト27と一体の作動片51
が、リミツトスイツチ47から離れる方向に回動
するので、そのスイツチ47が作動し、集塵ダク
ト25に外力F1が作用したことが検知され、NC
装置23の制御によるワークテーブル13の移動
が停止する。
が、リミツトスイツチ47から離れる方向に回動
するので、そのスイツチ47が作動し、集塵ダク
ト25に外力F1が作用したことが検知され、NC
装置23の制御によるワークテーブル13の移動
が停止する。
この状態は、ワークWaを除去すると、スプリ
ング63bによつて鋼球65bが窪部55b内に
強制的に係合させられるので集塵ダクト27は反
時計方向に回動して第5図のもとの状態にもど
る。
ング63bによつて鋼球65bが窪部55b内に
強制的に係合させられるので集塵ダクト27は反
時計方向に回動して第5図のもとの状態にもど
る。
次に、熱切断加工の行われたワーク(この場合
は、ワークWから切断分離された切断片を意味す
る)が大きい場合、ワークテーブル内の落下し、
第2図と第4図中Wbとして図示したように集塵
ダクト27にY軸のY2方向に寄掛り、かつワー
クWbの一部分が桟19の間に位置した状態に落
着くことがある。このような状態で、ワークテー
ブル13を第2図、第4図において、Y2方向に
移動させると、ワークWbが桟19と集塵ダクト
27との間に挟まれ、集塵ダクト27には第2
図、第4図、第8図においてY2方向の外力F2が
加わる。
は、ワークWから切断分離された切断片を意味す
る)が大きい場合、ワークテーブル内の落下し、
第2図と第4図中Wbとして図示したように集塵
ダクト27にY軸のY2方向に寄掛り、かつワー
クWbの一部分が桟19の間に位置した状態に落
着くことがある。このような状態で、ワークテー
ブル13を第2図、第4図において、Y2方向に
移動させると、ワークWbが桟19と集塵ダクト
27との間に挟まれ、集塵ダクト27には第2
図、第4図、第8図においてY2方向の外力F2が
加わる。
外力F2を受けた集塵ダクト27は支持体37
の他側面37bの右端(第8図においてX1側)
37dを中心として、主としてスプリング63a
に抗し、反時計方向に回動する。その際、鋼球6
5aは窪部55aより多少押圧された状態にな
る。
の他側面37bの右端(第8図においてX1側)
37dを中心として、主としてスプリング63a
に抗し、反時計方向に回動する。その際、鋼球6
5aは窪部55aより多少押圧された状態にな
る。
この結果、集塵ダクト27と一体の作動片51
が、リミツトスイツチ47から離れる方向に回動
するので、そのスイツチ47が作動し、集塵ダク
ト25に外力F2が作用したことが検知され、NC
装置23の制御によるワークテーブル13の移動
が停止する。
が、リミツトスイツチ47から離れる方向に回動
するので、そのスイツチ47が作動し、集塵ダク
ト25に外力F2が作用したことが検知され、NC
装置23の制御によるワークテーブル13の移動
が停止する。
この状態は、ワークテーブルWbを除去する
と、スプリング63aによつて、鋼球65aが窪
部55a内に強制的に係合させられるので,集塵
ダクト27は時計方向に回動して第5図のもとの
状態にもどる。
と、スプリング63aによつて、鋼球65aが窪
部55a内に強制的に係合させられるので,集塵
ダクト27は時計方向に回動して第5図のもとの
状態にもどる。
次に、熱切断加工の行われたワーク(この場合
は、ワークWから切断分離された切断片を意味す
る)が第3図中Wcとして図示するように集塵ダ
クト27の先端にX軸のX1方向に寄掛つた状態
で落着いた場合について説明する。このような状
態で、ワークテーブル13をX軸のX1の方向に
移動すると、ワークWcは、集塵ダクト27の先
端に寄掛つているので、ワークテーブル13と共
に移動することができず、ワークテーブル13の
移動に伴つて起こされ、桟19とテーブル本体1
5の底部15aとの間に押込まれた状態になる。
は、ワークWから切断分離された切断片を意味す
る)が第3図中Wcとして図示するように集塵ダ
クト27の先端にX軸のX1方向に寄掛つた状態
で落着いた場合について説明する。このような状
態で、ワークテーブル13をX軸のX1の方向に
移動すると、ワークWcは、集塵ダクト27の先
端に寄掛つているので、ワークテーブル13と共
に移動することができず、ワークテーブル13の
移動に伴つて起こされ、桟19とテーブル本体1
5の底部15aとの間に押込まれた状態になる。
その際に、前記押込に伴い第3図、第9図に示
すように、集塵ダクト27にX軸のX1の方向の
力F3が作用する。
すように、集塵ダクト27にX軸のX1の方向の
力F3が作用する。
外力F3を受けた集塵ダクト27は、支持体3
7の他側面37b上を集塵ダクト27の一側面2
7aが摺動するようにしてX1方向へ移動する。
その際、蛇腹39は集塵ダクト27が移動した距
離だけ圧縮させる。これに伴つて鋼球65a,6
5bは窪部55a,55bより多少押出された状
態となる。
7の他側面37b上を集塵ダクト27の一側面2
7aが摺動するようにしてX1方向へ移動する。
その際、蛇腹39は集塵ダクト27が移動した距
離だけ圧縮させる。これに伴つて鋼球65a,6
5bは窪部55a,55bより多少押出された状
態となる。
この結果、集塵ダクト27と一体に作動片51
が、リミツトスイツチ47から離れる方向に移動
するので、そのスイツチ47が作動し、集塵ダク
ト27に外力F3が作用したことが検知され、NC
装置23の制御によるワークテーブル13の移動
が停止する。
が、リミツトスイツチ47から離れる方向に移動
するので、そのスイツチ47が作動し、集塵ダク
ト27に外力F3が作用したことが検知され、NC
装置23の制御によるワークテーブル13の移動
が停止する。
この状態は、ワークWcを除去すると、スプリ
ング63a,63bによつて、鋼球65a,65
bが窪部55a,55b内に強制的に係合させら
れるので,集塵ダクト27はX軸のX2方向に移
動して第5図のもとの状態にもどる。
ング63a,63bによつて、鋼球65a,65
bが窪部55a,55b内に強制的に係合させら
れるので,集塵ダクト27はX軸のX2方向に移
動して第5図のもとの状態にもどる。
尚、以上の変位検知装置25の動作説明におい
ては、ワークが桟と集塵ダクトに挟まれたような
とき、集塵ダクトに作用する力により集塵ダクト
が移動あるいは変位することを利用してワークの
落着異状状態を検知しているが、ワークが集塵ダ
クトに寄掛つただけでもワークの落着異状状態を
検知可能にしてもよい。
ては、ワークが桟と集塵ダクトに挟まれたような
とき、集塵ダクトに作用する力により集塵ダクト
が移動あるいは変位することを利用してワークの
落着異状状態を検知しているが、ワークが集塵ダ
クトに寄掛つただけでもワークの落着異状状態を
検知可能にしてもよい。
以上のように、本実施例によると、集塵ダクト
に外力が作用したとを変位検知装置により検知
し、ワークテーブルの移動を停止するようにした
ので、ワークや、ワークテーブル上の桟及び集塵
ダクト等の変形や損傷を防止できる。
に外力が作用したとを変位検知装置により検知
し、ワークテーブルの移動を停止するようにした
ので、ワークや、ワークテーブル上の桟及び集塵
ダクト等の変形や損傷を防止できる。
なお、本考案は前述の実施例のもに限ることな
く、適宜の設計変更を行なうことにより、その他
の態様でも実施し得るものである。
く、適宜の設計変更を行なうことにより、その他
の態様でも実施し得るものである。
以上のごとき実施例の説明により理解されるよ
うに、要するに本考案は、X軸、Y軸方向へ、移
動自在なワークテーブル13の上方位置に、上記
ワークテーブル13に支持されたワークWの熱切
断加工を行なう加工ヘツド5を配置してなり、か
つ上記熱切断加工時に生じるスパツタやガスの吸
引作用を行なう集塵ダクト27を熱切断加工装置
の壁部に支持して設けると共に、上記集塵ダクト
27の先端部を前記ワークテーブル13内に挿入
しかつ前記加工ヘツド5の下方位置に配置してな
る熱切断加工装置にして、前記壁部1aに対して
前記集塵ダクト27を長手方向へ移動可能かつ長
手方向に対して交差する方向へ移動可能に支承し
て設け、熱切断加工により前記ワークWから切断
分離されて落下した切断片が上記集塵ダクト27
に作用して、集塵ダクト27が前記壁部1aに対
して前記長手方向あるいは前記交差する方向へ変
位されたことを検出する変位検知装置25を設け
てなるものである。
うに、要するに本考案は、X軸、Y軸方向へ、移
動自在なワークテーブル13の上方位置に、上記
ワークテーブル13に支持されたワークWの熱切
断加工を行なう加工ヘツド5を配置してなり、か
つ上記熱切断加工時に生じるスパツタやガスの吸
引作用を行なう集塵ダクト27を熱切断加工装置
の壁部に支持して設けると共に、上記集塵ダクト
27の先端部を前記ワークテーブル13内に挿入
しかつ前記加工ヘツド5の下方位置に配置してな
る熱切断加工装置にして、前記壁部1aに対して
前記集塵ダクト27を長手方向へ移動可能かつ長
手方向に対して交差する方向へ移動可能に支承し
て設け、熱切断加工により前記ワークWから切断
分離されて落下した切断片が上記集塵ダクト27
に作用して、集塵ダクト27が前記壁部1aに対
して前記長手方向あるいは前記交差する方向へ変
位されたことを検出する変位検知装置25を設け
てなるものである。
前記構成より明らかなように、本考案において
は、ワークテーブル13がX軸、Y軸方向へ移動
自在に設けてあり、そして、熱切断加工時に発生
するスパツタやガスの吸引する集塵ダクト27
は、熱切断加工装置の壁部1aに長手方向及び長
手方向に対して交差する方向へ移動可能に支承さ
れているものであり、かつワークWから切断分離
された切断片が作用して壁部1aに対して集塵ダ
クト27が変位したことを検出する変位検知装置
25が設けてある。
は、ワークテーブル13がX軸、Y軸方向へ移動
自在に設けてあり、そして、熱切断加工時に発生
するスパツタやガスの吸引する集塵ダクト27
は、熱切断加工装置の壁部1aに長手方向及び長
手方向に対して交差する方向へ移動可能に支承さ
れているものであり、かつワークWから切断分離
された切断片が作用して壁部1aに対して集塵ダ
クト27が変位したことを検出する変位検知装置
25が設けてある。
したがつて本考案によれば、ワークWの熱切断
加工によつて分離された切断片が集塵ダクト27
に作用していることを検出でき、切断片が集塵ダ
クト27に作用している状態においてワークテー
ブル13を移動せしめることにより生じる問題を
未然に防止できるものである。
加工によつて分離された切断片が集塵ダクト27
に作用していることを検出でき、切断片が集塵ダ
クト27に作用している状態においてワークテー
ブル13を移動せしめることにより生じる問題を
未然に防止できるものである。
第1図は本考案の一実施例のレーザ加工装置の
概略の斜視図、第2図は前記レーザ加工装置にお
けるワークテーブルの平面図、第3図は第2図の
−断面矢視図、第4図は第3図の−断面
矢視図、第5図は第2図における矢印部分を拡
大し1部を破断して示した詳細平面図、第6図は
第5図の側面図、第7図乃至第9図は前記矢印
部分の動作説明図である。 1……ベース、5……加工ヘツド、13……ワ
ークテーブル、19……桟、25……変位検知装
置、27……集塵ダクト、47……リミツトスイ
ツチ、53……押圧装置。
概略の斜視図、第2図は前記レーザ加工装置にお
けるワークテーブルの平面図、第3図は第2図の
−断面矢視図、第4図は第3図の−断面
矢視図、第5図は第2図における矢印部分を拡
大し1部を破断して示した詳細平面図、第6図は
第5図の側面図、第7図乃至第9図は前記矢印
部分の動作説明図である。 1……ベース、5……加工ヘツド、13……ワ
ークテーブル、19……桟、25……変位検知装
置、27……集塵ダクト、47……リミツトスイ
ツチ、53……押圧装置。
Claims (1)
- X軸、Y軸方向へ移動自在なワークテーブル1
3の上方位置に、上記ワークテーブル13に支持
されたワークWの熱切断加工を行なう加工ヘツド
5を配置してなり、かつ上記熱切断加工時に生じ
るスパツタやガスの吸引作用を行なう集塵ダクト
27を熱切断加工装置の塵部1aに支持して設け
ると共に、上記集塵ダクト27の先端部を前記ワ
ークテーブル13内に挿入しかつ前記加工ヘツド
5の下方位置に配置してなる熱切断加工装置にし
て、前記壁部1aに対して前記集塵ダクト27を
長手方向へ移動可能かつ長手方向に対して交差す
る方向へ移動可能に支承して設け、熱切断加工に
より前記ワークWから切断分離されて落下した切
断片が上記集塵ダクト27に作用して、集塵ダク
ト27が前期壁部1aに対して前記長手方向ある
いは前記交差する方向へ変位されたことを検出す
る変位検知装置25を設けてなることを特徴とす
る熱切断加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986152499U JPH0335512Y2 (ja) | 1986-10-06 | 1986-10-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986152499U JPH0335512Y2 (ja) | 1986-10-06 | 1986-10-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6362293U JPS6362293U (ja) | 1988-04-25 |
JPH0335512Y2 true JPH0335512Y2 (ja) | 1991-07-26 |
Family
ID=31070531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986152499U Expired JPH0335512Y2 (ja) | 1986-10-06 | 1986-10-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0335512Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5010250A (ja) * | 1973-06-02 | 1975-02-01 | ||
JPS5119063U (ja) * | 1974-07-30 | 1976-02-12 |
-
1986
- 1986-10-06 JP JP1986152499U patent/JPH0335512Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5010250A (ja) * | 1973-06-02 | 1975-02-01 | ||
JPS5119063U (ja) * | 1974-07-30 | 1976-02-12 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6362293U (ja) | 1988-04-25 |
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