JPH0335162B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えば積み重ねた新聞紙あるいは定
期刊行物等の被包装物を結束するため、供給コン
ベアと排出コンベアとの間に配設され、供給コン
ベアから排出コンベアに被包装物を移送する間に
この被包装物を結束する結束機械に関する。

この種の結束機械は一般に機枠と結束ユニツト
とを備え、この結束ユニツトは包装物の回りに結
束部材を配置する案内装置と、結束部材のループ
端部を結合する結合装置とを有する。そして、被
包装物は樹脂テープ、コードあるいはワイヤでこ
れらの被包装物が結束される。

結束用として樹脂テープが用いられる場合に
は、結合装置は溶着装置で形成され、被包装物の
回りに配置されたループの端部はこの溶着装置に
より互いに溶着される。コードを用いて結束する
場合は、被包装物の周部に配置したループの両端
を結ぶ結節装置が結合装置として用いられる。ワ
イヤを用いて結束する場合は、この結合装置は捩
じり装置で形成され、被包装物の周部に配置した
ループの端部が互いに捩じられる。一方、鋼帯あ
るいはバンドが結束用として用いられる場合は、
被包装物の周部に配置した鋼帯のループ端部を揺
動して折り曲げ、例えば金属板製のスリーブを用
いて結合する揺動ユニツトとして形成される。

従来の結束機械においては、ベルトコンベアで
送込まれる被包装物は一旦停止された後、結束位
置に押圧され、ここで結束された後、排出コンベ
ア上に押出される。被包装物を制動し、結束し、
この後に結束機械から送出すため、移送速度が大
きく低下する。すなわち、ベルトコンベアの単位
時間当りの移送量は、結束機械が結束可能な被包
装物の数まで低下する。このため、被包装物はか
なり大きな間隔をおいて供給コンベアに載置しな
ければならない。

本発明は、上述に鑑みてなされたもので、結束
のために被包装物を停止する必要のない結束機械
を提供することを目的とする。

上記目的を達成する本発明の結束機械は、供給
コンベアと排出コンベアとの間に配設され、供給
コンベアから排出コンベアに被包装物を移送する
間にこの被包装物を結束する結束機械であつて、
供給コンベアと排出コンベアとの間に配置した機
枠と、この機枠の直線状ガイドレールで案内され
て供給コンベアに近接する位置と排出コンベアに
近接する位置との間を往復動する可動フレーム
と、この可動フレームに搭載され、供給コンベア
から排出コンベアに移送される被包装物が通る開
口を形成しかつこの被包装物の周部に結束部材を
案内する案内装置と、この可動フレームに搭載さ
れ、前記案内装置に結束部材を送出し、被包装物
の周部に巻かれた結束部材の先端部を保持しつつ
引込んで締付ける送出し・引込みユニツトと、前
記案内装置の下側で可動フレームに装着され、こ
の被包装物の周部に締付けられた結束部材の両端
部を結合する結合装置と、前記供給コンベアから
被包装物を受取りかつ結束された被包装物を排出
コンベアに送出す移送機構とを備え、この移送機
構は、前記機枠の供給コンベア側で支持された入
口側ローラと、排出コンベア側で支持された出口
側ローラと、可動フレームよりも下側で支持され
た少なくとも１の戻しローラと、これらの入口側
ローラと出口側ローラと戻しローラとに巻掛けら
れて被包装物を供給コンベアから排出コンベアに
移送する無端状コンベアベルトと、前記可動フレ
ームに支持され、前記入口側ローラと出口側ロー
ラとの間を走行する前記無端状コンベアベルトの
一部分を前記戻しローラ方向に案内し、前記結合
装置が配置される間〓を形成する複数のガイドロ
ーラとを有し、これらのガイドローラは前記案内
装置と結合装置とを挟んで互いに対向する第１、
第２ガイドローラと、前記戻しローラに近接して
配置される少なくとも１の中間ガイドローラとを
有し、前記無端状コンベアベルトは、前記供給コ
ンベアおよび排出コンベアと等しい速さで駆動さ
れ、前記可動フレームは前記供給コンベアおよび
排出コンベアと等しい速度で移送方向に駆動され
ることを特徴とする。

この結束機械によれば、供給コンベアから送ら
れた被包装物は、移送機構のコンベアベルトによ
り排出コンベア方向に移動され、案内装置に形成
された開口内に配置される。この移送機構のコン
ベアベルトが供給コンベアおよび排出コンベアと
等しい速さで駆動され、また、案内装置および結
合装置を搭載する可動フレームがこのコンベアベ
ルトと等しい速さで駆動されるため、被包装物は
可動フレームに対してほぼ静止した状態で移動さ
れる。そして、コンベアベルトは、入口側ローラ
と出口側ローラとの間を走行する部分の一部分が
複数のガイドローラにより間〓を形成され、この
間〓中に結合装置が配置されているため、案内装
置の開口内に配置された被包装物が排出コンベア
に向けて移動される間に、送出し・引込みユニツ
トにより結束部材が案内装置に送出され、この案
内装置により被包装物の周部に巻掛けられ、送出
し・引込みユニツトにより締付けられ、結合装置
により結束部材の両端部が結合されて被包装物の
結束が完成する。この結束された被包装物は排出
コンベアに送られる。したがつて、被包装物はコ
ンベアベルトにより供給コンベアから排出コンベ
アに移送される間に、これとほぼ同じ速度で移動
する案内装置と送出し・引込みユニツトと結合装
置とにより結束される。結束された被包装物は移
送機構のコンベアベルトで排出コンベアに送ら
れ、案内装置と送出し・引込みユニツトと結合装
置とは、可動フレームより供給コンベアに向けて
戻り、次の被包装物を結束する。

したがつて、本発明の結束機械によれば、移送
機構のコンベアベルトが移動し続け、供給コンベ
アから排出コンベアに移送する間に被包装物を結
束することができ、ほとんど間隔をおかずに互い
に近接させて被包装物をコンベアで移送すること
ができる。

以下、添付図面を参照して本発明の実施例を詳
細に説明する。

第１図乃至第５図は本発明の実施例による結束
機械３を示す。

第１図および第２図に示すように、本実施例の
結束機械３は、例えば新聞紙等である被包装物２
を送り込む供給コンベア１と、結束された被包装
物を送り出す排出コンベア４との間に配置され
る。

結束機械３は、機枠５と、この機枠５内の可動
フレーム２６に搭載された結束ユニツト６とを有
する。この可動フレーム２６は第１図に示すよう
に供給コンベア１に近接した位置と、第２図に示
すように排出コンベア４に近接した位置との間を
移動することができるようになつている。可動フ
レーム２６に搭載される結束ユニツト６は被包装
物２の周部にタイすなわち結束部材７を案内して
ループ状に巻掛ける案内装置８と、被包装物の周
部に巻掛けられた結束部材７のループの両端部を
結合する結合装置９を備える（第３図参照）。こ
の結合装置９は第３図に示すように、結束部材７
が樹脂製のバンドである場合には、溶着ユニツト
を有する。一方、この結束部材７がコード等であ
る場合には、結合装置９は結び目を形成する結節
装置を有し、結束部材７がワイヤである場合に
は、ワイヤのループの両端部を捩じつて止める捩
じりユニツトを有する。

これらの案内装置８と結合装置９は、被包装物
２の周部に巻掛けられたループ状の結束部材７が
配置される面たる結束面内に配置される。この結
束面の両側には、移送路の高さと等しい移送機構
１０が配置されており、この移送機構１０は結束
すべき被包装物２を供給コンベア１から受取り、
結束ユニツト６の移動と共に被包装物２を移送方
向に移動し、この後、結束済みの被包装物２を排
出コンベア３に送り出すことができる（第１図、
第２図および第４図）。

第３図に示すように、本実施例の結束部材７は
合成樹脂製のバンドで形成されており、被包装物
２の周部にループ状に巻掛けられた結束部材７の
端部は結合装置９により互いに溶着されあるいは
熱シールされる。この結合装置９には更にバンド
である被包装物２の回りのループをその供給源か
ら切断するカツタが取り付けられている。

また、案内装置８は、被包装物２を収容する矩
形の開口３１を形成し、結束部材７を被包装物２
の周部に案内する案内フレームを有する。この案
内フレームの開口３１に面する側には、結束部材
７を被包装物２の周部に案内する案内部が設けて
あり、この案内部は上記結束面と同一平面内に配
置される。この案内部は、駆動ベルト３３により
案内フレームの内側に矩形に形成されている。こ
の駆動ベルト３３は平坦な無端状に形成され、案
内ローラ３４および駆動ホイール３５に巻掛けら
れ、その走行速度は結束部材７が送出し・引込み
ユニツト３２から送出される速さと同じか、ある
いは、これよりも早く設定される。このようなフ
レーム状の案内装置の代わりに、通常の回転リン
グ（例えば米国特許第2339395号に記載されてい
る回転リング）を使用することもできる。

この案内装置８の案内部を形成する駆動ベルト
３３に結束部材７を送出しかつ被包装物２の周部
に締め付ける送出し・引込みユニツト３２は、被
包装物２が支えられる支持ステージあるいは支持
面の下側に配置されている。この送出し・引込み
ユニツト３２は結束部材７を案内装置８に送出
し、結束部材７はこの案内装置の駆動ベルト３３
により、結束部材７の先端が被包装物２の回りに
案内されてこの被包装物２の回りにループ状に配
置される。この結束部材７の先端部は結合装置９
により保持される。そして、結束部材７の先端部
が保持された状態で、送出し・引込みユニツト３
２が結束部材７を引込み、このループを締め付け
る。結合装置９は結束部材７の先端部と供給源側
の端部とを結合し、更に溶着した後にカツタで結
束部材７の供給源から切断する。

第１図、第２図、第４図及び第５図に示すよう
に、供給コンベア１から被包装物２を受取り、結
束を終えた被包装物２を排出コンベア３に送り出
す移送機構１０は、無端状のコンベアベルト３０
を備えるベルトコンベア状に形成されている。こ
のコンベアベルト３０は、それぞれ機枠５で支持
された入口側ローラ１１および出口側ローラ１８
と、これらの下方に支持された戻しローラ１９，
２０とに巻掛けられ、張りローラ２２，２３で緊
張されている。更に、このコンベアベルト３０は
入口側ローラ１１と出口側ローラ１８との間を走
行する部分のうち、その一部分が複数のガイドロ
ーラで下方に案内され、上記案内装置８および結
合装置９に整合する〓間２１を形成してある。こ
れらのガイドローラはそれぞれ可動フレーム２６
で支持してあり、この間〓２１を通して結束部材
７は、駆動ベルト３３で形成した案内部に繰り出
される。

これらの稼動フレーム２６で支持したガイドロ
ーラは、案内装置８と結合装置９とを挟んで互い
に対向する第１ガイドローラ１２および第２ガイ
ドローラ１７と、可動フレーム２６に沿つて第
１、第２ガイドローラ１２，１７よりも下方に配
置された中間ガイドローラ１３，１４，１５，１
６とで形成してある。このコンベアベルト３０は
いずれのローラで駆動してもよいが、本実施例で
は出口側ローラ１８を駆動ローラとして形成し、
機枠５に固定した電動モータ２５で駆動するよう
になつている。この出口側ローラ１８の速度は供
給コンベア１および排出コンベア４の搬送速度と
等しく設定される。

したがつて、供給コンベア１から送込まれた被
包装物２′は移送機構１０のコンベアベルト３０
により第１図に示すように可動フレーム２６上で
案内装置８内の開口３１（第３図）内に配置さ
れ、結束面の両側を入口側ローラ１１と第１ガイ
ドローラ１２との間、および、第２ガイドローラ
１７と出口側ローラ１８との間をそれぞれ走行す
るコンベアベルト３０で支えられる。結束部材７
は上記送出し・引込みユニツト３２により、第１
ガイドローラ１２と第２ガイドローラ１７との間
に形成された間〓２１を介して案内フレームの案
内部に送り込まれ、結合装置９に保持される。

更に、案内装置８および結合装置９からなる結
束ユニツト６を支える可動フレーム２６は、機枠
５に固定された直線状ガイドレールで支えら、機
枠５に対して被包装物２の移送方向前後に移動す
ることができる。この機枠５には、円形断面を有
する２本の案内ロツド２７が直線状のガイドレー
ルとして取付けてあり、また、空気圧あるいは液
圧で作動するピストン・シリンダユニツト２８が
この案内ロツド２７と平行に取付けてある。ピス
トン・シリンダユニツト２８は、そのピストンロ
ツド２９を可動フレーム２６に結合してあり、結
束ユニツト６を前後方向に移動する。このピスト
ン・シリンダユニツト２８は結束ユニツト６を供
給コンベア１および排出コンベア４の移送速度と
同じ速度で移送方向に移動するようになつてい
る。また、このピストン・シリンダユニツト２８
の代わりに、モータ２８′とこのモータで駆動さ
れる送りねじ２９′とからなるモータ駆動の送り
ねじ駆動システムを駆動手段として用いることが
できる。

上記移送機構１０のコンベアベルト３０が供給
コンベア１および排出コンベア４と同じ速度で被
包装物２を移動し、更にピストン・シリンダユニ
ツト２８が結束ユニツト６を移動するため、供給
コンベア１から一定速度で供給される被包装物２
も一定速度で排出コンベア４に向けて移動され
る。被包装物２はこの間に結束され、結束された
被包装物２′は排出コンベア４に送られる。結束
ユニツト６および可動フレーム２６が排出コンベ
ア４方向に移動するときに、結束ユニツト６およ
びコンベアベルト３０がほぼ同じ速度を有するた
め、コンベアベルト３０は結束ユニツト６に対し
て静止した状態となり、したがつてコンベアベル
ト３０が移動し続けても結束作用を行うことがで
きる。

本実施例の結束機械３は、第５図に示すように
コンベアベルト３０の両側にこれと同様な２組の
無端状の側部ベルト３０′を配置してある。中央
のベルトコンベア３０の第１ガイドローラ１２と
第２ガイドローラ１７との間〓２１は、この間に
結合装置９を配置する必要があるため、側部ベル
ト３０′の各ガイドローラ１２′，１７′間の間〓
よりも大きく配置してある。側部ベルト３０′の
ガイドローラ１２′，１７′間の間〓は、これらの
間を介して結束部材を挿通できる程度に互いに近
接して配置される。また、これらの側部ベルト３
０′は被包装物２を結束位置に効果的に支持する。
中央部で案内するベルトコンベア３０は、例えば
新聞紙等の剛性が比較的低い柔軟な被包装物をそ
の中央部で効果的に支持することができる。

上記実施例の結束機械３は、積み重ねた新聞紙
を約0.3ｍの間隔をおいて約0.3ｍ／秒の速度で搬
送し、結束することができる。結束ユニツト６で
移動される距離は約0.3ｍである。結束ユニツト
６が搬送方向に移動する速度は約0.3ｍ／秒であ
り、これと反対方向に移動する速度は約0.5ｍ／
秒である。搬送速度はこれよりも早くすることが
でき、更に、結束する被包装物２の間隔はこれよ
りも狭くすることができる。被包装物２が結束ユ
ニツト６上に配置されている間あるいは排出コン
ベア４に送出されるまで、結束すべき被包装物２
は結束機械３のベルトコンベア３０，３０′で保
持される。結束作用は検出スイツチあるいは光電
池により開始される。

第６図は結束ユニツト６の移送機構１０がロー
ラ４０で形成されている例を示す。これらのロー
ラ４０は搬送方向に自由に回転し、逆方向の回転
を阻止するフリーホイールを有する。供給コンベ
ア１は被包装物２を供給する。検出スイツチある
いはセレニユームスイツチ等により結束作用およ
び結束ユニツト６の搬送方向への移動が開始す
る。結束ユニツト６を制動すると、結束された被
包装物２はその慣性力により移動し続け、排出コ
ンベア４上に送出される。案内装置８内に形成さ
れる結束面に近接して配置されたローラ４０とこ
れに隣接するローラ４０との間には、結束部材７
を挿通するための間〓２１が形成されている。

第７図は移送機構１０の変形例を示し、この変
形例では第１図、第２図および第４図に示す移送
機構１０よりもコンベアベルト３０の案内する中
間ガイドローラの数を少なくしてある。

【図面の簡単な説明】

第１図は被包装物を結束する前の状態の本発明
の実施例による結束機械の側面図、第２図は被包
装物を結束した後の状態の側面図、第３図は第１
図の結束機械の横断面図、第４図はその縦断面
図、第５図はその平面図、第６図は他の結束機械
の概略的な側面図、第７図は他の実施例による結
束機械の側面図である。 １……供給コンベア、３……結束機械、４……
排出コンベア、２，２′……被包装物、３……結
束機械、５……機枠、６……結束ユニツト、７…
…結束部材、８……案内装置、９……結合装置、
１０……移送機構、１１……入口側ローラ、１２
……第１ガイドローラ、１３，１４，１５，１６
……中間ガイドローラ、１７……第２ガイドロー
ラ、１８……出口側ローラ、１９，２０……戻り
ローラ、２１……間〓、２６……可動フレーム、
２８……ピストン・シリンダユニツト、３０……
コンベアベルト、３２……送出し・引込みユニツ
ト。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 供給コンベアと排出コンベアとの間に配設さ
   れ、供給コンベアから排出コンベアに被包装物を
   移送する間にこの被包装物を結束する結束機械で
   あつて、 供給コンベアと排出コンベアとの間に配置した
   機枠と、 この機枠の直線状ガイドレールで案内されて供
   給コンベアに近接する位置と排出コンベアに近接
   する位置との間を往復動する可動フレームと、 この可動フレームに搭載され、供給コンベアか
   ら排出コンベアに移送される被包装物が通る開口
   を形成しかつこの被包装物の周部に結束部材を案
   内する案内装置と、 この可動フレームに搭載され、前記案内装置に
   結束部材を送出し、被包装物の周部に巻かれた結
   束部材の先端部を保持しつつ引込んで締付ける送
   出し・引込みユニツトと、 前記案内装置の下側で可動フレームに装着さ
   れ、この被包装物の周部に締付けられた結束部材
   の両端部を結合する結合装置と、 前記供給コンベアから被包装物を受取りかつ結
   束された被包装物を排出コンベアに送出す移送機
   構とを備え、 この移送機構は、前記機枠の供給コンベア側で
   支持された入口側ローラと、排出コンベア側で支
   持された出口側ローラと、可動フレームよりも下
   側で支持された少なくとも１の戻しローラと、こ
   れらの入口側ローラと出口側ローラと戻しローラ
   とに巻掛けられて被包装物を供給コンベアから排
   出コンベアに移送する無端状コンベアベルトと、
   前記可動フレームに支持され、前記入口側ローラ
   と出口側ローラとの間を走行する前記無端状コン
   ベアベルトの一部分を前記戻しローラ方向に案内
   し、前記結合装置が配置される間〓を形成する複
   数のガイドローラとを有し、 これらのガイドローラは前記案内装置と結合装
   置とを挟んで互いに対向する第１、第２ガイドロ
   ーラと、前記戻しローラに近接して配置される少
   なくとも１の中間ガイドローラとを有し、 前記無端状コンベアベルトは、前記供給コンベ
   アおよび排出コンベアと等しい速さで駆動され、
   前記可動フレームは前記供給コンベアおよび排出
   コンベアと等しい速度で移送方向に駆動されるこ
   とを特徴とする結束機械。 ２ 前記ガイドレールは、前記機枠に固定された
   断面円形の２本の平行な案内ロツドを備える特許
   請求の範囲第１項記載の結束機械。 ３ 前記可動フレームは、前記第１ガイドローラ
   および第２ガイドローラよりも下側に装着した複
   数個の中間ガイドローラを有し、これらの中間ガ
   イドローラは、前記第１ガイドローラと第２ガイ
   ドローラとの間の間隔よりもさらに大きく互いに
   離隔する特許請求の範囲第２項記載の結束機械。 ４ 前記可動フレームは、シリンダーピストンユ
   ニツトで移動される特許請求の範囲第３項記載の
   結束機械。 ５ 前記可動フレームは、モータと送りねじとで
   移動される特許請求の範囲第３項記載の結束機
   械。 ６ 前記移送機構は、前記無端状コンベアベルト
   の両側に併置された２組の無端状側部ベルトを有
   し、これらの側部ベルトは、前記無端状コンベア
   ベルトの第１、第２ガイドローラが形成する間〓
   と対応する位置にこれよりも小さな間〓を形成さ
   れる特許請求の範囲第３項記載の結束機械。 ７ 前記出口側ローラは、前記機枠に固定した電
   動モータで駆動される駆動ローラである特許請求
   の範囲第３項記載の結束機械。