JPH0334759B2 - - Google Patents

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JPH0334759B2
JPH0334759B2 JP62075729A JP7572987A JPH0334759B2 JP H0334759 B2 JPH0334759 B2 JP H0334759B2 JP 62075729 A JP62075729 A JP 62075729A JP 7572987 A JP7572987 A JP 7572987A JP H0334759 B2 JPH0334759 B2 JP H0334759B2
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JP
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sol
airflow
laundry
drying
drying chamber
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Yukio Myata
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  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この発明は、例えば背広、ズボンおよびスカー
トその他の洗濯物をドライクリーニングした際、
これら洗濯物から揮発する洗剤等のゾールを回収
するような洗濯物のゾール回収装置に関する。
(ロ) 従来技術 従来、上述例の洗濯物のゾール回収装置として
は、例えば、乾燥室の一部に連通させた気流通路
に、ゾール冷却用のクーラを介設し、クーラ後位
の気流通路を大気に開放する構造の装置がある。
しかし、上述の従来装置では、一般のクーラを
用いてゾールを冷却する関係上、クーリングタワ
ーを設けなければならない等装置が高価となるう
え、間接冷却手段であり、しかもゾール回収部を
1度通過させただけの気流を放出してしまうの
で、充分なゾール回収を行なうことができず、洗
濯物にゾール独特の揮発性臭が残るばかりでな
く、未回収のゾールがクーラ後位から上述の気流
通路を介して大気に放出されるので、高価なゾー
ルの完全な再利用ができず省資源化が阻害され、
また環境汚染の要因となる問題点を有していた。
(ハ) 発明の目的 この発明は、洗濯物の乾燥に要する充分な風量
の確保ができ、小型の循環フアンでありながら乾
燥時間の大幅な短縮を図ることができると共に、
洗濯物に付着したゾール分を完全に回収でき、こ
れを再利用して効率化し、環境汚染をなくすこと
ができ、加えて装置自体の小型化と大幅なコスト
ダウンを図ることができる洗濯物のゾール回収装
置の提供を目的とする。
(ニ) 発明の構成 この発明は、乾燥室に吊り下げられた洗濯物よ
り揮発するゾールを回収する洗濯物のゾール回収
装置であつて、上記乾燥室の乾燥ハウジング外部
に、該乾燥室の下部と上部とを連通する気流循環
路を設け、上記気流循環路の中途部に気流を循環
させる循環フアンを配設し、上記気流循環路を形
成するダクトの下方部と上方部とを連通する気流
リターン通路を、上記ダクト外に設け、この気流
リターン通路に乾燥室内のゾールを含む気流を吸
引する吸引フアンを設けると共に、上記吸引フア
ンの吹出部とオフセツトした位置に気流中のゾー
ルを凝縮させる水冷ラジエータを設け、該水冷ラ
ジエータの後位を水冷ラジエータ前位より通路面
積を大に設定して、対流発生室を形成し、該対流
発生室下部にゾール回収ドレンを連結した洗濯物
のゾール回収装置であることを特徴とする。
(ホ) 発明の作用 この発明によれば、上述の循環フアンの駆動に
より、乾燥室下部から吸引した気流を、気流流通
抵抗の小さい気流循環路を介して乾燥室上部へ還
流し、洗濯物の乾燥に要する充分な風量を確保す
る。
一方、上述の吸引フアンを駆動すると、乾燥室
に吊り下げられてドライクリーニング処理される
洗濯物から揮発したゾールは、この吸引フアンに
より乾燥室内の気流と共に吸引された後に、この
吸引フアンの吹出部から気流リターン通路に吐出
され、上述の吹出部に対してオフセツトした位置
に配設した水冷ラジエータで直接冷却されて、凝
縮液化する。
ゾールを含む気流が上述の水冷ラジエータを通
過する時、この水冷ラジエータのコルゲートフイ
ンで流速が低下すると共に、水冷ラジエータを通
過した気流は対流発生室で対流して更に流速が低
下し、液化ゾールの対流発生室底部への落下を促
進し、この底部に落下した液化ゾールはゾール回
収ドレンを介して例えばタンク等に貯溜回収され
る。
このようにしてゾールが除去された気流は前述
の気流リターン通路を介して再び乾燥室内にリタ
ーンし、以下このような循環作用の繰返しによつ
て気流中に含まれるゾール及び水分は徐々に低く
なつてゆき、洗濯物は自然乾燥に近い状態で形崩
れすることなく乾燥してゆく。
(ヘ) 発明の効果 上述のゾール回収用の気流リターン通路のみを
設けると、ゾール回収のために気流の流通抵抗が
大となつて、充分な乾燥用風量が得られないが、
この気流リターン通路とは別の気流循環路を設け
ているので、洗濯物の乾燥に要する充分な風量の
確保ができ、しかも、この気流循環路は気流の流
通抵抗が小さいので、小型の循環フアンでありな
がら、乾燥時間の大幅な短縮を図ることができる
効果がある。
さらに、洗濯物から揮発するゾールを完全に回
収することができて、洗濯物にはゾール独特の揮
発性臭が残ることがなく、回収したゾールは再利
用して繰返し使用できる。このため省資源化を図
り、ランニングコストを低減できる。また、従来
のように未回収のゾールを大気に放出することが
ないので、環境汚染をなくすことができる効果が
ある。
しかも、水冷ラジエータによりゾールを露点ま
で直接冷却し、かつ流速変化と対流との併用によ
り液化ゾールの落下を促進するので、ゾール回収
効率が極めて高くなる効果があるうえ、水冷ラジ
エータの使用により、装置の大幅なコストダウン
を図ることができ、且つ乾燥室内の湿気を徐々に
低くしながら乾燥してゆくので、洗濯物が形崩れ
することもない。
加えて、上述の水冷ラジエータは吸引フアンの
吹出部とオフセツトした位置に配設したので、液
化ゾールが吸引フアン側に逆流することもなくな
る。
(ト) 発明の実施例 この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
図面はゾール回収装置を備えた洗濯物の乾燥装
置を示し、第1図乃至第3図において、ベース1
1上に乾燥ハウジング12を立設し、この乾燥ハ
ウジング12内に洗濯物Aを吊り下げてドライク
リーニング処理する乾燥室13を形成すると共
に、乾燥ハウジング12の前側正面には洗濯物A
の出し入れを行なうドア14を左右へ開閉可能に
取付けている。
また上述の乾燥ハウジング12の上端開口部に
は、所定メツシユの金網15を水平に張架する一
方、乾燥室13の下域部には、洗濯物Aの落下を
防止する所定メツシユの金網16を水平に張架し
ている。
上述の上側の金網15の下部と、下側の金網1
6の上部とには乾燥ハウジング12の内壁面に沿
つて各2本の蒸気噴射ノズル17,17を平行に
配設している。
そして上側の蒸気噴射ノズル17,17間の略
中央には、ハンガ18を介して洗濯物Aを吊り下
げる吊下げ棒19を水平に横架している。
前述の乾燥ハウジング12の背面側および上面
側には、断面逆L字状の気流循環路20を形成す
るダクト21を取付けて、このダクト21の下部
を乾燥室13下部に、上部を乾燥室13上部に連
通させる一方、金網16下部中央の乾燥室13
と、後述するゾール回収装置31のフアンハウジ
ング32入口部とを連通する中央吸入口22をハ
ウジング12背面に開口し、また、この中央吸入
口22の左右には、金網16下部両側の乾燥室1
3と、上述のダクト21下部とを連通する中央吸
入口22の口幅の約半分の口幅を有するサイド吸
入口23,23を形成している。
上述のサイド吸入口23,23と対向する乾燥
室13下部には、気流の流通が可能な加熱ヒータ
24,24を傾斜状に配設している。
また上述のサイド吸入口23,23と対応する
前述の気流循環路20上部のコーナ部分には、サ
イド吸入口23,23から吸込んだ気流を乾燥室
13の上端開口に循環する循環フアン25,25
を軸架し、これら各循環フアン25,25を、ダ
クト21の天面に搭載したモータ26,26で格
別に駆動すべく構成している。
さらに、上述の循環フアン25,25の吹出側
と対応し、かつ乾燥室13上部の金網15上方に
は、気流の流通が可能な加熱ヒータ27,27を
水平に横架している。
さらにまた前述のダクト21の下部背面には、
同ダクト21内の気流循環路20に外気を取入れ
る外気取入口28,28を開口すると共に、これ
ら各取入口28,28を開閉操作する開閉ダンパ
29,29を取付けている。
ところで、前述の中央吸入口22と、気流循環
路20を形成するダクト21の上部中央に開口し
たリターン孔30との間には、ゾール回収装置3
1を取付けている。
このゾール回収装置31は第2図、第3図に示
すように、上述の中央吸入口22と連通するフア
ンハウジング32を設け、このフアンハウジング
32内に、モータ33で駆動される吸引フアン3
4を軸架して、乾燥室13内のゾールを含む気流
を吸引すべく構成している。
また上述の吸引フアン34の吹出部に、上方に
延びる吸出ダクト35を連設し、この吹出ダクト
35の上端左右に斜め下方へ延びる連通ダクト3
6,36を連設すると共に、これら各連通ダクト
36,36には比較的内容積の大きいタンク3
7,37を連設し、さらに該タンク37,37の
上端開口と前述のリターン孔30とを逆T字状に
連通するリターンダクト38を連設することで、
乾燥室13の下部と上部とをバイパス状に連通す
る気流リターン通路39を形成している。
さらに上述の吹出ダクト35上方には、吸引フ
アン34から吹出される気流を衝突して左右に分
流する整流板40を設けると共に、前述の連通ダ
クト36,36内には、吸引フアン34吹出部と
オフセツトして水冷ラジエータ41,41を介設
し、これら各水冷ラジエータ41,41で、気流
中のゾールを凝縮させるように構成している。
上述の各水冷ラジエータ41,41は、コルゲ
ートフイン(図示せず)と下方から上方へ水流を
供給するウオータパイプ42,42とを有し、こ
のウオータパイプ42内を流通させる水によつ
て、気流中のゾールおよび水分を液化させる。
しかも、上述の水冷ラジエータ41,41の後
位を、水冷ラジエータ41,41前位よりも通路
面積を大に設定して、上述のタンク37,37内
に対流発生室43,43を形成すると共に、これ
ら左右の各対流発生室43,43の下部には凝縮
した液化ゾールを回収するゾール回収ドレンパイ
プ44を連結し、このゾール回収ドレンパイプ4
4の下端を液化ゾール貯溜タンク45内に臨ませ
ている。
さらに前述の気流リターン通路39の所定箇
所、具体的にはタンク37上域内壁およびリター
ンダクト38下域内壁には、先端が気流の流通方
向に向いた複数のバツフル46…を傾斜状に取付
けて、液化ゾールの落下促進を図るように構成し
ている。
さらにまた、上述の気流リターン通路39を構
成するリターンダクト38の上部には、気流の流
れを排気口47とリターン孔30とに択一的に切
換え制御する排気ダンパ48を取付けている。
なお、図中49はモータ26と循環フアン25
とを連動させるプーリおよびベルトをカバーする
プーリカバー、50は制御ボツクス、51はモー
タ33と吸引フアン34とを連動させるプーリ5
2,53およびベルト54をカバーするプーリカ
バーである。
図示実施例は上記の如く構成するものにして、
以下作用を説明する。
上述の乾燥装置で洗濯物Aを乾燥する場合、第
1図、第2図に示すように洗濯物Aをハンガ18
に掛けて、このハンガ18を乾燥室13に架設し
た吊下げ棒19に吊り下げた後に、ドア14を閉
じて乾燥室13を密閉する。
この後、乾燥室13の上部と下部の両加熱ヒー
タ27,24に通電し、上部両側の循環フアン2
5,25を回転させて湿気を含んだままの加熱気
流Xを乾燥室13の上部より下部に噴出させると
共に、下部両側のサイド吸入口23,23から加
熱ヒータ24,24で加熱された空気を吸引して
矢印aで示す如く循還させ、乾燥室13内を90度
前後に加熱して、洗濯物Aを乾燥する。
この場合、上述の気流は流通抵抗が小さい気流
循環路20および乾燥室13を循環するので、洗
濯物Aの乾燥に要する充分な風量を確保すること
ができ、小型の循環フアン25でありながら、乾
燥時間の大幅な短縮を図ることができる。
同時に前述のゾール回収装置31を駆動してゾ
ール及び水分の回収を行なう。
すなわち、排気ダンパ48で排気口47を閉止
すると共に、吸引フアン34を回転駆動して、こ
の吸引フアン34で乾燥室13内のゾールを含ん
だ気流Yを第1図、第3図の中央吸入口22から
吸引すると共に、この気流Yを第3図に矢印bで
示す如く吸引フアン34の吹出部から吹出ダクト
35に吹出す。
この吹出ダクト35から吹出された気流Yは整
流板40に衝突して矢印cで示す如く左右に分流
し、連通ダクト36,36を通つて水冷ラジエー
タ41,41に至る。
そして、上述のゾールを含む気流Yは水冷ラジ
エータ41,41で急激に直接冷却されて、上述
の気流Y中の水分およびゾールは凝縮液化する。
また、上述のゾールを含む気流Yが上述の水冷
ラジエータ41,41を通過する時、このラジエ
ータ41,41のコルゲートフインで流速が低下
すると共に、水冷ラジエータ41,41を通過し
た気流は対流発生室43,43で対流して更に流
速が低下し、液化ゾールの対流発生室43,43
底部への落下を促進し、この底部に落下した液化
ゾールはゾール回収ドレンパイプ44を介して液
化ゾール貯溜タンク45内に貯溜回収される。
回収された液化ゾールは気水分離機にかけて水
分を除去する。
このようにしてゾールが除去された気流Zはバ
ツフル46…に衝突して更なるゾールの落下促進
を行ないながら、リターンダクト38、リターン
孔30を介して第3図、第2図に矢印dで示すよ
うに再び乾燥室13内にリターンする。
このような気流リターンを複数回繰返しながら
気流Y中に含まれるゾールと水分を次第に除去し
てゆく。そして気流Y中のゾールを完全に除去し
た後に、前述の排気ダンパ48を第2図、第3図
の仮想線位置に切換えて排気口47を開放し、ゾ
ールを含まない気流を上述の排気口47から大気
に放出する。
このとき乾燥室13内の気流の約半分はサイド
吸収口23,23からヒータ24,24で加熱循
環しながら、他の約半分はの中央吸入口22より
吸引されてゾール回収部31で分離作用を受けて
乾燥室13内に放出し、この気流循環により乾燥
室13内を流通する加熱気流Xの湿度ご徐々に低
下させてゆくのであるが、加熱気流Xの湿度の低
下と共に、洗濯物は自然乾燥に近い状態で次第に
乾燥してゆき、最後に完全に乾燥し気流中のゾー
ルもほぼ完全に吸収される。
上述の洗濯物Aの乾燥およびゾール回収に要す
る時間は、約10分程度である。
次に両側部の外気吸入用の開閉ダンパ29,2
9を閉鎖し、乾燥室13内を密封状態にして上下
の蒸気噴射ノズル17,17より蒸気を洗濯物A
に向けて噴射し、加熱ヒータ27,24の温度を
低くしながら乾燥室13内の温度を60度前後まで
降下させ、同時に循環フアン25、吸引フアン3
4を約30秒間停止した状態で洗濯物Aの蒸し処理
を行なう。
その後、上述の各フアン25,34を回転さ
せ、かつ開閉ダンパ29、排気ダンパ48を外気
導入停止状態に閉成し、乾燥室13内に上方から
下方への気流循環で蒸気をむらなく循環させ、洗
濯物Aに万遍なく蒸気を作用させるスチーム循環
を約30秒間行なう。
この時前述の水冷ラジエータ41,41への水
流供給は遮断する。
次に上述の各ダンパー29,48を閉鎖した状
態のままで、加熱ヒータ27,24の一方を停止
して更に温度を低くし、上述の各フアン25,3
4を回転させて乾燥室13の上部より下部に加熱
気流Xを、高速で約30秒間循環させ、洗濯物A
を乾燥しながら左右の振動と下方への吸引張力を
作用させ、生地に付いた皺を延ばす仕上げ処理を
行なう。
最後に両ダンパー29,48を開放して、外気
取入口28,28から外気を取入れながら乾燥室
13内を冷却し、洗濯物Aを急冷すると同時に、
前述の排出口47から内部の熱気を機外へ放出す
る冷却処理を約1分間行なう。
この冷却処理によつて、延ばした皺が洗濯物A
に残ることを防止して、仕上げ状態が定着でき、
上述したゾール回収乾燥工程と、蒸し工程、仕上
げ工程および冷却工程の全工程約14分間で行な
い、従来装置に比較してドライクリーニング全工
程を約倍の速さで、しかも乾燥は、徐々に加熱気
流中のゾール及び湿気の除去してゆく自然乾燥に
近い状態で行なわれるので、洗濯物には熱収縮の
差や表と裏との乾燥時間差等による形崩れが生じ
ない。このため、仕上げ機を用いることなく、洗
濯物Aをアイロンの殆んど不要な状態にまで完全
に処理することができる。
以上要するに、上述のゾール回収用の気流リタ
ーン通路39のみを設けると、ゾール回収のため
に気流の流通抵抗が大となつて、充分な乾燥用風
量が得られないが、この気流リターン通路39と
は別の気流循環路20を設けているので、洗濯物
Aの乾燥に要する充分な風量の確保ができ、か
つ、この気流循環路20は気流の流通抵抗が小さ
いので、小型の循環フアン25でありながら、乾
燥時間の大幅な短縮を図ることができる効果があ
る。
さらに、洗濯物Aから揮発するゾールを気流リ
ターン作用で完全に回収することができて、洗濯
物Aにはゾール独特の揮発性臭が残ることがな
く、回収したゾールは再利用して繰返し使用でき
る。
このため省資源化を図つて、ランニングコスト
を低減でき、また従来のように未回収のゾールを
大気に放出することがないので、環境汚染をなく
すことができる効果がある。
しかも、水冷ラジエータ41によりゾールを露
点まで直接急冷し、かつ流速変化と対流との併用
により液化ゾールの落下を促進するので、ゾール
回収効率が極めて高くなる効果があるうえ、水冷
ラジエータ41の使用により、装置が簡単かつ低
コストとなる効果がある。
加えて、上述の水冷ラジエータ41は吸引フア
ン34の吹出部とオフセツトした位置に配設した
ので、液化ゾールが吸引フアン34側に逆流する
こともなくなる。
この発明の構成と、上述の実施例との対応にお
いて、 この発明のゾール回収ドレンは、実施例のゾー
ル回収ドレンパイプ44に対応するも、 この発明は上述の実施例の構成のみに限定され
るものではない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、第1図はゾ
ール回収装置を備えた洗濯物乾燥装置の断面図、
第2図は第1図の−線矢視断面図、第3図は
第2図の−線矢視断面図である。 12…乾燥ハウジング、13…乾燥室、20…
気流循環路、21…ダクト、25…循環フアン、
31…ゾール回収装置、34…吸引フアン、39
…気流リターン通路、41…水冷ラジエータ、4
3…対流発生室、44…ゾール回収ドレンパイ
プ、A…洗濯物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 乾燥室13に吊り下げられた洗濯物Aより揮
    発するゾールを回収する洗濯物のゾール回収装置
    であつて、 上記乾燥室13の乾燥ハウジング12外部に、該
    乾燥室13の下部と上部とを連通する気流循環路
    20を設け、上記気流循環路20の中途部に気流
    を循環させる循環フアン25を配設し、上記気流
    循環路20を形成するダクト21の下方部と上方
    部とを連通する気流リターン通路39を、上記ダ
    クト21外に設け、この気流リターン通路39に
    乾燥室13内のゾールを含む気流Yを吸引する吸
    引フアン34を設けると共に、上記吸引フアン3
    4の吹出部とオフセツトした位置に気流Y中のゾ
    ールを凝縮させる水冷ラジエータ41を設け、該
    水冷ラジエータ41の後位を水冷ラジエータ41
    前位より通路面積を大に設定して、対流発生室4
    3を形成し、該対流発生室43下部にゾール回収
    ドレン44を連結した洗濯物のゾール回収装置。
JP62075729A 1987-03-27 1987-03-27 洗濯物のゾ−ル回収装置 Granted JPS63240900A (ja)

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JPS63240900A JPS63240900A (ja) 1988-10-06
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5869595A (ja) * 1981-10-20 1983-04-25 三洋電機株式会社 ドライクリ−ナ
JPS5897398A (ja) * 1981-11-26 1983-06-09 マエストレリ・エツセ・ピ−・ア− ドライクリ−ニング機

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JPS5897398A (ja) * 1981-11-26 1983-06-09 マエストレリ・エツセ・ピ−・ア− ドライクリ−ニング機

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