JPH0332216Y2 - - Google Patents
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- JPH0332216Y2 JPH0332216Y2 JP5300884U JP5300884U JPH0332216Y2 JP H0332216 Y2 JPH0332216 Y2 JP H0332216Y2 JP 5300884 U JP5300884 U JP 5300884U JP 5300884 U JP5300884 U JP 5300884U JP H0332216 Y2 JPH0332216 Y2 JP H0332216Y2
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- Japan
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- locking
- handle
- locking device
- piece
- receiver
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- 241001272720 Medialuna californiensis Species 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
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- Lock And Its Accessories (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本願はサツシ用施錠装置のロツク装置に係り、
ハンドルと連動して回動する係止アームを受体に
係合して施錠されるサツシ用施錠装置を錠止装置
によつて更にロツクし、防犯効果を高めるのみな
らず転落等の災害を防止せんとするものである。
ハンドルと連動して回動する係止アームを受体に
係合して施錠されるサツシ用施錠装置を錠止装置
によつて更にロツクし、防犯効果を高めるのみな
らず転落等の災害を防止せんとするものである。
上記のようにして施錠が行なわれるサツシ用施
錠装置を操作し、ハンドルの解放方向への回動を
制するようにした二重施錠装置は従来においても
広く使用され、外部からの侵入を防止する防犯効
果についてはそれなりの効果を得ている。然しな
がら従来の二重施錠装置はサツシ用施錠装置に付
設された摘子又押釦等を操作して二重施錠を行な
うものであるから、一度操作を習得すると低学年
の児童はもとより、幼児でも解放は容易である。
従つて従来の二重施錠装置を有するサツシを学
校、保育園等の特定の危険個所、例えば建物間を
つなぐ渡り廊下の上で窓を開放して屋根に出られ
る場所等に使用した場合に、二重施錠を開放して
屋外に出て転落等の事故が発生するおそれがあ
る。
錠装置を操作し、ハンドルの解放方向への回動を
制するようにした二重施錠装置は従来においても
広く使用され、外部からの侵入を防止する防犯効
果についてはそれなりの効果を得ている。然しな
がら従来の二重施錠装置はサツシ用施錠装置に付
設された摘子又押釦等を操作して二重施錠を行な
うものであるから、一度操作を習得すると低学年
の児童はもとより、幼児でも解放は容易である。
従つて従来の二重施錠装置を有するサツシを学
校、保育園等の特定の危険個所、例えば建物間を
つなぐ渡り廊下の上で窓を開放して屋根に出られ
る場所等に使用した場合に、二重施錠を開放して
屋外に出て転落等の事故が発生するおそれがあ
る。
本願は上記した従来装置の欠点に鑑み、特定の
者以外による二重施錠の解除を阻止し、窓からの
侵入を確実に防止すると共に窓から子供等が落下
するのを確実に防止することを目的とするもの
で、障子と障子又は障子と枠体の一方に回動自在
に取付けるハンドルと、他方に固定的に取付ける
受体とを備え、ハンドルと同軸にハンドルと連動
して回動するように設けた係止アームを受体に係
合させて障子を施錠するようにしてあるサツシ用
施錠装置において、前記受体に施錠片をその一部
が施錠状態の係止アームの開錠側近くにおいて係
止アームの回動軌跡内に入り込む位置とその回動
軌跡から外れる位置とに直線的に遠近往復動可能
に設け、更に受体又は施錠片に施錠片を抜き差し
自在鍵の操作によつて係止アームの回動軌跡内に
入り込んだ位置に係止固定可能な錠止装置を設け
て成ることを特徴としている。以下本願を実施例
を示す図面によつて詳細に説明する。
者以外による二重施錠の解除を阻止し、窓からの
侵入を確実に防止すると共に窓から子供等が落下
するのを確実に防止することを目的とするもの
で、障子と障子又は障子と枠体の一方に回動自在
に取付けるハンドルと、他方に固定的に取付ける
受体とを備え、ハンドルと同軸にハンドルと連動
して回動するように設けた係止アームを受体に係
合させて障子を施錠するようにしてあるサツシ用
施錠装置において、前記受体に施錠片をその一部
が施錠状態の係止アームの開錠側近くにおいて係
止アームの回動軌跡内に入り込む位置とその回動
軌跡から外れる位置とに直線的に遠近往復動可能
に設け、更に受体又は施錠片に施錠片を抜き差し
自在鍵の操作によつて係止アームの回動軌跡内に
入り込んだ位置に係止固定可能な錠止装置を設け
て成ることを特徴としている。以下本願を実施例
を示す図面によつて詳細に説明する。
第2図において1は周知のサツシ用施錠装置
で、障子2の竪框3に回動自在にハンドル4が枢
着され、該ハンドル4と連動して回動する係止ア
ーム5がハンドル4と同軸に枢着されている。一
方枠体として示す方立6には、施錠装置1に対応
させて係止部7を突設した受体8が取付けられ、
解放状態は第2図に示す如くである。これを施錠
するには図面においてハンドル4を時計方向に回
すと、係止アーム5が同調回動して時計方向に回
り、係止アーム5先端の係止ローラ5aが上記係
止部7に係合して施錠され(第4図)ハンドル4
を逆回することにより再び解放状態となり、当然
にハンドル4と係止アーム5の先端は図面に仮想
線で示すように弧状の軌跡を画いて回動する。
で、障子2の竪框3に回動自在にハンドル4が枢
着され、該ハンドル4と連動して回動する係止ア
ーム5がハンドル4と同軸に枢着されている。一
方枠体として示す方立6には、施錠装置1に対応
させて係止部7を突設した受体8が取付けられ、
解放状態は第2図に示す如くである。これを施錠
するには図面においてハンドル4を時計方向に回
すと、係止アーム5が同調回動して時計方向に回
り、係止アーム5先端の係止ローラ5aが上記係
止部7に係合して施錠され(第4図)ハンドル4
を逆回することにより再び解放状態となり、当然
にハンドル4と係止アーム5の先端は図面に仮想
線で示すように弧状の軌跡を画いて回動する。
以上の如くにおいて、本願ロツク装置は下記の
如く構成され下記の如くに作動する。第2図にお
いて9は錠止装置、10は施錠片で、錠止装置9
は受体8と一体に構成されたケーシング11に、
第2図において左右方向に往復動可能で第3図に
おいて正逆回転が可能なように嵌合され、バネ1
2によつて突出方向(第2図において右方向)に
付勢されている。ケーシング11の下面には第5
図に示すように、区画突起14によて第1係止部
15と第2係止部16に区画された錠止孔13が
穿設されている。而して施錠片10は図面から明
らかなようにL型状をなし、錠止孔13を通して
錠止装置9の周壁に固定され、従つて施錠片10
は錠止装置9の回動とともに回動するのみなら
ず、サツシ面に直角な直線的水平移動を行ない、
前記した係止アーム5の回動軌跡内に出没するよ
うに受体8に保持されている。尚錠止装置9その
ものは、市販の所謂錠前から適宜に選択するもの
であるからその詳細は省略する。
如く構成され下記の如くに作動する。第2図にお
いて9は錠止装置、10は施錠片で、錠止装置9
は受体8と一体に構成されたケーシング11に、
第2図において左右方向に往復動可能で第3図に
おいて正逆回転が可能なように嵌合され、バネ1
2によつて突出方向(第2図において右方向)に
付勢されている。ケーシング11の下面には第5
図に示すように、区画突起14によて第1係止部
15と第2係止部16に区画された錠止孔13が
穿設されている。而して施錠片10は図面から明
らかなようにL型状をなし、錠止孔13を通して
錠止装置9の周壁に固定され、従つて施錠片10
は錠止装置9の回動とともに回動するのみなら
ず、サツシ面に直角な直線的水平移動を行ない、
前記した係止アーム5の回動軌跡内に出没するよ
うに受体8に保持されている。尚錠止装置9その
ものは、市販の所謂錠前から適宜に選択するもの
であるからその詳細は省略する。
第2図に示すロツクが解放された状態において
施錠片10は、第5図に示すように第1係止部1
5に係止されて錠止孔13の前端に当接し錠止装
置9はケーシング11より突出している。以上の
如くにおいてハンドル4を時計方向に回すと、係
止アーム5もこれに連動しその先端は仮想線で示
した軌跡を画いて回動するが、この時施錠片10
は図から明らかなように軌跡の外方に位置してい
るので支障なく回動し、先端の係止ローラ5aは
係止部7に係合して施錠され、ハンドル4を逆回
すると施錠が開放され、この時もハンドル4の回
動は支障なく行なわれる。
施錠片10は、第5図に示すように第1係止部1
5に係止されて錠止孔13の前端に当接し錠止装
置9はケーシング11より突出している。以上の
如くにおいてハンドル4を時計方向に回すと、係
止アーム5もこれに連動しその先端は仮想線で示
した軌跡を画いて回動するが、この時施錠片10
は図から明らかなように軌跡の外方に位置してい
るので支障なく回動し、先端の係止ローラ5aは
係止部7に係合して施錠され、ハンドル4を逆回
すると施錠が開放され、この時もハンドル4の回
動は支障なく行なわれる。
上記した施錠状態において、錠止装置9の鍵穴
9aに鍵17を挿入して時計方向に回し、第1係
止部15と施錠片10との係合を外した後バネ1
2に抗して錠止装置9をケーシング11内に嵌入
させ、然る後に錠止装置9を逆転させて施錠片1
0を第2係止部16に係合させると、第4図から
明らかなように施錠片10は係止アーム5の軌跡
内に入り込んで係止ローラ5aの上方に対峙し、
鍵穴9aから鍵17を抜き取ることによりこの位
置に固定される。このようであるからハンドル4
を回して施錠を開放しようとしても、係止ローラ
5aと施錠片10が干渉して回動する事が出来
ず、ハンドル4はロツクされて施錠を開放するこ
とは不能となる。尚第4図において係止ローラ5
aと施錠片10との間に間隙を有するようになつ
ているが、この間隙は係止ローラ5aが係止部7
に完全に係合してない場合でもロツクされるよう
にした遊隙であり、本願に直接関係なく、ロツク
状態で係止ローラ5aに施錠片10が当接するよ
うに設定しても可である。
9aに鍵17を挿入して時計方向に回し、第1係
止部15と施錠片10との係合を外した後バネ1
2に抗して錠止装置9をケーシング11内に嵌入
させ、然る後に錠止装置9を逆転させて施錠片1
0を第2係止部16に係合させると、第4図から
明らかなように施錠片10は係止アーム5の軌跡
内に入り込んで係止ローラ5aの上方に対峙し、
鍵穴9aから鍵17を抜き取ることによりこの位
置に固定される。このようであるからハンドル4
を回して施錠を開放しようとしても、係止ローラ
5aと施錠片10が干渉して回動する事が出来
ず、ハンドル4はロツクされて施錠を開放するこ
とは不能となる。尚第4図において係止ローラ5
aと施錠片10との間に間隙を有するようになつ
ているが、この間隙は係止ローラ5aが係止部7
に完全に係合してない場合でもロツクされるよう
にした遊隙であり、本願に直接関係なく、ロツク
状態で係止ローラ5aに施錠片10が当接するよ
うに設定しても可である。
上記ロツクを開放する場合には、鍵17にて再
び錠止装置9を第3図において時計方向に回し、
施錠片10を第2係止部16の係止より外すと、
錠止装置9はバネ12に押されて所定の位置まで
突出し、この位置で錠止装置9を逆回すると施錠
片10は第1係止部15に係合して係止アーム5
の回動軌跡外となり、上記したロツクは開放され
ハンドル4の正逆回転は自由となる。
び錠止装置9を第3図において時計方向に回し、
施錠片10を第2係止部16の係止より外すと、
錠止装置9はバネ12に押されて所定の位置まで
突出し、この位置で錠止装置9を逆回すると施錠
片10は第1係止部15に係合して係止アーム5
の回動軌跡外となり、上記したロツクは開放され
ハンドル4の正逆回転は自由となる。
次に、第7図〜第10図において本願の他の実
施例について説明するが、上記第1実施例と同様
の部分は説明を省略し、相違する部分についての
み説明する。
施例について説明するが、上記第1実施例と同様
の部分は説明を省略し、相違する部分についての
み説明する。
図面において110は施錠片で、受体8に設け
たケーシング111に直線的な上下の往復動は自
在なるも、回動は行なわないようにして保持さ
れ、受体8上に摺動自在に添着しておりその上下
二個所に第1係止部115と第2係止部116が
又上下両端には鍔片110a,110bが設けら
れている。両係止部115,116は図面に示す
ように半月状を2分した如き形状を有し、下向き
に弧状の係合面115a,116aを持つてい
る。ケーシング111には回動可能に錠止装置1
09が嵌合され、該錠止装置109には係止片1
09bが突設されている。
たケーシング111に直線的な上下の往復動は自
在なるも、回動は行なわないようにして保持さ
れ、受体8上に摺動自在に添着しておりその上下
二個所に第1係止部115と第2係止部116が
又上下両端には鍔片110a,110bが設けら
れている。両係止部115,116は図面に示す
ように半月状を2分した如き形状を有し、下向き
に弧状の係合面115a,116aを持つてい
る。ケーシング111には回動可能に錠止装置1
09が嵌合され、該錠止装置109には係止片1
09bが突設されている。
第7図において施錠片110は第1係止部11
5に係止片109bが嵌入して係止され、その先
端は係止アーム5の回動軌跡外に位置しており、
前記同様にハンドル4を正逆回動させることによ
り施錠開放が行なわれる。本実施例においてハン
ドル4をロツクするには、前記同様鍵穴109a
に鍵117を挿入し第10図に示すように錠止装
置109を時計方向に回し、係止片109bと第
1係止部115との係止を外すと、施錠片110
は鍔片110aがケーシング111に当接する迄
直線的に自重落下し、第9図のように係止ハンド
ル5の回動軌跡内に入り込んで係止ローラ5aの
直上に対峙するので、ここの錠止装置109を逆
回して係止片109bを第2係止部116に挿入
して施錠片110を係止する。この状態でハンド
ル4を回して施錠を開放しようとすると、係止ア
ーム5によつて施錠片110は極く僅かばかり押
し上げられるが、弧状の係合面116aと係止片
109bが互いに干渉して施錠片110の押し上
げは不能となり、ハンドル4の回動はロツクされ
る。又ロツクを開放する場合には上記と同様に第
2係止部116と係止片109との係止を外し、
鍔片110bがケーシング111に当接する迄施
錠110を持上げ、同様の操作により第1係止部
115に係止片109bを係止めすれば第7図の
如くになりロツクは開放される。尚係止部11
5,116は図面において半月状を2分した形状
としたが、半月状そのままの弧状の切欠等所定の
位置に施錠片110を係止し得るものであればそ
の形状は問わない。
5に係止片109bが嵌入して係止され、その先
端は係止アーム5の回動軌跡外に位置しており、
前記同様にハンドル4を正逆回動させることによ
り施錠開放が行なわれる。本実施例においてハン
ドル4をロツクするには、前記同様鍵穴109a
に鍵117を挿入し第10図に示すように錠止装
置109を時計方向に回し、係止片109bと第
1係止部115との係止を外すと、施錠片110
は鍔片110aがケーシング111に当接する迄
直線的に自重落下し、第9図のように係止ハンド
ル5の回動軌跡内に入り込んで係止ローラ5aの
直上に対峙するので、ここの錠止装置109を逆
回して係止片109bを第2係止部116に挿入
して施錠片110を係止する。この状態でハンド
ル4を回して施錠を開放しようとすると、係止ア
ーム5によつて施錠片110は極く僅かばかり押
し上げられるが、弧状の係合面116aと係止片
109bが互いに干渉して施錠片110の押し上
げは不能となり、ハンドル4の回動はロツクされ
る。又ロツクを開放する場合には上記と同様に第
2係止部116と係止片109との係止を外し、
鍔片110bがケーシング111に当接する迄施
錠110を持上げ、同様の操作により第1係止部
115に係止片109bを係止めすれば第7図の
如くになりロツクは開放される。尚係止部11
5,116は図面において半月状を2分した形状
としたが、半月状そのままの弧状の切欠等所定の
位置に施錠片110を係止し得るものであればそ
の形状は問わない。
最後に第11図から第13図によつて更に他の
実施例について説明するが、本実施例も上記第2
実施例と同様必要部分についてのみ説明する。
実施例について説明するが、本実施例も上記第2
実施例と同様必要部分についてのみ説明する。
第11図において110は施錠片で、受体8と
一体に構成されたケーシング111に直線的な水
平方向の往復動は自在なるも、回動は行なわない
ようにして保持され、受体8上に摺動自在に添着
している。而して施錠片110には上記第2実施
例と同様の形状を有する係止部115が設けら
れ、一方の端辺には係止ローラ5aに当接する弧
状の係止面110cを構成するとともに抜止突起
110dを突設し、又他方の端辺には鍔片110
aが取付けられている。ケーシング111には回
動可能に錠止装置109が嵌合され、該錠止装置
109には上記第2実施例と同様に係止片109
bが突設されている。
一体に構成されたケーシング111に直線的な水
平方向の往復動は自在なるも、回動は行なわない
ようにして保持され、受体8上に摺動自在に添着
している。而して施錠片110には上記第2実施
例と同様の形状を有する係止部115が設けら
れ、一方の端辺には係止ローラ5aに当接する弧
状の係止面110cを構成するとともに抜止突起
110dを突設し、又他方の端辺には鍔片110
aが取付けられている。ケーシング111には回
動可能に錠止装置109が嵌合され、該錠止装置
109には上記第2実施例と同様に係止片109
bが突設されている。
第11図に示す如くハンドル4を回動して施錠
を行なうが、この時係止アーム5先端の軌跡は第
11図に仮想線で示す如くであり、この時施錠片
110は抜止突起110dがケーシング111に
係止する迄後退しているので、両者は干渉するこ
となくハンド4の正逆回転は支障なく行ない得
る。尚この時錠止装置109に取付けた係止片1
09bと、係止部115との位置関係は上記第2
実施例の第10図と同様な関係にある。
を行なうが、この時係止アーム5先端の軌跡は第
11図に仮想線で示す如くであり、この時施錠片
110は抜止突起110dがケーシング111に
係止する迄後退しているので、両者は干渉するこ
となくハンド4の正逆回転は支障なく行ない得
る。尚この時錠止装置109に取付けた係止片1
09bと、係止部115との位置関係は上記第2
実施例の第10図と同様な関係にある。
以上の如くにおいて、ハンドル4をロツクする
二重施錠は次のようにして行なわれる。第11図
に示すように位置している施錠片110を、係止
面110cが係止ローラ5aに当接する迄指で押
して前進させ、その後図示を省略した鍵を鍵穴1
09aに挿入して錠止装置109を回し、上記第
2実例第10図の如く位置していた係止片109
bを第13図に示すように係止部115に嵌入す
ることにより、前記と同様にハンドル4の回動は
ロツクされ、又施錠片110を第11図の如く後
退させようとしても、係止片109bと係合面1
15aが干渉して後退し得ないことも前記同様で
ある。尚上記三つの実施例は全て片引障子に本願
を適用した場合について述べたが、両引その他の
障子にも使用し得るものであることは云うまでも
ない。
二重施錠は次のようにして行なわれる。第11図
に示すように位置している施錠片110を、係止
面110cが係止ローラ5aに当接する迄指で押
して前進させ、その後図示を省略した鍵を鍵穴1
09aに挿入して錠止装置109を回し、上記第
2実例第10図の如く位置していた係止片109
bを第13図に示すように係止部115に嵌入す
ることにより、前記と同様にハンドル4の回動は
ロツクされ、又施錠片110を第11図の如く後
退させようとしても、係止片109bと係合面1
15aが干渉して後退し得ないことも前記同様で
ある。尚上記三つの実施例は全て片引障子に本願
を適用した場合について述べたが、両引その他の
障子にも使用し得るものであることは云うまでも
ない。
以上のように本願は、施錠状態にあるハンドル
を鍵で操作する錠止装置によりロツクした二重の
施錠状態にし、鍵を使用する以外にロツクを開放
することが出来ないようにしたことにより、防犯
効果を高めるのみならず、前記したように学校、
保育園等年少者の居住する特定個所に使用した場
合に不用意なサツシの開放を防止し、災害の発生
を未然に防ぎ得る有用な考案である。
を鍵で操作する錠止装置によりロツクした二重の
施錠状態にし、鍵を使用する以外にロツクを開放
することが出来ないようにしたことにより、防犯
効果を高めるのみならず、前記したように学校、
保育園等年少者の居住する特定個所に使用した場
合に不用意なサツシの開放を防止し、災害の発生
を未然に防ぎ得る有用な考案である。
第1図は窓全体の正面図、第2図は一部を切欠
いて示す第1図のA−A線拡大断面図、第3図は
第2図の右側面図、第4図はロツク装置のロツク
状態を示す断面図、第5図、第6図はロツク装置
の作動説明図、第7図は他の実施例を示す断面
図、第8図は第7図の右側面図、第9図は第7図
のロツク装置のロツク状態を示す断面図、第10
図は第7図のロツク装置の作動説明図、第11図
は更に他の実施例を示すロツク解除状態の断面
図、第12図は第11図のロツク装置のロツク状
態を示す断面図、第13図は第12図のA−A線
断面図で必要部分のみを示したものである。 1……施錠装置、5……係止アーム、8……受
体、9,109……錠止装置、10,110……
施錠片、13……錠止穴、16,116……第2
係止部、109b……係止片、17,117……
鍵。
いて示す第1図のA−A線拡大断面図、第3図は
第2図の右側面図、第4図はロツク装置のロツク
状態を示す断面図、第5図、第6図はロツク装置
の作動説明図、第7図は他の実施例を示す断面
図、第8図は第7図の右側面図、第9図は第7図
のロツク装置のロツク状態を示す断面図、第10
図は第7図のロツク装置の作動説明図、第11図
は更に他の実施例を示すロツク解除状態の断面
図、第12図は第11図のロツク装置のロツク状
態を示す断面図、第13図は第12図のA−A線
断面図で必要部分のみを示したものである。 1……施錠装置、5……係止アーム、8……受
体、9,109……錠止装置、10,110……
施錠片、13……錠止穴、16,116……第2
係止部、109b……係止片、17,117……
鍵。
Claims (1)
- 障子と障子又は障子と枠体の一方に回動自在に
取付けるハンドルと、他方に固定的に取付ける受
体とを備え、ハンドルと同軸にハンドルと連動し
て回動するように設けた係止アームを受体に係合
させて障子を施錠するようにしてあるサツシ用施
錠装置において、前記受体に施錠片をその一部が
施錠状態の係止アームの開錠側近くにおいて係止
アームの回動軌跡内に入り込む位置とその回動軌
跡から外れる位置とに直線的に遠近往復動可能に
設け、更に受体又は施錠片に施錠片を抜き差し自
在の鍵の操作によつて係止アームの回動軌跡内に
入り込んだ位置に係止固定可能な錠止装置を設け
て成ることを特徴とするサツシ用施錠装置のロツ
ク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5300884U JPS60164566U (ja) | 1984-04-10 | 1984-04-10 | サツシ用施錠装置のロツク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5300884U JPS60164566U (ja) | 1984-04-10 | 1984-04-10 | サツシ用施錠装置のロツク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60164566U JPS60164566U (ja) | 1985-11-01 |
JPH0332216Y2 true JPH0332216Y2 (ja) | 1991-07-09 |
Family
ID=30573463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5300884U Granted JPS60164566U (ja) | 1984-04-10 | 1984-04-10 | サツシ用施錠装置のロツク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60164566U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2950731B2 (ja) * | 1994-08-11 | 1999-09-20 | 伸子 岡崎 | 錠前装置 |
-
1984
- 1984-04-10 JP JP5300884U patent/JPS60164566U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60164566U (ja) | 1985-11-01 |
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