JPH033197B2 - - Google Patents

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JPH033197B2
JPH033197B2 JP58133545A JP13354583A JPH033197B2 JP H033197 B2 JPH033197 B2 JP H033197B2 JP 58133545 A JP58133545 A JP 58133545A JP 13354583 A JP13354583 A JP 13354583A JP H033197 B2 JPH033197 B2 JP H033197B2
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JP58133545A
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Efu Kunooru Guren
Rei Sutorenji Donarudo
Kooru Benetsuto Junia Mashuu
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Siemens AG
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Application filed by Siemens AG filed Critical Siemens AG
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Publication of JPH033197B2 publication Critical patent/JPH033197B2/ja
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01TMEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
    • G01T1/00Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
    • G01T1/16Measuring radiation intensity
    • G01T1/161Applications in the field of nuclear medicine, e.g. in vivo counting
    • G01T1/164Scintigraphy
    • G01T1/1641Static instruments for imaging the distribution of radioactivity in one or two dimensions using one or several scintillating elements; Radio-isotope cameras
    • G01T1/1642Static instruments for imaging the distribution of radioactivity in one or two dimensions using one or several scintillating elements; Radio-isotope cameras using a scintillation crystal and position sensing photodetector arrays, e.g. ANGER cameras
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/58Testing, adjusting or calibrating apparatus or devices for radiation diagnosis
    • A61B6/582Calibration
    • A61B6/583Calibration using calibration phantoms
    • A61B6/584Calibration using calibration phantoms determining position of components of the apparatus or device using images of the phantom
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/42Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment with arrangements for detecting radiation specially adapted for radiation diagnosis
    • A61B6/4208Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment with arrangements for detecting radiation specially adapted for radiation diagnosis characterised by using a particular type of detector
    • A61B6/4258Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment with arrangements for detecting radiation specially adapted for radiation diagnosis characterised by using a particular type of detector for detecting non x-ray radiation, e.g. gamma radiation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S128/00Surgery
    • Y10S128/92Computer assisted medical diagnostics
    • Y10S128/922Computer assisted medical diagnostics including image analysis

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の分野〕 本発明は、補正された放射線映像信号の発生装
置に関するものであり、具体的には、放射線変換
システム内に較正手段、補正手段を具えた放射線
映像信号の発生装置に関する。
〔従来技術〕
核医学は治療の分野で最も急速に発展しつつあ
るものの一つである。核物理にその名を由来して
いるこの技術には、静脈中に放射同位体(ガンマ
線を放射する放射性物質)の小さな錠剤を注入す
ることも含まれる。血流がこの錠剤を体内中に分
布させ、適宜な感応変換器が分布の履歴を記録す
る。
同位体を多量に摂取するか又は血液の供給が豊
富な体内部分は明るくなるか又は高照度の部分と
なり、逆に低い摂取又は血液供給部分は暗く見え
る。このようにして、体内の任意の箇所又は特定
の器官は、安全に、高信頼で、無侵襲の方法で治
療が施される。
核による調査において最も多く使用される装置
は、例えば受けた放射エネルギー量子数に比例す
る光子を放出するシンチレーシヨン結晶である。
この放射された光子に応じた電気信号を発生する
結晶と共に短距離光通信においては複数の光電管
が用いられる。参照される米国特許3111057号の
明細書は、通常“Anger”(発明者名)又はガン
マ線カメラと称されている放射線映像装置を開示
している。
この種のシンチレーシヨン・カメラは、適宜な
コリメータを通過し結晶に入射する個々のガンマ
線を検出することによつて、同位体の分布図を作
成する。光電管の出力を電気回路が解読して、直
交(X、Y)座標及び各ガンマ線のエネルギー量
に比例するカメラ信号出力の結果を表示する第3
の信号Zに変換する。エネルギーZ信号が許容値
すなわち所定の上限値、下限値(Zウインドー)
に入るときは、結果を記録すると共に映像点をそ
の座標位置に従つて二次元マトリツクスに描く。
通常は位置座標とエネルギーレベルはアナログ量
であるが、周知の方法によつて等価なデジタル量
に変換し得よう。
核医学の進展及び診断器具としての用途の増大
につれて、例えば小さな腫脹の識別であるとか心
臓の機能又は寸法の測定その他の場合において、
ガンマ線カメラからより多くの、より改良された
情報を取出すことが必要となつてきた。残念なが
らこのような努力にも拘らず、カメラの設計、製
造に本質的に付随する非直線性、すなわち映像点
の空間点な歪のため、見分けが一層困難となり、
身体に一層有害なものとなつてきた。更にカメラ
の空間的な解像力を改善することを意図した新し
いカメラの設計により、イメージ(映像)の非直
線性と不均一性(カメラ領域(面)に実質的に均
一な放射線を与える投射放射線源に対してカメラ
出力信号の非直線応答を与える不均一性)の双方
を減少させるどころか、かえつて増大させること
は真実である。
これらの本質的な誤差要因を取除くため、先行
技術は種々の改良手法を開示している。ここで参
照のために組入れられる米国特許第3745345号明
細書は、特別な方法で正確に位置せしめられる多
数の見掛け上の放射映像(phantom radiation
image)点に関連してカメラの非直線性の大きさ
を定めている。放射映像点かららX及びYの増分
が導出されて蓄積され、オンライン的に又は引続
く表示において原の歪映像がこの表示の中心に位
置したときにカメラ信号を補正するのに使用され
る。この手法(技術)は、ある程度の改良を潜在
的に導入したものの、実用の目的を果すには不十
分であり、しかも不幸にも最終の映像に明らかな
変形を付加した。それだけでなく、上記特許の較
正手法は、何らかの精度をもつておこなうには困
難で且つ骨の折れる仕事である。更に、上記先行
技術のシステムは、ソース(放射線源)位置の関
係としてのZ(エネルギー値)信号の偏差を無視
し、すなわちカメラ面の特定の位置における放射
線のポイントソースに応答するZ信号出力の偏差
を全く無視していることは注目すべき重要なこと
であり、これが重要であることは後に明らかにさ
れよう。
米国特許第3937964号、同第3980886号及び同第
4001591号はいずれも解像力(放射線源を認識す
る能力)の向上及び非線形の回避についての他の
手法を提案しているが、これらのいずれもが経済
性、高信頼性及び本発明の新規な観点に包含され
た目的を達成するための機能を欠いている。この
課題に関する情報を開示し且つ可能な補正手段に
関連している他の科学文献は、Dennis Kirch、
Leonard Shabson、Michael LaFree及びGerry
Hineによる“Online Digital Methods for
Correction of Spatial Energy Dependent
Distor tions of Anger Gamma Images”並び
にF.Sauss aline、A.Todd−Pokrapek及びC.
Raynaudによる“Quantitation Studies with
the Gamma Camera after Correction for
Spatial and Energy Distortion”である。
従つて本発明の目的は、空間的非直線性と信号
不均一性を最小にしつつ高解像度を有する放射線
変換器映像装置を提供することにある。本発明の
他の目的は、検出されたエネルギー事象(event)
の各々が該当する真の空間位置に補正される装置
を提供することにある。本発明の他の目的は、事
象の検出が空間位置の関数として制御される装置
を提供することにある。本発明の他の目的は、点
ソースに対する均一な応答と高解像力を有するガ
ンマ線検出システムを提供することにある。本発
明の更に他の目的は、放射線映像システムの較正
手段及びこの較正を実現する装置を提供すること
にある。
〔発明の要約〕
本発明は、適宜な変換器、特にデジタル的手法
で位置情報を発生する特定のAnger形の放射性同
位体用カメラによつて検出された放射事象につい
て、真の位置情報を導出するものである。先行技
術は、アナログ処理の手法又は米国特許第
3745345号のように不十分なデジタル処理の手法
に依存するものである。本発明のシステムにおい
ては、エネルギー事象の真の位置情報が較正によ
り導出され、以後の呼出しに備えて変換テーブル
に蓄積されるが、この蓄積テータは、映像の非直
線性と品質に悪影響を及ぼす光電子増倍管その他
のカメラ要素の長期変動を考慮して、周期的な更
新が行われる。
到来事象についての真の座標の決定は、空間的
な非直線性を補正し、非直線性が軽減された無歪
映像を作成する。本発明のシステムは、また、空
間的に変化するZエネルギー信号のウインドーの
組合せにより、カメラの検出面にわたつて固有の
信号応答特性の偏差を補償し、選択したエネルギ
ー事象信号、例えば必要な場合はコンプトン・リ
コイル(recoil)事象のみをの検出を可能にす
る。これによつて、フイールドの非直線性を減少
させ、少ない信号の不明瞭さ及び増大した映像の
コントラストをもたらす雑音を最大限に除去する
ようにエネルギー受入れ基準の設定を可能にす
る。
上述の事項を助長し且つ先行技術の問題を回避
するため、本発明の一面に従えば、検出された放
射事象の位置座標に関する信号を発生する放射線
変換器を備えた放射線映像システムが提供され
る。本発明のシステムは、変換器のアナログ位置
座標信号をこれの複数ビツトのデジタル相当量に
変換する手段と、変換器の位置座標に対応する選
択され、検出された放射事象について真の空間座
標位置を蓄積する手段とを備えている。選択され
た事象に対応しない検出された事象の各々の真の
位置座標は、蓄積された真の空間座標間の区間内
で補間される。
本発明の他の一面は、受信したエネルギー事象
の各々に対して変換器の応答特性を決定する手段
と、複数の変換器の座標位置についてシステムの
応答特性を修正(変更)する手段とを備えてい
る。
更に、本発明の他の一面によれば、空間的非直
線性を極小にするように、放射線映像システムが
較正される。寸法と位置が正確に判つている擬似
(phantom)映像が変換器に与えられる。変換器
の座標位置信号が較正映像と比較されて補正され
た座標が導出され、この補正座標は、引き続いて
検出される事象の真の座標を補間するのに用いら
れる。
本発明のその他の目的及び態様は、図面を参照
しつつ以下に詳述する事項から明らかとなろう。
〔発明の概要〕
本発明は、X、Y空間座標及び検出放射事象に
関するZエネルギー信号を発生するガンマ線シン
チレーシヨンカメラに関する。本発明システム
は、カメラ面位置の関数としてカメラのZ信号レ
スポンス(応答特性)の較正を与える。更に、カ
メラ信号は、カメラによつて決定されるように、
検出事象の見掛け上の座標位置が、そのシステム
に蓄積される補正情報に基いて真の空間座標の補
正を伴つて起るデジタル的な等価量に変換され
る。空間座標の補正に加えて、そのシステムは、
カメラ面の位置の関数として、カメラZ信号応答
特性(レスポンス)の較正を与える。
〔好ましい実施例の説明〕
標準的なガンマ線カメラはX、Y、Zの3個の
アナログ信号を発生する。始めの2個はカメラが
検出した各事象の正確な位置座標であり、Z信号
はこの検出された事象についてシンチレーシヨン
結晶と光通信を行なつている全光電子増倍管から
の全光出力の大きさである。本発明の一実施例
は、これらX、Y値をそれぞれのU、V値に変換
するものである。固有のカメラと回路の不完全性
のため、この変換は直線的なものではなく、カメ
ラの異る視野ごとに非直線的補正を必要とする。
カメラ座標X、Yの各々は、真の空間座標Uと
Vの非直線関数である。この事は、理論的には完
全に水平又は垂直であるべきカメラの映像線に曲
り(湾曲)を導入する結果となる。詳しくは後述
するように、一般的な補正の手法は、放射線源
(ソース)の位置座標(X、Y)をカメラの視野
内の一定の真の位置座標(一定のU、V値)に描
くものであり、この際これらの座標位置の間隔は
実際に生ずる歪を正しく表示するものに十分接近
せしめられる。一旦このデータが蓄積されると、
較正された映像座標間の任意の区間内において妥
当な4個の係数の唯一のセツトによつて特徴付け
られる1次元の3次スプライン関数の系列に対し
て数学的な適合(近似)が行なわれる。従つて、
これらの適合は実際のカメラのアナログ信号の変
化と歪の詳細な記録を提供する。
計算機との相互接続していると考えられる第1
図を参照すれば、本発明の放射線映像システム
が、機能ブロツク図形式で描かれている。変換器
11は、米国特許第3011057号明細書に記載され
たものと同種のガンマ線カメラであり、外部ソー
スから放射される放射事象を検出する。カメラの
出力信号12は、カメラ電子回路13で動作され
て正確な直交空間座標X14,Y15及びエネル
ギーレベル信号Z16を発生する。これらのアナ
ログ信号は、更にアナログ−デジタル変換器17
でデジタル化され、それぞれ12ビツトのX、Yワ
ードと、8ビツトのZ信号を発生する。
座標信号X,Yの各々は、変換テーブル23を
アクセスすることによつて真の座標U、V、2
7,28に補正されるが、この変換テーブルは
X、Y各座標によりアドレスされるU、V値を含
む矩形マトリツクスであり、演算ユニツト24内
の補間ルーチンを実行する。プロセツサ信号2
5,26は、呼び出された特定のルーチンの実行
期間中に演算ユニツト24に出入りする情報を表
わす。変換テーブル23は、また、検出された放
射事象の特定のX、Y座標についての選択された
エネルギー閾値信号Zt21を供給する。Z信号2
0のエネルギーレベルは比較回路22内でZtと比
較され、妥当な範囲、すなわち許容限界内にある
ことが判明すると、ゲート信号Z′29が発生し、
ゲート30は、各許容エネルギー事象が記録され
て補正座標U、Vに表示されることを可能にす
る。
上述のごとき動作を行うに先立つて、システム
内に蓄積するデータの必要な補正を行うため、或
る種の較正操作を実行することが必要である。移
動する放射線源(ポイントソース)に含まれる長
たらしい時間及び不正確さを較正イメージを与え
るように変換するため、第2図、第3図に図示し
た較正プレート36を使用すると最も好都合であ
ることが見出された。プレート36は、実効的に
無限大の焦点距離を有するようになされたガンマ
線32を放出するテクネチウム99Mその他の適宜
な同位体(アイソトープ)のごとき放射線源31
により投射されたとき、バーないし線の見掛上の
映像を生ずる。このプレートは、約1/8インチ
(0.3mm)の厚みと、30cmの内径(カメラの全実効
面積を被うため)のリード・プレートから構成さ
れる。プレート36には約18乃至20本ライン又は
空〓38が形成されるが、各ラインは、その外見上
の幅が基本的にはカメラの空間的分解能によつて
決められるような寸法、すなわち約3mmの幅と約
15mmの中心間隔に選択される。フランジ37によ
り、プレート36は、厚み約1/8インチ(3mm)
のアルミニウム板のみによつて隔てられてシンチ
レーシヨン結晶34と近接して装着される。この
ようにして、真の空間位置座標を極めて高精度で
知り得る複数個のライン又はバーの放射線の外見
上の(phantom)映像がカメラに与えられる。
プレート36の90゜回転により直交するライン映
像が提供され、180゜回転は各ラインを中心に対し
て1/2だけ変位させるが、それによりデータが更
に必要な場合の新たな較正用映像を提供する。
プレート36をXの位置とした状態で、カメラ
の結晶で検出されたエネルギー量子、即ちガンマ
線事象に対してY信号が発生され、アナログ−デ
ジタル変換器によりデジタル化される。プレート
36のライン38が実質的に垂直方向にあるもの
とすれば、この映像は64個の等間隔配置された直
交プロフアイル即ちY位置にて解析される。第5
図に示すように、プロフアイルY=Yiと選択する
ことにより、放射事象の分布は各映像ライン1乃
至Nに関して得られる。各ピークの図心のX座標
は7ビツトの精度(この発明はこの精度のレベル
に限定されるものではない)により決定され、第
6図を参照すれば、較正映像の既知の真の座標U
に対してプロツトされる。X座標は独立変数とし
て選択され、Uは、X及びY〔U=U(Xc、Yi)〕
の64個の所定値の関数として変換テーブル23に
より入れられる。
XおよびY位置およびXおよびY信号の意味
は、必ずしも同じではない。XおよびY位置と
は、事象の実際の空間座標である。XおよびY信
号とは、空間座標に対応する電子信号である。す
なわちその信号はその座標に比例するものであ
る。
較正間隔の間で事象座標を記述し、表示するた
めに解析的な多項式がつくられるのが好適ではあ
るが3次スプライン多項式展開に限定されない。
これを行うために、当業者に良く知られた標準的
なルーチン(“Elementary Numerical
Analysisan Algorithmic Approach”Conte、
de Bar、1963年第2版、CUBIC Fr.234頁、
CALCCF Fr.235頁、SPLINE Fr.238頁)が使用
される。第1のルーチンは、Xc較正座標の間の
各区間について滑らかな最適の3次式を決定す
る。第2のルーチンは、所定の全X座標ごとに好
適には64個についてU値を与える。
好適な実施例においては、64個のYi値について
繰返したのち、64個のXi座標プロフアイル及び
Yc値についてV値(V=V(Yc、Xi))を求める
ため交叉軸モードで処理が繰返される。所定のX
及びY座標の各々は6個の最上位ビツト(MSB)
で記述され、第7図で示す64×64のU、V方形マ
トリツクス配列の変換テーブルを構成するのに用
いられている。テーブル41,42を構成するこ
とにより、所定のX、Y座標によつてアドレス又
はアクセスされる真の空間座標(U、V)の蓄積
を可能とするので、較正後にそのシステムが臨床
用の研究に使用されるときに、検出された放射事
象の空間座標は真のU、V位置に変換されること
なのであろう。
第6図における用語、図心および本明細書にお
けるピーク図心値は、同義の方法で使われてい
る。図心は最小2乗法ののガウス近似(least
square Gaussian fit)を用いて求められる。
第1図に示されているように、変換器13(す
なわち空間座標信号X,Yおよびエネルギー信号
Z)によつて受信された全ての信号は、アナログ
からデジタルへの変換器17において、デジタル
信号に変換される。デジタル信号の精度は信号が
有するデイジツトの数による。7ビツトの精度と
いう用語は、信号(この場合、図心のX座標に対
応している)が7ビツトの長さを有するというこ
とを指している。
第5図および第6図に関して、次のような説明
を加える。
前述したように、ラインまたは空〓は、較正プ
レート36において形成される。第5図及び、第
6図を用いて説明されている第1段階において、
プレート36のラインまたは空〓は実質上、垂直
の方向にある。すなわちY座標の方向である。そ
こで、プロフアイルY=Yiが選択される。第5図
は、X方向において、シンチレーシヨン事象のプ
ロツトを表わしている。Niはシンチレーシヨン
事象の数を示している。プレートのラインまたは
空〓に対応してプレートの各ラインに対応する図
心1,2,3…がある。しかしながら、空間ひず
みのために図心のX座標は、プレートのラインの
真の座標に一致しない。それは第6図において、
較正座標Uとして引用されている。換言すれば、
第4図の図心値によつて表されているカメラ座標
は、プレート36におけるラインの位置によつて
表されている較正座標に一致していない。カメラ
座標または、図心値Xと較正座標または、真の座
標Uの依存関係は第6図に示されている。
用語Xcは、同心値の測定されたX座標即ち換
言すれば、較正座標Uに対応するカメラ座標を表
わしている。
前述したように、U座標に対して変換テーブル
41が、およびV座標に対して変換テーブル42
が作成されている。U変換テーブルはいくつかの
Y座標のYiに対して図心座標Xcの機能としてU
値を含む。相応じて、V変換テーブルは、いくつ
かの異なつたXiの値に対する図心座標Ycの機能
として、Vの値を含む。
第1図に関してはすでに説明されているよう
に、変換器によつて受信された全信号はデジタル
信号に変換される。通常、XおよびY座標は、
各々12ビツト・ワードによつて表されている。し
かしながら、較正プレートは64ラインのみ有する
ので、較正に対し、各々の方向において64位置の
みが得られる。そのために、6ビツトのXおよび
Y座標信号は較正信号の位置を描くのに十分であ
る。いずれの数のシステムにおけると同様にデジ
タル信号における各ビツトは、異なつた有意性を
有する。前記に説明されているように、較正座標
の作図には6個の最上位ビツト(MSB)使われ
なければならない。カメラ座標信号の6個の最上
位ビツトによつて各々表わされている64X座標
および61Y座標に対してのみ、真の(較正)座
標UおよびVは決定される。第4図は動作中に検
出された放射事象の位置とレベルを表わしている
代表的ワード(デイジツトの行)の表示である。
すでに説明されているように、各XおよびY座標
は動作中12ビツトを含む。各座標XおよびYの6
個の最上位ビツトは、第4図において、6MSBと
記され、残りのビツトは、第4図では6LSBと記
されている。
7ビツトの精度を有するX座標の決定は較正プ
レートのラインのイメージを表わしているピーク
図心のX座標を参照している。X(図心のX座標)
の64の所定値は較正プレートが64ラインを有する
ために得られる。7ビツトの精度を有するX座標
の決定は十分であると証明されている。
以上をまとめれば、プレート36がカメラに装
着されたのち、以下のステツプに従つて較正手順
が実行される。
1 一対のアナログ−デジタル変換器の(Xi
Yi)の値が選択され、テーブルへの対応する入
力(記入)が決定される。
2 Yiに対応する映像中の各行について、データ
は各ラインにおいて事象のピークを有する映像
を介して1次元プロフアイルを表わす(第5図
参照)。
3 各ピークの図心Xcは最小2乗のガウス近似
を用いて求められる。これは、較正映像の等間
隔に配置されたU値についてXc値を与える。
4 このデータに近似するU=aX3+bX2+cX+
dの関係式を導き、これに基いて、64個の所定
のX値についてU値を決定する。
5 64個の全Yi値に対してステツプ2〜4をおこ
なう。
6 映像を90゜回転させて処理を繰返し、V=ey3
+fy2+gy+hなる最適の適合式を導出し、64
個の全Xiについて行い、空間的補正データの全
てを変換テーブル、すなわち64個のX、Y座標
位置の関数として方形マトリツクス配列のU、
Y値を入力する。
第7図の64×64マトリツクス変換テーブル4
1,42に蓄積された事象の座標(X、Y)に関
連した真の空間座標位置をU、Vにより、システ
ムは実際の研究において得られる臨床情報を習得
して補正するのに用いられるであろう。第8図を
参照すれば、各事象に対して12ビツトの精度の
X、Y座標ワード(word)がアナログ−デジタ
ル変換器17によりつく出される。6個の最上位
ビツト(X、Y)i、(MSB)(第4図参照)は、
変換テーブル42,43をアクセスして64×64マ
トリツクス中のかような位置及び次の高位の座標
(X、Y)2-4位置の各々に対して対応する真の
(U、V)座頻を得るのに使用される。未補正の
X、Yマツピングから真の座標U、Vマツピング
までこれら座標の変換は、実線の輪郭で示され
る。映像事象の連続的な変換補正要素が示される
とすれば、これらは、重複部分又は空所部分もな
い連続的なモザイクとなろう。
各シンチレーシヨン事象の実際の測定座標は、
動作中、12ビツトの精度で発生している。これ
は、各信号の測定幅が4096段階(ステツプ)に分
割されていることを意味する。しかしなががら、
上記にすでに説明されているように、変換テーブ
ルは較正に対する必要なメモリ空間と時間を減少
させるために、まさに64×64マトリツクスであ
る。これは、修正に対してはXおよびY座標の64
値のみが有効であ。そのために、XおよびY座標
の6個の最上位ビツトのみが変換テーブルをアク
セスするために使われ得る。12ビツト信号の内の
残りの6ビツトが0でなければ、実際の座標は変
換テーブルをアクセスするために使われる値より
大きい。そのために補間は、64×64マトリツクス
における6個の最上位ビツトと各々次に高い座標
位置によつて与えられる座標に基いて作られる。
U、V座標を決定するにあたつて区間内の直線
関係を仮定すれば、マトリツクスに蓄積された座
標の中間で生ずる検出事象の見掛けの空間座標
(X、Y)に対応する正確な真の空間(U、V)
座標を見出すために、各X、Y座標の6ビツトの
最下位ビツトを用いて比例直線補間が実行され
る。典型的な直線補間は次のように進行される。
1 コーナー要素1〜4(事家の(X、Y)最上
位ビツトMSBに対応する要素及びマトリツク
ス次に連続する高位の座標)のU、V座標がア
クセスされる。
2 事象の(X、Y)の最下位ビツトLSBを用
いて、次式に従つて比例定数が決定される。
A=U1+(U2−U1)×(LSB)/64 B=V1+(V2−V1)×(LSB)/64 C=U3+(U4−U3)×(LSB)/64 D=V3+(V4−V3)×(LSB)/64 3 事象に対する真の位置座標(U、V)が、U
=A+(C−A)Y(LSB)/64と求められ、
さらにV=B+(D+B)Y(LSB)/64が求
められる。
なお、比例定数の64は、補間の精度、すなわち
6個の最下位ビツトLSBに対応するものであり、
本発明は上記の精度に限定されるものではない。
このようにして、各事象に対して真の空間座標
位置が決定され、従つてカメラ映像の非直線性及
び不均一性が減少される。このようにして、本発
明によれば、64×64マトリツクスに関連した経済
的で容易な較正による4096×4096変換テーブルを
用いて高精度の補正を効果的に達成できる。
本発明のシステムは蓄積U、V値間の直線補間
に限定されるものではなく、真の映像位置をより
よく決定しようと考える場合、非線形の関係に従
つてU、Vを決定するように容易に修正できるこ
とを実現することは重要である。例えば、較正プ
ロセスの間、最も良く適合する3次のスプライン
多項式展開に対応して、各カメラ座標間の間隔を
描写するように係数が定められたことを想起され
たい。64×64の変換テーブル配列41,42内の
各要素に関して、これらの同様な座標が蓄積さ
れ、各事象の最下位ビツトLSBに関連したU、
V座標を算定するために演算マニツト23内で用
いられる。しかしながら、実験結果によれば、64
×64マトリツクス配列を用いた場合は、直線補間
は真の座標を決定する上で十分な精度を与えるこ
とを示している。
補間を使わなければ変換テーブルによるカメラ
座標の補正には2つのオプシヨンがある。小変換
テーブルを使えば、信号の測定は6ビツトの精度
によつて使われ得るのみで、そのため、イメージ
は不精確になる。信号の測定が12ビツトの精度に
よつて処理されていれば、4096×4096の変換テー
ブルは、大きなメモリ能力と長い較正期間を必要
とするであろう。本発明の補間を使うことによつ
て、4096×4096変換テーブルに関連する修正の精
度は、経済性と64×64変換テーブルに関連連する
較正の容易さが効果的に達せられる。
再び第8図を参照すれば、先行技術に対する重
要な違いが示されている。米国特許第3745345号
に関して前述したように、ビツト精度に依存し
て、検出された事象のX、Y座標のビツト内容に
より決定されるマトリツクス要素に対応して、所
望のΔX及びΔYが蓄積される。すなわち、補正
マトリツクス配列は容量的に座標のビツト精度に
対応する。第8図の破線変換により示されるよう
に、これらの補正因子(factor)は、X、Y値に
適用されて、要素内に位置する全ての事象を新た
な位置(X+ΔX、Y+ΔY)に移行させる。か
くして、先行技術が本発明と同程度の精度を達成
するためには、補正因子の蓄積用の4096×4096の
マトリツクス配列を使用することが必要である。
本発明は、64×64変換テーブル・マトリツクスに
重畳された微細な補間グリツドを有効に用いるこ
とによつて、同一の効果を達成するものである。
先行技術において粗いグリツドを使用するなら
ば、非直線性は部分的にのみ補正され、事象の不
正確な位置によつて映像の人工的構成がつくら
れ、変換された要素には恐らく重複部分又はすき
間が生じよう。
前に指摘したように、Z信号の変化は、多くの
観点から重要であるが、基本的なものとしては、
関心ある放射事象のみの解像、映像の非直線性
(臨床評価においてはソースの解明が重要である
ことを想起されたい)及びその合成の空間誤差
(error)である。本発明は、隣接する複数個のカ
メラ面のセグメントに対してZtエネルギー閾値を
変えることによつて上記の歪を防止している。第
9図を参照するに、ガンマ線カメラの典型的なエ
ネルギー・ヒストグラムが図示されている。通常
は、ピークエネルギー内容が関心事であり、これ
らの事家のみが記録されるようにエネルギー・ウ
インドーが選択される。これは、上方及び下方の
閾値間のZレベルを表示しない事象を全て除外す
ることにより実現される。事象の空間位置に関し
てレスポンス(応答)が変化することはよく知ら
れており、従つて受けた事象の見掛け上のエネル
ギー内容は、そのX、Y位置の関数である。これ
を、考慮しなければ、情報に致命的な損失を生
じ、信号のあいまいさが増大する。
カメラのZ応答(レスポンス)を規格化するた
めに、定常の点源がカメラ面を投射するように使
用され、その全面がエネルギー事象を受けるよう
にする。第10図を参照すれば、第7図の64×64
マトリツクス配列の変換テーブル43の6ビツト
のX、Y要素の各々に対して分離したエネルギ
ー・ヒストグラム51が求められる。制限された
計算機のコアサイズにより、ヒストグラムは、同
時に多数のY座標のみについて求められ、次のヒ
ストグラムを求められる前にデクス記憶装置に転
送される。好適には、カウント数Niは、5ビツ
ト32レベルのヒストグラムに蓄積され、これに対
する標準のピーク検索ルーチンは演算ユニツト2
3内で適用される。
ピークを決定したのち、各要素に対して16ビツ
トのワードが作成されるが、このうちの8ビツト
はZtの低位の値を設定し、残りの8ビツトは高位
の値を設定する。
上述のZ値あるいはZ信号はエネルギーレベル
を表わしている。変換器によつて受信されたエネ
ルギーレベルの信号は、第4図に表示されている
が、アナログ−デジタル変換器においてデジタル
化され、8ビツトのZ信号を発生させている。
通常はシンチレーシヨン事象のピークのエネル
ギー量Zt(閾値)は重要である。
そのため、上位及び下位の閾値によつて決定さ
れるエネルギーウインドーが選択される。Z信号
が8ビツトを有しているように、閾値(下位のZt
値と上値のZt値)も同様に8ビツト有する。その
ため、エネルギー信号Zは6ビツトの精度で発生
しているのみであるが、16ビツトワードはエネル
ギーウインドーに対して発生しているはずであ
る。
上述のウインドーは、通常は、最も適合するガ
ウス分布の電力半減点に関するものであるが、こ
れに限らず任意の限界が設定され得ることは直ち
に理解されよう。これらの値は、一旦セツトされ
たのち、通常64×64マトリツクス配列(アレイ)
であるZ変換テーブルに置かれ、各事象の最上位
ビツトMSBによつてアクセスされる。
臨床の場において重要な事象をすべて検出する
必要性を実現する場合、Zを規格化する重要性は
理解できよう。Ztウインドーの移動及び/又は絞
りによつて、有意義な情報の検出のみならず不必
要な事象の記録も最小にできる。
第11図を参照するに、コンポーネント等の変
化によりシステムが再較正を必要とする場合、こ
の再較正は、選択された(Xi、Yi)座標の代りに
カメラの(X、Y)アナログ−デジタル変換信号
としての変換テーブルU、V値を用いて補正の必
要度を減少させるものである。この繰出しの手法
は、初期の較正の間使用され、残存する未補正の
非直線性を更に減少させる。
較正後においてもカメラ面の周辺範囲のまわり
に、或る種の大きな非直線性が残る傾向にあるこ
とは注目される。これは正確なU、V座標の決定
に対して、これらの分野に利用できる較正座標の
最小数の他に大きな歪みにより発生されるものと
考えられる。
収束的な反復処理を用いる再較正により、これ
らの分野の改善が得られた。この処理は、初期較
正に用いたものと同様のプロセツサに利用可能な
ルーチンを使用する。
初期の粗い補正は、前述の初期処理と同様の変
換テーブルの手法を使用し、U、V値をカメラの
事象座標X′、Y′として扱うことにより達成され
よう。較正映像から導出された新たな変換テーブ
ル23′は、各X′、Y′の対に対して新たな真の位
置座標U′、V′を与える。しかし、新たなテーブ
ル23′は原の事象座標X、Yに対してアクセス
可能とされなければならず、これは以下のように
行われる。
1 カメラの原のアナログ−デジタル変換値の対
(Xi、Yi)を取り上げる。
2 対応する(X′、Y′)座標を検索する。
3 この(X′、Y′)対をカメラ信号として処理
するに当り、最初に真の事象座標を決定するの
と同様な方法にて、新たな変換テーブル23′
をアクセスするために6個の最上位ビツト
MSBを使用し、更に次のコーナー要素を設定
する(第8図参照)。次に、原のXi、Yiアドレ
スにおいて真の、U、V値を補間するために6
個の最下位ビツトLSBを用い、これによつて
原のカメラ座標によりアクセス可能な新たな補
正テーブルを確立する。
システム較正に続く動作を簡単に要約すれば、
入射ガンマ線事象は、(X、Y)空間座標値とZ
エネルギー信号とを生成する。X、Y座標の最上
位ビツトMSBは、それぞれ2個の変換テーブル
の各々に在る真の空間座標値U、Vをアクセス又
はアドレスするのに用いられ、6個の最下位ビツ
トLSBは各事象に対して正確な真の座標を補間
するのに用いられる。次いでこれらの事象は、選
択されたマトリツクス配列のアドレスされたX、
Y座標セグメントごとに設定された閾値の限界内
に落込む場合にだけ、システムに受入れられる。
事象が一旦受入れられると、X、Y信号は、よ
り粗い表示マトリツクスであることを通常とする
マツピングに適合するビツト内容になるように余
分なビツトの切捨てが行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の機能ブロツク図、
第2図は較正プレート平面図、第3図は較正プレ
ートを装着したガンマ線カメラの概略的断面図、
第4図は検出された放射事象の位置とレベルを表
示するワード構成の典型例を示す概念図、第5図
は較正映像に関して選択されたY座標についての
典型的なX座標分布の一例を示す概念図、第6図
は検出された較正点についての最適の解析的な多
項式曲線の典型例を示す概念図、第7図はX、Y
及びZ補正値についての3個のマトリツクス配列
(アレイ)の斜視図、第8図は本発明の理想化し
た座標補正の概念を先行技術の補正と比較して示
す概念図、第9図は放射線変換器に対するエネル
ギー・ヒストグラムの典型例を示す概念図、第1
0図は変換器のセグメントについての複数のエネ
ルギー・ヒストグラムを表示する概念図、第11
図は映像の非直線性を反復補正するために用いる
ときの本発明の一実施例のブロツク図である。 11……放射線変換器、13……変換器回路、
14,15,16……検出された放射事象のX座
標信号、Y座標信号、Z(エネルギー・レベル)
信号、17……アナログ−デジタル変換器、21
……閾値信号、22……比較器、23……変換テ
ーブル、24……演算ユニツト、30……ゲー
ト、31……放射線源、32……ガンマ線、32
……シンチレーシヨン結晶、35……ガンマ線カ
メラ、36……較正プレート、37……フラン
ジ、38……ライン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 検出された放射事象の見掛けの空間位置座標
    (X、Y)を表わす信号及び放射事象に関するZ
    エネルギー信号を発生する放射線変換器、 前記放射線変換器により発生されたアナログ信
    号を電子回路13により処理し、アナログ−デジ
    タル変換器によりデジタル化して複数ビツト精度
    を有するX、Y座標信号及びZ信号を発生するデ
    ジタル信号発生手段、 多数の見掛けの空間位置座標信号X,Yに対し
    て正しい真の座標信号U,Vを導出する較正手
    段、 前記正しい真の座標信号U,Vを蓄積する蓄積
    手段、 前記デジタル信号に応答しかつ前記蓄積手段に
    応答的に結合して、前記放射事象の真の空間座標
    U、Vを表わす出力信号を発生し、前記検出され
    た放射事象の位置座標X、Yを用いてZエネルギ
    ー信号を補間する手段を含む補正手段、を具備
    し、 前記蓄積手段は、補正情報を規則的に配列され
    たマトリツクス・アレイ内の選択された座標位置
    に対応する位置に蓄積する手段を備え、 前記補正手段は前記検出された放射事象の最上
    位ビツトMSBを用いて前記蓄積手段をアドレス
    することにより対応する放射事象に対して補正情
    報を与える手段を備え、かつ 前記補間手段は、前記検出された放射事象の座
    標の最下位ビツトLSBを用いて前記マトリツク
    ス・アレイの座標の放射事象に対するZエネルギ
    ー補正情報を決定する手段を備えたことを特徴と
    する補正された放射映像信号の発生装置。 2 前記各空間座標を複数ビツト精度のデイジタ
    ル量に変換する手段を備えたことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の補正された放射映像信
    号の発生装置。 3 前記較正手段は、前記変換器に近接して装着
    された遮蔽板を備え、該遮蔽板には複数の平行間
    〓が形成されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の補正された放射映像信号の発生
    装置。 4 前記遮蔽板は実質的に無限遠に焦点合せされ
    た点源によつて照射されて該遮蔽板内に形成され
    た複数の平行間〓に対応した複数の変換器線(ラ
    イン)映像を与えるものであり、 前記較正手段は、 前記各平行間〓に対応した変換器映像内のピー
    クに位置せしめる手段及び、 前記ピーク位置のデータに合せて座標位置の補
    正情報の変化を表わす関係を形成するように適合
    させることにより選択された座標値に対する補正
    情報を決定する手段を、備えたことを特徴とする
    特許請求の範囲第3項記載の補正された放射映像
    信号の発生装置。 5 前記較正手段は、前記遮蔽板を90゜回転させ
    る手段を備えたことを特徴とする特許請求の範囲
    第3項記載の補正された放射映像信号の発生装
    置。
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