JPH0329987A - シミュレータ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

この発明は、プラントを運転する運転員の訓練に用いる
シミュレータ装置に関するものである。

【従来の技術】

第４図は例えば、特公昭５９−４６３９２号公報に示さ
れた従来のシミュレータ装置の概略構威図であり、図に
おいて１ａは訓練ブランｌ−ａの操作盤を模した訓練用
ａユニット操作盤、１ｂは訓練プラン＋−ｂの操作盤を
模した訓練用ｂユニット操作盤、２はシごユレータ計算
機、４は指導員卓、５は訓練対象プラント切替盤である
。 次に第４図の動作を第５図のフローチャートを参照して
以下に説明する。まず指導員卓４から、訓練対象プラン
トを選択する信号をシミュレータ計算機２に入力すると
、該シｉユレータ計算機２はプラント選択信号を識別す
る（ステップＳＴ　１）。 この識別動作が終了すると、訓練対象プラントの動特性
．制御特性を模擬演算する模擬モデルプログラムを選択
し、実行可能な状態に設定する（ステップＳＴ２）。次
に模擬プラント状態変数．訓練プラント用の事故設定項
目，プラント状態監視項目等の項目テーブル．訓練開始
用初期値データ等のデータを、シミュレータ開始可能な
様に設定する（ステップＳＴ３〜ＳＴ５）。一方、シご
ユレータ計算機２で処理されたプラント選択信号は訓練
対象プラント切替盤５に人力され、シミュレータ計算機
２と訓練用ａ（またはｂ）ユニット操作盤１ａまたは１
ｂの接続を、プラント選択信号に応じて切り変える。即
ち、指導員の選択操作に基づいて、訓練対象プラントの
模擬ソフトウェアシステムが選ばれると同時に、対応ず
る操作盤が選択される。

【発明が解決しようとする課題】

従来のシミュレータ装置は以上のように構威されている
ので、各々のプラント設備仕様に対応した訓練用ユニッ
ト操作盤をそれぞれ準備し、訓練対象プラント切替盤を
介して、常にシミュレータ計算機と配線接続しておく必
要があるため、該訓練用ユニット操作盤を設置するスペ
ースに制約があり、切替により数プラントに対応するシ
ミュレータ装置が限度であるという課題があった。 また、スペースの制約を回避するために、プラント設備
仕様に対応した操作ザブパネルを準備し、共通に使用す
る訓練用操作盤に、訓練対象のサブパネルを組み替える
様にしても、指導員の操作による選択信号で、模擬ソフ
１−ウエアと操作サブパネルが一括して入れ替わる機構
であるため、装着している操作サブパネルを指導員が判
断して訓練対象の模擬プラントを選択する必要があり、
誤装着や該選択による模擬ソフトウェアと操作サブパネ
ルの設定不一致等、扱いに注意を要する他、人間が介入
することが原因で新たな間違いを誘発する等の課題があ
った。 この発明では、上記のような課題を解消するためになさ
れたもので、訓練対象プラントを指導員の判断の介入な
しに、自動的に設定することができるシミュレータ装置
を得ることを目的としている。

【課題を解決するための手段】

この発明に係るシ４ユレータ装置は、訓練対象となる複
数のプラントの設備仕様に対応してそれぞれ作られたサ
ブパネルのうち訓練対象のサブパネルを共通使用の訓練
用操作盤に装着し、前記サブパネルに対応した認識信号
をシミュレータ計算３ ４ 機に人力して演算サブモデルのプログラムを自動的に選
択し訓練を行うようにしたものである。

【作用】

この発明におけるサブパネルは訓練対象となる複数のプ
ラントの設備仕様に対応して夫々準備され、共通使用の
訓練用操作盤に装着される。そして、該サブパネルは前
記設備に対応した認識信号をシミュレータ計算機に指示
するようにしたので演算サブモデルが自動的に選択され
る。

【発明の実施例】

以下、この発明の一実施例を図について説明する。図中
、第４図と同一の部分は同一の符号をもって図示した第
１図において、１は訓練用操作盤、ＡＩは設備Ａの第１
ユニッ１一用ザブパネル、Ａ２は設備六の第２ユニット
用サブパネル、Ｂｉは設備Ｂの第ｉユニッ１・用サブパ
ネル、Ｃｊは設（＠Ｃの第ｊユニッ１一用ザブパネル（
以下、ＡＩ，Ａ２，Ｂｉ，Ｃｊをサブパネルと略称）、
３Ａ１は設備Ａの第１ユニット用ザブパネル認識用人力
装置、３Ａ２は設備八の第２ユニット用サブパネル認識
用人力装置（以下、３Ａ１．３Ａ２をサブパネル認識用
人力装置と略称）である。 次に第３図のフローチャートを参照して動作について説
明する。まず、設備Ａにおいては、設備仕様の各々に対
応し、訓練用操作盤１の特定位置に装着できる様に複数
のサブパネルを準備しておく。このサブパネルは複数の
プラント設備の運転訓練を可能とするため訓練対象のプ
ラント設備に対応した操作器具，指示計器等を配置して
いる。 そして設備Ａの第１ユニット用サブバ不ルＡ１が装着さ
れている場合には、設備Ａの第１ユニット用サブパネル
認識用入力装置３Ａ１からシξユレータ計算機２に設備
Ａの第１ユニット用サブパネルＡＩからの認識入力信号
を入力する。そしてサブパネル認識用人力装置は第１図
（ｂ），　（Ｃ）に示すようにサブパネル毎に切換え可
能に設置されている。 サブパネル認識入力信号は、サブパネルの選択コードを
キイとして処理される。そこで、第２図に示したように
装着サブパネルに対応した選択コード、演算サブモデル
等をその装着サブパネル使５ ６ 用時の訓練に必要なシ壽ユレータ設定項目としてデータ
ベース化し予め準備しておく。サブパネルを装着したら
最初のサブパネルＮｏを設定する（ステップＳＴ６）、
次に選択コードを読出し（ステップＳＴ７）、認識コー
ドに対応した設備の動特性，制御特性を模擬する演算サ
ブモデルプログラムを選択する。選択されたザブモデル
プログラムをプラント全体の模擬モデルプログラムに組
み込み、演算可能な状態にする（ステップＳＴＹ）。 更に、選択コードに対応した模擬状態変数．項目テーブ
ル，データ設定等もシミュレータシステムに組み込む（
ステップＳＴ９〜ＳＴＩＩ）。全てのサブパネル用シス
テム設定が完了したら設定終了とする（ステップＳＴ１
２）。このようにして次のサブパネルＮｏ．の前記同様
の設定作業を繰り返えす（ステップＳＴ１３）。そして
常に訓練用模擬プラントに即した模擬モデルプログラム
を実行可能な状態にする。

【発明の効果】

以上のようにこの発明によれば、選択コードで選択した
設備に対応したサブパネルを操作盤に装着することで、
自動的に選択コードに対応した演算モデル、すなわち模
擬モデルプログラムが生或できるので、指導員による訓
練用プラントの選択判断が不要となって、操作の誤りを
なくすことができる効果がある。また、多数の設備の組
合せで構成される実際のプラント仕様も、サブパネルを
選択し訓練用操作盤に装着するだけで、多様なプラント
仕様に適合した訓練用模擬プラントモデルを自動的に生
成できるため、極めて効率よくシミュレータ装置を構築
でき、速やかに訓練を行うことができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）はこの発明の一実施例を示す訓練用操作盤
とサブパネルの関連図、同（ｂ），　（Ｃ）図はサブパ
ネル装着時の操作盤とシミュレータ計算機間の接続状態
概念図、第２図は設備選択データベース例の説明図、第
３図は訓練用モデルプラント自動生戒フローチャート、
第４図は従来のシミュレータ装置のブロック構戒図、第
５図は従来のモデルプ７ ８ ログラム切換えフローチャートである。 図において、１は訓練用操作盤、２はシミュレータ計算
機、Ａｌ，Ａ２，Ｂｉ，Ｃｊは設備ＡＩ，Ａ２，Ｂｉ，
Ｃｊ用サブパネル（サブパネル）、３Ａ１．３Ａ２は設
備Ａの第１又は第２ユニッ１・用サブパネル認識用人力
装置（サブパネル認識用入力装置）である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　実際のプラントの動特性、制御特性等を模擬演算する
   と共に、該プラントの運転操作の訓練過程を制御する演
   算サブモデルをデータベースとして格納したシミュレー
   タ計算機と、前記プラントの制御盤を模した共通使用の
   訓練用操作盤とを備えるとともに、訓練対象プラント設
   備に対応した操作器具及び指示計器を配設して該訓練用
   操作盤の所定位置に装着するサブパネルを該訓練対象プ
   ラント設備数だけ有し、前記サブパネルのうち訓練対象
   のサブパネルを前記訓練用操作盤に装着してなるシミュ
   レータ装置。