JPH03285396A - 多層セラミック回路基板 - Google Patents
多層セラミック回路基板Info
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- JPH03285396A JPH03285396A JP8303290A JP8303290A JPH03285396A JP H03285396 A JPH03285396 A JP H03285396A JP 8303290 A JP8303290 A JP 8303290A JP 8303290 A JP8303290 A JP 8303290A JP H03285396 A JPH03285396 A JP H03285396A
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Landscapes
- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
J牟既 要二
多層セラミック回路基板に関し、
機械的強度のために軟化温度の低し)ガラス成分を含む
ガラス/セラミック複合材料が用いろれるが、金属ペー
ストによる配線層中にガラス成分が侵入して電気抵抗を
高めたり、配線層の下部でバインダーが抜けにくく配線
層と絶縁層の間で剥離が生じる問題を解決することを目
的として、配線層、特に信号層の周囲を軟化点の高いガ
ラス成分を含む絶縁層で覆うか、又は軟化点の高いガラ
ス成分を含むガラス/セラミック複合体層を配するよう
に構成する。
ガラス/セラミック複合材料が用いろれるが、金属ペー
ストによる配線層中にガラス成分が侵入して電気抵抗を
高めたり、配線層の下部でバインダーが抜けにくく配線
層と絶縁層の間で剥離が生じる問題を解決することを目
的として、配線層、特に信号層の周囲を軟化点の高いガ
ラス成分を含む絶縁層で覆うか、又は軟化点の高いガラ
ス成分を含むガラス/セラミック複合体層を配するよう
に構成する。
本発明は、多層セラミック回路基板に関する。
近年のコンピュータの高速化の要求に伴い、回路基板中
を伝わる信号の伝播速度を小さくすることが要求されて
いる。このため、少ない面積に微細なパターンを数多く
配線することが必要であり、内部にも何層もの配線を有
する多層セラミック回路基板が使用される。
を伝わる信号の伝播速度を小さくすることが要求されて
いる。このため、少ない面積に微細なパターンを数多く
配線することが必要であり、内部にも何層もの配線を有
する多層セラミック回路基板が使用される。
多層セラミック回路基板においては、基板材料はセラミ
ックとガラスの複合体を使用することが一般的である。
ックとガラスの複合体を使用することが一般的である。
信号層の材料に銅を用いた場合、ガラスセラミック基板
は銅の融点(1083℃)以下で焼結しなければならな
いので、軟化温度の高いガラスをガラス/セラミック複
合体に用いると、ガラス/セラミック複合体の機械的強
度は低くなる。このため、ガラス/セラミック複合体の
機械的強度を高くするには、比較的軟化温度の低いガラ
スを用いる必要がある。
は銅の融点(1083℃)以下で焼結しなければならな
いので、軟化温度の高いガラスをガラス/セラミック複
合体に用いると、ガラス/セラミック複合体の機械的強
度は低くなる。このため、ガラス/セラミック複合体の
機械的強度を高くするには、比較的軟化温度の低いガラ
スを用いる必要がある。
しかし、軟化温度の低いガラスを用い、信号層にガラス
成分を含まない銅ペーストを用いた場合、信号層中へガ
ラス/セラミック複合体中のガラス成分が侵入しやすく
なり信号層の電気抵抗を高くすることがある。このため
、信号層の電気抵抗を低くするには、ガラス/セラミッ
ク複合体中のガラスが信号層中に入り込まないようにす
る必要がある。
成分を含まない銅ペーストを用いた場合、信号層中へガ
ラス/セラミック複合体中のガラス成分が侵入しやすく
なり信号層の電気抵抗を高くすることがある。このため
、信号層の電気抵抗を低くするには、ガラス/セラミッ
ク複合体中のガラスが信号層中に入り込まないようにす
る必要がある。
また、軟化温度が低いガラス成分を絶縁層に用いるき、
信号層の下部でバインダーが抜けにくく、信号層と絶縁
層の間で剥離が生じるという問題がある。回路基板は雰
囲気中でバインダー抜きを行った後、本焼成を行って得
る。信号層および絶縁層(ガラスセラミック)のバイン
ダーは、バインダー抜きの際、カーボンに分解して炭酸
ガスとなり、信号層および絶縁層の隙間を通って抜ける
。
信号層の下部でバインダーが抜けにくく、信号層と絶縁
層の間で剥離が生じるという問題がある。回路基板は雰
囲気中でバインダー抜きを行った後、本焼成を行って得
る。信号層および絶縁層(ガラスセラミック)のバイン
ダーは、バインダー抜きの際、カーボンに分解して炭酸
ガスとなり、信号層および絶縁層の隙間を通って抜ける
。
この場合、バインダーは焼成温度が高い程、抜けやすい
が、ガラスセラミックよりも信号層の方が先に焼結が完
了するので、絶縁層に軟化温度の低いガラス成分が多く
含まれていると、信号層の下部でバインダーが抜けにく
くなってカーボンとして残留しやすい。
が、ガラスセラミックよりも信号層の方が先に焼結が完
了するので、絶縁層に軟化温度の低いガラス成分が多く
含まれていると、信号層の下部でバインダーが抜けにく
くなってカーボンとして残留しやすい。
ご課題を解決するための手段〕
本発明は、上記課題を解決するたtに、基板材料として
ガラス/セラミック複合材料を用いた多層セラミック回
路基板において、信号層をガラス成分を含まなし)金属
ペーストを用いて形成し、該信号層の周囲を基板材料中
のガラス成分より軟化点の高し1ガラス成分を含む絶縁
ペーストで覆ったことを特徴とする多層セラミック回路
基板;信号層、グランド層および電源供給層をガラス成
分を含まない金属ペーストを用いて形成し、該信号層の
周囲には高い軟化点のガラス成分を含むガラス/セラミ
ック複合体の層を配し、該グランド層および電源供給層
の周囲には低い軟化点のガラス成分を含むガラス/セラ
ミック複合体の層を配したことを特徴とする多層セラミ
ック回路基板;及び配線層をガラス成分を含まない金属
ペーストで用いて形成し、該配線層の周囲に基板材料中
のガラス成分より軟化点の高いガラス成分を含むガラス
/セラミック複合体の層を配したことを特徴とする多層
セラミック回路基板を提供する。
ガラス/セラミック複合材料を用いた多層セラミック回
路基板において、信号層をガラス成分を含まなし)金属
ペーストを用いて形成し、該信号層の周囲を基板材料中
のガラス成分より軟化点の高し1ガラス成分を含む絶縁
ペーストで覆ったことを特徴とする多層セラミック回路
基板;信号層、グランド層および電源供給層をガラス成
分を含まない金属ペーストを用いて形成し、該信号層の
周囲には高い軟化点のガラス成分を含むガラス/セラミ
ック複合体の層を配し、該グランド層および電源供給層
の周囲には低い軟化点のガラス成分を含むガラス/セラ
ミック複合体の層を配したことを特徴とする多層セラミ
ック回路基板;及び配線層をガラス成分を含まない金属
ペーストで用いて形成し、該配線層の周囲に基板材料中
のガラス成分より軟化点の高いガラス成分を含むガラス
/セラミック複合体の層を配したことを特徴とする多層
セラミック回路基板を提供する。
上記ガラス成分の軟化点の差が大きいときには、層間に
中間の軟化点のガラス成分を含む層を挿入し、軟化点が
漸進的に変化するようにして、焼成時に生じる収縮率の
ミスマツチによる層間O密着力低下を防ぐ二とができる
。
中間の軟化点のガラス成分を含む層を挿入し、軟化点が
漸進的に変化するようにして、焼成時に生じる収縮率の
ミスマツチによる層間O密着力低下を防ぐ二とができる
。
〔作 用ご
信号層の周囲を軟化温度が高いガラス成分を含む絶縁ペ
ーストで覆うと、信号層の周囲の絶縁ペーストが軟化す
る前に信号層(鋸など)の焼結が完了するので、焼成中
にガラス成分が信号層中に入り込みにくくなる。信号層
の周囲に軟化点の高いガラス成分を含むガラス/セラミ
ンク層を配する場合も園様である。このとき、グランド
層及び電源供給層は比較的に電気抵抗が高くてもよいの
で、周囲に軟化点が低いガラス成分を含むガラス/セラ
ミック層を配すると、回路基板の機械的強度を稼ぐこと
ができる。
ーストで覆うと、信号層の周囲の絶縁ペーストが軟化す
る前に信号層(鋸など)の焼結が完了するので、焼成中
にガラス成分が信号層中に入り込みにくくなる。信号層
の周囲に軟化点の高いガラス成分を含むガラス/セラミ
ンク層を配する場合も園様である。このとき、グランド
層及び電源供給層は比較的に電気抵抗が高くてもよいの
で、周囲に軟化点が低いガラス成分を含むガラス/セラ
ミック層を配すると、回路基板の機械的強度を稼ぐこと
ができる。
また、信号層の周囲を軟化温度が高いガラス成分を含む
ガラス/セラミック複合体層で覆うと、信号層の下部の
バインダーは信号層の焼結が完了した後でも、信号層周
囲の層の隙間を通って抜けやすくなり、信号層と絶縁層
の間に生じる剥離を低減することができる。
ガラス/セラミック複合体層で覆うと、信号層の下部の
バインダーは信号層の焼結が完了した後でも、信号層周
囲の層の隙間を通って抜けやすくなり、信号層と絶縁層
の間に生じる剥離を低減することができる。
実施例1
酸化アルミニウムを55vt%、酸化ケイ素を25wt
%、酸化ホウ素を13wt%、■族元素酸化物を1wt
%、■族元素酸化物1wt%、で合計100wt%とな
るような無機粉末をエチルセルソルブ等の有機溶媒・可
塑剤、およびバインダーとしてポリヒ゛ニルブチラール
(PVB) と共に混合しスラリー状にする。このス
ラリーをドクターブレード法により厚さ200μのグリ
ーンシート1に成形する。
%、酸化ホウ素を13wt%、■族元素酸化物を1wt
%、■族元素酸化物1wt%、で合計100wt%とな
るような無機粉末をエチルセルソルブ等の有機溶媒・可
塑剤、およびバインダーとしてポリヒ゛ニルブチラール
(PVB) と共に混合しスラリー状にする。このス
ラリーをドクターブレード法により厚さ200μのグリ
ーンシート1に成形する。
次に、これらグリーンシートを100mm角に切断し、
ボール盤によりピアホールを形成し、ピアホール中に銅
ペーストを印刷、充填する。
ボール盤によりピアホールを形成し、ピアホール中に銅
ペーストを印刷、充填する。
さらに、信号層を形成する位置にデュポン59923ペ
ースト(商品名;ガラス5%;ガラス軟化点650t>
2を印刷する。その上に幅300=、厚さ60声でガラ
ス成分を含まない銅ペースト3を印刷し、信号層を形成
する。銅ペーストの上にもう一度、絶縁ペースト4を印
刷する。
ースト(商品名;ガラス5%;ガラス軟化点650t>
2を印刷する。その上に幅300=、厚さ60声でガラ
ス成分を含まない銅ペースト3を印刷し、信号層を形成
する。銅ペーストの上にもう一度、絶縁ペースト4を印
刷する。
(第2図)
次に、これらグリーンシートを重ね合わせ、温度100
℃、圧力20MPaで積層プレスするっこの積層体を窒
素雰囲気中900℃で焼成し、多層セラミック回路基板
を得る。
℃、圧力20MPaで積層プレスするっこの積層体を窒
素雰囲気中900℃で焼成し、多層セラミック回路基板
を得る。
第1図は、この多層セラミック回路基板の断面で、11
は銅パターン、12は絶縁ペースト、13は多層基板で
ある。
は銅パターン、12は絶縁ペースト、13は多層基板で
ある。
表1に今回得られたセラミック基板の信号層の電気抵抗
値の結果を示す。また、比較例として、信号層を絶縁ペ
ーストで覆わない場合の信号層の電気抵抗値の結果を示
す。
値の結果を示す。また、比較例として、信号層を絶縁ペ
ーストで覆わない場合の信号層の電気抵抗値の結果を示
す。
表1より、今回の発明によれば、信号層を絶縁ペースト
で覆うことにより、信号層の電気抵抗が低い多層セラミ
ック回路基板を得ることができることがわかる。
で覆うことにより、信号層の電気抵抗が低い多層セラミ
ック回路基板を得ることができることがわかる。
表 1 電気抵抗の測定結果
実施例2
表2に示すように、セラミック粉末、硼珪酸ガラス粉末
(軟化温度703℃)、アルミナ珪酸ガラス(軟化温度
896℃)、バインダー、可塑剤、溶剤を各々調合し、
ボールミルで20時間混練した。
(軟化温度703℃)、アルミナ珪酸ガラス(軟化温度
896℃)、バインダー、可塑剤、溶剤を各々調合し、
ボールミルで20時間混練した。
これによりa来たスラリーをドクターブレード法により
厚さ200−のグリーンシートに成形した。
厚さ200−のグリーンシートに成形した。
次にこれらグリーンシートを100mm角に切断し、ボ
ール盤によりピアホールを形成した。さらに、ピアホー
ル中に銅ペーストを印刷、充填した。
ール盤によりピアホールを形成した。さらに、ピアホー
ル中に銅ペーストを印刷、充填した。
次に、組成1 (表2)のグリーンシート21上に、幅
300−1厚さ60−の信号層31とグランド層を銅ペ
ーストにてスクリーン印刷し、組成2のグリーンシート
22上には、グランド層33またはランド層を形成した
。さらに、組成3,4.5のグリーンシート23.24
.25上にはランド層を形成した。次に、第3図に示す
要領でグリーンシート21〜25を重ね合わせ、温度1
00℃、圧力20 M P aで積層プレスした。この
積層体を窒素雰囲気中で焼成し、多層セラミック回路基
板を得た。
300−1厚さ60−の信号層31とグランド層を銅ペ
ーストにてスクリーン印刷し、組成2のグリーンシート
22上には、グランド層33またはランド層を形成した
。さらに、組成3,4.5のグリーンシート23.24
.25上にはランド層を形成した。次に、第3図に示す
要領でグリーンシート21〜25を重ね合わせ、温度1
00℃、圧力20 M P aで積層プレスした。この
積層体を窒素雰囲気中で焼成し、多層セラミック回路基
板を得た。
表3に今回得られたセラミック基板の臣げ強さと、その
信号層の電気抵抗値の結果を示す。また、比較例として
、組成1単一系と組成5単一系のセラミック基板の曲げ
強さと、その信号層の電気抵抗値の結果を示す。
信号層の電気抵抗値の結果を示す。また、比較例として
、組成1単一系と組成5単一系のセラミック基板の曲げ
強さと、その信号層の電気抵抗値の結果を示す。
表3より、二〇発閂によれば、ガラス/セラミックの組
成を組成1−5の複合系とすることにより、信号層の電
気抵抗が低く、かつ、機械的強度の高い多層セラミンク
回路基板を得ることができることがわかる。
成を組成1−5の複合系とすることにより、信号層の電
気抵抗が低く、かつ、機械的強度の高い多層セラミンク
回路基板を得ることができることがわかる。
表 2 グリーンシート調合組成
表 3 測定結果
実施例3
表4に示すように、アルミナ粉末、硼珪酸ガラス粉末(
軟化温度703℃)、アルミナ珪酸ガラス粉末(898
℃)、バインダー、可塑剤、溶剤を各々調合して、ボー
ルミルで20時間混練した。これにより出来たスラリー
をドクターブレード法により厚さ200−のグリーンシ
ートに成形した。次にこれらグリーンシートを100皿
角に切断し、ボール盤によりピアホールを形成した。さ
ろに、ピアホール中に銅ペーストを印刷、充填した。
軟化温度703℃)、アルミナ珪酸ガラス粉末(898
℃)、バインダー、可塑剤、溶剤を各々調合して、ボー
ルミルで20時間混練した。これにより出来たスラリー
をドクターブレード法により厚さ200−のグリーンシ
ートに成形した。次にこれらグリーンシートを100皿
角に切断し、ボール盤によりピアホールを形成した。さ
ろに、ピアホール中に銅ペーストを印刷、充填した。
次に、組成11(表4)のグリーンシート上に、111
M300Ja、厚さ60−の信号層銅ペーストにてスク
リーン印刷した。組成12,13,14,15のグリー
ンシート上にはランド層を形成した。次に、第3図に示
す要領でグリーンシートを重ね合わせ、温度100℃、
圧力20λ)Paで積層プレスした。
M300Ja、厚さ60−の信号層銅ペーストにてスク
リーン印刷した。組成12,13,14,15のグリー
ンシート上にはランド層を形成した。次に、第3図に示
す要領でグリーンシートを重ね合わせ、温度100℃、
圧力20λ)Paで積層プレスした。
この積層体を窒素雰囲気中で焼成し、信号層−絶縁層界
面で剥離のない多層セラミック回路基板を得ることがで
きた。
面で剥離のない多層セラミック回路基板を得ることがで
きた。
表5に今回得られたセラミック基板の曲げ強さと、基板
中に残留するカーボンの量を示す。また、比較例として
、組成11単一系と組成15単一系のセラミック基板の
曲げ強さと、残留カーボン量を示す。
中に残留するカーボンの量を示す。また、比較例として
、組成11単一系と組成15単一系のセラミック基板の
曲げ強さと、残留カーボン量を示す。
表5より、この発明によれば、ガラスセラミックの組成
を11−15の複合系とすることにより、機械的強度が
強(、剥離のないセラミック基板を得ることができるこ
とがわかる。
を11−15の複合系とすることにより、機械的強度が
強(、剥離のないセラミック基板を得ることができるこ
とがわかる。
第4図は従来の多層セラミック回路基板41の銅パター
ン42下にカーボン43が残留する様子を示し、第5図
は銅パターン42の周囲に高軟化点ガラス成分を含むガ
ラス/セラミック複合材料層44を配することによって
バインダーの抜は道45ができる様子を示す。
ン42下にカーボン43が残留する様子を示し、第5図
は銅パターン42の周囲に高軟化点ガラス成分を含むガ
ラス/セラミック複合材料層44を配することによって
バインダーの抜は道45ができる様子を示す。
アノ↓ミナ 硼珪酸 11ア ル ミ す 1バイ
ンダー ; 可塑 )溶剤、:fJプラス : 珪
酸カラス (1剤 :組成111250 j
O’ 260 ′37 ’25組成12.25
0 121 : 239 1 37 ’25
組成組成11単 一系 13 7 25 1500 表 5 測定結果 実施例4 酸化アルミニウムを55wt%、酸化珪素を25wt%
、酸化ホウ素を13wt%、■族元素酸化物を1wt%
、■族元素酸化物1wt%、の無機粉末をエチルセルソ
ルブ等の有機溶媒・可塑剤、およびバインダーとしてP
VBと共に混合しスラリー状にした。このスラリーをド
クターブレード法により厚さ200戸のグリーンノート
に成形した。
ンダー ; 可塑 )溶剤、:fJプラス : 珪
酸カラス (1剤 :組成111250 j
O’ 260 ′37 ’25組成12.25
0 121 : 239 1 37 ’25
組成組成11単 一系 13 7 25 1500 表 5 測定結果 実施例4 酸化アルミニウムを55wt%、酸化珪素を25wt%
、酸化ホウ素を13wt%、■族元素酸化物を1wt%
、■族元素酸化物1wt%、の無機粉末をエチルセルソ
ルブ等の有機溶媒・可塑剤、およびバインダーとしてP
VBと共に混合しスラリー状にした。このスラリーをド
クターブレード法により厚さ200戸のグリーンノート
に成形した。
次に、これらグリーンシートを100+nm角に切断し
て、ボール盤によりピアホールを形成し、ピアホール中
に銅ペーストを印刷・充填した。
て、ボール盤によりピアホールを形成し、ピアホール中
に銅ペーストを印刷・充填した。
さらに、信号層を形成する位置にデュポン::9949
ペーストを印刷した。その上に幅300戸M、厚さ60
−の銅ペーストを印刷し、信号層を形成した。銅ペース
トの上にもう一度、絶縁ペーストを印刷したく第2図)
。
ペーストを印刷した。その上に幅300戸M、厚さ60
−の銅ペーストを印刷し、信号層を形成した。銅ペース
トの上にもう一度、絶縁ペーストを印刷したく第2図)
。
次に、これらグリーンシートを重ね合わせ、温度100
℃、圧力20MPaで積層プレスした。この積層体を窒
素雰囲気900℃で焼成して、剥離のない多層セラミッ
ク回路基板を得ることが出来た。
℃、圧力20MPaで積層プレスした。この積層体を窒
素雰囲気900℃で焼成して、剥離のない多層セラミッ
ク回路基板を得ることが出来た。
表6に今回得られたセラミック基板中に残留するカーボ
ンの量を示す。比較例として、信号層を絶縁ペーストで
覆わない場合の残留カーボン量も示す。
ンの量を示す。比較例として、信号層を絶縁ペーストで
覆わない場合の残留カーボン量も示す。
表6より、この発明によれば、信号層を絶縁ペーストで
覆うことにより、残留カーボン量が少なく剥離のない回
路基板を得ることができることがわかった。
覆うことにより、残留カーボン量が少なく剥離のない回
路基板を得ることができることがわかった。
表 6 測定結果
〔発明の効果〕
本発明によれば、ガラス/セラミック複合材料を用いた
多層セラミック回路基板において、回路基板の機械的強
度を低下させることなく、配線層、特に信号層の電気抵
抗を低くすることができ、またバインダーにもとづく残
留カーボン量を減るして配線層と絶縁層との剥離を防止
することができる。
多層セラミック回路基板において、回路基板の機械的強
度を低下させることなく、配線層、特に信号層の電気抵
抗を低くすることができ、またバインダーにもとづく残
留カーボン量を減るして配線層と絶縁層との剥離を防止
することができる。
第1図は銅パターンを絶縁ペーストで覆った様子を示す
断面図、第2図a−dは第1図の回路基板を作成するた
めの印刷工程を説明する図、第3図は銅パターンを高軟
化点ガラス/セラミック層で挟む回路基板の積層構造を
示す模式区、第4図は銅パターン下にカーボンが残留す
る様子を示す断面図、第5図は本発明によりバインダー
の抜は道ができた様子を示す図である。 1・・・グリーンシート、2・・・絶縁ペースト、3・
・・銅パターン、 4・・・絶縁ペースト、11・
・・銅パターン、12・・・絶縁ペースト、13・・・
多層セラミック回路基板、 21〜25・・・組成1〜5のグリーンシート、31・
・・信号層、 33・・・グランド層、4・・・
ガラス/セラミック絶縁層、 42・・・銅パターン、 43・・・残留カーボン、
44・・・高軟化点ガラス/セラミック層、45・・・
バインダー抜は道。 第1 図
断面図、第2図a−dは第1図の回路基板を作成するた
めの印刷工程を説明する図、第3図は銅パターンを高軟
化点ガラス/セラミック層で挟む回路基板の積層構造を
示す模式区、第4図は銅パターン下にカーボンが残留す
る様子を示す断面図、第5図は本発明によりバインダー
の抜は道ができた様子を示す図である。 1・・・グリーンシート、2・・・絶縁ペースト、3・
・・銅パターン、 4・・・絶縁ペースト、11・
・・銅パターン、12・・・絶縁ペースト、13・・・
多層セラミック回路基板、 21〜25・・・組成1〜5のグリーンシート、31・
・・信号層、 33・・・グランド層、4・・・
ガラス/セラミック絶縁層、 42・・・銅パターン、 43・・・残留カーボン、
44・・・高軟化点ガラス/セラミック層、45・・・
バインダー抜は道。 第1 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、基板材料としてガラス/セラミック複合材料を用い
た多層セラミック回路基板において、信号層をガラス成
分を含まない金属ペーストを用いて形成し、該信号層の
周囲を基板材料中のガラス成分より軟化点の高いガラス
成分を含む絶縁ペーストで覆ったことを特徴とする多層
セラミック回路基板。 2、基板材料としてガラス/セラミック複合材料を用い
た多層セラミック回路基板において、信号層、グランド
層および電源供給層をガラス成分を含まない金属ペース
トを用いて形成し、該信号層の周囲には高い軟化点のガ
ラス成分を含むガラス/セラミック複合体の層を配し、
該グランド層および電源供給層の周囲には低い軟化点の
ガラス成分を含むガラス/セラミック複合体の層を配し
たことを特徴とする多層セラミック回路基板。 3、基板材料としてガラス/セラミック複合材料を用い
た多層セラミック回路基板において、配線層をガラス成
分を含まない金属ペーストで用いて形成し、該配線層の
周囲に基板材料中のガラス成分より軟化点の高いガラス
成分を含むガラス/セラミック複合体の層を配したこと
を特徴とする多層セラミック回路基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8303290A JPH03285396A (ja) | 1990-03-31 | 1990-03-31 | 多層セラミック回路基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8303290A JPH03285396A (ja) | 1990-03-31 | 1990-03-31 | 多層セラミック回路基板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03285396A true JPH03285396A (ja) | 1991-12-16 |
Family
ID=13790890
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8303290A Pending JPH03285396A (ja) | 1990-03-31 | 1990-03-31 | 多層セラミック回路基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03285396A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010199345A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Kyocera Corp | 多層基板およびその製造方法 |
-
1990
- 1990-03-31 JP JP8303290A patent/JPH03285396A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010199345A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Kyocera Corp | 多層基板およびその製造方法 |
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