JPH03279532A - 雁行型廊下の下地用受け梁の取り付け構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野１ 本発明は、雁行型の建物において雁行型の外壁に沿って
雁行型廊下を形成するに当たり、雁行型廊下の下地を受
けるための受け梁の取り付けのための技術に関する。

［従来の技ｆＪ］ 従来雁行型の建物としては鉄筋コンクリート製の建物が
知られている。この鉄筋コンクリート製の雁行型の建物
は雁行型の外壁に沿って雁行型の廊下を形成するには現
場で建物本体と一体にコンクリート打ちをして形成して
いる。つまり、従来は現場打ちによるコンクリートの一
体構造物として形成してあった。

［発明が解決しようとする課題］ 上記のような現場打ちコンクリートの一体構造物の場合
には雁行型の建物のような複雑な型の建物に一体に雁行
型の廊下を形成することができるが、ブレバブ住宅など
のようにあらかじめ部材が規格化されたものにおいては
、雁行型の廊下を形成するには特別な部材を別途用意す
る必要があり、簡単に雁行型のプランを採用できず、実
用化されていないのが現状である。

本発明は上記した従来例の問題点に鑑みて発明したもの
であって、その目的とするところは、同じ構造の受け梁
を用いて雁行型の建物本体の外壁に沿った各部において
同一の取り付け手段により施工でき、しかも、出隅部分
も簡単に形成できる雁行型廊下の下地用受け梁の取り付
け構造を提供するにある。

〔課題を解決するための手段］ 本発明の雁行型廊下の下地用量は梁の取り付け構造は、
雁行型の建物本体１の雁行型に配設された外Ｊ！！２の
梁３に接続４ｔｉＩｅ４を介して雁行型をした外壁２の
各外面に沿って受け梁５を取り付けて複数の受け梁５を
雁行型に配置し、建物本体１の出隅部６において一方の
受け梁５の５ｉＷ６を外ｊ！！２よりも連出して出隅部
６における突出受け梁部７を構成して成ることを特徴と
するものであって、このような構成を採用することで、
上記した従来例の問題点を解決して本発明の目的を達成
したものである。

「作用Ｊ すなわち、雁行型の建物本体１の雁行型に配設された外
壁２の梁３に接続金具４を介して雁行型をした外壁２の
各外面に沿って受けＩｊ５を取り付けて複数の受け梁５
を雁行型に配置することで、同じ構造の受け梁５を用い
て雁行型の建物本体１の外壁２に沿った各部において同
一の取り付け手段により施工でき、また、建物本体１の
出隅部６において一方の受け梁５のｊＩ部を外５！２よ
りも連出して出隅部６における突出受け梁部７を構成す
ることで出隅部すも簡単に形成でき、出馬部専用の特別
な部材を必要としない。

［実施例ｊ 以下本発明を添付図面に示す実施例に基づいて詳述する
。

１１図に示すように建物本体１は雁行型に構築してあり
、雁行型をした外５！２の各外面に沿ってそれぞれ受け
梁５が取り付けである。ここで受け梁５を取り付けるに
は、雁行型をした外壁２内に配設された梁３（っまり梁
３も雁行型に配設されでいる）に＃続會１４ｃ４を介し
て取り付けるものである。すなわち第３図に示すように
外５！２の梁３は例えばＨ型鋼のような鋼材により構成
してあって、外壁２の柱９間に架設しである。接続金具
４はコ字状をした短尺のものであり、上下の横片が梁３
に固着しである。そして、この接続金具４は外壁２の一
部を開口した部分に面していて接続金具４の側面が外壁
２の外面と路面−に位置するものであり、この場合、外
５！２の一部と接続金具４の側面を金属板よりなる基板
で覆って幕板により接続金具４部分の防水をはかるよう
にしてもよい。

接続金具４の側面には受け梁５がボルト９により取り付
けられるものである。雁行型の外壁２の各外面に沿って
受け梁５を上記のように接続金ｉ４：４により取り付け
る位置は例えば第１図のような位置で取り付けるもので
ある。雁行型をした外壁２の各外面に沿って雁行型に配
置して取り付けた複数の受け梁５のうち建物本体１の出
隅部６においては一方の受け梁５の端部を外壁２よりも
連出して出隅部６における突出受け梁部７を構成するも
のである。上記雁行型に配置された複数の受け梁５に対
向するように雁行型の建物本体１の外方に廊下前梁１１
が配設されるものであり、この廊下前梁１１は廊下柱１
２間に架設されるものである。

対向する受け梁５と廊下前梁１１との闇には廊下継梁１
３が配置されてボルト１４により固着されるものである
。ここで、建物本体１の出隅部６においては一方の受け
梁５の端部を突出して形成した突出受け梁部７の先端が
これと直角に配置される廊下前梁１１の側面部に第４図
輸）のように金具１６を介して接−されるものであって
、この突出受け梁部７とこれに平行に対向する廊’Ｆｔ
ｆｒＪ梁１１との間に廊下継梁１３を架設するものであ
る（第４図（ｂ）に突出受け梁部７と廊下継梁１３とを
金具１７を介して接続した状態を示している）。第４図
（ｅ）には突出受け梁部７の突出基部とこれに直角な受
け梁５とを金！４：１８を介して接続している状態が示
しである。また、雁行型の建物本体１の内隅部１０にお
いては第２図に示すように廊下柱１２と受け梁５との間
に補助梁１５を架設し、この補助梁１５と別の受け梁５
との間に廊下継梁１３を架設するものである。ここで、
図中１９は受け金具であって建物本体１の出隅部及び内
隅部において突出受け梁部７、補助梁１５、受け梁５の
側面にそれぞれ固着されるものである。そして、廊下継
梁１３、受け金具１９の上にデツキプレー）２０を載設
し、この上に軽量コンクリート２１を打設し、更にモル
タル２２により仕上げをして雁行型をした廊下２３を形
成するものである。第３図において２４は廊下前梁１１
にブラケット金具２５を介して取り付けた手摺壁であり
、２６は手摺壁２４に取り付けた手摺である。なお、図
中２７はデツキプレート２０の端部分に連続して配置す
るコンクリート止め板であって、軽量コンクリート２１
を打設する際に軽量コンクリートが外部に流れ出るのを
防止する役目をしている。また、廊下継ぎ梁１３、受け
梁５、廊下前梁１１、水平プレース２８等には岩綿２９
を吹き付けて防火性を確保している。

なお、本発明の技術ハプレハブのアパートなどに適用で
きるものである。

［発明の効果１ 本発明にあっては、叙述のように雁行型の建物本体の雁
行型に配設された外壁の梁に接続金具を介して雁行型を
した外壁の各外面に沿って受け梁を取り付けて複数の受
け梁を雁行型に配置し、建物本体の出隅部において一方
の受け梁の端部を外壁よりも連出して出隅部における突
出受け梁部を構成しであるので、同じ構造の受け梁を用
いて雁行型の建物本体の外壁に沿った各部において同一
の取り付け手段により簡単に施工でき、また、建物本体
の出隅部において一方の受け梁の端部を外壁よりも連出
して出隅部における突出受け梁部を構成することで出隅
部分も簡単に形成でき、出隅部専用の特別な部材を必要
とせず、特に、プレハブ住宅のように部材を規格化した
ものにおいては、雁行型でない通常のプレハブ住宅用の
部材をそのまま雁行型のものにおける部材として兼用す
ることができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は雁行型の廊下下地部分の概略平面図、第２図は
同上の拡大断面図、第３図は同上の廊下部分の断面図、
第４図（ａ）（ｂ）（ｃ）は第２図Ｘ−Ｘ線の断面図、
第２図Ｘ−Ｘ線の断面図及び第２図Ｘ−Ｘ線の断面図で
あって、１は建物本体、２は外壁、３は梁、４は接続金
具、５は受け梁、６は出隅部である。 第２図 第４ 図 （０） （ｂ） （Ｃ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）雁行型の建物本体の雁行型に配設された外壁の梁
   に接続金具を介して雁行型をした外壁の各外面に沿って
   受け梁を取り付けて複数の受け梁を雁行型に配置し、建
   物本体の出隅部において一方の受け梁の端部を外壁より
   も連出して出隅部における突出受け梁部を構成して成る
   ことを特徴とする雁行型廊下の下地用受け梁の取り付け
   構造。