JPH03275885A - 嵌殺し窓の取付構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は建物外壁における嵌殺し窓の取付構造に係るも
のである。

（従来の技術） 最近の建物外壁はガラスを多用し、サツシ等の金属部片
が外部に露出しない意匠が要求されることが多い。その
ためガラスを中間にシーリング材を介しＣ突き（、Ｉけ
としたり、室内側に構造接着材を使用したりしている。

（発明が解決しようとする課題） ガラスを突き付けにすると、ガラスの保持状況によっ゛
Ｃ強度のあるｒｇ−板のガラス板を用いる必要がある。

また構造接着材ではガラス板支持部材が地震時の層間変
位に追随しうる免震機構が必要となる。更に構造接着材
は長期的な耐久性において不明な点が多い。

本発明は前記従来技術の有ｊる問題点に鑑みて提案され
たもので、地震時の眉間変位に追随可能な嵌殺し窓の取
付構造を提供づる点にある。

〈課題を解決づるための手段） 前記の目的を達成するため、本発明に係る嵌殺し窓の取
付構造は、窓面と直角あ向に延びる垂直主片の内側端に
ば方立取付部月が、外側端には内外一双のガラス板挟持
片が夫々前記垂直生前と直交して配設された玉子型断面
のガスケットにおける前記方立取付部片を、方立に遊嵌
するとともに、前記一双のガラス板挾持Ｈ間にガラス板
の左右側辺を挟持して構成されている。

前記ガスケ゛ントのガラス挾持ハにはガラス板を確固と
挟着するようにジッパ−が設けられる。

また前記ガスケットのガラス板挟持部と方立との間に、
風等の窓面外力を支持する補強材が配設される。

（作用） 本発明は前記したように構成されているので、地震時の
層間変位によって方立と同方立に遊嵌されたガスケット
の方立取付部材との間の移動、ガスケットの一双のガラ
ス板挟持片と同画挟持只に挟着されたガラス板との間の
移動によって追随できる。

而して同ガスケットにおける挟持片と、ガラス板の左右
辺との間のクリアランスを越える層間変位に対しては、
ガスケットの垂直生前のねしれ変形によって追随づる。

請求項２の発明は、前記ガスケットにおけるガラス板挟
持前にジッパ−を装着し、て、同挟持片によってガラス
板を容易に、且つ確固と挟持しうるようにしたものであ
る。

請求項３の発明は、前記ガスヶ・ントに作用−３る風圧
力等の外力に対して、ガラス板挟持部に配設された窓面
外力支持補強部材によって抵抗し、正の風圧によって前
記ガスケットの垂直主片に座屈が生起づるのを防止する
。

（実施例） 以下本発明を横連窓の外壁に適用した図示の実施例につ
い゛ζ説明する。

（１）はガラス板で、上下辺は通常のサツシ枠（２）　
（３）に取付けられ、同ガラス板（１）の左右辺（１ａ
）が後述のようにガスケット（４）を介して方立（５）
に取付けられている。

前記ガスケット（４）はシリコンゴム、クロロブレンゴ
ム、またはエチレン・プロピレン・ターポリマーよりｆ
１威され、窓面と直角方向に延びる垂直生前（６）の内
側端には方立取付部材（７）が、外側端には内外一双の
ガラス板挟持片（８）　（９）が垂直生前（６）と直角
に夫々配設された王字型断面に形成され′ζいる。

前記ガスケット（４）における方立取付部ハ（７）が方
立（５）における係止凹部に遊嵌され、前記一双のガラ
ス板挟持Ｊ−＋（８）（９）間にガラス板（１）（１）
の左右側ハ（１ａ）が前記垂直ハ（６）との間にクリア
ランスｔをもって挾持されている。

なお内側のガラス板挟持片（８）には凹部（８ａ）が設
けられて同挟持ハ（８）が室内側にめくれ易くされ、同
挟持ｇ（８）と外側のガラス板挟持片（９）との間にガ
ラス板（１）の左右辺（１ａ）を挟着したのち、前記凹
部（８ａ）にジッパ−（１０）を係着するごとによって
、前記挟持片（８）（９）間に前記ガラス板（１）の左
右辺（ｌａ）を確固と挟着しうるように構成されている
。

図示の実施例は前記したように構成されているので、地
震時の眉間変位によって方立（５）が第５図及び第８図
に示１通常の状態から第６図及び第９図に示１ように倒
れ、前記ガスケット（４）における方立（５）に遊嵌さ
れた方立取付部片（７）の同方立（５）山での移動、及
び前記ガスケット（４）におけるガラス板（１）の左右
辺（１ａ）とこれらを挟着するガラス板挟持片（８）（
９）との間の移動によって前記層間変位に追随できる。

更に前記ガラス板挟持ｇ（８）　（９）とガラス板（１
）の左右辺（ｌａ）との間のクリアランスｔを超える眉
間変位に対しては、第７図及び第１０図に示づようにガ
スケット（４）における垂直ハ（６）がねしれ変形を生
起して、前記層間変位を吸収する。

第１１図及び第１２図は本発明の他の実施例を示１もの
で、風圧力に対してガスケット（４）のガラス板挟持部
に窓面外力支持補強材＜１１）が配設されている。第１
１図に示す実施例では、同補強材（１１）は西側ガラス
板挟持前（８）と方立（５）との間に介装され、前記補
強材（１１）の内側端係止片（ｌｌａ）が方立（５）の
係止部（５ａ）に係止している。また第１２図に示す実
施例では、ガスケット（４）における垂直主片（６）と
西側ガラス板挟枠ハ（８）との接合部から、前記補強材
（１１）が突設され、同補強材（１１）の先端が方立（
５）の係止部（５ｂ）に係止し、前記補強材（１１）に
よっ゛Ｃ風圧力に列間し、ガスケット（４）の垂直片（
６）の座屈を防止するものである。

なお図中前記実施例と均等部分には同一符号が附されζ
いる。

（発明の効果） 本発明によれば前記したように、窓面と直角方向に延び
る垂直生前の内側端には方立取イ・１部月を、また外側
端には山外一双のガラス板挟持片を夫々前記垂直主ハと
直交して配設して王字型断面のガスケットを構威し、同
ガスケットの前記方立取付部へを方立に遊嵌するととも
に、前記一双のガラス板挟持片間にガラス板の左右側辺
を挟持して嵌殺し窓の取イ」構造を構成したことによっ
て、前記ガスケットによっ゛ζガラスを保持し、風圧力
に耐え、地震時の層間変位に対しては、ガスケットにお
ける方立取付部ハの方立に対づる遊嵌部の移動、ガスケ
ットにおける一双のガラス板挟持ハと同月に挟持された
ガラス板の左右側辺との間と移動、及びガスケットにお
ける垂直土Ｊ４のねしれによって、前記層間変位に追随
しろるものごある６請求項２の発明は、前記ガスケ゛ン
トにおけるガラス板挾持Ｈにジッパ−を装着したこによ
って、同ガラス板挾持ノ４に対−３るガラス板側辺の挟
着を容易、且−ノ確実ならしめるものである。

請求項３の発明は前記ガスケットにおけるガラス板挟持
部と方立との間に窓面外力支持補強材を配設したことに
よって、風圧等の面外力に対して抵抗せしめ、前記ガス
ケットの垂直土ハの座屈を防止するものごある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る嵌殺し窓の取（−Ｊ構造の一実施
例を示１横断平面図で第３図の矢視Ｘ−Ｘ図、第２図は
ガスケットのガラス板挟着部を示１横断平面図、第３図
は本発明の取（−Ｊ構造を具えた横連窓の外壁を示す正
面図、第４図はその縦断側面図、第５図及び第６図並に
第７図は夫々本発明に係る嵌殺し窓の取（（構造の層間
変位の際における変形の過程を示す正面図、第８図及び
第９図並に第１０図は夫々第５図及び第６図並に第７図
の横断平面図、第１１図及び第１２図は夫々本発明の他
の各実施例を示−３横断平面図ごある。 （１）・・ガラス板、　　　　（２１（３）・・・サラ
ン枠、（４）・・・ガスケット、　　　（５）・・・Ａ
Ｍ、（６）・・・垂直生前、　　　　（７）・・・方立
取イ・］部月、（８）　（９）・・・ガラス板挟持ハ、
（１０）・・・ジッパ−（１１）・・・窓外力支持補強
部材。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、窓面と直角方向に延びる垂直主片の内側端には方立
   取付部片が、外側端には内外一双のガラス板挟持片が夫
   々前記垂直主片と直交して配設された王字型断面のガス
   ケットにおける前記方立取付部片を、方立に遊嵌すると
   ともに、前記一双のガラス板挟持片間にガラス板の左右
   側辺を挟持してなることを特徴とする嵌殺し窓の取付構
   造。 ２、前記ガスケットにおけるガラス板挟持片にジッパー
   を装着してなる請求項１記載の嵌殺し窓の取付構造。 ３、前記ガスケットにおけるガラス板挟持部と方立との
   間に窓面外力支持補強材を配設してなる請求項１記載の
   嵌殺し窓の取付構造。